JP4009182B2 - 周波数補正方法、受信装置、再生装置およびプログラム - Google Patents

周波数補正方法、受信装置、再生装置およびプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル放送を受信再生するシステムに関し、特にクロック周波数の補正方法、受信装置、再生装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
CSディジタル放送、BSディジタル放送の開始に見られるように、ディジタル方式の放送が急速に進展している。ディジタル放送は映像や音声などのコンテンツを符号化して複数の放送データを生成し順次放送する放送装置と当該複数の放送データを受信し復号化して再生する受信再生装置とからなるシステムによって実現される。
【0003】
放送装置と受信再生装置とには、それぞれ基準クロックが設けられている。その基準クロックを用いて計時することで、それぞれ放送装置の時刻(以下「放送側時刻」と呼ぶ)と受信再生装置の時刻(以下「再生側時刻」と呼ぶ)とを生成し保有している。MPEG2規格では、コンテンツは受信再生装置において再生すべき時刻を示すタイムスタンプと呼ばれる情報が添付され放送される。放送装置はコンテンツを符号化する際に前記放送側時刻を参照してタイムスタンプを付し、受信後、受信再生装置は付されたタイムスタンプが前記再生側時刻と一致したときにコンテンツを再生するようになっている。
【0004】
ところが、これらの放送装置と受信再生装置とに設けられた基準クロックは互いに独立しているため、それぞれの基準クロックの周波数に誤差があれば、放送側時刻と再生側時刻とにずれが生じてしまう。この時刻のずれは放っておくと拡大していき、やがてコンテンツが適正に再生できなくなってしまう。
そこで前記ずれを補正するために、放送装置が、映像や音声などのコンテンツとは別に、放送側時刻を符号化した放送側時間情報をも一部の放送データに含めて放送し、受信再生装置が、受信した放送データに含まれる前記放送側時間情報から、それぞれの基準クロックの周波数の誤差を算出し補正するという基準クロック補正機構を備えている。この基準クロック補正機構により、放送側時刻と再生側時刻とがほぼ一致し、コンテンツの再生が適正に行われる。(非特許文献1参照のこと。)以下、図11を用いて前記基準クロック補正機構を説明する。
【0005】
図11は、従来の受信再生装置の構成を示す図である。
まず放送データは受信再生装置606内の時間情報抽出部601を通過する。時間情報抽出部601は放送データに放送側時間情報が含まれている場合に、放送側時間情報を放送側時間情報保持部602へ伝送し、時間情報を受信したことを放送側時間情報の受信を示す信号により時間情報管理部603に通知する。時間情報管理部603は時間情報抽出部601からの信号を受けて、前記放送側時間情報を受信したタイミングにおける受信再生側時間情報を受信再生側時間情報保持部604から読出す。その後、時間情報管理部603は放送側時間情報と受信再生側時間情報とを比較し、それぞれの基準クロックの周波数の差異を計算し、可変周波数発生部605に対し補正量を通知する。可変周波数発生部605は通知された補正量をもとに発振周波数の補正を行う。
【0006】
ところで近年、携帯電話機や携帯情報端末に代表される携帯端末は軽量化、高性能化、低価格化が急速に進み、爆発的に普及している。今後前述のディジタル放送の普及に伴い、このような携帯端末においてディジタル放送を受信する機能が要求されるであろう。携帯端末においてディジタル放送を受信するシステムは、次のようなものが有力であると考えられる。SDメモリカードやメモリスティックのような小型記憶デバイスに放送受信機能を付加した拡張カードを受信装置として用い、また、携帯端末を再生装置として用いる。この拡張カードと携帯端末とを接続することにより、携帯端末においてディジタル放送を受信するシステムを実現する。(小型記憶デバイスの仕様概要については、非特許文献2を参照のこと。)
通常、これらの小型記憶デバイスと携帯端末とはバスにより接続されているため、受信装置で受信した放送データをバスを介して再生装置に伝送することが望ましい。
【0007】
【非特許文献1】
藤原洋 監修「ポイント図解式最新MPEG教科書」第1版第3刷、(株)アスキー、1995年2月21日、p.236−238。
【0008】
【非特許文献2】
「インターフェース」1999年12月号、CQ出版社、p.124−131。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらバスによる伝送の場合、バスが空いている時は即座に放送データの伝達が行えるが、バスが空いていない時は待機しなければならない。これは即ち、受信装置から再生装置まで放送側時間情報の伝送にかかる時間が不確定であることを意味する。放送側時間情報を用いて基準クロックの周波数補正を行うには、単に放送側時間情報の内容だけではなく、放送側時間情報を受信したタイミングも必要であるため、バスによる伝送では基準クロックの周波数補正が正しく行えない。
【0010】
本発明は以上説明した事情に鑑みてなされたもので、放送データが受信装置と再生装置との間でバスを介して伝送される場合においても、適正な基準クロックの周波数補正を行うことを可能とする方法、装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る基準クロックの周波数補正方法は、コンテンツを符号基準クロックに基づいて符号化して複数の放送データを生成し放送する放送装置と、当該複数の放送データを順次受信する受信装置と、受信された放送データを第1経路で受信装置から受け取り復号基準クロックに基づいて復号してコンテンツを再生する再生装置とからなるシステムにおいて用いられる周波数補正方法であって、前記放送装置において前記符号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す放送側時間情報を一部の放送データに含めて放送する時間情報放送ステップと、前記受信装置において受信した放送データに前記放送側時間情報が含まれているか否かを判断する判断ステップと、前記受信装置において放送側時間情報が含まれていると判断された場合に、前記放送側時間情報が含まれていると判断されたタイミングを示すタイミング情報を前記第1経路とは異なる第2経路を用いて前記再生装置へ伝送する伝送ステップと、前記再生装置において前記タイミング情報を受信したタイミングにおける前記復号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す再生側時間情報と前記第1経路で受け取った放送側時間情報とを用いて前記復号基準クロックの周波数を前記符号基準クロックの周波数に近づける方向に補正する補正ステップとを含むことを特徴とする。
【0012】
このように受信装置で放送側時間情報を受信したタイミングは、第2経路を用いて再生装置へ伝送されるため、第1経路の混雑具合に関わらず常に一定時間で伝送できる。
したがって、再生装置において、復号基準クロックの周波数を符号基準クロックの周波数に近づける方向に適正に補正することができる。
【0013】
また、上記目的を達成するために、本発明に係る基準クロックの周波数補正のための受信装置は、コンテンツを符号基準クロックに基づいて符号化して生成した複数の放送データを放送装置から受信し、順次受信した前記複数の放送データを、復号基準クロックに基づいて復号してコンテンツを再生する再生装置へ第1経路で伝える受信装置であって、前記放送装置は前記符号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す放送側時間情報を一部の放送データに含めて放送しており、受信した放送データに放送側時間情報が含まれているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段において放送側時間情報が含まれていると判断された場合に、前記放送側時間情報が含まれていると判断されたタイミングを示すタイミング情報を前記第1経路とは異なる第2経路を用いて前記タイミング情報を基に周波数補正を行う前記再生装置へ伝送する伝送手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
また、上記目的を達成するために、本発明に係る基準クロックの周波数補正のための再生装置は、コンテンツを符号基準クロックに基づいて符号化した複数の放送データを受信装置で受信し、順次受信した前記複数の放送データを第1経路で受信装置から受け取り、復号基準クロックに基づいて復号してコンテンツを再生する再生装置であって、一部の放送データは前記符号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す放送側時間情報を含めて放送されており、前記受信装置において受信した放送データに放送側時間情報が含まれていると判断された場合に、前記第1経路とは異なる第2経路を用いて前記放送側時間情報が含まれていると判断されたタイミングを示すタイミング情報を取得する取得手段と、前記タイミング情報を取得したタイミングにおける前記復号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す再生側時間情報と前記第1経路から受け取った放送側時間情報とを用いて前記復号基準クロックの周波数を前記符号基準クロックの周波数に近づける方向に補正する補正手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
また、上記目的を達成するために、本発明に係る基準クロックの周波数補正のためのプログラムは、コンテンツを符号基準クロックに基づいて符号化した複数の放送データを受信装置で受信し、順次受信した前記複数の放送データを第1経路で受信装置から受け取り、復号基準クロックに基づいて復号してコンテンツを再生する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、一部の放送データは前記符号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す放送側時間情報を含めて放送されており、前記受信装置において受信した放送データに放送側時間情報が含まれていると判断された場合に、前記第1経路とは異なる第2経路を用いて前記放送側時間情報が含まれていると判断されたタイミングを示すタイミング情報を取得する取得ステップと、前記タイミング情報を取得したタイミングにおける前記復号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す再生側時間情報と前記第1経路から受け取った放送側時間情報とを用いて前記復号基準クロックの周波数を前記符号基準クロックの周波数に近づける方向に補正する補正ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
<概要>
本発明の実施の形態1は、受信装置と再生装置とが分離しており、受信装置で受信した放送データはバス経由で再生装置へ伝送される。このようなシステムにおいて、再生装置に備える復号基準クロックの周波数を放送装置に備える符号基準クロックの周波数に近づける方向に補正する技術を示す。補正には、放送側時間情報の内容だけではなく、放送側時間情報を受信装置において受信したタイミングも必要である。そのため受信装置で受信した放送側時間情報の内容はバス経由で再生装置へ伝送し、放送側時間情報を受信したタイミングは状態変化信号として専用線経由で再生装置へ伝送している。
【0017】
<構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る受信装置106と再生装置112との構成を示す図である。
映像や音声などのコンテンツを放送装置に備える符号基準クロックに基づいて符号化した複数の放送データが放送装置から放送される。一部の放送データには符号基準クロックを用いて計時される放送側時刻を示す放送側時間情報を含む。
【0018】
受信装置106は、放送データ受信部101、放送側時間情報抽出部102、放送側時間情報保持部103、状態変化信号出力部104および放送データ保持部105を備え、複数の放送データを順次受信し保持する。保持されたデータは再生装置112の要求に従い出力される。
また再生装置112は、受信装置106にて受信した放送データを受け取り、コンテンツの再生を行う。再生装置112には状態変化信号受信部107、管理部108、放送データ取込み部109、可変周波数発生部110および再生側時間情報保持部111を備えている。
【0019】
放送データは放送データ受信部101で受信され、放送側時間情報抽出部102を通過して放送データ保持部105へ伝送され保持される。
放送側時間情報抽出部102は、受信した放送データに放送側時間情報が含まれているか否かを判断する。放送側時間情報が含まれていれば、前記放送側時間情報を抽出し放送側時間情報保持部103へ伝送し、さらに前記時間情報を受信したことを、状態変化信号出力部104へ通知する。
【0020】
放送側時間情報保持部103は、放送側時間情報抽出部102から伝送された前記放送側時間情報を保持する。
状態変化信号出力部104は、前記放送側時間情報を受信したことを放送側時間情報抽出部102から受けて、状態変化信号を再生装置112に備える状態変化信号受信部107へ出力する。当該状態変化信号出力部104と状態変化信号を受信する状態変化信号受信部107とは専用線で接続されているため、バスの混雑具合に関わらず常に一定の時間で通信できる。また状態変化信号は放送側時間情報を受信したことだけに限らず、他の状態変化があった場合も出力されるので、状態変化信号出力部104は、受信装置106のいかなる状態が変化したことによって状態変化信号を出力したのかを後から照会できるようにしている。
【0021】
状態変化信号受信部107は、状態変化信号を受信した場合、状態変化信号出力部104から状態変化信号を受けたことを管理部108と再生側時間情報保持部111とに通知する。再生側時間情報保持部111は通知を受けて、当該再生装置112の時刻を示す再生側時間情報を保持する。これにより、放送側時間情報を受信装置106で受信したタイミングが再生装置112に伝わり保持されることになる。
【0022】
管理部108は、状態変化信号受信部107からの通知を受けて、放送データ取込み部109とバスとを介して受信装置106にいかなる状態変化があったのか状態変化信号出力部104に対して照会する。その結果、状態変化が放送側時間情報を受信したことを示す場合に、管理部108は放送データ取込み部109を介して放送側時間情報保持部103に保持している放送側時間情報を読出し、さらに再生側時間情報保持部111に保持している再生側時間情報とを読出してこれらを比較する。比較の結果、放送側時間情報と再生側時間情報とに差異があれば、再生装置の時刻を放送装置の時刻に更正するように再生側時間情報保持部111に指示し、さらに符号基準クロックの周波数に対する復号基準クロックの周波数の誤差を算出する。その誤差から復号基準クロックを符号基準クロックに近づける方向に補正するための補正量を算出して、可変周波数発生部110にその補正量を通知する。
【0023】
放送データ取込み部109は、受信装置106に保持している放送データを順次取込む。また管理部108の要求に従って放送側時間情報などをバス経由で取込む。
可変周波数発生部110は、管理部108から通知された補正量に従って発振周波数を変化させて補正を実施する。
【0024】
再生側時間情報保持部111は、可変周波数発生部110から出力される周波数を用いて計時することで再生側時刻を生成している。また、状態変化信号受信部107からの通知を受けた時に、そのタイミングでの再生側時刻を保持する。また管理部108の指示に従い、再生側時刻を放送側時刻に合致するように更正する。
【0025】
<動作>
次に、以上のように構成された受信装置106と再生装置112との動作について説明する。図2は、本発明の実施形態の形態1に係る受信装置106と再生装置112との動作手順を示す図である。
放送側時間情報抽出部102が、受信した放送データに放送側時間情報が含まれているか否かの判断を行い(S101)、放送側時間情報(放送装置の時刻、例えば12時34分50秒11を符号化したデータ)が含まれていれば(S101:Yesであれば)、放送側時間情報を抽出する(S102)。
【0026】
放送側時間情報保持部103が放送側時間情報を保持し、放送側時間情報抽出部102が放送側時間情報を受信したことを状態変化信号出力部104へ通知する(S103)。
その後、状態変化信号出力部104が状態変化信号を専用線経由で状態変化信号受信部107へ出力する(S104)。
【0027】
状態変化信号受信部107が状態変化信号を受けたことを、即座に管理部108と再生側時間情報保持部111とに通知し、再生側時間情報保持部111が再生側時間情報(再生装置の時刻、例えば12時34分50秒10)を保持する(S105)。
管理部108が状態変化信号受信部107からの通知を受けて、受信装置106にいかなる状態変化があったのか状態変化信号出力部104に照会する(S106)。照会の結果が放送側時間情報を受信したことを示す場合に(S106:Yesであれば)、放送側時間情報と再生側時間情報とを読出し、差異があるか判断する(S107)。
【0028】
S107において、差異があれば(S107:Yesであれば)管理部108が再生装置の時刻を放送装置の時刻に合致するよう再生側時間情報保持部111に更正を指示し(再生装置の時刻を12時34分50秒11に更正する)、さらに前回更正した時刻(例えば12時34分50秒00とする)から今回更正した時刻(12時34分50秒10)までの時間間隔(0.1秒間)を算出する。その時間間隔に差異(ここでは0.01秒)が発生したことから、管理部108が符号基準クロックの周波数(MPEG2−TS規格においては27MHz)に対する復号基準クロックの周波数の誤差(0.1秒間に対して0.01秒。すなわち10パーセント)を算出し、誤差に応じて可変周波数発生部110で発振周波数の補正を行う(S108)。
【0029】
上述のように本実施の形態1における受信装置106と再生装置112とによれば、放送側時間情報を受信したことは状態変化信号として専用線経由で受信装置から再生装置へと伝送される。すなわち、放送側時間情報を受信装置106で受信したタイミングが再生装置112に伝送される。この放送側時間情報を受信したタイミングと放送側時間情報の内容とを用いることで、復号基準クロックの周波数を符号基準クロックの周波数に近づける方向に適正に補正することができる。
(実施の形態2)
<概要>
ある任意の放送側時間情報を第1放送側時間情報とし、第1放送側時間情報より後に受信した放送側時間情報を第2放送側時間情報とする。本発明の実施の形態2では、受信した第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である放送側時間差情報が、予め設定された閾値を越えた場合にのみ、復号基準クロックの補正に係る処理を行う。これにより、実施の形態1に比べて受信装置から再生装置へ伝送する通信回数が削減できる。
【0030】
<構成>
図3は、本発明の実施の形態2に係る受信装置206と再生装置112との構成を示す図である。
図3に示す受信装置206は、実施の形態1における受信装置106に閾値保持部213を加えた構成となる。閾値保持部213以外の構成要素は実施の形態1と同様なので同一符号を付し、説明を省略する。
【0031】
閾値保持部213は、予め設定されている閾値を保持する。ここで閾値は前回受信した第1放送側時間情報と新たに受信した第2放送側時間情報との差分である時間差情報と比較されるものであり、状況に応じて適切な値に設定される。
保持された閾値は放送側時間情報抽出部102の要求に従い出力される。
<動作>
次に、以上のように構成された受信装置206と再生装置112との動作について説明する。図4は、本発明の実施形態の形態2に係る受信装置206と再生装置112との動作手順を示す図である。
【0032】
ここで第1放送側時間情報が予め放送側時間情報保持部103に保持されているとする。
放送側時間情報抽出部102が、受信した放送データに第2放送側時間情報が含まれているか否かの判断を行い(S101)、第2放送側時間情報が含まれていれば(S101:Yesであれば)、第2放送側時間情報を抽出する(S201)。
【0033】
さらに放送側時間情報抽出部102が、放送側時間情報保持部103から第1時間情報を読出し、第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である放送側時間差情報を算出する(S202)。
放送側時間情報抽出部102が、放送側時間差情報と閾値保持部213に予め設定され保持されている閾値とを比較し、放送側時間差情報が閾値を越えているか否か判別する(S203)。前記放送側時間差情報が閾値を越えている場合に(S203:Yesの場合)、放送側時間情報抽出部102が、第2放送側時間情報を受信したことを状態変化信号出力部104へ通知し、第2放送側時間情報を放送側時間情報保持部103に伝送し保持させる(S204)。
【0034】
その後、状態変化信号出力部104が状態変化信号を専用線経由で状態変化信号受信部107へ出力する(S104)。
状態変化信号受信部107が状態変化信号を受けたことを、即座に管理部108と再生側時間情報保持部111とに通知し、再生側時間情報保持部111は第2再生側時間情報を保持する(S205)。
【0035】
管理部108が状態変化信号受信部107からの通知を受けて、受信装置206にいかなる状態変化があったのか状態変化信号出力部104に照会する(S106)。照会の結果が放送側時間情報を受信したことを示す場合に(S106:Yesであれば)、管理部108が第2放送側時間情報と第2再生側時間情報とを読出し、差異があるか判断する(S206)。
【0036】
S206において、差異があれば(S206:Yesであれば)管理部108が再生装置の時刻を放送装置の時刻に合致するよう再生側時間情報保持部111に更正を指示し、さらに前回更正した時刻から今回更正した時刻までの時間間隔を算出する。その時間間隔に差異が発生したことから、管理部108が符号基準クロックの周波数に対する復号基準クロックの周波数の誤差を算出し、誤差に応じて可変周波数発生部110で発振周波数の補正を行う(S108)。
【0037】
上述のように本実施の形態2における受信装置206と再生装置112とによれば、受信した第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である放送側時間差情報が予め設定された閾値を越えた場合にのみ、復号基準クロックの周波数を符号基準クロックの周波数に近づける方向に補正する。従って、受信装置206と再生装置112との基準クロックの補正に係る通信回数が削減できる。
(実施の形態3)
<概要>
本発明の実施の形態3は、受信した第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である放送側時間差情報を復号基準クロックの周波数補正のための情報とする。これにより、実施の形態1に比べて受信装置から再生装置へ伝送するデータサイズが削減できる。
【0038】
<構成>
図5は、本発明の実施の形態3に係る受信装置306と再生装置112との構成を示す図である。
図5に示す受信装置306は、実施の形態1における受信装置106に放送側時間差情報保持部314を加えた構成となる。放送側時間差情報保持部314以外の構成要素は実施の形態1と同様なので同一符号を付し、説明を省略する。
【0039】
放送側時間差情報保持部314は、前回受信した第1放送側時間情報と新たに受信した第2放送側時間情報との差分である放送側時間差情報を保持する。保持された放送側時間差情報は再生装置112の要求に従い出力される。
<動作>
次に、以上のように構成された受信装置と306再生装置112との動作について説明する。図6は、本発明の実施形態の形態3に係る受信装置306と再生装置112との動作手順を示す図である。
【0040】
ここで第1放送側時間情報が予め放送側時間情報保持部103に保持されているとする。
放送側時間情報抽出部102が、受信した放送データに第2放送側時間情報が含まれているか否かの判断を行い(S101)、第2放送側時間情報が含まれていれば(S101:Yesであれば)、第2放送側時間情報を抽出する(S201)。
【0041】
さらに放送側時間情報抽出部102が、放送側時間情報保持部103から第1時間情報を読出し、第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である放送側時間差情報を算出する(S202)。
放送側時間情報抽出部102が、第2放送側時間情報を受信したことを状態変化信号出力部104へ通知し、第2放送側時間情報を放送側時間情報保持部103に伝送し保持させる(S204)。さらに放送側時間情報抽出部102が、前記放送側時間差情報を放送側時間差情報保持部314に伝送し保持させる(S301)。
【0042】
その後、状態変化信号出力部104が状態変化信号を専用線経由で状態変化信号受信部107へ出力する(S104)。
状態変化信号受信部107が状態変化信号を受けたことを、即座に管理部108と再生側時間情報保持部111とに通知し、再生側時間情報保持部111は第2再生側時間情報を保持する(S205)。
【0043】
管理部108が状態変化信号受信部107からの通知を受けて、受信装置306にいかなる状態変化があったのか状態変化信号出力部104に照会する(S106)。照会の結果が放送側時間情報を受信したことを示す場合に(S106:Yesであれば)、再生側時間情報保持部111に保持されている第1再生側時間情報と第2再生側時間情報との差分である再生側時間差情報を算出する(S302)。
【0044】
次に、管理部108が放送側時間差情報と再生側時間差情報との差異があるか否か判断する(S303)。差異があれば(S303:Yesであれば)管理部108が再生装置の時刻を放送装置の時刻に合致するよう再生側時間情報保持部111に更正を指示し、さらに前回更正した時刻から今回更正した時刻までの時間間隔を算出する。その時間間隔に差異が発生したことから、管理部108が符号基準クロックの周波数に対する復号基準クロックの周波数の誤差を算出し、誤差に応じて可変周波数発生部110で発振周波数の補正を行う(S108)。
【0045】
上述のように本実施の形態3における受信装置306と再生装置112とによれば、受信した第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である放送側時間差情報を、復号基準クロックの周波数を符号基準クロックの周波数に近づける方向に補正するための情報としている。従って、受信装置306と再生装置112との復号基準クロックの補正に係るデータサイズが削減できる。
(実施の形態4)
<概要>
本発明の実施の形態4は、受信した第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である放送側時間差情報を基準クロック補正のための情報とし、かつ、その放送側時間差情報が予め設定された閾値を越えた場合にのみ、基準クロックの補正に係る処理を行う。これにより、実施の形態3に比べて受信装置から再生装置へ伝送する通信回数が削減できる。
【0046】
<構成>
図7は、本発明の実施の形態4に係る受信装置406と再生装置112との構成を示す図である。
図7に示す受信装置406は、実施の形態3における受信装置306に閾値保持部213を加えた構成となる。閾値保持部213以外の構成要素は実施の形態3と同様なので同一符号を付し、説明を省略する。
【0047】
また閾値保持部213は実施の形態2で説明したものと同様であり、予め設定されている閾値を保持する。ここで閾値は前回受信した第1放送側時間情報と新たに受信した第2放送側時間情報との差分である時間差情報と比較されるものであり、状況に応じて適切な値に設定される。
保持された閾値は放送側時間情報抽出部102の要求に従い出力される。
【0048】
<動作>
次に、以上のように構成された受信装置406と再生装置112との動作について説明する。図8は、本発明の実施形態の形態4に係る受信装置406と再生装置112の動作手順を示す図である。
ここで第1放送側時間情報が予め放送側時間情報保持部103に保持されているとする。
【0049】
放送側時間情報抽出部102が、受信した放送データに第2放送側時間情報が含まれているか否かの判断を行い(S101)、第2放送側時間情報が含まれていれば(S101:Yesであれば)、第2放送側時間情報を抽出する(S201)。
さらに放送側時間情報抽出部102が、放送側時間情報保持部103から第1時間情報を読出し、第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である放送側時間差情報を算出する(S202)。
【0050】
放送側時間情報抽出部102が、前記放送側時間差情報と閾値保持部213に予め設定され保持されている閾値とを比較し、放送側時間差情報が閾値を越えているか否か判別する(S203)。前記放送側時間差情報が閾値を越えている場合に(S203:Yesの場合)、放送側時間情報抽出部102が、第2放送側時間情報を受信したことを状態変化信号出力部104へ通知し、第2放送側時間情報を放送側時間情報保持部103に伝送し保持させる。(S204)さらに放送側時間情報抽出部102が、前記放送側時間差情報を放送側時間差情報保持部314に伝送し保持させる(S301)。
【0051】
その後、状態変化信号出力部104が状態変化信号を専用線経由で状態変化信号受信部107へ出力する(S104)。
状態変化信号受信部107が状態変化信号を受けたことを、即座に管理部108と再生側時間情報保持部111とに通知し、再生側時間情報保持部111は第2再生側時間情報を保持する(S205)。
【0052】
管理部108が状態変化信号受信部107からの通知を受けて、受信装置406にいかなる状態変化があったのか状態変化信号出力部104に照会する(S106)。照会の結果が放送側時間情報を受信したことを示す場合に(S106:Yesであれば)、再生側時間情報保持部111に保持されている第1再生側時間情報と第2再生側時間情報との差分である再生側時間差情報を算出する(S302)。
【0053】
次に、管理部108が放送側時間差情報と再生側時間差情報との差異があるか否か判断する(S303)。差異があれば(S303:Yesであれば)管理部108が再生装置の時刻を放送装置の時刻に合致するよう再生側時間情報保持部111に更正を指示し、さらに前回更正した時刻から今回更正した時刻までの時間間隔を算出する。その時間間隔に差異が発生したことから、管理部108が符号基準クロックの周波数に対する復号基準クロックの周波数の誤差を算出し、誤差に応じて可変周波数発生部110で発振周波数の補正を行う(S108)。
【0054】
上述のように本実施の形態4における受信装置406と再生装置112とによれば、受信した第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である放送側時間差情報を、復号基準クロックの周波数を符号基準クロックの周波数に近づける方向に補正するための情報としている。さらに、放送側時間差情報が予め設定された閾値を越えた場合にのみ、復号基準クロックの周波数を符号基準クロックの周波数に近づける方向に補正する。従って、受信装置406と再生装置112との復号基準クロックの補正に係るデータサイズと通信回数とが削減できる。
【0055】
なお、実施の形態1から4では、放送側時間情報を受信したタイミングは専用線を用いて伝送されると説明した。しかし、そのタイミングを一定時間で再生装置へ通知することさえできれば、専用線に限られない。例えばタイミングの伝送をバスの一部を用いて行ってもよい。これについて具体的に図9を用いて説明する。
【0056】
図9は、本発明の受信装置と再生装置との構成を示す図である。
受信装置501は、ディジタル放送受信機能付きの機能拡張カードであり、内部にフロントエンド部503、放送側時間情報抽出部504およびインターフェイス部505を有する。
再生装置502は、機能拡張カードを接続することができる携帯電話機や携帯情報端末などであり、内部にインターフェイス部506、VCO制御部507、CPU、DMAコントローラ、デコーダなどを有する。
【0057】
フロントエンド部503は、チューナおよび復調LSIを有し、アンテナで受信した放送波の復調処理を行い、放送データを放送側時間情報抽出部504およびインターフェイス部505に出力する。
放送側時間情報抽出部504は、放送データから時間情報を検出するものであり、図1における放送側時間情報抽出部102と同様の機能を有する。
【0058】
インターフェイス部505および506は、機能拡張カードと携帯電話機または携帯情報端末との間の通信を執り行う。
VCO制御部507は、再生装置502の時刻を補正するものであり、図1における管理部108、可変周波数発生部110および再生側時間情報保持部111の機能を有する。
【0059】
受信装置501と再生装置502との間の通信は、インターフェイス部505および506の間を接続することで成立する。接続する線は図9に示すように、制御信号線CMD、クロック信号線CLK、データ線DAT0〜DAT3がある。放送データは、データ線DAT0〜DAT3により伝送される。データ線は、高いデータ転送レートが必要な場合に4本並列に用いられ、データ転送レートが低くてもよい場合に1本を用いて残りの端子は使用しないこともできる。放送データの伝送にデータ線を1本しか用いない場合に、放送データの伝送に使用しないデータ線は他の利用ができる。図9においては、放送データはDAT0を用いて伝送され、割込み制御信号はDAT1を用いてを伝送され、放送側時間情報を検出したタイミングはDAT2を用いて伝送されている。このように受信装置501は、バスの一部を用いて放送側時間情報を検出したタイミングを再生装置502に伝送することもできる。
【0060】
また、再生装置502は、携帯電話機や携帯情報端末などであるのでそれ自体に既存のアンテナを備えている。したがって放送データも既存のアンテナを共用して受信する形態が考えられる。
図10は、上記の形態の受信装置と再生装置との構成を示す図である。
このような形態は、再生装置502の既存のアンテナで放送データを受信し、受信した放送データをインターフェイス部506及び505を介してフロントエンド部503のチューナに入力することで実現される。
【0061】
このように既存のアンテナを共用することで、新たに放送データの受信用にアンテナを設ける必要がなくなる。
【0062】
【発明の効果】
本発明に係る基準クロックの周波数補正方法は、コンテンツを符号基準クロックに基づいて符号化して複数の放送データを生成し放送する放送装置と、当該複数の放送データを順次受信する受信装置と、受信された放送データを第1経路で受信装置から受け取り復号基準クロックに基づいて復号してコンテンツを再生する再生装置とからなるシステムにおいて用いられる周波数補正方法であって、前記放送装置において前記符号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す放送側時間情報を一部の放送データに含めて放送する時間情報放送ステップと、前記受信装置において受信した放送データに前記放送側時間情報が含まれているか否かを判断する判断ステップと、前記受信装置において放送側時間情報が含まれていると判断された場合に、前記放送側時間情報が含まれていると判断されたタイミングを示すタイミング情報を前記第1経路とは異なる第2経路を用いて前記再生装置へ伝送する伝送ステップと、前記再生装置において前記タイミング情報を受信したタイミングにおける前記復号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す再生側時間情報と前記第1経路で受け取った放送側時間情報とを用いて前記復号基準クロックの周波数を前記符号基準クロックの周波数に近づける方向に補正する補正ステップとを含むことを特徴とする。
【0063】
このように、受信装置で放送側時間情報を受信したタイミングは、第2経路を用いて再生装置へ伝送されるため、第1経路の混雑具合に関わらず常に一定時間で伝送できる。
したがって、再生装置において、復号基準クロックの周波数を符号基準クロックの周波数に近づける方向に適正に補正することができる。
【0064】
また、前記伝送ステップは、前記放送側時間情報が放送データに含まれていたことを含む受信装置の何らかの状態のうちの少なくとも1つが変化した事を示す状態変化信号を前記第2経路でただちに前記再生装置へ伝送する第1伝送サブステップと、第1伝送サブステップにより状態変化信号が伝えられると当該状態変化信号が受信装置のいかなる状態が変化した事を示すかを前記第1経路で前記再生装置へ伝送する第2伝送サブステップとを含み、前記補正ステップは、前記第2伝送サブステップにより伝えられた状態変化が前記放送側時間情報が放送データに含まれていたことを示す場合にのみ前記復号基準クロックの周波数を補正することとしてもよい。
【0065】
このように、受信装置で放送側時間情報を受信したタイミングは、状態変化信号を用いて再生装置に伝送される。状態変化信号は、受信装置で状態変化が起きた場合にその旨を再生装置に通知するための信号である。
したがって、放送側時間情報を受信したタイミングに限らず、受信装置における他の状態変化をも再生装置に伝送することができる。
【0066】
本発明に係る受信装置は、コンテンツを符号基準クロックに基づいて符号化して生成した複数の放送データを放送装置から受信し、順次受信した前記複数の放送データを、復号基準クロックに基づいて復号してコンテンツを再生する再生装置へ第1経路で伝える受信装置であって、前記放送装置は前記符号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す放送側時間情報を一部の放送データに含めて放送しており、受信した放送データに放送側時間情報が含まれているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段において放送側時間情報が含まれていると判断された場合に、前記放送側時間情報が含まれていると判断されたタイミングを示すタイミング情報を前記第1経路とは異なる第2経路を用いて前記タイミング情報を基に周波数補正を行う前記再生装置へ伝送する伝送手段とを備えることを特徴とする。
【0067】
このように受信装置で放送側時間情報を受信したタイミングは、第2経路を用いて再生装置へ伝送されるため、第1経路の混雑具合に関わらず常に一定時間で伝送できる。
したがって、再生装置において、復号基準クロックの周波数を符号基準クロックの周波数に近づける方向に適正に補正することができる。
【0068】
また、前記伝送手段は、前記放送側時間情報が放送データに含まれていたことを含む受信装置の何らかの状態のうちの少なくとも1つが変化した事を示す状態変化信号を前記第2経路を用いて前記再生装置へただちに伝送する第1伝送手段と、当該状態変化信号が受信装置のいかなる状態が変化した事を示すかを前記第1経路で伝送する第2伝送手段とを含むこととしてもよい。
【0069】
このように、受信装置で放送側時間情報を受信したタイミングは、状態変化信号を用いて再生装置に伝送される。状態変化信号は、受信装置で状態変化が起きた場合にその旨を再生装置に通知するための信号である。
したがって、放送側時間情報を受信したタイミングに限らず、受信装置における他の状態変化をも再生装置に伝送することができる。
【0070】
また、前記伝送手段は、第1放送側時間情報が含まれていると判断された第1タイミングを示す第1タイミング情報と第2放送時間情報が含まれていると判断された第2タイミングを示す第2タイミング情報とを前記第1経路とは異なる第2経路を用いて前記再生装置へ伝送し、当該受信装置は、さらに、前記放送側時間情報を前記再生装置へ伝える代わりに第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である時間差情報を当該時間差情報に基づいて周波数補正を行う前記再生装置へ前記第1経路を用いて伝送する差分伝送手段を備えることとしてもよい。
【0071】
このように、受信装置は、第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である時間差情報を再生装置に伝送する。
したがって、受信装置から再生装置に第1経路を用いて伝送するデータのサイズを削減することができる。
また、前記伝送手段は、さらに、予め定められた閾値を保持する閾値保持手段を含み、前記伝送手段は、第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である時間差情報が前記閾値保持手段により保持されている閾値を越えた場合のみ前記タイミング情報を前記第2経路を用いてただちに前記再生装置へ伝送することとしてもよい。
【0072】
このように、受信装置は、時間差情報が閾値を越えた場合にのみ、状態変化信号を再生装置に伝送する。
したがって、基準クロックの補正に係るデータの通信回数を削減することができる。
本発明に係る再生装置は、コンテンツを符号基準クロックに基づいて符号化した複数の放送データを受信装置で受信し、順次受信した前記複数の放送データを第1経路で受信装置から受け取り、復号基準クロックに基づいて復号してコンテンツを再生する再生装置であって、一部の放送データは前記符号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す放送側時間情報を含めて放送されており、前記受信装置において受信した放送データに放送側時間情報が含まれていると判断された場合に、前記第1経路とは異なる第2経路を用いて前記放送側時間情報が含まれていると判断されたタイミングを示すタイミング情報を取得する取得手段と、前記タイミング情報を取得したタイミングにおける前記復号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す再生側時間情報と前記第1経路から受け取った放送側時間情報とを用いて前記復号基準クロックの周波数を前記符号基準クロックの周波数に近づける方向に補正する補正手段とを備えることを特徴とする。
【0073】
このように、受信装置で放送側時間情報を受信したタイミングは、第2経路を用いて当該再生装置へ伝送されるため、第1経路の混雑具合に関わらず常に一定時間で伝送できる。
したがって、再生装置において、復号基準クロックの周波数を符号基準クロックの周波数に近づける方向に適正に補正することができる。
【0074】
また、前記取得手段は、前記放送側時間情報が放送データに含まれていたことを含む前記受信装置の何らかの状態のうちの少なくとも1つが変化した事を示す状態変化信号を検知する検知手段と、前記検知手段により前記状態変化信号を検知した場合に、前記状態変化信号が前記受信装置のいかなる状態が変化した事を示すかを確認する確認手段とを含み、前記補正手段は、前記確認手段により前記状態変化信号が前記受信装置において前記放送側時間情報が放送データに含まれていたことを示すと確認した場合のみに前記復号基準クロックの周波数を補正することとしてもよい。
【0075】
このように、受信装置で放送側時間情報を受信したタイミングは、状態変化信号を用いて再生装置に伝送される。状態変化信号は、受信装置で状態変化が起きた場合にその旨を再生装置に通知するための信号である。
したがって、放送側時間情報を受信したタイミングに限らず、受信装置における他の状態変化をも再生装置にて検知することができる。
【0076】
また、前記取得手段は、前記受信装置において第1放送側時間情報が放送データに含まれていると判断された第1タイミングを示す第1タイミング情報と第2放送側時間情報が放送データに含まれていると判断された第2タイミングを示す第2タイミング情報とを取得し、前記補正手段は、前記放送側時間情報が伝えられる代わりに第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である時間差情報が伝えられ、前記第1タイミング、前記第2タイミングおよび前記時間差情報を用いて前記復号基準クロックの周波数を補正することとしてもよい。
【0077】
このように、再生装置は、第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である時間差情報を受信装置から取得する。
したがって、受信装置から再生装置に第1経路を用いて伝送するデータのサイズを削減することができる。
本発明に係るプログラムは、コンテンツを符号基準クロックに基づいて符号化した複数の放送データを受信装置で受信し、順次受信した前記複数の放送データを第1経路で受信装置から受け取り、復号基準クロックに基づいて復号してコンテンツを再生する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、一部の放送データは前記符号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す放送側時間情報を含めて放送されており、前記受信装置において受信した放送データに放送側時間情報が含まれていると判断された場合に、前記第1経路とは異なる第2経路を用いて前記放送側時間情報が含まれていると判断されたタイミングを示すタイミング情報を取得する取得ステップと、前記タイミング情報を取得したタイミングにおける前記復号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す再生側時間情報と前記第1経路から受け取った放送側時間情報とを用いて前記復号基準クロックの周波数を前記符号基準クロックの周波数に近づける方向に補正する補正ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
【0078】
このように、受信装置で放送側時間情報を受信したタイミングは、第2経路を用いて当該再生装置へ伝送されるため、第1経路の混雑具合に関わらず常に一定時間で伝送できる。
したがって、再生装置において、復号基準クロックの周波数を符号基準クロックの周波数に近づける方向に適正に補正することができる。
【0079】
また、前記取得ステップは、前記放送側時間情報が放送データに含まれていたことを含む前記受信装置の何らかの状態のうちの少なくとも1つが変化した事を示す状態変化信号を検知する検知サブステップと、前記検知手段により前記状態変化信号を検知した場合に、前記状態変化信号が前記受信装置のいかなる状態が変化した事を示すかを確認する確認サブステップとを含み、前記補正ステップは、前記確認手段により前記状態変化信号が前記受信装置において前記放送側時間情報が放送データに含まれていたことを示すと確認した場合のみに前記復号基準クロックの周波数を補正することとしてもよい。
【0080】
このように、受信装置で放送側時間情報を受信したタイミングは、状態変化信号を用いて再生装置に伝送される。状態変化信号は、受信装置で状態変化が起きた場合にその旨を再生装置に通知するための信号である。
したがって、放送側時間情報を受信したタイミングに限らず、受信装置における他の状態変化をも再生装置にて検知することができる。
【0081】
また、前記取得ステップは、前記受信装置において第1放送側時間情報が放送データに含まれていると判断された第1タイミングを示す第1タイミング情報と第2放送側時間情報が放送データに含まれていると判断された第2タイミングを示す第2タイミング情報とを取得し、前記補正ステップは、前記放送側時間情報が伝えられる代わりに第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である時間差情報が伝えられ、前記第1タイミング、前記第2タイミングおよび前記時間差情報を用いて前記復号基準クロックの周波数を補正することとしてもよい。
【0082】
このように、再生装置は、第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である時間差情報を受信装置から取得する。
したがって、受信装置から再生装置に第1経路を用いて伝送するデータのサイズを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る受信装置と再生装置との構成を示す図である。
【図2】同実施形態に係る受信装置と再生装置との動作手順を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係る受信装置と再生装置との構成を示す図である。
【図4】同実施形態に係る受信装置と再生装置との動作手順を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態3に係る受信装置と再生装置との構成を示す図である。
【図6】同実施形態に係る受信装置と再生装置との動作手順を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態4に係る受信装置と再生装置との構成を示す図である。
【図8】同実施形態に係る受信装置と再生装置との動作手順を示す図である。
【図9】受信装置と再生装置との構成を示す図である。
【図10】受信装置と再生装置との構成を示す図である。
【図11】従来の受信再生装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
101 放送データ受信部
102 放送側時間情報抽出部
103 放送側時間情報保持部
104 状態変化信号出力部
105 放送データ保持部
106 受信装置
107 状態変化信号受信部
108 管理部
109 放送データ取込み部
110 可変周波数発生部
111 再生側時間情報保持部
112 再生装置
213 閾値保持部
314 放送側時間差情報保持部
501 受信装置
502 再生装置
503 フロントエンド部
504 放送側時間情報抽出部
505 インターフェイス部
506 インターフェイス部
507 VCO制御部

Claims (11)

  1. コンテンツを符号基準クロックに基づいて符号化して複数の放送データを生成し放送する放送装置と、当該複数の放送データを順次受信する受信装置と、受信された放送データを第1経路で受信装置から受け取り復号基準クロックに基づいて復号してコンテンツを再生する再生装置とからなるシステムにおいて用いられる周波数補正方法であって、
    前記放送装置において、前記符号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す放送側時間情報を、一部の放送データに含めて放送する時間情報放送ステップと、
    前記受信装置において、受信した放送データに、前記放送側時間情報が含まれているか否かを判断する判断ステップと、
    前記受信装置において、放送側時間情報が含まれていると判断された場合に、前記放送側時間情報が含まれていると判断されたタイミングを示すタイミング情報を、前記第1経路とは異なる第2経路を用いて前記再生装置へ伝送する伝送ステップと、
    前記再生装置において、前記タイミング情報を受信したタイミングにおける、前記復号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す再生側時間情報と、前記第1経路で受け取った放送側時間情報とを用いて、前記復号基準クロックの周波数を、前記符号基準クロックの周波数に近づける方向に補正する補正ステップと
    を含むことを特徴とする周波数補正方法。
  2. 前記伝送ステップは、
    前記放送側時間情報が放送データに含まれていたことを含む受信装置の何らかの状態のうちの、少なくとも1つが変化した事を示す状態変化信号を、前記第2経路でただちに前記再生装置へ伝送する第1伝送サブステップと、
    第1伝送サブステップにより状態変化信号が伝えられると、当該状態変化信号が、受信装置のいかなる状態が変化した事を示すかを、前記第1経路で前記再生装置へ伝送する第2伝送サブステップとを含み、 前記補正ステップは、
    前記第2伝送サブステップにより伝えられた状態変化が、前記放送側時間情報が放送データに含まれていたことを示す場合にのみ、前記復号基準クロックの周波数を補正すること
    を特徴とする請求項1に記載の周波数補正方法。
  3. コンテンツを符号基準クロックに基づいて符号化して生成した複数の放送データを放送装置から受信し、順次受信した前記複数の放送データを、復号基準クロックに基づいて復号してコンテンツを再生する再生装置へ第1経路で伝える受信装置であって、
    前記放送装置は、前記符号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す放送側時間情報を、一部の放送データに含めて放送しており、受信した放送データに放送側時間情報が含まれているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段において、放送側時間情報が含まれていると判断された場合に、前記放送側時間情報が含まれていると判断されたタイミングを示すタイミング情報を前記第1経路とは異なる第2経路を用いて前記タイミング情報を基に周波数補正を行う前記再生装置へ伝送する伝送手段とを備え
    前記伝送手段は、
    前記放送側時間情報が放送データに含まれていたことを含む受信装置の何らかの状態のうちの、少なくとも1つが変化した事を示す状態変化信号を、前記第2経路を用いて前記再生装置へただちに伝送する第1伝送手段と、
    当該状態変化信号が、受信装置のいかなる状態が変化した事を示すかを、前記第1経路で伝送する第2伝送手段と
    を含むことを特徴とする受信装置。
  4. コンテンツを符号基準クロックに基づいて符号化して生成した複数の放送データを放送 装置から受信し、順次受信した前記複数の放送データを、復号基準クロックに基づいて復号してコンテンツを再生する再生装置へ第1経路で伝える受信装置であって、
    前記放送装置は、前記符号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す放送側時間情報を、一部の放送データに含めて放送しており、受信した放送データに放送側時間情報が含まれているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段において、放送側時間情報が含まれていると判断された場合に、前記放送側時間情報が含まれていると判断されたタイミングを示すタイミング情報を前記第1経路とは異なる第2経路を用いて前記タイミング情報を基に周波数補正を行う前記再生装置へ伝送する伝送手段とを備え、
    前記伝送手段は、
    第1放送側時間情報が含まれていると判断された第1タイミングを示す第1タイミング情報と第2放送時間情報が含まれていると判断された第2タイミングを示す第2タイミング情報とを前記第1経路とは異なる第2経路を用いて前記再生装置へ伝送し、 当該受信装置は、さらに、
    前記放送側時間情報を前記再生装置へ伝える代わりに、第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である時間差情報を当該時間差情報に基づいて周波数補正を行う前記再生装置へ前記第1経路を用いて伝送する差分伝送手段
    を備えることを特徴とする受信装置。
  5. コンテンツを符号基準クロックに基づいて符号化して生成した複数の放送データを放送装置から受信し、順次受信した前記複数の放送データを、復号基準クロックに基づいて復号してコンテンツを再生する再生装置へ第1経路で伝える受信装置であって、
    前記放送装置は、前記符号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す放送側時間情報を、一部の放送データに含めて放送しており、受信した放送データに放送側時間情報が含まれているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段において、放送側時間情報が含まれていると判断された場合に、前記放送側時間情報が含まれていると判断されたタイミングを示すタイミング情報を前記第1経路とは異なる第2経路を用いて前記タイミング情報を基に周波数補正を行う前記再生装置へ伝送する伝送手段とを備え、
    前記伝送手段は、さらに、
    予め定められた閾値を保持する閾値保持手段を含み、
    前記伝送手段は、
    第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である時間差情報が、前記閾値保持手段により保持されている閾値を越えた場合のみ、前記タイミング情報を前記第2経路を用いてただちに前記再生装置へ伝送すること
    を特徴とする受信装置。
  6. コンテンツを符号基準クロックに基づいて符号化した複数の放送データを受信装置で受信し、順次受信した前記複数の放送データを第1経路で受信装置から受け取り、復号基準クロックに基づいて復号してコンテンツを再生する再生装置であって、
    一部の放送データは前記符号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す放送側時間情報を含めて放送されており、前記受信装置において受信した放送データに放送側時間情報が含まれていると判断された場合に、前記第1経路とは異なる第2経路を用いて、前記放送側時間情報が含まれていると判断されたタイミングを示すタイミング情報を取得する取得手段と、
    前記タイミング情報を取得したタイミングにおける、前記復号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す再生側時間情報と前記第1経路から受け取った放送側時間情報とを用いて、前記復号基準クロックの周波数を、前記符号基準クロックの周波数に近づける方向に補正する補正手段と
    を備えることを特徴とする再生装置。
  7. 前記取得手段は、
    前記放送側時間情報が放送データに含まれていたことを含む前記受信装置の何らかの状態のうちの、少なくとも1つが変化した事を示す状態変化信号を検知する検知手段と、
    前記検知手段により前記状態変化信号を検知した場合に、前記状態変化信号が前記受信装置のいかなる状態が変化した事を示すかを確認する確認手段とを含み、
    前記補正手段は、
    前記確認手段により前記状態変化信号が、前記受信装置において前記放送側時間情報が放送データに含まれていたことを示すと確認した場合のみに、前記復号基準クロックの周波数を補正すること
    を特徴とする請求項に記載の再生装置。
  8. 前記取得手段は、
    前記受信装置において第1放送側時間情報が放送データに含まれていると判断された第1タイミングを示す第1タイミング情報と第2放送側時間情報が放送データに含まれていると判断された第2タイミングを示す第2タイミング情報とを取得し、
    前記補正手段は、
    前記放送側時間情報が伝えられる代わりに、第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である時間差情報が伝えられ、前記第1タイミング、前記第2タイミングおよび前記時間差情報を用いて前記復号基準クロックの周波数を補正すること
    を特徴とする請求項に記載の再生装置。
  9. コンテンツを符号基準クロックに基づいて符号化した複数の放送データを受信装置で受信し、順次受信した前記複数の放送データを第1経路で受信装置から受け取り、復号基準クロックに基づいて復号してコンテンツを再生する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    一部の放送データは前記符号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す放送側時間情報を含めて放送されており、前記受信装置において受信した放送データに放送側時間情報が含まれていると判断された場合に、前記第1経路とは異なる第2経路を用いて、前記放送側時間情報が含まれていると判断されたタイミングを示すタイミング情報を取得する取得ステップと、 前記タイミング情報を取得したタイミングにおける、前記復号基準クロックに基づいて計時される時刻を示す再生側時間情報と前記第1経路から受け取った放送側時間情報とを用いて、前記復号基準クロックの周波数を、前記符号基準クロックの周波数に近づける方向に補正する補正ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 前記取得ステップは、
    前記放送側時間情報が放送データに含まれていたことを含む前記受信装置の何らかの状態のうちの、少なくとも1つが変化した事を示す状態変化信号を検知する検知サブステップと、
    前記検知手段により前記状態変化信号を検知した場合に、前記状態変化信号が前記受信装置のいかなる状態が変化した事を示すかを確認する確認サブステップとを含み、
    前記補正ステップは、
    前記確認手段により前記状態変化信号が、前記受信装置において前記放送側時間情報が放送データに含まれていたことを示すと確認した場合のみに、前記復号基準クロックの周波数を補正すること
    を特徴とする請求項に記載のプログラム。
  11. 前記取得ステップは、
    前記受信装置において第1放送側時間情報が放送データに含まれていると判断された第1タイミングを示す第1タイミング情報と第2放送側時間情報が放送データに含まれていると判断された第2タイミングを示す第2タイミング情報とを取得し、
    前記補正ステップは、
    前記放送側時間情報が伝えられる代わりに、第1放送側時間情報と第2放送側時間情報との差分である時間差情報が伝えられ、前記第1タイミング、前記第2タイミングおよび前記時間差情報を用いて前記復号基準クロックの周波数を補正すること
    を特徴とする請求項に記載のプログラム。
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