JP4012412B2 - 自然乾燥性腐蝕防止系のためのバインダー - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明はオレフィン性二重結合によって大気中酸素によって酸化架橋し得る防食系のための水性バインダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
自然乾燥性樹脂またはバインダーは中でもアルキッド樹脂の分野で知られており、即ち水希釈性アルキッド樹脂は(未変性の)アルキッド樹脂を乳化剤と混合することによるかまたは縮合反応後に残留する十分な数の酸基を導入しそして少なくともその幾つかの基を中和することによるかまたはポリエチレングリコールの様な親水性ポリオキシアルキレンポリオールと共縮合することによって得られる。
【0003】
例えばポリウレタンポリ尿素をベースとするアルキッド樹脂のためのヒドロキシ官能性乳化剤はヨーロッパ特許出願公開(A)第0,741,156号明細書から公知である。外的に乳化された他の水性アルキッド樹脂組成物はヨーロッパ特許出願公開(A)第0,593,487号明細書に記載されている。化学的に導入された乳化剤を含有するアルキッド樹脂(自己乳化性アルキッド樹脂)はヨーロッパ特許出願公開(A)第0,312,733号明細書に記載されている。
【0004】
水相容性はいずれの場合にも化学的に組み入れられたまたは付加された状態の非イオン性またはアニオン性乳化剤を使用することによって達成される。
【0005】
ポリウレタン樹脂を不飽和脂肪酸の導入によって変性し(ヨーロッパ特許出願公開(A)第0,444,454号明細書)、それを用いて製造された塗料が結果として自然乾燥性であることも公知である。
【0006】
脂肪酸で変性することで自然乾燥性バインダーをもたらすエポキシ官能性樹脂はヨーロッパ特許出願公開(A)第0,355,761号明細書(脂肪酸とエポキシ樹脂とのエステル)、ヨーロッパ特許出願公開(A)第0,316,732号明細書、同第0,370,299号明細書(エポキシ基を持つアクリレート樹脂)、および同第0,267,562号明細書(水性媒体中でオレフィン性不飽和モノマーがグラフトしたアルキッド、ウレタン−アルキッドまたはエポキシエステル樹脂)に記載されている。
【0007】
エポキシ樹脂−アミン付加物と脂肪酸との中和された反応生成物の水性調製物はヨーロッパ特許出願公開(A)第0,070,704号明細書から公知である。そこではアミン類と多価フェノールをベースとするエポキシ樹脂とが1000〜3000g/molの分子量を有する付加物を製造するために使用され、次いでその付加物を不飽和脂肪酸と反応させて、これら脂肪酸の重量割合が25〜50%である生成物を得ている。活性のアミン水素原子の全てが消費されるように選択する様に脂肪酸の量が選択されている。
【0008】
オーストリア特許第390,261号明細書には自然乾燥塗料のためのバインダーとして使用することができるエポキシ樹脂エステルのエマルジョンが開示されている。この樹脂は脂肪酸で部分的にエステル化されたエポキシ樹脂および不飽和脂肪酸と(メタ)アクリル酸とのコポリマー並びに別の共重合性モノマーを反応させることによって製造され、そして水希釈性を達成するためにアルカリを用いて少なくとも部分的に中和されている。これらの樹脂もアミノ官能性エポキシ樹脂エステルと混合してもよい。
【0009】
【発明の構成】
本発明者は今や、エポキシ樹脂と脂肪酸変性エポキシド−アミン付加物との反応生成物を、金属製基体の腐蝕を防止できる優れた自然乾燥製塗料のバインダーとして使用できることを見出した。
【0010】
従って本発明は、エポキシ樹脂、脂肪酸およびアミン類よりなる反応生成物A’ABCにおいて、該反応生成物A’ABCが分子当り少なくとも2つのエポキシ基を含有するエポキシ化合物A’と、エポキシ化合物A、脂肪酸Bおよびアミン類Cの反応生成物ABCとの反応生成物であり、該反応生成物A’ABCの数平均分子量Mn が少なくとも5,000g/molでありそして好ましくは、エポキシ化合物A’および/またはエポキシ化合物Aが更に反応させられる前に、対エポキシ基反応性の少なくとも1つの酸基または水酸基を有する化合物Dの反応によって全体的にまたは部分的に変性されており、そしてアミン類Cが更に反応させられる前に、脂肪族−または芳香族モノエポキシド化合物A”またはその混合物との反応によって全体的にまたは部分的に変性されていることを特徴とする、上記反応生成物A’ABCに関する。
【0011】
特にこれらの反応生成物A’ABCの化学量論から算出された分子量(数平均分子量)Mn は好ましくは少なくとも10,000g/mol、特に好ましくは少なくとも15,000g/mol、中でも少なくとも20,000g/molでありそしてそれの(測定された)酸価は5mg/gより多くないのが好ましい。アミノ基の少なくとも一部を中和した後に反応生成物は水に分散することができそして室温(20℃)で4週間貯蔵した後でも如何なる沈降物も生じない安定な分散物を生成する。
【0012】
エポキシ樹脂AおよびA’はエピクロルヒドリンと分子当り2つ以上の水酸基を持つ芳香族−または(環状)脂肪族化合物との反応(Taffy 法) によって公知の様に得ることができるジエポキシまたはポリエポキシ化合物から互いに無関係に選択されるかまたはジエポキシドまたはポリエポキシドと、エピクロルヒドリンと上記の分子当り2つ以上の水酸基を持つ芳香族−または(環状)脂肪族化合物との反応( 前進反応) によって得ることができる。芳香族ジヒドロキシ化合物、例えばビスフェノールA、ビスフェノールF、ジヒドロキシジフェニルスルホン、ヒドロキノン、レゾルシノール、1,4−ビス[2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−プロピル]ベンゼン;または脂肪族ジヒドロキシ化合物、例えば1,6−ヘキサンジオール、1,4−ブタンジオール、シクロヘキサンジメタノール、またはオリゴ−およびポリプロピレングリコールをベースとするエポキシ樹脂が有利である。エポキシ樹脂の比エポキシ基含有量は好ましくは0.4〜7mol/kg、特に好ましくは0.6〜6mol/kgである。一つの有利な実施態様においてはジエポキシ化合物がAおよびA’の各場合に使用され、比エポキシ基含有量がAの場合に0.5〜4mol/kgでそしてA’の場合に2〜5.9mol/kgである。
【0013】
ビスフェノールAおよびビスフェノールFおよびその混合物をベースとするエポキシ樹脂が特に有利である。
【0014】
脂肪酸Bは少なくとも1つのオレフィン性二重結合を有しそして6〜30個、好ましくは8〜26個、特に好ましくは16〜22個の炭素原子を有する。パルモレイン酸(palmoeic acid) 、オレイン酸およびエルカ酸;リノール酸、リノレイン酸およびエラステアリン酸、アラキドン酸およびクルパノドン酸(clupanodonic acid) 並びに天然に産する油から混合物として得ることができる脂肪酸、例えば亜麻仁油脂肪酸、コンジュバンドール(conjuvandol) 脂肪酸、トール油脂肪酸、綿実油脂肪酸、菜種油脂肪酸および脱水ひまし油から得られる脂肪酸混合物が有利である。
【0015】
アミン類Cは少なくとも1つの第一または第二アミノ基を含有する脂肪族の直鎖状、環状または分岐したアミン類が有利である。これらは2〜12個の炭素原子を有しそして官能基として第三アミノ基および/または水酸基を含有していてもよい。6〜12の炭素原子数の第一モノアミン類、例えばヘキシルアミン、シクロヘキシルアミン、2−エチルヘキシルアミン、およびステアリルアミン;第一−第三ジアミン類、例えばジメチルアミノプロピルアミン、ジエチルアミノプロピルアミン;ジ第一第二アミン類、例えばジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミンおよびテトラエチレンペンタミン、および(R) Polymin として市販されているオリゴマーのジアミノポリエチレンイミン類の混合物および第二アミン類およびジアミン類、例えばピペリジン、ピペラジン、ジ−n−ブチルアミン、モルホリン、および水酸基官能性アミン類、例えばエタノールアミン、ジエタノールアミン、およびジイソプロパノールアミンが特に適している。上記のアミン類の混合物も使用することができる。
【0016】
第一段階でエポキシ化合物AをアミンCと反応させそして第二段階でこの付加物を脂肪酸Bと反応させて、付加生成物ABCを得ることを可能とが可能である。しかしながら最初にエポキシ化合物Aと脂肪酸Bとを反応させ、次いで残留するエポキシ基をアミンCと反応させることも可能である。反応を同時に行いそして1段階で中間体ABCを得ることも同様に可能である。反応成分A、BおよびCの量はエポキシ基の実質的に全て、即ちA中に最初から存在するエポキシ基の少なくとも90%、好ましくは少なくとも95%、特に好ましくは少なくとも98%が反応する様に選択する。この反応を中間体ABCが反応性アミン水素原子をもはや含有しなくなる様に行なうことも有利である。しかしながら最高でもアミン水素原子のその量は10mmol/kgであってもよい。
【0017】
本発明の一つの変法は、2つより多いアミン水素原子を含有するアミン類Cを使用する場合にはこれらのアミン水素原子の幾つかがモノエポキシドA”との反応によって消費されることを本質とする。従って2つの活性アミン水素原子を含有する第一アミノ基は第二β−ヒドロキシアミン基になり、または第二アミノ基は第三β−ヒドロキシアミン基になる。適するモノエポキシドA”には任意の脂肪族または芳香族モノエポキシドまたはそれらの混合物、特に一価アルコールまたはフェノールのグリシジルエーテル、例えばブチルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、およびモノ塩基酸のグリシジルエステル、好ましくは脂肪族−または芳香族カルボン酸のグリシジルエステル、例えばグリシジルベンゾエート、グリシジルアセテート、グリシジルステアレート、およびα−分岐した脂肪族カルボン酸のグリシジルエステル、例えばグリシジル2−エチルヘキサノエート、グリシジル2,2−ジメチルプロピオナート、グリシジル2,2−ジメチルオクタノエート、グリシジル2−メチルノナノエート、特にかゝる分岐した脂肪族エステルの工業品質の混合物が含まれる。この工業品質の混合物はCardura (R) E5 (“グリシジルネオペンタノエート”)またはE10(“グリシジルネオデカノエート”)または Glydexx(R) として市販されている。
【0018】
この変法によると、アミンCは、AまたはABとの反応の前にモノエポキシドA”と反応させることによって全体的にまたは部分的にその官能性が低減される。この変性されたアミンC’を次いで、単独でまたは未変性アミン類Cとの混合状態で、別の反応でAまたはAB(段階的反応)とまたはAおよびB(共通の反応)と反応させる。
【0019】
本発明の範囲には、エポキシ樹脂Aを共反応成分BおよびCとの反応の前、間または後で、対エポキシ基反応性の少なくとも1つの水素原子を持つ別の化合物D、即ちアルコール、フェノール類および酸、特に活性化された水酸基および酸基を含有する特別な化合物と反応させることも可能である。これら化合物は好ましくは脂肪族ジオールおよびポリオール、例えばグリコール、プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、グリセロール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジトリメチロールプロパンおよびジペンタエリスリトール、(置換された)フェノール類、例えばフェノール自身、異性体クレゾール類およびキシレノール類、および多価および/または多核フェノール類、例えばレゾリシノール、ジヒドロキシビフェニル、ジヒドロキシジフェニルスルホン、ビスフェノールA、α−およびβ−ナフトール、および2,3−および2,6−ジヒドロキシナフタレン、一塩基性および多塩基性カルボン酸、例えば炭素原子数2〜40の飽和脂肪族の直鎖状または分岐したカルボン酸、例えばイソオクタン酸、ステアリン酸、二量体脂肪酸、芳香族カルボン酸、例えば安息香酸、イソフタル酸およびテレフタル酸、スルホン酸、例えばベンゼンスルホン酸およびスルホイソフタル酸、リン酸およびアルキル−およびアリールホスホン酸、例えばメタン−およびベンゼンホスホン酸から選択するのが好ましい。
【0020】
本発明の反応生成物A’ABCを製造するためには各成分を以下の物質割合量で反応させるのが有利である:
1molのエポキシ化合物A当り、第一段階では0.1〜1.0mol、好ましくは0.2〜0.9mol、特に好ましくは0.25〜0.8molの脂肪酸Bおよび0.5〜1.9mol、好ましくは0.6〜1.75mol、特に好ましくは0.65〜1.5molのアミン類Cを反応させ;そして続く第二段階では0.2〜1.0mol、好ましくは0.25〜0.9mol、特に好ましくは0.3〜0.8molのエポキシド化合物A’を第1段階からの付加物と反応させる。
【0021】
化合物Dを使用する場合には、その物質割合量は1molのエポキシ化合物A当り0.02〜0.3mol、好ましくは0.05〜0.25mol、特に好ましくは0.1〜0.2molである。化合物DはBおよび/またはCと反応させる前にエポキシ化合物を変性するために使用してもよい。即ちそれを成分Bおよび/またはCと一緒に使用してもよい。
【0022】
モノエポキシ化合物A”を使用してアミンCを変性する場合には、その物質割合量はアミンC’が1分子当り少なくとも平均1つの反応性アミン水素原子を未だ有する様に選択する。
【0023】
エポキシ化合物Aおよび/またはA’またはアミン類Cを2つ前の段落に従って変性された化合物に全部または一部交換した場合には、次いでいずれの場合にも混合物または変性された化合物をA、A’およびCの代わりに使用する。
【0024】
反応生成物A’ABCの製造は、成分A、BおよびCを好ましくは反応条件のもとで不活性である溶剤中で70〜150℃の温度で行い、溶液中の成分A、BおよびC(およびまた、使用する場合にはD)の濃度(重量割合)は30〜85%、好ましくは50〜80%である。溶剤としてはエーテルアルコール類(3〜10個の炭素原子を持つアルコキシアルカノール類)、例えばメトキシプロパノール、イソプロピルグリコール、ブチルグリコールおよび3−メトキシ−1−ブタノールを使用するのが有利である。反応の終了(エポキシ基が完全に消費された)後に有機または無機酸を添加することによって20〜100%、好ましくは30〜90%、特に好ましくは50〜85%の中和度(第三アミノ基の全量を基準として塩の形に転化された第三アミノ基の百分率)に中和しそして付加物の(部分的に)中和された溶液を20から60%、好ましくは25〜55%、特に好ましくは30〜50%にの固形分含有量(重量割合)に水で希釈する。この方法のためには有機溶液を(好ましくは予め加熱された)水に攪拌混入するかまたは水を有機溶剤中に攪拌混入してもよい。希釈に使用される水に中和するために使用される酸の一部、好ましくは20〜80%を添加してもよい。中和のために使用される酸は好ましくは硼酸、リン酸、蟻酸、醋酸、乳酸、クエン酸および酒石酸よりなる群から選択する。エポキシ化合物A’は60〜99℃、好ましくは70〜97℃、特に好ましくは75〜95℃の温度で水溶液にゆっくり添加しそして反応をエポキシ基の全てが消費されるまで行なう。
【0025】
反応生成物A’ABCは酸化によって空気中で乾燥される水性被覆剤を製造するためのバインダーとして使用するのに適している。この目的のためにはこれらのバインダーを含有する被覆組成物をスプレー塗装法、刷毛塗り法または浸漬塗装法の様な慣用の技術によって基体に塗布する。この被覆物は酸、アルカリ、塩溶液および水による腐蝕作用に対して基体を保護する。従って本発明の反応生成物は金属製板または他の卑金属表面(水素より前の電化列にあるもの)、即ち特に鉄、亜鉛メッキ鋼、鋼、アルミニウムおよびアルミ合金の板に使用するための防食用プライマーを調製するのに特に適している。かゝる被覆組成物は慣用の添加物、例えば消泡剤、均展剤、顔料、分散剤、沈降防止剤および増粘剤を含有していてもよい。
【0026】
本発明を以下の実施例によって更に詳細に説明するが、本発明の範囲はこれら実施例に制限するものではない。
【0027】
【実施例】
例1(実施例):バインダー
ビスフェノールAをベースとしそして2.1mol/kgの比エポキシ基含有量(“エポキシ当量”EEW=475g/mol)を有するエポキシ樹脂1900gを、420gのトール油脂肪酸(1.5mol)、102gのジメチルアミノプロピルアミン(1mol)および53g(0.5mol)のジエタノールアミンを含有する溶剤としてのメトキシプロパノールに溶解して、70%濃度溶液(100gの溶液中70gの固形分含有量)を得、この水溶液をエポキシ基の全部が消費されるまで110℃で反応させる。
【0028】
次いで60mmolの醋酸を100gの樹脂固形分当りに添加し、その後に混合物を十分に脱イオンされた水で希釈して40%の固形分含有量(非揮発性物質の重量割合)を得る。
【0029】
250gのビスフェノールAジグリシジルエーテルをこの溶液に1時間にわたって90℃で添加しそしてこの混合物をエポキシ基がもはや検出できなくなるまで攪拌下にこの温度に維持する。別の水を38%の固形分含有量(重量割合)に希釈するために添加する。
【0030】
例2(実施例):プライマー
バインダーをカチオン性プライマーを調製するために使用する。その際に62gの酸化鉄顔料((R) Bayferrox,製造元: Bayer AG) 、106gの変性されたリン酸亜鉛((R) Heucophos ZPO 、製造元:Heubach) 、55gのカオリン((R) ASP 600,製造元:Engelhardt)および55gのタルク((R) Talkum ATI、製造元:Norwegian Talc) を、88gの完全脱イオン水、22gの市販の分散剤((R) Additol VXW 6208、製造元:Solutia Austria GmbH) および3gの市販の消泡剤((R) Surfynol SE-F 、製造元:E.I.DuPont de Nemours)よりなる混合物中に6gの揺変性剤((R) Luwothix HT 、製造元:Lehmann & Voss) および3gのアクリレート増粘剤((R) Acrysol RM 8/12 WA、製造元:Rohm & Hass)の添加下にスラリーを製造する。480gの上記のバインダー水溶液をこのスラリーに添加しそして(水中3%濃度溶液としての)3gのオクタン酸コバルト乾燥剤および更に117gの水を添加する。得られる水性プライマーは約30秒の流出時間(4mmカップ;DIN EN ISO 2431 または DIN 53211) を示す。
【0031】
比較例(例3および4):
比較するために、酸化乾燥性エポキシ樹脂エステル((R) Duroxyn VEF 4380、製造元:Solutia Austria GmbH) の水性エマルジョンをベースとするプライマー3(比較例3)および変性された樹脂酸、中油アルキッド樹脂((R) Vialkyd AM 404、製造元:Solutia Austria GmbH) をベースとする慣用の溶剤含有プライマー4(比較例4)を使用する。これらの調製物を以下の表1に示す:
これらのプライマーを工業用鉄板(未処理)に約30μmの乾燥塗膜厚にスプレー塗装する(DIN EN ISO 2431 に従って4mmカップで流出時間として測定されるスプレー粘度:約30秒)。室温で10日間の乾燥時間の後に腐蝕試験を DIN 50021に従って行なう。結果を表2に総括掲載する:
酸化乾燥性エポキシ樹脂エステルをベースとする公知の水性プライマーおよびアルキッド樹脂をベースとする公知の慣用の(溶剤含有)プライマーに比較して本発明に従うプライマーの腐蝕保護効果は著しく優れている。
Claims (21)
- 分子当り少なくとも2つのエポキシ基を含有するエポキシ化合物A’と、
エポキシ化合物A、少なくとも1つのオレフィン性二重結合を持つ炭素原子数6〜30の脂肪酸Bおよび少なくとも1つの第一または第二アミノ基を持つ脂肪族の線状、環状または分岐した炭素原子数2〜12のアミン類Cの反応生成物ABCと
の反応生成物である、エポキシ樹脂、脂肪酸およびアミン類よりなる反応生成物A’ABCにおいて、
上記反応生成物ABCにおいてAの少なくとも90%のエポキシ基が反応しておりそして該反応生成物ABC中のアミノ水素原子の含有量が最高10mmol/kgでありそして上記反応生成物A’ABCの数平均分子量Mn が少なくとも5,000g/molであることを特徴とする、上記反応生成物A’ABC。 - エポキシ化合物A’およびエポキシ化合物Aが互いに無関係にジエポキシドまたは0.4〜7mol/kgの比エポキシ基含有量のポリエポキシド化合物である請求項1に記載の反応生成物A’ABC。
- エポキシ化合物Aが0.5〜4mol/kgの比エポキシ基含有量を有する請求項1に記載の反応生成物A’ABC。
- エポキシ化合物A’が2〜5.9mol/kgの比エポキシ基含有量を有する請求項1に記載の反応生成物A’ABC。
- エポキシ化合物A’およびエポキシ化合物Aが互いに無関係にビスフェノールAをベースとするエポキシ化合物および/またはビスフェノールFをベースとするエポキシ化合物である請求項1に記載の反応生成物A’ABC。
- 脂肪酸Bが8〜26の炭素原子を持つ請求項1に記載の反応生成物A’ABC。
- アミン類Cが6〜12の炭素原子数の第一モノアミン類、第一−第三ジアミン類、ジ第一−第二アミン類、第二アミン類、ジアミン類および水酸基官能性アミン類よりなる群から選択されるかまたはこれらの混合物である請求項1に記載の反応生成物A’ABC。
- エポキシ化合物A’および/またはエポキシ化合物Aが更に反応させられる前に、対エポキシ基反応性の少なくとも1つの酸基または水酸基を有する化合物Dとの反応によって全体的にまたは部分的に変性されている請求項1に記載の反応生成物A’ABC。
- 化合物Dが芳香族水酸化化合物および/または飽和脂肪族の線状または分岐した炭素原子数2〜40のカルボン酸および/またはスルホン酸および/またはリン酸および/またはアルキル−およびアリールホスホン酸である請求項8に記載の反応生成物A’ABC。
- アミン類Cが更に反応させられる前に、脂肪族−または芳香族モノエポキシド化合物A”またはその混合物との反応によって全体的にまたは部分的に変性されている、請求項1に記載の反応生成物A’ABC。
- モノエポキシド化合物A”が一価アルコールまたはフェノール類のグリシジルエーテル類および/または一塩基酸のグリシジルエステル類である請求項10に記載の反応生成物A’ABC。
- モノエポキシド化合物A”がブチルグリシジルエーテルおよび/または2−エチルヘキシルグリシジルエーテルおよび/またはグリシジルネオペンタノエートおよび/またはグリシジルネオデカノエートおよび/またはグリシジル2−エチルヘキサノエートである請求項10に記載の反応生成物A’ABC。
- エポキシ化合物A、少なくとも1つのオレフィン性二重結合を持つ炭素原子数6〜30の脂肪酸Bおよび、少なくとも1つの第一または第二アミノ基を持つ脂肪族の線状、環状または分岐した炭素原子数2〜12のアミン類Cを反応させる付加生成物ABCを製造する第一段階を含む、請求項1に記載の反応生成物A’ABCを製造する方法において、上記反応生成物ABCにおいてAの少なくとも90%のエポキシ基が反応しておりそして該反応生成物ABC中のアミノ水素原子の含有量が最高10mmol/kgであり及び第二段階で上記付加生成物をエポキシ化合物A’と反応させて、少なくとも5,000g/molの数平均分子量Mnを有する反応生成物A’ABCを得ることを特徴とする、上記方法。
- エポキシ化合物Aおよび脂肪酸Bを第一の段階で反応させて付加生成物ABを得、これを第二段階でアミン類Cと反応させて中間体ABCを得、これを再び第三段階でエポキシ化合物A’と反応させられることによって反応生成物A’ABCを生成させる請求項13に記載の方法。
- エポキシ化合物Aを第一段階でアミン類Cと反応させて付加生成物ACを得、これを第二段階で脂肪酸Bと反応させて中間体ABCを得、これを順に第三段階でエポキシ化合物A’と反応させて反応生成物A’ABCを生成させる請求項13に記載の方法。
- エポキシ化合物A’の全部または一部を、エポキシ化合物A’と化合物Dとの反応生成物に交換する請求項13〜15のいずれか一つに記載の方法。
- エポキシ化合物Aの全部または一部をエポキシ化合物Aと化合物Dとの反応生成物に交換する請求項13〜15のいずれか一つに記載の方法。
- アミン類Cの全部または一部をアミン類Cとモノエポキシド化合物A”との反応生成物に交換する請求項13〜15のいずれか一つに記載の方法。
- 請求項1に記載の生成物をスプレー塗装法、刷毛塗り法または浸漬塗装法によって基体に塗布することを特徴とする、腐蝕防止のためのプライマーにおいて請求項1に記載の生成物を使用する方法。
- 請求項1に記載の生成物を含有する防食用プライマー。
- 請求項20に記載の防食用プライマーを塗布した卑金属製薄板。
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