JP4015022B2 - X線蛍光分析器 - Google Patents

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Description

(技術分野および背景技術)
当該技術分野における金属合金の定量分析は、再生利用可能な金属屑の仕分け、採掘設備における現場での試料分析、特殊金属製造での非破壊試験、および合金の有用物質検査のような商業用途に必須の要素である。X線蛍光(「XRF」)は、約20より高い原子番号の主要元素および少量元素の組成を測定するのに使用される標準的な技術である。
図1は、金属合金および貴金属の組成を測定するために使用される従来技術のシステムである。図1で示すように、放射線源24に由来のキロボルト光子14は、その元素を分析する標的16に衝突する。この放射線源の前には、ウィンドウ17があり、これは、典型的には、ステンレス鋼から作製されている。蛍光X線18は、電子装置28に接続されたエネルギー分散検出器20で検出される。検出器20は、シールド22により、放射線源24の放射線および任意の周囲の放射線から遮蔽されている。入射光子14は、標的16と相互作用して、第一型の蛍光放射線18を発生し、これは、コンプトン散乱、レイリー散乱および光電放射を含む。コンプトン散乱は、入射X線よりも低いエネルギーの散乱X線を発生する;レイリー散乱は、不変光子エネルギーを発生する;そして光電放射は、X線が元素に吸収されたときに起こり、その元素に特徴的なX線は、その原子が脱励起したときに、放射される。この蛍光放射線のエネルギー分布は、その標的元素に由来の特徴的なX線、散乱放射線および背景放射線(これは、標的の存在と関連していない)の合計である。241Am、55Feおよび109Cdの崩壊で放射したガンマ線のエネルギーは、表1で示す。
(表1、XRF放射性同位体のエネルギー)
Figure 0004015022
合金および貴金属を分析するためには、XRF機器は、そのエネルギー範囲が数keVから約35keVまでの範囲のX線を励起して検出するために、高い効率を有しなければならない。合金分析するためのこのような感度を達成するためのXRF機器が、現在、Niton Corporation製のものを含めて、当該技術分野で展開されており、数個のX線源を使用し、各々は、周期表の特定領域に最も感受性のエネルギースペクトルを有する。
従来技術のXRF分析では、複数の放射線源が順々に使用され、これらは、各X線源が分析物質に順次暴露されるように、モジュール32を変えることにより、変化される。3つの標準的なX線源には、241Am、109Cdおよび55Feがあるものの、時には、241Amに代えて、253Gdおよび239Puが使用される。241Amの59.5keVガンマ線は、その放射線源を、スズ領域(Z=50)に感受性にし、ロジウム(Z=45)から希土類ツリウム(Z=69)までの範囲を効率的にカバーする。109Cd源は、22.2keVのX線の強力なエミッタであり、これらは、クロム(Z=25)からルテニウム(Z=44)までの元素のK型X線スペクトルだけでなく、タングステン(Z=74)からウラン(Z=92)に至る重元素のL型X線スペクトルを励起するのに、効率的である;その88keVガンマ線は、クイックタイム測定には弱すぎる。55Feの5.9keVのX線は、チタン(Z=22)およびバナジウム(Z=23)の元素を励起するのに効果的である。元素を測定する3つの放射線源の相対的な感度は、表2で示す。
(表2.鉄マトリックスのXRFに対する55Fe、109Cdおよび241Am源の相対的な有効性)
Figure 0004015022
全ての市販の合金分析器は、最も軽い元素の感度を高めるのに使用される55Feおよびスズ領域にある元素を分析する241Amと共に、主要放射線源として、109Cdを分析する。
複数放射線源の機器は、いくつかの欠点がある。1つの欠点には、価格がある。個々の放射線源は、高価であり、放射線源を追加すると、それに比例して、価格が上昇する。第二に、ある物質について試験を実行するとき、これらの放射線源は、妨害をできるだけ少なくするために、順次使用される。これらの放射線源を順次使用することは、非常に時間がかかる。第三に、その放射線源を順次使用するためには、各放射線源には、放射線源変更機構が必要であり、これにより、その分析器の価格、サイズおよび複雑性が高くなる。第四に、この複数放射線源システムは、正規化および機械的再現性の問題がある。
単一放射線源機器は、明らかに有利であり、上記の固有の問題点を克服するものの、特定の禁止事項があるために、複数放射線源機器に頼っていた。第一に、従来技術のXRF分析方法と併用するとき、有効なエネルギースペクトルを生じる単一放射線源は、知られていない。例えば、241Am放射線源は、13.9keV〜26.4keVの範囲で放射された強力な単一エネルギー光子を備えたスペクトルを有するが、分析する物質に依存したレイリー散乱およびコンプトン散乱の強度を妨害することが原因で、以前の分析方法は、この領域を提供できなかった。
(発明の要旨)
本発明の第一実施態様では、光子蛍光用の装置が提供される。この装置は、単一放射線源(例えば、241Am)を含む。試験物質(例えば、痕跡元素を含有する金属合金または貴金属)の組成を決定するのに、放射されたX線およびガンマ線の両方が使用される。この試験物質からの蛍光X線およびガンマ線を受容するために、エネルギー検出器が使用される。このエネルギー検出器は、処理のための電子装置に信号を送る。これらの電子装置は、この信号を処理し、一部には、蛍光X線およびガンマ線に基づいて、この試験物質の組成を決定する。これらの電子装置は、まず、その金属試料からの蛍光X線を妨害しないスペクトル領域でのレイリー散乱ピークを選択することにより、レイリー散乱ピークおよびコンプトン散乱ピークの妨害を補正する。これは、このスペクトルの参照ピークである。金属試料については、180°にわたるレイリー散乱の強度は、Z(その参照ピークの強度は、他の全てのレイリー散乱線の強度を決定する)とは十分に独立している。具体的には、鉄のような典型的な金属のレイリー散乱スペクトルは、この装置のコンピュータに保存される。この試料スペクトルの参照ラインの強度は、保存したスペクトルの参照ラインと比較され、その比は、保存したスペクトルに適用され、これは、次いで、試料スペクトルから差し引かれる。このようにして、測定した試料スペクトルにおいて、妨害しているレイリー散乱を考慮する。12keV〜20keVの範囲のコンプトン散乱の強度は、チタンより重い金属からは、十分に低く、その参照スペクトルからも同様に、考慮できる。本発明は、この放射線源が伝統的に59.5keVガンマ線のみの放射線源として使用されるので、241Amを使用して説明する。その技術は、他の放射線源(例えば、239Pu)と有効に併用できる。もし、Lラインが使用されて吸収されないように、その放射線源がベリリウム出口ウィンドウと併用されるなら、その12.6keVのLαラインは、適当な正規化レイリーピークである。
デバイスは、さらに、放射性源に対するシールドを備える。シールドは、検出器が、主に、試験材料からの蛍光放射を受け取るように、放射性源のX線およびγ線に対する直接的な暴露から検出器を隔離する。シールドは、試験材料の方向を除いて、放射性源を取り囲む。供給源バッキングは、放射性材料が供給源バッキングと相互作用して、試験材料の蛍光放射を増加するように供給源のX線およびγ線と組み合わさる光子を生成するように、例えば、ロジウムが選択され得る。
特定の実施形態において、シールドの形状は、リング形状であり、放射性材料を保持し、ここで、エネルギー検出器は、リングの内側に存在する。別の実施形態において、放射性材料は、中心にあり、そしてエネルギー検出器は、供給源の周りで効果的にリング形状である。
(特定の実施形態の詳細な説明)
以下の詳細な説明において、特徴的なX線、コンプトン散乱およびレイリー散乱を検出するための確率は、以下の式によって与えられる。後方散乱の幾何学が想定され、そして幾何学的効果および検出器効率がK定数に包含される。供給源の厚みに依存する指数項が無視し得るほどに、分析されるサンプルが十分に厚いことがさらに想定される。これらの式の提示は明瞭さのためであり、そして仮定なしに、式のより完全なバージョンが、本発明の目的から外れることなしに適切に使用され得ることが当業者によって理解されるべきである。
特徴的X線強度(式1):
Figure 0004015022
コンプトン強度(式2):
Figure 0004015022
レイリー強度(式3):
Figure 0004015022
ここで、μp.e.は、光電効果についての質量吸収係数である
ここで、μRayleighは、レイリー散乱についての質量吸収係数である
ここで、μComptonは、コンプトン散乱についての質量吸収係数である
そしてここで、μtotalは、全質量吸収係数である。
図2は、標的サンプル(例えば、合金または貴金属)の組成を決定するための単一の放射線源を使用するシステムの図である。先行技術のシステムとは異なり、実施される本発明は、1つの放射線源のみを有し、従って、図1の変更モジュールを必要としない。好ましい実施形態において、このシステムは、携帯型の携帯可能な(hand−held、portable)X線蛍光機器の大きさに作られる。このシステムは、標的サンプル上に指向されるキロボルトの光子を提供する放射線源を備える。キロボルトの光子14は、標的サンプルと接触し、そして蛍光X線18を生成する。X線は、プロセッサを備えるエレクトロニクス28に接続される高分解能エネルギー分散検出器20で検出される。検出器からの全蛍光X線スペクトルを表すシグナルを受信した後、エレクトロニクスは、受信されたシグナルについて予備プロセシング工程を実施する。予備プロセシング工程の間、レイリー散乱およびコンプトン散乱に起因するバックグラウンドノイズが除去される。これらの予備プロセスされたシグナルから、標的サンプルの組成は、当業者に公知の技術を使用して決定され得る。
好ましい供給源24は、241Amである。241Amは、α粒子を発して、237Npへと崩壊する。59.5keVのγ線が最も強力な光子であるが、それぞれ、13.945keV、17.40keVおよび20.8keVのNpのLα、Lβ、およびLγのX線がまた、分析のために使用される強度である。241Amは、L X線を無視し得る吸収で出現させることができるベリリウムウィンドウを備える前面に(標的サンプルの方向で)シールされる。241Am供給源とシールドとの間には、ロジウム30のディスクがあり、このロジウム30のディスクは、59.5keVのγ線によって蛍光を発し、このγ線は、標的サンプルから(ロジウムの方向に)離れるように放射する。ロジウムの形状は上記実施形態においてディスクであるが、このロジウムが他の形状を取り得ることが理解されるべきである。ロジウムは、20.07keV〜22.7keVのX線を放射し、そして標的サンプルの方向に放射するX線は、ほとんど減衰することなくアメリシウム供給源を通過し、効果的な供給源強度を増す。バッキングは、好ましいロジウムに制限されない;他の元素(特に、銀またはバリウム)が、特定の状況について効果的であり得るかまたはさらにより効果的であり得る。241Amからの全スペクトルを利用するために、供給源面積は、自己吸収を最小化するのに十分なほど適切に大きくされ、そして供給源材料は、代表的に使用される吸収ステンレス鋼よりも、ベリリウム17のような適切な薄いウィンドウによって前面でシールされる。供給源24からの放射線は、検出器20および周囲の環境から適切なシールド22(標的サンプルの方向を除いて、全ての側面に沿った放射線を吸収する)によって遮蔽される。シールド22、検出器20、および供給源24の構成は、種々の構成を取り得、本発明の範囲から逸脱することなく、図2に示される構成に限定されない。例えば、特定の実施形態において、241Am放射性源は、リング形状ホルダーに保持されて、エネルギー検出器は、リング内にある。
XRFスペクトルは、以下に記載され、そして図3に示される方法に従って、分析される。標的サンプルは、先行技術においてなされているように、241アメリシウムの59keVのγ線のみに暴露されるのではなく、241Am X線供給源によって生成される放射線の全スペクトルに暴露される(工程301)。次いで、蛍光スペクトルは、放射線検出器/センサーによって測定される(工程302)。センサーは、放射線を電磁シグナルに変換し、これは、プロセッサに送られる。次いで、プロセッサは、レイリー散乱およびコンプトン散乱を補正するために、シグナルについて予備プロセシングを実行する(工程303)。241Amの13.9keVのLα線のレイリー散乱に由来する13.9keV線の強度を使用して、12keV〜20keVの全エネルギー範囲にわたるバックグラウンドスペクトルを除去する。これは、鉄のような純粋な金属についての13.9keVの強度と比較した、標的サンプルについての13.9keVにおける相対強度を決定し、次いで、全スペクトルを比例的に正規化することによって達成する。スペクトルが4.5keVにおけるチタンのピークにおいて十分な強度を含む場合、さらなる(小さな)相関は、コンプトン散乱を考慮するために、16.5keV〜18keVのさらなるバックグラウンドを考慮するためになされ得る。蛍光X線スペクトルから、材料の組成は、当業者に公知の技術を使用して、決定される(工程304)。
先行技術のシステムの55Fe、109Cd、241Amの組み合わせと比較して、241Amの全スペクトルの効率は、以下の表に示される。
(表1)
(XRFについての種々の源の効率の比較)
Figure 0004015022
表中の値は、NIST表に提供される理論的光子相互作用確率を使用して式3から計算された固有X線の光電子放出の確率である。241Am(全)源の効率は、Zr−Mo領域を除いて、109Cdおよび241Amの組合せ(59keVのみ)に匹敵する。その領域において、241Am(全)源の感度はより低いが、合金中のZrまたはMoの濃度を測定するにはなお十分である。241Am(全)は、55Fe源よりも、Tiに対する感度が約6倍低いが、55Fe109Cd241Am(59keV)の組合せを使用するよりもより強い241Am源を使用することにより部分的に補われる。
Lx線(241Am源に関しては10keV〜20keVの範囲にある)のレイリー散乱からのバックグランドスペクトルの強度は、合金の組成にほとんど依存しない。このことは、主にチタンよりも重い金属から製造される全ての合金にあてはまり、そしてそのバックグランドスペクトルは、チタン合金の組成に弱く依存するのみである。図5は、非常に純粋な金属ターゲット(Fe、Co、Ni、CuおよびZn)から得られた10keV〜22keVのエネルギー領域におけるXRFスペクトルを示すグラフである。(図5におけるコンプトンピークの強度は無視できることがわかる)。12keV〜20keVの領域にわたるバックグランドスペクトルは、ほとんど同一である。このことに基づいて、13.9keVのレイリーピークの強度は、領域全体に対してバックグランドを差引くための正規化群(normalizer)として使用され得る。この13.9keV線は、特に有用である。なぜなら、これと重なるKx線は、ストロンチウム由来であり、これは、合金の通常の成分ではないからである。
レイリー散乱を補正するためのプロセッサにより使用される方法論を、ここで記載し、そして図4のフローチャートに示す。蛍光スペクトルは、このプロセッサにより受信される(工程401)。13.9keVについての値を、標的サンプルにより生成されるシグナルから決定する。図5に示されるスペクトルのような純粋金属標準に基づいて13.9keVのおけるレイリー散乱強度レベルを知ることにより、正規化係数が決定される(工程402)。この正規化係数は、標的サンプルからの13.9keV線と純水金属標準からの理想13.9keV線との間の比率を与える。次いで、正規化係数を純水金属標準のスペクトル全体に適用する(工程403)。次いで、正規化された純水金属標準スペクトルを、不連続な点における標的サンプルのスペクトル全体から差引き、それにより標的サンプルのスペクトルからレイリー散乱を除去する。これらの不連続な点は、スペクトル内のどの点でもよく、または17.74keV(強)、16.8keV(弱)および20.8keV(弱)におけるレイリー線にあってもよい。これらのエネルギー線が選択される。なぜなら、金属合金中に存在する以下の3種の元素からのX線と干渉するからである:モリブデン(17.4keV〜20keV)、ニオブ(16.5keV〜19keV)およびジルコニウム(15.7keV〜18keV)。次いで、干渉するレイリー線のない標的サンプルのスペクトルから、その標的サンプル中に存在する個々の元素を、周知の技術を使用して決定する(工程404)(基本パラメータ分析(Fundamental Parameter Analysis)と一般的に呼ばれる)。上記の方法は、コンピュータプロセッサ共に使用するためのコンピュータプログラム製品で実施され得、ここで行列代数ならびに他の数学技術およびコンピュータサイエンス技術が使用され、上記の方法の本質から逸脱することなく増加した計算速度を可能にする。
図6は、鉄のスペクトルから13.9keV線のみを正規化のために使用してレイリーバックグランドが減算されている、図5の正規化されたスペクトルを示すグラフである。図6は、鋼合金20CB3からのスペクトルを示し、ここで減算後に観察された唯一の構造は、合金中の0.51%のニオブおよび2.1%のモリブデン由来である。
241Am放射を増強するために、ロジウム(59.5keV線により蛍光を発する)のような源バッキング34(図2を参照のこと)を使用する。本発明の1つの実施形態において、241Am源の被覆24は薄く、そして241Am源自体は、そのLx線の最小限の自己吸収を有する。ロジウムは、241Amの59.5keVのガンマ線により強く蛍光を発し、20.07、20.2、および22.7keVのKx線を生じ;20.2keV線が最も強い。
サンプルにおけるロジウムx線26の強度は、59.5keVの強度の少なくとも15%であり、従って、20.8keVにおけるLγ線の強度にほぼ等しく、サンプルが蛍光を発するための効率を2倍にする。いくつかの目的のために、源の周囲の物質が、コンパウンド(compound)または層のいずれかとしての一種より多くの元素であり得る。
図7のフローチャートに示されるように、この方法は、チタンベースの合金で起こるようなコンプトン散乱を説明するために、さらに正確にされ得る。最初に、元素(例えば、Mo、NbまたはZr)が、合金または貴金属中に閾値以下のレベル(例えば、約0.5重量%)で存在するか否かを決定する(工程701)。それらの元素が閾値より低いレベルで存在する場合、コンプトンピークを減算してより正確な測定値を与えることにより、コンプトン散乱を計算する(工程702)。主要な構成ピーク(例えば、チタン合金についての4.5keVにおけるチタンピーク)の強度を使用して、Am源からのL線のコンプトンピークの強度の一次推定値を作成する。次いで、元素(Mo、Nb、およびZr)のより感度の良い値を得るために、この値をスペクトルから減算する。これらの元素が閾値以下で存在しない場合、この計算は終了し、そして出力は、以前に決定された組成値となる(工程703)。コンプトンピークが差引かれた後、試験物質中の元素の割合を決定するためにさらなる分析を実行する(工程704)。
代替の実施形態において、試験物質の組成を決定するための開示された方法は、コンピュータシステムと共に使用するためのコンピュータプログラム製品として実施され得る。このような実施は、コンピュータ読み取り可能な媒体(例えば、ディスケット、CD−ROM、ROMまたは固定ディスク)のような有形の媒体上に固定されるか、またはモデムまたは他のインターフェースデバイス(例えば、媒体によりネットワークに接続された通信アダプタ)を介してコンピュータシステムに伝送可能な、一連のコンピュータ命令を含み得る。この媒体は、有形の媒体(例えば、光通信ラインまたはアナログ通信ライン)またはワイヤレス技術(例えば、マイクロ波、赤外線またはその他の伝送技術)を用いて実施される媒体のいずれかであり得る。一連のコンピュータ命令は、このシステムに関して本明細書中で以前に記載された機能の全てまたは一部を実施する。当業者は、このようなコンピュータ命令が、多くのコンピュータアーキテクチャまたはオペレーティングシステムで使用されるための多数のプログラミング言語で書かれ得ることを理解するはずである。さらに、このような命令は、任意の記憶デバイス(例えば、半導体記憶デバイス、磁気記憶デバイス、光記憶デバイスまたはその他の記憶デバイスに記憶され得、そして任意の通信技術(例えば、光伝送技術、赤外線伝送技術、マイクロ波伝送技術、またはその他の伝送技術)を使用して伝送され得る。このようなコンピュータプログラム製品は、印刷された書類もしくは電子書類を添付した取りはずし可能媒体(例えば、収縮包装されたソフトウェア)として流通されても、コンピュータシステム(例えば、システムROMまたは固定ディスク上)に予めロードされても、ネットワーク(例えば、インターネットまたはWorld Wide Web)上でサーバもしくは電子掲示板から配布されてもよい。もちろん、本発明のいくつかの実施形態は、ソフトウェア(例えば、コンピュータプログラム製品)およびハードウェアの両方の組合せとして実施され得る。本発明のさらに他の実施形態は、完全にハードウェアとして、または完全にソフトウェア(例えば、コンピュータプログラム製品)として実施される。
本発明の種々の例示的な実施形態が開示されてきたが、本発明の利点のいくつかを達成する種々の変更および改変が、本発明の真の範囲から逸脱することなくなされ得ることは、当業者に明らかである、これらの改変および他の明らかな改変が、添付の特許請求の範囲により網羅されることが意図される。
本発明の上記特徴は、添付の図面を参照して、以下の詳細な説明を参照することによってより容易に理解される。
図1は、3つの放射線源を使用し、そしてこの供給源に対する変更機構を備える、先行技術のX線蛍光分析器の図である。 図2は、1つのみの放射線源を使用する合金または貴金属の組成を決定するための装置の1つの実施形態の図である。 図3は、アメリシウムの全スペクトルを使用して、材料の組成を決定するために使用される工程のフローチャートである。 図4は、材料の蛍光スペクトルからのレイリー線を除去するために使用された工程のフローチャートである。 図5は、種々の材料についてのレイリー散乱を示すグラフである。 図6は、バックグラウンドのレイリー散乱およびコンプトン散乱が除去された、蛍光スペクトルを示すグラフである。 図7は、材料の蛍光スペクトルからのコンプトン散乱線を除去するために使用される工程のフローチャートである。

Claims (27)

  1. 放射線源を変えることなく痕跡量の原子の存在に関して試験物質を分析する装置であって以下の部分
    単一放射線源であって、放射性崩壊によって、同時にX線放射およびガンマ線放射による放射線を放射し、該X線放射は、該試験物質の特徴的なX線と重なり合い得るレイリー散乱線を生じ、該レイリー線は、一定強度により特徴付けられる、単一放射線源
    ウィンドウであって該単一放射線源と該試験物質との間に差し挟まれて、X線放射およびガンマ線放射の両方によ、該試験物質の照射を可能にする、ウィンドウ
    エネルギー分散検出器であって該試験物質からの蛍光放射線を受容し、そしてエネルギーの関数として検出強度に基づいて信号を発生する、エネルギー分散検出器
    電子装置であって、該電子装置は、該エネルギー分散検出器に連結され、該信号に基づいて、エネルギーの関数として、検出強度のスペクトルを発生し、ここで、記憶されるスペクトルの強度は、レイリー散乱線の強度に基づいてスケーリングされ、その後、発生したスペクトルから調整した記憶されたスペクトルを差し引かれる、電子装置;および
    制御装置であって、該制御装置は、該電子装置に連結され、少なくとも蛍光放射線に基づいて、該試験物質の元素の組成を決定する、制御装置
    を備える、
    装置。
  2. 前記制御装置が、さらに、前記放射線源のX線ラインによるコンプトン散乱ピークの強度を概算し、それを前記スペクトルから差し引く、請求項1に記載の装置。
  3. 前記電子装置が、前記記憶スペクトルが純粋金属標準スペクトルである、請求項1に記載の装置。
  4. さらに、前記放射線源用のシールドを含み、該シールドが、前記検出器を、前記放射線源のX線およびガンマ線に直接暴露されることから分離する、請求項1に記載の装置。
  5. 前記放射線源が、241Amである、請求項1に記載の装置。
  6. 前記放射線源が、239Puである、請求項1に記載の装置。
  7. 前記241Am放射線源の59.5keV光子および26.4keV光子の両方が、前記試験物質の組成を決定する際に使用される、請求項5に記載の装置。
  8. 前記59.5keVおよび26.4keVのガンマ線が、前記241Am供給源のL型X線と共に、前記試験物質の組成を決定する際に使用される、請求項5に記載の装置。
  9. 前記試験物質が、金属合金である、請求項1に記載の装置。
  10. 前記試験物質が、貴金属である、請求項1に記載の装置。
  11. 前記シールドが、前記試験物質の方向以外、前記放射線源を取り囲む、請求項4に記載の装置。
  12. 前記放射線源の放射線が、反応性物質と相互作用して光子を発生し、該光子が、該放射線源の放射線と結合して、前記試験物質の前記蛍光放射線を高める、請求項1に記載の装置。
  13. 前記反応性物質が、ロジウムである、請求項4に記載の装置。
  14. 試験物質を分析する方法であって、該方法は、
    X線およびガンマ線の両方を放射する単一放射性物質を提供する工程であって、該単一放射性物質は、241Amである、工程
    該試験物質を該放射性物質の該X線および該ガンマ線に暴露する工程;
    蛍光放射線をエネルギー分散検出器に受容する工程;
    ペクトルを発生させる工程であって、ここで、記憶されるスペクトルの強度は、レイリー線の強度に基づいてスケーリングされ、その後、発生したスペクトルから調整したスペクトルを差し引かれる、工程;および
    241Amの該X線および該ガンマ線から受容した該蛍光放射線スペクトルに一部基づいて、プロセッサで、該試験物質の複数の元素の組成を決定する工程
    を包含する、方法。
  15. さらに、前記放射線源に関連するコンプトン散乱線を前記スペクトルから差し引く工程を包含する、請求項14に記載の方法。
  16. 前記組成を決定する際に、前記蛍光X線および前記ガンマ線の得られたスペクトルが、分析されて、前記試験物質で見られる元素を代表するスペクトルピークを同定する、請求項14に記載の方法。
  17. 前記記憶されたスペクトルが、純粋金属の蛍光スペクトルである、請求項14に記載の方法。
  18. 前記純粋金属蛍光スペクトルが、該純粋金属蛍光スペクトルのスペクトル線と前記放射線源から得られる前記試験物質の蛍光スペクトルのスペクトル線との比である因子に基づいて、スケーリングされる、請求項17に記載の方法。
  19. 前記試験物質が、金属合金である、請求項14に記載の方法。
  20. 前記試験物質が、実質的に金属である、請求項14に記載の方法。
  21. 前記金属が、貴金属である、請求項20に記載の方法。
  22. さらに、前記放射線活性源を曝露して、該放射線活性源から放出された光子により物質が蛍光発光して、それによって、前記エネルギー検出器により受容され蛍光X線およびガンマ線を高められる、請求項14に記載の方法。
  23. 前記放射線源が、リング形状であり、そして前記エネルギー検出器が、該リング内に存在している、請求項1に記載の装置。
  24. 放射線源を変えることなく痕跡量の原子の存在に関して試験物質を分析するコンピュータープログラムプロダクトであって、該コンピュータープログラムプロダクトは、コンピュータープロセッサで読み取り可能であり、その上にコンピューターコードを有し、該コンピューターコードは、
    該試験物質の蛍光放射線のエネルギースペクトルを発生するコンピューターコードであって、該試験物質は、単一放射線源に暴露され、ここで、該放射線は、レイリー散乱線を生じ、該レイリー散乱線は、一定強度により特徴付けられ、ここで、記憶されるスペクトルの強度は、レイリー散乱線の強度に基づいてスケーリングされ、その後、該エネルギースペクトルから差し引かれる、コンピュータコード
    ;および
    該補正エネルギースペクトルに基づいて、複数の元素に対する該試験物質の組成を決定するコンピューターコード
    を含む、コンピュータープログラムプロダクト。
  25. 前記発生するコンピューターコードが、
    前記放射線源のレイリー散乱ピーク線を使用して正規化因子を計算するコンピューターコード;
    該正規化因子を前記記憶されたスペクトルに適用し、ここで、該記憶されたスペクトルが、純粋物質のエネルギースペクトルである、コンピューターコード;および
    前記試験物質のエネルギースペクトルから該純粋物質のエネルギースペクトルを差し引くコンピューターコードを含む、請求項24に記載のコンピュータープログラムプロダクト。
  26. 前記正規化因子を計算するコンピューターコードが、前記放射線源のレイリー散乱線を前記試験物質の同程度のレイリー散乱線と比較するコンピューターコードを含む、請求項25に記載のコンピュータープログラムプロダクト。
  27. さらに、前記放射線源のX線ラインによるコンプトン散乱ピークの強度を概算し、該コンプトン散乱ピークを前記スペクトルから差し引くコンピューターコードを含む、請求項25に記載のコンピュータープログラムプロダクト。
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