JP4016862B2 - ボタン電話装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボタン電話装置に関し、特に子機とデータ端末を収容したボタン電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ボタン電話機とパーソナルコンピュータ(以下、PCとする)とを併用するオフィスなどでは、主装置にPCなどの情報処理端末を接続して高度な機能を提供するCTI(Computer Telephony Integration)機器が普及しつつある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
図5は、CTI機器としてのボタン電話装置の構成を示すブロック図である。ボタン電話装置1は、インターネット等のIP網20に接続可能なIP回線30を収容する主装置10と、通信路60を介して主装置10に接続された複数の子機40A〜40Nとからなり、音声パケットをインターネットプロトコルにしたがって送受信することにより、IP網を用いた音声通話(Voice over IP:VoIP)を実現する。また、各子機40A〜40Nには、それぞれデータ端末50A〜50Nが併設されており、これらのデータ端末50A〜50NはLAN(Local Area Network)回線70を介して主装置10に接続されている。
【0004】
主装置10には、IP回線30とのインターフェースである外線I/F11と、子機40A〜40Nとのインターフェースであり音声パケットと音声信号とを相互に変換する内線I/F12と、通話の際の音声やデータ通信の際のデータの伝送路であるスイッチ13と、ルータ機能を有するデータ制御部14と、これらの各部を制御する制御部15と、ボタン電話装置1の各種動作を実現するプログラムや各種データが記憶された記憶部16とが設けられている。このように構成される主装置10は、着信、着信応答操作、回線捕捉操作、保留操作、保留操作後の内線呼出、保留解除操作、確認操作等の各種イベントを検出すると、これらのイベントに応じて、ボタン電話装置1を構成する各構成要素を制御する。
【0005】
子機40は、公知のボタン電話機からなり、通信路60を介して主装置10の内線I/F12に接続されている。このような子機40の主表面には、LCD(Liquid Crystal Display)や蛍光表示管などからなる表示部、利用者による着信応答や外線捕捉等の操作入力を検出する外線ボタン、利用者による通話中の通話チャンネルの保留や保留中の通話チャンネルに応答する保留応答等の操作入力を検出する保留ボタン、利用者によるダイヤル入力を検出するテンキー、利用者が表示部に表示される各種情報に基づいて行う選択および決定に関する操作入力を検出するカーソルキー、呼出音等を鳴動させるスピーカ、マイクおよびスピーカ等が設けられたHS(Hand Set)等が設けられている。
データ端末50は、ブラウザやメーラを備えた公知のPCからなり、LAN回線70を介して主装置10のデータ制御部14と接続される。
【0006】
このような構成を有するボタン電話装置1において、外線発信を行う場合の動作について、以下に説明する。
データ端末50Aから外線発信操作を検出すると、主装置10は、記憶部16を参照してデータ端末50Aに対応付けられた子機40を検索する。記憶部16には、予め子機40A〜40Nとデータ端末50A〜50Nとのそれぞれの対応付けが登録されている。主装置10は、データ端末50Aに対応付けられた子機40Aを検索すると、外線I/F11によりIP回線30を捕捉し、データ端末50Aの発信操作に基づいてIP網20側に対して外線発信を行うとともに、スイッチ13を制御して捕捉IP回線30と子機40Aとの通話パスを接続する。これにより相手の呼出が行われ、相手が応答すると、ユーザの子機40Aを介する外線発信通話が行われる。
【0007】
このようなボタン電話装置1において、例えば引っ越しや配置換え等により子機40とデータ端末50との対応付けを変更する場合、従来では、データ端末50から主装置10にアクセスし、記憶部16に登録されている対応付けを設定し直していた。
例えば、記憶部16には、それぞれの子機40のIDとそれぞれのデータ端末50のIDとが、対応付けられた子機40およびデータ端末50ごとに区別して格納されたマトリックス等からなるテーブルが格納されている。システム担当者等のユーザは、データ端末50の画面上に現在の子機40およびデータ端末50それぞれの対応付けが表されたテーブルを表示させ、キーボード等からの操作入力を行い、新たに対応付ける所定の子機40と所定のデータ端末50のIDとを関連づけて登録することにより、子機40およびデータ端末50の対応付けを変更する。
【0008】
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
【0009】
【特許文献1】
特開平10−75300号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、子機40やデータ端末50のIDは一般に複雑な数列や文字列から構成されるため、ユーザはそのIDの入力に気を使わなければならず、子機40およびデータ端末50の対応付けの登録がとても面倒であった。
また、上述したような子機40およびデータ端末50の対応付けの登録には、LAN、コンピュータ、ボタン電話装置等に関するある程度の専門的な知識を要するため、従来より誰にでも簡便に子機40およびデータ端末50の対応付けを変更することができるボタン電話装置が待望されていた。
そこで、本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、子機およびデータ端末の対応付けを簡便に登録することができるボタン電話装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述したような課題を解決するため本発明のボタン電話装置は、発信操作が可能な複数のデータ端末および複数の子機を収容するとともに、データ端末と子機との対応付けを登録したテーブルを有し、データ端末からの発信操作を検出すると、そのデータ端末に対応付けられた子機をテーブルから検索し、この検索された子機による通信を可能にする主装置を備えるボタン電話装置において、何れかの子機からの予約操作に基づき当該子機を特定する子機特定手段と、データ端末からの発信操作を検出する発信操作検出手段と、予約操作を検出後、発信検出手段が発信操作を検出すると、子機特定手段により特定された子機と発信操作検出手段により発信操作が検出されたデータ端末とを対応付けてテーブルに登録する登録手段とを有することを特徴とする。
【0012】
本発明の1構成例として、登録手段は、発信操作検出手段が発信操作を検出した後、子機特定手段が予約操作を検出した子機から再度予約操作を検出すると、この予約操作が検出された子機と発信操作が検出されたデータ端末とを対応付けてテーブルに登録するようにしてもよい。
【0013】
また、本発明の1構成例として、登録手段は、何れかの子機と何れかのデータ端末とを対応付けてテーブルに登録すると、何れかの子機と以前に対応付けられていたデータ端末との対応付けをテーブルから削除するようにしてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明にかかる実施の形態について詳細に説明する。図1は、本実施の形態にかかるボタン電話装置の主装置の要部構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかるボタン電話装置1は、子機による所定の操作入力と、データ端末による発信操作とにより、主装置の記憶部に登録される何れかの子機と何れかのデータ端末との対応付けを変更するものである。以下、本実施の形態にかかるボタン電話装置において、従来技術の欄で図5を参照して説明したのと同等の構成要素には同一の名称および同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
【0015】
主装置10の制御部15は、少なくとも予約操作検出部15aと、発信操作検出部15bと、登録部15cとを有する。
予約操作検出部15aは、子機特定手段を実現し、内線I/F12を介して子機40A〜40Nから予約操作またはキャンセル操作を検出する。ここで、予約操作とは、子機40の後述する予約キー41が押下されたことを意味する。同様に、キャンセル操作とは、子機40の後述するキャンセルキー42が押下されたことを意味する。
発信操作検出部15bは、データ制御部14を介してデータ端末50A〜50Nから発信操作を検出する。ここで、発信操作とは、データ端末50が発信操作を行ったことを意味する。
登録部15cは、予約操作検出部15aおよび発信操作検出部15bが検出した予約操作および発信操作に基づいて子機40A〜40Nとデータ端末50A〜50Nとの新たな対応付けを記憶部16の後述するテーブルに登録する。
【0016】
主装置10の記憶部16には、図2に示すような子機40A〜40Nとデータ端末50A〜50Nそれぞれとの対応付けが登録されたテーブル16aが格納されている。図2は、記憶部16に格納されているテーブル16aの一例を示す図である。テーブル16aは、何れかの子機40A〜40NのID、何れかのデータ端末50A〜50NのIDおよび予約操作を検出したか否かを示すフラグのデータを区別して格納する複数のレコードから構成される。例えば、図2(c)に示すテーブル16aの最上段のレコードには、子機40AのIDを示す「1」、データ端末50AのIDを示す「10002050」、予約操作のフラグを示す「0」が格納されている。これは、子機40Aとデータ端末50Aとが対応付けられていることを意味する。また、予約操作のフラグが「0」、すなわちフラグが立っていないことは、子機40Aから予約操作を検出していないことを意味する。
また、主装置10の記憶部16には、子機40A〜40Nとデータ端末50A〜50Nとの対応付けを変更するプログラムも格納されている。このようなプログラム等のソフトウェア手段と、ボタン電話装置1を構成するハードウェア手段とが協働することにより、本実施の形態にかかるボタン電話装置1の各種機能が実現される。
【0017】
子機40A〜40Nの主表面には、図5に示すように少なくとも予約キー41とキャンセルキー42とが設けられている。
予約キー41は、ユーザによる子機40とデータ端末50との新たな対応付けを登録する際の操作入力、すなわち予約操作を検出する。
キャンセルキー42は、ユーザによる各種操作や子機40とデータ端末50との新たな対応付けの登録操作をキャンセルする際の操作入力、すなわちキャンセル操作を検出する。
予約キー41またはキャンセルキー42が押下されると、これらの操作入力に関する情報、すなわち予約操作およびキャンセル操作は、通信路60、内線I/F12を介して予約操作検出部15aに送信される。
【0018】
次に、図2、3を参照して、本実施の形態にかかるボタン電話装置1の子機40とデータ端末50との対応付けを作成する際の動作について説明する。図3は、本実施の形態にかかるボタン電話装置1の子機40とデータ端末50との対応付けを作成する際の動作を示すタイミングチャートである。なお、本実施の形態では、初期状態から子機40Aとデータ端末50Aとの対応付けを作成する場合を例に説明する。したがって、図2(a)に示すようにテーブル16(a)には、何れのデータ端末50も格納されていない。
【0019】
まず、事前の準備としてユーザは、対応付けを新たに登録するデータ端末50Aのブラウザを起動し、LAN回線70を介して主装置10にアクセスする。すると、主装置10は、データ端末50Aに電話の発信アプリケーションを配信する(ステップS301)。ここで、発信アプリケーションとは、データ端末50から電話をかける、すなわち発信操作を行うためのアプリケーション・ソフトウェアのことを意味する。データ端末50は、発信操作を行おうとする場合はその都度主装置10にアクセスして発信アプリケーションの配信を受ける。
【0020】
データ端末50Aに発信アプリケーションが配信されると、ユーザは、そのデータ端末50Aと対応付ける子機40Aの予約キーを押下することにより、予約操作を行う。主装置10の制御部15の登録部15cは、子機40Aの予約キー41が押下された、すなわち予約操作検出部15aが子機40Aから予約操作を検出すると(ステップS302)、子機40Aと何れかのデータ端末50との対応付けを作成するということを認識し、図2(b)に示すようにテーブル16aの子機40AのIDが格納されているレコードの予約操作のフラグを「1」にする。このとき、主装置10は、他の子機40から予約キーの押下や外線発信操作などの各種操作入力を受け付けず、何れかのデータ端末50からの発信操作のみを受け付ける。これにより、主装置10は、誤動作等を防ぐことができる。
【0021】
子機40Aの予約キー41を押下した後、ユーザは、その子機40Aとの対応付けを作成するデータ端末50Aにより発信操作を行う。登録部15cは、発信操作検出部15bがデータ端末50Aからの発信操作を検出すると(ステップS303)、データ端末50AのIDを、テーブル16aの予約操作のフラグが「1」になっているレコードのデータ端末50のIDを格納する部分に格納する、と認識する。図2(b)に示すように、子機40AのIDが格納されたレコードの予約操作のフラグが「1」になっているので、登録部15cは、そのレコードのデータ端末50のIDを格納する部分にデータ端末50AのIDを格納するものと認識する。なお、この段階では、まだデータ端末50AのIDを子機40AのIDが格納されたレコードに格納しない。また、制御部15は、発信操作を検出すると、予約操作を行った子機40Aの表示部に発信操作を検出したことを表示するようにしてもよい。これにより、利用者は、データ端末50Aから発信操作を行ったことを主装置10が認識したことを確認し、後述する次の動作を行うことができる。
【0022】
データ端末50Aにより発信操作を行った後、ユーザは、子機40Aの予約キーを再度押下する。登録部15cは、予約操作検出部15aが子機40Aの予約キー41が押下された、すなわち子機40Aから再度予約操作を検出すると(ステップS304)、子機40Aとデータ端末50Aとを対応付けてよいと認識し、図2(c)に示すように、子機40AのIDが格納されたレコードにデータ端末50AのIDを格納する(ステップS305)。これにより、子機40Aとデータ端末50Aとが新たに対応付けられてテーブル16aに登録されたことになる。
【0023】
子機40Aとデータ端末50Aとの対応付けを登録すると、主装置10は、外線I/F11によりIP回線30を捕捉し、データ端末50Aの外線発信操作に基づいてIP網20側に対して外線発信を行うとともに、スイッチ13を制御して捕捉IP回線30と子機40Aとの通話パスを接続する(ステップS306)。IP網20側から一次応答を検出すると、主装置10は、子機40Aのスピーカから呼出音を鳴動させる等により、ユーザに子機40Aからデータ端末50Aの外線発信操作に基づく自動発信操作が行われたことを認識させる(ステップS307)。所定の相手が応答すると、子機40Aを介する外線発信通話が行われる。
上述したように子機40Aとデータ端末50Aとの対応付けを登録した後は、データ端末50Aから発信操作を行うと、子機40Aから自動発信が行われることになる。
【0024】
このように本実施の形態によれば、子機40とデータ端末50の対応付けの作成を、データ端末50による発信操作と、子機40の予約キーの押下という簡便な操作だけで登録することができる。
【0025】
なお、本実施の形態において、ボタン電話装置1の子機40とデータ端末50との対応付けを変更する場合も、上述した方法と同等の方法により行うことができる。例えば、図2(d)に示すように、子機40A〜40Nがそれぞれデータ端末50A〜Nと対応付けられており、子機40Aに対応付けるデータ端末50を、データ端末50Aからデータ端末50Fに変更する場合について以下に説明する。
【0026】
データ端末50Fのブラウザを起動し、LAN回線70を介して主装置10にアクセスして、データ端末50Fに発信アプリケーションが配信されると、ユーザは、そのデータ端末50Fに対応付ける子機40Aの予約キーを押下することにより、予約操作を行う。主装置10の制御部15の登録部15cは、子機40Aの予約キー41が押下された、すなわち予約操作検出部15aが子機40Aから予約操作を検出すると、子機40Aと対応付けるデータ端末50を変更するということを認識し、図2(e)に示すようにテーブル16aの子機40AのIDが格納されているレコードの予約操作のフラグを「1」にする。
【0027】
子機40Aの予約キー41を押下した後、ユーザは、その子機40Aと対応付けるデータ端末50Fにより発信操作を行う。登録部15cは、発信操作検出部15bがデータ端末50Fからの発信操作を検出すると、図2(e)に示すように、子機40AのIDが格納されたレコードの予約操作のフラグが「1」になっているので、登録部15cは、そのレコードのデータ端末50のIDを格納する部分にデータ端末50FのIDを格納するものと認識する。
【0028】
データ端末50Fにより発信操作を行った後、ユーザは、子機40Aの予約キーを再度押下する。登録部15cは、子機40Aから再度予約操作を検出すると、子機40Aとデータ端末50Fとを対応付けてよいと認識し、図2(f)に示すように、子機40AのIDが格納されたレコードにデータ端末50FのIDを格納する。これにより、子機40Aとデータ端末50Fとが新たに対応付けられてテーブル16aに登録されることになる。
【0029】
このように本実施の形態によれば、子機40とデータ端末50の対応付けの変更も、データ端末50による発信操作と、子機40の予約キーの押下という簡便な操作だけで登録することができる。
【0030】
また、本実施の形態において、ステップS304を省略してもよい。この場合、登録部15cは、予約操作検出部15aが子機40Aから予約操作を検出し(ステップS302)、発信操作検出部15bがデータ端末50Aから発信アプリケーションによる所定の相手への発信操作を検出すると(ステップS303)、テーブル16aの予約操作のフラグが「1」になっているレコード、すなわち子機40AのIDが格納されているレコードのデータ端末50のIDを格納する部分に、データ端末50AのIDを格納する(ステップS305)。このようにしても、本実施の形態にかかるボタン電話装置1は、簡便に子機40とデータ端末50の対応付けを登録することができる。
【0031】
次に、図4を参照して、子機40とデータ端末50の対応付けを作成または変更中に予定外のデータ端末50から発信操作を検出した場合のボタン電話装置1の動作について説明する。図4は、子機40とデータ端末50の対応付けのキャンセル動作を示すタイミングチャートである。一例として、子機40Aとデータ端末50Aとを対応付ける場合に、データ端末50Bから発信操作が行われた場合について説明する。
【0032】
事前の準備として、ユーザは、対応付けを新たに登録するデータ端末50Aのブラウザを起動し、LAN回線70を介して主装置10にアクセスする。すると、主装置10は、データ端末50Aに電話の発信アプリケーションを配信する(ステップS401)。
【0033】
データ端末50Aに発信アプリケーションが配信されると、ユーザは、そのデータ端末50Aと対応付ける子機40Aの予約キーを押下する。登録部15cは、子機40Aの予約キー41が押下されたことを検出する、すなわち予約操作検出部15aが子機40Aから予約操作を検出すると(ステップS402)、子機40Aと対応付けるデータ端末50を変更するということを認識し、テーブル16aの子機40AのIDが格納されているレコードの予約操作のフラグを「1」にする。
【0034】
ここで、他のユーザが誤ってデータ端末50Bから発信操作を行ってしまったとする。すると、登録部15cは、発信操作検出部15bがデータ端末50Bから発信操作を検出し(ステップS403)、データ端末50BのIDを、テーブル16aの予約操作のフラグが「1」になっているレコード、すなわち子機40AのIDが格納されたレコードのデータ端末50のIDを格納する部分に格納する、と認識する。
しかし、このままでは子機40Aとデータ端末50Bとが対応付けて登録されてしまうので、ユーザは、子機40Aのキャンセルキー42を押下する。登録部15cは、子機40Aのキャンセルキー42が押下されたことを検出する、すなわち予約操作検出部15aが子機40Aからキャンセル操作を検出すると(ステップS404)、子機40AのIDが格納されているレコードのフラグを「0」にする、すなわちテーブル16aの対応付けを変更する状態からアイドル状態に移行する(ステップS405)。
【0035】
このように本実施の形態によれば、子機40の対応付けを変更中に予定外のデータ端末50からの外線発信操作を検出しても、キャンセルキーの押下等の簡便な操作で子機40の対応付けの変更を中止することができる。
【0036】
なお、本実施の形態において、複数の子機40に同じデータ端末50を対応付けるようにしてもよい。これにより、データ端末50の数量が子機40より少ない場合でも、全ての子機40にデータ端末50を対応付けることが可能となる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、子機による予約操作と、データ端末による発信操作とにより、その子機とそのデータ端末とを対応付けてテーブルに登録することができるので、子機およびデータ端末の対応付けを簡便に登録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態にかかるボタン電話装置の主装置の要部構成を示すブロック図である。
【図2】 記憶部16に格納されているテーブル16aの一例を示す図である。
【図3】 本実施の形態にかかるボタン電話装置1の子機40とデータ端末50との対応付けを作成する動作を示すタイミングチャートである。
【図4】 子機40とデータ端末50の対応付けのキャンセル動作を示すタイミングチャートである。
【図5】 CTI機器としてのボタン電話装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…ボタン電話装置、10…主装置、11…外線I/F、12…内線I/F、13…スイッチ、14…データ制御部、15…制御部、15a…予約操作検出部、15b…発信操作検出部、15c…登録部、16…記憶部、16a…テーブル、20…IP網、30…IP回線、40、40A〜40N…子機、41…予約キー、42…キャンセルキー、50、50A〜50N…データ端末、60…通信路、70…LAN回線。
Claims (3)
- 発信操作が可能な複数のデータ端末および複数の子機を収容するとともに、前記データ端末と前記子機との対応付けを登録したテーブルを有し、前記データ端末からの発信操作を検出すると、そのデータ端末に対応付けられた前記子機を前記テーブルから検索し、この検索された子機による通信を可能にする主装置を備えるボタン電話装置において、
何れかの前記子機からの予約操作に基づき当該子機を特定する子機特定手段と、
前記データ端末からの前記発信操作を検出する発信操作検出手段と、
前記予約操作を検出後、前記発信検出手段が前記発信操作を検出すると、前記子機特定手段により特定された子機と前記発信操作検出手段により前記発信操作が検出されたデータ端末とを対応付けて前記テーブルに登録する登録手段と
を有することを特徴とするボタン電話装置。 - 請求項1記載のボタン電話装置において、
前記登録手段は、前記発信操作検出手段が前記発信操作を検出した後、前記子機特定手段が前記予約操作を検出した前記子機から再度前記予約操作を検出すると、この予約操作が検出された前記子機と前記発信操作が検出された前記データ端末とを対応付けて前記テーブルに登録する
ことを特徴とするボタン電話装置。 - 請求項1または2記載のボタン電話装置において、
前記登録手段は、何れかの前記子機と何れかの前記データ端末とを対応付けて前記テーブルに登録すると、前記何れかの前記子機と以前に対応付けられていた前記データ端末との対応付けを前記テーブルから削除する
ことを特徴とするボタン電話装置。
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