JP4011825B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体上にインクを吐出し、記録を行うインクジェット記録装置に関し、詳しくは、プリンタ、複写機、ワープロ、あるいはコンピュータ等の情報処理機器に用いられるインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図33は、従来例の記録部をインクジェット記録装置で構成したファクシミリ装置の断面図である。図34は記録部の概略斜視図である。
【0003】
図33において、従来例のファクシミリ装置は読取部Aと、給紙部Bと、記録部Cと、より概略構成される。101は装置の本体上カバー、102は装置の制御を行う制御基板、103は装置に電力を供給する電源ユニットである。104は装置の操作を行う操作パネル、105は操作パネル104のパネル基板である。107は原稿106を積載する原稿トレイである。
【0004】
最初に読取部Aについて説明する。読取部Aにおいて、原稿106に光を照射して、その反射光を電気信号に変換し、この信号を操作モードに応じて他機に、または装置の記録部Cに、伝送するものである。
【0005】
次に、給紙部Bについて説明する。記録紙120は、本体上カバー121の背面に設けてある記録紙高さ規制板121aにより、記録紙トレイ122と図中矢印方向に引き出し可能な記録紙補助トレイ123とに限られた枚数が積載される。また、圧板125は不図示の軸を中心に回動可能に支持され、圧板バネ125aにより給紙ローラ126方向に付勢されている。給紙ローラ126が図中矢印方向に回転することにより、記録紙120は分離され、1枚ずつ記録部Cへ搬送される。
【0006】
次に、記録部Cについて説明する。記録部Cはいわゆるインクジェット式の記録方法をとる。記録部Cは、他機から伝送された画信号、あるいは読取部Aから伝送された画信号に応じて、給紙部Bより搬送された記録紙120に画像を記録するものである。127は記録紙120を搬送する搬送ローラ、128は搬送ローラ127に従動して回転するピンチローラ、129はピンチローラ128を保持し、記録紙120をガイドするピンチローラガイドである。130は記録紙120の裏面を案内するプラテンである。記録ヘッド131はキャリッジ132に搭載され、キャリッジモータ134の駆動によりガイドシャフト133に案内されて往復移動する。そして記録ヘッド131より記録紙120にインクを吐出して記録を行う。
【0007】
記録が終了した記録紙120は、排紙ローラ135と対向する拍車ローラ136とにより記録面を汚さないように排出される。
【0008】
また、記録性能低下を防ぐために図示しない記録ヘッドの回復手段が設けられている。回復手段において、記録ヘッド131のノズル内のインクを吸引したり、記録ヘッド131より予備吐出を行う。吸引されたインクや予備吐出されたインクは廃インク吸収体に吸収される。
【0009】
記録ヘッド131のインクとしては、非水系、水系いずれのものも用い得るが、特に水系のインクが好適に用いられる。水系インクは、水と水溶性有機溶剤、添加剤、および色材から基本的になる。
【0010】
水溶性有機溶剤としては、多価アルコール類、グリコールエーテル類、含窒素溶剤類、ラクトン類、および脂肪族一価アルコール類等であるが、中でも、多価アルコール類としてはグリセリン、ジエチルグリコール、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、チオジグリコール、1,2,6-ヘキサントリオール等が特に好適である。また、グリコールエーテルとしてはトリエチレングリコールモノメチルエーテルが好適である。また、含窒素溶剤としてはN-メチル-2-ピロリドン、1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノンが好適である。また、ラクトン類としてはγ-ブチロラクトンが好適である。また、脂肪族一価アルコール類としてはエタノール、イソプロピルアルコール等が好適であり、これらを組み合わせて用いるのが一般的である。
【0011】
添加剤としては、界面活性剤やpH調整剤、防カビ剤が用いられる。色材としては、水溶性染料および顔料が用い得るが、特に水溶性染料が好適で、中でも酸性染料、直接染料、塩基性染料が有力である。
【0012】
以上のようなインクを用いた場合は、インクの主成分のアルコール系が乾燥した後は、上記油脂系材料やグリセリンやグリコール系の材料は粘性を有したまま固体へと変化する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の記録装置においては、以下の問題点を有していた。回復手段により、記録ヘッドのノズル内のインクの吸引や、予備吐出を繰り返し行うと、廃インク吸収体の一部に粘性を有し固体状のインクが堆積する。インクの堆積が進行すると、廃インク吸収体から回復手段に到達し、回復手段が正常に動作できなくなって記録性能が低下してしまうことがある。また、堆積したインクと記録ヘッド131とが接触し、記録ヘッド131を破壊してしまうこともある。特に、低湿の環境においてはインクが乾燥しやすいため、顕著である。日本の冬の低温低湿環境や、海外の高温低湿環境において顕著である。
【0014】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、記録ヘッドの吸引動作や、予備吐出により発生したインクが堆積するのを防ぎ、安定した品質で記録できるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のインクジェット記録装置は、インクを吐出して記録を行う記録ヘッドを搭載して往復移動するためのキャリッジと、記録ヘッドの吸引、予備吐出を行う回復系と、前記キャリッジと当接する作動レバーと、前記作動レバーの前記キャリッジと当接する箇所と反対側に設けられたトリガー爪と、前記トリガー爪が移動することにより回転するクラッチと、前記クラッチの回転に応じて回転するとともに、記録ヘッドより吸引、予備吐出されたインクが堆積するインク除去ギアと、を備えるインクジェット記録装置であって、前記キャリッジが第1の方向に移動すると前記作動レバーが作動バネの力に抗して第1の回転方向に回転し、前記キャリッジが前記第1の方向と反対の第2の方向に移動すると前記作動レバーが前記作動バネのバネ力により前記第1の回転方向と反対の第2の回転方向に回転することで前記トリガー爪が移動して前記インク除去ギアを回転させることにより、前記インク除去ギアに対して一定の高さだけ離間した位置に配された除去壁により前記インク除去ギアに堆積したインクを掻き取ることを特徴とする。
【0016】
以上の構成によれば、記録ヘッドの吸引動作や、予備吐出により発生したインクが堆積するのを防ぎ、安定した品質で記録できるインクジェット記録装置を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、前記手段を適用した本発明に係るインクジェット記録装置の実施の形態について図面を参照して説明する。尚、本実施の形態はインクジェット記録装置をファクシミリ装置に適用した場合について説明する。
【0018】
<第1の実施の形態>
図1〜図9を用いて本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本発明の第1の実施の形態のファクシミリ装置の外観斜視図、図2、図3は本発明の第1の実施の形態のファクシミリ装置の断面図である。
【0019】
ファクシミリ装置は、原稿の画像を読み取る読取部Aと、記録部に記録媒体であるところの記録紙を給紙する給紙部Bと、記録紙に記録を行う記録部Cと、装置の操作を行う操作部Dと、より概略構成される。1は装置の本体上カバー、2は装置の制御を行う制御基板、3は装置に電力を供給する電源ユニットである。4は装置の操作を行う操作パネル、5は操作パネル4のパネル基板である。7は原稿6を積載する原稿トレイである。
【0020】
最初に読取部Aについて説明する。原稿6は原稿トレイ7と原稿台8とに積載され、幅規制板9a、9bにより幅方向のガイドが行われる。複数枚ある原稿6は、不図示のモータに駆動されて分離ローラ10が図2の矢印方向に回転し、予備搬送板11が分離ローラ10側に付勢することで、摩擦片12と分離ローラ10とのくさび形状まで搬送される。そして原稿6は摩擦片12により1枚ずつ捌かれ、給送ローラ13aが図2の矢印方向に回転し、対向する補助コロ13bの付勢力を得て搬送される。原稿搬送ガイド14は、分離ローラ10から後述するコンタクトセンサ15まで原稿6のガイドをする。
【0021】
コンタクトセンサ15の上部には、原稿のバックグランドカラーとなり、また読み取りにおける白基準となる読取基準板16をコンタクトセンサ15の読取幅全域にわたり覆う幅で構成している。またコンタクトセンサ15の内部には、原稿6を照射する図示しない光源(本実施の形態ではLED)を配置している。そしてコンタクトセンサ15に読み取られた原稿6を、排紙ローラ17aが図2の矢印方向に回転し、対向する補助コロ17bの付勢力を得て図2の矢印a方向に排出され、図1の原稿排紙トレイ18に積載される。原稿排紙トレイ18は回動可能な構成で、読取動作以外のときは図2のように操作パネル4を覆っている。
【0022】
次に給紙部Bについて説明する。20は記録紙で、普通紙やプラスチックシート及びその他の材質であって、インクを転写しうるものが利用される。本実施の形態では、B4サイズまたはA4サイズにカットされた普通紙を用いる。記録紙20は、本体上カバー21の背面に設けてある記録紙高さ規制板21aにより、記録紙トレイ22と図2の矢印方向に引き出し可能な記録紙補助トレイ23とに限られた枚数が積載される。また、記録紙サイドガイド24により幅方向を規制される。また、圧板25は不図示の軸を中心に回動可能に支持され、圧板バネ25aにより給紙ローラ26方向に付勢されている。給紙ローラ26が図2の矢印方向に回転することにより、記録紙20は爪により分離され、1枚ずつ記録部Cへ搬送される。
【0023】
次に、記録部Cについて説明する。記録部Cはいわゆるインクジェット式の記録方法をとる。記録部Cは、他機から伝送された画信号、あるいは読取部Aから伝送された画信号に応じて、給紙部Bより搬送された記録紙20に画像を記録するものである。27は記録紙20を搬送する搬送ローラ、28は搬送ローラ27に従動して回転するピンチローラ、29はピンチローラ28を保持し、記録紙20をガイドするピンチローラガイドである。30は記録紙20の裏面を案内するプラテンである。記録ヘッド31はキャリッジ32に搭載され、不図示のモータの駆動によりガイドシャフト33に案内されて往復移動する。記録ヘッド31より記録紙20にインクを吐出して記録を行う。
【0024】
原稿台8は図3に示すように本体上カバー21の不図示の回転中心により矢印方向に回動可能である。それにより記録ヘッド31はキャリッジ32と着脱可能に構成されている。
【0025】
記録が終了した記録紙20は、排紙ローラ34と対向する拍車ローラ35とにより記録面を汚さないように図2の矢印c方向に排出され、排紙トレイ36に積載される。
【0026】
次に操作部Dについて説明する。操作部Dは、コピー操作、送信操作、スキャナ操作などを行うものである。操作パネル4にダイアルキー4aなど各種操作に応じたキーや表示部4bが設けられている。また、送信、受信を行う不図示の電話回線用モジュラも装備されている。操作部Dは読取部Aの原稿搬送機構の上部に設けられ、図3に示すように矢印方向に回動可能に構成されている。
【0027】
次に、図4〜図8を用いて本発明の特徴的なインク除去機構Eについて説明する。図4はインク除去機構Eを説明するために、関連する部品のみ示した平面図である。インク除去機構Eは本体の右側で、不図示の回復系の下側に配置される。
【0028】
図5〜図8はインク除去機構Eの動作を説明する図である。図5において、41はインク除去フレーム、42はキャリッジ32と当接する作動レバー、43は作動レバー42を反時計回り方向に付勢する作動バネ、44はクラッチ、45はインク除去ギアである。図5はキャリッジ32と作動レバー42とが離間している状態を示す。
【0029】
図6において、キャリッジ32が図中矢印R方向に移動すると、キャリッジ32と作動レバー42とが当接し、作動レバー42を作動バネ43のバネ力に抗して時計回り方向に回転させる。すると、作動レバー42のキャリッジ32と当接する箇所と反対側に設けられたトリガー爪42aは図6(a)において矢印方向に移動する。このときクラッチ44にはクラッチストッパ46が噛み合っているため、クラッチ44は回転しない。
【0030】
図7において、キャリッジ32が図中矢印L方向に移動すると、キャリッジ32と作動レバー42との当接が解除され、作動レバー42は作動バネ43のバネ力により反時計回り方向に回転する。すると作動レバー42のトリガー爪42aは図7(a)において矢印方向に移動し、クラッチ44を反時計回り方向に回転させる。それによりインク除去ギア45は時計回り方向に回転する。
【0031】
図8はインク除去機構Eを正面から見た図である。図8において、35は記録ヘッド31の吸引、予備吐出を行う回復系である。図8(a)において吸引、予備吐出で発生した廃インク36aが回復系35より落下し、インク除去ギア45の上に堆積インク36bが堆積する。図8(b)において、インク除去ギア45が回転すると、堆積インク36bは除去壁47により掻き取られる。それにより堆積インク36は一定以上の高さには堆積しない。インクは急激に固体化しないため、回復動作と同期してインク除去機構Eを作動させることにより、効果的にインクを除去することができる。
【0032】
次に、本発明の第1の実施の形態のファクシミリ装置の制御系の構成を図9に基づいて説明する。
【0033】
ファクシミリ装置の制御系は、該ファクシミリ装置を制御する制御部2aと、装置全体に電力を供給する電源ユニット3と、モデム基板ユニット2a1と、電話機を接続する通信基板ユニット2cと、操作部Dから入力した内容等を表示する表示部4b等を含んで構成される。
【0034】
上記制御部2aは、装置全体の制御を行うCPU2a2と、各種プログラムや各種データ等を格納したROM2a3と、前記CPU2a2のワークエリアとして使用されるとともに、記録枚数等の各種データの一時保存や各種データの保管登録を行うRAM2a4と、入出力切換インターフェース2a8等を有している。
【0035】
また、2a5は、画像データの各ラインのイメージを格納するラインメモリであって、原稿6の送信もしくはコピーの場合は読取部Aからの1ライン分のイメージデータが格納され、画像データの受信の場合には複合された1ライン分のデータが格納される。そして、上記ラインメモリ2a5に格納された画像データは、CPU2a2を通って記録部制御コードを追加して入出力切換インターフェース2a8から記録部CのCPU C1に出力され、CPU C1が前記記録部制御コードを解読することによって画像記録が行われる。
【0036】
さらに、2a6は送信する画像情報をMH符号化等により符号化したり、受信した符号化画像データを複合化してイメージデータに変換する符号化/複合化部である。2a7は送受信された符号化画像データを格納するバッファメモリである。
【0037】
そして、周辺コンピュータFよりプリンタインターフェース2a9を介して画像データやテキストデータを記録部Cへと出力することができ、また、読取部Aによって読み取った画像データを周辺コンピュータFへと取り込むことができる。
【0038】
以上説明した構成によれば、記録ヘッドの吸引動作や、予備吐出により発生したインクが堆積するのを防ぎ、安定した品質で記録できるインクジェット記録装置を提供できる。
【0039】
<第1参考例>
図10〜図13を用いて第1参考例を説明する。図10は第1参考例のファクシミリ装置の外観斜視図、図11〜図13はインク除去機構の動作を説明する図である。
【0040】
図10において、50は使用者が記録紙の厚みに応じて、記録ヘッドと記録紙との距離(以下、紙間と呼ぶ)を薄紙ポジションと厚紙ポジションとに切り替える紙間選択レバーである。図10に示した状態は薄紙ポジションで、紙間選択レバー50を下側に倒すことで厚紙ポジションになる。
【0041】
図11において、紙間選択レバー50は薄紙ポジションにある。紙間選択レバー50のレバー当接部50bと作動レバー42とは離間している。50aは本体フレームと嵌合する円形状の嵌合部である。ガイドシャフト33を受ける軸受部は、嵌合部50aに対して偏心している。そのため、紙間選択レバー50を回転させることによりガイドシャフト33は上下に移動し、紙間を変更することができる。
【0042】
図12(b)において、紙間選択レバー50を図中矢印G方向に回転させ、薄紙ポジションから厚紙ポジションに切り替えると、紙間選択レバー50のレバー当接部50bと作動レバー42とが当接し、作動レバー42を作動バネ43のバネ力に抗して時計回り方向に回転させる。すると、作動レバー42の紙間選択レバー50と当接する箇所と反対側に設けられたトリガー爪42aは図12(a)において矢印方向に移動する。このときクラッチ44にはクラッチストッパ46が噛み合っているため、クラッチ44は回転しない。
【0043】
図13において、紙間選択レバー50を図中矢印H方向に回転させ、厚紙ポジションから薄紙ポジションに切り替えると、紙間選択レバー50のレバー当接部50bと作動レバー42との当接が解除され、作動レバー42は作動バネ43のバネ力により反時計回り方向に回転する。すると作動レバー42のトリガー爪42aは図13(a)において矢印方向に移動し、クラッチ44を反時計回り方向に回転させる。それによりインク除去ギア45は時計回り方向に回転する。よってインク除去ギア45に堆積した堆積インクを除去壁47により掻き取ることができる。
【0044】
以上説明した構成によれば、使用者が紙間を切り替えるために紙間選択レバーを操作することにより堆積したインクを除去でき、記録ヘッドの吸引動作や、予備吐出により発生したインクが堆積するのを防ぎ、安定した品質で記録できるインクジェット記録装置を提供できる。
【0045】
<第2参考例>
図14〜図17を用いて第2参考例を説明する。第2参考例においては原稿台8を開くことによりインク除去機構を作動させる。図14は第2参考例のファクシミリ装置の断面図、図15〜図17はインク除去機構の動作を説明する図である。
【0046】
図14において、原稿台8には作動レバー42と当接するレバー当接部8aが設けられている。
【0047】
図15は原稿台8が閉じた状態を示す。作動レバー42は、作動バネ43のバネ力により原稿台8のレバー当接部8aに当接している。
【0048】
図16(b)において、原稿台8を開く、すなわち図中矢印J方向に移動させると、原稿台8のレバー当接部8aにより作動レバー42を作動バネ43のバネ力に抗して時計回り方向に回転させる。すると、作動レバー42の原稿台8と当接する箇所と反対側に設けられたトリガー爪42aは図16(a)において矢印方向に移動する。このときクラッチ44にはクラッチストッパ46が噛み合っているため、クラッチ44は回転しない。
【0049】
図17において、原稿台8をさらに開くと、原稿台8と作動レバー42との当接は解除される。作動レバー42は作動バネ43のバネ力により反時計回り方向に回転する。すると作動レバー42のトリガー爪42aは図17(a)において矢印方向に移動し、クラッチ44を反時計回り方向に回転させる。それによりインク除去ギア45は時計回り方向に回転する。よってインク除去ギア45に堆積した堆積インクを除去壁47により掻き取ることができる。
【0050】
以上説明した構成によれば、使用者が記録ヘッドをキャリッジに着脱するためにカバー部材である原稿台を開くことにより堆積したインクを除去でき、記録ヘッドの吸引動作や、予備吐出により発生したインクが堆積するのを防ぎ、安定した品質で記録できるインクジェット記録装置を提供できる。
【0051】
<第3参考例>
図18〜図20を用いて第3参考例を説明する。第3参考例においては記録ヘッド31をキャリッジ32に着脱する操作レバーを操作することによりインク除去機構を作動させる。
【0052】
図18は記録ヘッド31がキャリッジ32に装着されている状態を示す。60は記録ヘッド31をキャリッジ32に着脱する操作レバーである。操作レバー60には作動レバー42と当接するレバー当接部60aが設けられている。図18において、操作レバー60のレバー当接部60aと作動レバー42とは離間している。
【0053】
図19(b)において、記録ヘッド31をキャリッジ32から取り外すために操作レバー60を図中矢印K方向に回転させると、操作レバー60のレバー当接部60aと作動レバー42とが当接し、作動レバー42を作動バネ43のバネ力に抗して時計回り方向に回転させる。すると、作動レバー42の操作レバー60と当接する箇所と反対側に設けられたトリガー爪42aは図19(a)において矢印方向に移動する。このときクラッチ44にはクラッチストッパ46が噛み合っているため、クラッチ44は回転しない。
【0054】
図20において、記録ヘッド31をキャリッジ32に装着するために操作レバー60を図中矢印M方向に回転させると、操作レバー60のレバー当接部60aと作動レバー42との当接が解除され、作動レバー42は作動バネ43のバネ力により反時計回り方向に回転する。すると作動レバー42のトリガー爪42aは図20(a)において矢印方向に移動し、クラッチ44を反時計回り方向に回転させる。それによりインク除去ギア45は時計回り方向に回転する。よってインク除去ギア45に堆積した堆積インクを除去壁47により掻き取ることができる。
【0055】
以上説明した構成によれば、使用者が記録ヘッドをキャリッジに着脱するために操作レバーを操作することにより堆積したインクを除去でき、記録ヘッドの吸引動作や、予備吐出により発生したインクが堆積するのを防ぎ、安定した品質で記録できるインクジェット記録装置を提供できる。
【0056】
<第4参考例>
図21〜図24を用いて第4参考例を説明する。第4参考例においては操作パネルを開くことによりインク除去機構を作動させる。図21は第4参考例のファクシミリ装置の断面図、図22〜図24はインク除去機構の動作を説明する図である。
【0057】
図21において、操作パネル4には作動レバー42と当接するレバー当接部4cが設けられている。
【0058】
図22は操作パネル4が閉じた状態を示す。作動レバー42は、作動バネ43のバネ力により操作パネル4のレバー作動部4cと当接している。
【0059】
図23(b)において、操作パネル4を開く、すなわち図中矢印N方向に移動させると、操作パネル4のレバー当接部4cにより作動レバー42を作動バネ43のバネ力に抗して時計回り方向に回転させる。すると、作動レバー42の操作パネル4と当接する箇所と反対側に設けられたトリガー爪42aは図23(a)において矢印方向に移動する。このときクラッチ44にはクラッチストッパ46が噛み合っているため、クラッチ44は回転しない。
【0060】
図24において、操作パネル4をさらに開くと、操作パネル4と作動レバー42との当接は解除される。作動レバー42は作動バネ43のバネ力により反時計回り方向に回転する。すると作動レバー42のトリガー爪42aは図24(a)において矢印方向に移動し、クラッチ44を反時計回り方向に回転させる。それによりインク除去ギア45は時計回り方向に回転する。よってインク除去ギア45に堆積した堆積インクを除去壁47により掻き取ることができる。
【0061】
以上説明した構成によれば、使用者が操作パネルを開くことにより堆積したインクを除去でき、記録ヘッドの吸引動作や、予備吐出により発生したインクが堆積するのを防ぎ、安定した品質で記録できるインクジェット記録装置を提供できる。
【0062】
<第5参考例>
図25〜図27を用いて第5参考例を説明する。第5参考例においては排紙トレイ36を操作することによりインク除去機構を作動させる。
【0063】
図25は排紙トレイ36が収納された状態を示す。排紙トレイ36には作動レバー42と当接するレバー当接部36aが設けられている。排紙トレイ36のレバー当接部36aと作動レバー42とは離間している。
【0064】
図26(b)において、排紙トレイ36を図中矢印P方向に引き出すと、排紙トレイ36のレバー当接部36aと作動レバー42とが当接し、作動レバー42を作動バネ43のバネ力に抗して時計回り方向に回転させる。すると、作動レバー42のトリガー爪42aは図26(a)において矢印方向に移動する。このときクラッチ44にはクラッチストッパ46が噛み合っているため、クラッチ44は回転しない。
【0065】
図27において、排紙トレイ36を図中矢印Q方向に収納すると、排紙トレイ36のレバー当接部36aと作動レバー42との当接が解除され、作動レバー42は作動バネ43のバネ力により反時計回り方向に回転する。すると作動レバー42のトリガー爪42aは図27(a)において矢印方向に移動し、クラッチ44を反時計回り方向に回転させる。それによりインク除去ギア45は時計回り方向に回転する。よってインク除去ギア45に堆積した堆積インクを除去壁47により掻き取ることができる。
【0066】
以上説明した構成によれば、使用者が排紙トレイを操作することにより堆積したインクを除去でき、記録ヘッドの吸引動作や、予備吐出により発生したインクが堆積するのを防ぎ、安定した品質で記録できるインクジェット記録装置を提供できる。
【0067】
<第6参考例>
図28〜図32を用いて第6参考例を説明する。第6参考例においては原稿排紙トレイ18を開くことによりインク除去機構を作動させる。図28は第6参考例のファクシミリ装置の外観斜視図、図29は第6参考例のファクシミリ装置の断面図、図30〜図32はインク除去機構の動作を説明する図である。
【0068】
図28、図29において、原稿排紙トレイ18には作動レバー42と当接するレバー当接部18aが設けられている。
【0069】
図30は原稿排紙トレイ18が収納された状態を示す。作動レバー42は作動バネ43のバネ力により、原稿排紙トレイ18のレバー当接部18aと当接している。
【0070】
図31(b)において、原稿排紙トレイ18を開く、すなわち図中矢印R方向に移動させると、原稿排紙トレイ18のレバー当接部18aにより作動レバー42を作動バネ43のバネ力に抗して時計回り方向に回転させる。すると、作動レバー42のトリガー爪42aは図31(a)において矢印方向に移動する。このときクラッチ44にはクラッチストッパ46が噛み合っているため、クラッチ44は回転しない。
【0071】
図32において、原稿排紙トレイ18をさらに開くと、原稿排紙トレイ18と作動レバー42との当接は解除される。作動レバー42は作動バネ43のバネ力により反時計回り方向に回転する。すると作動レバー42のトリガー爪42aは図32(a)において矢印方向に移動し、クラッチ44を反時計回り方向に回転させる。それによりインク除去ギア45は時計回り方向に回転する。よってインク除去ギア45に堆積した堆積インクを除去壁47により掻き取ることができる。
【0072】
以上説明した構成によれば、使用者が原稿排紙トレイを開くことにより堆積したインクを除去でき、記録ヘッドの吸引動作や、予備吐出により発生したインクが堆積するのを防ぎ、安定した品質で記録できるインクジェット記録装置を提供できる。
【0073】
<その他>
なお、本発明は、特にインクジェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすものである。かかる方式によれば記録の高密度化、高精細化が達成できるからである。
【0074】
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許第4723129号明細書、同第4740796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インクまたは処理液)が保持されているシートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インクまたは処理液)内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(インクまたは処理液)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(インクまたは処理液)の吐出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細書、同第4345262号明細書に記載されているようなものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載されている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0075】
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第4558333号明細書、同第4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧力液を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59−138461号公報に基いた構成としても本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録を確実に効率よく行うことができるようになるからである。
【0076】
加えて、上例のようなシリアルタイプのものでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0077】
また、本発明の記録装置の構成として、記録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できるので、好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組合せを用いて加熱を行う予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出手段を挙げることができる。
【0078】
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対応して複数個数設けられるものがあってもよい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるかいずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備えた装置にも本発明には極めて有効である。
【0079】
さらに加えて、以上説明した本発明実施の形態においては、インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もしくは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよい。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せしめることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化するインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も本発明は適用可能である。このような場合のインクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明においては、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0080】
さらに加えて、本発明インクジェット記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0081】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、上記のように構成された本発明によれば、記録以外に吐出する廃インクが堆積するのを防ぐインク除去手段を設けたため、記録ヘッドの吸引動作や、予備吐出により発生したインクが堆積するのを防ぎ、安定した品質で記録できるインクジェット記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態のファクシミリ装置の外観斜視図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態のファクシミリ装置の断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態のファクシミリ装置の断面図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態のインク除去機構を説明するための平面図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図9】 本発明の第1の実施の形態のファクシミリ装置の制御系の構成を説明するブロック図である。
【図10】 第1参考例のファクシミリ装置の外観斜視図である。
【図11】 第1参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図12】 第1参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図13】 第1参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図14】 第2参考例のファクシミリ装置の断面図である。
【図15】 第2参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図16】 第2参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図17】 第2参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図18】 第3参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図19】 第3参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図20】 第3参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図21】 第4参考例のファクシミリ装置の断面図である。
【図22】 第4参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図23】 第4参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図24】 第4参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図25】 第5参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図26】 第5参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図27】 第5参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図28】 第6参考例のファクシミリ装置の外観斜視図である。
【図29】 第6参考例のファクシミリ装置の断面図である。
【図30】 第6参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図31】 第6参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図32】 第6参考例のインク除去機構の動作を説明する図である。
【図33】 従来例のファクシミリ装置の断面図である。
【図34】 従来例のファクシミリ装置の記録部の概略斜視図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム
2 制御基板
3 電源ユニット
4 操作パネル
5 パネル基板
6 原稿
7 原稿トレイ
8 原稿台
9 幅規制板
31 記録ヘッド
32 キャリッジ
33 ガイドシャフト
41 インク除去フレーム
42 作動レバー
43 作動バネ
44 クラッチ
45 インク除去ギア
46 クラッチストッパ
47 除去壁

Claims (3)

  1. インクを吐出して記録を行う記録ヘッドを搭載して往復移動するためのキャリッジと、
    記録ヘッドの吸引、予備吐出を行う回復系と、
    前記キャリッジと当接する作動レバーと、
    前記作動レバーの前記キャリッジと当接する箇所と反対側に設けられたトリガー爪と、
    前記トリガー爪が移動することにより回転するクラッチと、
    前記クラッチの回転に応じて回転するとともに、記録ヘッドより吸引、予備吐出されたインクが堆積するインク除去ギアと、
    を備えるインクジェット記録装置であって、
    前記キャリッジが第1の方向に移動すると前記作動レバーが作動バネのバネ力に抗して第1の回転方向に回転し、前記キャリッジが前記第1の方向と反対の第2の方向に移動すると前記作動レバーが前記作動バネのバネ力により前記第1の回転方向と反対の第2の回転方向に回転することで前記トリガー爪が移動して前記インク除去ギアを回転させることにより、前記インク除去ギアに対して一定の高さだけ離間した位置に配された除去壁により前記インク除去ギアに堆積したインクを掻き取ることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記記録ヘッドは、熱エネルギによって形成されるインク液滴により画像を記録することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記インクジェット記録装置は、ファクシミリ機能と、画像をPCに取り込むスキャナ機能と、コピー機能と、を有することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
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