JP4010249B2 - 空気圧縮機 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動モータによって駆動される圧縮機と圧縮した空気を溜める空気タンクとをカバー内に収容するとともに可搬用のグリップを形成した可搬タイプの空気圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、電動モータにより圧縮機を駆動して空気を圧縮するようにした可搬タイプの圧縮機では、床面等に設置できるようにしたベース上に電動モータと圧縮機を並列させて設置し、前記電動モータと圧縮機の駆動軸に装着した各プーリ間にベルトが巻回されて、圧縮機側のプーリに形成されたファンによって圧縮機を冷却するようにしている。また、前記電動モータと圧縮機の上にステーを介して長手方向軸がモータ軸と直交する方向に向けて空気タンクが取り付けられて構成されている。更に空気タンクには搬送用のグリップが取り付けられており、圧縮機を手で把持して搬送できるようにしている。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭63−60089号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の空気圧縮機では、空気タンクが電動モータと圧縮機の真上に配置されているため、空気タンク内に溜まったドレンを排出するためのドレンコックの配管が空気タンクの底部に形成することができず、空気タンクの側面に配管を接続させており、このため空気タンクの底に開口したパイプを空気タンク内に配置する必要がある。さらに、空気タンクが圧縮機の駆動軸と直交して形成されているため、圧縮機の駆動軸に取り付けたプーリに形成されているファンによって圧縮機を冷却する空気流が空気タンクを効率的に冷却させることができず、従って空気タンク内に溜められた圧縮空気を冷却させることができず、空気動工具へ滴下水蒸気が流入されて工具の故障の原因となってしまうという問題があった。
【0005】
本発明は上記従来の問題点を解消して、空気タンク内に溜まったドレンを排出するドレン排出管を空気タンクの底部に形成することが可能であり、さらに空気タンクやその他の部品を圧縮機を冷却するファンによって効率的に冷却することが可能な可搬タイプの空気圧縮機を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の空気圧縮機は、一端側に圧縮機を一体に形成するとともに該端部に冷却用ファンを形成した電動モータをベース上に取り付け、該電動モータのハウジング上に連結バーを取り付けるとともに、該連結バーにより空気タンクの一側側を空気タンクの長手方向軸線が前記電動モータの軸線方向と平行で且つ水平方向にオフセットさせて取り付け、該空気タンクの反対側の側面を前記モータの軸線と平行となるように配置した基板用の冷却板によって支持させ、前記連結バーを介して減圧弁、圧力スイッチ、カプラ等の部品を前記空気タンクのオフセット側の反対側にこれらの部品を接続する配管が電動モータの軸線と平行となるように配置させて取り付け、更に、下端縁を前記ベースに係合させたカバーの上部を前記連結バーとグリップとの間に狭持させて取り付けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に示す実施例に基づいて説明する。図1は可搬タイプの空気圧縮機の一例として示すインバータ制御により駆動される電動モータ2と、該電動モータ2により駆動される2段圧縮機3を備えた空気圧縮機1であり、該圧縮機3は、前記電動モータ2によって駆動されて大気を吸入して圧縮する一段目の圧縮機と、該1段目の圧縮機によって圧縮された空気を更に圧縮させる2段目の圧縮機とを備えており、2段目の圧縮機によって高圧に圧縮された圧縮空気を空気タンク4に溜めるようにしている。この空気タンク4に溜めた高圧の圧縮空気を減圧弁5を介して所定の圧力に調整して空気取出部6に形成されたカプラ7から圧縮空気により駆動される空気動工具等へ供給できるようにしている。
【0008】
圧縮機3は電動モータ2のハウジング2aと一体に構成されており、該ハウジング2aから各々の一段目と2段目の圧縮機を構成している各シリンダ3a、3bが水平方向に対向して配置されている。前記電動モータ2のハウジング2aの圧縮機3が形成されている側の端部から突出されている出力軸8には圧縮機3のシリンダ3a、3b部を冷却するための冷却風を生成する冷却ファン9が形成されており、この冷却ファン9によって生起される冷却風がハウジング2aの軸方向に沿って流動できるようにされている。上記電動モータ2のハウジング2aは樹脂等の材料により形成されているベース10の上面に振動吸収用として弾力支持部材11を介して取り付けられている。
【0009】
前記電動モータ2のハウジング2aの上部には前記空気タンク4等の上部構成部品に対する振動吸収用の緩衝部材12を介して連結バー13が取り付けられており、該連結バー13の上端には空気圧縮機1を搬送するためのグリップ14が取り付けられている。さらに、前記連結バー13の側面によって前記空気タンク4の一側面が支持されており、空気タンク4の他側面側は下端部が前記ベース10によって支持されているインバータ制御用の冷却板15にて支持させている。さらに上記連結バー13には、圧力を調整するための減圧弁5、及び空気動工具等へ圧縮空気を供給するためのカプラ7等の部品及びこれらの部品間を接続している配管が取り付けられている。これらの減圧弁5、及びカプラ7等とこれらを接続している配管は、前記電動モータ2や空気タンク4の軸方向と平行に配置されており、前記冷却ファン9によって生起される冷却風の流動が阻害されないようにしている。
【0010】
図2及び図3に示すように、前記空気タンク4は空気タンク4の長手方向軸線が電動モータ2の軸線と平行となるように配置され、且つ両軸が水平方向にオフセットされて配置されており、電動モータ2の出力軸8に形成されている冷却ファン9によって生起される圧縮機3を冷却させる冷却風が空気タンク4の長手方向に沿って流動できるようにしている。前記電動モータ2と空気タンク4を水平方向にオフセットすることによって空気タンクの下方に空間が形成され、この部分に空気タンク4の底部に溜まったドレンを排出するためのドレン排出管16が配置されている。このように電動モータ2に対して空気タンク4をドレン排出管16が空気タンク4の真下に配置できるようにオフセットさせることによって、ドレン排出管と空気タンク4内の底部へ開口させる配管が不要となる。
【0011】
前記ベース10の上面に配置されている電動モータ2、圧縮機3、空気タンク4、減圧弁5及びカプラ7等の部品を覆うようにカバー17が形成されており、該カバー17の下端部には図4に示すように下方向に向いた係止片18が形成されており該係止片18が下部のカバーを兼用しているベース10の外周縁に上向きに形成されている縁部10aと係合することによってカバー17の下部がベース10と係合されており、カバー17の上部の一部分が前記連結バー13の上端部とグリップ14との間に狭持されることによって取り付けられている。前記カバー17には冷却ファン9によって外気をカバー17内に導入させるための窓19が前記冷却ファン9と対向して形成されるとともに、減圧弁5の操作部5a及び空気動工具のプラグを接続するためのカプラ7をカバー17の外側へ突出させるための開口20が形成されている。
【0012】
前記電動モータ2のインバータ制御用の冷却板15は、下部が前記ベース10によって固定支持され、前記カバー17の内側で、空気タンク4及び電動モータ2の軸方向に対して平行に配置され、カバー17に形成された係止片21が前記冷却板15の上端縁と係合されて支持されており、電動モータ2の出力軸8端に形成した冷却ファン9による冷却風が冷却板15に沿って流動して冷却板15の冷却が効率よく行われるようにするとともに、他の部品への冷却風の流れを阻止させないように配置されている。
【0013】
前記ベース9の下面には空気圧縮機1を床面等に載置できるように支持脚22が形成されている。また、上記実施例では、減圧弁5、カプラ7及び圧力スイッチ等の部品を連結バー13に取り付けて構成しているが、前記連結バー13に支持されている空気タンク4の側面にこれらの減圧弁5、カプラ7及び圧力スイッチ等の部品を取り付けるように構成しても良い。更に連結バー13は、空気タンク4を電動モータ2のハウジング2aに取り付け固定する下部部分と、グリップ14を空気タンク4に取り付け固定する上部部分とに分割して独立させて構成しても良い。
【0014】
【発明の効果】
上記のように、本発明によれば空気タンクを電動モータのハウジングの上部で空気タンクの長手方向軸が電動モータの軸線方向と平行となるように且つ水平方向にオフセットさせて配置しているので、ドレン排出管が空気タンクの真下に配置でき、ドレン排出管から空気タンク内の底部に開口させたパイプ類の部品が削減でき空気圧縮機のコストダウンが可能となる。
【0015】
更に、空気タンクの長手方向軸と基板用の冷却板とを電動モータの軸線に対して平行に配置して、電動モータの出力軸端に形成した冷却ファンによる冷却風が空気タンク及び冷却板に沿って流動することによって、空気タンクと冷却板の冷却が効率的に行われる。また、冷却風の流動を阻止しないので電動モータや他の部品の冷却も効果的に行われる。
【0016】
電動モータのハウジングに取り付けられた連結バーを介して、空気タンクと減圧弁やカプラ等の部品及びこれらの部品を接続している配管を取り付けるとともに、これらの機構や部品を覆うカバーを前記連結バーと空気圧縮機を搬送する際に把持されるグリップとの間に狭持させて取り付けているため、運転時及び搬送時にもカバーには荷重がかからないので単に外観形状の維持、高温、回転部空の作業者の保護の機能のみでよく、強度を必要とせず構造・形状が簡単に設計できるため空気圧縮機のコストの低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる空気圧縮機の一部を断面した側面図
【図2】図1と同じ空気圧縮機のカバーを除外した状態の平面図
【図3】図1におけるA−A線上の断面図
【図4】図1におけるB−B線上の断面図
【図5】カバーを断面した状態の図1と反対の方向の側面図
【符号の説明】
1 空気圧縮機
2 電動モータ
3 圧縮機
4 空気タンク
9 冷却ファン
10 ベース
11 弾力支持部材
12 緩衝部材
13 連結バー
14 グリップ
15 冷却板

Claims (1)

  1. 一端側に圧縮機を一体に形成するとともに該端部に冷却用ファンを形成した電動モータをベース上に取り付け、該電動モータのハウジング上に連結バーを取り付けるとともに、該連結バーにより空気タンクの一側を空気タンクの長手方向軸線が前記電動モータの軸線方向と平行で且つ水平方向にオフセットさせて取り付け、該空気タンクの反対側の側面を前記モータの軸線と平行となるように配置した基板用の冷却板によって支持させ、前記連結バーを介して減圧弁、圧力スイッチ、カプラ等の部品を前記空気タンクのオフセット側の反対側にこれらの部品を接続する配管が電動モータの軸線と平行となるように配置させて取り付け、更に、下端縁を前記ベースに係合させたカバーの上部を前記連結バーとグリップとの間に狭持させて取り付けたことを特徴とする空気圧縮機。
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