JP4017961B2 - 空気調和機の電気集塵機取付構造 - Google Patents

空気調和機の電気集塵機取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気調和機の電気集塵機取付機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、空気調和機の室内機における熱交換器の前面に電気集塵機を取り付け配置するものがある(例えば、特許文献1参照)。一般に電気集塵機は、高電圧を発生する高電圧部と、塵埃を引き寄せるための電極と、上記塵埃を絡め取るフィルタと、を含んで構成されている。そして、上記従来の電気集塵機取付機構等においては、上記高電圧部,電極およびフィルタを一体に収納する枠部を有し、この枠部を室内機本体における熱交換器の前面に設けられた前面パネルに取り付け・固定することによって、電気集塵機を熱交換器の前面に配置するようにしている。
【0003】
図7は、上記従来の電気集塵機取付機構等において用いられる枠部1の平面図である。枠部1の一端側には高電圧発生装置を収納した高電圧部2が設けられ、残りの部分が電極およびフィルタを収納するフィルタ部3となっている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11‐37540号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の空気調和機の電気集塵機取付機構には、以下のような問題がある。
【0006】
先ず、上記枠部1は、内部に高電圧発生装置を収納するため、高単価な耐高電圧用の樹脂を用いる必要がある。また、上記高電圧部2,電極およびフィルタを一体に収納するためにかなり大きなものとなっている。そのために、枠部1全体の材料として低単価の一般グレードの樹脂を選定するようにし、高電圧部2内における高電圧発生装置の周囲を絶縁シートで覆うようにしている。このように、高価な絶縁シートを用いる必要があるため、結果的にコストアップの要因になると言う問題がある。
【0007】
次に、上述したように、上記枠部1は、高電圧部2,電極およびフィルタを一体に収納するためにかなり大きなものとなっている。そして、室内機は完成品で納品する必要があり、納品時には室内機に高電圧部2,電極およびフィルタを一体に収納した枠部1を取り付けておく必要がある。したがって、従来から使用している運搬用の箱に収納可能な数が少なくなり、搬送効率が悪くなると言う問題もある。
【0008】
そこで、この発明の目的は、安価で搬送効率の良い空気調和機の電気集塵機取付機構を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明の空気調和機の電気集塵機取付構造は、
熱交換器の吸込み側に取り付けられると共に、高電圧を発生する高電圧部と、
上記高電圧部からの高電圧が印加される電極と、この電極に引き寄せられる塵埃を絡め取るフィルタと、上記電極およびフィルタを収納する枠とを含むフィルタアッセンブリと、
上記高電圧部とフィルタアッセンブリとにおける互いに対面する一側部に設けられると共に、上記フィルタアッセンブリを高電圧部に対して着脱自在に取り付ける取付部と、
上記高電圧部とフィルタアッセンブリとにおける上記一側部に設けられると共に、上記フィルタアッセンブリが高電圧部に対して装着された際に、上記高電圧部とフィルタアッセンブリとを互いに電気的に接続する電気接続部と、
本体ケーシングに設けられて、上記フィルタアッセンブリの他側部を保持する保持部と、
上記フィルタアッセンブリの上記他側部に設けられると共に、上記保持部を押圧することによって、上記保持部からの反作用によって上記フィルタアッセンブリの全体を上記高電圧部に向けて付勢する付勢部
を備えたことを特徴としている。
【0010】
上記構成によれば、上記高電圧部とフィルタアッセンブリとは、互いに機械的および電気的に着脱可能になっている。したがって、上記高電圧部のみに耐高電圧化を図ることが可能になる。例えば、上記フィルタアッセンブリの枠を低単価の一般グレードの樹脂で形成する一方、上記高電圧部を従来用いていた上記絶縁シートよりは安価な難燃樹脂で形成することによって、耐高電圧を得ると共に、コストダウンを図ることが可能になる。
【0011】
さらに、上記熱交換器には上記高電圧部のみを取り付けておき、上記フィルタアッセンブリは現地で装着可能になる。その結果、完成品状態での室内機寸法が小さくなり、搬送効率が高められる
【0012】
さらに上記フィルタアッセンブリの他側部に設けられた付勢部が上記保持部を押圧した際の上記保持部からの反作用によって、上記フィルタアッセンブリが上記付勢部によって高電圧部に向けて付勢されるため、上記高電圧部とフィルタアッセンブリとにおける互いに対面する一側部に設けられた電気接続部が、より密着して接続される。したがって、上記高電圧部とフィルタアッセンブリとにおける電気的接続が、より確実に行われる。
【0013】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の空気調和機の電気集塵機取付構造において、上記高電圧部には、上記本体ケーシングが装着された際に当該高電圧部の電源をオンするマイクロスイッチが取り付けられていることを特徴としている。
【0014】
上記構成によれば、上記高電圧部にマイクロスイッチが取り付けられているため、例えば室内機本体等にマイクロスイッチを取り付ける必要がない。したがって、電気集塵機取り付けタイプと非取り付けタイプとの室内機本体を別々に設計する煩わしさや、上記非取り付けタイプの室内機本体にマイクロスイッチ取り付け用のスペースを設ける無駄が、排除される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。本実施の形態における空気調和機の電気集塵機取付構造においては、電気集塵機を、高電圧を発生する高電圧発生装置を収納した高電圧部と上記フィルタアッセンブリとしてのフィルタ部とを含んで構成している。上記フィルタ部は、上記高電圧部に着脱可能に取り付けられると共に、塵埃を引き寄せるための電極と上記塵埃を絡め取るフィルタと上記電極およびフィルタを一体に収納した枠とを有している。
【0016】
図1は、本実施の形態の上記高電圧部11における正面図(図1(b)),左側面図(図1(a))および右側面図(図1(c))である。高電圧部11の一側には、前面パネルを装着した際に上記高電圧発生装置の電源をオンするマイクロスイッチ12が設けられている。一方、他側には、上記フィルタ部を高電圧部11に取り付ける際に上記フィルタ部の係合リブに係合する突出板13が設けられている。また、裏面には、熱交換器(図示せず)の冷却フィンの間に挿入されて高電圧部11を上記熱交換器の前面に保持する2組の薄板状の第1,第2保持部材14,15が、突出して設けられている。
【0017】
上記構成を有する高電圧部11は、上記熱交換器の前面に次のようにして直接取り付けられる。すなわち、上記熱交換器前面の所定の位置における冷却フィン間に第1,第2保持部材14,15が挿入される。図2は、図1におけるA‐A'矢視断面図である。また、図3は、図1におけるB‐B'矢視断面図である。
【0018】
図2に示すように、上記第1保持部材14における上部保持腕14aは、冷却フィン(図示せず)間に挿入されて上下の段部16a,16bが2列目の冷媒管17a,17bに内側から当接する。一方、下部保持腕14bは、冷却フィン間に挿入されて中央の切り込み部18a内に1列目の冷媒管19が挿入されると共に、上下の段部18b,18cが2列目の冷媒管20a,20bに内側から当接する。
【0019】
同様にして、図3に示すように、上記第2保持部材15における上部保持腕15aと下部保持腕15bとは、冷却フィン間に挿入されて冷媒管に内側から当接する。
【0020】
以上のようにして、上記高電圧部11の水平方向と垂直方向の位置が決められると共に、上部,下部保持腕14a,15a,14b,15bと冷却フィンとの間に作用する摩擦力によって高電圧部11が熱交換器に保持されて固定されるのである。
【0021】
こうして、上記熱交換器の前面に高電圧部11が取り付け固定されると、図4に示すように、上記熱交換器を覆って前面パネル21が装着される。その際に、高電圧部11の一側に設けられたマイクロスイッチ12がオンして、高電圧部11内の上記高電圧発生装置が電源に接続されるのである。
【0022】
上記前面パネル21には、上記フィルタ部を高電圧部11に取り付ける際にフィルタ部を保持する枠体22が形成されている。そして、枠体22の下部に設けられた開口23から上記フィルタ部を挿入することによって、上記フィルタ部が枠体22内に保持されると共に、高電圧部11との物理的および電気的な接続が自動的に行われるのである。つまり、枠体22の一部で上記フィルタアッセンブリの保持部の一例を構成しているのである。
【0023】
以下、上記フィルタ部に関する枠体22への挿入と高電圧部11との接続とについて詳細に説明する。図5は、上記フィルタ部25における反高電圧部11側の正面図(図5(b))と側面図(図5(a))とを示す。また、図6は、フィルタ部25における高電圧部11側の側面図である。
【0024】
図5に示すように、上記フィルタ部25における反高電圧部11側の側壁26には、逆L字型の貫通溝33が設けられ、この貫通溝33よりも図中左側部分の側壁板28で弾性部を形成している。そして、この弾性部28に枠体22の反高電圧部11側の内側壁に設けられた係合板(図示せず)が係合する係合リブ27が設けられている。
【0025】
また、図6に示すように、上記フィルタ部25における高電圧部11側の側壁29には、その上部に、高電圧部11の溝部に挿入されてフィルタ部25の前後方向の位置を決める所定幅の突出板で成る位置決め部材30が設けられている。さらに、下部前方に、高電圧部11の上記他側に設けられた突出板13が係合する上記係合リブ31が設けられている。この係合リブ31は、板状を成して、側壁29と間隔を有して側壁29と平行に設けられている。このように、係合リブ31と突出板13とで上記取付部の一例を構成しているのである。さらに、中間部の前方に、高電圧部11の接続端子に接触して、内蔵される上記電極に高電圧部11からの高電圧を供給するための接続端子32が設けられている。
【0026】
また、図1に示すように、上記高電圧部11におけるフィルタ部25の側壁29に対向する側壁35には、フィルタ部25の側壁29上部に設けられた位置決め部材30が挿入される上記溝部36と、上記突出板13と、フィルタ部25の側壁29中間前部に設けられた接続端子32に接触して高電圧を供給するための弾性を有する接続端子37とが、設けられている。このように、接続端子32と接続端子37とで上記電気接続部の一例を構成しているのである。
【0027】
上記構成を有するフィルタ部25は、以下のようにして枠体22へ挿入されると共に、高電圧部11と機械的および電気的に接続される。尚、このフィルタ部25の前面パネル21への装着は、現地において現地作業者によって行われる。
【0028】
先ず、作業者によって、上記フィルタ部25の上端部が、前面パネル21に形成された枠体22の開口23から挿入される。そして、枠体22の内側壁と高電圧部11の側壁35とで案内されて、位置決め部材30が高電圧部11側の溝部36に向って、係合リブ31が高電圧部11側の突出板13に向って、係合リブ27が枠体22の上記係合板に向って、フィルタ部25がさらに挿入される。
【0029】
そうすると、上記枠体22の上記内側壁に設けられた係合板がフィルタ部25の係合リブ27内を介して弾性部28を付勢する。その結果、フィルタ部25全体が高電圧部11側に移動し、フィルタ部25の位置決め部材30が高電圧部11の溝部36に挿入され、フィルタ部25の係合リブ31が高電圧部11の突出板13に係合可能になる。そして、フィルタ部25が枠体22内にさらに挿入されると、位置決め部材30が溝部36内を上方に移動しつつ、枠体22の上記係合板がフィルタ部25の係合リブ27に確実に系合し、突出板13が係合リブ31に確実に係合する。すなわち、弾性部28によって、上記付勢部の一例を構成するのである。
【0030】
その結果、上記フィルタ部25の係合リブ27と枠体22の上記係合板との係合と、フィルタ部25の位置決め部材30と高電圧部11の溝部36との係合とによって、フィルタ部25の枠体22および高電圧部11に対する図5(b)における前後方向(紙面に対して垂直方向)の位置が決められる。さらに、フィルタ部25の係合リブ31と高電圧部11の突出板13との係合によって、フィルタ部25の高電圧部11に対する図5(b)における左右方向の位置が決められる。それと共に、高電圧部11の接続端子37がその弾性によってフィルタ部25の接続端子32に確実に接触して電気的に接続されるのである。
【0031】
尚、上記フィルタ部25の高電圧部11からの離脱は、次のように行われる。先ず、フィルタ部25を枠体22から引き抜くことによって、係合リブ27と上記係合板との係合及び係合リブ31と突出板13との係合が、解除され始める。さらに、フィルタ部25が引き抜かれると、枠体22の係合板によるフィルタ部25の弾性部28の付勢が解除されて、フィルタ部25の位置決め部材30を高電圧部11の溝部36から抜くことができるようになる。その結果、フィルタ部25を枠体22から引き出すことが可能になる。
【0032】
以上のごとく、本実施の形態における電気集塵機は、高電圧発生装置を収納して高電圧を発生する高電圧部11と、電極およびフィルタを収納するフィルタ部25とを含んで構成している。そして、フィルタ部25を、前面パネル21の枠体22に対して挿入または引き出すことによって、予め熱交換器に取り付けられた高電圧部11に対して機械的および電気的に且つ自動的に着脱可能になっている。したがって、高電圧部11のみに耐高電圧化を図ることが可能になる。すなわち、例えば、フィルタ部25を低単価の一般グレードの樹脂で形成する一方、高電圧部11を従来用いていた上記絶縁シートよりは安価な難燃樹脂で形成することによって、耐高電圧を得ると共に、コストダウンを図ることができるのである。
【0033】
さらに、室内機には高電圧部11のみを取り付け固定しておき、フィルタ部25は現地で装着することが可能になる。その結果、完成品状態での室内機寸法を小さくして、搬送効率を高めることができるのである。
【0034】
また、その際に、上記フィルタ部25の側面26に設けられた係合リブ27及び弾性部28が枠体22の上記内側壁の係合板を押圧した際の反作用によって、フィルタ部25全体が高電圧部11側に付勢される。したがって、フィルタ部25の側面29に設けられた接続端子32を高電圧部11の接続端子37により密着させて、電気的に確実に接続することができる。
【0035】
また、上記枠体22は、従来の電気集塵機の枠部1(図7参照)を前面パネルに取り付けるために前面パネルに形成されている枠体をそのまま使用することが可能である。したがって、前面パネルの設計を変更する必要が無く、コストアップを防止することができる。
【0036】
また、本実施の形態においては、上記前面パネル21を装着した際に上記高電圧発生装置の電源をオンするマイクロスイッチ12を、高電圧部11に取り付けている。したがって、従来のごとく、電気集塵機を取り付ける室内機であるか取り付けない室内機であるかに拘らず室内機本体等にマイクロスイッチ取り付け用のスペースを設ける必要が無くなり、電気集塵機を取り付ける必要がないタイプにおける室内機本体等のスペースの有効活用を図ることができる。あるいは、電気集塵機の取り付けタイプと非取り付けタイプとの室内機本体を別々に設計する煩わしさを排除することができる。
【0037】
また、本実施の形態においては、上記フィルタ部25の高電圧部11に対する図5(b)における前後・左右の2方向の位置決めを、夫々2箇所の係合や保持によって得ることができる。したがって、フィルタ部25および枠体22の部品寸法のばらつきに拘らず、フィルタ部25を枠体22内に収納した場合にがたつきがあっても、フィルタ部25を高電圧部11に対して確実に取り付け・固定することができるのである。
【0038】
尚、上記マイクロスイッチ12の具体的取り付け位置や、各係合部材の具体的形状や、接続端子32,37の具体的取り付け位置等は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本実施の形態においては、各係合部材13,27,31を電圧部11またはフィルタ部25に一体に形成しているが、別体に形成したものを電圧部11またはフィルタ部25に取り付けても一向に構わない。
【0039】
【発明の効果】
以上より明らかなように、請求項1に係る発明の空気調和機の電気集塵機取付構造は、高電圧を発生する高電圧部と電極,フィルタおよび枠を含むフィルタアッセンブリとを、互いに機械的・電気的に着脱可能にしたので、上記高電圧部のみに耐高電圧化を図ることが可能になる。したがって、例えば、上記フィルタアッセンブリの枠を一般グレードの樹脂で形成する一方、上記高電圧部を上記絶縁シートよりは安価な難燃樹脂で形成することによって、耐高電圧を得ると共に、コストダウンを図ることができる。
【0040】
さらに、上記熱交換器には上記高電圧部のみを取り付けておき、上記フィルタアッセンブリは現地で装着することができる。したがって、完成品状態での室内機寸法を小さくして運搬用の箱に収納可能な数を多くすることができ、搬送効率を高めることができる。
【0041】
さらに、上記フィルタアッセンブリの他側部に、上記保持部を押圧することによって、上記保持部からの反作用によって上記フィルタアッセンブリを上記高電圧部に向けて付勢する付勢部を設けたので、上記高電圧部とフィルタアッセンブリとの互いに対面する一側部に設けられた電気接続部を、より密着させて接続できる。したがって、上記高電圧部とフィルタアッセンブリとにおける電気的接続を、より確実に行うことができる。
【0042】
また、請求項2に係る発明の空気調和機の電気集塵機取付構造は、上記高電圧部に、上記本体ケーシングが装着された際に当該高電圧部の電源をオンするマイクロスイッチを取り付けたので、例えば室内機本体等にマイクロスイッチを取り付ける必要がない。したがって、電気集塵機取り付けタイプと非取り付けタイプとの室内機本体を別々に設計する煩わしさや、非取り付けタイプの室内機本体にマイクロスイッチを取り付け用のスペースを設ける無駄を、排除することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の空気調和機の電気集塵機取付構造における高電圧部の正面図および両側面図である。
【図2】 図1におけるA‐A'矢視断面図である。
【図3】 図1におけるB‐B'矢視断面図である。
【図4】 枠体が形成された前面パネルの外観図である。
【図5】 フィルタ部における端部の正面図および側面図である。
【図6】 フィルタ部における図5とは反対側の側面図である。
【図7】 従来の電気集塵機取付機構における枠部の平面図である。
【符号の説明】
11…高電圧部、
12…マイクロスイッチ、
13…突出板、
14…第1保持部材、
15…第2保持部材、
17a,17b,19,20a,20b…冷媒管、
21…前面パネル、
22…枠体、
25…フィルタ部、
27,31…係合リブ、
28…弾性部、
30…位置決め部材、
32,37…接続端子、
36…溝部。

Claims (2)

  1. 熱交換器の吸込み側に取り付けられると共に、高電圧を発生する高電圧部(11)と、
    上記高電圧部(11)からの高電圧が印加される電極と、この電極に引き寄せられる塵埃を絡め取るフィルタと、上記電極およびフィルタを収納する枠とを含むフィルタアッセンブリ(25)と、
    上記高電圧部(11)とフィルタアッセンブリ(25)とにおける互いに対面する一側部に設けられると共に、上記フィルタアッセンブリ(25)を高電圧部(11)に対して着脱自在に取り付ける取付部(31,13)と、
    上記高電圧部(11)とフィルタアッセンブリ(25)とにおける上記一側部に設けられると共に、上記フィルタアッセンブリ ( 25 ) が高電圧部 ( 11 ) に対して装着された際に、上記高電圧部(11)とフィルタアッセンブリ(25)とを互いに電気的に接続する電気接続部(32,37)と、
    本体ケーシング(21)に設けられて、上記フィルタアッセンブリ(25)の他側部を保持する保持部(22)と、
    上記フィルタアッセンブリ ( 25 ) の上記他側部に設けられると共に、上記保持部 ( 22 ) を押圧することによって、上記保持部 ( 22 ) からの反作用によって上記フィルタアッセンブリ ( 25 ) の全体を上記高電圧部 ( 11 ) に向けて付勢する付勢部 ( 28 )
    を備えたことを特徴とする空気調和機の電気集塵機取付構造。
  2. 請求項1に記載された空気調和機の電気集塵機取付構造において、
    上記高電圧部 ( 11 )には、上記本体ケーシング(21)が装着された際に当該高電圧部 ( 11 ) の電源をオンするマイクロスイッチ ( 12 ) が取り付けられていることを特徴とする空気調和機の電気集塵機取付構造。
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