JP2759922B2 - 高次x線強度の測定方法 - Google Patents

高次x線強度の測定方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低次のX線による影響
を低減し高次のX線のみを検出・測定する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】X線吸収端近傍における吸収スペクトル
上に現れる微細構造を解析することにより、選択された
原子から隣接原子までの距離,配位数等を求めるEXA
FS法が知られている。この方法は、中心となる原子を
選択することができ、結晶だけではなくアモルファス,
液体等の構造解析にも適している。また、対象とする原
子の含有量が1%以下の極微量であっても、高精度の解
析が可能である。このような利点を活かし、種々の物質
の構造解析にEXAFS法が採用されるようになってき
ている。
【0003】EXAFS測定においては、X線発生源か
ら出射された連続X線から分光結晶によって単一エネル
ギーのX線のみを取り出し、試料のX線吸収率又は試料
からの蛍光X線量の微細な変化を測る必要がある。この
方法によるとき、試料の原子番号が大きくなり、使用す
るX線のエネルギーが高くなるに従って、分光結晶のエ
ネルギー分解能が低下する。そのため、EXFAS測定
に十分なエネルギー分解能を得るためには、分光結晶の
高次の反射を利用する必要がある。
【0004】また、EXAFS測定では、試料に入射す
るX線の量を正確にモニタリングする必要がある。そこ
で、透過型のイオンチャンバーやガス比例計数管等が従
来から使用されている。しかし、これらの計測装置は、
エネルギーの低いX線ほど敏感に反応することから、高
次反射のみを取り出すためには低次線の強度をほぼ完全
に0に抑えることが必要となる。その結果、吸収板等に
よって低次のX線をカットしようとすると、本来必要な
X線の強度も大幅に失われる。
【0005】この欠点を解消するため、2結晶分光法に
よって低次線のみをカットする方法が一部で使用されて
いる(「X線分析の進歩」第21巻(1990年)第2
9〜39頁)。たとえば、第1結晶から3次線を選択的
に取り出して測定する場合、第1結晶から反射した1次
線,2次線,4次線,5次線等の多くの不要なX線を除
去するため、第1結晶の3次線が第2結晶の1次線とし
て反射されるように、第1結晶に対する第2結晶の角度
を調節する。
【0006】この角度調節によって、第1結晶から反射
された1次線,2次線,4次線,5次線は、それぞれ第
2結晶にとって1/3,2/3,4/3,5/3次線と
なる。このような非整数次数のブラッグ反射は生じない
ため、必要とする3次線のみを取り出すことができる。
このとき、必要なエネルギー分解能は、第1結晶で十分
に得られているため、第2結晶は不要な次数のX線をカ
ットするだけで十分である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】2結晶分光法において
も、第2結晶の反射率がそれほど高くないことに起因し
て、必要な高次X線の強度がかなり失われる。たとえ
ば、実験室規模のEXAFS法で使用されている湾曲結
晶では、反射率が10%程度以下である。そのため、第
1結晶からの高次X線の90%以上が第2結晶における
反射の際に失われ、必要な高次X線の強度が低下する。
したがって、高次X線の強度低下をもたらす第2結晶を
使用することなく、高次X線のみを利用できる方式が要
求される。
【0008】また、2結晶分光法で測定するとき、第1
結晶に対する第2結晶の反射面を選択することから、第
1結晶及び第2結晶を高精度で連動させることが必要に
なる。そのため、装置自体の複雑化,大型化が避けられ
ない。
【0009】本発明は、このような問題を解消すべく案
出されたものであり、必要なX線のエネルギーに応じて
適切に選択された物質を測定試料の前に配置し、その物
質からの蛍光X線によって高次X線強度のモニターを行
い、必要とする高次のX線強度をそれほど弱めることな
く、高精度で試料からの蛍光X線又は試料のX線吸収率
の測定を可能にすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の高次X線強度の
測定方法は、その目的を達成するため、X線発生源から
出射され結晶によって分光されたi次のX線を原子番号
Zの試料に照射して蛍光X線或いはX線吸収率を測定す
るとき、吸収端エネルギーEedgeが(i−1)×E<E
edge<i×E−1keVの関係にある原子番号Z−n
(ただし、nは、1以上の整数)のモニター材を前記試
料のX線入射側に配置し、前記試料に照射するX線から
高次X線の強度を前記モニター材で選択的に抽出するこ
とを特徴とする。
【0011】この方法で使用するモニター材は、試料の
種類に応じて広範囲で選択される。モニター材として
は、メッシュ,箔,粒状等の種々の形状のものが使用さ
れる。また、必ずしも純粋な物質である必要はなく、酸
化物,窒化物,炭化物,硼化物等、種々の化合物を使用
することもできる。また、水性溶媒,非水系溶媒等にモ
ニター材を分散させた状態で使用することもできる。
【0012】
【作 用】原子から蛍光X線を発生させるためには、原
子固有の吸収端以上のエネルギーをもつX線で照射する
必要がある。分光結晶からブラッグの式(1)に従っ
て、ある決まったブラッグ角θでλ,λ/2及びλ/3
の波長をもつX線が分光されて出ているものとする。こ
れらX線は、それぞれ1次線,2次線及び3次線に相当
し、X線の波長とエネルギーとの関係からE,2E及び
3Eのエネルギーをもっている。 2d sinθ=nλ ・・・・(1)
【0013】次式(2)の範囲にある吸収端のエネルギ
ーEedgeをもつ元素に分光結晶からのX線を照射する
と、エネルギーE及び2EのX線は蛍光X線を発生せ
ず、エネルギー3Eをもつ3次線のみが蛍光X線を発生
させる。 2E<Eedge<3E ・・・・(2)
【0014】このとき、吸収端エネルギーEedgeをもつ
元素から発生する蛍光X線の量は、1次線及び2次線の
量に関係なく、3次線の強度のみに比例する。そこで、
この蛍光X線の量を測定することにより、3次線の強度
を選択的にモニタリングすることが可能となる。
【0015】エネルギー3EのX線により原子番号Zの
元素のX線吸収率を測定する場合、式(2)を満足する
元素をモニター材として使用する。吸収端エネルギーE
edgeは、原子番号のみで定まり、原子番号Zが大きくな
るに応じて吸収端エネルギーEedgeも大きくなる。した
がって、式(2)を満足する元素の原子番号は、(Z−
1)〜(Z−N)の範囲にある。ただし、原子番号(Z
−N)は、Eedge>2Eを満足する最も軽い原子番号で
ある。
【0016】モニター材には、それ自身の吸収スペクト
ルの微細構造が存在する。この微細構造は、吸収端から
1KeV程度の高いエネルギーにわたって存在し、徐々
に減衰していく。このようにモニター材の吸収係数が微
細に変化すると、入射X線強度の正確なモニタリングが
不可能になる。したがって、吸収係数の微細変化に起因
する影響をなくすために、吸収スペクトルを測定しよう
とする試料及びモニター材は、元素の吸収端エネルギー
で少なくとも1keV以上離れていることが必要であ
る。この条件から、モニター材として使用することがで
きる最大の原子番号(Z−M)が定まる。たとえば、Z
=34であればM=2であり、Z=50であればM=1
である。
【0017】以上の2つの条件から、モニター材として
用いられる元素の原子番号の範囲(ZーM)〜(Zー
N)が定まる。なお、以上の説明は、3次線強度を測定
する場合を例に採った。しかし、本発明はこれに拘束さ
れるものではなく、3次線以外の次数のX線についても
同様な原理に基づいてモニター材が選択される。
【0018】一般に、分光結晶のi次の反射を利用して
エネルギーi×EのX線強度を測定する場合、次式
(3)を満足する吸収端エネルギーEedgeをもつモニタ
ー材を使用する。 (i−1)×E<Eedge<i×E−1keV ・・・・(3) このモニター材の使用により、(i−1)次線によって
は蛍光が発生せず、しかもモニター材自身の吸収スペク
トラムの微細構造もなく、結果としてi次線の正確なモ
ニターが可能になる。そこで、エネルギーi×Eに吸収
端をもつ原子番号Zの元素のX線吸収スペクトラムを測
定するとき、式(3)の条件から次のようにモニター材
の原子番号(Z−n)が定められる。
【0019】各元素の吸収端エネルギーは、原子番号Z
のみによって定まり、原子番号Zが小さくなるに従って
減少する。このことから、式(3)の条件は、使用され
るモニター材の原子番号に対する条件となる。(i−
1)×E<Eedgeにより、モニター材として使用される
最も軽い元素の原子番号(Z−N)が決定される。他
方、Eedge<i×E−1keVにより、モニター材とし
て使用される最も重い元素の原子番号(Z−M)が決定
される。したがって、(Z−N)〜(Z−M)の範囲
で、モニター材の原子番号(Z−n)が定められる。
【0020】試料のX線透過量を測定することにより、
試料のX線吸収スペクトラムの微細構造を調べるときに
は、概略を図1に示した装置が使用される。分光結晶で
分光されたX線1は、スリット2を経てモニター材3を
透過し、試料4に至る。試料4からの透過X線の強度を
X線カウンター5で測定することにより、試料4のX線
吸収スペクトラムの微細構造が判る。シンチュレーショ
ンカウンター6で、モニター材3からの蛍光X線強度を
測定することにより、スペクトラム測定中に各エネルギ
ーでの入射X線強度を知ることができる。
【0021】この場合、X線測定器5に低次のX線も同
時に入ってくるため、エネルギー分解能が高い半導体検
出器等の検出器をX線カウンター5として使用すること
が好ましい。しかし、Al吸収板等を併用することによ
り、通常のシンチュレーションカウンターによっても十
分に測定可能である。
【0022】試料から発生した蛍光X線の量によってX
線吸収スペクトラムの微細構造を調べるとき、概略を図
2に示した装置が使用される。試料4から発生する蛍光
X線7は、物質の吸収係数に比例している。そこで、蛍
光X線をX線カウンター5で調べることにより、試料4
を構造解析することができる。この測定方法は、目的元
素の含有量が少ない試料4に対して有効である。
【0023】なお、図1及び図2では、モニター材3か
ら出射された蛍光X線を検出する手段としてシンチュレ
ーションカウンター6を使用している。しかし、本発明
は、これに拘束されるものではなく、X線の測定が可能
なものである限り、ガス比例計数管,半導体検出器等を
始めとして種々のX線カウンターを使用することができ
る。
【0024】図1及び図2の何れの場合においても、試
料4の前にモニター材3を配置することにより、高次X
線の強度のみをモニタリングすることができる。しか
も、ほとんど強度を損なうことなく高次X線のみを利用
した測定が可能となり、試料4の吸収スペクトラムの微
細構造が判る。
【0025】高次のX線を利用する場合に限定されるこ
となく、入射X線強度のモニターを極めて簡便に行える
という点で、1次のX線を利用する場合にも適用でき
る。この場合、モニター材3から出射される蛍光X線の
強度を測定することによって、入射X線のうちモニター
材3の元素を励起するX線強度をモニタリングする。し
たがって、X線発生装置の励起電圧の調整によって高次
X線が存在しないようにしたとき、1次線で励起される
モニター材を選択することにより、従来から使用されて
いるイオンチェンバーと同様な働きをし、1次線のモニ
ター材として使用することもできる。
【0026】本方法は、このように低次線によっては蛍
光X線が励起されないことを利用したものである。しか
し、必要とする高次線よりも更に次数が高いX線が到達
すると、S/N比を低下させる蛍光X線が発生する。し
たがって、このように有害な更に高次のX線の発生を防
ぐため、X線発生装置の励起電圧を調整する必要があ
る。励起電圧の調整により高いエネルギーのX線が全く
発生しなくなり、有害な更に高次のX線を完全に0にす
ることが可能となる。
【0027】
【実施例】本実施例においては、回転対陰極型のX線発
生装置によって発生したX線をローランド円320mm
のヨハンソン型分光結晶で分光する装置を使用した。X
線発生装置の励起電圧及び使用した分光結晶を表1に示
す。また、モニター材を透過したX線で試料を照射し、
透過X線又は蛍光X線の強度をX線カウンターで測定し
た。その結果、図3〜8に示す測定結果が得られた。
【表1】
【0028】図3〜8から明らかなように、何れの例に
おいても十分なS/N比で良質なEXAFSスペクトル
が得られていることが判る。これらの測定結果は、2結
晶分光法と比較しても何ら遜色がない。このことから、
本発明の方法によるとき、それぞれの試料において測定
原子の周囲の構造を知ることが可能であることを示して
いる。
【0029】更に、本実施例で使用した装置によってE
XAFS測定に利用できる最大の光子数を、2結晶分光
法の場合と比較して表2に示す。なお、X線発生装置の
管電流は何れの場合も300mAに設定し、管電圧は必
要な次数よりも更に高次のX線が発生しないように調整
した。表2から明らかなように、本実施例では、2結晶
分光法に比較して12keVで約6倍,16keVで約
3倍,20keVで約1.8倍の強度が得られている。
特に、従来の2結晶分光法で十分な強度が得られなかっ
た12keV付近において、強度に大きな差がみられ
る。
【表2】
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、極めて簡単に目的の次数をもった入射X線の強度を
モニタリングすることができ、しかも低次のX線カット
に伴う高次X線の強度が低下することが少ないので、こ
の高次X線を利用した極めて高精度の物質の構造決定が
可能となる。また、2結晶分光法に比較してはるかに簡
便な装置で、しかも数倍ものX線強度が得られる。この
強い強度のX線を使用することにより、より低濃度の元
素に対するEXAFS測定も可能となる。この測定方法
は、半導体結晶や融液に微量添加したドーパント周囲の
構造解析を行う場合のように、微量元素の吸収スペクト
ルを測定する上で極めて有効な方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 X線透過量を測定し試料のX線吸収スペクト
ラムの微細構造スペクトラムを調べる装置の概略図
【図2】 蛍光X線量を測定し試料のX線吸収スペクト
ラムの微細構造を調べる装置の概略図
【図3】 X線透過量から求められたAg2 SeのX線
吸収スペクトラムの微細構造
【図4】 X線透過量から求められたSrF2 のX線吸
収スペクトラムの微細構造
【図5】 X線透過量から求められたMo箔のX線吸収
スペクトラムの微細構造
【図6】 蛍光X線量から求められたY23 のX線吸
収スペクトラムの微細構造
【図7】 蛍光X線量から求められたZrO2 のX線吸
収スペクトラムの微細構造
【図8】 X線透過量から求められたZnFe23
X線吸収スペクトラムの微細構造
【符号の説明】
1 分光結晶からのX線 2 スリット 3 モニ
ター材 4 試料 5 X線カウンター 6 シンチュレーションカ
ウンター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−223656(JP,A) 特開 昭62−259081(JP,A) 特開 昭61−202147(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 23/00 - 23/227

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線発生源から出射され結晶によって分
    光されたi次のX線を原子番号Zの試料に照射して蛍光
    X線或いはX線吸収率を測定するとき、吸収端エネルギ
    ーEedgeが(i−1)×E<Eedge<i×E−1keV
    の関係にある原子番号Z−n(ただし、nは、1以上の
    整数)のモニター材を前記試料のX線入射側に配置し、
    前記試料に照射するX線から高次X線の強度を前記モニ
    ター材で選択的に抽出することを特徴とする高次X線強
    度の測定方法。
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