JP4009745B2 - 切替式トラップ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば半導体製造装置の真空処理室からの排気物を捕捉、再生する切替式トラップ装置に関し、更に詳しくは、トラップ室及び再生室の切替動作の気密性を高めることができる切替式トラップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の切替式トラップ装置1は、例えば図6に模式的に示すように、CVD装置等の真空処理室Tと真空ポンプPの間に配置され、真空処理室Tから排気された副生成物等の排気物をトラップ手段(図示せず)で捕捉、再生する機能を有し、真空ポンプPの前段で排気物を捕捉するようにしている。つまり、切替式トラップ装置1はトラップ手段の移動でトラップ室1Aと再生室1Bを交互に切り替え、トラップ室内で捕捉した排気物を再生室1B内で気化、洗浄等の方法により再生してトラップ手段から除去した後、酸排水等を外部の処理装置(図示せず)で処理するようにしている。尚、図6において、Eは真空ポンプPからの処理ガスを無害化する装置である。
【0003】
次に、従来の切替式トラップ装置1について図7〜図9を参照しながら詳述する。従来の切替式トラップ装置1は、例えば図7に示すように、真空排気路2に連通させて配置された筐体3と、この筐体3内で真空排気路2に対して交差方向に同一軸芯を持って移動可能な左右一対の軸体4、4と、これらの軸体4、4の先端部にそれぞれ設けられたトラップ手段5、5と、これらのトラップ手段5、5を区画してそれぞれの区画室を形成し且つ各軸体4、4に固定された第1隔壁6、6及び第2隔壁7、7と、中央の第1隔壁6、6同士を左右方向に微動可能に連結する環状連結部材8と、第1隔壁6、6の両側の第2隔壁7、7に対してそれぞれ連結され且つ各軸体4、4を左右方向に移動させて筐体3内でトラップ手段5、5の各区画室をトラップ室及び再生室として交互に切り替える左右一対のエアシリンダ9、9とを備えている。尚、トラップ手段5がトラップ室にある時には軸体4に設けられた冷却手段(図示せず)が作動して排気物を捕捉し、再生室にある時には筐体3に設けられたポート3Cにより水を注入し洗浄再生する。また、筐体3、第1隔壁6,第2隔壁7には加熱手段が設けられ、これらの表面に副生成物付着するのを防止している。
【0004】
上記各軸体4、4は、図7に示すように、筐体3の左右開口から中心軸に沿って挿入されている。軸体4は、先端側の小径部4Aと、基端側の大径部4Bと、これら両者4A、4B間の中径部4Cとを有し、小径部4Aにトラップ手段5が設けられている。小径部4A先端には第1隔壁6が固定され、中径部4Cには第2隔壁7が固定され、第1、第2隔壁6、7でトラップ手段5を区画している。左右の軸体4、4にそれぞれ固定された第1隔壁6、6は互いに構造を異にするが、第2隔壁7、7は同一の構造である。そこで、右側の軸体4に固定された第1隔壁と左側の軸体4に固定された第1隔壁を区別するために、以下では必要に応じて前者を第1右隔壁、後者を第1左隔壁と称す。
【0005】
エアシリンダ9は、図7に示すように、シリンダ9A及びピストン9Bを有し、シリンダ9Aの先端のフランジ部9Cを介して筐体3に連結され、筐体3を封止している。フランジ部9Cにはポート9D、9Eが形成され、ポート9Dはエアシリンダ9を作動させる際にシリンダ9A内に加圧空気を供給するための孔であり、ポート9Eは後述するように筐体3内に窒素ガスを供給するための孔である。
【0006】
而して、左右の軸体4、4は、図7、図8の(a)に示すように、第1隔壁6、6を介して互いに連結され、エアシリンダ9、9を介して一体的に駆動する。即ち、図8の(a)に拡大して示すように、第1右隔壁6及び第1左隔壁6の先端側外周は基端側外周より縮小し、それぞれの縮小部の外周面に沿って溝6A、6Aが形成されている。そして、これらの溝6A、6Aの内周面に溝8Aを有する上記環状連結部材8が嵌合して第1右隔壁6と第1左隔壁6とを連結し、これらの第1隔壁6、6が溝8A内で左右方向に僅かに移動でき、ひいては軸体4、4が左右方向に僅かに移動できるようになっている。そして、環状連結部材8の両側にはOリング10、10が装着され、これらのOリング10、10は第1隔壁6、6の微動で圧縮、弛緩して筐体3の内周面と弾力的に接触する。また、第1右隔壁6の端面には溝6Aから径方向中心寄りに配置した環状突起6Bが形成され、この環状突起6Bが第1左隔壁6に形成された環状嵌入溝6Cに微動可能に嵌入している。第1左隔壁6の端面には溝6Aから径方向中心寄りに配置した筒状突起6Dが形成され、この筒状突起6Dは、第1右隔壁6の端面に形成された環状嵌入溝6Eに左右方向で微動可能に嵌入し、左右の第1隔壁6、6の中心を整合するためのガイドの役割を果たしている。更に、環状突起6Bの内周面には全周に渡って溝6Fが形成され、この溝6F内にOリング11が装着されて筒状突起6Dに密着している。
【0007】
また、図7、図8(b)に示すように軸体4の大径部4Bと中径部4Cの境界にフランジ部4Dが形成され、このフランジ部4Dの外周面にシールリング12が装着されている。このシールリング12は軸体4の第2隔壁7に連結され、以下で説明するようにフランジ部4Dの外周面において左右方向に僅かに移動できるようになっている。即ち、図8の(b)に拡大して示すように、第2隔壁7及びシールリング12の外周面にはそれぞれ第1隔壁6と同様の溝7A、12Aが形成され、これらの溝7A、12Aに第2環状連結部材13が嵌合して両者7、12を連結している。そして、第2環状連結部材13の両側にはOリング14、14が装着され、これらのOリング14、14は筐体3の内周面に接触している。また、第2隔壁7の端面には溝7Aから径方向中心寄りに配置した筒状突起7Bが形成され、この筒状突起7Bはシールリング12の端面に形成された環状嵌入溝12B内に嵌入している。また、環状嵌入溝12Bから径方向中心側の周壁面には全周に渡って溝12Cが形成され、この溝12CにOリング15が装着されている。更に、第2隔壁7の端面には筒状突起7Bから径方向中心寄りに配置した複数の凹部7Cが周方向に等間隔を空けて形成され、これらの凹部7C内に例えばコイルスプリング16が装着され、これらのコイルスプリング16を介してシールリング12を第2隔壁7から引き離すように付勢している。尚、17はシールリング12と軸体4のフランジ部4D間の気密を保持するOリングである。また、図8の(a)、(b)において、3A、3Bは排気物のトラップ、再生時にシール部を真空引きしてシール部のシール漏れを検出するための孔である。
【0008】
次に、動作について説明する。図7に示すように軸体4、4が左方の移動端にあってトラップ、再生が終了したら孔3C、3B、3Aから筐体3内を真空排気すると、トラップ室の真空度に近づき、シールリング12と第2隔壁7の間がスプリングコイル16の付勢力を得て僅かに拡がり、Oリング14と筐体3の内周面との密着性を緩め、引き続いて起こる軸体4の移動準備が完了する。
【0009】
次いで、右側のエアシリンダ9のポート9Dから加圧空気を供給する一方、左側のエアシリンダ9のポート9Dを開放すると、右側のピストン9Bはシリンダ9A内の加圧空気の作用で軸体4、4を牽引し右方へ移動し始める。そして、加圧空気の働きで軸体4、4が図9に示すように右端に到達する。ピストン9Bがシリンダ9A内で右端に到達した瞬間には左側の第2隔壁7はシールリング12を右方に牽引している状態で両者7、12はコイルスプリング16の働きで最も離間した状態にあるが、加圧窒素ガスを孔3Cから供給することによりシールリング12がコイルスプリング16の付勢力に抗して第2隔壁7に近づき両者7、12間のOリング14、14を押し潰し、Oリング14が筐体3の内周面に密着してトラップ室を加圧窒素ガス空間から封止する。この一連の動作で、排気物が除去されたトラップ手段5が再生室からトラップ室に切り替えられ、排気物を捕捉したトラップ手段5がトラップ室から再生室に切り替えられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の切替式トラップ装置1の場合にはトラップ室を封止するシール機構としてシールリング12及びコイルスプリング16を使用すると共に筐体3内に供給した加圧窒素ガスを用いてシールリング12を押圧してシールリング12のOリング14、14を押し潰してトラップ室(真空空間)を封止するため、シール構造が複雑であるという課題があった。しかも、シール構造が複雑な割には軸体4、4が右端に達した瞬間の加圧窒素ガスによるシールリング12のシール応答性が悪く、左側のシールリング12がコイルスプリング16の付勢力に抗して第2隔壁7に接近してOリング14、14を押し潰すまでに時間が掛かるため、この間Oリング14、14がシール機構として十分に働かず、加圧窒素ガス空間とトラップ室間の気密が悪く、加圧窒素ガス空間からトラップ室内へ加圧窒素ガスが一気に流れ込み、真空ポンプに大きな負荷を掛けるという課題があった。
【0011】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、トラップ室と再生室間のシール構造を簡素化すると共にシール応答性を高め、切替動作時のシール性を高めることができる切替式トラップ装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の切替式トラップ装置は、真空処理室の排気路に連通させて配置された筐体と、この筐体内で上記排気路に対して交差方向に移動可能な軸体と、この軸体にそれぞれ設けられ且つ上記真空処理室からの排気物を捕捉、再生する少なくとも2つのトラップ手段と、これらのトラップ手段を上記軸体を介して移動させてトラップ室と再生室を交互に切り替える左右の駆動機構とを備えた切替式トラップ装置において、上記駆動機構として複動式シリンダ機構を設け、左右いずれか一方の複動式シリンダ機構は上記軸体を他方の複動式シリンダ機構のピストンと一緒に牽引してトラップ室と再生室を切り替え、また、他方の複動式シリンダ機構は上記切替操作後のピストンをその牽引方向に押し付けて少なくとも上記トラップ室のシール部材を圧縮して上記切替操作を終了することを特徴とするものである。
【0013】
また、本発明の請求項2に記載の切替式トラップ装置は、真空処理室の排気路に連通させて配置された筐体と、この筐体内で上記排気路に対して交差方向に移動可能な軸体と、この軸体にそれぞれ設けられ且つ上記真空処理室からの排気物を捕捉、再生する少なくとも2つのトラップ手段と、これらのトラップ手段を互いに区画してそれぞれの区画室を形成し且つ上記軸体に固定された第1、第2隔壁と、第1隔壁の両側の第2隔壁に対してそれぞれ連結され且つ上記軸体を移動させて上記筐体内で上記各区画室をトラップ室または再生室として交互に切り替える左右の駆動機構とを備えた切替式トラップ装置において、上記駆動機構として複動式シリンダ機構を設け、上記複動式シリンダ機構のピストンに筒体を基端で連結すると共にこの筒体をその先端に形成されたフランジ部を介して上記第2隔壁に対して上記交差方向に微動可能に連結し、且つ、上記フランジ部の外周縁部と上記第2隔壁の外周縁部の間にシール部材を介在させたことを特徴とするものである。
【0014】
また、本発明の請求項3に記載の切替式トラップ装置は、真空処理室の排気路に連通させて配置された筐体と、この筐体内で上記排気路に対して交差方向に同一軸芯に沿って移動可能な左右一対の軸体と、これらの軸体の先端部にそれぞれ設けられ且つ上記真空処理室からの排気物を捕捉、再生する2つのトラップ手段と、これらのトラップ手段を互いに区画してそれそれの区画室を形成し且つ上記軸体に固定された第1、第2隔壁と、第1隔壁同士を上記交差方向に微動可能に連結する環状連結部材と、第1隔壁両側の第2隔壁に対してそれぞれ連結され且つ上記各軸体を移動させて上記筐体内で上記各区画室をトラップ室または再生室として交互に切り替える左右の駆動機構とを備えた切替式トラップ装置において、上記駆動機構として複動式シリンダ機構を設け、上記複動式シリンダ機構のピストンに筒体を基端で連結すると共にこの筒体をその先端に形成されたフランジ部を介して上記第2隔壁に対して上記交差方向に微動可能に連結し、且つ、上記フランジ部の外周縁部と上記第2隔壁の外周縁部の間にシール部材を介在させ、左右いずれか一方の複動式シリンダ機構を介して上記軸体を他方の複動式シリンダ機構のピストンと一緒に牽引してトラップ室と再生室を切り替え、また、他方の複動式シリンダ機構は上記切替操作後のピストンをその牽引方向に押し付けて少なくとも上記フランジ部と上記第2隔壁を上記微動範囲内で互いに接近させて上記シール部材を圧縮して上記切替操作を終了することを特徴とするものである。
【0015】
また、本発明の請求項4に記載の切替式トラップ装置は、請求項2または請求項3に記載の発明において、上記排気物の捕捉、再生時に上記フランジ部、上記第2隔壁及び上記筐体の内周面の間に形成される空間に気体を供給する孔を上記筐体に設けると共に上記空間内に供給される気体の圧力を検出する圧力計を設け上記圧力計によって検出された上記空間内の気体の圧力に基づいて上記シール部材のシール性を検出することを特徴とするものである。
【0016】
また、本発明の請求項5に記載の切替式トラップ装置は、請求項2または請求項3に記載の発明において、上記排気物の捕捉、再生時に上記フランジ部、上記第2隔壁及び上記筐体間に形成される空間に気体を供給する孔を上記筐体に設けると共に上記空間内に供給される気体の流量を検出する流量計を設け上記流量計によって検出された上記気体の流量に基づいて上記シール部材のシール性を検出することを特徴とするものである。
【0017】
また、本発明の請求項6に記載の切替式トラップ装置は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の発明において、上記シール部材は動作時の伸長率が2〜5%になる径寸法に設定されていることを特徴とするものである。
【0018】
また、本発明の請求項7に記載の切替式トラップ装置は、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の発明において、上記筐体の内周面に四フッ化エチレン樹脂をコーティングしたことを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図5に示す実施形態に基づいて従来と同一または相当部分には同一符号を附して本発明を説明する。本実施形態の切替式トラップ装置1は、例えば図1に示すように、真空排気路2に連通させて配置された筐体3と、この筐体3内で真空排気路2に対して交差方向に同一軸芯を持って移動可能な左右一対の軸体4、4と、これらの軸体4、4の先端部にそれぞれ設けられたトラップ手段5、5と、これらのトラップ手段5、5を区画してそれぞれの区画室を形成し且つ各軸体4、4に固定された第1隔壁6、6及び第2隔壁7、7と、中央の第1隔壁6、6同士を左右方向に微動可能に連結する環状連結部材8と、第1隔壁6、6両側の第2隔壁7、7に対してそれぞれ連結され且つ各軸体4、4をに左右方向に移動させて筐体3内でトラップ手段5、5の各区画室をトラップ室及び再生室として交互に切り替える左右一対の複動式エアシリンダ9、9とを備えている。そして、筐体3の内周面は四フッ化エチレン樹脂等の滑り特性に優れた合成樹脂によってコーティングされている。これにより後述のシール部材が筐体3の内周面で円滑に摺動することができ、ひいてはシール部材を延命化することができると共に、副生成物の付着を低減することができる。尚、図1において、4Eは軸体4、4を同一軸線に保持する微動可能な軸心保持部材である。
【0020】
上記各軸体4、4は筐体3の左右開口から中心軸に沿って挿入されている。軸体4は、先端側の小径部4Aと、基端側の大径部4Bと、これら両者4A、4B間の中径部4Cとを有し、小径部4Aにトラップ手段5が設けられている。小径部4A先端には第1隔壁6が固定され、中径部4Cには第2隔壁7が固定されいる。左右の軸体4、4にそれぞれ固定された第1隔壁6、6は互いに構造を異にするが、第2隔壁7、7は同一の構造である。左右の軸体4、4は、図1、図2の(a)に示すように、従来と同一構造の第1隔壁6、6を介して互いに連結され、エアシリンダ9、9を介して一体的に駆動する。即ち、図2の(a)に拡大して示すように、第1右隔壁6及び第1左隔壁6の先端側外周は基端側外周より縮小し、それぞれの縮小部の外周面に沿って溝6A、6Aが形成されている。そして、これらの溝6A、6Aに内周面に溝8Aを有する上記環状連結部材8が嵌合して第1右隔壁6と第1左隔壁6とを連結している。左右の第1隔壁6、6は従来と同一構造であるため、従来と同一部分には同一符号を附してその説明は省略する。
【0021】
また、複動式エアシリンダ9は、図1に示すように、シリンダ9Aと、このシリンダ9A内を左右方向に往復移動するリング状のピストン9Bと、このピストン9Bの中央孔を貫通し且つシリンダ9Aと軸芯を共有する案内筒9Fとを有し、シリンダ9A先端のフランジ部9Cを介して筐体3に連結され、筐体3内を封止している。フランジ部9Cにはポート9Dが形成され、これはエアシリンダ9を作動させる際にシリンダ9A内に加圧空気を供給するための孔である。また、シリンダ9Aの基端は案内筒9Fの基端からフランジ状に延設された蓋で閉じられ、この蓋に形成されたポート9Gから例えば加圧空気を供給するようになっている。従って、複動式エアシリンダ9は、ポート9Dから加圧空気を供給してピストン9Bを案内する、蓋体を兼ねる案内筒9Fに従ってシリンダ9Aの先端側から基端側へ移動させ、ポート9Gから加圧空気を供給してピストン9Bを案内筒9Fに従ってシリンダ9Aの基端側から先端側へ移動させる複動式シリンダ機構として構成されている。尚、図1において、ポート9Eは本実施形態では使用しないため閉塞されている。
【0022】
複動式エアシリンダ9のピストン9Bには筒体18が案内筒9Fと同軸状に連結され、この筒体18がピストン9Bを介して案内筒9Fに従ってその外側で左右方向に往復移動する。筒体18の基端部内周面にはOリング19が装着され、シリンダ9A内と筐体3との間の気密を保持している。筒体18の先端にはフランジ部18Aが形成され、このフランジ部18Aを介して第2隔壁7に対して左右方向に微動可能に連結されている。
【0023】
そこで、フランジ部18Aと第2隔壁7との連結シール構造について図2の(b)を参照しながら更に詳述する。図1、図2の(b)に示すように、第2隔壁7の外周面のフランジ部18A側の小径部には溝7Aが形成され、また、フランジ部18Aの外周縁部の第2隔壁7側端面には径方向外側から内側に向けて第1、第2環状突起18B、18Cが順次形成されている。第1、第2環状突起18B、18Cの間には環状溝18Dが形成されている。この環状溝18Dには第2隔壁7の形成された筒状突起7Bが嵌入している。また、第1環状突起18Bの外周面には第1、第2溝18E、18Fが全周に渡って隣り合わせて形成されているピストン9B側の第1溝18Eにはキャップシール20がシール部材として装着されており、これは筐体3と軸体4の同芯を得るガイドの役割も兼ねている。第2溝18Fは筐体3との間で空間を形成し、この空間内には筐体3に形成されたポート3Aから例えば加圧窒素ガスを供給して後述のシール部材からの漏れを検出するようにしてある。更に、環状突起18Bの内周面には第3溝18Gが全周に渡って形成され、この第3溝18Gの端壁部と第2隔壁7の溝7Aが左右方向に微動可能な状態で噛み合っている。また、第2隔壁7の外周縁部端面及び第1環状突起18Bの端面にはそれぞれ上昇傾斜するテーパ面7D、18Hが形成されて断面形状が略V字状の空間が形成され、この空間にOリング21がシール部材として装着され、テーパ面7Dに接触している。このOリング21は動作時に最適なシール特性を発揮する径寸法(例えばOリング21の材質、太さ等によっても異なるが、その動作時の伸長率が2〜5%)になるように設定され、しかも従来よりも太く形成されている。このためOリング21は耐久性が高くなり、延命化する。ところが、従来はOリングの径寸法は、非動作時(常温時)に最適なシール特性を発揮する径寸法に設定していたため、動作時にはOリング21が動作時の熱により伸び、Oリング21の装着周面7Eに対するシール特性が低下し、しかも筐体3の内周面と強く接触して短命化する虞があったが、本実施形態では動作時にこのようにシール特性が低下することがない。また、第2環状突起18Cの外周面には溝18Iが形成され、この溝18IにOリング15が装着されている。このOリング15は第2隔壁7の筒状突起7Bの内周面に弾接し、筒体18の気密を保持している。
【0024】
次に、動作について説明する。図1に示すように左側の複動式エアシリンダ9のピストン9Bが最も後退し、右側の複動式エアシリンダ9のピストン9Bが最も進出した状態で左側のトラップ手段5が第1、第2隔壁6、7で形成された再生室内で排気物を再生し、右側のトラップ手段5が第1、第2隔壁6、7で形成されたトラップ室内で排気物を捕捉する。捕捉、再生が終了した後、筐体3内をポート3C、3Aから真空引きし、右側の複動式エアシリンダ9のポート9Dから加圧空気を供給する一方、そのポート9Gを開放すると共に左側の複動式エアシリンダ9のポート9Dを開放する。
【0025】
すると、まず図1に示すように右側のピストン9Bが斜線入り筒体18を牽引し、筒体18が右方へ僅かに移動する。引き続きこのピストン9Bが右方へ移動すると、図3に示すように筒体18が第2隔壁7を牽引し、右側の軸体4及びその斜線入り第1隔壁6が右方へ僅かに移動して左側の軸体4の第1隔壁6から僅かに離間する。更に、右側のピストン9Bが右方へ移動すると、今度は斜線入り第1隔壁6が環状連結部材8を介して他方の第1隔壁6を介して左側の軸体4を右方へ牽引する。これにより図4に示すように左側の軸体4の斜線入り第2隔壁7が左側の筒体18から僅かに離間する。従って、この時点では右側のピストン9Bは僅かに移動するが、左側のピストン9Bは静止している。
【0026】
更に、右側のシリンダ9A内に引き続き加圧空気を供給すると複動式エアシリンダ9、9が駆動し、それぞれのピストン9B、9Bが同時に右方へ移動し軸体4、4が右方へ移動し、図5に示すように筐体3内で軸体4、4が右端に到達する。軸体4、4が筐体3内の右端に達した瞬間は、右側の軸体4が左側の軸体4を牽引した状態で両者4、4は最も離間した状態である。
【0027】
その後左側の複動式エアシリンダ9のポート9Gから加圧空気を供給すると、そのピストン9B及び筒体18が図5に示す状態から僅かに右方へ移動し、筒体18のフランジ部18Aと左側の軸体4に属する第2隔壁7の外周縁部間に装着されたキャップシール20及びOリング21を第2隔壁7側へ押圧し、Oリング21を押し潰すと共に左右の軸体4、4を最も近づけて第1隔壁6、6間のOリング10、10を押し潰す。同様な作用が右側のフランジ部と右側の第2隔壁7の外周縁部間に装着されたキャップシール20及びOリング21にも働き、これにより筒体18と第2隔壁7間のOリング21が筐体3の内周面に密着すると共に左右の軸体4、4の第1隔壁6、6間のOリング10、10が筐体3の内周面に密着してトラップ室及び再生室を確実にシールすることができる。このようにしてトラップ室と再生室の切り替えが終了すると、筐体3の三箇所のポート3A、3Bから第1隔壁6、6間のOリング10、10で囲まれた空間内及び左右の筒体18と第2隔壁7、7間のキャップシール20、Oリング21で囲まれた空間内に例えば加圧窒素を供給して各空間を加圧する。万一、Oリング10、10間あるいはキャップシール20、Oリング21のシール性が低下すれば、加圧窒素の圧力が低下したり、その流量が増加するため、圧力計または流量計を介してシール性の低下を瞬時に知ることができる。更に、上記加圧窒素は再生室に注入する水や気体の供給圧力よりも高い圧力に設定されている。従って、再生室からトラップ室、排気路への水や気体の漏れを防止することができる。
【0028】
以上説明したように本実施形態によれば、トラップ室と再生室を切り替える駆動機構として複動式エアシリンダ9を用い、更に、複動式エアシリンダ9のピストン9Bに筒体18を基端で連結すると共にこれらの筒体18をそれぞれの先端に形成されたフランジ部18Aを介して第2隔壁7に対して左右方向に微動可能に連結し、しかも、フランジ部18Aの外周縁部と第2隔壁7の外周縁部の間にキャップシール20、Oリング21を介在させ、排気物の捕捉、再生の切替時にピストン9Bを介して筒体18を第2隔壁7に押し付けてフランジ部18Aと第2隔壁7を互いに接近させ、これら両者18A、7でOリング21を圧縮してトラップ室を外部から封止するようにしたため、従来のようにトラップ室のシール機構を働かせるための加圧窒素ガスを使う必要がなく、しかも複動式エアシリンダ9の働きでシール応答性を高めることができ、ひいては切替動作時のシール性を高めることができる。しかも、第2隔壁7に対しては複動式エアシリンダ9で作動する筒体18を微動可能に連結する構造で、従来のようにコイルスプリングや環状連結部材等を使用しないため、シール構造を簡素化することができる。
【0029】
また、本実施形態によれば、排気物の捕捉、再生時に筒体18のフランジ部18A、第2隔壁7及び筐体3間に形成される空間に加圧窒素ガスを供給するポート3Aを筐体3に設け、空間内の加圧窒素ガスの圧力または流量に基づいてキャップシール20、Oリング21のシール性を検出するようにしたため、シール性が低下すれば瞬時に知ることができる。
【0030】
また、本実施形態によれば、Oリング10、21は動作時に最適なシール特性を発揮する径寸法(例えば、動作時の伸長率が2〜5%)になるように設定されているため、動作時に筐体3、第1隔壁6、第2隔壁7からの熱により膨張した時のOリング10、21の径寸法はそれぞれこれらの部材6、7の装着周面の径寸法より2〜5%伸びて最適なシール特性を発揮し、Oリング10、21が筐体3の内周面に無理な力が働かず余計に摩耗したり材料疲労することがなく、その耐久性を高め、延命化することができる。
【0031】
また、本実施形態によれば、筐体3の内周面に滑り特性に優れた合成樹脂(例えば、四フッ化エチレン樹脂)をコーティングしたため、Oリング10、21等のシール部材が筐体3の内周面で円滑に摺動することができ、ひいてはシール部材を延命化することができると共に筐体3内周面への副生成物の付着を低減することができる。
【0032】
尚、本発明は上記実施形態に何等制限されるものではない。例えば、上記実施形態では2つのトラップ手段を設けた場合について説明したが、真空処理室の数に応じて3つ以上のトラップ手段を設けても良い。
【0033】
【発明の効果】
本発明の請求項1〜請求項7の記載の発明によれば、トラップ室と再生室間のシール構造を簡素化すると共にシール応答性を高め、切替動作時のシール性を高めることができる切替式トラップ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切替式トラップ装置の一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1に示す切替式トラップ装置の要部を拡大して示す部分断面図で、(a)は第1隔壁のシール構造を示す図、(b)は第2隔壁と筒体のフランジ部のシール構造を示す図である。
【図3】図1に示す切替式トラップ装置のトラップ室と再生室の切替初期の状態を示す図1相当図である。
【図4】図3に示す状態に続くトラップ室と再生室の切替時の初期の状態を示す図1相当図である。
【図5】図1に示す切替式トラップ装置のトラップ室と再生室の切替終了直前の状態を示す図1相当図である。
【図6】従来の切替式トラップ装置を適用した真空排気ラインを概念的に示す構成図である。
【図7】従来の切替式トラップ装置の断面図示す図1相当図である、
【図8】図7に示す切替式トラップ装置の要部を拡大して示す部分断面図で、(a)は第1隔壁のシール構造を示す図、(b)は第2隔壁と筒体のフランジ部のシール構造を示す図である。
【図9】図7に示す切替式トラップ装置のトラップ室と再生室の切替終了直前の状態を示す図1相当図である。
【符号の説明】
1 切替式トラップ装置
2 真空排気路
3 筐体
4 軸体
5 トラップ手段
6 第1隔壁
7 第2隔壁
8 環状連結部材
9 複動式エアシリンダ(複動式シリンダ機構)
10、21 Oリング
18 筒体
18A フランジ部

Claims (7)

  1. 真空処理室の排気路に連通させて配置された筐体と、この筐体内で上記排気路に対して交差方向に移動可能な軸体と、この軸体にそれぞれ設けられ且つ上記真空処理室からの排気物を捕捉、再生する少なくとも2つのトラップ手段と、これらのトラップ手段を上記軸体を介して移動させてトラップ室と再生室を交互に切り替える左右の駆動機構とを備えた切替式トラップ装置において、上記駆動機構として複動式シリンダ機構を設け、左右いずれか一方の複動式シリンダ機構は上記軸体を他方の複動式シリンダ機構のピストンと一緒に牽引してトラップ室と再生室を切り替え、また、他方の複動式シリンダ機構は上記切替操作後のピストンをその牽引方向に押し付けて少なくとも上記トラップ室のシール部材を圧縮して上記切替操作を終了することを特徴とする切替式トラップ装置。
  2. 真空処理室の排気路に連通させて配置された筐体と、この筐体内で上記排気路に対して交差方向に移動可能な軸体と、この軸体にそれぞれ設けられ且つ上記真空処理室からの排気物を捕捉、再生する少なくとも2つのトラップ手段と、これらのトラップ手段を互いに区画してそれぞれの区画室を形成し且つ上記軸体に固定された第1、第2隔壁と、第1隔壁の両側の第2隔壁に対してそれぞれ連結され且つ上記軸体を移動させて上記筐体内で上記各区画室をトラップ室または再生室として交互に切り替える左右の駆動機構とを備えた切替式トラップ装置において、上記駆動機構として複動式シリンダ機構を設け、上記複動式シリンダ機構のピストンに筒体を基端で連結すると共にこの筒体をその先端に形成されたフランジ部を介して上記第2隔壁に対して上記交差方向に微動可能に連結し、且つ、上記フランジ部の外周縁部と上記第2隔壁の外周縁部の間にシール部材を介在させたことを特徴とする切替式トラップ装置。
  3. 真空処理室の排気路に連通させて配置された筐体と、この筐体内で上記排気路に対して交差方向に同一軸芯に沿って移動可能な左右一対の軸体と、これらの軸体の先端部にそれぞれ設けられ且つ上記真空処理室からの排気物を捕捉、再生する2つのトラップ手段と、これらのトラップ手段を互いに区画してそれそれの区画室を形成し且つ上記軸体に固定された第1、第2隔壁と、第1隔壁同士を上記交差方向に微動可能に連結する環状連結部材と、第1隔壁両側の第2隔壁に対してそれぞれ連結され且つ上記各軸体を移動させて上記筐体内で上記各区画室をトラップ室または再生室として交互に切り替える左右の駆動機構とを備えた切替式トラップ装置において、上記駆動機構として複動式シリンダ機構を設け、上記複動式シリンダ機構のピストンに筒体を基端で連結すると共にこの筒体をその先端に形成されたフランジ部を介して上記第2隔壁に対して上記交差方向に微動可能に連結し、且つ、上記フランジ部の外周縁部と上記第2隔壁の外周縁部の間にシール部材を介在させ、左右いずれか一方の複動式シリンダ機構を介して上記軸体を他方の複動式シリンダ機構のピストンと一緒に牽引してトラップ室と再生室を切り替え、また、他方の複動式シリンダ機構は上記切替操作後のピストンをその牽引方向に押し付けて少なくとも上記フランジ部と上記第2隔壁を上記微動範囲内で互いに接近させて上記シール部材を圧縮して上記切替操作を終了することを特徴とする切替式トラップ装置。
  4. 上記排気物の捕捉、再生時に上記フランジ部、上記第2隔壁及び上記筐体の内周面の間に形成される空間に気体を供給する孔を上記筐体に設けると共に上記空間内に供給される気体の圧力を検出する圧力計を設け上記圧力計によって検出された上記空間内の気体の圧力に基づいて上記シール部材のシール性を検出することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の切替式トラップ装置。
  5. 上記排気物の捕捉、再生時に上記フランジ部、上記第2隔壁及び上記筐体間に形成される空間に気体を供給する孔を上記筐体に設けると共に上記空間内に供給される気体の流量を検出する流量計を設け上記流量計によって検出された上記気体の流量に基づいて上記シール部材のシール性を検出することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の切替式トラップ装置。
  6. 上記シール部材は動作時の伸長率が2〜5%になる径寸法に設定されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の切替式トラップ装置。
  7. 上記筐体の内周面に四フッ化エチレン樹脂をコーティングしたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の切替式トラップ装置。
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