JP4015248B2 - 通信ネットワークおよび通信ネットワークの構成方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明(社内整理番号R−3998)は、自動ノード構成に係り、特に同一のノードを使用する自動ノード構成に関する。
【0002】
「多重トポロジーネットワーク通信リンク」と題する、同時出願の米国特許出願第08/769821号(米国特許第5,946,321号)(UTC社内整理番号No.R−4035)は、ここで開示されたものに関する主題を含んでいる。
【0003】
【従来の技術】
通信ネットワークが、ある装置から他の装置まで情報を送信するために使用されることは、デジタル通信の分野において知られている。ネットワーク上の各装置はノードと呼ばれ、ネットワークは少なくとも1つのマスタノード又はスレーブノードを待っている。あるネットワークは、情報を他のノードに伝送するために、それ自身を識別するための各サーバントノードを必要とするか、又は他のノードからのメッセージを受信するために固有の識別子を持つべきサーバントを必要とする。各サーバントノードに固有の識別子を設けることは、時間の浪費であり、大きなネットワークでは高価にして、各サーバントノードに固有の識別子を設けるために取り引き先ごとの対応を必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ネットワーク上の各サーバントを識別する過程は、ネットワーク(又はサーバント又はノード)コンフィグュレーションと呼ばれる。ネットワーク構造は、不揮発性メモリ、例えばEPROM,EEPROM,フラッシュROM,又はハード結線例えばバッテリージャンパー,DIPスイッチなどを使用している各サーバントに対して、行われている。ジャンパー方法においては、サーバントノードアドレスは、適正なワイヤの切断,プリント回路基板の切断によって、又はヘッダーピンを介して導電ジャンパーを取り付けることによって、手動で行われる。
【0005】
DIPスイッチ法では、アドレスはスイッチを所望の状態に設定することによって指定される。不揮発性メモリ法においては、各サーバントノードは、特別なメモリプログラムハードウェアによって、プログラムされる。サーバントノード識別子の指定(又はアドレス)は、所望の位置で所望の適用におけるノードの取り付けにあたって行われるか、又は「通し番号法」と呼ばれて工場で行われている。通し番号法法では、固有の識別子は、工場で各サーバントノードに指定され、サーバントノードアドレスはその通し番号に基づくものである。
【0006】
これらの構成技術は、追加のハードウェアを必要とするとともに、重労働になる。
【0007】
本発明の目的は、通信ネットワークにおいてサーバントノードを識別するための、少ないハードウェアと簡略化されたインストール手順を有するマスタ/サーバントネットワークを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の通信ネットワークは、各々構成エネーブル信号と構成メッセージを受けるとともに、各々前記構成エネーブル信号の対応する一つと前記メッセージの対応する一つに応答してサーバントの各々に対応する固有の識別子で構成され、前記サーバントノードの一つが構成された時に構成エネーブル信号を供給する複数のサーバントノード、および前記サーバントノードの全てに、各々構成されるサーバントノードの対応する一つに対する前記固有の識別子を示す構成メッセージを供給し、かつ前記サーバントノードの第1のサーバントノードが構成される時前記第1のサーバントノードに前記構成エネーブル信号を供給するマスタノード、によって構成され、前記マスタノードと前記サーバントノードの全ては、前記マスタノードと前記サーバントノードの全ての間の共用データを通しかつ前記マスタおよびサーバントノード間の所定のグループ間の非共用データを通す通信リンクによって、互に接続されており、前記構成メッセードは、前記共用データとして前記通信リンクに供給され、前記構成エネーブル信号は非共用データとして前記通信リンクに供給され、かつ前記サーバントノードの各々は、前記対応する構成メッセージが受信されかつ前記エネーブル信号の対応する一つが受信される時、前記マスタノードからの前記設定メッセージの対応する一つに基づいて、前記固有の識別子で構成される、ことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、前記通信リンクが別個の共用通信リンクと非共用通信リンクとを含み、前記共用通信リンクは前記共用データを伝え、かつ前記非共用通信リンクは前記非共用データを伝えることを特徴とする。
【0010】
さらに、本発明は、前記通信リンクが、前記共用データと前記非共用データの両方を伝える共通の共用/非共用通信リンクを含むことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1を参照すると、同一のノードを有する自動ネットワーク構成システムは、マスタノード10と1つ又はそれ以上のサーバントノード12,14,16,18(サーバントノード12〜18と称する)によって構成される。双方向性の分配される(つまり共用の)通信バス(又はリンク)20は、マスタノード10のポート11からサーバントノードのポート13,15,17,19がそれぞれ接続される。バス20は、マスタノード10とサーバントノード12〜18を、公知の通信プロトコルを使用して互に通信可能にする。バス20に対する通信プロトコルの詳細は、本発明の領域ではなく、マスタ/サーバント又はサーバント/サーバントプロトコルは、技術分野において知られており、例えば、“制御領域ネットワーク(CAN)プロトコルにおけるメッセージルーティング”と題する米国特許出願第714,647号(米国特許第5,854,454号)(UTC社内整理番号OT−2624)、又は制御領域(CAN)ネットワーク規格ISO11898又はISO11519−1などにおいて開示されている。
【0012】
システムは、マスタ10から、最初と最後のサーバントノード12,18のそれぞれまで、および隣り合うノード間の一連の(又は二点間、又は直列又は環状)接続によって構成される分配されない(つまり非共用の)双方向通信リンクを待っている。この非共用の通信リンクは、マスタ10と、サーバント12〜18間で、構成を許可する通信を行う。
【0013】
特に、マスタ10は入力/出力(I/O)ポート22(CW−Cin/CCW−Cout)とI/Oポート24(CW−Cout/CCW−Cin)を持っている。ポート22,24は、前述したノード間の一連の接続の一部である。また、マスタ10のI/Oポート24は、ライン28によって、サーバントノード12のI/Oポート26(CW−Cin/CCW−Cout))に接続されている。同様にして、サーバントノード12のI/Oポート30(CW−Cout/CCW−Cin)は、ライン34によって、サーバントノード14のI/Oポート32(CW−Cin/CCW−Cout)に接続されている。同様に、サーバントノード14のI/Oポート35(CW−Cout/CCW−Cin)は、ライン38によって、サーバントノード16のI/Oポート36(CW−Cin/CCW−Cout)に接続されている。同様にして、サーバントノード16のI/Oポート40(CW−Cout/CCW−Cin)は、ライン44によって、最後のサーバント18(ノードM)のI/Oポート(CW−Cin/CCW−Cout)に接続されている。また、サーバントノード18のI/Oポート46(CW−Cout/CCW−Cin)は、ライン48によって、マスタ10のI/Oポート22(CW−Cin/CCW−Cout)に接続されている。分配される(つまり共用の)リンク20と分配されない(つまり非共用の)リンク28,34,38,44,48は、ここで総称して通信リンクと称す。
【0014】
サーバントノード12〜18の各々は、サーバントノードの構成に対する機能のため、同一のハードウェアと、ソフトウェア/ファームウェアを持っており、ノードコンフィギュレーションを実行するのに伴う予め結線された又は予め記憶された固有のノード識別子(又はノードアドレス)を必要としない。必要ならば、マスタ10はサーバントとして設計された同じハードウェアを有することもできる。マスタ10と同一のサーバント12〜18は、後述するように、サーバントノード12〜18の各々に対する固有の識別子を決めるために協働する。また、マスタ10は、時計方向(すなわち、ノード12で始まり順次ノード18に進む)又は反時計方向(ノード18からノード12順に)のどちらかにサーバントノード12〜18を構成する。そのような双方向の構成は、後述するように、故障の場合にシステムが出来るだけ多くのノードを初期化できるように設けられている。
【0015】
図2を参照すると、一般的なマスタ/サーバントのハードウェア設計は公知の状態機械62を含む。状態機械62は、公知のマイクロプロセッサ,信号処理装置,又はここに開示する機能を実施する所定の一連の動作を実行する機能とメモリ(必要に応じて)を有する状態機械デバイスで構成される。
【0016】
入力/出力(I/O)ポート64は、前述のデータバス20を状態機械62に接続するためのライン68によって、状態機械62のポート66に接続されている。ポート64は、図1のサーバントノード12のポート13と同等であるとともに、図1のマスタ10のポート11とも同等である。入力/出力ポート70(CW−Cin/CCW−Cout)は、ライン76によって、2−to−1マルチプレクサ(mux)74の“1”入力ポート72に接続されている。また、ライン76は1−to−2デマルチプレクサ(de−mux)80の“0”出力ポート78に接続されている。さらに、ライン76は、抵抗Rとポート70を通して地電位に接続されている。抵抗Rは、ライン76とポート70とを、該ポートが入力ポートとして使用されている場合に地電位へ引き込み、遮断されるか、あるいはそうでなければ高インピーダンス状態におかれる。de−mux(デプマルチプレクサ)80の選択されない出力もまた、高インピーダンス状態である。
【0017】
マスタ/サーバント回路60は、ライン86によって、mux(マルチプレクサ)74の”0”入力ポート84に接続される別のI/Oポート82(CW−Cout/CCW−Cin)を有する。ポート82は、ライン86によって、de−mux80の”1”出力ポート88にもまた接続される。
【0018】
mux74の出力ポート90は、ライン92によって、状態機械62の入力ポート94に接続されており、ライン92は構成許可入力信号Cinを状態機械62に伝える。また、de−muxの入力ポート96は、ライン100によって、状態機械62の出力ポート98に接続されており、状態機械62からの構成許可(構成エネーブル)出力信号Coutを伝える。状態機械62のポート102からのモード出力信号は、mux74とde−mux80のそれぞれのアドレス(又は制御)入力ポート106,108に供給される。
【0019】
状態機械62は、入力ポート112でライン110に沿って他の入力にも応答するとともに、出力ポート116からライン114に他の出力信号を供給する。そのような他の入力と出力信号は、マスタ/サーバントネットワークが動作するアプリケーションに依存する。また、ノードは、そのような他の入力又は出力に対して必要とされるような他の入力又は出力インタフェースハードウェア(図示せず)を有する。例えば、エレベータアプリケーションにおいて、サーバントノード12〜18は、ビルディングの異なるフロアに位置し、エレベータ呼びボタン,エレベータカンテラ制御,混雑センサ(何人の乗客がかご室を待っているか),温度,火事モード又は他の情報のうちの1つ又はそれ以上に関する情報、又は制御を供給する。本発明は、エレベータアプリケーションの使用に限定されるものでなく、マスタ/サーバントネットワークを有するいかなるアプリケーションにも使用可能である。mux74とde−mux80は、ポート70,80を双方向方式で動作可能にし、時計(CW)方向又は反時計(CCW)方向での構成を可能にする。特に、状態機械62が、モードがCWであれば、ライン104上のモード信号は1であり、mux74はチャンネル1を選択し、Cin信号はmux74を介してI/Oポート70から状態機械62の入力ポート94まで結合される。また、モードがCW(モード=1)である時、de−mux80はチャンネル1を選択し、de−mux80を介して、信号Coutを、状態機械62のポート98からI/Oポート82まで結合する。その場合に、ポート70は入力ポートとなり、ポート82は出力ポートとなり、それにより後述するように、サーバントノード12〜18の時計(CW)方向での構成が可能である。
【0020】
逆に、状態機械62がモードをCCWにセットすれば、ライン104上のモード信号はゼロであり、mux74とde−mux80は0チャンネルを選択し、それにより、ポート82からのCin信号を状態機械62の入力ポート94に接続するとともに、状態機械62の出力ポート98からのCout信号をI/Oポート70に接続する。その場合において、ポート82は入力ポートとなり、ポート70は出力ポートとなり、それによりサーバントノード12〜18の反時計(CCW)方向での構成を可能にする。
【0021】
図1を参照すると、マスタノード10は固有のノード識別子(又はノードアドレス)をサーバントノードの各々に指定し、それはネットワーク又はサーバントの構成と呼ばれる。マスタは、一度に1つずつ、サーバントノード12〜18を、分配される(つまり共用の)バスのメッセージと分配されない(つまり非共用の)リンクの構成許可(構成エネーブル)信号を送ることによって、図の時計方向(CW)つまり上下方向に順次かつ個々に構成していく。
【0022】
処理は、マスタが、そのポートのCW−Coutを1に設定し、かつバス20の構成メッセージを一斉送信することによって始まる。各サーバントノードが構成されると、サーバントは、そのCW−Coutポートを、チェーンにおける次のノードを構成させるように、1に設定する。この処理は、全てのサーバントの構成が完了するまで続く。また、サーバントノード又はマスタの故障,パワーアップ,又はリセット条件の場合に、マスタ10は、残りのサーバントノードを図の反時計(CCW)方向(つまりボトムアップ方向)に順次構成する。これにより、後述するように、障害が存在する時にシステムは最大数のサーバントを構成できる。
【0023】
さらに詳しくは、図3を参照すると、マスタノード10に対する状態機械62(図2)の論理動作が示されている。マスタノード10のパワーアップ又はリセットの際、マスタは、ステップ148において(図3)初期化を行い、それから一連のステップ150によって示されているように、通常の初期化に入る。ステップ152はCout=0とモード出力を時計方向(論理1)に設定する。これは、マスタ10のI/Oポート22,24を、それぞれ、入力と出力ポートとして設定する。次に、マスタは、ステップ154に示すように、サーバントノードをパワーアップさせるために、例えば1秒間だけ待つ。必要ならば、他の待ち時間も使用される。それから、マスタ10は、ステップ156に示すように、ライン20(図1)の“方向=CW”のメッセージを全てのノードに一斉送信することによって、時計方向(CW)であることをサーバントノード12〜18に伝える。次いで、ステップ158により、変数(ノードアドレスカウンタ)N=1が設定され、かつ、設定イネーブル信号Cout=1が設定される。
【0024】
それから、マスタは、「通常構成」処理に入り、ステップ160(図3)によって示されるように、共用バス20(図1)上の全てのサーバントノードに設定メッセージ“あなたはNである”を一斉送信する。最初のステップ160の通過においては、Nは1に等しく、最初のサーバントノード12を構成するために、ステップ160において“あなたは1である”という設定メッセージを一斉送信する。その場合に、最初のサーバント12が、Cin=1であるので、バスメッセージに基づいて構成されるべき唯一のサーバントであり、まだ構成されていない(サーバントノード論理に関して後述される)。
【0025】
次に、マスタ10は、すでに設定されたことを示す最初のサーバントノード12からのバス20上の確認応答メッセージ(“ノード1ACK”)を受信するのを待つ。サーバントノードからの確認応答メッセージが、ステップ164に示すように、期間タイムアウト2内に受信されなければ、マスタ10は後述するように「低下した初期化」の処理に入る。
【0026】
マスタ10が、期間タイムアウト2内で、確認応答メッセージを受ければ、次のステップ166は、全てのサーバントノードがすでに構成されているかどうか、すなわち、Nがサーバントノードの全数(NumNodes)以下であるかどうかを決める。全てのサーバントノードがまだ構成されていなければ、すなわちN<(NumNodes)であれば、ステップ168で変数Nをインクリメントしかつ次の番号のサーバントノードのために論理がステップ160を繰り返す。全てのサーバントノードが構成されるまで、マスタは一度に一つずつ最初のノード12から最後のノード18まで、サーバントノードアドレスを指定する。変数Nがシステムにおけるサーバントノードの全数(NumNodes)に達すると、全てのサーバントノードは構成され、マスタ10は通常の動作に入る。
【0027】
図4に示すように、マスタ10が通常動作に入るとき、全てのサーバントノードは構成されており、全てのノードは指定されたノード識別子を使用して通信することができる。通常動作において、マスタ10は、図4のステップ170に示すように、どのような機能および通信でも実行し、本発明がない場合でも普通に実行する、どのような機能や通信でも実行する(通常のマスタのタスク)。通常のマスタのタスクに加えて、マスタは、サーバントノードのCinの信号が、ゼロになっており、かつ少なくとも所定期間(例えば10秒)だけゼロにとどまることを示す”サーバントNCin=0”メッセージに関してバスを監視する。他の時間を必要ならば、使用できる。サーバントノードのCin信号がゼロになっている場合、初期故障、ノード間の接続のうちの一つの切断、電力損失状態、故障又は隣接するノードのリセットのいずれかが存在する。その場合に、マスタは、ステップ174に示すように、メッセージを送ったサーバントノードに隣り合うノードに関連する適切な故障/情報コードをセットする。どの隣り合うノードが故障であるかは、故障がマスタに報告された時点での、システムの構成の方向モードによる。
【0028】
もちろん、マスタは、ステップ176に示すように、Cin=0に対して最後のノード(マスタに隣り合っている)からのCin信号を監視する。所定の期間(例えば10秒)に対してCin=0であれば、マスタは、ステップ178に示すように、メッセージを送ったサーバントノードに隣り合うノードに関連する適正な故障/情報コードをセットする。どの隣り合うノードが故障であるかは、故障がマスタに報告された時点でのシステムの設定方向モードによる。故障コードがノードにセットされた場合において、サーバントノードが故障した場合に普通に実行されるタスクはいずれも実行し、ステップ180に示すように、そのようなタスクはシステムを再設定することを試みることを含む。再設定の決定は、多くの要素例えば検出された故障の数、故障を持つサーバントが正しく応答している否か、他のシステム中に存在する故障などに基づくものであってよく、ステップ170における正常なマスタのタスクにおいて再構成フラグを設定することによって決められ、それはステップ180において評価される。本発明においては、システムをいつ再構成するかを決定する論理は重要ではない。
【0029】
ステップ164によって示されるように、“ノードNACK”メッセージが期間タイムアウト2内で受信されなければ、システムは、「低下した初期化」処理,「低下した構成」処理,および「低下した動作」処理を含む「低下したモード」に入る。「低下したモード」においては、マスタは、図1の反時計(CCW)方向つまりボトムアップ方向にサーバントノードを構成することを試みる。
【0030】
まず、マスタは、一連のステップ181で示されるように、「低下した初期化」処理に入る。特に、ステップ182はモード信号をゼロ(CCW方向)に設定する。これによりマスタ10(図1)のポート22,24は、それぞれ、入力ポートおよび出力ポートとなる。次に、マスタは、ステップ184に示すように、全てのサーバントノードにバス20上のメッセージ“方向=CCWを送る。このメッセージは全てのサーバントノードに、反時計方向(CCW)の構成(すなわち、各サーバントノードに対してモード=0)ができるようにI/Oポートをセットすることを指令する。それから、マスタからのCout信号は1にセットされ、ステップ186に示すように、変数Nはシステム中のサーバントノードの総数(NumNodes)にセットされる。
【0031】
次に、マスタは、サーバントノードアドレスを、一度に一つ、サーバントノード18からサーバントノード12まで指定することによって、できるだけ多くのサーバントノードの構成を試みるための「低下した構成」処理に入る。
【0032】
さらに詳しくは、「低下した構成」処理においては、マスタは、ステップ188に示すように、共用バス20上のメッセージ“あなたはNである”を一斉送信する。ステップ188では、Nは前述したように、カウンタ変数である。次に、マスタは、ノードからの“ノードNACK”メッセージを受信するまで待ち、ステップ190に示すように、構成を試みる。サーバントが設定されたことを示すノードNACKメッセージが、ステップ192に示すように、タイムアウト3後までに受信されなければ、マスタは、「低下した構成」処理を停止し、後述する「低下した動作」処理に入る。マスタが期間タイムアウト3以内に“ノードNACK”信号を受信すれば、次のステップ196は、全てのサーバントがすでに構成されたかどうか、すなわちNが1以下であるか又は1に等しいかどうかを確認する。全てのノードが構成されていなければ、ステップ198は変数Nを一つだけデクリメントし、ロジックはCCW方向における次の番号のサーバントノードに対してステップ188を繰り返す。
【0033】
全てのサーバントノードが、「低下した構成」処理を使用して構成された時、又は“ノードNACK”が期間タイムアウト3内に受信されなかった時は、システムは「低下した動作」処理に入る。「低下した動作」処理において、もし、あるノードが故障していることがわかると、マスタは、本発明によらないで実行するタスク(「低下したマスタタスク」)をステップ197で実行する。また、「低下した動作」処理においては、予め構成され、かつ(電力損失中に生じ得る)ノードアドレスの損失がなかったサーバントは正常に動作する。構成チェーンが「低下した動作」処理においては信頼性を有しないから、マスタは、ノード間の構成エネーブル信号のブレークすなわちCin=0を、ネットワークを再構築するための表示器として使用しない。しかしながら、マスタノードは、ステップ199に示すように、ネットワークを、所定の期間タイムアウト4を待って正常動作に回復させようと試み、ステップ152に進む。
【0034】
図5を参照すると、サーバントノード12−18に対する状態機械62の論理動作が示されている。サーバントノードのパワーアップ又はリセットの際、サーバントノードは、ステップ200において、本発明のない場合に通常実行するサーバント初期化タスクを遂行し、それから一連のステップ201によって示されているような初期化モードに入る。初期化モードにおいて、構成の方向が未知であるから、ステップ202は、時計(CW)方向を示すモード=1をセットする。次に、Coutは、ステップ204に示すように、0にセットされ、隣り合うノードが順番を違えて構成されないことを確実にする。
【0035】
次に、サーバントノードが現在のノードアドレスを有しないから、ステップ206に示すようにサーバントノードアドレス変数は0にセットされる。
【0036】
次に、ステップ208に示すように、サーバントはマスタノードからの方向メッセージを待つ。方向メッセージが受信されると、サーバントは方向モードに入り、ステップ210はメッセージが時計回り(CW)であるかどうかをチェックする。メッセージが時計回りであれば、ステップ212はモード=1をセットし、CWを示す。メッセージが時計回りでなければ、ステップ214はモード=0をセットし、CCWを示す。
【0037】
次に、サーバントは、プログラムモードに入り、Cinが1に等しく、かつステップ218に示すように、マスタからの“あなたはNである”というメッセージを受信する。ステップ218における照会の結果が否であれば、ステップ220は、サーバントがバス上の“あなたはNである”というメッセージとそのノードアドレスがNに等しいことの両方を受信したかどうかを確認する。もし両方を受信していなければ、ステップ222は、方向メッセージがバス上に受信されているかどうかをチェックする。もし両方が受信されていれば、ロジックは方向モードとステップ210に戻る。ステップ222の結果が否であれば、ロジックはステップ218を繰り返す。
【0038】
ステップ218の結果が正(yes)であれば、隣り合うモードはすでに構成されており、このサーバントノードは構成されるべき次のノードである。ステップ220の結果が正であれば、サーバントは、すでに、マスタによってバスに送られたノードアドレスに合致する前もって記憶されたノードアドレスを有しており、それにより、このサーバントが、それ自体を予め記憶されたアドレスに設定できることを示す。従って、ステップ218,220のどちらかの結果が正であれば、サーバントノードは、そのノードアドレスをN(ノードアドレス=N)にセットし、それからバス20上の“ノードNACK”メッセージをステップ226でマスタに送り、ステップ228で出力信号Cout=1をセットし、それから「正常動作」に入る。
【0039】
「正常動作」においては、サーバントは他のノードとの正常で自由に通信を行う。特に、サーバントノードは、ステップ230に示すように、本発明によらないで通常実行する機能と通信(「正常なサーバントタスク」)を行う。「正常なサーバントタスク」に加えて、サーバントは、ステップ232においてCin信号をモニターし、Cin信号が少なくとも10秒間に連続的にゼロになっているかどうかを調べる。ゼロになっていれば、ステップ234は、“サーバントNCin=0”メッセージを送っているかどうかを調べる。もしメッセージを送っていなければ、サーバントは、ステップ236において、バスに“サーバントNCin=0”メッセージを送る。10秒の代りに、必要ならば、他の時間を用いることができる。
【0040】
前述したように、サーバントノードのCin信号が0(Cin=0)になれば、ノード間の一連の接続の一つのブレーク又は断線,又はパワーロス,故障,又は隣り合うノードのリセットが有り得る。
【0041】
Cinが、ステップ232で10秒間0でない、あるいは0である場合、サーバントは“サーバントNCin=0”メッセージをすでに送っており、ステップ238は、方向メッセージがマスタからバス上にすでに受信されているかどうかを調べる。受信されていれば、ロジックはステップ240でCout=0をセットし、ノードの正しい構成を可能にする。それから、ロジックは方向モードとステップ210に飛び、ステップ210では、サーバントノードがその内部方向をセットし、それからプログラムモードに入る。方向メッセージがステップ238で受けられていなければ、ステップ230が繰り返される。
【0042】
図6と7を参照すると、別々の共用通信リンク20(図1)と非共用(一連の)通信リンク(28,34,38,44,48)を使用する代りに、本発明は、ネットワークインタフェースを使用することによって、単結合(又は共通の)共用/非共用通信リンクを使用できる。そのネットワークインタフェースは、本願の対応米国出願と同時米国出願の“多重トポロジーネットワーク通信リンクインタフェース”と題する米国特許出願No.(UTC社内整理番号No.R−4035)に開示されている。その場合に、バスライン20(図1)は存在せず、非共用ライン28,34,38,44,48はCinとCout信号を搬送し、同様にバス20(図1)によって信号が予め搬送される。従って、図6において、サーバント12〜18のバスポート13,15,17,19(図1)とマスタ10のポート11は取り除かれており、マスタのCW−Cin/CCW−CoutおよびCW−Cout/CCW−Cinポートと、各サーバントとは、それぞれが“Bus+CW−Cin/CCW−Cout”および“Bus+CW−Cout/CCW−Cin”という新たな名称が付されている。
【0043】
図6の組合されたネットワークに対して、共用データ通信は第1の周波数範囲、例えば高周波数にあり、非共用(一連の)データ通信は低周波数又は共用データ信号からのdc(直流)にある(前述のように)。その場合に、ノードは、共用データを通し非共用データを通さない(後述のように)フィルタを持っている。もちろん、その場合に、状態機械62は対応する周波数データを送受信するためのインタフェースを含んでいる。しかしながら、マスタとサーバントノードの状態機械62用のロジックは、図3〜5および前述したように、別々の共用および非共用通信リンクに対して同じである。
【0044】
図7を参照すると、図6の結合された(又は共通の)共用/非共用通信リンクに対するマスタ/スレーブ(サーバント)ノード300は、点線302の右に示されている図2のマスタ/サーバントノード60と同じハードウェアによって構成され、点線302の左に示されている追加の要素を備えている。
【0045】
特に、前述した特許出願の図4において述べられているネットワーク通信インタフェースは、ライン305,307間に接続された双方向共用データ回路304を持っており、ライン305に接続されたI/Oポート310とライン307に接続された他のI/Oポート312を持っている。双方向回路304は、結合された共用および非共用データを受信し、共用データを通し、非共用データは通過させない(又は減衰させる)。必要ならば、回路304は単一方向性であってもよい。その場合に、共用データは結合された(又は共通の)共用/非共用リンクに沿って一方向に通過するのみである。
【0046】
ライン305はまた、非共用データ・イン・アップ回路314に接続されており、回路314はライン316上の非共用データ・イン・アップ信号をMux74のポート72に供給する。回路314は、ライン305上の結合された共用および非共用データを受信し、かつ非共用データを通し、共用データは通過させない(又は減衰させる)。
【0047】
De−mux80のポート78からのライン318上の非共用データ・アウト・アップ信号は非共用データ・アウト・アップ回路320に供給され、回路320は、非共用データ・アウト・アップを、ライン305と共用/非共用リンクに結合させる。
【0048】
ライン307は共用データ・イン回路322に接続されており、回路322はライン324と共用データ・イン信号を供給する。回路322は共用および非共用データを受信し、共用データを通し、非共用データを通過させない(又は減衰させる)。ライン326の共用データ・アウト信号は共用データ・アウト回路328に供給され、回路328はライン307の共用データ・アウト信号を、ライン307と共通の共用/非共用リンクに結合する。I/Oライン324,326は、図2について述べたように、バスI/Oライン68と同じである。
【0049】
ライン307は、前述した非共用データ・イン・ダウン回路314と同様に、共用データ・イン・ダウン回路330に接続されており、ライン332の非共用データ・イン・ダウン信号をMux74のポート84に供給する。回路330は、ライン126に結合された共用および非共用データを受信し、非共用データを通し、共用データを通過させない(又は減衰させる)。
【0050】
ライン334の非共用データ・アウト・ダウン信号は、非共用データ・アウト・アップ回路320と同様に、非共用データ・アウト・アップ回路320に供給され、非共用データ・アウト・ダウン信号をライン317と共通の共用/非共用リンクに結合する。
【0051】
回路304,314,320,322,328,336は、それぞれ、前述した特許出願の図4の回路128,130,134,136,142,144,148とそれぞれ同等である。その上、通信リンクインタフェースと動作の種々な実施例の詳細な説明と、回路340,314,320,322,328,330,336の内容の詳細な説明は同じであり、信号はフィルタされかつ各実施の共通の共用/非共用リンクが設けられている。前述の出願中の特許出願における他の変形,追加又は他の実施例は本発明に適用可能である。
【0052】
また、回路314,330のある部分又は全ては、点線のボックス338で示すように、Mux74と状態機械62間でライン92に沿って、統合および移動できる。同様にして、回路320,326のある部分又は全ては、点線ボックス340に示すように、統合又は移動できる。
【0053】
発明は、制御可能なI/Oポートを提供するためにmuxとde−muxを使用するものとして示されているが、スイッチおよび/若しくはデジタルロジックの他の組合せを、制御可能なI/Oポートを提供するために使用できることは明らかである。また、必要ならば、マスタノードはサーバントノードと同じハードウェア構造を持つ必要はない。
【0054】
サーバントノードは、必要に応じて増減できることは理解されるべきである。その場合において、マスタ状態機械は一定のNumNodesをシステムにおける現在のノード数に変えるために更新されるべきである。
【0055】
発明は、1つのマスタノード10について述べられているけれども、一つ以上のマスタノードで働くことができる。
【0056】
もちろん、各ノードに対する固有の識別子は、ノードが構成される順序に合致する必要はない。特に、Nがサーバントノードカウンタである“あなたはNである”を一斉送信する代りに、マスタが、”名前”が、そのサーバントノードに要求される固有の識別子である“あなたの名前”を送信することができる。かくして、一連の接続の位置から独立した固有の識別子が必要とされることを送信できる。
【0057】
さらに、バス20と一連の接続(28,34,38,44,48)の電気的な接続の代りに、それらは光学接続たとえば光ファイバー接続であってもよい。また、非共用構成エネーブル信号Cin,Cout用直流信号を使用する代りに、構成エネーブル信号Cin,Coutは、サーバントと適正な数のワイヤ間に所定のプロトコルを有する直列又は並列データの流れであってもよい。その場合に、状態機械におけるハードウェア/ファームウェアは、Cin信号を解読する公知の入力インタフェースと、Cout信号用の出力信号インタフェースおよび/若しくはドライバーを設ける。
【0058】
発明はCWおよびCCW方向における構成を可能にするために制御可能なI/Oポートを有するものとして述べられているけれども、単一方向(CW又はCCW)の構成を使用できる。その場合において、各ノードの一方のポートは構成エネーブル信号Cinを受信するための入力ポートとして示され、他方のポートは出力構成エネーブル信号Coutを供給するための出力ポートとして示される。また、その場合において、図3と4のマスタロジックは、逆方向の構成は行われず、「低下した動作」処理に入るのみであるので、「低下した初期化」処理を持たなければ「低下した構成」処理も持たない。
【0059】
もちろん、その場合に、方向メッセージを送る代りに、マスタは“構成始め”メッセージを送る。同様にして、サーバントノードの効果はステップ210,212,222が遂行される必要がなく、ステップ220の“否”ブランチがステップ218に供給されるとともに、ステップ208と238は、“構成始め”メッセージがバスに受信されたかどうかを確認する、ことである。必要ならばサーバントノードおよびマスタノードに対して他のロジックの簡略化を行うことができる。
【0060】
さらに、確認応答メッセージがサーバントノードによってマスタに送られることを必要としない。これは双方向構成が使用されるか否かの場合である。代りに、マスタは、各設定メーセッジ間の所定の期間で、一度に一つサーバントを構成する。その場合に、マスタは、ステップ162,164(図3と図4)を実行する必要がなく、その代りにサーバントが構成されかつCout信号を高く設定するのに充分な時間ポーズを実行する。その場合に、マスタは構成処理中の「低下したモード」には入らない。
【0061】
図3と図4および図5のフローチャートが、本発明を実施するためにサーバントとマスタロジックを実行するための一つの方法であり、他のロジックのフローとステップがここに述べた機能を実行するため使用されることは理解されるべきである。
【0062】
本発明は模範的な実施例について開示されているが、発明の趣旨と範囲から逸脱することなく、前述および種々な他の変更、省略および追加できることは当業者によって理解されるべきである。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、全てのサーバントノードを同一のものにすることによって、従来技術に勝る大きな改良がなされる。発明は、サーバントノードの手段設定を必要とすることなく、自動的なネットワーク(又はサーバント)構成を提供し、構成が容易であり、高価なハードウェアを必要とせず、かつ故障の検出と回復を提供する。特に、2つのノード間の単一点事故に対して、システムはそのような事故にも拘らず全てのノードの構成を可能にする。
【0064】
さらに、発明は最小又はなんの追加もない配線を必要とする共用および非共用通信バスを使用し、これにより、現存するシステムに改良を施すにあたって容易な設備と最小コストで実現できる。ある実施例においては、マスタとサーバント間に設置されるべき一対の配線のみが必要とされ、他の実施例においては、追加の配線は必要とされない。
【0065】
サーバントノードは大容量の構成要素となるから、発明は、ハードウェアにおいて容易に実施される低コスト設計を提供するとともに、例えばマイクロプロセッサ又は不揮発性メモリのような高価な構成要素を必要としない。
【0066】
本発明の前述および他の目的,特徴および利点は、添付図面に示すような模範的な実施例に鑑みて、より明白になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 マスタノードとM個のサーバントノードを有する、本発明による通信ネットワークの概略ブロック図。
【図2】 本発明による図1のシステム用のマスタ/サーバントノードの概略ブロック図。
【図3】 本発明の、マスタノードに対する図2の状態機械の動作を示すフローチャート。
【図4】 本発明の、マスタノードに対する図2の状態機械の動作を示すフローチャート。
【図5】 本発明の、サーバントノードに対する図2の状態機械の動作を示すフローチャート。
【図6】 結合された共用および非共用通信ネットワークを有する、本発明による通信ネットワークの概略ブロック図。
【図7】 本発明による図6のシステム用のマスタ/サーバントノードの概略ブロック図。
【符号の説明】
10…マスタ
12,14,16,18…サーバント
11,13,15,17,19…ポート
26,30,32,35,36,40,42,46…ポート
60…マスタ/サーバントノード
62…状態機械
74…マルチプレクサ(mux)
80…デマルチプレクサ(de−mux)
300…マスタ/サーバントノード
304…双方向共用データ回路
314…非共用データ・イン・アップ回路
320…非共用データ・アウト・アップ回路
322…機械データ・イン・回路
328…共用データ・アップ・回路
330…非共用データ・イン・ダウン回路
326…非共用データ・アウト・ダウン回路
Claims (18)
- 複数のサーバントノードであって、それぞれが構成エネーブル信号および構成メッセージを受信し、それぞれが、対応する前記構成エネーブル信号の一つと、対応する前記構成メッセージの一つに応答して、前記サーバントノードに対応する固有の識別子で構成され、かつ、それぞれが構成された時に構成エネーブル信号を供給する、複数のサーバントノードと、
マスタノードであって、前記サーバントノードの全てに構成メッセージを供給し、この構成メッセージは、各々構成されるサーバントノードの対応する一つに対する前記固有の識別子を示し、かつ、前記サーバントノードのうちの最初のサーバントノードが構成される時に、その最初のサーバントノードに前記構成エネーブル信号を供給するマスタノードと、を含んでなり、
前記マスタノードと、前記サーバンドノードの全てとは、通信リンクを介して相互に接続されており、その通信リンクは、前記マスタノードと前記サーバントノードの全てとの間における共用データを伝え、かつ、前記マスタノードと前記サーバントノードの所定のグループ間における非共用データを伝え、
前記構成メッセージは、前記共用データとして前記通信リンクに供給され、かつ、前記構成エネーブル信号は、前記非共用データとして前記通信リンクに供給され、さらに、
前記サーバントノードのそれぞれは、前記マスタノードからの対応する前記構成メッセージの一つが受信され、かつ、対応する前記構成エネーブル信号の一つが受信される時に、前記対応する構成メッセージの一つに基づいて前記固有の識別子で構成される、
ことを特徴とする、通信ネットワーク。 - 前記通信リンクが、別個の共用通信リンクと非共用通信リンクとを含み、前記共用通信リンクは前記共用データを伝え、かつ、前記非共用通信リンクは前記非共用データを伝えることを特徴とする、請求項1記載の通信ネットワーク。
- 前記通信リンクが、前記共用データと前記非共用データの両方を伝える共通の共用/非共用通信リンクを含むことを特徴とする、請求項1記載の通信リンク。
- 前記サーバントノードのそれぞれが、
前記共用データを伝え、かつ、前記非共用データを伝えない前記通信リンクに沿って配置された第1の回路と、
前記非共用データを伝え、かつ、前記共用データを伝えない前記通信リンクに接続された第2の回路と、から構成されていることを特徴とする、請求項3記載の通信ネットワーク。 - 前記共用データが、前記非共用データの周波数よりも高い周波数を有することを特徴とする、請求項4記載の通信ネットワーク。
- 前記マスタノードは、前記サーバントノードの一つが前記構成メッセージと前記構成エネーブル信号とに応答して構成されなかった時、前記複数のサーバントノードを異なる順序で構成することを特徴とする、請求項1記載の通信ネットワーク。
- 前記サーバントノードのそれぞれが、対応する前記サーバントノードの一つが構成された時、前記マスタノードに確認メッセージを供給することを特徴とする、請求項1記載の通信ネットワーク。
- 前記サーバントノードのそれぞれが、前記サーバントノードを構成するための同一のハードウェアとソフトウェアとを含むことを特徴とする請求項1に記載の通信ネットワーク。
- 前記マスタノードが2つのマスタI/Oポートを含み、該I/Oポートはモード信号に応答して制御可能であり、前記マスタI/Oポートの一方が入力ポートとして用いられる時、前記マスタI/Oポートの他方は出力ポートとして用いられ、
前記サーバントノードのそれぞれが2つのサーバントI/Oポートを含み、該サーバントI/Oポートはモード信号に応答して制御可能であり、前記サーバントI/Oポートの一方が入力ポートとして用いられる時、前記サーバントI/Oポートの他方は出力ポートとして用いられ、かつ
前記サーバントI/Oポート及び前記マスタI/Oポートは、出力ポートとして用いられる時は前記構成エネーブル信号を供給し、かつ、入力ポートとして用いられる時は前記構成エネーブル信号を受信することを特徴とする、請求項1記載の通信ネットワーク。 - 前記サーバントノードのそれぞれが、サーバント信号処理ロジックを含み、そのサーバント信号処理ロジックは、前記構成メッセージと前記構成エネーブル信号に応答して前記サーバントノードに前記固有の識別子を指定するために前記構成メッセージと前記固有の識別子とを受信し、かつ、対応する前記サーバントノードの一つが構成されたことを示す前記構成エネーブル信号を供給し、かつ
前記マスタノードがマスタ信号処理ロジックを含み、そのマスタ信号処理ロジックは、前記構成メッセージと方向メッセージとを、前記サーバントノードの全てに供給することを特徴とする、請求項1記載の通信ネットワーク。 - マスタノードと複数のサーバントノードとを、前記マスタノードと前記サーバントの全てとの間の共用データを伝え、かつ、前記マスタノードとサーバントノードの所定グループ間における非共用データを伝える通信リンクに接続するステップと、
構成エネーブル信号と構成メッセージとを前記サーバントノードのそれぞれにおいて受信するステップと、
前記サーバントノードのそれぞれを、対応する前記構成エネーブル信号の一つと、対応する前記構成メッセージの一つとに応答して前記サーバントノードのそれぞれに対応する固有の識別子で構成し、対応する前記サーバントノードの一つが構成された時に、前記サーバントノードのそれぞれから構成エネーブル信号を供給するステップと、
それぞれが、設定されるサーバントノードの一つに対応する固有の識別子を示す前記構成メッセージを、前記マスタノードから前記サーバントノードの全てに供給し、かつ、前記サーバントノードの最初の一つが構成される時に、そのサーバントノードの最初の一つに前記マスタノードから前記構成エネーブル信号を供給するステップと、
前記構成メッセージを前記通信リンクに前記共用データとして供給し、かつ、前記構成エネーブル信号を前記通信リンクに非共用データとして供給するステップと、
前記サーバントノードのそれぞれを、前記マスタノードからの対応する前記構成メッセージの一つが受信され、かつ対応する前記構成エネーブル信号の一つが受信される時に、前記対応する構成メッセージに基づく前記固有の識別子で構成するステップと、
を含むことを特徴とする、通信ネットワークの構成方法。 - 前記通信リンクが、別個の共用通信リンクと非共用通信リンクとを含み、前記共用通信リンクは前記共用データを伝え、かつ、前記非共用通信リンクは前記非共用データを伝えることを特徴とする、請求項11記載の方法。
- 前記通信リンクが、前記共用データと前記非共用データの両方を伝える共通の共用/非共用通信リンクからなることを特徴とする、請求項11記載の方法。
- 前記サーバントノードのそれぞれによって前記構成エネーブル信号と前記構成メッセージを受信する前記ステップが、前記共通の通信リンクに沿って前記共用データを伝え、かつ、前記共通の通信リンクに沿って前記非共用データを伝えないことを含むことを特徴とする、請求項11記載の方法。
- 前記共用データが、前記非共用データの周波数よりも高い周波数を有することを特徴とする、請求項14記載の方法。
- 前記マスタノードは、前記サーバントノードの一つが、前記構成メッセージと前記構成エネーブル信号に応答して構成されなかった時、前記複数のサーバントノードを異なる順序で構成することを特徴とする、請求項11記載の方法。
- 前記サーバントノードが設定された時、前記サーバントノードのそれぞれからの確認メッセージを前記マスタノードに供給するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項11記載の方法。
- 前記サーバントノードのそれぞれが、前記サーバントノードを設定するための同一のハードウェアとソフトウェアとを含むことを特徴とする、請求項11記載の方法。
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