JP4018704B2 - リボンカセット - Google Patents

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Description

本発明は、リボンカセットに係り、特に、熱転写プリンタに対応し、ランニングコストの良いリボンカセットに関する。
一般に、記録紙への行ごと、または頁ごとの記録を迅速に行う記録装置として、記録紙の幅方向に沿って発熱素子が整列配置された長尺なサーマルヘッドを有するライン方式の熱転写プリンタが使用されている。
このような熱転写プリンタに使用されるリボンカセットは、略矩形状をしたカセットケース内にインクリボンが両端側から巻回した円筒状の巻取りコアおよび送出しコアを離間させて回転可能に配設し、両コア間に送出しコア側から巻取りコア側へ搬送供給されるインクリボンの走行路を形成している。このリボンカセットを上記熱転写プリンタに装着する際に、両コア間に熱転写プリンタのサーマルヘッドを位置させ、走行路に位置するインクリボンを介してサーマルヘッドをプラテンに圧接させて印刷記録を行うようになっている。
このように印刷記録を行った後、記録紙を熱転写プリンタから外部に排出させるようになっている。
このように構成されたリボンカセットは、一般に、そのカセットケースを上ケースと下ケースの2つに分けてあり、下ケース内に送出しコア、巻取りコアをそれぞれ挿入してから、上ケースを被せて取付け固定されている。
特開平5−318866号公報
ところで、従来のリボンカセットは、上述したように上ケースと下ケースの2部品からなり、メーカーにてインクリボンを巻回した送出しコアや巻取りコアを取付けて組み込む際に、下ケースに両方のコアを取り付けてから上ケースを組み込まなければならないため各コアを動かないように抑え付けなければならず、取付け用の治具などを用いなければ簡単に組み込みできない。
また、近年、一度使用したリボンカセットをケースごと廃棄するのではなく、リサイクルして使用することが望まれている。そのために、ユーザーがカセットケースのインクリボンを交換して、カセットケース内に新たに購入したインクリボンを組み込んで使用する必要がある。しかしながら、従来のリボンカセットでは、下ケースに各コアの両方を取り付けてから上ケースを組み込むのは、上述した治具の無い状態では難しいという問題があった。
本発明の目的は、下ケースの第1の半円筒部に供給コアを取り付けた状態で第1の上ケースを組み込み、次に第2の半円筒部に巻取りコアを取り付けてから第2の上ケースを組み込むことがでできるようにすることで、誰でもが簡単にカセットケース内にインクリボンを巻回したコアを装着してインクリボンの交換ができ、ランニングコストを低減したリボンカセットを提供することにある。
上記課題を解決するための解決手段として、本願発明のリボンカセットは、第1の半円筒部と、この第1の半円筒部と所定の間隔を設けて配置された第2の半円筒部と、これら第1および第2の半円筒部の側端部を繋ぐ連結部材とを一体化した下ケースと、前記第1の半円筒部に被せて取付けられた第1の上ケースと、前記第2の半円筒部に被せて取付けられた第2の上ケースと、からカセットケースを構成し、前記第1の半円筒部及び前記第1の上ケース内に設けられる回転可能な送出しコアと、前記第2の半円筒部及び前記第2の上ケース内に設けられて回転可能な巻取りコアと 前記送出しコアと前記巻取りコアに巻回されてなる幅広なインクリボンとを備え、前記第1の上ケースおよび前記第2の上ケースにはそれぞれ弾性を有する係合爪が形成されており、この係合爪が前記下ケースの前記第1の半円筒部と第2の半円筒部にそれぞれ形成された孔部に嵌着されて固定されていることを特徴とする。
本発明のリボンカセットは、第1の半円筒部と、この第1の半円筒部と所定の間隔を設けて配置された第2の半円筒部と、これら第1および第2の半円筒部の側端部を繋ぐ連結部材とを一体化した下ケースと、前記第1の半円筒部に被せて取付けられた第1の上ケースと、前記第2の半円筒部に被せて取付けられた第2の上ケースと、からカセットケースを構成し、前記第1の半円筒部及び前記第1の上ケース内に設けられる回転可能な送出しコアと、前記第2の半円筒部及び前記第2の上ケース内に設けられて回転可能な巻取りコアと前記送出しコアと前記巻取りコアに巻回されてなる幅広なインクリボンとを備え、前記第1の上ケースおよび前記第2の上ケースにはそれぞれ弾性を有する係合爪が形成されており、この係合爪が前記下ケースの前記第1の半円筒部と第2の半円筒部にそれぞれ形成された孔部に嵌着されて固定されていることにより、下ケースに1つのコアを収納した状態で上ケースを組込みできるので、カセットケース内にインクリボンを巻回したコアを簡単かつ確実に組立てすることができ、使い終わったリボンカセットのうち、廃棄するのは使用済みのインクリボンとコアのみとなるので、ランニングコストの低減を図ることができ、経済上、且つ環境上大きな効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態であるリボンカセット10を図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、リボンカセット10は、略矩形状をした樹脂製のカセットケース11を有している。このカセットケース11は、円筒状をした第1の収納部12と、この第1の収納部12と所定の間隔をもって配置された、同じ円筒状をした第2の収納部13と、これら第1及び第2の収納部12、13の各端部をそれぞれ繋ぐ一対の連結部材14とを有し、全体の断面形状が略クランク状になっている。このカセットケース11は、その中央に一対の連結部材14、第1および第2の収納部12、13に囲まれた矩形状の孔部15が形成されている。第1の収納部12には、その周壁部12aから一対の連結部材14、14に向けて延設した平板状をした延設部12s(図9参照)が一体に形成されている。
また、一対の連結部材14には、この一対の連結部材14間を橋架する平板状の壁部18が設けられ、この壁部18は、第1の収納部12の周壁部12aとの間に一定の空間部17を設けるように周壁部12aと対向配置されている(図2参照)。そして、この壁部18は、延設部12sに対して略直角に折り曲げたように、延設部12sの先端縁部分と連続して一体に形成されている。図4に示すように、壁部18の先端側の縁部18aは、丸めた形状となっていて、インクリボンRが摺接する際の支持部となっている。第1の収納部12は、その周壁部12aの自由端である他方の縁部に上記延設部12sと対向配置された平板状の延設片12tを一体に設けている。また、周壁部12aの延設片12tと壁部18間は、送出しコア40に巻回されたインクリボンRを記録位置に送り出すための送出し口21となっている。
図3及び図4に示すように、上記第1の収納部12には、側板部11dに対向し、円筒状の周壁部12aの他端面に設けられた円形の側面部12bと、この側面部12bに同じ円形状をした開口部20とが形成されている。その側面部12bには、少なくとも1つ以上の凹状をした切欠き部22a,22b,22cが規則正しく配列されていて、その切欠き部22a,22b,22cの数によって、リボンカセット10に収納されたインクリボンRの種類を識別するようになっている。
第2の収納部13には、その周壁部13aの両端側の外周面に外方に突出した一対のガイド突起24、24が設けられていて、これらガイド突起24、24によってその周壁部13aの一部を平坦形状に形成している。
図4に示すように、第2の収納部13は、その円筒状をした周壁部13aの径の大きい側の縁部に沿って、僅かに外方に延びたテーパー状のフランジ部26が設けられている。このように、周壁部13aの先端からその一端縁に行くにつれて徐々にその肉厚を厚くする形状にするとともに、インクリボンRの走行路に対して斜めに形成した傾斜部26aが形成されている。これに対して、周壁部13aの径の小さい側の縁部13cは、周壁部13aの大きい側の縁部に対して内方に入り込む渦巻き状となるように対向配置している。周壁部13aのフランジ部26と縁部13c間は、印刷記録に使用されたインクリボンRを巻取りコア42に巻取るための巻取り口27となっていて、この巻取り口27に近接した周壁部13aには上記ガイド突起24、24が設けられている。
また、第2の収納部13には、第1の収納部12と同様に側板部11dと対向し、その周壁部13aの他端面に設けられた円形の側面部13bと、この側面部13bと同じ円形をした開口部28とが形成されている。
次に、このような外観を構成するカセットケース11は、図5に示すように、1つの下ケース32と、半円筒状をした2つの上ケース(第1の上ケース33および第2の上ケース34)との3部品から構成されている。
この下ケース32は、半円筒状をした第1の半円筒部32aと、この第1の半円筒部32aと所定の間隔を設けて配置された、同じく半円筒状をした第2の半円筒部32bと、これら第1及び第2の半円筒部32a、32bの側端部間を繋ぐ上記一対の連結部材14,14とを一体化して設けられている。
この下ケース32には、中央に上記孔部15が、側方に上記側板部11dがそれぞれ設けられている。したがって、上記第1の収納部12は、下ケース32の一部分である第1の半円筒部32aと、その上半分を構成する第1の上ケース33とで構成され、上記第2の収納部13は、一対の連結部材14を除いた、下ケース32の他部分である第2の半円筒部32bと、その上半分を構成する第2の上ケース34とで構成されている。
さらに、下ケース32には、第1の支持部である回転可能な金属製のシャフト19(第1の支持部)が側板部11d及び側面部12b(下半分)を橋架して取付けられていて、このシャフト19が上記延設部12s対向して沿うように配置されている。
なお、このシャフト19にはインクリボンR(図15参照)が摺接するようになっていて、摺接抵抗を減らしたシャフト19にあっては回転しないものであっても良い。また、インクリボンRが摺接するシャフト19を省略し、延設部12sの先端を丸めて摺接抵抗を減らして、その先端部分にインクリボンRが摺接するようにしても良い。
図6および図7に示すように、第1の半円筒部32aの周壁部内壁には、側板部11dに対向して、U字溝32hを備えた扇形状をした第1の支持壁32j(図9参照)が一体に立設されている。この第1の支持壁32jと側板部11dとの間には、モールド成形により第1の半円筒部32aの周壁部から内方に切り起こされた、弾性を有するモールド片32m(図9参照)が立設され、このモールド片32mは、上記側板部11d、第1の支持壁32jとの間に一定の間隔をもって上記周壁部と一体に形成されている。
他方、第1の半円筒部32aの側面部12b側の周壁部内壁には、U字状をした第2の支持壁32k(図10参照)が上記側面部12bと一定の間隔をもって一体に形成されている。そして、第2の支持壁32kの壁面部中央には、第1の支持壁32jと対向して、断面が三角形をした係合突起32nが突設されている。
同様に、第2の半円筒部32bにも、側板部11d側の周壁部内壁にU字溝32iを備えた第3の支持壁32pが、側面部13b側の周壁部内壁に第4の支持壁32qがそれぞれ設けられている。そして、第2の半円筒部32bは、その周壁部内壁に、側板部11dと第3の支持壁32pとの間に、上記モールド片32mと同じように、モールド片32sを切り起こして弾性を有して設けられている。上記第4の支持壁32qの壁面部には、断面が三角形をした係合突起32tが上記係合突起32nと同様に設けられている。
次に、図5及び図13に示すように、上記第1の上ケース33には、その周壁部の両端縁に弾性を有する係合爪33d、33eがそれぞれ設けられている。また、図5及び図14に示すように、上記第2の上ケース34には、その周壁部の両端縁に、上記ガイド突起24と隣接して、弾性を有する係合爪34d、34dが設けられている。
次に、図5に示すように、送出しコア40及び巻取りコア42は、ともに同じ大きさをした樹脂製の略円筒部材からなり、中央に設けられた筒状の基部40a、42aと、一端に設けられた基部40a,42aの外径よりも径の小さな小径部40b,42bと、他端に設けられた基部40a,42aよりも径の大きな大径部40c、42cとからなっている。そして、これら大径部40c、42cには、基部40a,42aとの境に鍔状をしたフランジ部40d、42dが設けられていて、このフランジ部40d、42dの外方側表面部には、複数の矩形状をした噛合部としての矩形溝40e,42eがそれぞれ形成され、軸の周囲に均等な放射状に配列されている(図11参照)。
そして、送出しコア40の基部40aには、インクリボンRが巻回されるようになっていて、そのインクリボンRの先端側縁部が巻取りコア42の基部42aに巻回されるようになっている。上記係合突起32n、32tが矩形溝40e,42eが噛合うことにより、未使用時、例えば、リボンカセット10を運搬するときに、インクリボンRのたるみを防止して、カセットケース11に擦れたりして、品質が低下しないようにすることができる。
次に、リボンカセット10の組立てについて説明する。図5に示すように、先ず下ケース32を準備して、この第1の半円筒部32a内に送出しコア40を挿入する。このとき、図9に示すモールド片32mに送出しコア40の小径部40bの先端面を弾接させながら、下ケース32の第1の支持壁32jのU字溝32h内に送出しコア40の小径部40bを当接させ、続いて、第2の支持壁32k、及び側面部12bの開口部20内に送出しコア40の大径部40cをそれぞれ当接させる。
その結果、下ケース32の係合突起32nが送出しコア40の矩形溝40eと噛合い、送出しコア40の回転が規制される。それとともに、送出しコア40を回転軸方向に押圧することにより、上記噛合いが解除され、送出しコア40は、第1の支持壁32jおよび第2の支持壁32kに軸支されながらスムーズに回転するようになっている(図12参照)。
次に、送出しコア40に巻回されたインクリボンRの先端縁をシャフト19の周りに摺接させながら、第2の半円筒部32bまで引っ張った状態にして、送出しコア40を収納した下ケース32に第1の上ケース33を被せて、各係合爪33d、33eを下ケース32の図示しない孔部に嵌着させて取付け固定する(図14参照)。送出しコア40は、係合突起32nに矩形溝40eを噛合わせた状態にあり、その回転が規制され、巻回されたインクリボンRが動かないようにロックされた状態になっている。
次に、巻取りコア42を準備して、送出しコア40に巻回されたインクリボンRの外部に引っ張った方の先端縁をこの巻取りコア42に巻回する。このためには、送出しコア40を回転軸方向に押圧してモールド片32mを弾性付勢し、下ケース32の係合突起32nと送出しコア40の矩形溝40eとの係止を一旦解除する。次に、インクリボンRは、巻取りコア42に設けられた図示しない巻付け基準線に沿って、その先端縁を図示しない接着剤にて貼り付け、巻取りコア42に数回巻いて巻き付け固定する。
次に、下ケース32の第2の半円筒部32b内において、モールド片32sに巻取りコア42の小径部42bの先端面を弾接させ、第3の支持壁32pのU字溝32i内に巻取りコア42の小径部42bを、第4の支持壁32q及び側面部13bの開口部28内に巻取りコア42の大径部42cをそれぞれ当接させる(図5及び図6参照)。
その結果、下ケース32の係合突起32tが巻取りコア42の矩形溝42eと噛合い、巻取りコア42は、その回転が規制され、動かない状態にある。そして、巻取りコア42を回転軸方向に押圧することにより、巻取りコア42は第3の支持壁32pおよび第4の支持壁32qに軸支されてスムーズに回転する。
なお、断面が直角三角形をした係合突起32tにあっては、巻取りコア42を回転軸方向に押圧しなくても、一方向に回転する。その後、図14に示すように、送出しコア40および第1の上ケース33、巻取りコア42を組み込んだ下ケース32に、第2の上ケース34を被せ、係合爪34d,34dを介して確実に取付け固定し、リボンカセット10を完成させる。
次に、このリボンカセット10のインクリボンRを使い終わり、ユーザーが新たなインクリボンR1に交換するときの組立てを説明する。巻取りコア42に巻回され、一部が送出しコア40に繋がっている使用済みのインクリボンRをカセットケース11から取出すために、下ケース32から第1及び第2の上ケース33、34を取外す。
使用済みのインクリボンRを巻回した巻取りコア42のみを取出し、今まで使用していた送出しコア40を下ケース32の第2の半円筒部32b内に移し変えて装着し、巻取りコア42として利用する。
次に、新たなインクリボンR1を巻回した送出しコア40を準備して、所定の長さにインクリボンR1を引っ張った状態で第1の半円筒部32a内に収納して装着し、第1の上ケース33を被せて取り付けする。以下、上述したリボンカセット10の組立てと同様に、インクリボンR1の一部を巻取りコア42に貼り付けて巻回し、この巻取りコア42を収納した第2の半円筒部32bに第2の上ケース34を被せて取付ける。このようにして、カセットケース11及び各コア40、42を繰返し使用し、インクリボンR1を巻回したコアのみを購入するだけでよく、容易にインクリボンR,R1の交換を可能としランニングコストを低減することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、その主旨を逸脱しない範囲内において変更して実施することができる。
本発明の一実施形態に係るリボンカセットの全体斜視図である。 図1のリボンカセットを裏面から見た状態の全体斜視図である。 本発明の一実施形態に係るリボンカセットの一側面図である。 本発明の一実施形態に係るリボンカセットの側断面図である。 本発明の一実施形態に係るリボンカセットの分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るリボンカセットの下ケースの背面図である。 図6における一点鎖線7−7の矢視線における断面図である。 図6における一点鎖線8−8の矢視線における断面図である。 本発明の一実施形態に係るリボンカセットの下ケースの一端部側要部拡大斜視図である。 本発明の一実施形態に係るリボンカセットの下ケースの他端部側要部拡大斜視図である。 本発明の一実施形態に係るリボンカセットのリボンコアの要部拡大斜視図である。 本発明の一実施形態に係るリボンカセットのケースとリボンコアの関係を説明する要部拡大断面図である。 本発明の一実施形態に係るリボンカセットの上ケースとプリンタの被装着部との関係を説明する要部拡大斜視図である。 本発明の一実施形態に係るリボンカセットから上ケースを取外した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るリボンカセットのリボンコア部分の断面図である。
符号の説明
10 リボンカセット
11 カセットケース
14 連結部材
32 下ケース
32a 第1の半円筒部
32b 第2の半円筒部
33 第1の上ケース
34 第2の上ケース
40 送出しコア
42 巻取りコア
R インクリボン



Claims (1)

  1. 第1の半円筒部、この第1の半円筒部と所定の間隔を設けて配置された第2の半円筒部、および、これら第1および第2の半円筒部の側端部を繋ぐ連結部材を一体化した下ケースと、
    前記第1の半円筒部に被せて取付けられた第1の上ケースと、
    前記第2の半円筒部に被せて取付けられた第2の上ケースと、
    からカセットケースを構成し、
    前記第1の半円筒部及び前記第1の上ケース内に設けられる回転可能な送出しコアと、
    前記第2の半円筒部及び前記第2の上ケース内に設けられて回転可能な巻取りコアと、
    前記送出しコアと前記巻取りコアに巻回されてなる幅広なインクリボンと
    を備え
    前記第1の上ケースおよび前記第2の上ケースにはそれぞれ弾性を有する係合爪が形成されており、この係合爪が前記下ケースの前記第1の半円筒部と第2の半円筒部にそれぞれ形成された孔部に嵌着されて固定されている
    ことを特徴とするリボンカセット。
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