JP4013109B2 - ネットワークシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のネットワークと、ネットワーク相互間の通信を制御するゲートウェイ装置とを含んでなるネットワークシステムに係り、特に、鉄道の自動列車制御装置を構成するネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、それぞれ信号を送受信するローカルコントローラなどの端末が接続された複数のネットワークと、それらネットワーク相互間の通信を制御するゲートウェイ装置とを含んでなるネットワークシステムが知られている。このようなネットワークシステムでは、ゲートウェイ装置は、一方のネットワークから他方のネットワークへ信号を送信するとき、一方のネットワークから受信したデータが書き込まれる第1のバッファと、第1のバッファに書き込まれたデータが転送される第2のバッファとを備え、第2のバッファに書き込まれたデータを他方のネットワークに送信するように構成されている。
【0003】
第2のバッファに書き込まれたデータが他のネットワークに送信される以前に、新しいデータが前記第1のバッファへ書き込まれた場合は、古い順に第2のバッファに格納し、古いデータ順に他方のLAN上に送信するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の場合、ゲートウェイ装置が一方のネットワークから他方のネットワークに送信すべき新しいデータを受信しても、第2のバッファに古いデータが残っていれば、古い方のデータから送信してしまう。この為、古いデータが他方のネットワークに流れることになり、データのリアルタイム性が損なわれ、ネットワークに接続されたノードの周辺機器からの入力、又は出力にリアルタイム性が重要であるネットワークシステムには、上記従来の技術は適用できない。
【0005】
本発明の課題は、ネットワーク相互間の通信におけるリアルタイム性を確保することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するための手段として、ネットワークシステムを構成するゲートウェイ装置に、第1のバッファを備えたデータ受信部と、第2のバッファを備えたデータ送信部を設け、前記データ受信部は一方のネットワークから他方のネットワークに送信するデータを該一方のネットワークから受信して前記第1のバッファに書き込み、前記データ送信部は第2のバッファに書き込まれているデータを前記他方のネットワークに送信するよう構成され、かつ、ゲートウェイ装置は、前記第1のバッファに書き込まれたデータを、前記第2のバッファに書き込まれているデータが他方のネットワークに送信ずみであるかどうかに関係なく、第2のバッファに転送して上書きするように構成される。
【0007】
これにより、何らかの原因で第2のバッファに書き込まれたデータが前記他方のネットワークに送信される前に次のデータが到達した場合、前のデータを送信するのをやめて新しく到達したデータが前記他方のネットワークに送信されるから、常に最も新しいデータがネットワーク上に流れ、ネットワークシステムのリアルタイム性が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。
【0009】
図1に本発明の第1の実施の形態である、複数のLANを連結したネットワークシステムの構成を示す。図示のネットワークシステムは、ローカルエリアネットワーク(以下、LANという)B1、B2と、LANB1、B2それぞれに接続されたローカルコントローラA1、A2と、同じくLANB1、B2それぞれに接続された複数の通信ノードC1〜Cn、E1〜Enと、LANB1、B2を連結するゲートウェイ装置Fと、を含んで構成されている。
【0010】
ローカルコントローラA1、A2は機能コード付き、固定フレーム長、固定パケット割り当てフレームのデータフレームをサイクリックにLANB1、B2それぞれに発行する機能を有する。例えば、ローカルコントローラA1は、LANB2宛の通信(例えばローカルコントローラA1が発信した列車位置情報)であることを示す機能コードを備え、ローカルコントローラA2宛のデータが書き込まれたデータフレームや、通信ノードC1〜Cn宛の通信であることを示す機能コードを備え、通信ノードC1〜Cn宛のデータが書き込まれたデータフレーム、ローカルコントローラA2からLANB1宛の通信であることを示す機能コードを備え、データが書き込まれていないデータフレームなどを、あらかじめ定められた順序で、繰り返し、LANB1に送信する。
【0011】
ローカルコントローラA2も同様に、LANB1宛の通信であることを示す機能コードを備え、ローカルコントローラA1宛のデータが書き込まれたデータフレームや、通信ノードE1〜En宛の通信であることを示す機能コードを備え、通信ノードE1〜En宛のデータが書き込まれたデータフレーム、LANB1からローカルコントローラA2宛の通信(例えばローカルコントローラA1が発信した列車位置情報)であることを示す機能コードを備え、データが書き込まれていないデータフレームなどを、あらかじめ定められた順序で、繰り返し、LANB2に送信する。
【0012】
なお、上記機能コードは、宛先を示すものであってもよい。
【0013】
またゲートウェイ装置は、LANB1からLANB2へ送信するデータを受信する第1のバッファを備えたデータ受信部DA1Rと、第2のバッファを備え、この第2のバッファに書き込まれたデータをLANB2へ送信するデータ送信部DA2S、そしてLANB2からLANB1へ送信するデータを受信する第1のバッファを備えたデータ受信部DA2Rと、第2のバッファを備え、この第2のバッファに書き込まれたデータをLANB1へ送信するデータ送信部DA1Sと、を有する。ゲートウェイ装置はまた、前記第1のバッファに書き込まれたデータを第2のバッファに転送する機能を備えている。
【0014】
LANB1、B2は、いずれも、ローカルコントローラ、通信ノード、ゲートウェイ装置を順に接続した環状の構成となっており、ローカルコントローラは送信するデータフレームを下流側のネットワークに送信し、通信ノード、ゲートウェイ装置は、いずれも、上流側のネットワークから受信したデータフレームを下流側のネットワークに送信するように構成されている。ローカルコントローラは送信したデータフレームを上流側のネットワークから受信すると、受信したデータフレームに対応する処理を行った後、消去する(LANB1へ戻さない)。
【0015】
図1のシステムにおいて、ゲートウェイ装置Fは、LANB1上のデータフレームを受信してデータフレームの機能コードを判別し、LANB2へ送信するデータ(例えばローカルコントローラA1が発信した列車位置情報)であることを示す機能コードが付されたデータフレームを検出する。LANB2へ送信するデータであることを示す機能コードが付されていないデータフレームはそのままLANB1へ戻される。LANB2へ送信するデータであることを示す機能コードが付されたデータフレームについては、そのデータフレームのパケットのデータをデータ受信部DA1Rの前記第1のバッファへ書き込み、データフレーム自体はそのままLANB1へ戻される。このデータは直ちに、データ送信部DA2Sの第2のバッファに転送され、書き込まれる。
【0016】
一方、データ送信部DA2Sは、LANB2上のデータフレームを受信してデータフレームの機能コードを判別し、LANB1からローカルコントローラA2宛の通信(例えばローカルコントローラA1が発信した列車位置情報)であることを示す機能コードを備え、データが書き込まれていないデータフレームを検出する。それ以外のデータフレームはそのままLANB2へ戻される。データ送信部DA2Sは、前記検出したデータフレームのデータが書き込まれていない個所(パケット)に、前記第2のバッファのデータを書き込み、LANB2へ送信する(戻す)。
【0017】
ゲートウェイ装置Fは、上述の手順でローカルコントローラA1からローカルコントローラA2宛(つまりLANB2宛)にLANB1に送信されたデータ(例えばローカルコントローラA1が発信した列車位置情報)を、LANB2に転送する。
【0018】
更に、ゲートウェイ装置Fは、データ送信部DA2Sへ転送したデータ、すなわち第2のバッファに書き込まれたデータがLANB2上へ送信される前であっても、新しいデータがデータ受信部DA1Rの第1のバッファへ書き込まれた場合は、このデータをデータ送信部DA2Sの第2のバッファへ上書きするように構成されている。つまり、上書きされる前のデータはLANB2上へ送信されることなく消去され、上書きされた新しいデータがLANB2上へ送信される。これにより、いつも最新のデータがネットワーク上に流れることとなってネットワークシステムのリアルタイム性が向上し、ノードの周辺機器からの入力、又は出力にリアルタイム性が重要である複数のLANを用いたネットワークシステムに適用可能となる。
【0019】
以下、本発明を自動列車制御システムに適用した第2の実施の形態につき説明する。本実施の形態の構成を図2に示す。図示のネットワークシステムは、機能コード付き、固定フレーム長、固定パケット割り当てフレームをサイクリックに発行する端末である3重系フェイルセーフ構成のATC論理部R1,R2と、ATC論理部R1,R2がそれぞれ接続されてデータフレームを送受信する2重ループネットワーク(以下ATC−LANと称す)S1,S2と、ATC−LANS1,S2上に配置された図示されていない複数の通信ノードと、ATC−LANS1,S2に接続されてATC論理部R1,R2間の情報授受を行なう2重系非フェイルセーフ構成のゲートウェイ装置Tと、を含んで構成されている。
【0020】
ATC−LANS1,S2は、鉄道線路に沿って敷設され、ATC−LANS1とATC−LANS2は、ゲートウェイ装置Tを介して接続されている。鉄道各駅ではATC−LAN上に通信ノード(通信制御装置)を置き、通信ノードは機器室内ネットワークを介して送受信器群との伝送経路を構成する。各送受信器は、保安器と沿線ケーブルを介して線路の各軌道回路と接続する。すなわち、ATC論理部は、ATC−LAN、通信ノード、機器室内ネットワーク、送受信器、保安器と沿線ケーブルを介して線路の各軌道回路に信号を伝送し、また各軌道回路からの信号を受信する。
【0021】
ATC−LANS1、S2は、いずれも、ATC論理部、通信ノード、ゲートウェイ装置を順に接続した環状の構成となっており、ATC論理部は送信するデータフレームを下流側のATC−LAN(ネットワーク)に送信し、各通信ノード、ゲートウェイ装置は、いずれも、上流側のネットワークからデータフレームを受信し、機能コードを判別して必要なデータを取出し、あるいは付加して受信したデータフレームを下流側のネットワークに送信する(戻す)ように構成されている。ATC論理部は下流側のネットワークに送信したデータフレームを上流側のネットワークから受信すると、受信したデータフレームから必要なデータを取出したのち、消去する(ATC−LANへ戻さない)。
【0022】
ATC論理部は、到達可能軌道回路情報や列車防護情報などの発生元と受け手である。ATC論理部R1で生成した到達可能軌道回路情報や列車防護情報などのデータは、2重系構成の非フェイルセーフなゲートウェイ装置Tを経由して隣接ATC論理部R2へ到達し、受信内容の正当性をチェックされる。到達可能軌道回路情報や列車防護情報などのデータは、制御内容の変化の有無に無関係に,常に最新情報が伝達されていることを保証するため、毎回数値が変化する通番データを含む電文本体に、ソフト的に生成したCRC(巡回符号)が付与される。これにより、中間の非フェイルセーフな装置内で古い状態情報が蓄積される故障や伝送エラーをATC論理部でフェィルセーフに検知することが出来る。
【0023】
図3に具体システム構成上の隣接ATC論理部への出力データの経路を示す。ATC論理部R1は、列車の到達可能軌道回路情報や列車防護情報などのデータをATC −LANS1 へ送出し、ゲートウェイ装置T、ATC−LANS2を介してATC論理部R2へ送る。
【0024】
ゲートウェイ装置Tは、ATC−LANS1からデータを取出すデータ受信部DR1Rと、ATC−LANS2にデータを送り出すデータ送信部DR2Sと、ATC−LANS2からデータを取出すデータ受信部DR2Rと、ATC−LANS1にデータを送り出すデータ送信部DR1Sと、を含んで構成されている。データ受信部DR1Rはデータを書き込む第1のバッファを備え、データ送信部DR2Sは、データ受信部DR1Rの第1のバッファから転送されされたデータが書き込まれる第2のバッファを備えている。同様に、データ受信部DR2Rはデータを書き込む第1のバッファを備え、データ送信部DR1Sは、データ受信部DR2Rの第1のバッファから転送されされたデータが書き込まれる第2のバッファを備えている。
【0025】
データ受信部DR1Rは、ATC−LANS1からデータフレームを受信し、受信したデータフレームの機能コードを判別して、ATC論理部R2へ送信するデータであることを示す機能コードが付されたデータフレームを検出する。ATC論理部R2へ送信するデータであることを示す機能コードが付されたデータフレームを検出したら、そのデータフレームのパケットのデータを第1のバッファへ書き込む。第1のバッファへ書き込まれたデータは直ちに、データ送信部DR2Sの第2のバッファに転送され、書き込まれる。受信した各データフレームは再びATC−LANS1へ送信される(戻される)。
【0026】
一方、データ送信部DR2Sは、ATC−LANS2からデータフレームを受信し、受信したデータフレームの機能コードを判別して、ATC−LANS1(すなわちATC論理部R1)から受信するデータであることを示す機能コードが付されたデータフレームを検出する。ATC−LANS1から受信するデータであることを示す機能コードが付されていないデータフレームは、そのまま、ATC−LANS2へ戻される。データ送信部DR2Sは、ATC−LANS1(すなわちATC論理部R1)から受信するデータであることを示す機能コードが付されたデータフレームを検出したら、このデータフレームの所定位置の空のパケットに、第2のバッファのデータを書き込んで、ATC−LANS2に送信する(戻す)。ATC論理部R2は、ATC−LANS2からこのデータフレームを受信したら、機能コードによりATC論理部R1から送信されたデータであることを認識し、必要な処理を行う。
【0027】
ゲートウェイ装置Tは、データ受信部DR1Rの第1のバッファにデータが書き込まれたら、データ送信部DR2Sの第2のバッファに書き込まれているデータがすでにATC−LANS2に送信されているかどうかに関係なく、第1のバッファのデータをデータ送信部DR2Sの第2のバッファに転送して上書きする。すなわち、第2のバッファの上書きされる前のデータは、ATC−LANS2に送信されることなく消去され、上書きされたデータがATC−LANS2に送信される。
【0028】
データ受信部DR2Rとデータ送信部DR1Sは、ATC−LANS2からATC−LANS1に送信されるデータについて、上記データ受信部DR1Rとデータ送信部DR2Sの動作と同様の動作を行なう。
【0029】
自動列車制御装置のATC−LANは、先に述べたように、鉄道線路に沿って敷設され、例えば、各ATC論理部は、前記送受信器を介して軌道回路から得られる情報に基づいて、列車位置を認識する。認識した列車位置情報は、隣接するATC−LANのATC論理部にもゲートウェイ装置を介して伝達されるが、安全な運行を維持するため、列車位置はできるだけリアルタイムに伝達される必要がある。隣接する2つのATC−LANに流れるデータフレームのサイクルは必ずしも同期しているわけではなく、前回検出された列車位置情報が隣接するATC論理部に伝達される前に新しい列車位置情報が得られた場合、前回の列車位置ではなく、新しい列車位置が伝達されることが望ましい。
【0030】
上記実施の形態によれば、第2のバッファに書き込まれた列車位置がATC−LANS2に送信されたかどうかに無関係に、新しいデータが得られる都度第2のバッファに書き込まれ、このデータがATC−LANS2に送信されるから、常に、最新の列車位置データを隣接するATC−LANS2に、すなわちATC論理部に伝達することができる。また、第2のバッファに書き込まれたデータが何らかの原因で送信すべきタイミングで送信されなかった場合でも、新しく前記第1のバッファに書き込まれたデータが第2のバッファに直ちに上書きされるから、次の送信タイミングのときには、新しいデータが送信されることになり、リアルタイム性が維持される。
【0031】
なお、データの中間経路となるゲートウェイ装置Tは非フェイルセーフの構造であるが、情報の発生元と最終的な受け手が情報の正当性をフェイルセーフに判定できるフェイルセーフ装置なので、ゲートウェイ装置Tがデータのチェックや作成をする機能を持っていなくても、このネットワークシステムは、ネットワーク全体がフェイルセーフな構造になっている。
【0032】
上記実施の形態では、2つのネットワーク(ATC−LAN)が1つのゲートウェイ装置で連結されてネットワークシステムを構成しているが、自動列車制御システムでは、多数(3個以上)のATC−LANが順にゲートウェイ装置で連結されて長大なシステムを形成し、また鉄道の分岐位置に沿った個所では、1つのATC−LANに、3個以上のゲートウェイ装置が結合され、各ゲートウェイ装置にそれぞれ次のATC−LANが結合された構成となっている。本発明は、そのような複雑なネットワークシステムにおいても、同様に適用可能である。
【0033】
上記各実施の形態はリング状のネットワークをゲートウェイ装置で連結してネットワークシステムを構成した例であるが、バス型のネットワークを用いる場合でも、ゲートウェイ装置でネットワークを相互に連結するネットワークシステムであれば、本発明を適用し、同様の効果を得ることができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、常に最新のデータがネットワーク上に流れ、ネットワークシステムのリアルタイム性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図3】図2の部分の詳細を示すブロック図である。
【符号の説明】
A1,A2 ローカルコントローラ
B1,B2 LAN
C1〜Cn,E1〜En 通信ノード
DA1R,DA2R データ受信部
DA1S,DA2S データ送信部
DR1R,DR2R データ受信部
DR1S,DR2S データ送信部
F ゲートウェイ装置
R1,R2 ATC論理部
S1,S2 ATC−LAN
T ゲートウェイ装置
Claims (3)
- 列車制御に係るデータを送受信する複数の端末がそれぞれ接続された複数のネットワークと、前記複数のネットワーク相互間の通信を制御するゲートウェイ装置とを含んでなり、前記ゲートウェイ装置は、一方のネットワークから受信したデータを第1のバッファに書き込み、次いで第1のバッファに書き込んだデータを第2のバッファに転送して書きこみ、第2のバッファに書き込まれているデータを前記他のネットワークに送信するように構成されているネットワークシステムにおいて、
前記ゲートウェイ装置は、新しいデータが前記第1のバッファに書き込まれたときは、前記第2のバッファに書き込まれたデータが前記他のネットワークに送信ずみかどうかに関係なく、第1のバッファのデータを前記第2のバッファに上書きするように構成されていることを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項1に記載のネットワークシステムにおいて、
前記端末は、自己が接続された前記ネットワークに対して、送受信に係るデータが書きこまれるフレームと該データの種別及び通信先を示す機能コードとを備えたデータフレームを、データが書き込まれた状態若しくはデータが書きこまれていない状態で周期的に送信するように構成され、
前記ゲートウェイ装置は、前記一方のネットワークを流れるデータフレームの機能コードを識別し、前記他のネットワークの前記端末を通信先とする機能コードが付されたデータフレームを見出したとき、そのデータフレームのデータを前記第1のバッファに書きこみ、一方、他のネットワークを流れるデータフレームの機能コードを識別し、前記一方のネットワークからのデータの通信先の端末であることを示す機能コードが付されたデータフレームであってデータが書きこまれていないデータフレームを見出したとき、そのデータフレームに前記第2のバッファの送信データを書きこんで前記他のネットワークに送信するように構成されていることを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項2記載のネットワークシステムにおいて、
前記端末は、自動列車制御装置のATC論理部であって列車制御のための情報を送受信するよう構成され、前記複数のネットワークは、それぞれ複数の通信ノードと、各通信ノードに接続された送受信装置を含んで構成された2重ループネットワークであり、前記送受信装置は、それぞれ軌道回路に接続されていることを特徴とするネットワークシステム。
Priority Applications (1)
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JP2001282110A JP4013109B2 (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | ネットワークシステム |
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JP2003092587A JP2003092587A (ja) | 2003-03-28 |
JP4013109B2 true JP4013109B2 (ja) | 2007-11-28 |
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Family Applications (1)
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JP2001282110A Expired - Lifetime JP4013109B2 (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | ネットワークシステム |
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JP (1) | JP4013109B2 (ja) |
-
2001
- 2001-09-17 JP JP2001282110A patent/JP4013109B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2003092587A (ja) | 2003-03-28 |
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