JP4013028B2 - エポキシ樹脂組成物及び半導体装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体素子を封止するために用いられるエポキシ樹脂組成物、及びこのエポキシ樹脂組成物を用いた半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体素子を樹脂組成物で封止することによって作製される樹脂封止型の半導体装置としては、デバイスの高密度化、高集積度化、動作の高速化等の傾向のため、QFP等に代表される従来型のリードスルー実装型パッケージよりも、さらに小型化、薄型化を実現することができるパッケージが要求されている。最近ではこのような要求に対して、BGAやCSPといった表面実装型パッケージやベアチップ実装などの実装方法が、高密度実装を可能にするものとして注目されている。実際、このようなパッケージや実装方法を利用した電化製品としては、デジタルカメラ、ビデオ、ノート型パソコン、携帯電話といったものを挙げることができる。今後はこのようなモバイル製品自体の小型化、薄型化がさらに進むのに伴い、より高い強度及び耐衝撃性が求められると共に、製品内部に組み込まれる上記のような半導体装置などの電子部品にも同様な性質が求められるものである。
【0003】
従来、このような半導体装置の作製に用いられる樹脂組成物としては、ビスフェノール型エポキシ樹脂や脂環式エポキシ樹脂等を主要成分とするものであって、硬化剤として液状の酸無水物やフェノールノボラックを用い、その他に無機充填材等を用いたものが使用されていた。しかし、このような液状エポキシ樹脂組成物で封止した半導体装置にあっては、落下等の衝撃試験によって半導体素子及び半導体素子が搭載されている配線基板と半導体素子を封止する樹脂の硬化物との間に剥離が発生したり、硬化物にクラックが発生したりするという問題が生じるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の問題を解決するにあたっては、樹脂組成物中にシリコーンを添加することにより、硬化物の熱膨張係数を低減させ、硬化物を応力緩和し易くすることが行われているが、実際にはこの応力緩和は不十分であって、結果として硬化物と半導体素子及び配線基板との間の密着性が低下し、耐衝撃性を十分に改善するには至らないものであった。
【0005】
そこで、樹脂組成物を調製する際にシリコーンゲル等を用い、硬化物のガラス転移温度(Tg)を低下させることが行われている。これによれば十分な応力緩和が得られ、超低弾性な封止を行うことが可能である。しかしこの反面、硬化物の強度や硬度が著しく低下するため、封止後において種々の加工をする際に硬化物が容易に削られたりして、硬化物中の半導体素子やワイヤーに損傷が生じるという問題があった。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、優れた耐衝撃性と高強度の両立を図ることができるエポキシ樹脂組成物及び半導体装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係るエポキシ樹脂組成物は、エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤を含むエポキシ樹脂組成物を硬化して得られる硬化物のガラス転移温度が50〜80℃であり、かつショアーA硬度が60以上であることを特徴とするものである。
【0008】
また請求項1の発明は、エポキシ樹脂が、下記の式(A)で示されるペンタエリスリトール型エポキシ樹脂、式(B)で示されるダイマー酸型エポキシ樹脂から選ばれるものを含んで成ることを特徴とするものである。
【0009】
【化2】
【0010】
また請求項2の発明は、請求項1において、式(A)及び式(B)におけるRが−(CH2)n−又はCnH2n+1−(n=2〜5の整数)であることを特徴とするものである。
【0011】
また請求項3の発明は、請求項1又は2において、キシレン重合体を含有して成ることを特徴とするものである。
【0013】
また請求項4の発明は、請求項3において、キシレン重合体をエポキシ樹脂組成物全量に対して5〜25質量%含有して成ることを特徴とするものである。
【0014】
また請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかにおいて、硬化促進剤として、アミン化合物とイミダゾール類から選ばれるものを用いて成ることを特徴とするものである。
【0015】
また請求項6に係る半導体装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載のエポキシ樹脂組成物を用いて半導体素子を封止して成ることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0017】
本発明においてエポキシ樹脂は、上記の式(A)で示されるペンタエリスリトール型エポキシ樹脂(以下、「式(A)のエポキシ樹脂」ともいう)、式(B)で示されるダイマー酸型エポキシ樹脂(以下、「式(B)のエポキシ樹脂」ともいう)から選ばれるものを含む。これらのエポキシ樹脂を用いてエポキシ樹脂組成物を調製すると、硬化物の耐衝撃性を高めることができるものである。
【0018】
また、式(A)及び式(B)のエポキシ樹脂において、Rは−(CH2)n−又はCnH2n+1−(n=2〜5の整数)であることが特に好ましい。詳しくは、式(A)のエポキシ樹脂におけるRが−(CH2)n−であり、式(B)のエポキシ樹脂における4個のRのうち、O(酸素原子)に隣接する3個のRが−(CH2)n−であり、残りの1個のRがCnH2n+1−(いずれもn=2〜5の整数)であることが特に好ましい。n=0又は1であると、十分な柔軟性を得ることができないおそれがある。逆にn=6以上の整数であると、炭素原子同士による単結合の鎖が大きくなるため、硬化反応が極端に遅くなり、好適な硬化物性を得ることができなくなるおそれがある。
【0019】
またエポキシ樹脂としては、式(A)及び式(B)のエポキシ樹脂以外にも、例えばビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ナフタレン環含有エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン骨格を有するジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、トリフェニルメタン型エポキシ樹脂、脂肪族系エポキシ樹脂、トリグリシジルイソシアヌレート等を用いることができる。式(A)及び式(B)のエポキシ樹脂とその他のエポキシ樹脂とを併用する場合には、エポキシ樹脂組成物を調製するにあたっては、式(A)及び式(B)のエポキシ樹脂をエポキシ樹脂全量に対して40〜100質量%含有するのが好ましい。式(A)及び式(B)のエポキシ樹脂の配合量が40質量%未満であると、硬化物の耐衝撃性を十分に高めることができないおそれがある。
【0020】
また硬化剤としては、特に限定されるものではなく、例えば液状フェノール樹脂、アリル化フェノール樹脂、ジアミノジフェニルメタン、メタフェニレンジアミン等のアミン系硬化剤、無水フタル酸、無水ピロメリット酸等の酸無水物硬化剤、フェノールノボラック系硬化剤等を用いることができる。そして、本発明では、配合されるエポキシ樹脂に対する硬化剤の、化学量論上の当量比は、0.1〜1.0の範囲が好適である。当量比が0.1未満であると、硬化しにくくなったり、硬化物の耐熱性が低下したり、硬化物の強度が低下したりするおそれがあるので好ましくない。また、当量比が1.0よりも多くなると、硬化物の耐熱性が低下したり、硬化物の吸湿率が高くなるなどの欠点が発現してくるおそれがあるので好ましくない。
【0021】
また硬化促進剤としては、特に限定されるものではなく、例えばトリフェニルホスフィン等の有機ホスフィン類を用いることができるが、好ましくはアミン化合物とイミダゾール類から選ばれるものを用いるのがよい。これらの硬化促進剤を用いてエポキシ樹脂組成物を調製すると、硬化物のショアーA硬度を高めて高強度を得ることができるものである。上記のアミン化合物の具体例としては、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7等の三級アミン類やアミンアダクト化合物を、またイミダゾール類の具体例としては、2−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール等を挙げることができる。なお、硬化促進剤の配合量は、エポキシ樹脂組成物全量に対して4〜20質量%であるのが好ましい。
【0022】
本発明においてエポキシ樹脂組成物は、上記のようなエポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤を含むものであるが、その他の成分として、希釈剤、無機充填材、カップリング剤等を用いることができる。ここで希釈剤としては、キシレン樹脂等のキシレン重合体を用いるのが好ましく、これをエポキシ樹脂組成物中に含有させておくと、硬化物のガラス転移温度(Tg)を低下させることができ、硬化物の耐衝撃性を一層高めることができるものである。そしてかかる効果を確実に得るためには、キシレン重合体の配合量はエポキシ樹脂組成物全量に対して5〜25質量%としておくのが好ましい。キシレン重合体の配合量が5質量%未満であると、耐衝撃性向上の効果を十分に得ることができないおそれがあり、逆に25質量%を超えると、硬化後にブリードアウトが起こり易くなり、硬化物の密着性が低下するおそれがある。なお、無機充填剤としては、特に限定されるものではなく、例えば結晶シリカ、溶融シリカ、アルミナ微粉シリカ、マグネシア、窒化珪素等を、カップリング剤としては、例えばエポキシシランカップリング剤を用いることができる。
【0023】
そして、上記のエポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤、その他の成分を一緒に又は別々に配合し、必要に応じて加熱・冷蔵処理を行いながら、撹拌、溶解、混合、分散を行い、次にこの混合物に必要に応じて無機充填材を加え、加熱・冷蔵処理を行いながら、撹拌、溶解、混合、分散を行うことによって、エポキシ樹脂組成物を調製することができる。なお、上記の撹拌、溶解、混合、分散の各工程において、ディスパー、プラネタリーミキサー、ボールミル、三本ロールを適宜組み合わせて使用することができる。
【0024】
上記のエポキシ樹脂組成物を加熱して硬化反応を十分進行させることにより、完全に硬化した硬化物を得ることができるが、本発明においてはこのときの硬化物のガラス転移温度(Tg)は50〜80℃である。ガラス転移温度(Tg)がかかる範囲にあれば、十分な応力緩和を得ることができ、半導体装置において半導体素子及び配線基板と硬化物との間に剥離が発生することがなくなり、また硬化物にクラックが発生したりすることもなくなり、耐衝撃性を高く得ることができるものである。ガラス転移温度(Tg)が50℃未満であると、硬化物の強度が低下し損傷を受け易くなるものであり、逆に80℃を超えると、耐衝撃性が低下し脆弱になるものである。
【0025】
さらに、本発明においては上記の硬化物のショアーA硬度は60以上であり、これによって硬化物の強度を高く得ることができ、損傷を受け難くすることができるものである。ショアーA硬度が60未満であると、硬化物の強度が低下し損傷を受け易くなるものである。またショアーA硬度の実質上の上限は100である。
【0026】
なお、ガラス転移温度(Tg)及びショアーA硬度を上記のような範囲に設定するにあたっては、上述したエポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤の配合量や成形条件を適宜調整することによって行うことができる。
【0027】
そして、上記のエポキシ樹脂組成物を用いて半導体素子を封止することによって半導体装置を作製することができる。具体的には、例えば配線基板に半導体素子を搭載し、配線基板の電極と半導体素子の電極とを金線ワイヤー等で結線した後、上記のエポキシ樹脂組成物を用いてポッティング成形を行うことにより、配線基板に搭載された半導体素子と金線ワイヤーとが封止された半導体装置を作製することができる。また、半導体素子に形成されたバンプと配線基板の電極とを接合することによって、配線基板に半導体素子を搭載し、その後、上記のエポキシ樹脂を用いてディスペンス法を行うことにより、半導体素子と配線基板との間の隙間やバンプ間の隙間が封止された半導体装置を作製することもできる。
【0028】
このようにして作製される半導体装置にあって、半導体素子を封止するエポキシ樹脂組成物の硬化物は、ガラス転移温度(Tg)が50〜80℃であるため、耐衝撃性に優れており、しかもショアーA硬度が60以上であるため、高い強度を有しているものである。つまり、優れた耐衝撃性と高強度の両立を図ることができ、小型化、薄型化の傾向にあるモバイル製品の半導体装置を作製するにあたっては、本発明のエポキシ樹脂組成物を好適に使用することができるものである。
【0029】
【実施例】
以下、本発明を実施例によって具体的に説明する。
【0030】
(実施例1〜9並びに比較例1及び2)
エポキシ樹脂として、ビスフェノールA型エポキシ樹脂である油化シェルエポキシ(株)製「エピコート828」(エポキシ当量189、25℃における粘度3.7Pa・s)、式(A)のエポキシ樹脂であるナガセ化成工業(株)製「デナコールEX411」、式(B)のエポキシ樹脂である油化シェルエポキシ(株)製「エピコート871」を使用した。
【0031】
また硬化剤として、液状アリル化フェノール樹脂である油化シェルエポキシ(株)製「YLH903」(水酸基当量170)を使用した。
【0032】
また硬化促進剤として、アミン化合物である1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7(サンアプロ(株)製「DBU」)、イミダゾール類である2−フェニル−4−メチルイミダゾール(四国化成工業(株)製「2P4MZ」)、トリフェニルフォスフィンである北興化学工業(株)製「TPP」を使用した。
【0033】
またカップリング剤として、エポキシシランカップリング剤である日本ユニカー(株)製「A−187」を使用した。
【0034】
また希釈剤として、キシレン樹脂である松下電工(株)製「CJ−25」を使用した。
【0035】
そして、上記の各成分を表1に示す配合量で配合したものを混練することによって、実施例1〜9並びに比較例1及び2のそれぞれについてエポキシ樹脂組成物を調製した。次に、このようにして得たエポキシ樹脂組成物を用い、この硬化物について以下のような硬化物性を評価した。
【0036】
(耐衝撃性)
銅箔基板(120mm×250mm×厚さ1.5mm)の表面に上記のエポキシ樹脂組成物を半径0.5〜1.0mmの円内に硬化させた。硬化条件は120℃、3時間とした。そして、この銅箔基板の6面(表面、裏面、4側面)のうちの1面を下方に向けて銅箔基板を2.5m上方からコンクリートの床の上に1回落下させた。他の5面についてもそれぞれ同様にして銅箔基板を落下させた。合計6回の落下を1セットとし、銅箔基板に形成した硬化物が銅箔基板から剥離するか否かを調べた。表1において、「○」は100セット以上落下させても剥離が生じなかったものを、「△」は50〜99セットの間に剥離が生じたものを、「×」は49セット以下で剥離が生じたものを示す。
【0037】
(ショアーA硬度)
上記のエポキシ樹脂組成物を120℃、3時間、直径100mm×厚さ5mmの円板状に硬化させ、この表面のショアーA硬度をショアーA硬度計を用いて測定した。結果を表1に示す。
【0038】
(ガラス転移温度(Tg))
上記のエポキシ樹脂組成物を120℃、3時間、5mm×5mm×15mmの大きさで硬化させたものをサンプルとして用い、TMA(熱機械分析装置)により5℃/分の速度で昇温した際の値をガラス転移温度(Tg)として測定した。結果を表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】
表1にみられるように、実施例1〜9のものは耐衝撃性が概ね良好であるのに対し、比較例1及び2のものは耐衝撃性が低いことが確認される。
【0041】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1に係るエポキシ樹脂組成物は、エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤を含むエポキシ樹脂組成物を硬化して得られる硬化物のガラス転移温度が50〜80℃であり、かつショアーA硬度が60以上であるので、上記のガラス転移温度によって硬化物が十分な応力緩和を得ることができ、耐衝撃性を高く得ることができると共に、上記のショアーA硬度によって硬化物が強度を高く得ることができ、損傷を受け難くすることができるものである。
【0042】
また請求項1の発明は、エポキシ樹脂が、上記の式(A)で示されるペンタエリスリトール型エポキシ樹脂、式(B)で示されるダイマー酸型エポキシ樹脂から選ばれるものを含んでいるので、エポキシ樹脂組成物の硬化物の耐衝撃性を一層高く得ることができるものである。
【0043】
また請求項2の発明は、式(A)及び式(B)におけるRが−(CH2)n−又はCnH2n+1−(n=2〜5の整数)であるので、エポキシ樹脂組成物の硬化物の耐衝撃性を一層高く得ることができるものである。
【0044】
また請求項3の発明は、キシレン重合体を含有しているので、エポキシ樹脂組成物の硬化物のガラス転移温度(Tg)を低下させることができ、硬化物の耐衝撃性を一層高めることができるものである。
【0046】
また請求項4の発明は、キシレン重合体をエポキシ樹脂組成物全量に対して5〜25質量%含有しているので、エポキシ樹脂組成物の硬化物のガラス転移温度(Tg)を低下させ、硬化物の耐衝撃性を高める効果を確実に得ることができるものである。
【0047】
また請求項5の発明は、硬化促進剤として、アミン化合物とイミダゾール類から選ばれるものを用いているので、エポキシ樹脂組成物の硬化物のショアーA硬度を高めて高強度を得ることができるものである。
【0048】
また請求項6に係る半導体装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載のエポキシ樹脂組成物を用いて半導体素子を封止しているので、耐衝撃性に優れていると共に高い強度を有しているものである。
Claims (6)
- 式(A)及び式(B)におけるRが−(CH2)n−又はCnH2n+1−(n=2〜5の整数)であることを特徴とする請求項1に記載のエポキシ樹脂組成物。
- キシレン重合体を含有して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載のエポキシ樹脂組成物。
- キシレン重合体をエポキシ樹脂組成物全量に対して5〜25質量%含有して成ることを特徴とする請求項3に記載のエポキシ樹脂組成物。
- 硬化促進剤として、アミン化合物とイミダゾール類から選ばれるものを用いて成ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のエポキシ樹脂組成物。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載のエポキシ樹脂組成物を用いて半導体素子を封止して成ることを特徴とする半導体装置。
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