JP4012816B2 - 内燃機関を有する動力伝達装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、内燃機関の出力軸およびモータ・ジェネレータの出力軸と、遊星歯車機構とが連結されている内燃機関を有する動力伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、内燃機関の出力軸およびモータ・ジェネレータの出力軸と、遊星歯車機構とが連結されている内燃機関を有する動力伝達装置が知られており、その一例が、下記の特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載されているパワートレーンは、エンジンおよびモータ・ジェネレータおよび遊星歯車機構を備えている。そして、エンジンのクランクシャフトには、チェーンおよび連結シャフトを経由して、遊星歯車機構のキャリヤが連結されている。また、モータ・ジェネレータの出力軸と、遊星歯車機構のサンギヤとが連結されている。
【0003】
この特許文献1に記載されているパワートレーンにおいては、イグニッションスイッチが操作されると、モータ・ジェネレータが始動用モータとして駆動され、モータ・ジェネレータのトルクが遊星歯車機構を経由してエンジンに伝達されて、クランクシャフトのクランキングが開始される。その状態で、燃料噴射などのエンジン始動制御が実行されて、エンジンが始動させられる。一方、エンジンの作動中において、エンジンの動力を、連結シャフト、遊星歯車機構を経由してモータ・ジェネレータに伝達して、モータ・ジェネレータを回生制御して発電機として機能させれば、蓄電装置に充電することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−125166号公報(特許請求の範囲、段落番号0005ないし段落番号0021、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車両には、被駆動装置、例えば、エアコン用コンプレッサなどが搭載されており、この被駆動装置をもいずれかの動力装置により駆動する必要があるが、上記の特許文献1には、被駆動装置を駆動する回転装置に関する記述が無く、被駆動装置を駆動するためには、新たに回転装置を設けなければならず、部品点数が増加するという問題があった。
【0006】
この発明は、上記の事情を背景にしてなされたものであり、被駆動装置を駆動するための装置を新たに設けずに済む内燃機関を有する動力伝達装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、内燃機関の出力軸およびモータ・ジェネレータの出力軸と、遊星歯車機構とが連結されている内燃機関を有する動力伝達装置において、動力によって回転駆動される被駆動装置が設けられており、前記遊星歯車機構は、リングギヤおよびサンギヤならびにキャリヤの3つの回転要素を有しており、前記内燃機関の出力軸と前記リングギヤとが連結され、前記モータ・ジェネレータの出力軸と前記サンギヤとが連結され、前記被駆動装置と前記キャリヤとが連結されている、もしくは、前記内燃機関の出力軸と前記キャリヤとが連結され、前記モータ・ジェネレータの出力軸と前記サンギヤとが連結され、前記被駆動装置と前記リングギヤとが連結されているとともに、前記被駆動装置には、前記キャリヤもしくはリングギヤの回転方向を一方向に限定する逆転防止機構により構成された規制装置が含まれていて、前記モータ・ジェネレータの回転方向を制御することにより、前記モータ・ジェネレータの動力による前記内燃機関のクランキングと、前記モータ・ジェネレータの動力による前記被駆動装置の駆動とが選択的に実行可能であることを特徴とするものである。
【0009】
請求項1の発明によれば、内燃機関が停止している場合でも、モータ・ジェネレータの動力で被駆動装置が駆動される。また、内燃機関とモータ・ジェネレータと被駆動装置とが、別々の回転要素に連結されているため、モータ・ジェネレータで内燃機関を始動する場合に、駆動する必要がない被駆動装置を止めておけば、モータ・ジェネレータの動力の浪費が抑制される。また、内燃機関の動力でモータ・ジェネレータを駆動して発電する場合に、被駆動装置を止めておけば、内燃機関の動力の浪費が抑制される。また、キャリヤもしくはリングギヤの逆回転を防止するために、アクチュエータ、例えば、油圧式アクチュエータ、電気式アクチュエータ、空気式アクチュエータなどを用いずに済む。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明において、内燃機関としては、例えば、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、LPGエンジン、メタノールエンジン、水素エンジンなどを用いることができる。また、遊星歯車機構は、シングルピニオン式の遊星歯車機構、またはダブルピニオン式の遊星歯車機構のいずれでもよい。被駆動装置は、内燃機関またはモータ・ジェネレータの動力により回転駆動される回転装置である。被駆動装置としては、例えば、流体機械、具体的には、エアコン用コンプレッサ、油圧制御装置にオイルを供給するオイルポンプなどが挙げられる。さらにこの発明は、複数の駆動力源、具体的には、内燃機関および電動機を有する車両に用いることができる。さらにまた、この発明において、「回転要素の回転を規制する」には、回転要素の回転を防止する(停止させる)こと、回転要素の回転を抑制する(回転速度の上昇を抑制する)こと、回転要素の回転を許容する(回転速度の上昇を抑制しない)ことが含まれる。
【0015】
【実施例1】
つぎに、この発明の実施例1を、図1に基づいて説明する。この発明の制御装置の対象例である車両Veのパワートレーンと、車両Veの制御系統とが示されている。図1に示すパワートレーンにおいては、車両Veの駆動力源としてのエンジン1のトルクが、クラッチ2、変速機3、デファレンシャル4を経由して車輪(前輪)5に伝達されるように構成されている。このエンジン1は、燃料噴射装置(図示せず)、クランクシャフト6などを有している。クランクシャフト6には、遊星歯車機構50が連結されている。
【0016】
遊星歯車機構50はダブルピニオン式の遊星歯車機構であり、サンギヤ51と、サンギヤ51と同心状に配置されたリングギヤ52と、サンギヤ51に噛合するピニオンギヤ53と、ピニオンギヤ53およびリングギヤ52に噛合するピニオンギヤ54と、ピニオンギヤ53,54を自転かつ公転可能に保持するキャリヤ55とを有している。このキャリヤ55とクランクシャフト6とが一体回転するように連結されている。このリングギヤ52とクランクシャフト6とが一体回転するように連結されている。また、サンギヤ51には第1のモータ・ジェネレータ34の出力軸56が連結されている。
【0017】
一方、キャリヤ55には、サンギヤ51を同心状にギヤ57が形成されている。また、ギヤ57に噛合するギヤ58が設けられており、ギヤ58には、エアコン用コンプレッサ59およびオイルポンプ60の回転軸が連結されている。エアコン用コンプレッサ59およびオイルポンプ60により、補機73が構成されている。さらに、ブレーキB1,B2,B3が設けられている。ブレーキB1は、第1のモータ・ジェネレータ34の出力軸56およびサンギヤ51の回転を規制する機能を有する。ブレーキB2は、ギヤ57およびキャリヤ55およびコンプレッサ59およびオイルポンプ60の回転を規制する機能を有する。
【0018】
ブレーキB3は、リングギヤ54およびクランクシャフト6の回転を規制する機能を有する。また、ブレーキB1に油圧を供給する油路61が形成され、ブレーキB2に油圧を供給する油路62が形成され、ブレーキB3に油圧を供給する油路63が形成されている。
【0019】
さらに、油路61,62,63は蓄圧器64に接続されており、蓄圧器64とオイルポンプ60とを接続する油路65が形成されている。つまり、オイルポンプ60から吐出されたオイルが、蓄圧器64を経由して油路61,62,63に供給される。なお、油路63にはバルブ66が設けられ、油路62にはバルブ67が設けられ、油路61にはバルブ68が設けられている。上記構成の油路61,62,63,65、蓄圧器64、バルブ66,67,68などにより、油圧制御装置69が形成されている。
【0020】
一方、前記クラッチ2としては、例えば、摩擦クラッチ、電磁クラッチを用いることができる。以下、クラッチ2として摩擦クラッチを用いる場合を例として説明する。このクラッチ2のトルク容量を制御する油圧式のアクチュエータ(図示せず)が設けられている。前記変速機3は、入力軸7および出力軸8を有しており、入力軸7と出力軸8とは相互に平行に、かつ、車両Veの幅方向(左右方向)に配置されている。入力軸7には、第1速用ドライブギヤ10、第2速用ドライブギヤ11、第3速用ドライブギヤ12、第4速用ドライブギヤ13、第5速用ドライブギヤ14、後進用ドライブギヤ15が設けられている。ここで、第1速用ドライブギヤ10および第2速用ドライブギヤ11および後進用ドライブギヤ15と、入力軸7とは一体回転するように構成されている。これに対して、第3速用ドライブギヤ12および第4速用ドライブギヤ13および第5速用ドライブギヤ14と、入力軸7とが相対回転可能となるように構成されている。
【0021】
さらに、出力軸8には、第1速用ドリブンギヤ16、第2速用ドリンギヤ17、第3速用ドリブンギヤ18、第4速用ドリブンギヤ19、第5速用ドリブンギヤ20、後進用ドリブンギヤ21が設けられている。ここで、第4速用ドリブンギヤ19および第5速用ドリブンギヤ20と、出力軸8とは一体回転するように構成されている。これに対して、第1速用ドリブンギヤ16および第2速用ドリブンギヤ17および第3速用ドリブンギヤ18および後進用ドリブンギヤ21と、出力軸8とが相対回転可能となるように構成されている。
【0022】
そして、第1速用ドライブギヤ10と第1速用ドリブンギヤ16とが噛合され、第2速用ドライブギヤ11と第2速用ドリブンギヤ17とが噛合され、第3速用ドライブギヤ12と第3速用ドリブンギヤ18とが噛合され、第4速用ドライブギヤ13と第3速用ドリブンギヤ19とが噛合され、第5速用ドライブギヤ14と第5速用ドリブンギヤ20とが噛合されている。さらに、中間ギヤ22が設けられており、中間ギヤ22と後進用ドライブギヤ15とが噛合されている。
【0023】
さらに、入力軸7と、第3速用ドライブギヤ12または第4速用ドライブギヤ13とを選択的に連結するシンクロナイザ機構23が設けられている。さらに、入力軸7と、第5速用ドライブギヤ14とを選択的に連結するシンクロナイザ機構24が設けられている。さらに、出力軸8と、第1速用ドリブンギヤ16または第2速用ドリブンギヤ17または後進用ドリブンギヤ21および中間ギヤ22とを後進用とを選択的に連結するシンクロナイザ機構25が設けられている。シンクロナイザ機構25は、さらに、出力軸8と、第3速用ドリブンギヤ18とを選択的に連結するシンクロナイザ機構62が設けられている。なお、シンクロナイザ機構23,24,25,62を制御するアクチュエータ(図示せず)が設けられている。
【0024】
一方、前記デファレンシャル4は、デフケース27と、デフケース27に対してピニオンシャフト28を介して取り付けたピニオンギヤ29と、ピニオンギヤ29に噛合されたサイドギヤ30とを有している。また、サイドギヤ30と車輪5とがドライブシャフト31により連結されている。また、デフケース27にはリングギヤ32が形成されている。さらに、前記出力軸8にはギヤ33が形成されており、ギヤ32とリングギヤ33とが噛合されている。
【0025】
さらに、第2のモータ・ジェネレータ35が設けられており、第2のモータ・ジェネレータ35の出力軸70にはギヤ71が形成されている。そして、ギヤ71と第3速用ドリブンギヤ18とが噛合されている。前記第1のモータ・ジェネレータ34および第2のモータ・ジェネレータ35は、電気エネルギを運動エネルギに変換する力行機能と、運動エネルギを電気エネルギに変換する回生機能とを兼備している。この実施例では、第1のモータ・ジェネレータ34および第2のモータ・ジェネレータ35として、3相交流型のモータ・ジェネレータを用いた場合について説明する。
【0026】
第1のモータ・ジェネレータ34および第2のモータ・ジェネレータ35には、インバータ(図示せず)を介して蓄電装置(図示せず)が接続されている。蓄電装置しては、二次電池、具体的にはバッテリ、キャパシタを用いることができる。したがって、蓄電装置の電力を各モータ・ジェネレータに供給して、各モータ・ジェネレータを電動機として駆動させることができる。また、各モータ・ジェネレータを発電機として機能させ、発生した電力を蓄電装置に充電することもできる。
【0027】
つぎに、車両Veの制御系統について説明する。車両Veの全体を制御する電子制御装置72が設けられており、この電子制御装置72は、演算処理装置(CPUまたはMPU)および記憶装置(RAMおよびROM)および入出力インタフェースを主体とするマイクロコンピュータにより構成されている。この電子制御装置72には、イグニッションスイッチ、車両に対する加速要求(例えばアクセル開度)検知センサ、車両に対する制動要求検知センサ、シフトポジションセンサ、車速センサ、スロットル開度センサ、エンジン回転数センサ、変速機3の入力軸7の回転数センサ、車輪5の回転数センサ、エアコンスイッチ、蓄圧器64の内圧を検知するセンサなど、各種のセンサおよびスイッチの信号が入力される。これに対して、電子制御装置72からは、エンジン出力を制御する信号、油圧制御装置69を制御する信号、クラッチ2のトルク容量を制御する信号、第1のモータ・ジェネレータ34および第2のモータ・ジェネレータ35を制御する信号、変速機3の変速比を制御する信号などが出力される。
【0028】
例えば、電子制御装置72に入力される信号、および電子制御装置72に記憶されているデータに基づいて、エンジン1が運転されるとともに、クラッチ2が係合された場合は、エンジントルクがクラッチ2を経由して変速機3の入力軸7に伝達される。電子制御装置72においては、シフトポジション、車速、加速要求などの信号に基づいて、変速機3の変速判断をおこない、その判断結果に基づいて、変速制御信号が出力される。図1に示す変速機3においては、前進ポジションが選択されている場合に、第1速ないし第5速を選択できる。このように、変速機3は、いわゆる有段式の変速機である。
【0029】
前進ポジションが選択され、かつ、第1速を設定する場合は、シンクロナイザ機構25が制御されて、第1速用ドリブンギヤ16と出力軸8とが動力伝達可能に連結される。この第1速が設定された場合は、入力軸7のトルクが、第1速用ドライブギヤ10および第1速用ドリブンギヤ16を経由して、出力軸8に伝達される。また、前進ポジションが選択され、かつ、第2速を設定する場合は、シンクロナイザ機構25が制御されて、第2速用ドリブンギヤ17と出力軸8とが動力伝達可能に連結される。この第2速が設定された場合は、入力軸7のトルクが、第2速用ドライブギヤ11および第2速用ドリブンギヤ17を経由して、出力軸8に伝達される。
【0030】
また、前進ポジションで第3速を設定する場合は、シンクロナイザ機構23が制御されて、第3速用ドライブギヤ12と入力軸7とが動力伝達可能に連結されるとともに、シンクロナイザ機構62が制御されて、第3速用ドリブンギヤ18と出力軸8とが動力伝達可能に連結される。この第3速が設定された場合は、入力軸7のトルクが、第3速用ドライブギヤ12および第3速用ドリブンギヤ18を経由して、出力軸8に伝達される。
【0031】
また、前進ポジションで第4速を設定する場合は、シンクロナイザ機構23が制御されて、第4速用ドライブギヤ13と入力軸7とが動力伝達可能に連結される。この第4速が設定された場合は、入力軸7のトルクが、第4速用ドライブギヤ13および第4速用ドリブンギヤ19を経由して、出力軸8に伝達される。さらに、前進ポジションで第5速を設定する場合は、シンクロナイザ機構24が制御されて、第5速用ドライブギヤ14と入力軸7とが動力伝達可能に連結される。この第5速が設定された場合は、入力軸7のトルクが、第5速用ドライブギヤ14および第5速用ドリブンギヤ20を経由して、出力軸8に伝達される。
【0032】
これに対して、後進ポジションが選択された場合は、シンクロナイザ機構25が制御されて、中間ギヤ22と後進用ドライブギヤ15および後進用ドリブンギヤ21とが噛合される。その結果、入力軸7のトルクは、後進用ドライブギヤ15、中間ギヤ22、後進用ドリブンギヤ21を経由して出力軸8に伝達される。なお、前進ポジションが選択された場合と、後進ポジションが選択された場合とでは、出力軸8の回転方向が逆になる。
【0033】
このようにして、エンジントルクが、入力軸7を経由して出力軸8に伝達されると、そのトルクは、デファレンシャル4およびドライブシャフト31を経由して左右の車輪5に伝達される。また、車速、加速要求(アクセル開度)、制動要求、変速要求などに基づいて、ドライバーの要求トルクが判断され、その判断結果に基づいてエンジンで負担するべき要求トルクが判断される。また、エンジンで負担するべき要求トルクに加えて、第2のモータ・ジェネレータ35で負担するべき要求トルクも判断される。
【0034】
第2のモータ・ジェネレータ35を電動機として駆動する場合は、第2のモータ・ジェネレータ35に電力を供給する。第2のモータ・ジェネレータ35を駆動する場合は、シンクロナイザ機構23またはシンクロナイザ機構62を制御して、第2のモータ・ジェネレータ35と、入力軸7または出力軸8とを連結する。したがって、第2のモータ・ジェネレータ35のトルクは、出力軸8およびデファレンシャル4を経由して車輪5に伝達される。
【0035】
また、変速機5で変速を実行する場合は、クラッチ2のトルク容量が低下されるとともに、変速前の変速段を設定するシンクロナイザ機構、および変速後の変速段を設定するシンクロナイザ機構が動作して変速が完了され、ついで、クラッチ2のトルク容量が高められる。このように、変速機2で変速が実行され、かつ、クラッチ2のトルク容量が低下された場合は、エンジン1から車輪5に伝達されるトルクが低下する。そこで、第2のモータ・ジェネレータ35から車輪5に伝達されるトルクを増加して、駆動力の低下を抑制する。したがって、変速機3が有段変速機でありながら、無段変速機を搭載した車両のような駆動力特性を得ることができる。
【0036】
つぎに、エンジン1の制御、およびエンジン1に連結されている遊星歯車機構50および第1のモータ・ジェネレータ34の制御を、各モードに分けて説明する。
【0037】
(モード1)
このモード1は、例えば、車両Veの発進時に選択される。まず、イグニッションスイッチがオンされると、蓄圧器64に蓄圧されている油圧がブレーキB3に供給されて、ブレーキB3が係合される。これに対して、ブレーキB1,B2が解放される。さらに、第1のモータ・ジェネレータ34が電動機として駆動される。つまり、図2の速度線図に示すように、エンジン1は停止しており、第1のモータ・ジェネレータ(MG)34が逆回転される。
【0038】
ここで、逆回転とは、将来、エンジン1が始動される場合の回転方向(正回転)とは逆向きに回転することを意味する。第1のモータ・ジェネレータ34が駆動されると、リングギヤ52が反力要素となり、サンギヤ51のトルクがキャリヤ55に伝達されて、補機73が正方向に回転する。その結果、オイルポンプ60が駆動されて、オイルポンプ60から吐出されるオイルを、クラッチ2のアクチュエータに供給することが可能な状態となる。
【0039】
一方、図1のパワートレーンにおいては、クラッチ2を解放し、かつ、第2のモータ・ジェネレータ35を電動機として駆動させ、第2のモータ・ジェネレータ35のトルクを車輪5に伝達して駆動力を発生させる走行、すなわち、電気自動車走行をおこなうことができる。この電気自動車走行を実行中において、エアコン用コンプレッサ59を駆動させる要求があった場合、または、蓄圧器64の内圧が所定値以下に低下した場合も、このモード1を選択することにより、第1のモータ・ジェネレータ34のトルクにより、エアコン用コンプレッサ59およびオイルポンプ60を駆動することができる。
【0040】
(モード2)
このモード2はエンジン1を始動させる要求があった場合に選択される。このモード2では、ブレーキB2が係合され、かつ、ブレーキB1,B3が解放される。そして、図3の速度線図に示すように、第1のモータ・ジェネレータ34を電動機として駆動させ、正方向に回転させると、停止されているキャリヤ55が反力要素となり、エンジン1の回転速度が上昇する。すなわち、エンジン1のクランキングがおこなわれる。なお、遊星歯車機構50により、第1のモータ・ジェネレータ34の回転速度に対してエンジン1の回転速度が減速されて、第1のモータ・ジェネレータ34のトルクが増幅されるため、第1のモータ・ジェネレータ34から小さなトルクを出力すれば、エンジン1をクランキングできる。
【0041】
このようにして、エンジン1をクランキングするとともに、燃料噴射をおこなって燃料を燃焼させると、エンジン回転数が上昇する。そして、エンジン回転数が許容回転数(自律回転可能な回転数であり、例えば500rpm)を越えた場合は、エンジン1の始動が完了したものと判断し、第1のモータ・ジェネレータ34の回転数の上昇を抑制する。第1のモータ・ジェネレータ34の回転数の上昇を抑制する制御としては、第1のモータ・ジェネレータ34を発電機として機能させて、発電制動をおこなう制御と、ブレーキB1の係合圧を高める制御とを選択できる。
【0042】
なお、第1のモータ・ジェネレータ34の回転速度が上昇すると、係合力が高まる遠心ブレーキ(図示せず)を設けておけば、前記のブレーキB1と同様の機能を得られる。また、この遠心ブレーキとブレーキB1とを共に用いてもよい。
【0043】
(モード3)
このモード3は、エンジン1の動力で補機73を駆動する場合に選択される。このモード3は、例えば、モード2についで実行される。つまり、第1のモータ・ジェネレータ34の回転速度が低下した後、ブレーキB1が完全に係合される。このモード3においては、ブレーキB2,B3は解放されて、サンギヤ51が反力要素となり、エンジントルクが補機73に伝達される。このとき、図4の速度線図に示すように、補機73は正方向に回転し、エンジン1の回転速度に対して、補機73の回転速度が増速される。
【0044】
(モード4)
上記モード3のように、エンジントルクにより補機73が駆動され、かつ、第1のモータ・ジェネレータ34が停止している場合において、更に、第1のモータ・ジェネレータ34をも、エンジントルクにより駆動して発電する場合のモード4を、図5に基づいて説明する。このモード4においては、ブレーキB1が係合され、ブレーキB2,B3が解放されている状態から、更に、ブレーキB2,B3が解放されて、第1のモータ・ジェネレータ34の回転速度が上昇する。
【0045】
ところで、エンジントルクを車輪5に伝達して走行中に、エンジン1を停止し、かつ、第2のモータ・ジェネレータ35のトルクで車両Veを走行させる電気自動車走行を実行する場合の制御を具体的に説明する。まず、クラッチ2を解放し、かつ、エンジン1における燃料供給を停止するとともに、ブレーキB3を係合させることにより、エンジン1のトルク変動による共振が発生しやすい共振領域を、可及的に速く通過させて、共振を抑制する。また、エンジン回転速度を迅速に低下させてエンジン1を停止することで、エンジン1のシリンダー内の低温の空気や残ガスが排気管へ放出されることを抑制できる。その結果、排気管に設けられている触媒が冷却されることを抑制できる。なお、油路65にシャットバルブ(図示せず)を設け、このシャットバルブを閉じることにより、ブレーキ力を得てもよい。この場合、ブレーキB1,B2が係合され、ブレーキB3が解放される。
【0046】
つぎに、図1のブレーキB2に代えて、キャリヤ55、ギヤ58、補機73が逆回転することを防止する逆転防止機構74を設けた場合の制御モード5,6を説明する。逆転防止機構74としては、具体的にはワンウェイブレーキを用いることができる。このワンウェイブレーキは、外力、例えば、油圧、空気圧、電磁力などを付与することなく、キャリヤ55、ギヤ58、補機73の回転方向を一方向に限定する機構である。
【0047】
(モード5)
このモード5は、第1のモータ・ジェネレータ34でエンジン1をクランキングさせ、その後、第1のモータ・ジェネレータ34の動力で補機73を駆動するモードであり、モード5を、図6の速度線図により説明する。まず、モード1と同様にして、ブレーキB3を係合させ、かつ、ブレーキB1を解放させて、第1のモータ・ジェネレータ34のトルクにより、補機73を正方向に回転させた後、ブレーキB3を解放させ、第1のモータ・ジェネレータ34を正方向に回転させる。すると、補機73は逆方向には回転しないため、モード2と同様にして、第1のモータ・ジェネレータ34のトルクにより、エンジン1がクランキングされる。ついで、燃料噴射および燃料の燃焼により、エンジン1が始動する。
【0048】
(モード6)
このモード6は、第1のモータ・ジェネレータ34でエンジン1をクランキングさせた後、第1のモータ・ジェネレータ34の動力で補機73を駆動するモードである。このモード6を図7の速度線図に基づいて説明する。上記のモード5についで、エンジン回転速度を所定値に維持したまま、第1のモータ・ジェネレータ34の回転速度を低下させると、補機73が正方向に回転する。
【0049】
【実施例2】
この発明の実施例2を、図8に基づいて説明する。この実施例2において、実施例1と同じ構成については、実施例1と同じ符号を付して、その説明を省略する。この実施例2ではクランクシャフト6に連結された遊星歯車機構80が、シングルピニオン式の遊星歯車機構で構成されている。すなわち、遊星歯車機構80は、第1のモータ・ジェネレータ34の出力軸56と一体回転するサンギヤ51と、サンギヤ51と同心状に配置されたリングギヤ81と、サンギヤ51およびリングギヤ81に噛合するピニオンギヤ82を保持するキャリヤ83とを有する。このキャリヤ83がクランクシャフト6と一体回転するように構成されている。さらに、リングギヤ81と一体回転するギヤ84が設けられており、ギヤ84とギヤ58とが噛合されている。
【0050】
さらにまた、ブレーキB1,B2,B3が設けられている。ブレーキB1は、第1のモータ・ジェネレータ34およびサンギヤ51の回転を規制する機能を有する。ブレーキB2は、リングギヤ81およびギヤ84および補機73の回転を規制する機能を有する。ブレーキB3は、キャリヤ83およびクランクシャフト6の回転を規制する機能を有する。
【0051】
この実施例2においても、実施例1で説明したモード1ないしモード4を選択可能である。すなわち、実施例2の各モードにおいても、エンジン1および第1のモータ・ジェネレータ34の運転・停止を、実施例1の各モードと同様に制御し、ブレーキB1ないしブレーキB3の係合・解放を制御することにより、エンジン1および第1のモータ・ジェネレータ34および補機73の回転速度および回転方向を、図2ないし図5の速度線図と同様に制御することができる。また、図8において、ブレーキB2に代えて、ギヤ58,84および補機73が逆回転することを防止する逆転防止機構74を設けることもできる。この場合は、前述したモード5またはモード6を選択して、エンジン1および第1のモータ・ジェネレータ34および補機73の回転速度および回転方向を、図6および図7の速度線図と同様に制御することができる。
【0052】
上記の実施例1および実施例2によれば、モータ・ジェネレータ34の動力により、エンジン1をクランキングさせることができるとともに、エンジン1が停止している場合は、第1のモータ・ジェネレータ34の動力で補機73を駆動することができる。また、エンジン1と第1のモータ・ジェネレータ34と補機73とが、遊星歯車機構50の別々の回転要素に連結されている。このため、第1のモータ・ジェネレータ34でエンジン1をクランキングする場合に、補機73を止めておけば、第1のモータ・ジェネレータ34の動力の浪費を抑制できる。また、エンジン1の動力で第1のモータ・ジェネレータ34を駆動して発電する場合に、補機73を止めておけば、エンジン1の動力の浪費を抑制できる。
【0053】
また、エンジン1または第1のモータ・ジェネレータ34の動力によりオイルポンプ60が駆動され、そのオイルポンプ60から吐出されたオイルがブレーキB1,B2,B3に供給される構成であるため、エンジン1または第1のモータ・ジェネレータ34以外の動力により駆動されるオイルポンプを設けずに済む。さらに、キャリヤ55またはリングギヤ81の逆回転を防止するために、逆転防止機構74を用いた場合は、アクチュエータ、例えば、油圧式アクチュエータ、電気式アクチュエータ、空気式アクチュエータなどを用いることなく、キャリヤ55またはリングギヤ81の逆回転を防止できるため、構造の簡素化を図ることができる。
【0054】
ここで、実施例1および実施例2の構成と、この発明の構成との対応関係を説明すれば、エンジン1がこの発明の内燃機関に相当し、第1のモータ・ジェネレータ34が、この発明のモータ・ジェネレータに相当し、補機73、コンプレッサ59、オイルポンプ60が、この発明の被駆動装置に相当し、クランクシャフト6が、この発明の内燃機関の出力軸に相当し、出力軸56が、この発明のモータ・ジェネレータの出力軸に相当し、オイルポンプ60および逆転防止機構74が、この発明の規制装置に相当する。また、“キャリヤ55およびリングギヤ81の回転方向を、正方向に限定する。”が、この発明の“キャリヤもしくはリングギヤの回転方向を一方向に限定する。”に相当する。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1または2の発明によれば、内燃機関が停止している場合でも、モータ・ジェネレータの動力で被駆動装置を駆動できる。また、内燃機関とモータ・ジェネレータと発電機とが、別々の回転要素に連結されているため、モータ・ジェネレータで内燃機関を始動する場合に、被駆動装置を止めておけば、モータ・ジェネレータの動力の浪費を抑制できる。また、内燃機関の動力でモータ・ジェネレータを駆動して発電する場合に、被駆動装置を止めておけば、内燃機関の動力の浪費を抑制できる。また、キャリヤもしくはリングギヤの逆回転を防止するために、アクチュエータ、例えば、油圧式アクチュエータ、電気式アクチュエータ、空気式アクチュエータなどを用いずに済むため、構造の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の対象となる車両のパワートレーンおよび制御系統の実施例1を示す概念図である。
【図2】 この発明の対象となる車両における、エンジン回転速度と、モータ・ジェネレータの回転速度と、補機の回転速度との関係を示す速度線図である。
【図3】 この発明の対象となる車両における、エンジン回転速度と、モータ・ジェネレータの回転速度と、補機の回転速度との関係を示す速度線図である。
【図4】 この発明の対象となる車両における、エンジン回転速度と、モータ・ジェネレータの回転速度と、補機の回転速度との関係を示す速度線図である。
【図5】 この発明の対象となる車両における、エンジン回転速度と、モータ・ジェネレータの回転速度と、補機の回転速度との関係を示す速度線図である。
【図6】 この発明の対象となる車両における、エンジン回転速度と、モータ・ジェネレータの回転速度と、補機の回転速度との関係を示す速度線図である。
【図7】 この発明の対象となる車両における、エンジン回転速度と、モータ・ジェネレータの回転速度と、補機の回転速度との関係を示す速度線図である。
【図8】 この発明の対象となる車両のパワートレーンおよび制御系統の実施例2を示す概念図である。
【符号の説明】
1…エンジン、 6…クランクシャフト、 34…第1のモータ・ジェネレータ、 50,80…遊星歯車機構、 51…サンギヤ、 52,81…リングギヤ、 55,83…キャリヤ、 56…出力軸、 59…コンプレッサ、 60…オイルポンプ、 73…補機、 74…逆転防止機構。
Claims (1)
- 内燃機関の出力軸およびモータ・ジェネレータの出力軸と、遊星歯車機構とが連結されている内燃機関を有する動力伝達装置において、
動力によって回転駆動される被駆動装置が設けられており、前記遊星歯車機構は、リングギヤおよびサンギヤならびにキャリヤの3つの回転要素を有しており、前記内燃機関の出力軸と前記リングギヤとが連結され、前記モータ・ジェネレータの出力軸と前記サンギヤとが連結され、前記被駆動装置と前記キャリヤとが連結されている、もしくは、前記内燃機関の出力軸と前記キャリヤとが連結され、前記モータ・ジェネレータの出力軸と前記サンギヤとが連結され、前記被駆動装置と前記リングギヤとが連結されているとともに、
前記被駆動装置には、前記キャリヤもしくはリングギヤの回転方向を一方向に限定する逆転防止機構により構成された規制装置が含まれていて、
前記モータ・ジェネレータの回転方向を制御することにより、前記モータ・ジェネレータの動力による前記内燃機関のクランキングと、前記モータ・ジェネレータの動力による前記被駆動装置の駆動とが選択的に実行可能であることを特徴とする内燃機関を有する動力伝達装置。
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