JP4013789B2 - 誘導灯装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物内に設けられる非常用照明のように常用の電源が停電したときに2次電池などの非常用電源でランプを点灯させる誘導灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、非常用の照明装置には常用電源(商用電源)からランプへの電力供給を強制的に停止して擬似的な停電状態とするためのスイッチが設けられており、点検者が装置本体から垂下されている引き紐を操作して上記スイッチをオンさせることによって、2次電池から電力供給してランプを非常点灯させることで2次電池の点検が行われている。誘導灯や非常灯のような非常用の照明装置は、火災や地震等による停電時に2次電池からなる非常用電源でランプを点灯(非常点灯)させるものであり、2次電池による非常点灯が正常に行われるか否かの点検を定期的に行うように消防庁告示及び建築基準法等で義務づけられている。消防庁や建築基準法の規定では、2次電池からの電力供給による誘導灯の場合には、20分間、又は60分間、また、非常灯の場合には30分間、それぞれランプを有効に非常点灯させなければならないことになっている。点検者は、上記引き紐に重りを吊り下げたりして上記規定期間中スイッチをオンとし、その期間にランプが有効に非常点灯可能か否かを監視する必要がある。しかも、一般に誘導灯や非常灯は建物内の複数箇所に設置されているから、それら複数の照明装置を一つ一つ見て回って点検しなければならないから、点検者にとって非常に手間の掛かる作業である。そこで、上述のような2次電池の点検作業の自動化や省力化を図った照明装置が種々提案されている。
【0003】
従来、一定期間ごとに点検開始信号を出力するタイマ手段と電源の切り替え手段と充電電流や誘導灯の電流を測定する点検手段を有した誘導灯装置が知られており、この装置は一定期間ごとに自動的に点検を行うものである(例えば、特許文献1参照)。また、中央監視制御ユニットと複数の個別非常照明ユニットをループ状に配線接続し、各個別非常照明ユニットの制御ユニットは電圧、電流検出手段を含む診断回路を有し、過去の診断結果を各制御ユニットが記憶し、中央監視制御ユニットの要求に応じて過去の診断結果を送信するシステムが知られている(例えば、特許文献2参照)。また、赤外線リモートコントロール受信機を備え、信号の受信確認手段を設けた誘導灯照明器具が知られている(例えば、特許文献3参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第2744185号公報
【特許文献2】
特開平3−228497号公報
【特許文献3】
特開平3−241696号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特許文献1に示されるような誘導灯装置は、器具単体で自動的に点検を行うことが可能であるが、隣り合う誘導灯との関係を考慮していないので、隣り合う誘導灯が同時に点検を行った場合、隣り合う誘導灯が同時に電池の放電を行って消耗してしまう。この場合、点検中、又は点検後の電池の充電中のように、電池能力が回復していないときに停電があると、これらの誘導灯は規定の点灯時間を維持することができなく、また、互いに隣接しているので、そのような点灯時間を維持できない誘導灯の存在する領域が広くなってしまうという安全上の問題がある。
【0006】
また、特許文献2に示されるような非常照明ユニットの診断通信システムは、複数の個別非常照明ユニットをループ状の配線で接続するものであり、配線接続が必要なため、非常照明ユニットの施工時に多大な手間が必要となる。また、点検は、1本の配線上に接続された個別非常照明ユニットについて順次行われるため、大規模システムの場合、全ユニットを点検するのに時間がかかるという問題がある。
【0007】
また、特許文献3に示されるような誘導灯照明器具は、赤外線リモコンを用いているので、離れた位置にある誘導灯に点検信号を送信し点検を行うことが可能であるが、隣り合う誘導灯との関係が考慮されていないので、隣り合う誘導灯について同時に点検を行った場合、前述したように、安全上の問題がある。
【0008】
本発明は、上記課題を解消するものであって、隣り合う誘導灯の同時点検による同時電池消耗が防止でき、点検のための巡回回数を減らしても各照明装置の状態を把握でき、点検の手間について省力化でき、また施工が容易な誘導灯装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、建物内に設置され、非常時に2次電池を電源として点灯する複数の誘導灯と、この誘導灯と無線により双方向通信を行うリモコンとを有する誘導灯装置において、建物内フロアを複数の小エリアに分割し、各エリアに最大1台の誘導灯が割り当てられると共に、各誘導灯にアドレス情報が付与され、前記各誘導灯には、前記リモコンとの双方向通信により各誘導灯自身が独自に動作するための点検スケジュールが設定され、該点検スケジュールは、前記アドレス情報に基づき、隣接し合う小エリアの誘導灯が同時に点検動作を行わないように設定され、前記建物内フロアを複数の小エリアに分割する際に、壁などの遮蔽物を誘導灯とみなして各小エリアに割り当てると共にアドレス情報を付与し、壁などを挟んで隣り合う誘導灯が隣接していないものと認識されるようにした誘導灯装置である。
【0010】
上記構成においては、建物内フロアを複数の小エリアに分割し、各エリアに最大1台の誘導灯が割り当て、各誘導灯にアドレス情報を付与し、各誘導灯自身が独自に動作するための点検スケジュールを、アドレス情報に基づき、隣接し合う小エリアの誘導灯が同時に点検動作を行わないようにして、リモコンとの双方向通信により各誘導灯に設定するので、隣り合う誘導灯の同時点検による同時電池消耗が防止できる。これにより、点検後充電中に停電があると規定の点灯時間が維持されない領域が大きくなるという問題が解決される。また、上記構成においては、壁などの遮蔽物を誘導灯とみなして各小エリアに割り当てると共にアドレス情報を付与し、壁などを挟んで隣り合う誘導灯が隣接していないものと認識されるようにしたので、点検スケジュールの決定が容易であり、かつ現実に即した点検スケジュールとすることができる。また、誘導灯装置の安全性の機能を確保しつつ、壁をはさんで隣り合う誘導灯については、同時に点検可能とする点検効率の改善が可能である。
【0013】
請求項の発明は、請求項1記載の誘導灯装置において、前記点検スケジュールによる点検順序を示す番号の最大値を、誘導灯が割り当てられた小エリアの数がn個であるとき、n以下となるように組み直すことを特徴とするものである。
【0014】
上記構成においては、点検スケジュールによる点検順序を示す番号の最大値を、誘導灯が割り当てられた小エリアの数がn個であるとき、n以下となるように組み直すので、隣り合わない誘導灯については同時に点検することが許容される場合に、このことを考慮して、複数の誘導灯に同じ点検順序を与えることにより、誘導灯全体の点検終了時期を早めることができ、全体の点検結果をより早く知ることができる。
【0015】
請求項の発明は、請求項1又は請求項に記載の誘導灯装置において、前記小エリアに優先順位を設け、優先順位の高い誘導灯について所定期間内の点検回数をその他の誘導灯のそれよりも多くしたものである。
【0016】
上記構成においては、優先順位の高い誘導灯に関して、その他の誘導灯よりも回数を多くして点検を行うことより、誘導灯装置の安全性に対する機能を高めることができる。
【0017】
請求項の発明は、請求項1乃至請求項のいずれかに記載の誘導灯装置において、前記点検スケジュールは、建物の複数フロアについて避難経路に対応する小エリアについて同時に点検を行わないようにしたものである。
【0018】
上記構成においては、複数のフロアで構成されている建物においても、フロア間の避難経路を確保しながら点検を行うことができる。
【0019】
請求項の発明は、請求項1に記載の誘導灯装置において、前記小エリア分割に代えて、防火区画を用いるものである。この構成においては、より現実に即して、誘導灯の隣接状況を考慮した点検スケジュールを設定することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した誘導灯装置の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は誘導灯装置の構成を示す。本実施形態における誘導灯装置は、双方向通信が可能な通信部11を内蔵した複数台の誘導灯1と、各誘導灯1と双方向通信Sが可能な通信部24や表示部を備えたリモコン2から構成される。各誘導灯1は、電源線(常用電源、商用電源)3だけが接続されている。
【0021】
図2は誘導灯1の構成を示す。誘導灯1は、誘導表示を行うランプ12、ランプ12を点灯させる点灯回路部13、停電時に電源となる2次電池14、2次電池14を電源線3からの電力により充電する充電回路部(充電手段)14a、一定の点検時間の間に2次電池14による点灯動作を行った後に、ランプ12及び2次電池14の電流や電圧が基準値以上であるかどうかを判断する点検回路部(点検手段)15、点検時間を計測するタイマ回路部16、誘導灯1の自己アドレスや点検結果を記憶する記憶部17、及びリモコン2との送受信を行う通信部11を備えている。
【0022】
図3はリモコン2の構成を示す。リモコン2は、誘導灯1に点検命令などを送信するための操作を行う操作部21、操作部21からの指令に基づいて送信命令等の動作を制御する制御部22、例えば点検結果を表示する表示部23、及び誘導灯1との双方向通信Sを行う通信部24から構成されている。この双方向通信の媒体は、例えば、赤外線であり、誘導灯1の通信部11、及びリモコン2の通信部24は、共に赤外線受光部と赤外線送信部から構成されている。
【0023】
図4はリモコン2の表示部23を示す。リモコン2の表示部23には、誘導灯1が設置されているフロアの配置図Mが表示してある。配置図Mには、階段、エレベータや出入り口が記載されている。また、配置図の縦、横は、一定区画で区分されており、その升目に応じて、フロアは小エリアに区分されている。図に記載してある黒丸●は、誘導灯1を示しており、小エリアに最大1台だけが配置されるように、縦横の升目が区分されている。
【0024】
本誘導灯装置において、誘導灯1には信号線が配線されていないため、施工時にアドレス設定を行う必要がある。配置図M上に誘導灯1の位置を指し示し、前出の図1に示されるリモコン操作部のアドレス設定用スイッチであるアドレススイッチ26を押すことによってアドレス設定が行われる。このようなリモコン2の操作により、配置図Mの縦横の升目で示されるアドレス情報が誘導灯1に送信される。例えば、黒丸●の誘導灯1については、アドレス7−6が送信される。また、アドレス設定とともに、例えば、点検周期をリモコン2で設定し、リモコン2から誘導灯1に送信することができる。誘導灯1は、送信された点検周期に応じて、各自独立して、例えば2次電池14の性能特性について点検を行う。点検周期は、3ヶ月乃至6ヶ月というような周期で設定される。点検結果は、各誘導灯1の記憶部17に記憶されており、点検者が、例えば、半年に1回リモコン2を用いて各誘導灯1から点検結果の収集を行う。リモコン2からの点検結果要求信号を受けた誘導灯1の点検回路部15は、記憶部17に記憶している点検結果を通信部11を介してリモコン2に送信する。点検者は、送信された内容がリモコン2の表示部23に表示されるのを見て、巡回に来ていない間に誘導灯1の点検回路部15によって行われた点検の結果、及び点検そのものが確実に行われたかどうかについて把握することができる。
【0025】
次に、同一フロアにおける各誘導灯1の点検スケジュールについて説明する。図5はリモコン2内部に記憶されている点検スケジュールを示す。点検スケジュールは、誘導灯1の点検を行うと2次電池14が消耗され、その回復のための充電時間中において2次電池14のの能力が低下する可能性があるので、同一フロアの誘導灯1の点検状態が、重ならないようにするために点検開始時刻をずらしたスケジュールを設定するためのテーブルであり、これをもとに、点検開始遅れ時間が作成され、点検開始命令とともにリモコン2から各誘導灯1に送信される。ここに示す点検スケジュールは、前出の配置図Mに示す縦横の升目に対応しており、全ての升目に横番地、縦番地が割り当てられて作成されたものであり、各升目毎の点検順序を示す番号が示されている。図5に示す点検スケジュールは、最初にアドレス1−1、1−3、1−5、1−7、1−9、1−11(横番地−縦番地と表記)に位置する誘導灯1が最初に点検され、次に、アドレス1−2、1−4、1−6、1−8、1−10に位置する誘導灯1が点検され、次にアドレス2−1、2−3、2−5、2−7、2−9、2−11に位置する誘導灯1が点検されるように順番を設定したものになっている。
【0026】
図6はリモコン2が誘導灯1に点検開始命令を送信するときの処理フローを示す。リモコン2の点検スイッチ21が押されると(#1)、誘導灯1に設定されたアドレスがリモコン2に送信され、リモコン2は送信されたアドレスを読み込む(#2)。アドレスを読み込んだリモコン2は、図5の点検スケジュールに示された順番に基づいて点検開始の遅れ時間を設定する(#3)。例えば、リモコン2において、点検周期が3ヶ月(90日)と設定されたとする。図5に示す点検順序を示す番号の最大値が30であるから、各誘導灯1における点検が一巡し、連続して二順目の点検が行われるとすると、点検開始の遅れとして90日/30=3日とすればよいことが分かる。そこで、3日ずつ点検スケジュールが進むことになる。故に、アドレス7−6に設定されている誘導灯1は、点検スケジュールにおける順番が14なので3日×14=42日の遅れ時間が設定される。その後、リモコン2は、点検開始命令とともに、図5のテーブルから設定された遅れ時間を誘導灯1に送信する(#4)。このとき、例えば、アドレス7−6に設定されている誘導灯1は、42日の待機後、3ヶ月周期の点検を開始し、以後、その点検を繰り返す。
【0027】
上述した点検スケジュールの適用例を説明する。図7は誘導灯1の配置図を示し、図8は各誘導灯1の点検開始の遅れ時間を設定するための点検スケジュールを示す。図7のように各小エリアに設置された誘導灯1の点検順序は、リモコン2によって、図8に示す順番に基づいて点検開始遅れ時間が設定される。各誘導灯1を信号線で接続することなく、設定された点検スケジュールに従って各誘導灯1に点検を実施させることができる。このように、フロアに設置された誘導灯1の点検順番を所定の順番で行い、隣り合う誘導灯1に対して同時に電池の放電が行われることがないようにするので、点検後の充電中であるために2次電池14が規定の点灯時間を維持できないような領域は、離れて配置された誘導灯1の部分だけとなり、隣り合う誘導灯1が同時にそのような領域となることがなく、安全性にすぐれた誘導灯装置が実現される。建物のフロアを小エリアに分割した例を示したが、通常、建物は防火区画に分割してある場合が多く、防火区画を同様の方法で小エリアに分割するようにしてもよい。
【0028】
次に、本発明に係る誘導灯装置の他の実施形態について説明する。本実施形態においては、誘導灯1が設置されたフロアにおける壁やパーティションの存在を考慮した点検スケジュールが用いられる。本実施形態における誘導灯装置の基本構成は、図1と同様である。図9はリモコン2の表示部23を示す。この図に示されるフロアでは、縦番地の9と10の間であって、横番地の2〜4及び11〜15に壁W1,W2が配置されている。また、アドレス2−9、2−10、11−9、11−10には、誘導灯1が配置されている。このような誘導灯1に対して点検スケジュールを決めるとき、通常は隣り合う誘導灯1は同時に点検を行わないが、アドレス2−9と2−10にある2つの誘導灯1、及びアドレス11−9と11−10にある2つの誘導灯1は、それぞれの間に壁W1,W2があるため、同時に点検を行っても問題はなく、点検効率を考えると同時に行っても良いと考えられる。
【0029】
しかし、図9に示すような小エリアの区分の仕方では、同時に点検を行うような点検スケジュールを組むことができない。そこで、図10に示すように、壁がある部分は、壁専用に区画を便宜的に増設して、同じ小エリアに壁と誘導灯1を配置しないように区画を再設定し、アドレス2−10、11−10に配置されている誘導灯1は、アドレス2−11、11−11に配置変更を行い、下記のように点検スケジュールを決める。
【0030】
図11は図10で示した誘導灯1及び壁の配置に対する点検スケジュールを示す。この点検スケジュールは、図5に示す点検スケジュールの縦番地を拡張した点検スケジュールを基にして作成されている。壁W1,W2の部分には、壁の代わりに誘導灯1が設置されていると仮定することにより、もともと壁W1,W2を挟んで隣り合っていた誘導灯1を、点検スケジュールでは互いに隣接していないように表現できるため、アドレス2−9,2−11の誘導灯1は、同時に点検が行われる点検スケジュールの設定がなされる。アドレス11−9,11−11の誘導灯1についても同様に処理される。
【0031】
このように、フロアの配置に壁などの遮蔽物があった場合は、遮蔽物を誘導灯1とみなして各小エリアを割り当てるように位置アドレスを組むことによって、本来の誘導灯1の位置アドレスに基づいて作成されている点検スケジュールを変更することができ、壁をはさんで隣り合う誘導灯1を同時に点検するようにでき、また、壁がない部分については、本来の点検方法である、同時に点検しないスケジュールを可能にできる。本実施形態の誘導灯装置によれば、点検スケジュールの決定が容易であり、かつ現実に即した点検スケジュールとすることができる。また、前述の実施形態における特徴である誘導灯装置の安全性の機能を確保しつつ、壁をはさんで隣り合う誘導灯1については、同時に点検可能とする点検効率の改善が可能である。
【0032】
次に、本発明に係る誘導灯装置のさらに他の実施形態について説明する。本実施形態は、同一フロアに設置された誘導灯1の点検を、効率的に行う事例を示すものである。図12はリモコン21の表示部23を示す。黒丸●は設置されている誘導灯1を示す。前述の方法で点検スケジュールを決定すると、図13に示すような点検順序となる。この点検スケジュールは、図5に示す点検スケジュールを基にして作成されているため、点検の間隔が等間隔とはならず、12個の誘導灯1しかないのに、全体の点検結果を早くを知ることはできない。例えば、3日ずつ点検スケジュールが進む場合、アドレス6−1の誘導灯1の点検順番は2であり、アドレス9−3の誘導灯1の点検順番は5であって、このままの点検スケジュールだと、両誘導灯1の点検順番の差5−2=3によって3日×3=9日の間は点検が進まないことになる。そこで、誘導灯1の設置台数が少ない場合は、誘導灯1の台数に応じて点検スケジュールを組む必要があり、以下でその方法について説明する。
【0033】
リモコン2には、図5に示す点検スケジュールが記憶されており、図12のような誘導灯1の設置状態に対して、各誘導灯1のアドレスに応じて図5の点検スケジュールを基に、点検順序、点検の日程が組まれ、点検スケジュールは図13のようになる。本実施形態の誘導灯装置では、さらに、図13の点検スケジュールを基に、点検順序の順番を保ったまま、点検順序に飛びがないようにして番号を付け直して、図14のように組み直す。その後、誘導灯1に点検命令を送信するときに、図14の点検スケジュール及び順位間の遅れ時間、例えば3日、に基づいて各誘導灯1の点検開始の遅れ時間を計算し、点検開始命令とともにこの遅れ時間を送信する。そのため、誘導灯1全体の点検終了時期が、より早くなり全体の点検結果をより早く知ることができる。
【0034】
本実施形態の誘導灯装置では、フロア全体の全小エリアに基づく点検スケジュールを組んだ後で、さらに、誘導灯1が割り当てられた小エリアの数がn個であるとき、点検順序を示す数値がn以下となるように点検スケジュールを組み直すものである。誘導灯1が割り当てられた小エリアの数がn個であれば、点検順序を示す数値は最大nであり、隣り合わない誘導灯1は重複して点検順番が与えられるので(同時に点検を行うので)、通常n以下となる。誘導灯1の点検スケジュールに関係する小エリアの組み合わせの最小単位は、図15に示されるように4区分の場合である。この場合、斜め方向の小エリア同士は「隣り合わない」誘導灯1であるとすると、点検順序を示す番号の最大値は3となる。本実施形態の誘導灯装置によれば、誘導灯1の台数に応じて柔軟に点検スケジュールを設定して、誘導灯1全体の点検結果を早く知ることができる。
【0035】
次に、本発明に係る誘導灯装置のさらに他の実施形態について説明する。図16はリモコン2の表示部23を示す。黒丸●は誘導灯1を示しており、黒丸●の大きさの大、小により誘導灯1の点検順序の優先順位が示されている。大きい黒丸●は出入り口や非常階段への出入り口などの、特に重要度の高い避難経路に設置されている誘導灯1を示している。また、小さい黒丸●はそれ以外の一般の誘導灯1を示している。本実施形態におけるリモコン2は、前述のいずれかと同様に、各誘導灯1のアドレス情報に基づき点検順序を設定し、点検開始遅れ時間と点検開始命令を各誘導灯1に送信する。
【0036】
本実施形態の誘導灯装置では、優先順位の高い誘導灯1について所定期間内の点検回数をその他の誘導灯1のそれよりも多くした点検スケジュール、例えば、まず優先順位の高い誘導灯1の点検を2回行った後に、優先順位の低い誘導灯1の点検を行うように設定される。図17は、図16の誘導灯1の配置例に対する点検スケジュールを示し、図18は点検順序を示す。この点検スケジュールは、優先順位の高い誘導灯1(図16中の大きい黒丸●)と優先順位の低い誘導灯1(図16中の小さい黒丸●)を区別して組まれている。図18に示すように、点検順序1〜6で点検が行われた誘導灯1について、点検順序7〜12において、再度点検が繰り返されている。この優先順位の高い誘導灯1に関する2回に亘る点検の後、点検順序13〜15において、優先順位の低いアドレス7−7、11−2,11−6,11−8、14−3の誘導灯1について点検が行われる。以降、点検順序1〜15の点検が繰り返えされる。このように、優先順位の高い誘導灯1に関して、その他の誘導灯1よりも多く点検を行うことより、誘導灯装置の安全性に対する機能を高めることができる。
【0037】
次に、本発明に係る誘導灯装置のさらに他の実施形態について説明する。図19はリモコン2の表示部23を示す。リモコン2の表示部23には、誘導灯1が設置されているフロアの配置図が表示してあり、図中の黒丸●は誘導灯1を示す。図19に示す誘導灯1は、縦番地と横番地によって、小エリアに区分されており、その小エリアによってアドレス設定がなされているとともに、さらに、そのアドレスには建物の階数41を示すフロア情報も含まれている。例えば、アドレス1−6(横番地1、縦番地6という意味)に記載される誘導灯1は、例えば1階に存在する場合、1−1−6(1階の横番地1、縦番地6という意味)というアドレス情報を有することになる。本実施形態における誘導灯1の点検は、前述のいずれかと同様に、誘導灯1のアドレス情報に基づき行われる。さらに、本実施形態では、建物の上下フロアの誘導灯1のアドレスも考慮しており、以下に示すように建物の複数フロアの避難経路に対応する小エリアについては同時に点検を行わない点検スケジュールが設定される。
【0038】
図20は、同一フロア内に設置された誘導灯1の点検順序を示す。図21はリモコン2に記憶されている誘導灯1の設置された6階建ての建物Bを示す。また、図22はリモコン2に記憶された非常階段US近くに属する建物内の全フロア誘導灯1のリストを示す。リモコン2には、1フロアだけのものでなく6フロア分の全誘導灯1のアドレスが記憶されている。図20の点検順序は、停電が起こった時にも避難経路が確保されるように、フロアの上下で隣り合う誘導灯1について同時に点検を行わないように設定されている。建物B内の誘導灯1の点検スケジュールは、6フロアについてフロアごとに管理されている。非常階段US近くのアドレス1−3−9の誘導灯1に対しては、図22に示すように記憶した階段近くに属する誘導灯1のリストに基づき、同一階段で2つ以上の誘導灯1が同時に点検を行うスケジュールを回避するように各フロア毎の点検スケジュールにおける点検順序が再設定される。このようにして設定された点検スケジュールに基づいて、点検開始遅れ時間が設定され、各誘導灯1に送信される。
【0039】
本実施形態の誘導灯装置によれば、複数のフロアで構成されている建物においても、フロア間の避難経路を確保しながら点検を行うことができ、しかも、本発明では、誘導灯1が通信線などで接続されていないため、既存の建物にも施工しやすいという効果がある。
【0040】
次に、本発明に係る誘導灯装置のさらに他の実施形態について説明する。図23及び図24はリモコンの表示部23を示す。本実施形態におけるリモコンは、図3に示したものと基本構成は同様であるが、通常はフロアの一角に設置されている(リモコン60)点、及び後述するように電波による通信部を有する点が異なる。図23のリモコン60の表示部23には、誘導灯1が設置されているフロアの配置図が表示されている。図23に黒丸●により示されている各誘導灯1は、その配置に応じて、優先順位が設けられている。例えば、アドレス1−6,8−1,8−11,15−6の誘導灯1は、出入口Eに設けられているため、非常時に人が集中する場所であり、他の誘導灯1よりも重点的に点検して保守が行われる必要がある。
【0041】
本誘導灯装置において、上記のような優先順位の高い誘導灯1は、誘導灯1に異常が発生した場合、自らリモコン60に異常を知らせる機能を有している。そのため、優先順位の高い誘導灯1は、通信部11に電波による小電力無線の送受信部を備えており、リモコン60も通信部24に電波による小電力無線の送受信部を備えている。また、これらの誘導灯1は、点検命令がリモコン60から送信された時点から前述のいずれかと同様の点検を行っている。そして、例えば、優先順位の高いアドレス15−6の誘導灯1は、点検結果が異常である場合、自発的に異常を示す信号電波を発信し、図23に示されるフロアの端に配置された、電波受信機を内蔵しているリモコン60に送信する。異常信号を受信したリモコン60の表示部23は、図24に示されるように、誘導灯1の配置図において異常信号を送信した誘導灯1の表示部分に、例えば点滅表示をすると共に、異常があったことを音声で点検者に知らせるようになっている。本誘導灯装置によれば、誘導灯1を通信線で結合することなく、誘導灯1の異常を迅速に検知することが可能となる。
【0042】
なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。上記した実施例では、各誘導灯から誘導灯のアドレスを読み込む例を示した(図6)が、リモコンからアドレス情報を誘導灯に向けて送信し、誘導灯にアドレスを設定するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る誘導灯装置の構成図。
【図2】 同上装置を構成する誘導灯の構成図。
【図3】 同上装置を構成するリモコンの構成図。
【図4】 同上装置におけるリモコンの表示部に表示されたフロアの配置図。
【図5】 同上装置における点検スケジュールを示す図。
【図6】 同上装置におけるリモコンが誘導灯に点検開始命令を送信するときの処理フロー図。
【図7】 同上装置におけるリモコン表示部に表示されたフロアの配置図。
【図8】 同上装置における点検スケジュールを示す図。
【図9】 本発明の他の実施形態に係る誘導灯装置を構成するリモコン表示部に表示されたフロアの配置図。
【図10】 同上装置におけるリモコンの表示部に表示されたフロアの配置図。
【図11】 同上装置における点検スケジュールを示す図。
【図12】 本発明のさらに他の実施形態に係る誘導灯装置を構成するリモコン表示部に表示されたフロアの配置図。
【図13】 同上装置における点検スケジュールを示す図。
【図14】 同上装置における点検スケジュールを示す図。
【図15】 同上装置における点検スケジュールを示す図。
【図16】 本発明のさらに他の実施形態に係る誘導灯装置を構成するリモコン表示部に表示されたフロアの配置図。
【図17】 同上装置における点検スケジュールを示す図。
【図18】 同上装置における点検順序の図。
【図19】 本発明のさらに他の実施形態に係る誘導灯装置を構成するリモコン表示部に表示されたフロアの配置図。
【図20】 同上装置における点検順序の図。
【図21】 同上装置が設置される建物の図。
【図22】 同上装置における点検順序の図。
【図23】 本発明のさらに他の実施形態に係る誘導灯装置を構成するリモコン表示部に表示されたフロアの配置図。
【図24】 同上装置におけるリモコンの表示部に表示されたフロアの配置図。
【符号の説明】
1 誘導灯
2、60 リモコン
3 電源線
11 通信部
12 ランプ
13 点灯回路部
14 2次電池
14a 充電回路部
15 点検回路部
16 タイマ回路部
24 通信部
25 記憶部

Claims (5)

  1. 建物内に設置され、非常時に2次電池を電源として点灯する複数の誘導灯と、この誘導灯と無線により双方向通信を行うリモコンとを有する誘導灯装置において、
    建物内フロアを複数の小エリアに分割し、各エリアに最大1台の誘導灯が割り当てられると共に、各誘導灯にアドレス情報が付与され、
    前記各誘導灯には、前記リモコンとの双方向通信により各誘導灯自身が独自に動作するための点検スケジュールが設定され、該点検スケジュールは、前記アドレス情報に基づき、隣接し合う小エリアの誘導灯が同時に点検動作を行わないように設定され
    前記建物内フロアを複数の小エリアに分割する際に、壁などの遮蔽物を誘導灯とみなして各小エリアに割り当てると共にアドレス情報を付与し、壁などを挟んで隣り合う誘導灯が隣接していないものと認識されるようにしたことを特徴とする誘導灯装置。
  2. 前記点検スケジュールによる点検順序を示す番号の最大値を、誘導灯が割り当てられた小エリアの数がn個であるとき、n以下となるように組み直すことを特徴とする請求項に記載の誘導灯装置。
  3. 前記小エリアに優先順位を設け、優先順位の高い誘導灯について所定期間内の点検回数をその他の誘導灯のそれよりも多くしたことを特徴とする請求項1又は請求項に記載の誘導灯装置。
  4. 前記点検スケジュールは、建物の複数フロアについて避難経路に対応する小エリアについて同時に点検を行わないようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の誘導灯装置。
  5. 前記小エリア分割に代えて、防火区画を用いることを特徴とする請求項1記載の誘導灯装置。
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