JP4012793B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はレーザを用いて光ディスクにデータを記録できる光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザを用いて光ディスクにデータを記録できる従来の光ディスク装置においては、データを記録する前に最適記録パワーを求めるためにOPC(Optimum Power Control)と呼ばれる記録パワー最適化を行う必要がある。
【0003】
図2に光ディスクの内周から外周までの断面を示している。OPCが行われる領域はPCA(Power Calibration Area)と呼ばれ、試し書き領域102とカウント領域103という2つの領域から形成され、光ディスクの最内周に設けられている。試し書き領域は15セクタ毎に100のパーティションに分割されている。
【0004】
ここで、セクタとは光ディスク上の記録領域の最小単位である。OPCを行う際は、試し書き領域の1つのパーティションでセクタ毎に記録パワーを変えて記録を行い、その部分を再生することによって最も記録品質の良いパワーを探し出し、そのパワーを記録パワーとする。
【0005】
一方、カウント領域は1セクタ毎に100のパーティションに分割されている。カウント領域のパーティションは試し書き領域のそれぞれパーティションに対応しており、試し書き領域のパーティションを使用した後、それに対応するカウント領域のパーティションにもデータが記録されることになっている。
【0006】
OPCを行う前には、カウント領域にどこまでデータが記録されているかを検出し、試し書き領域内のどのパーティションを使ってOPCを行うかを判断する。カウント領域の記録・未記録は、再生信号をACカップルしたときのピークレベルとボトムレベルを検出して判断する(図3参照)。
【0007】
また、本発明に類似する従来技術例として、OPC実行後のカウント領域への記録が不完全であった場合、使用済みの試し書き領域に再度上書きしてしまうという問題を考慮し、その解決策として、カウント領域のパーティションが未記録と判断された場合、それに対応する試し書き領域のパーティションをOPC前に実際に読み、未記録であることを確かめることを提案している光ディスク装置および試し書き方法がある(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−175977号公報(1−3頁、図18)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の光ディスク装置では、あるカウント領域のパーティションが傷などの欠陥を持つパーティション(以下、欠陥パーティションという)であった場合、その欠陥パーティションが未記録であった場合でも、ピークレベルとボトムレベルは記録済みのレベル以上に検出され、そのパーティションは記録済みと誤って判断されてしまう。
【0010】
また、欠陥があるパーティションが記録済みと判断されてしまうばかりかその後続にある欠陥のないパーティション(以下、正常パーティションという)を続けて読んだ場合でも、ピークレベルとボトムレベルは欠陥パーティションを読んだときのレベルから少し下がっただけで、依然として記録済みと判断されてしまう。
【0011】
そのため、記録済みと誤って判断されたカウント領域のパーティションに対応する試し書きのパーティションは使用されないままであり、未使用のまま浪費されてしまう問題があった。特に上書き不可能な光ディスクにおいて、もともとOPC回数は100回に限られており、前記問題によるOPC可能回数の減少は致命的である。したがって、OPCをできるだけ多く行えるようにするため、未記録の正常パーティションを記録済みと誤って判断しないようにする必要がある。
【0012】
また、上述の場合において、たとえカウント領域の正常パーティションは未記録を記録済みと誤って判断されることがなかったとしても、欠陥パーティションは未記録であるのに、常に記録済みであると誤って判断されることがある。そして、カウント領域を読むことによって、未使用と判断された試し書き領域のパーティションがあったとしても、その直前のパーティションも未使用である可能性がある。したがって、OPC可能回数を増やすためには、カウント領域の欠陥パーティションに対応する試し書き領域のパーティションが使用済みか未使用かを正しく判断することが必要である。
【0013】
また、傷などによる欠陥パーティションを持つ光ディスクにとっては、カウント領域の欠陥パーティションに対応する試し書き領域のパーティションが使用済みか未使用かを正しく判断する手段は効果があるが、記録面上に傷などの欠陥がない光ディスクにとっては、OPCの時間がかかるだけであり逆効果であると考えられる。前記手段を用いるか否かを判断するためにも、欠陥パーティションの有無を瞬時に見分けられる手段が必要である。
【0014】
さらに、全ての光ディスクに対して、再生信号のピークレベルとボトムレベルを測定する測定手段を用いていたのでは、欠陥パーティションのない光ディスクに対してはOPC時間が長くなる要因になる。よって、欠陥パーティションの有無を調べ、もし無いと判断した場合には試し書き領域のパーティションが使用済みか未使用かを正しく判断する手段を用いないことが必要である。
【0015】
また、上記特許文献1の従来例は、試し書き領域に試し書きをする際に二重書き(オーバーライト)を未然に防ぐものであり、カウント領域の未記録のパーティションが傷などの欠陥により記録済みと誤って判断され、試し書き領域が未記録のまま浪費されてしまうという課題を解決するものではない。
【0016】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、OPCをできるだけ多く行えるようにするため、未記録の正常パーティションを記録済みと誤って判断しないようにし、また、カウント領域の欠陥パーティションに対応する試し書き領域のパーティションが使用済みか未使用かを正しく判断する光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0017】
また、欠陥パーティションの有無を瞬時に見分けられる手段により、もし欠陥パーティションが無いと判断した場合には、再生信号のピークレベルとボトムレベルを測定する測定手段を用いないようにする光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1記載の光ディスク装置は、レーザの記録パワーを決定するための複数のパーティションに分割された試し書き領域と試し書き領域のパーティションに対応する複数のパーティションに分割されたカウント領域とからなるPCA領域を有する光ディスクに対し、カウント領域の記録・未記録を検出することによって、試し書き領域の未記録のパーティションを探索する光ディスク装置において、再生信号のピークレベルとボトムレベルを測定する測定手段と、再生信号のピークレベルとボトムレベルをリセットするリセット手段とを有し、カウント領域のパーティションに対して、リセット手段によるリセットを実行した後に測定手段による測定を実行し、検出した再生信号のピークレベルとボトムレベルの差を判断値と比較して記録・未記録を判断することを、1つのパーティション毎に行うことを特徴としている。
【0019】
請求項2記載の光ディスク装置は、請求項1記載の光ディスク装置において、カウント領域を読むことによって未使用と判断する試し書き領域のパーティションを特定し、特定した1つ前のパーティションに対して、リセット手段によるリセットを実行した後に測定手段による測定を実行し、検出した再生信号のピークレベルとボトムレベルの差を判断値と比較して記録・未記録を判断することを特徴としている。
【0020】
請求項3記載の光ディスク装置は、請求項2記載の光ディスク装置において検出した再生信号のピークレベルとボトムレベルの差を判断値と比較して記録・未記録を判断し結果が未記録のときはさらに1つ前のパーティションに対して同じ判断を行うことを特徴としている。
【0021】
請求項4記載の光ディスク装置は、請求項1または2記載の光ディスク装置において、カウント領域のパーティションを読み、再生信号のピークレベルとボトムレベルの差により振幅を求め、振幅の周期性を調べる手段をさらに有し振幅に周期性が見られなかった場合はリセット手段によるリセットを実行しない制御を行うことを特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0025】
図1に本発明の実施例である光ディスク装置を示す。301は光ディスクで、回転モータ302により回転し、光ピックアップ303内の図示しないレーザ光源から出射したレーザビームを光ディスクの記録面に照射させることでデータ記録、再生を行う。
【0026】
304はレーザパワー制御手段で、前記レーザ光源のパワーをコントローラ308からのパワー指令により制御する。レーザパワー制御手段はパワー指令にもとづいて、図示しないデータ変調手段からのパルス信号で、記録データに応じてレーザパワーを変調する。
【0027】
ピックアップ303からの反射光に応じたデータ信号は、再生信号検出回路305によって増幅され、ピーク検出回路306およびボトム検出回路307により、その上側ピークレベルPKと下側ボトムレベルBTが検出される。ピーク検出回路306およびボトム検出回路307の出力PK、BTはコントローラ308に入力される。
【0028】
コントローラ308は一般的なマイクロコンピュータで、CPU、プログラムROM、データRAM、A/D変換器、D/A変換機などからなる。308はA/D変換器でPK、BT信号を入力し、D/A変換器でパワー指令を出力する。以上が図1の光ディスクドライブの構成と動作の概要である。
【0029】
次に、第1の実施の形態として、光ディスク装置の動作について図4の動作フロー図を用いて説明する。まず、光ディスク上における記録・未記録の判断値をRF0と設定しておく(S403)。ここで、基準値RF0は、検出した再生信号のピークレベルPKとボトムレベルBTの差と比較することによって、記録・未記録の判断をするものである。
【0030】
次に、ピーク検出回路306およびボトム検出回路307内部のPK値とBT値をリセットする(S404)。そして、光ピックアップ303から光ディスク301にレーザを照射し、カウント領域内の第N番目のパーティション部分から再生信号を得る(S405)。再生信号の振幅RFamp をコントローラ308内で計算し(S406)、記録・未記録判断値RF0と比較する(S407)。
【0031】
ここで、再生信号の振幅RFamp がRF0より小さいならば、パーティション内にデータが記録されていないと判断して、試し書き領域内の第N番目のパーティションで試し書きを行う(S409)。もし、比較して(S407)、再生信号の振幅RFamp がRF0より大きいならば、パーティション内にデータが記録されていると判断し、再生する場所の目標を次のパーティションへ移し(S408)、パーティションPK値とBT値をリセット(S404)した後、再生し(S405)、再生信号の振幅RFamp を計算し(S406)、記録・未記録判断値RF0と比較する(S407)。以下、この流れを繰り返す。
【0032】
以上のように、第1の実施の形態によれば、カウント領域の各パーティションを読む前に再生信号のピークレベルとボトムレベルをリセットすることにより、欠陥パーティションの直後に存在する未記録の正常パーティションのピークレベルとボトムレベルは、直前の欠陥パーティションのピークレベルとボトムレベルに依存しないので、前記正常パーティションは記録済みと誤って判断されることがない。したがって、前記正常パーティションに対応する試し書き領域のパーティションは有効に使用され、OPC可能回数を増やすことができる。
【0033】
次に、第2の実施の形態として、光ディスク装置の動作について図5の動作フロー図を用いて説明する。再生信号の振幅RFamp を計算し(S506)、記録・未記録判断値RF0と比較する(S507)までは、第1の実施の形態の動作と同じである。
【0034】
再生信号の振幅RFamp と記録・未記録判断値RF0との比較(S507)で再生信号の振幅RFamp がRF0より大きいならば、パーティション内にデータが記録されていると判断し、再生する場所の目標を次のパーティションへ移し(S508)、カウント領域の再生を続ける。再生信号の振幅RFamp と記録・未記録判断値RF0との比較(S507)で、再生信号の振幅RFamp がRF0より小さいならば、パーティション内にデータが記録されていないと判断して、試し書き領域の再生へ移行する。
【0035】
試し書き領域の再生では、まず、第N−1番目のパーティション内の全セクタを再生する(S510)。ここで、再生信号の振幅RFamp を計算し(S511)記録・未記録判断値RF0と比較し(S512)、1セクタでも振幅RFamp がRF0より大きい箇所があったならば、パーティション内にデータが記録されていると判断し、再生する場所の目標を次のパーティションへ移し(S513)、カウント領域の再生を続ける。比較(S512)で、再生信号の振幅RFamp がRF0より小さいならば、パーティション内にデータが記録されていないと判断して、第N−1番目のパーティションで試し書きを行う。
【0036】
以上が第2の実施形態の動作であるが、最後のS514の動作で、第N−1番目のパーティションにデータが記録されていないと判断した場合、さらに前のパーティションの記録・未記録を調べてもよい。そのようにすればカウント領域内の隣り合う複数のパーティションが欠陥になっていた場合にも対応できる。
【0037】
また、第2の実施の形態によれば、カウント領域を読むことによって未使用と判断された試し書き領域のパーティションの直前パーティションを読むことによりカウント領域の欠陥パーティションによる誤った判断をなくすことができる。したがって、第1の実施形態における手段よりもOPC可能回数を増やすことができる。
【0038】
次に、第3の実施の形態として、光ディスク装置の動作について図6の動作フロー図を用いて説明する。まず、ピーク検出回路306およびボトム検出回路307内部のPK値とBT値をリセットする(S602)。次に、全てのカウント領域内を連続して読む(S603)。そして、再生信号の振幅RFamp を計算し(S604)、振幅RFamp に光ディスクの回転数 [回/周] の周期性があるかどうかを判断する(S605)。ここで、周期性が検出されれば、カウント領域に欠陥パーティションが存在し(S606)、検出されなければ、欠陥パーティションは存在しない(S607)と判断することができる。
【0039】
以上のように、第3の実施の形態によれば、欠陥パーティションのピークレベルとボトムレベルの差は、記録済みのレベルの差より明らかに大きいのが一般的であるため、もし光ディスク上の傷などの欠陥がカウント領域内の複数のトラックにまたがって付いていた場合、カウント領域のピークレベルとボトムレベルの差である振幅は、欠陥部分の振幅が周期的に大きく検出される。したがって、カウント領域の前記振幅を検出することにより、欠陥パーティションの有無が判断できる。
【0040】
次に、第4の実施の形態として、光ディスク装置の動作について図5および図6の動作フロー図を用いて説明する。まず、図6に示すように、全てのカウント領域内を連続して読む(S603)。そして、再生信号の振幅RFamp を計算し(S604)、振幅RFamp に光ディスクの回転数 [回/周] の周期性があるかどうかを判断する(S605)。ここで、周期性が検出されれば、カウント領域に欠陥パーティションが存在すると判断し(S606)、図5の動作フローを開始する(S501)。周期性が検出されなければ、欠陥パーティションは存在しないと判断し(S607)、PK値とBT値をリセットせずに試し書き領域内の未使用パーティションを探索し、見つけ出した後もそのまま当該パーティションにおいて試し書きを行う。
【0041】
以上が第4の実施形態の動作であるが、図6におけるS605の動作で周期性が検出されない場合においても、図5においてPK値とBT値をリセット(S504)を行ってもよいし、前記当該パーティションの直前のパーティションを読み(S510)、記録・未記録を調べてもよい(S512)。
【0042】
また、第4の実施の形態によれば、欠陥パーティションが無いと判断した場合に、再生信号のピークレベルとボトムレベルをリセットすること、または当該パーティションの直前のパーティションを読み、記録・未記録を調べることなど、請求項2の手段を用いないことによって、OPC時間の短縮が実現できる。
【0043】
【発明の効果】
本発明の光ディスク装置によれば、試し書き領域の未記録のパーティションを探索する際に、カウント領域の複数のパーティションを1つずつ読む前にその都度再生信号のピークレベルとボトムレベルをリセットするリセット手段を有することを特徴としているので、再生信号のピークレベルとボトムレベルをリセットすることにより、欠陥パーティションの直後に存在する未記録の正常パーティションのピークレベルとボトムレベルは、直前の欠陥パーティションのピークレベルとボトムレベルに依存しない。そのため、正常パーティションは記録済みと誤って判断されることがない。したがって、正常パーティションに対応する試し書き領域のパーティションは有効に使用され、OPC可能回数を増やすことができる。
【0044】
本発明の光ディスク装置によればカウント領域を読んで未使用と判断された試し書き領域のパーティションの直前パーティションを読むことにより、再生信号のピークレベルとボトムレベルを測定する測定手段を有することを特徴としているので、カウント領域の欠陥パーティションによる誤った判断をなくすことができる。したがって、さらにOPC可能回数を増やすことができる。
【0045】
本発明の光ディスク装置によれば欠陥パーティションのピークレベルとボトムレベルの差は、記録済みのレベルの差より明らかに大きいのが一般的であるため、もし光ディスク上の傷などの欠陥がカウント領域内の複数のトラックにまたがって付いていた場合カウント領域のピークレベルとボトムレベルの差である振幅を検出した時に、欠陥部分の振幅が周期的に大きく検出される。したがって、試し書き領域の未記録のパーティションを探索する際に、カウント領域のパーティションを読み、再生信号のピークレベルとボトムレベルの差により振幅を求め、振幅の周期性を調べる手段を有することを特徴としているので、欠陥パーティションの有無が判断できる。
【0046】
本発明の光ディスク装置によれば試し書き領域の記録のパーティションを探索する前に、カウント領域を全て読み、再生信号のピークレベルとボトムレベルの差による振幅の周期性を求め振幅に周期性が見られた場合は、測定手段を用い、振幅に周期性が見られなかった場合は、測定手段を用いない制御を行う制御手段を有することを特徴としているので、OPC時間の短縮が実現できる。
【0047】
本発明の光ディスク装置によれば振幅に周期性が見られなかった場合、制御手段は再生信号のピークレベルとボトムレベルをリセットすることを特徴としているので、OPC時間の短縮が実現できる。
【0048】
本発明の光ディスク装置によれば前記振幅に周期性が見られなかった場合、制御手段は当該パーティションの直前のパーティションを読み、記録・未記録を調べることを特徴としているので、OPC時間の短縮が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
【図2】光ディスクの内面から外面までの断面図である。
【図3】カウント領域のパーティションにおける再生信号のピークレベルとボトムレベルの差による振幅の周期性を示す図である。
【図4】第1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図5】第2の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図6】第3の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 データ領域
102 試し書き領域
103 カウント領域
301 光ディスク
302 回転モータ
303 光ピックアップ
304 レーザパワー制御
305 再生信号検出回路
306 ピーク検出回路
307 ボトム検出回路
308 コントローラ

Claims (4)

  1. レーザの記録パワーを決定するための複数のパーティションに分割された試し書き領域と、
    前記試し書き領域のパーティションに対応する複数のパーティションに分割されたカウント領域とからなるPCA領域を有する光ディスクに対し、
    前記カウント領域の記録・未記録を検出することによって、前記試し書き領域の未記録のパーティションを探索する光ディスク装置において、
    再生信号のピークレベルとボトムレベルを測定する測定手段と、
    再生信号のピークレベルとボトムレベルをリセットするリセット手段とを有し、
    前記カウント領域のパーティションに対して、前記リセット手段によるリセットを実行した後に前記測定手段による測定を実行し、検出した再生信号のピークレベルとボトムレベルの差を判断値と比較して記録・未記録を判断することを、1つのパーティション毎に行うことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記カウント領域を読むことによって未使用と判断する前記試し書き領域のパーティションを特定し、特定した1つ前のパーティションに対して、前記リセット手段によるリセットを実行した後に前記測定手段による測定を実行し、検出した再生信号のピークレベルとボトムレベルの差を判断値と比較して記録・未記録を判断することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記検出した再生信号のピークレベルとボトムレベルの差を判断値と比較して記録・未記録を判断し結果が未記録のときはさらに1つ前のパーティションに対して同じ判断を行うことを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
  4. 前記カウント領域のパーティションを読み、再生信号のピークレベルとボトムレベルの差により振幅を求め、前記振幅の周期性を調べる手段をさらに有し
    記振幅に周期性が見られなかった場合は、前記リセット手段によるリセットを実行しない制御を行うことを特徴とする請求項1または2記載の光ディスク装置。
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