JP4006831B2 - 送風装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃棄処分時に部品の分解に機能する構成を備えた送風装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これまで機器の分解性は、機器の保守・点検や製造面での観点から勘考されてきたが、近年、不要になり破棄される機器の分解性も重要な課題になってきている。一般に、機器を構成している部品相互は、ねじ対偶の関係で組立てられていることが多く、その組立てや分解はドライバーやレンチ等の専用工具を使って行なわれている。ビス類の取外しは各種のドライバーが手元にあることが多く、さほどその取外しに困らないものの、ナットやボルトの取外しは専用工具が手元に無いことが多く、その取外しに困ることが多い。
【0003】
実開平3―87143号公報や実開平3―111836号公報並びに実開昭55―164473号公報には、部品の取外しや組付けのための専用工具を備えた換気扇や空調機が示されている。これらは、当該機器の保守・点検時の簡便性の向上を図ったものであり、引き紐スイッチの引き紐の先に羽根車を固定しているナットに嵌合する嵌合部を持つツマミを設けたり、ナットを締付けたり弛めたりする専用工具を本体等の内部に装備させたり、工具を収納する工具収納箱を具備させたりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の換気扇や空調機において、引き紐スイッチの引き紐の先のツマミにナットに嵌合する嵌合部を構成したものでは、ツマミを大きくしないとナットを操作する機能が果たせず、機器の外観性能を低下させるうえ、引き紐スイッチの汎用性が損なわれ、高コストになるといった問題点がある。また、引き紐が換気扇の処分時には無くなっていることもあり、換気扇の処分時にツマミを使って羽根車を外すことができないこともある。専用工具を本体等の内部に装備させたり、工具を収納する工具収納箱を具備させたものについても、高コスト化はまぬがれられず、専用工具の紛失や収納忘れなどによって当該機器の処分時には専用工具を利用できないことが多い。
【0005】
本発明は、上記した従来の問題点を解消するためになされたもので、その課題とするところは、処分時の分解が別途に工具を用意することなく実施できる簡易性の高い送風装置を得ることであり、その送風装置の分解時の使い勝手の向上を推進することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するために請求項1の発明は、本体枠に組付けられたモーターの本体枠内の回転軸に羽根車がナット部品により固定され、本体枠内に、機器処分時にナット部品を取外す機能を有する、ハンドル部にナット係合孔を備えた簡易な工具機能部を設ける手段を採用する。
【0008】
前記課題を達成するために請求項の発明は、請求項1に係る前記手段におけるナット部品の一部に一体に、工具機能部を具備させる手段を採用する。
【0009】
前記課題を達成するために請求項の発明は、請求項1又は請求項2のいずれかに係る前記手段における工具機能部に、工具機能を果たす部分であることを識別できる識別機能を付与する手段を採用する。
【0010】
前記課題を達成するために請求項4の発明は、請求項1〜請求項3までのいずれかに係る前記手段における工具機能部の位置や用途等を表わす標識をその機器の処分時まで喪失しない箇所に備え付ける手段を採用する。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1〜図8によって示すこの実施の形態1は、処分時に分解に機能する工具機能部1を備えた送風装置に関するものである。この送風装置は、天井裏等に取付けられ天井面側から室内の空気を吸込み、ダクトを経て室外へ排気して、室内の換気を実施するものである。下面の開放した箱形の本体枠2内に組付けられた風胴3内にモーター4により回転する羽根車5が組込まれている。モーター4は、本体枠2の天面の取付部に回転軸6を下に向けて取付けられている。この回転軸6に羽根車5が回転軸6端のネジ部にねじ嵌めされたナット部品7により締結して装着され、モーター4によって回転することにより下方の吸込口8から本体枠2の側部に装着されたダクト接続口9へ向う空気流を形成する。
【0012】
風胴3は成形部品であり、図2に示すようにその一部に羽根車5を締結しているナット部品7を取外す機能を有する工具機能部1が一体成形により構成されている。工具機能部1は、風胴3から容易に切離すことができるように折曲げ操作等によって切断できる連結部10によって風胴3に連結されていて、ハンドル部11にナット係合孔12を有するごく簡易な構成となっている。この工具機能部1の使用目的は、送風装置の処分時に別途に工具を用意することなく羽根車5を外し分解することであり、工具として反復使用できる機能は必要としない。従って、その位置も送風装置の外観性能を低下させることのない目立たない位置に構成すればよく、また組立てに際しても邪魔にならない箇所に構成すればよい。工具機能部1には、工具機能を果たす部分であることを識別できる図柄13や表記あるいは彩色等による識別機能が付与されている。
【0013】
この送風装置を処分する時には、構成部品である風胴3を当初の部品形態から壊して工具機能部1を分離させ、この分離させた工具機能部1を使って羽根車5を回転軸6から分解することができる。即ち、工具機能部1のナット係合孔12をナット部品7に係合させハンドル部11によって弛み側に回転させれば、特別な工具を用意していなくてもナット部品7を回転軸6から外すことができ、羽根車5を取外すことができる。工具機能部1には、それを示す識別機能が付与されているので、分り易く処分時の使い勝手も良い。工具機能部1は処分時まで喪失したりしないので、処分時の対応性も良い。さらに、送風装置の外観性も損なうことがなく、簡易な構成で部品に一体成形により構成できるため低コストで済む。
【0014】
なお、工具機能部1は図3,4,5に示すように吸込口8に装着する化粧グリル14を吊り装着する鋼板製の金具15に一体成形により構成してもよく、図6に示すように本体枠2の下部に形成されているフランジ16に一体成形により構成してもよい。化粧グリル14を吊り装着する金具15は、本体枠2の内部の対向する二箇所にネジ17によって取付けられ、化粧グリル14側に装着された開脚状の吊りバネ18を係合させる長孔状の係合孔19が備えられている。工具機能部1の金具15からの切り離しは前述のように連結部10を切り離して行なう。また、図7に示すように単に金具15にナット係合孔12を設けても良い。この場合、ネジ17を外して金具15を取外し、取外した金具15全体を工具機能部1として使うことになる。金具15の取外しはドライバー等の工具を使うことになるが、ドライバー等は手許に在ることが多いので、さほど不便さはない。
【0015】
また、図8に示すように工具機能部1の位置や用途等を表わす標識20を、銘板21等の送風装置の処分時まで喪失することのない箇所に備え付けることによって、処分時に工具機能部1の位置や用途が分り便利であり、工具機能部1の使い勝手が向上する。なお、この実施の形態1は、送風装置に適用した例であるが、他の電気機器にも一般的な機器にも同様の仕方で適用することができる。
【0016】
実施の形態2.
図9〜12によって示すこの実施の形態2は、実施の形態1で示したナット部品7に工具機能部1を構成したもので、これ以外の構成は実施の形態1のものと同じである。従って、実施の形態1のものと同じ部分は、実施の形態1のものと同じ符号を用いそれらについての説明は省略する。
【0017】
図9,10,11に示すこの実施の形態2では、ナット部品7にハンドル部11とナット係合孔12とを有する工具機能部1が、ナット係合孔12によってナット部品7に圧入されて一体化されている。工具機能部1のハンドル部11は、図9に示すように固定構造でも、図11に示すように折畳部分22をもつ折畳み構造でもよく、簡易な構成が採られている。この実施の形態2によっても、実施の形態1のものと同様に、工具機能部1のハンドル部11を使ってナット部品7を弛み側に回して外すことができ、処分時に工具の用意がなくても羽根車5を分解することができる。ハンドル部11が折畳み構造の場合には、ハンドル部11を起して使うことになる。また、図12に示すようにナット部品7にハンドル部11を一体成形して工具機能部1を構成してもよい。ハンドル部11については、送風装置では折畳み構造の方が送風性能に影響を及ぼさず、外観性もよいので好適である。
【0018】
【発明の効果】
以上実施の形態での説明からも明らかなように、請求項1の発明によれば、処分時の分解が別途に工具を用意することなく実施できる簡易性の高い、外観性、送風性能を損なわない送風装置が得られる。
【0020】
請求項の発明によれば、請求項1の効果とともにコストの低減を図ることができる。
【0021】
請求項の発明によれば、請求項1又は請求項2のいずれかに係る前記効果とともに、工具機能を果たす部分であることが分り易く、分解時の使い勝手が向上する。
【0022】
請求項の発明によれば、請求項1〜請求項までのいずれかに係る前記効果とともに、工具機能部の位置や用途等が処分時まで表わされており、分解時の使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を示す送風装置の断面図である。
【図2】 図1の風胴の拡大斜視図である。
【図3】 実施の形態1の他の工具機能部の構成を示す斜視図である。
【図4】 実施の形態1の他の工具機能部の構成を示す斜視図である。
【図5】 実施の形態1の他の工具機能部の構成を示す斜視図である。
【図6】 実施の形態1の他の工具機能部の構成を示すフランジの部分斜視図である。
【図7】 実施の形態1の他の工具機能部の構成を示す斜視図である。
【図8】 実施の形態1の工具機能部の標識を示す部分断面図である。
【図9】 実施の形態2を示す送風装置の断面図である。
【図10】 実施の形態2の他の工具機能部を示す送風装置の断面図である。
【図11】 図10の工具機能部を示す斜視図である。
【図12】 実施の形態2のさらに他の工具機能部を示す送風装置の断面図である。
【符号の説明】
1 工具機能部、 2 本体枠、 3 風胴、 5 羽根車、 7 ナット部品、 10 連結部、 11 ハンドル部、 12 ナット係合孔、 13 図柄、 15 金具、 16 フランジ、 20 標識。

Claims (4)

  1. 本体枠に組付けられたモーターの本体枠内の回転軸に羽根車がナット部品により固定され、その本体枠内に、機器処分時に前記ナット部品を取外す機能を有する、ハンドル部にナット係合孔を備えた簡易な工具機能部を設けた送風装置
  2. 請求項1に記載の送風装置であって、ナット部品の一部に一体に、工具機能部を具備させた送風装置
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載の送風装置であって、工具機能部に工具機能を果たす部分であることを識別できる識別機能を付与した送風装置
  4. 請求項1〜請求項3までのいずれかに記載の送風装置であって、工具機能部の位置や用途等を表わす標識をその機器の処分時まで喪失しない箇所に備え付けた送風装置
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