JP4011023B2 - 光ディスク検査方法 - Google Patents

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Description

この発明は、情報記録用の光ディスクが有する特性を検査するための光ディスク検査方法に係わるもので、特に製造後の光ディスクを意図的に(検査のために)光学的特性を変化させ(例えば汚れ、傷を付与し)、その変化に対する耐性(光学的特性の変化の付与による再生特性の変化)を検査するに当たり、変化(光学的特性の変化)を与える前から光ディスクが有していた欠陥による影響を除去することができる光ディスク検査方法に関する。
従来、情報記録トラックがスパイラル状又は同心円状に形成された光ディスクや磁気ディスク等の情報記録媒体の検査として、情報記録媒体に所定の信号を記録した後、その信号を再生して誤りの程度や再生信号の品質を調べる記録再生検査が行われている。また、情報記録媒体の全面を検査するのではなく検査トラックを適切に選択することにより、検査時間を短縮することも知られている。このような技術を開示したものとして、例えば、下記の特許文献1がある。
特開平6−231491号公報(第1〜5項、段落0011、0016、図1〜4)
しかしながら上記のような従来の方法では、情報記録媒体の状態を意図的に変化させ(検査のために光学的特性を変化させ)、その影響を定量的に評価するといった検査を行う場合に、観測結果が情報記録媒体の状態を変化させる前から(光学的特性を変化させる前から)存在していた欠陥による影響(光学的な影響)を反映したものか、意図的に与えた変化(検査のために与えた光学的特性の変化)を反映したものかを区別することができないため、正しい評価が行えないという問題点があった。
この発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、光ディスクが意図的な変化(検査のための光学的特性の変化)の付与前から有する欠陥の影響(欠陥による光学的な影響)を受けることなく、意図的に付与された変化(検査のために付与された光学的特性の変化)の影響のみを評価することができる検査方法を提供するものである。
この発明に係るディスク検査方法は、
情報記録トラックがスパイラル状又は同心円状に形成されたディスクの表面に検査のために光学的特性の変化を付与し、該光学的特性の変化による再生特性の変化を検査する検査方法において、
上記光学的特性の変化の付与前に、上記ディスク上に第1のテスト信号を間欠的に記録し、再生することにより、上記ディスクが上記光学的特性の変化の付与前から有する欠陥により光学的な影響を受ける領域を検出し、該上記光ディスクが上記光学的特性の変化の付与前から有する欠陥により光学的な影響を受ける領域以外の領域を用いて、上記光学的特性の変化の付与による再生特性の変化を検査することを特徴とする。
このようなディスク検査方法によれば、ディスクに対して意図的に(検査のために)与えた光学的特性の変化による記録再生特性の変動分のみを正確に評価することが可能となる。
下、情報記録トラックがスパイラル状に形成されたものについて説明する。しかし本発明は、情報記録トラックが同心円状に形成されたディスクにも適用可能である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る光ディスク検査方法で検査される光ディスクの概略図、図2は図1における光ディスク上の記録領域の一部を拡大して示す概略拡大図、図3はこの発明の実施の形態1に係る光ディスク検査方法の実施に用いられるディスク検査装置の概略図、図4及び図5はディスク検査方法の手順を示すためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態1について図を用いて説明する。図1及び図2において、光ディスク11には、トラック14がスパイラル状に形成されている。スパイラル状に形成されたトラック14は連続したものであるが、1周分を「1トラック」と呼ぶこともある。一方、長さを意識せず、1周の一部、又は1周よりも長い部分例えばディスク全体に及ぶ部分を「トラック」と言うこともある。さらに、同じ性質乃至特徴を有する一続きの部分を「トラック」と言うこともある。後述の「事前検査トラック」、「非事前検査トラック」、「被検査トラック」、「第1のテスト信号を記録するトラック」などにおける「トラック」はそのような意味で用いられている。
1周分のトラックは複数のセクタに分かれ、複数のセクタで1ECC(誤り訂正符号)ブロックが形成される。
本発明では、トラックの一部に第1のテスト信号が記録され、トラックの他の部分に第2のテスト信号が記録される。
第1のテスト信号は、ディスクの製造中に生じた欠陥を検査するために記録される。第2のテスト信号は、完成したディスクに対して指紋の付着、傷付けなどにより、意図的に変化を与え(検査のために光学的特性の変化を与え)、そのような変化に対する耐性(光学的特性の変化の付与による再生特性の変化)を検査するために記録される。
第1のテスト信号と第2のテスト信号は互いに役割が異なり、第1のテスト信号は、欠陥の検出に適したものである必要があり、第2のテスト信号は上記した意図的な変化に対する耐性(検査のための光学的特性の変化の付与による再生特性の変化)を検査するのに適したものである必要があるが、第1のテスト信号と第2のテスト信号は同じ内容のものであっても良い。
本実施の形態では、ディスク上に第1のテスト信号が間欠的に記録される。図1に示す例では、1周おきのトラック12(太い線で示されている)に第1のテスト信号が記録され、トラック12に挟まれるトラック13(細い線で示されている)には第1のテスト信号が記録されない。その結果、第1のテスト信号が記録される一続きのトラック12と第2のテスト信号が記録されない一続きのトラックとがそれぞれ1周分の長さを有し、1周毎に交互に配置されている。以下、第1のテスト信号を記録するトラックを「事前検査トラック」と言い、第1のテスト信号を記録しないトラックを「非事前検査トラック」と言う。
通常、第1のテスト信号及び第2のテスト信号はそれぞれランダム信号で構成され、誤り訂正符号が付加される。この場合、第1のテスト信号及び第2のテスト信号はECCブロック単位で記録され、従ってテスト信号が記録される一続きのトラックの長さは、1ECCブロックを構成する長さ又はその整数倍である。
図1では、図示及び説明の簡略化のため、1ECCブロック又はその整数倍が1トラック(1周分)に一致するものと仮定している。1ECCブロック又はその整数倍が1トラック(1周分)に一致しない場合には、第1のテスト信号を記録する一続きのトラック及び第1のテスト信号を記録しない一続きのトラックは1トラック(1周分)よりも長くされる。
図2は、ディスクの製造中に形成された欠陥23、言換えると、意図的な変化(検査のための光学的特性の変化)の付与前にすでに存在する欠陥23の一例を示す。
図2では、図1の事前検査トラック12に相当するトラックが符号21a〜21fで示され、図1の非事前検査トラック13に相当するトラックが符号22a〜22eで示されている。
事前検査トラックトラック21a〜21fと、非事前検査トラック22a〜22eは交互に配置されている。図示の例の欠陥23は、事前検査トラック21b、21c、非事前検査トラック22a、22b、22cの5本のトラックにまたがって存在している。
ディスクからの再生信号は、付着物、傷などによる影響のみならず、図2に示す欠陥23の影響をも受けるが、本発明は、付着物、傷などに対する耐性(付着物、傷などによる再生特性の変化)を検査するに当たり、図2に示すような欠陥23による影響を排除し、付着物、傷などによる影響のみを評価する。
そのため、付着物、傷などの変化(光学的特性の変化)を与える前に、ディスク上に第1のテスト信号を間欠的に記録し、再生することにより、ディスクが上記変化(光学的特性の変化)の付与前から有する欠陥23の影響を受ける領域(欠陥23により光学的影響を受ける領域)を検出し、該欠陥23の影響を受ける領域以外の領域を用いて、上記変化に対する耐性(光学的特性の変化の付与による再生特性の変化)を検査する。この「欠陥の影響を受ける領域(欠陥により光学的な影響を受ける領域)」は、例えば、欠陥の影響が検出されたトラック(21b、21c)及びこれに、ディスクの径方向において近接、例えば隣接するトラック(22a、22b、22c)から成るものとして定義される。
図3は、本実施の形態に係る光ディスク検査方法の実施に用いられる検査装置を示す。
図示の検査装置40は、記録再生手段41、記録信号発生手段43、トラック選択手段42、再生信号評価手段45、及び制御手段44を有する。
記録再生手段41は、ディスク11への信号の記録及びディスク11からの信号の再生を行う。
記録信号発生手段43は、上記した第1のテスト信号及び第2のテスト信号を発生する。
トラック選択手段42は、第1のテスト信号を記録すべきトラック(事前検査トラック)及び第2のテスト信号による検査の対象とすべきトラックを選択し、選択結果を内部のメモリ42aに記憶する。トラックを特定するための情報としては、トラック番号、又はそのトラックに属するセクタを示すセクタ番号等を記憶する。
トラック選択手段42は、上記のような第1のテスト信号を記録するトラックの選択に当たり、事前検査トラックと非事前検査トラックとが1周毎に交互に配置されるように、事前検査トラックを指定する。
再生評価手段45は、記録再生手段41で再生された信号を受けて、欠陥の影響、付着物、傷などの影響を評価する。
図示の検査装置40は、図3に示される変化付与手段48とともに用いられる。変化付与手段48は、第1のテスト信号の再生が終わった後であって、第2のテスト信号の記録の前に、ディスク上に変化(光学的特性の変化)を生じさせるために用いられる。変化(光学的特性の変化)の付与は、例えば擬似的指紋や手脂等の付着、傷の付与である。
変化付与手段48は、記録再生手段41とは別体で構成されるのが一般的であり、記録再生手段41と変化付与手段48の間のディスクの搬送、並びに記録再生手段41へのディスクの装着、除去、及び変化付与手段48へのディスクの装着、除去は手作業で行われるのが一般的であるが、これを自動的に行う搬送手段(図示しない)を設けても良い。
制御手段44は、記録再生手段41、トラック選択手段42、記録信号発生手段43、再生評価手段45を制御し、これらを所定の順序、所定のタイミングで、上記のように動作させる。例えば、記録信号発生手段43で発生された第1のテスト信号をトラック選択手段42で選択されたトラックに記録再生手段41で記録させ、記録した信号を記録再生手段41で再生させる。そして、再生の結果に基づいて、第1のテスト信号を記録したトラックにおける欠陥の影響を再生信号評価手段45に評価させる。
制御手段44はさらに、再生信号評価手段45における評価の結果に基づいて、事前検査トラック以外のトラックにおける欠陥の影響の程度を推定する。例えば、非事前検査トラックに径方向の内周側及び外周側において隣接する事前検査トラックの双方について、欠陥の影響が基準値以下である場合に、該非事前検査トラックに対する欠陥の影響が許容量以下(小さい、又はない)と推定し、非事前検査トラックに、径方向の内周側及び外周側において隣接する、事前検査トラックのいずれか一方について、欠陥の影響が基準値を超える場合に、該非事前検査トラックに対する欠陥の影響が許容量を超えていると推定する。
制御手段44は、この推定の結果に基づいて、事前検査トラック以外のトラックの中から、表面の変化(光学的特性の変化)、例えば付着物、傷等に対する耐性(付着物、傷などによる再生特性の変化)の検査のために使用するトラックを、トラック選択手段42に選択させる。
制御手段44における、非事前検査トラックについての、欠陥の影響が許容量以下かどうかの推定の結果がトラック選択手段42に送られ、トラック選択手段42は、送られた推定結果に基いて、上記耐性の検査(再生特性の変化の検査)のために使用するトラックを示す情報を内部のメモリ42aに記憶し、第2のテスト信号の記録再生の際に、アクセスすべきトラックを指定する。このように非事前検査トラック13のうち、表面の変化に対する耐性の検査(光学的特性の変化による再生特性の変化の検査)のために選択されたトラックを「被検査トラック」と呼ぶ。
被検査トラックの選択の後、変化付与手段48によりディスクの表面に変化(光学的特性の変化)が付与される。その後、制御手段44は、記録再生手段41に、非事前検査トラックに、第2のテスト信号を記録させ、再生させ、再生信号評価手段45に、第2のテスト信号の再生結果に基づいて、付着物、傷等に対する耐性を検査させる(再生特性の変化を検査させる)
例えば、制御手段44は、記録再生手段41に、すべての非事前検査トラック13に第2のテスト信号を記録させ、再生させ、再生信号評価手段45に、再生結果のうちの、選択された非事前検査トラック(被検査トラック)からの再生信号に基づいて、変化に対する耐性を評価させる(光学的特性の変化の付与による再生特性の変化を評価させる)
上記のように、変化付与手段48は、記録再生手段41、記録信号発生手段43、トラック選択手段42、再生信号評価手段45、及び制御手段44を備えた検査装置40とともに用いられるものであり、検査装置40と変化付与手段48の組合せにより検査システムが構成されている。
以下、図4及び図5を参照して、処理の手順を説明する。
図4は、事前検査トラックへの第1のテスト信号の記録及び再生、並びにその再生信号に基づく被検査トラックの選択の手順を示し、図5は、被検査トラックの選択後に行われる、非事前検査トラックへの信号の記録及び再生、並びに再生信号に基づく変化に対する耐性の評価(光学的特性の変化の付与による再生特性の変化の評価)のための手順を示す。
検査用に選択されたディスク11が記録再生手段41に装着されると、トラック選択手段42からトラック選択信号46が記録再生手段41に供給され、所望のトラックにアクセスされる。そして、記録信号47が供給され、ディスク11上のトラックに対して所望の信号を記録する。事前検査トラックに信号を記録するときは、記録信号47として、上記した第1のテスト信号が供給され、非事前検査トラックに信号を記録するときは、上記の記録信号47として、第2のテスト信号が用いられる。
以下、被検査トラックを選択するための手順について図4を参照して説明する。
図4において、まず、事前検査トラックを指定する。指定は例えばトラック番号又はセクタ番号により行われる。指定結果はトラック選択手段42内のメモリ42aに記憶される。そして、指定された事前検査トラック21a〜21fに対してランダム信号等(誤り訂正符号を付加したもの)から成る第1のテスト信号を記録し(ステップST31)、その事前検査トラック21a〜21fから信号を再生する(ステップST32)ことにより事前検査トラック21a〜21f上の欠陥を検出する。欠陥の検出は、各事前検査トラックからの再生信号について誤り検出を行って、誤り率が基準値以下かどうかを判定することにより行われる。
図2に示す例では、事前検査トラック21bおよび21cにおいて欠陥23の影響で、誤り率が基準値を超えるものとなる。言い換えると、事前検査トラック21b及び21cにおいて欠陥が検出される。
次に欠陥の影響が小さい、即ち許容量以下であると推定される非事前検査トラックを推定により検出する方法を説明する。まず、全ての事前検査トラック21a〜21f等から順に第1のテスト信号を再生し(ステップST32)、誤り検出を行って、誤り率が基準値以下かどうかの判定を行う。この場合、例えばディスクの最内周側又は最外周側から順に事前検査トラックを選択し、誤り率の検出及び誤り率が基準値以下かどうかの判定を行う。
そして、非事前検査トラックを挟んで互いに隣り合い、かつ誤り率が基準値以下である事前検査トラック21d、21e、21fの組合せ乃至は対を検出する(ステップST33)。即ち、ある事前検査トラックについて欠陥が基準値以下かどうかの判定を行い(ステップST33a)、基準値以下であれば、次に直前に判定を受けた事前検査トラックの欠陥は基準値以下かどうかの判定を行い(ステップST33b)、基準値以下であれば、直前の非事前検査トラック(従って誤り率が基準値以下であるとの判定を受けた事前検査トラック相互間に位置する非事前検査トラック)は、欠陥の影響が許容量以下であると推定する(ステップST33c)。
ステップST33a、33bのいずれかにおいて、欠陥の影響が基準値を超えている場合には、ステップST33dに進み、直前の非事前検査トラックは欠陥の影響が許容量を超える(欠陥の影響が大きい)と推定する。このように、内周側及び外周側において隣接する事前検査トラックの少なくとも一方において誤り率が基準値を超えていると判定された非事前検査トラックは、欠陥の影響が大きいと推定される。
ステップST33a〜33dにより、誤り率が基準値以下である事前検査トラックの間に位置する非事前検査トラックが選択される。
ステップST33c、33dの後、すべての事前検査トラックについて評価が終わったかどうかの判定を行い(ステップST34)、まだであれば、ステップST32に戻る。
すべての事前検査トラックについて評価が終わったら、処理を終了する。
選択された非事前検査トラックを示す情報は、トラック選択手段42内のメモリ42aに記憶される。
上記のような処理を、例えば図2に示すトラックを含むディスクに対して行うと、事前検査トラック21d、21e、21f上には欠陥23がないので、事前検査トラック21dと21eの間の非事前検査トラック22d、同様に事前検査トラック21eと21fの間の非事前検査トラック22eには欠陥の影響が小さいと推定される。このようにして欠陥の影響が小さい非事前検査トラック22d、22eが、被検査トラック(後に第2のテスト信号による評価に用いられるトラック)として選択される(ステップST33)。選択の結果は、上記のように、トラック選択手段42内のメモリ42aに記憶される。
次に、ディスクを一旦検査装置40の記録再生手段41から除去して、変化付与手段48において、意図的に変化を与える(検査のために光学的特性の変化を与える)(ステップST51)。意図的変化(検査のための光学的特性の変化)としては、擬似的指紋の付着、損傷の付与などがあり、これらの一つ又は二以上が行われる。
意図的変化(検査のための光学的特性の変化)の付与後、ディスクを記録再生手段41に再び装着する。
次に、記録再生手段41に再び装着されたディスクの、すべての非事前検査トラックに第2のテスト信号を記録し(ステップST52)、再生し、意図的変化(検査のための光学的特性の変化の付与)による影響を検出する(ステップST53)。
例えば、第2のテスト信号を記録したトラックの一つを選んで、そこから信号を再生し、再生評価を行う(ステップST53a)。
次に、再生評価を受けた非事前検査トラックが欠陥の影響が小さいトラックかどうかの判定を行い(ステップST53b)、欠陥の影響の小さいものであれば、ステップST53aで得られた再生評価の結果を示す有効なデータとして蓄積する(ステップST53c)。
次に、ディスク上の最後の非事前検査トラックかどうか即ち、すべての非事前検査トラックについての処理が終了したかどうかの判定を行い(ステップST54)、最後の非事前検査トラックでなければ、ステップST53aに戻り、次の非事前検査トラックについて同様の処理を行う。
最後の非事前検査トラックであれば、ステップST55に進み、ステップST53cにおける、各被検査トラックについての評価の結果を、ディスク上のすべての被検査トラックについて総合し、ディスクが全体として満足できる特性(付着物、傷などに対する耐性)を有するかどうか(付着物、傷などに再生特性の変化が十分に小さいかどうか)の総合的判定を行う。
ステップST53aにおける、再生評価の対象となるトラックの選択は、例えば最内周側又は最外周側から順に行われる。
ステップST53aで、欠陥の影響が大きい非事前検査トラックであれば、そのトラックについての再生評価の結果を採用せず(破棄し)、ステップST54に進む。
以上の処理により、ディスク11上に意図的変化(検査のための光学的特性の変化)の付与前から存在する欠陥(23等)の影響を受けることなく、後から加えた変化(光学的特性の変化)の影響を評価することができる。
なお、上記の例では、第2のテスト信号の記録前に、ディスクの表面への意図的変化(
検査のための光学的特性の変化)を付与しているが、第2のテスト信号の記録の後であって再生の前に行うこととしても良い。このようにすれば、表面の変化(光学的特性の変化)による、記録特性の変化とは独立に、再生特性の変化を調べることができる。
なお、図5の例では、非事前検査トラックのうち、欠陥の影響が小さいか大きいかに関係なく、すべての非事前検査トラックにテスト信号を記録することとしているが、このようにする代わりに、欠陥の影響が小さいトラックに対してのみ、信号を記録するようにしても良い。なおまた、事前検査トラックにも第2のテスト信号を記録しても良い。その場合、そのトラックは再生評価の対象から除外すれば良い。
また、上記の説明では、ディスクの全面に亘り、第1のテスト信号を間欠的に記録するようにしているが、所定の検査ゾーン内においてのみ第1のテスト信号を間欠的に記録するようにしても良い。同様に、上記の実施の形態では、ディスクの全面に亘りすべての非事前検査トラックに対して、第2のテスト信号を記録するようにしているが、所定の検査ゾーン内の非事前検査トラックにのみ第2のテスト信号を記録するようにしても良い。
例えば、意図的な変化(検査のための光学的特性の変化)がディスクの所定の半径方向位置、例えばディスクの中心から所定の距離の範囲に亘って付与される場合、その距離の範囲内においてのみ第1のテスト信号を間欠的に書込み、その範囲内に位置する非事前検査トラックに対してのみ第2のテスト信号を書込むようにしても良い。
上記の実施の形態では事前検査トラック12と非事前検査トラック13とを1周おきに配置した例を示したが、径方向に隣接又は近接する非事前検査トラックからの影響を抑制するため、一続きの事前検査トラックの長さを3周以上としても良い。
一続きの事前検査トラックの長さを3周分以上とした場合、例えば図6(事前検査トラック及び非事前検査トラックがそれぞれちょうど3周分の場合を示す)の非事前検査トラック13a、13cに隣接する事前検査トラック12a、12cにおける再生評価の結果(誤り率)ではなく、他の事前検査トラック12a、12cで挟まれた事前検査トラック12bにおける再生評価の結果を、一続きの事前検査トラック12a〜12cに対する再生評価の結果として用いても良く、非事前検査トラック13a、13cに隣接する事前検査トラック12a、12cにおける再生評価の結果(誤り率)と、他の事前検査トラック12a、12bで挟まれた事前検査トラック12bにおける再生評価の結果とを(例えば重み付け加算により)合成したものを、一続きの事前検査トラック12a〜12cに対する再生評価の結果として用いても良い。
非事前検査トラック13a、13cに隣接する事前検査トラック12a、12cにおける再生評価の結果(誤り率)ではなく、他の事前検査トラック(12a、12c)で挟まれた事前検査トラック12bにおける再生評価の結果を用いる場合、該事前検査トラック12bに近接する非事前検査トラック13a〜13cが被検査トラックとして適切かどうかの推定を行っていると見ることもできる。
また、一続きの非事前検査トラックの長さを1周としたが、径方向に隣接又は近接する事前検査トラックからの影響を抑制するために、3周以上としても良い。
この場合、図6の事前検査トラック12a、12cに隣接する非事前検査トラック13a、13cにおける再生評価の結果(誤り率)ではなく、他の非事前検査トラック(13a、13c)で挟まれた非事前検査トラック13bにおける再生評価の結果を、一続きの非事前検査トラック13a〜13cについての再生評価(耐性検査)(再生特性の変化の検査)の結果として、用いても良く、事前検査トラック12a、12cに隣接する非事前検査トラック13a、13cにおける再生評価の結果(誤り率)と、他の非事前検査トラック13a、13cで挟まれた非事前検査トラック13bにおける再生評価の結果とを(例えば重み付け加算により)合成したものを、一続きの非事前検査トラック13a〜13cについての再生評価(耐性検査)(再生特性の変化の検査)の結果として用いても良い。
なおまた、事前検査トラック相互の間隔は、想定される欠陥の大きさよりも小さくする必要がある。言換えると一続きの非事前検査トラック13a〜13cで分離される事前検査トラック12a〜12c相互間の径方向の距離(間隔)Gは、想定され、検出する必要のある、(ディスクの径方向の寸法が)最小の欠陥の、ディスクの径方向の寸法(図2の符号Dが、欠陥のディスクの径方向寸法を表す)よりも小さく定める必要がある。この場合、欠陥の影響による誤り率が基準値を超えることになる径方向位置はその欠陥の一部である(欠陥の占める領域内に入る)と定義される。
また、一続きの事前検査トラック12及び一続きの非事前検査トラック13がディスク1周以上の長さを持つように設定しているが、その必要が無ければ1周以下の長さとしても良い。例えば、1周の奇数分の1ずつの長さとすれば、どの周方向位置においても事前検査トラック12と非事前検査トラック13とが、ディスクの径方向に交互に配置された構成を得ることができる。
上記のようなディスクの検査は、例えば同じ方法乃至条件で製造された複数のディスク(1ロット)のうちの1枚に対して行われる。そして、検査によって満足できる耐性を有する(再生特性の変化が十分に小さい)と判定された場合には、同じ方法乃至条件で製造された他のディスク(同じロット内の他のディスク)も、満足できる耐性を有する(再生特性の変化が十分に小さい)ものと判定され、例えば、良品として、販売される。
このようにディスクに対する検査は、間接的にディスクの製造方法乃至は製造条件に対する検査であると見ることもできる。
この発明の実施の形態に係わる光ディスク検査方法で検査される光ディスクの概略図である。 この発明の実施の形態に係わる光ディスク上の欠陥を示す概略拡大図である。 この発明の実施の形態に係わる光ディスク検査方法の実施に用いられるディスク検査装置を示す概略図である。 この発明の実施の形態のディスク検査方法の手順を示すためのフローチャートである。 この発明の実施の形態のディスク検査方法の手順を示すためのフローチャートである。 事前検査トラックと非事前検査トラックの配置の異なる例を示す図である。
符号の説明
11 ディスク、 12,12a〜12c,21a〜21f 事前検査トラック、 13,13a〜13c,22a〜22e 非事前検査トラック、 22d、22e 被検査トラック、 23 欠陥、 41 記録再生手段、 42 トラック選択手段、 43 記録信号発生手段、 44 制御手段、 45 再生評価手段、 48 変化付与手段。

Claims (20)

  1. 情報記録トラックがスパイラル状又は同心円状に形成されたディスクの表面に検査のために光学的特性の変化を付与し、該光学的特性の変化による再生特性の変化を検査する検査方法において、
    上記光学的特性の変化の付与前に、上記ディスク上に第1のテスト信号を間欠的に記録し、再生することにより、上記ディスクが上記光学的特性の変化の付与前から有する欠陥により光学的な影響を受ける領域を検出し、該光ディスクが上記光学的変化の付与前から有する欠陥により光学的な影響を受ける領域以外の領域を用いて、上記光学的特性の変化の付与による再生特性の変化を検査することを特徴とするディスク検査方法。
  2. 上記光ディスクが上記光学的変化の付与前から有する欠陥により光学的な影響を受ける領域が、上記光ディスクが上記光学的変化の付与前から有する欠陥による光学的な影響が検出されたトラック及びこれにディスクの径方向において近接するトラックで構成され、上記第1のテスト信号の間欠的な記録が、上記第1のテスト信号を記録したトラックと上記第1のテスト信号を記録しないトラックとが径方向に交互に配置されるように行われることを特徴とする請求項1に記載のディスク検査方法。
  3. 上記第1のテスト信号を記録したトラックから上記第1のテスト信号を再生し、再生結果を評価することにより、該第1のテスト信号を記録したトラックに、ディスクの径方向において近接する、上記第1のテスト信号を記録しないトラックが、上記光ディスクが上記光学的変化の付与前から有する欠陥による光学的な影響が許容量以下のものであるかどうかの推定を行うことを特徴とする請求項2に記載のディスク検査方法。
  4. 上記第1のテスト信号を記録しないトラックに径方向の内周側及び外周側において近接する、上記第1のテスト信号を記録したトラックの双方について、上記光ディスクが上記光学的変化の付与前から有する欠陥による光学的な影響が基準値以下である場合に、上記第1のテスト信号を記録しないトラックに対する上記光ディスクが上記光学的変化の付与前から有する欠陥による光学的な影響が許容量以下であると推定し、
    上記第1のテスト信号を記録しないトラックに径方向の内周側及び外周側において近接する、上記第1のテスト信号を記録したトラックのいずれか一方について、上記光ディスクが上記光学的変化の付与前から有する欠陥による光学的な影響が基準値を超える場合に、上記第1のテスト信号を記録しないトラックに対する上記光ディスクが上記光学的変化の付与前から有する欠陥による光学的な影響が許容量を超えると推定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のディスク検査方法。
  5. さらに、上記光ディスクが上記光学的変化の付与前から有する欠陥による光学的な影響が許容量以下であると推定されたトラックを、上記検査に用いるトラックとして選択することを特徴とする請求項3又は4に記載のディスク検査方法。
  6. 少なくとも上記選択されたトラックに、上記表面の光学的特性の変化の付与による再生特性の変化の検査のための第2のテスト信号を記録し、再生し、上記選択されたトラックからの再生結果を評価することにより上記光学的特性の変化の付与による再生特性の変化を検査することを特徴とする請求項5に記載のディスク検査方法。
  7. 上記第1のテスト信号を記録したトラック以外のすべてのトラックに上記第2のテスト信号を記録し、再生し、再生結果のうちの、上記選択された被検査トラックからの再生結果に基づいて上記光学的特性の変化の付与による再生特性の変化を評価することを特徴とする請求項6に記載のディスク検査方法。
  8. 上記選択されたトラックの各々についての上記光学的特性の変化の付与による再生特性の変化の検査の結果を、すべての選択されたトラックについて総合評価することにより、ディスク全体について上記光学的特性の変化の付与による再生特性の変化の評価を行うことを特徴とする請求項6又は7に記載のディスク検査方法。
  9. 上記第1のテスト信号の再生の後であって、上記第2のテスト信号の再生の前に、ディスク上に上記光学的特性の変化の付与を行うことを特徴とする請求項7に記載のディスク検査方法。
  10. 上記第2のテスト信号の記録の前に、上記光学的特性の変化の付与を行うことを特徴とする請求項9に記載のディスク検査方法。
  11. 上記光学的特性の変化の付与は、上記ディスクに対する付着物又は傷の付与であることを特徴とする請求項1に記載のディスク検査方法。
  12. 上記第1のテスト信号を記録するトラックと、上記第1のテスト信号を記録しないトラックとが1周毎に交互に配置されるようにすることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のディスク検査方法。
  13. 上記第1のテスト信号を記録しないトラックが3周以上連続して配置されるようにすることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のディスク検査方法。
  14. 上記第1のテスト信号を記録するトラックが1周以上連続して配置されるようにすることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のディスク検査方法。
  15. 上記第1のテスト信号を記録するトラックが3周以上連続して配置されるようにすることを特徴とする請求項14に記載のディスク検査方法。
  16. 上記光学的特性の変化による再生特性の変化の検査が、上記光ディスク上の上記第1のテスト信号を記録した領域以外の領域を用いて行なわれることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク検査方法。
  17. 上記光学的特性の変化による再生特性の変化の検査が、上記光ディスク上の上記第1のテスト信号を記録した領域以外の領域に第2のテスト信号を記録し、再生することにより行なわれることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク検査方法。
  18. 上記第2のテスト信号が、上記第1のテスト信号を記録した領域以外の領域であって、かつ、上記光学的特性の変化の付与の前から存在する欠陥による光学的な影響を受ける領域以外の領域に記録される
    ことを特徴とする請求項17に記載の光ディスク検査方法。
  19. 上記第2のテスト信号の記録の後であって、上記第2のテスト信号の再生前に、光ディスク上に上記光学的特性の変化の付与を行なうことを特徴とする請求項9に記載の光ディスク検査方法。
  20. 上記再生特性の変化の検査が前記第2のテスト信号を再生したときの誤り率を評価することにより行なわれることを特徴とする請求項6、又は17に記載の光ディスク検査方法。
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