JP4012132B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばメモリ混載マイクロコンピュータシステムに適用される比較用キャパシタ回路を内蔵した不揮発性半導体記憶装置に関する。
図18は、従来の不揮発性半導体記憶装置、例えばプリチャージ方式のNOR型FLASH−EEPROMのフロアープランの一例を示している。この不揮発性半導体記憶装置11は、複数のメモリセルがマトリクス状に配置されたメモリセルアレイ(MCA)12、13を有している。メモリセルアレイ12、13の周辺には、図示せぬワード線を選択するロウデコーダ(RDC)14、15、第1の領域16、17、第2の領域18、第2の制御回路(#2CONT)19、20及び信号配線領域SGL1、SGL2が配置されている。第1の領域16、17には、メモリセルから読み出されたデータを検知し増幅するセンスアンプ(S/A)等が配置される。第2の領域18には、冗長ビット線を選択する冗長カラムデコーダ(RDCDC)、図示せぬビット線を選択するカラムデコーダ(CDC)、バイアス電圧を発生するバイアス発生回路(LVLGEN)、各種制御信号を発生する第1の制御回路(#1CONT)が配置される。
さらに、上記不揮発性半導体記憶装置11は、比較用キャパシタ回路21、22を有している。これら比較用キャパシタ回路21、22は、センスアンプによりビット線の電位を検出する際、センスアンプに参照電位を供給する。この比較用キャパシタ回路21、22は、メモリセルアレイを構成するビット線の付加容量と同一の容量を有する回路である。ビット線の付加容量は、配線容量より、メモリセルを構成するドレインの拡散接合容量が支配的である。このため、従来の比較用キャパシタ回路21、22は、メモリセルアレイ12、13のメモリセルと同数のダミーセルを有し、メモリセルアレイ12、13と同一の回路構成とされている。
尚、関連技術として、メモリセルの読み出し電位をダミーセルの読み出し電位と比較してセンス増幅するメモリが開発されている(例えば特許文献1)。また、メモリセルと等価な構成のダミーセルを、メモリセルと同等に劣化させるためにデータを書き込むメモリセルが開発されている(例えば特許文献2)。さらに、リファレンスセルのゲートにディスチャージ用トランジスタを接続した半導体記憶装置が開発されている(例えば特許文献3)。
特公平7−15952号公報 特開2003−22680号公報 特開平9−320283号公報
図19は、従来の比較用キャパシタ回路を示し、図20はその一部を取り出して示している。また、図21は比較用キャパシタ回路のレイアウトを示し、図22は比較用キャパシタ回路からセンスアンプまでの等価回路を示している。図19において、各ダミーセルDMC0…DMC7のソース(S)はソース線SLに接続され、各ダミーセルDMC0…DMC7のドレイン(D)は例えば金属配線23により共通接続されている。この金属配線23を介して参照電位が接続ノードREFに供給される。また、各ダミーセルDMCの制御ゲートはダミーワード線DWLNを介して接地されている。このように、従来の比較用キャパシタ回路は、メモリセルアレイと同一構成であるため、メモリセルアレイの容量が増大するに従い比較用キャパシタ回路のダミーセルの数が増大し、必然的にレイアウト面積も増大していた。
さらに、従来の比較用キャパシタ回路は、メモリセルアレイと同一構成を有しているため、図19、図21に示すように、比較用キャパシタ回路内にダミーセルのソースに接続されたソース配線SL及びこのソース線に接地電位VSSを供給するVSS配線24が必要である。このため、VSS配線24と金属配線23を例えば第1層の金属配線により形成しようとした場合、金属配線23から参照電位を取り出す接続ノードREFの配置に制約を受けていた。
しかも、従来のダミーセルDMCは、リークを防止するため、セルの浮遊ゲートに蓄積された電荷を例えば紫外線照射により除去する必要がある。このため、ダミーセルの上方に多数の金属配線を配置することができない。さらに、VSS配線24の抵抗値の増加を防止するため、VSS配線24の長さを短くする必要があり、比較用キャパシタ回路をセンスアンプの近くに設置しなければならない。したがって、比較用キャパシタ回路の配置に制約を受けていた。
また、ダミーセルのゲート酸化膜に不良が生じた場合、ダミーセルは常時リーク状態となる。図22は、ダミーセルのリーク状態を示している。尚、図22は、後述する図14と対比するため、図14と同一部分には同一符号を付している。図22に示すように、リークが生じている場合、プリチャージ期間に、各部のプリチャージレベルが低下する。また、次のセンス期間において、ダミーセルのリークにより、参照信号REFの電位が急速にディスチャージされる。このため、例えばオンセルを検出する場合、センスアンプを構成する2つのPチャネルトランジスタがオンし、ビット線のディスチャージが遅くなる。最悪の場合、ビット線のディスチャージが、接地電位まで至らず、中間レベルで停止してしまうこととなる。この場合、次のデータ読出し期間において、誤読み出しが生じる。すなわち、オンセルからデータを読出したとき、このデータは“1”であるべきだが、データ“0”(オフセル)となってしまう。さらに、正常にデータが読出された場合であっても、リークによりプリチャージ期間における動作電流の増大化を招いていた。
本発明は、上記課題を解決するため、比較用キャパシタ回路の占有面積を削減でき、リーク電流を防止可能な不揮発性半導体記憶装置を提供しよとするものである。
本発明の不揮発性半導体記憶装置の第1の態様は、第1、第2の拡散層及び浮遊ゲート及び制御ゲートを有し、ビット線の付加容量に対応した容量を有する複数のダミーセルと、前記各ダミーセルの前記第1、第2の拡散層を共通接続する配線とを具備している。
本発明の不揮発性半導体記憶装置の第2の態様は、浮遊ゲート、制御ゲート、ドレイン及びソースを有し、前記ドレインがビット線に接続され、前記ソースがソース線に接続され、前記制御ゲートがワード線に接続されたメモリセルと、前記メモリセルの前記ビット線に読み出された信号が第1の入力端に供給され、第2の入力端に参照信号が供給されるセンスアンプと、前記センスアンプの前記第1、第2の入力端をプリチャージするプリチャージ回路と、浮遊ゲート、制御ゲート、第1の拡散層及び第2の拡散層を有し、前記第1の拡散層と前記第2の拡散層が接続され、前記第1、第2の拡散層の接続ノードから前記参照信号を出力するダミーセルとを具備している。
本発明の不揮発性半導体記憶装置の第3の態様は、複数のビット線及びワード線の交差部に複数のメモリセルが配置されたメモリセルアレイと、第1、第2の入力端を有し、前記メモリセルアレイの選択されたメモリセルから読み出された信号が前記第1の入力端に供給され、前記第2の入力端に参照信号が供給される複数のセンスアンプが配置された第1の領域と、浮遊ゲート、制御ゲート、第1の拡散層及び第2の拡散層を有する複数のダミーセルがマトリクス状に配置され、前記各ダミーセルの前記第1、第2の拡散層が配線により共通接続され、前記ビット線の付加容量に応じた前記参照信号を出力するダミーセルアレイとを具備している。
本発明によれば、比較用キャパシタ回路の占有面積を削減でき、リーク電流を防止可能な不揮発性半導体記憶装置を提供できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図2は、本発明の実施形態が適用される不揮発性半導体記憶装置31、例えばプリチャージ方式のNOR型FLASH−EEPROMの一例を示している。尚、図2において、書込み/消去系の回路は、省略している。
図2において、16個のメモリ回路32−0…32−15はデータバスDBUSに接続されている。各メモリ回路32−0…32−15は、メモリセルアレイ33、センスアンプ(S/A)34、フリップフロップ回路35、バッファ回路36等を有している。
メモリ回路32−15に隣接して、第1の制御回路(#1CONT)37、バイアス発生回路(LVLGEN)38、冗長カラムデコーダ(RDCDC)39、カラムデコーダ(CDC)40、ロウデコーダ(RDC)41、第2の制御回路(#2CONT)42が設けられている。
第1の制御回路37は、プリチャージ期間、センス期間、データ出力期間を示す信号PRCVIN、出力イネーブル信号OE、センス信号SENに応じて、信号CSRD、プリチャージ信号PRCV、センスアンプイネーブル信号SEN1、イコライズ信号PREを発生する。バイアス発生回路38は、信号PSVに応じて信号BIASを発生する。冗長カラムデコーダ39は、アドレス信号A2、A3、冗長制御信号RD及び信号BGRRSTBに応じて冗長カラムを選択する選択信号SR0…SR3を発生する。カラムデコーダ40は、アドレス信号A4…A6に応じてビット線を選択する選択信号S0…S7を発生する。ロウデコーダ41はアドレス信号A7…A18、制御信号CNT、前記第1の制御回路37から供給されるプリチャージ信号PRCVに応じてワード線WL0…WLnを選択する。第2の制御回路42は、前記制御信号CNTに応じてソース線SLを制御する。
前記メモリ回路32−15において、メモリセルアレイ33は、複数のメモリセルTCELM0、TCELM1…を有し、これらメモリセルTCELM0、TCELM1…は、マトリクス状に配置されている。これらメモリセルTCELM0、TCELM1…の各ドレインは対応するビット線bit0、bit1…に接続され、各ソースはソース線SLに接続されている。さらに、これらメモリセルTCELM0、TCELM1…の各ゲートは、ワード線WL0、WL1…WLnに接続されている。また、符号Cm0は、メモリセルTCELM0、TCELM1…の各ドレインに存在する拡散接合容量を示している。
前記各ビット線bit0、bit1…は、NチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタと称す)からなるカラム選択トランジスタTX0…TX7の電流通路の一端に接続されている。これらトランジスタTX0…TX7のゲートには、前記カラムデコーダ40から出力される選択信号S0…S7がそれぞれ供給される。これらトランジスタTX0…TX7の電流通路の他端は共通接続され、この接続ノードは、NMOSトランジスタからなる冗長カラム選択トランジスタTM0の電流通路の一端に接続されている。冗長カラム選択トランジスタTM0…TM3のゲートには、前記冗長カラムデコーダ39から出力される選択信号SR0…SR3がそれぞれ供給される。冗長カラム選択トランジスタTM0…TM3の電流通路の他端は共通接続され、この接続ノードVINPRは、NMOSトランジスタからなるバイアス制御用のトランジスタTMB1を介してセンスアンプ34の第1の入力端INに接続されている。このトランジスタTMB1は、バイアス発生回路38から供給される信号BIASに応じて接続ノードVINPRをバイアスする。
センスアンプ34の第1の入力端IN(接続ノードVIN)と電源供給ノードとの間には、PチャネルMOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタと称す)TMP1が接続されている。このトランジスタTMP1は、第1の制御回路37から供給されるプリチャージ信号PRCVに応じて接続ノードVINをプリチャージする。
センスアンプ34の第2の入力端REFと電源供給ノードとの間には、PMOSトランジスタTDP1が接続されている。このトランジスタTDP1は、第1の制御回路37から供給されるプリチャージ信号PRCVに応じて接続ノードVREFをプリチャージする。センスアンプ34の第2の入力端REF(接続ノードVREF)と接続ノードVREFPRの間には、NMOSトランジスタTDB1が接続されている。このトランジスタTDB1は、バイアス発生回路38から供給される信号BIASに応じて接続ノードVREFPRをバイアスする。接続ノードVREFPRと接続ノードVINPRの間には、NMOSトランジスタTEQが接続されている。このトランジスタTEQは第1の制御回路37から供給されるイコライズ信号PREに応じて、接続ノードVREFPRと接続ノードVINPRを同電位にイコライズする。
接続ノードVREFPRと接続ノードPRREFの間にはNMOSトランジスタTD1が接続されている。このトランジスタTD1は、信号BGRRSTBに応じてストップ状態を制御する。接続ノードPRREFと接続ノードREFの間には、常時オンとされたNMOSトランジスタTD2が接続されている。接続ノードREFには後述する比較用キャパシタ回路43が接続されている。前記接続ノードREFと接地間には、NMOSトランジスタTD3A、TD4Aが直列接続され、さらに、接続ノードREFと接地間には、NMOSトランジスタTD3B、TD4Bが直列接続されている。トランジスタTD3A、TD4Aのゲートには、外部から供給される信号CNTB、IREFOUTがそれぞれ供給され、トランジスタTD3B、TD4Bのゲートには、外部から供給される信号CNTA、LEAKがそれぞれ供給されている。
図2において、比較用キャパシタ回路43は、例えばカラム選択トランジスタTX0…TX7とメモリセルアレイ33の相互間に配置されている。しかし、比較用キャパシタ回路43の配置場所は、これに限定されるものではない。
図3乃至図10は、図2の各回路例を示している。これら回路は、本実施形態の本質ではないため、具体的な説明は省略する。
図3は、前記第1の制御回路37の一例を示している。この第1の制御回路37は、バッファ回路BUF1、BUF2、BUF3、及びインバータ回路INV2により構成されている。
図4は、前記バイアス発生回路38の一例を示している。このバイアス発生回路38は、インバータ回路INVL、PMOSトランジスタTL1、NMOSトランジスタTL2、TL3、TL4により構成されている。
図5は、冗長カラムデコーダ39の一例を示している。この冗長カラムデコーダ39は、2入力デコーダと2入力アンド回路2ANDS1、2ANDS2、2ANDS3により構成されている。
図6は、カラムデコーダ40の一例を示している。このカラムデコーダ40は、3入力デコーダと8個のレベルシフタLVSS0…LVSS7により構成されている。
図7は、ロウデコーダ41の一例を示している。このロウデコーダ41は、ロウメインデコーダ、ロウサブデコーダ及びこれらデコーダに接続されたサブデコーダにより構成されている。
図8は、第2の制御回路42の一例を示している。この第2の制御回路42は、インバータ回路INVS1、及びPMOSトランジスタTSLにより構成されている。
図9は、センスアンプ34の一例を示している。このセンスアンプ34は、PMOSトランジスタTN1、TN2、TN6、TN7、NMOSトランジスタTN3、TN4、TN5により構成されている。
図10は、フリップフロップ回路35の一例を示している。このフリップフロップ回路35は、ナンド回路ND1、ND2により構成されている。
図1は、前記比較用キャパシタ回路43の実施形態を示している。この比較用キャパシタ回路43は、メモリ回路32−0…32−15に対応したダミーセル回路43−0…43−15を有し、これらダミーセル回路43−0…43−15によりダミーセルアレイDMCAが構成されている。各ダミーセル回路43−0…43−15は、複数のダミーセルDMCにより構成されている。各ダミーセルDMCは、メモリセルと同様に浮遊ゲートと制御ゲートが絶縁膜を介して積層された積層ゲート構造を有している。しかし、比較用キャパシタ回路43を構成するダミーセルアレイDMCAは、メモリセルアレイ33と異なる構成とされている。すなわち、各ダミーセルDMCは、ソース/ドレイン領域が例えば第1層の金属配線53により共通接続され、この金属配線53を介して参照電位が接続ノードREFに供給される。
具体的には、図11、図12、図13に示すように、各ダミーセルDMCは、ソース/ドレイン領域を構成する拡散層51、52が例えば第1層の金属配線53により接続されている。換言すると、このダミーセルDMCは、ソース領域を有していず、ドレイン領域のみにより構成されている。このため、ダミーセルアレイDMCAは、ソース線を必要とせず、さらに、ソース線に接地電位を供給するVSS配線も必要としない。したがって、ダミーセルアレイDMCAから参照電位を取り出す配線を前記拡散層51、52を接続する配線と同様に第1層の金属配線53で形成する場合、従来のように、VSS配線の位置を考慮する必要がない。このため、参照電位を取り出す配線の形成位置の制約を緩和することができ、REF配線を形成するための自由度を向上できる。尚、各ダミーセルDMCの制御ゲートはダミーワード線DWLNに共通接続されている。
図11、図12、図13に示すように、各ダミーセルDMCの2つのドレイン領域としての拡散層51、52の面積は等しい。また、各ダミーセルDMCは、付加容量として機能しないソース領域がなく、全てドレイン領域として機能する。このため、容量として使用できない不要なソース領域を除去できる。したがって、メモリセルアレイ33を構成するメモリセルの数より少ない数のダミーセルによって、所要の付加容量を得ることができる。このため、ダミーセル数をメモリセルの数のほぼ1/2とすることができる。具体的には、従来の比較用キャパシタ回路のレイアウト面積がほぼ281.250μmであるのに対して、本実施形態における比較用キャパシタ回路のレイアウト面積はほぼ149.76μmと大幅に縮小化できる。このようにダミーセルのレイアウト面積をメモリセルのレイアウト面積のほぼ1/2とすることができるため、メモリセルアレイの容量が増大した場合、一層ダミーセルアレイの面積縮小効果が大きくなる。
また、図14に示すように、本実施形態のダミーセルDMCは、両拡散層51、52が接続されている。このため、リークパスがない。したがって、ゲート絶縁膜に不良が生じている場合においてもリークが生じない。しかも、リークパスがないため、従来のように、ダミーセルDMCの浮遊ゲートに蓄積された電荷を紫外線により除去する必要がない。このため、ダミーセルDMCの制御ゲートの上方に金属が形成されていても問題がない。したがって、比較用キャパシタ回路の配置場所に対する制約を緩和できる。
図15は、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のフロアープランを示している。図15は、図18に示す従来のフロアープラントと対比するため、図18と同一部分には同一符号を付している。図15に示すように、比較用キャパシタ回路43はセンスアンプ34の形成領域16、17から離れた、信号配線領域SGL2の下方に形成されている。このように、比較用キャパシタ回路43の配置の制約を緩和できるため、チップレイアウトの自由度を向上でき、且つ、チップ面積の縮小が可能である。
図16は、図2に示す回路の動作を示すタイミングチャートであり、図17は、図2に示す回路に従来の比較用キャパシタ回路を適用した場合におけるタイミングチャートを示している。図16、図17において、図2と同一部分には同一符号を付している。図17に示すように、従来の比較用キャパシタ回路を用いた場合において、ダミーセルに不良が生じている場合、プリチャージ期間、センス期間、データ出力期間において、リークに伴う電位の低下が生じる。このため、センス期間、及びデータ出力期間において、データの誤読み出しが生じる。
これに対して、本実施形態のダミーセルDMCは、リークパスがない。このため、図16に示すように、プリチャージ期間、センス期間、データ出力期間において、リークに伴う電位の低下が生じない。したがって、センス期間、データ出力期間において、正常にデータを読み出すことができる。よって、不揮発性半導体記憶装置として確実な動作を行なうことができる。しかも、リークがないため、プリチャージ期間において、余分な電力消費を抑制することができる。
上記実施形態によれば、比較用キャパシタ回路を構成するダミーセルDMCの第1、第2の拡散層51、52を配線53により接続し、この配線53を介して参照電位を取り出している。このため、このダミーセルDMCはリークパスを有していない。このため、プリチャージ時に余分な電力消費が生じることを抑えることができるとともに、データのセンス時、出力時に誤読み出しを防止できる。
しかも、ダミーセルDMCの第1、第2の拡散層51、52は、同一面積を有し、同一の拡散容量を有している。さらに、ダミーセルDMCは、容量として機能しないソース領域がなく、ドレイン領域としての第1、第2の拡散層51、52を容量として使用している。このため、ダミーセルの数をメモリセルの数のほぼ1/2とすることができる。また、ダミーセルはソース線を必要としないため、ダミーセルの占有面積を大幅に削減できる。
さらに、ダミーセルはソース線及びソース線に接地電位を供給するVSS配線を必要としないため、VSS配線が接続ノードREFの配置に制約を与えない。このため、接続ノードREFに接続される配線の自由度を大きくできる。
また、ダミーセルはソース線及びソース線に接地電位を供給するVSS配線を必要としない。このため、比較用キャパシタ回路43は、従来のように、センスアンプに隣接して配置する必要がなく、任意の空き領域に配置できる。しかも、ダミーセルは紫外線照射の必要がないため、信号配線領域SGL2の下方にも配置できる。このため、比較用キャパシタ回路43のレイアウトに関する制約を大幅に緩和でき、さらに、不揮発性半導体記憶装置が混載されるシステムのレイアウト面積も縮小できる。
また、ダミーセルは、ゲート絶縁膜に不良が発生した場合においても、リーク電流が発生しない。このため、センスアンプ34に安定した参照電位を供給することができ、センスアンプ34の電位変動及びAC変動を抑制して安定した動作が可能な不揮発性半導体記憶装置を構築できる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施可能なことは勿論である。
本発明の実施形態に係る比較用キャパシタ回路を示す回路図。 本発明の実施形態が適用される不揮発性半導体記憶装置の一例を示す回路図。 図2に示す第1の制御回路の一例を示す回路図。 図2に示すバイアス発生回路の一例を示す回路図。 図2に示す冗長カラムデコーダの一例を示す回路図。 図2に示すカラムデコーダの一例を示す回路図。 図2に示すロウデコーダの一例を示す回路図。 図2に示す第2の制御回路の一例を示す回路図。 図2に示すセンスアンプの一例を示す回路図。 図2に示すフリップフロップ回路の一例を示す回路図。 図1の要部を取り出して示す回路図。 図11の構成を概略的に示す図。 図1に示す比較用キャパシタ回路のレイアウトの一例を示す平面図。 本発明の実施形態に係る比較用キャパシタ回路の等価回路図。 本発明の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のフロアープランを示す平面図。 図2に示す回路の動作を示すタイミングチャート。 従来の回路の動作を示すタイミングチャート。 従来の不揮発性半導体記憶装置のフロアープランを示す平面図。 従来の比較用キャパシタを示す回路図。 図19の要部を取り出して示す回路図。 従来の比較用キャパシタ回路のレイアウトの一例を示す平面図。 従来の比較用キャパシタ回路の等価回路図。
符号の説明
31…不揮発性半導体記憶装置、33…メモリセルアレイ、34…センスアンプ、43…比較用キャパシタ回路、DMC…ダミーセル、51、52…第1、第2の拡散層、53…第1層の金属配線、SGL1、SGL2…信号配線領域。

Claims (7)

  1. 第1、第2の拡散層及び浮遊ゲート及び制御ゲートを有し、ビット線の付加容量に対応した容量を有する複数のダミーセルと、
    前記各ダミーセルの前記第1、第2の拡散層を共通接続する配線と
    を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 浮遊ゲート、制御ゲート、ドレイン及びソースを有し、前記ドレインがビット線に接続され、前記ソースがソース線に接続され、前記制御ゲートがワード線に接続されたメモリセルと、
    前記メモリセルの前記ビット線に読み出された信号が第1の入力端に供給され、第2の入力端に参照信号が供給されるセンスアンプと、
    前記センスアンプの前記第1、第2の入力端をプリチャージするプリチャージ回路と、
    浮遊ゲート、制御ゲート、第1の拡散層及び第2の拡散層を有し、前記第1の拡散層と前記第2の拡散層が接続され、前記第1、第2の拡散層の接続ノードから前記参照信号を出力するダミーセルと
    を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 複数のビット線及びワード線の交差部に複数のメモリセルが配置されたメモリセルアレイと、
    第1、第2の入力端を有し、前記メモリセルアレイの選択されたメモリセルから読み出された信号が前記第1の入力端に供給され、前記第2の入力端に参照信号が供給される複数のセンスアンプが配置された第1の領域と、
    浮遊ゲート、制御ゲート、第1の拡散層及び第2の拡散層を有する複数のダミーセルがマトリクス状に配置され、前記各ダミーセルの前記第1、第2の拡散層が配線により共通接続され、前記ビット線の付加容量に応じた前記参照信号を出力するダミーセルアレイと
    を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記ダミーセルは、前記第1の拡散層と前記第2の拡散層の面積が同一であり、前記制御ゲートが接地されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記ダミーセルの上方に配置された複数の金属配線をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記ダミーセルアレイを構成するダミーセルの数は、前記メモリセルアレイを構成するメモリセルの数より少ないことを特徴とする請求項3記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 前記ダミーセルアレイを構成するダミーセルの数は、前記メモリセルアレイを構成するメモリセルの数のほぼ1/2であることを特徴とする請求項記載の不揮発性半導体記憶装置。
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