JP4014282B2 - 移動形ｘ線装置 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転する支柱を有した移動形Ｘ線装置に係り、特に前記支柱の回転範囲を適正に制限してＸ線管装置に係る位置決めの操作性を向上した移動形Ｘ線装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の移動形Ｘ線装置は、移動台車上に電源装置と制御部と回転部と支柱とアーム部とＸ線管装置を搭載している。そして、移動形Ｘ線装置は、移動台車で移動形Ｘ線装置を病院内のベッドサイドへ移動させて、ベッドに寝た被検者をＸ線撮影するものである。
【０００３】
このような移動形Ｘ線装置の撮影時のＸ線管装置の位置決めは、操作者が手でアーム部を持って直接操作し、Ｘ線管装置を回転したり、床面からの高さ方向等を調節してＸ線管装置の位置決めを行う。この際にＸ線管装置が回動移動及び上下移動を行うので、ケーブルは相当のたるみを持たせておく必要があるから、制御部又は電源装置とＸ線管装置を接続するケーブルは、支柱やアーム部のフレーム内でなく、これらフレームの外部に露出しないと、その処理が困難となる。
【０００４】
ところがケーブルが外に露出して施設されていると、アーム部の手動操作に伴いケーブルが支柱等に巻き付いて傷んだり、このような傷みが長く続けばケーブルの断線等の故障につながるおそれがあるという別の問題があった。
【０００５】
そこで、支柱の回転動作を制限する対策が図られているが、その制限は支柱の回転を約１回転しかしないようにしたものであった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の約１回転の回転動作に制限したものでは実際の使用上に際し、１方向にしか回転動作できないため不便であるという問題があった。
【０００７】
かかる不便さについて具体的に説明すると、例えば、被検者Ａ，Ｂの２人が頭を同じ方向にして寝たベッドを２つ並べて設置し、その間に移動形Ｘ線装置を前記被検者の頭方向から足方向に入れ、２人のＸ線撮影をする場合を考えてみる。Ｘ線管装置は待機状態にはベッドに平行な方向に位置しているとし、被検者ＡのＸ線撮影にはその待機状態から反時計方向に９０°の位置に移動させ、被検者ＢのＸ線撮影にはその待機状態から時計方向に９０°の位置に移動させることとする。
【０００８】
今、待機状態から被検者ＡのＸ線撮影し、再び待機状態にしてから被検者ＢのＸ線撮影をすることを考えるとき、もし回転制限が１回転であれば、被検者ＡのＸ線撮影のために反時計方向に９０°回転し、待機状態に戻すために時計方向に９０°回転し、被検者ＢのＸ線撮影のために反時計方向に２７０°回転しなければならない。若しくは、被検者ＡのＸ線撮影のために反時計方向に９０°回転し、待機状態に戻すために時計方向に９０°回転し、移動形Ｘ線装置を前記被検者の足方向から頭方向に入れ直して、被検者ＢのＸ線撮影のために反時計方向に９０°回転しなければならない。
【０００９】
このように、複数の被検者のＸ線撮影に際してのＸ線管装置の位置合わせは不便なものであった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、かかる不便さを解消し、Ｘ線管装置に係る位置決めの操作性を向上した移動形Ｘ線装置を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、X線を照射するX線管装置を支持するアーム部と前記アーム部を支持する支柱とから成るX線管装置支持機構と，前記支柱を回転可能に支持する回転部と前記X線管装置に電源を供給する電源装置と前記電源装置を制御する制御部とを移動台車に搭載した移動形X線装置において、前記支柱の側面には当たり止めが設けられ、前記移動台車には前記当たり止めによって揺動回転するストッパが設けられ、前記支柱の回転範囲を正逆 2 回転に制限することを特徴とする移動形 X 線装置によって達成される。また、前記ストッパは、前記支柱の回転軸と平行に設置された軸を介して回転可能に前記移動台車に設けられている。前記ストッパは、所定の角度で前記移動台車に当たって回転が制限され、中央部分は前記当たり止めに当たらないように構成されている。
【００１１】
具体的にいえば、移動台車の固定部側に取り付けられたストッパは、回転部（支柱）側に取り付けられた当たり止めが回転し通過する際、１方向には回転しないような当たり止めの作用があるとすると、その反対方向には当たり止めが１度通過して２回転目に当たり止めの作用となりその方向への回転を制限するので、前記支柱が正逆２方向に回転ができかつ回転し過ぎを制限できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
本発明の移動形Ｘ線装置の実施の１形態について、図面を用いて説明する。
図３は本発明の移動形Ｘ線装置の構成を示す図である。
【００１３】
移動形Ｘ線装置は、移動台車１と，移動台車１にそれぞれ取付けられた２個の固定車輪２及び自在車輪３と，移動台車１に立設する支柱４と，支柱４と支持アーム６とを床からの高さ方向に移動可能に取付けるスライダ５と，支持アーム６と取付けるＸ線管装置７と，移動台車１の筐体内にある高電圧電源とＸ線管装置７を電気的に接続するケーブル８を有している。
【００１４】
固定車輪２は移動台車１に対し取り付け方向が変化せず、一方、自在車輪３は車輪の方向が可変となっている。移動台車１はＸ線管装置７に供給する高電圧電源が搭載されている。Ｘ線管装置７は支持アーム６と床からの高さ方向に移動可能なスライダー５と支持アーム６を支柱４により支持されている。
【００１５】
これらにより構成された移動形Ｘ線装置は、移動台車１を手動又は電動により、被検者のいる病院内の場所へ移動し、その場所でＸ線管装置７を移動し設定し、Ｘ線撮影している。
【００１６】
次に、本発明の特徴とする支柱回転部において回転角度を制限する機構について説明する。図２は回転制限機構の床からの高さ方向の断面を示す図，図１は回転制限機構の床からの高さに垂直な方向の断面を示す図である。
【００１７】
図２に示すように、移動台車１にベアリング１２を介して支柱４は回転可能に取り付けられている。また、図１に示すように、支柱４の側面には当たり止め９が取り付けられている。ストッパ１０は支柱４の回転軸と平行に移動台車１に設置された軸１１を介し回転可能に当たり止め９と同じ高さ取り付けられている。
【００１８】
また、ストッパ１０は、支柱４が回転する場合当たり止め９に接触する以外に支柱４に接触しないと同時に、ある角度で移動台車１に当たり回転しないように、そして、ストッパ１０の中央部分は当たり止め９が回転してきた場合に当たり止め９が当たらないようにしてあるとする。
【００１９】
次に、上記実施形態の動作を説明する。移動形Ｘ線装置を操作して保管場所から病室内の被検者のベッドサイドへ移動し、Ｘ線撮影をするためにＸ線管装置７を手動で位置決めする際、支柱４も回転させられる。支柱４を矢印Ａ方向に回転させ当たり止め９がストッパ１０を通過すると、ストッパ１０は当たり止め９により揺動回転する。更に、支柱４が同方向に回転してくると当たり止め９はストッパー１０を更に回転させようとするが、ストッパ１０は、移動台車１に当たってそれ以上回転しない。よって、支柱４もそれ以上回転しなくなる。同様に、上記と逆回転させた場合には逆回転約２回転にて回転が制限される。
【００２０】
以上により、移動形Ｘ線装置の支柱４の回転角度を約２回転に制限することにより移動台車上のＸ線制御装置とＸ線管装置とを結ぶケーブルが支柱に巻き付きケーブルを破損したり、ケーブルの取り付け部を破損したりすることなく、また、移動形Ｘ線装置の操作に支障をきたすことがない。
【００２１】
また、以上の説明では移動形Ｘ線装置の支柱回転部に１組の当たり止めとストッパを設けた場合についてのみ説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、当たり止め若くはストッパーを数ヵ所に設けて回転角度を制限することもできる。また、回転移動だけでなく直線移動の場合にも適用できる。
【００２２】
以上説明した実施の形態によれば、移動形Ｘ線装置の支柱の回転角度を約２回転に制限することにより移動台車上のＸ線制御装置とＸ線管装置とを接続するケーブルが支柱に巻き付いてケーブルを破損したり、ケーブルの取り付け部を破損したりすることなく、また移動形Ｘ線装置の操作に支障をきたすことない等の効果がある。
【００２３】
【発明の効果】
本発明は、Ｘ線管装置に係る位置決めの操作性を向上した移動形Ｘ線装置を提供するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】回転制限機構の床からの高さに垂直な方向の断面を示す図。
【図２】回転制限機構の床からの高さ方向の断面を示す図。
【図３】本発明の移動形Ｘ線装置の構成を示す図。
【符号の説明】
１ 移動台車
４ 支柱
９ 当たり止め
１０ ストッパ
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転する支柱を有した移動形Ｘ線装置に係り、特に前記支柱の回転範囲を適正に制限してＸ線管装置に係る位置決めの操作性を向上した移動形Ｘ線装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の移動形Ｘ線装置は、移動台車上に電源装置と制御部と回転部と支柱とアーム部とＸ線管装置を搭載している。そして、移動形Ｘ線装置は、移動台車で移動形Ｘ線装置を病院内のベッドサイドへ移動させて、ベッドに寝た被検者をＸ線撮影するものである。
【０００３】
このような移動形Ｘ線装置の撮影時のＸ線管装置の位置決めは、操作者が手でアーム部を持って直接操作し、Ｘ線管装置を回転したり、床面からの高さ方向等を調節してＸ線管装置の位置決めを行う。この際にＸ線管装置が回動移動及び上下移動を行うので、ケーブルは相当のたるみを持たせておく必要があるから、制御部又は電源装置とＸ線管装置を接続するケーブルは、支柱やアーム部のフレーム内でなく、これらフレームの外部に露出しないと、その処理が困難となる。
【０００４】
ところがケーブルが外に露出して施設されていると、アーム部の手動操作に伴いケーブルが支柱等に巻き付いて傷んだり、このような傷みが長く続けばケーブルの断線等の故障につながるおそれがあるという別の問題があった。
【０００５】
そこで、支柱の回転動作を制限する対策が図られているが、その制限は支柱の回転を約１回転しかしないようにしたものであった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の約１回転の回転動作に制限したものでは実際の使用上に際し、１方向にしか回転動作できないため不便であるという問題があった。
【０００７】
かかる不便さについて具体的に説明すると、例えば、被検者Ａ，Ｂの２人が頭を同じ方向にして寝たベッドを２つ並べて設置し、その間に移動形Ｘ線装置を前記被検者の頭方向から足方向に入れ、２人のＸ線撮影をする場合を考えてみる。Ｘ線管装置は待機状態にはベッドに平行な方向に位置しているとし、被検者ＡのＸ線撮影にはその待機状態から反時計方向に９０°の位置に移動させ、被検者ＢのＸ線撮影にはその待機状態から時計方向に９０°の位置に移動させることとする。
【０００８】
今、待機状態から被検者ＡのＸ線撮影し、再び待機状態にしてから被検者ＢのＸ線撮影をすることを考えるとき、もし回転制限が１回転であれば、被検者ＡのＸ線撮影のために反時計方向に９０°回転し、待機状態に戻すために時計方向に９０°回転し、被検者ＢのＸ線撮影のために反時計方向に２７０°回転しなければならない。若しくは、被検者ＡのＸ線撮影のために反時計方向に９０°回転し、待機状態に戻すために時計方向に９０°回転し、移動形Ｘ線装置を前記被検者の足方向から頭方向に入れ直して、被検者ＢのＸ線撮影のために反時計方向に９０°回転しなければならない。
【０００９】
このように、複数の被検者のＸ線撮影に際してのＸ線管装置の位置合わせは不便なものであった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、かかる不便さを解消し、Ｘ線管装置に係る位置決めの操作性を向上した移動形Ｘ線装置を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、X線を照射するX線管装置を支持するアーム部と前記アーム部を支持する支柱とから成るX線管装置支持機構と，前記支柱を回転可能に支持する回転部と前記X線管装置に電源を供給する電源装置と前記電源装置を制御する制御部とを移動台車に搭載した移動形X線装置において、前記支柱の側面には当たり止めが設けられ、前記移動台車には前記当たり止めによって揺動回転するストッパが設けられ、前記支柱の回転範囲を正逆 2 回転に制限することを特徴とする移動形 X 線装置によって達成される。また、前記ストッパは、前記支柱の回転軸と平行に設置された軸を介して回転可能に前記移動台車に設けられている。前記ストッパは、所定の角度で前記移動台車に当たって回転が制限され、中央部分は前記当たり止めに当たらないように構成されている。
【００１１】
具体的にいえば、移動台車の固定部側に取り付けられたストッパは、回転部（支柱）側に取り付けられた当たり止めが回転し通過する際、１方向には回転しないような当たり止めの作用があるとすると、その反対方向には当たり止めが１度通過して２回転目に当たり止めの作用となりその方向への回転を制限するので、前記支柱が正逆２方向に回転ができかつ回転し過ぎを制限できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
本発明の移動形Ｘ線装置の実施の１形態について、図面を用いて説明する。
図３は本発明の移動形Ｘ線装置の構成を示す図である。
【００１３】
移動形Ｘ線装置は、移動台車１と，移動台車１にそれぞれ取付けられた２個の固定車輪２及び自在車輪３と，移動台車１に立設する支柱４と，支柱４と支持アーム６とを床からの高さ方向に移動可能に取付けるスライダ５と，支持アーム６と取付けるＸ線管装置７と，移動台車１の筐体内にある高電圧電源とＸ線管装置７を電気的に接続するケーブル８を有している。
【００１４】
固定車輪２は移動台車１に対し取り付け方向が変化せず、一方、自在車輪３は車輪の方向が可変となっている。移動台車１はＸ線管装置７に供給する高電圧電源が搭載されている。Ｘ線管装置７は支持アーム６と床からの高さ方向に移動可能なスライダー５と支持アーム６を支柱４により支持されている。
【００１５】
これらにより構成された移動形Ｘ線装置は、移動台車１を手動又は電動により、被検者のいる病院内の場所へ移動し、その場所でＸ線管装置７を移動し設定し、Ｘ線撮影している。
【００１６】
次に、本発明の特徴とする支柱回転部において回転角度を制限する機構について説明する。図２は回転制限機構の床からの高さ方向の断面を示す図，図１は回転制限機構の床からの高さに垂直な方向の断面を示す図である。
【００１７】
図２に示すように、移動台車１にベアリング１２を介して支柱４は回転可能に取り付けられている。また、図１に示すように、支柱４の側面には当たり止め９が取り付けられている。ストッパ１０は支柱４の回転軸と平行に移動台車１に設置された軸１１を介し回転可能に当たり止め９と同じ高さ取り付けられている。
【００１８】
また、ストッパ１０は、支柱４が回転する場合当たり止め９に接触する以外に支柱４に接触しないと同時に、ある角度で移動台車１に当たり回転しないように、そして、ストッパ１０の中央部分は当たり止め９が回転してきた場合に当たり止め９が当たらないようにしてあるとする。
【００１９】
次に、上記実施形態の動作を説明する。移動形Ｘ線装置を操作して保管場所から病室内の被検者のベッドサイドへ移動し、Ｘ線撮影をするためにＸ線管装置７を手動で位置決めする際、支柱４も回転させられる。支柱４を矢印Ａ方向に回転させ当たり止め９がストッパ１０を通過すると、ストッパ１０は当たり止め９により揺動回転する。更に、支柱４が同方向に回転してくると当たり止め９はストッパー１０を更に回転させようとするが、ストッパ１０は、移動台車１に当たってそれ以上回転しない。よって、支柱４もそれ以上回転しなくなる。同様に、上記と逆回転させた場合には逆回転約２回転にて回転が制限される。
【００２０】
以上により、移動形Ｘ線装置の支柱４の回転角度を約２回転に制限することにより移動台車上のＸ線制御装置とＸ線管装置とを結ぶケーブルが支柱に巻き付きケーブルを破損したり、ケーブルの取り付け部を破損したりすることなく、また、移動形Ｘ線装置の操作に支障をきたすことがない。
【００２１】
また、以上の説明では移動形Ｘ線装置の支柱回転部に１組の当たり止めとストッパを設けた場合についてのみ説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、当たり止め若くはストッパーを数ヵ所に設けて回転角度を制限することもできる。また、回転移動だけでなく直線移動の場合にも適用できる。
【００２２】
以上説明した実施の形態によれば、移動形Ｘ線装置の支柱の回転角度を約２回転に制限することにより移動台車上のＸ線制御装置とＸ線管装置とを接続するケーブルが支柱に巻き付いてケーブルを破損したり、ケーブルの取り付け部を破損したりすることなく、また移動形Ｘ線装置の操作に支障をきたすことない等の効果がある。
【００２３】
【発明の効果】
本発明は、Ｘ線管装置に係る位置決めの操作性を向上した移動形Ｘ線装置を提供するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】回転制限機構の床からの高さに垂直な方向の断面を示す図。
【図２】回転制限機構の床からの高さ方向の断面を示す図。
【図３】本発明の移動形Ｘ線装置の構成を示す図。
【符号の説明】
１ 移動台車
４ 支柱
９ 当たり止め
１０ ストッパ
Claims (3)
- Ｘ線を照射するＸ線管装置を支持するアーム部と前記アーム部を支持する支柱とから成るＸ線管装置支持機構と，前記支柱を回転可能に支持する回転部と前記Ｘ線管装置に電源を供給する電源装置と前記電源装置を制御する制御部とを移動台車に搭載した移動形Ｘ線装置において、前記支柱の側面には当たり止めが設けられ、前記移動台車には前記当たり止めによって揺動回転するストッパが設けられ、前記支柱の回転範囲を正逆２回転に制限することを特徴とする移動形Ｘ線装置。
- 前記ストッパは、前記支柱の回転軸と平行に設置された軸を介して回転可能に前記移動台車に設けられていることを特徴とする請求項１記載の移動形Ｘ線装置。
- 前記ストッパは、所定の角度で前記移動台車に当たって回転が制限され、中央部分は前記当たり止めに当たらないように構成されていることを特徴とする請求項１記載の移動形Ｘ線装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07858498A JP4014282B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 移動形ｘ線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07858498A JP4014282B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 移動形ｘ線装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11253431A JPH11253431A (ja) | 1999-09-21 |
| JP4014282B2 true JP4014282B2 (ja) | 2007-11-28 |
Family
ID=13665969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07858498A Expired - Lifetime JP4014282B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 移動形ｘ線装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4014282B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013165826A (ja) * | 2012-02-15 | 2013-08-29 | Hitachi Medical Corp | 移動型ｘ線装置 |
| US10779779B2 (en) | 2017-08-25 | 2020-09-22 | Shimadzu Corporation | Portable radiation imaging apparatus |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101449424B1 (ko) * | 2013-06-17 | 2014-10-13 | (주)포인트닉스 | X선 촬영장치에서 회전암의 회전각 제한 장치 |
| CN110934602A (zh) * | 2018-09-21 | 2020-03-31 | 日立医疗系统(苏州)有限公司 | 移动式x射线机 |
-
1998
- 1998-03-12 JP JP07858498A patent/JP4014282B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013165826A (ja) * | 2012-02-15 | 2013-08-29 | Hitachi Medical Corp | 移動型ｘ線装置 |
| US10779779B2 (en) | 2017-08-25 | 2020-09-22 | Shimadzu Corporation | Portable radiation imaging apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11253431A (ja) | 1999-09-21 |
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