JP4006172B2 - 画像形成方法および画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成方法および画像形成装置に関し、より詳しくは、電子写真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリなど、着色粉体であるトナーにより像形成を行う画像形成装置において、最終的に形成される画像すなわち、トナー像担持体上のトナー像の光沢を制御する方法および、この方法が実施できる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の画像形成装置のように、熱可塑性着色粉体であるトナー像を形成する画像形成装置では、定着後の画像が高光沢となって、読み取りにくくなる場合が少なくない。特に、フルカラー画像においては通常、マゼンタ像、シアン像、イエロー像が、また必要に応じて、ブラックの墨像の4色多重像が定着工程で溶融混合されることによりカラー画像形成が行われるため、高光沢になりがちであり、しかも、広い領域にトナー像が形成されるため、像領域の表面反射光が強くなりがちであり、観察困難になる場合が多い。
【0003】
そこで、上記光沢の問題を解決するための技術が、以下のように種々提案されている。特開平6−236067号公報に記載された技術は、トナー組成により光沢制御を行うものであり、特開平2−50160号公報の技術は熱定着装置の搬送ベルト表面に凹凸を設けることで光沢を制御するものである。また、実開平3−11271号公報に開示された技術では、光沢の変化を定着温度により防止するようにしている。
【0004】
しかしながら、特開平6−236067号公報に記載された光沢制御法では、トナーに例えば、光沢制御剤を添加してトナー像の光沢制御性を持たせようとすると、トナー製造の容易性が低下したり、トナーの色特性・現像剤耐久性・定着性が低下したりする不具合があった。
【0005】
また、特開平2−50106号公報の技術のように、定着時に凹凸により光沢を制御する方法では、凹凸を有する部材へのトナー像転移によるオフセットなど、画像汚れが発生する可能性が大きいという問題があった。さらに、実開平3−11271号公報の技術のように、定着温度を下げることにより光沢を制御するものでは、充分な効果が期待できないうえ、定着不良が発生しやすくなる虞れがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって本発明の目的は、トナー製造の容易性低下、トナーの色特性・現像剤耐久性・定着性の低下、定着不良あるいは画像汚れを伴うことなく、トナー像担持体上のトナー像の光沢を確実に抑えることができる画像形成方法および画像形成装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る画像形成方法は、トナー像担持体上のトナー像を定着して画像を形成する画像形成方法において、定着画像の光沢を制御する微粉体をトナー像担持体のトナー像上に塗布して該トナー像の少なくとも一部を被覆した後、トナー像担持体を定着工程に供給する画像形成方法において、前記微粉体は、前記トナーの色と実質的に同色であることを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る画像形成方法は、トナー像担持体上のトナー像を定着して画像を形成する画像形成方法において、定着画像の光沢を制御する微粉体を定着装置に供給し、トナー像担持体のトナー像上に前記微粉体を塗布して該トナー像の少なくとも一部を被覆した状態で定着する画像形成方法において、前記微粉体は、前記トナーの色と実質的に同色であることを特徴とする。請求項1,2の画像形成方法によれば、定着されたトナー像の表面部に、前記微粉体が被着または含有されているため、光沢がコントローラされた高品位なトナー像を形成することができる。
【0009】
請求項1,2に係る画像形成方法では、以下の条件で画像を形成することが好ましい。(1)トナー像の定着後において、微粉体が実質的に微粉体の形状を保つこと、(2)微粉体の熱変形温度がトナーの定着温度より高いこと、(3)微粉体の粒径がトナーの粒径より小さいこと。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
第1の実施の形態
図1は本発明の画像形成装置の1例である、電子写真方式のプリンタの要部構成を示す説明図である。
【0018】
図1の画像形成装置は、トナー像担持体P(記録材、例えば記録紙)上のトナー像を定着して画像を形成する画像形成装置であって、定着装置10の前段に、定着画像の光沢を制御する微粉体Gをトナー像担持体Pのトナー像上に塗布する微粉体塗布装置101を配備し、微粉体Gを塗布して前記トナー像の少なくとも一部を微粉体で被覆し、この状態のトナー像を定着装置10で定着するようにしたものである。
【0019】
また、この画像形成装置による画像形成方法では、微粉体塗布装置101を使用してトナー像担持体Pのトナー像上に微粉体Gを塗布し、前記トナー像の少なくとも一部を微粉体で被覆し、この状態のトナー像担持体Pを定着装置10からなる定着工程に供給する。
【0020】
以下、更に具体的に説明する。図1において符号1は電子写真感光体(以下、感光体と呼ぶことがある)であり、符号2は感光体1上に静電荷像を形成するための潜像形成部であり、この潜像形成部2は、感光体1に感光性を与えるための帯電装置と画像露光装置(いずれも図略)とで構成される。符号3は現像装置であり、この現像装置3は、現像領域Dにおいて感光体1の静電荷像に対し、現像剤担持体3aを介して選択的にトナーを付着させることにより、感光体1上にトナー像(図略)を形成するものである。そして、このトナー像は、転写装置4によりトナー像担持体Pに転写される。符号5はクリーニング装置であり、これは前記転写後、感光体1上に残留するトナーや不均一な電荷を除去し、感光体1を再使用可能な状態に初期化するためのものである。図1において、符号Tはトナーである。
【0021】
上記微粉体塗布装置101は微粉体容器101aと、振動可能なスクリーン101bと、シャッター101cとにより構成される。微粉体容器101aは、内部に微粉体Gを収納するものである。スクリーン101bは、静止時においては微粉体Gを落下させることがなく、振動時には微粉体Gを均一にトナー像担持体Pに向けて散布する機能を有するものであり、スクリーン101bの、(1)開口の大きさ・形状・開口率、(2)振幅・振動数などは、微粉体Gの散布条件に応じて適切な値に設定される。また、シャッター101cは、画像形成時のみ開放され、非画像形成時には閉鎖されるようになっている。
【0022】
また、定着装置10は定着ローラ10aと、圧接ローラ10bとを互いに対向させて構成されている。この定着装置は熱ローラ型の定着装置である。すなわち、定着ローラ10aの内部には、加熱源であるヒーターランプ(例えばハロゲンランプ:図略)が設けられている。このヒーターランプは図略の温度コントロール装置により、定着ローラ10a表面を、トナー像担持体P上にトナーTを適正に定着する温度にコントロールできるようになっている。また、圧接ローラ10bは、トナー像担持体P上のトナー像を定着ローラ10aに圧接させて効率の良い定着を行うためのものである。
【0023】
図1では、定着装置10として熱ローラ型のものが配備されているが、本発明では、オーブン定着装置、赤外ランプ定着装置、ストロボフラッシュ定着装置、誘電加熱定着装置などを使用することもでき、前記にローラ型定着装置に限られるものではない。
【0024】
微粉体塗布装置101が位置する微粉体塗布領域Cにおいては、現にトナー像を担持しているトナー像担持体Pのトナー像担持面上に微粉体Gが一様に散布される。微粉体Gは、定着後の画像の光沢をコントロールするため、定着時に実質的に変形を生じない材料が使用される。微粉体Gの粒径はトナーTの粒径より小さいことが好ましく、トナーTの粒径の1/2以下であることがより好ましい。微粉体Gの色としては、定着工程終了後、形成された画像の表面部に微粉体Gが存在しても所望の画像色に実質的に影響を与えない色が選択され、透明、白色または、トナーの色と実質的に同色であることが好ましい。微粉体Gの材料としては、トナーの定着温度において、実質的な変形を発生しない樹脂粉末、TiO2 、ZnO2 ,Fe2 3 などの無機化合物や有機顔料粒子などが好ましい。
【0025】
このようにしてトナー像と、該トナー像上に塗布された微粉体Gとを担持するトナー像担持体Pは、定着装置10へ向かって搬送され、該定着装置10により定着される。符号11はトナー像担持体Pの搬送路を示している。定着されたトナー像の表面部には、微粉体Gが被着または含有されているため、光沢がコントロールされた高品位なトナー像を形成することができる。
【0026】
符号21は導電性の板状体からなる電極であって、これはトナー像担持体Pを支持する機能をも有している。電極21と、微粉体塗布装置101のスクリーン101bとの間にバイアス電圧を印加することにより、微粉体Gをトナー像担持体P上へ能率良く、かつ的確に供給することができる。例えばトナーがマイナス(−)に帯電している場合には、電極21とスクリーン101bとの間に印加するバイアス電圧を、スクリーン101b側がプラス(+)となるように設定することが望ましい。
【0027】
微粉体塗布装置101により微粉体Gをトナー像担持体P上に供給する場合、トナー像外の領域にも微粉体Gが付着することがある。このため定着工程終了後に、必要に応じてトナー像外の領域の微粉体Gを、回転ブラシなど適当な微粉体除去装置で取り除く。
【0028】
第2の実施の形態
図2は、図1の画像形成装置に配備される微粉体塗布装置の別例を示す構成説明図である。この図において、符号102は微粉体塗布装置であり、図1の微粉体塗布装置101を改変し、より好ましい構成としたものである。符号103は、トナー像担持体Pに担持されるトナー像上に微粉体Gを供給するための微粉体塗布ローラである。符号104は微粉体供給装置であり、これは、微粉体Gを収納する微粉体収納容器104aと、該収納容器104aからの微粉体Gを微粉体塗布ローラ103に均一、かつ密に供給するための微粉体供給ローラ104bとからなる。なお図2では、図1に記載された要素と同等の要素には同一の符号を付してある。
【0029】
本実施の形態では、微粉体収納容器104a内の微粉体Gが、回転する微粉体供給ローラ104bで汲み上げられ、該供給ローラ104b上の微粉体Gが微粉体塗布ローラ103に塗布・供給される。そして、該塗布ローラ103上の微粉体Gが、トナー像担持体P上のトナー像上に塗布される。
【0030】
板状の電極21は、微粉体塗布ローラ103との間にバイアス電圧を印加することにより、トナー像担持体P上のトナー像上に微粉体Gを効率良く、かつ的確に供給するためのものである。微粉体塗布ローラ103としては、表面部に微粉体Gが担持できる回転体が好ましく用いられる。また、該回転体としては、金属ローラ、少なくとも表面が樹脂で形成された樹脂ローラまたはゴムローラなどが好ましい。また、前記回転体は、微粉体Gの搬送性を向上させるために、表面を樹脂発泡体やスポンジゴムで形成して弾性を付与した、多孔性材料からなるものとしても良い。また、表面部をブラシ状の材料や、フェルト状の材料で形成されている回転体も望ましい。さらに前記回転体は、バイアス電圧の印加が可能なように表面部が導電性を有することが好ましく、この場合には当該微粉体塗布ローラ103の表面に微粉体Gを効率良く供給することができる。
【0031】
前記微粉体供給ローラ104bの材料としては、樹脂発泡体などのスポンジローラ、ブラシローラなどが好ましく使用される。また、前記微粉体塗布ローラ103は、トナー像担持体P上のトナー像に対して、近接あるいは接触して設けられており、前記のように電極21と微粉体塗布ローラ103との間にバイアス電圧を印加することにより、トナー像担持体P上のトナー像に微粉体Gを効率良く供給することができる。微粉体Gはトナー像担持体P上のトナー像上に選択的に供給されることが望ましく、微粉体塗布装置102において、トナーが−帯電の場合は、微粉体塗布ローラ103を+側として、電極21と微粉体塗布ローラ103との間にバイアス電圧を印加することにより、トナー像担持体Pのトナー像上に微粉体Gを選択的に供給することが可能である。
【0032】
第3の実施の形態
図3は本発明の画像形成装置の別例である、電子写真方式のプリンタの要部構成を示す説明図である。図3において図1、図2に記載された要素と同等の要素には同一の符号を付してある。この画像形成装置は、微粉体塗布装置101からの微粉体Gを、定着装置10を構成する定着ローラ10aの表面に、均一・密に、かつ層状(膜状)に供給し、この定着ローラ10aの回転により微粉体Gを、走行するトナー像担持体Pのトナー像上に塗布して、該塗布後のトナー像担持体Pを定着ローラ10aと圧接ローラ10bとで挟持・搬送しながら前記トナー像を定着するようにしたものである。
【0033】
図3において微粉体塗布装置101は、微粉体Gを収納する微粉体容器101aと、回転自在の微粉体塗布ローラ105と、同じく回転自在の微粉体供給ローラ106とを備えている。微粉体塗布ローラ105は定着ローラ10aの表面に微粉体Gを均一に塗布するためのものである。微粉体供給ローラ106は、微粉体容器101a内の微粉体を汲み上げて微粉体塗布ローラ105の表面に供給するためのものである。
【0034】
塗布ローラ105は、定着ローラ10aに近接あるいは接触して設けられており、必要に応じて、定着ローラ10aと微粉体塗布ローラ105との間にバイアス電圧を印加することにより、定着ローラ10a上に微粉体Gを均一、かつ密に塗布することができる。そして、微粉体Gがこのように塗布された定着ローラ10aと、圧接ローラ10bとの間に、トナー像を担持するトナー像担持体Pを通過させることにより、トナー像がトナー像担持体P上に定着されると同時に、トナー像の光沢が微粉体Gによってコントロールされて高品位な画像が形成される。
【0035】
前記微粉体塗布ローラ105としては、金属ローラや、少なくとも表面が樹脂で形成された樹脂ローラ、あるいはゴムローラなどが好ましい。また、微粉体Gの搬送性を向上させる上で微粉体塗布ローラ105の表面部を、弾性を有する多孔性材料(樹脂発泡体やスポンジゴム)で形成することが好ましい。さらに、前記表面部をブラシ状の材料やフェルト状の材料で形成することもできる。さらに、前記表面部はバイアス電圧の印加が可能な導電性を有することが望ましく、これにより定着ローラ10a表面への微粉体塗布効率が向上する。
【0036】
微粉体塗布ローラ105の表面が、微粉体Gを介して定着ローラ10aの表面に接触することから、微粉体塗布ローラ105の表面部は、定着温度に耐え得る耐熱性材料で形成される。好ましい耐熱性材料としては各種金属材料の他に、樹脂材料としてポリイミド、ポリイミドアミド、ポリアミド、高融点ナイロン、含フッ素樹脂、シリコーン樹脂、ポリフェニレンサルファイドなどが挙げられる。また、これらの樹脂を導電化するには、該樹脂中にカーボンブラックのような導電性粉体を配合すれば良い。さらに、微粉体供給ローラ106としては、樹脂発泡体などのスポンジローラ、ブラシローラなどが好ましく使用される。
【0037】
ここで好ましい微粉体Gについて説明する。微粉体Gは定着後の画像の光沢をコントロールするものであるため、定着時に実質的に変形を生じない材料が使用されるが、通常は軟化温度または融点が定着時の定着ローラ10aの表面温度より高い材料が採用される。微粉体Gの粒径はトナーTの粒径より小さいことが好ましく、トナー粒径の1/2以下であることがより好ましい。微粉体Gの色としては、定着工程終了後に、形成された像の表面部に微粉体Gが存在しても所望の画像色に実質的に影響を与えない色が選択される。したがって微粉体Gとしては透明、白色または、トナーの色と実質的に同色のものが用いられる。
【0038】
また、微粉体G用の好ましい材料としては、トナーの定着温度において実質的に変形しない樹脂粉末、TiO2 ,ZnO2 ,Fe2 3 のような無機化合物、有機顔料粒子などが挙げられる。さらに微粉体Gは、トナー像担持体Pのトナー像上に選択的に塗布されることが望ましいが、図3の画像形成装置について行った本発明者の実験によれば、トナー像担持体P上のトナー以外の部分には微粉体Gが付着せず、トナー像上にのみ選択的に微粉体Gが付着した画像を得ることができた。
このように本発明では、定着したトナー像の表面部に微粉体Gが被着され、またはトナー像の表面部に微粉体Gが含有されているため、光沢がコントロールされた(てかてか光らない)高品位な画像を形成することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明で明かなように、請求項1,2に係る画像形成方法は、定着画像の光沢を制御する(抑える)微粉体をトナー像担持体のトナー像上に塗布することにより、該トナー像の少なくとも一部を微粉体で被覆して、トナー像の表面部に光沢制御剤としての前記微粉体を被着、または含有させるように構成したものである。
【0040】
このため本発明によれば、トナー画像の光沢が適度に抑えられ、てかてか光らなくなって視認性(文字等の観察性・確認性)が向上するうえ、トナー製造の容易性や、トナーの色特性・現像剤耐久性・定着性を低下させることがないという効果が得られる。また、トナー像の定着部材に凹凸を設けることにより光沢を制御する従来の技術では、前記凹凸部へのトナー像の転移に起因するオフセットなどの画像汚れが発生することがあったが、本発明ではこのような心配もない。さらに、定着温度を下げることにより光沢を制御する従来方法とは違って、定着不良が発生する虞れもない。
【0041】
とくに、請求項2に係る画像形成方法では、定着画像の光沢を制御する微粉体を定着装置に供給し、該定着装置においいてトナー像担持体のトナー像上への微粉体塗布と、定着工程とを行うように構成し、加熱した定着部材により前記微粉体塗布を行うようにしたので、定着されるトナー像の表面部に微粉体が選択的に付着するため、定着後の像領域外の領域には実質的に微粉体が付着しないため、定着後のトナー像担持体表面から微粉体を除去する必要がないという顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電子写真方式のプリンタの要部構成を示す説明図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るもので、図1のプリンタに配備される微粉体塗布装置の別例を示す構成説明図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る電子写真方式のプリンタの要部構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 電子写真感光体
2 潜像形成部
3 現像装置
3a 現像剤担持体
4 転写装置
5 クリーニング装置
10 定着装置
10a 定着ローラ
10b 圧接ローラ
11 搬送路
21 電極
101 微粉体塗布装置
101a 微粉体容器
101b スクリーン
101c シャッター
102 微粉体塗布装置
103 微粉体塗布ローラ
104 微粉体供給装置
104a 微粉体収納容器
104b 微粉体供給ローラ
105 微粉体塗布ローラ
106 微粉体供給ローラ
C 微粉体塗布領域
D 現像領域
G 微粉体
P トナー像担持体
T トナー

Claims (5)

  1. トナー像担持体上のトナー像を定着して画像を形成する画像形成方法において、定着画像の光沢を制御する微粉体をトナー像担持体のトナー像上に塗布して該トナー像の少なくとも一部を被覆した後、トナー像担持体を定着工程に供給する画像形成方法において、
    前記微粉体は、前記トナーの色と実質的に同色であることを特徴とする画像形成方法。
  2. トナー像担持体上のトナー像を定着して画像を形成する画像形成方法において、定着画像の光沢を制御する微粉体を定着装置に供給し、トナー像担持体のトナー像上に前記微粉体を塗布して該トナー像の少なくとも一部を被覆した状態で定着する画像形成方法において、
    前記微粉体は、前記トナーの色と実質的に同色であることを特徴とする画像形成方法。
  3. 前記微粉体は、前記トナー像の定着後において、実質的に微粉体の形状を保つことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成方法。
  4. 前記微粉体の熱変形温度は、前記トナーの定着温度より高いことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成方法。
  5. 前記微粉体の粒径は、前記トナーの粒径より小さいことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成方法。
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