JP4006027B2 - シャンク取着構造 - Google Patents

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Description

〔技術分野〕
本発明は、シャンクをドリリング装置側のアーバーにワンタッチ式に、つまり迅速且つ容易に脱着できるシャンク取着構造に関する。
〔技術背景〕
従来から、基端がドリリング装置(電動ドリルあるいはボール盤)に取着されたアーバーに、カッターのシャンクをワッタッチ式に取着可能なシャンク取着構造がある。このワンタッチ式のシャンク取着構造の場合、アーバーの下面に開口された開口部に、下方からカッターのシャンクを挿入するだけで、両者の間に配設された係止機構によって、カッターのシャンクをアーバーにワンタッチで取着することができる。
しかし、このワンタッチ式シャンク取着構造の場合、シャンクをアーバーから取り外す際に、アーバーの外周に配設されたリング状の部材(スリーブ)を、該アーバー本体に対して相対的に回転させなければならない。かかる構成では、例えば、ドリリング装置が回転中に、上記リングに何かが誤って接触すると、シャンクが下方に脱落するという不都合がある。また、このような構成の場合、通常の取り外し作業において、一方の手でシャンクを把持し、もう一方の手でアーバーの外周のリング状の部材を把持して、アーバー本体に対して相対的にリング状の部材を回転させる必要がある。つまり、シャンクの取り外し作業の際には、常に両手による作業が余儀無くされることになる。
さらには、上記シャンク取着構造の場合、上記リング状の部材の内周面に、係止部材である球体の一部を内径側に突出自在に収容する凹部が必要となるが、かかる凹部の深さが一方にゆくほど深くなった「断面視において略Uの字状」となることから、つまり、リング状の部材(スリーブ)の内面の加工であってしかも深さが漸次変化する凹部であることから、特殊な工作機械が必要となり且つ機械加工が難しくて、その結果、製造原価が高くなる。また、このシャンク取着構造の場合、上記リング状の部材を回転方向に付勢するバネに関し、小径のコイルスプリングを複数リング状の部材の内面にしかも回転方向に抗するよう配設しなければならず、従って、バネを保持する傾斜した穴をリング状部材の内周面およびアーバー本体の外周面に形成しなければならず、且つ組立てにおいてもバネをその状態に保持した状態で組立てなければならず、この結果、非常に難しい作業を余儀無くされる。特に、上記リング状の部材の内周面に所定の角度の傾斜した穴を形成するのは、加工的にも手間のかかる且つ厄介な作業となる。さらに、上述したワンタッチ式のシャンク取着構造の場合、構造が複雑であることから、クーラントをシャンク先端の刃先部に内部から供給するよう構成することができなかった。従って、工具の外周辺からクーラントを供給しなければならないことから、該クーラントを飛散させて穿設作業をしなければならず、この結果、穿設加工の周辺を汚し且つ作業者にも飛散するという不都合が生じていた。
本発明は、上記現況に鑑みおこなわれたもので、上述のような不都合のないシャンク取着構造を提供することを目的とする。
〔発明の開示〕
上記技術的課題を解決すべく本第1の発明にかかるシャンク取着構造は、アーバーの先端に形成される開口部の内周面に、係止部材を外径方に後退自在に配置して、カッターの基端に設けられたシャンクを、アーバーの開口部にワンタッチ式に脱着自在に取着するよう構成したシャンクの脱着構造において、
上記シャンクを、上記アーバーに配置された係止部材が外径方に後退している状態において通過できるような外径に形成するとともに、該シャンクの基端部をさらに縮径させて当接用の段部を形成し、この段部の先端方に上記係止部材が内径方に突出している状態において該係止部材の突出している部分を収納する凹部を形成し、
且つ、上記アーバーの開口部の内周面に、
上記シャンクの当接用の段部に先端が当接して基端側に後退可能になり、外周面によって上記係止部材を外径方に後退させた状態を維持可能に、第1スリーブを配設するとともに、
この第1スリーブのスライド動作領域内に上記係止部材を保持する保持穴をアーバーの壁部に形成し、
この第1スリーブを弾性部材によって開口端方に押圧して、シャンクの段部が先端に当接するまで、上記係止部材を外径方に後退させた状態を維持するよう構成し、
上記アーバーの外周面に、軸方向の先端あるいは基端のいずれか一方の方向に移動可能になり、該一方の方向に移動した状態において内周面で上記係止部材を内径方に押圧可能で且つ移動しない状態において係止部材を外径方に収容できるよう第2スリーブを配設するとともに、
この第2スリーブを弾性部材によって上記一方の方向に押圧して、係止部材がシャンクの凹部に収納されている状態を維持し、この弾性部材の弾性力に抗して第2スリーブを該一方の方向とは反対の方向に移動させることによって、係止部材を外径方に後退可能に構成したことを特徴とする。
しかして、本発明にかかるシャンク取着構造によれば、第2スリーブを弾性部材に抗して、軸方向のうちの一方の方向(基端側の方向あるは先端側の方向)にスライドさせるだけで、係止部材の内径方への押圧が解除されて、該係止部材が半径方向外径方に後退(移動)し、その結果、該係止部材によるシャンクの係止が解除される結果、カッターのシャンクをアーバーから簡単に取り外すことができる。また、シャンクをアーバーへ取着する際には、アーバーの開口部にシャンクを単に挿入すると、該シャンクの当接用段部が、第1スリーブをアーバーの基端側に後退させる結果、係止部材が半径方向内径側に突出し、上記挿入動作に伴って、該係止部材がシャンクの外周面と接触しつつその表面を軸方向に移動し、その結果、該係止部材の内径側の一部が、シャンクに形成されている凹部に収納され、シャンクはアーバー内に保持されることになる。
従って、作業者は、シャンクの取着の際には、単にアーバーの開口部にシャンクを挿入するだけでよく、また取り外す際にも、第2スリーブを弾性部材に抗して先端方あるいは基端方にスライドさせるだけで、簡単に取り外すことができる。つまり、シャンクのアーバーへの取着と取り外しが片手でも容易にすることが可能となる。また、第2スリーブが上記一方の方向(先端側の方向あるいは基端側の方向)にスライドすることによって、シャンクの脱着ができるため、従来のように第2スリーブに誤って回転方向に何かが当接することがあっても、シャンクが脱落することはない。特に、第2スリーブを基端方に押圧し先端方へスライドさせることによって係止部材の係止を解除するように構成しておくと、仮に被穿設物側に異物あるいは突起があってそれに第2スリーブが当接するようなことがあっても、シャンクの係止状態に影響を与えることがないため、作業性から見て、優れた構成となる。
また、構造的にも、特に加工面から見て、本発明にかかるシャンク取着構造は、円形の加工あるいはその組合せの加工によってのみ可能とすることができるため、構造的に加工し易い構造となり、また組立ても簡単におこなえる構成となる。
そして、上記シャンク取着構造において、上記係止部材が球体であり、上記第1スリーブを押圧する弾性部材がアーバーの開口部の内周面に外周が沿うような寸法のコイルスプリングで構成され、上記第2スリーブを押圧する弾性部材がアーバーの外周面に内周が沿い外周が第2スリーブの内周面に沿うような寸法のコイルスプリングであると、特にシャンク取着構造を簡単な構造で構成することができ、加工および組立てが簡単な構成となる。
また、上記シャンク取着構造において、上記アーバーの開口部を基端側に延設してクーラント供給用の穴部を形成するとともに、この穴部に先端が開口した半径方向に延びる貫通穴を形成するとともに、この穴が位置するアーバーの外周に該アーバーに対して回転可能にリング部材を取着し、このリング部材とアーバーの間に液封用のシール部材を介装し、
且つ、上記シャンクの軸芯部分に、上端から先端側にクーラントを挿通可能な通路を形成したシャンク取着構造にすると、ワッタッチ式のシャンク取着構造においても、クーラントを回転しているシャンク内部から刃部に供給可能なドリルを提供することができる。
さらに、上記シャンク取着構造において、クーラント供給用の穴部に、コイルスプリングを配設するとともに、該コイルスプリングが先端方に押圧して先端がカッターの先端から突出するよう、センターピンを、上記穴部側に後退可能にシャンクのセンターピン挿通穴に配置するとともに、
このセンターピンの基端部に、該センターピンが突出した際にシャンク側に係合する鍔部を形成するとともに、この鍔部と該鍔部が係合する上記センターピン挿通穴上端の係合面とが当接している状態において液封可能な液封機構を形成するよう構成すると、必要な穿設時のみ、クーラントを刃部側に供給することができる構成となる。従って、クーラントを無駄に消費することを防止出来る構成となり、且つクーラントが無用に飛散しない点で優れた構成となる。しかも、センターピンとそれを支持するセンターピン挿通穴によって液封機構が構成されているため、極めて簡単な構成となる。
さらに、上記シャンク取着構造において、液封機構を形成する鍔部と前記係合面とが、互いに接合するテーパ面を具備するような液封機構であると、簡単で確実な且つ耐久性のある液封機構となる。
また、上記シャンク取着構造において、センターピンの外周面とその外周面に接触するシャンクのセンターピン挿通穴の内周面とのうち、センターピンの前記鍔部の下方から所定寸法下がった位置から下方にクーラントの通路を形成するための溝が形成されていると、その所定寸法下がった位置までセンターピンが入り込まないと、つまり切削が開始されクーラントが必要になって始めてクーラントの供給が開始されるようにすることができることから、該クーラントの無駄な消費を防止できる構成となる。
さらに、上記シャンク取着構造において、所定寸法下がった位置が、前記センターピンが基端からコイルスプリングで先端方に押圧された自由状態において、該センターピンがシャンク先端の刃部から先端方に突出した寸法に略等しい構成にすると、切削が始まって始めてクーラントが供給される如き、無駄のない優れた構成となる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の第1の実施例にかかるシャンク取着構造の全体の構成を示す右半分を断面した図である。
図2は、図1に示すシャンク取着構造からカッターを外したアーバー側の構成を示す右半分を断面した図である。
図3は、図2のI−I矢視断面である。
図4は、図2に示すアーバーの開口部分の右半分の断面した要部の拡大図である。
図5は、図1に示すカッターのシャンクが挿入された状態でのアーバーの開口部分の右半分の断面した要部の拡大図である。
図6は、図1に先端と右半分を示すカッターのセンターピンおよびそれを挿通するカッターの貫通穴部分の詳細な構成を示す部分拡大図である。
図7は、第2の実施例にかかるシャンク取着構造からカッターを外したアーバー側の構成を示す右半分を断面した図である。
図8は、図7に示す第2の実施例にかかるシャンク取着構造の全体の構成を示す右半分を断面した図である。
図9は、図8に示すシャンク取着構造の要部拡大図である。
図10は、図9に示すシャンク取着構造においてセンターピンがアーバーの基端側に引き込んだ状態を示す拡大図である。
図11は、クーラントを供給するためにセンターピンの周面に形成された溝を示すための図10のII-II矢視拡大断面図である。
〔発明を実施するための最良の形態〕
以下、本願発明の実施例にかかるシャンク取着構造を図面を参照しながら具体的に説明するが、本発明がこの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
第1の実施例を示す図1、図2、図3において、Aはアーバー、Bはカッターを示す。アーバーAは、図1あるいは図2に図示するように、該アーバー本体1の先端(図1,図2において下端)に開口部2を有し、この開口部2の外周には、第2スリーブ3が該アーバー本体1の外周面1aに沿ってその軸方向(長手方向:図1,図2において上下方向)にスライド自在に配置されるとともに、この第2スリーブ3は、本実施例では、コイルスプリング4によってアーバーAの基端側に押圧されている。
但し、方向的には、この第2スリーブ3がアーバーAの先端側に押圧されるよう構成してもよい。ところで、上記コイルスプリング4は、アーバー本体1の外周面に内周が沿い外周が第2スリーブ3の内周に沿うよう配置されている。
また、図1,図2に図示する上記第2スリーブ3は、図4に拡大して図示するように、それぞれがリング状になった本体3A,カバー3B、カバー3Cの3つの部材から構成されている。そして、上記本体3Aは、内面に、係止部材である金属製の球体(ボール)5の一部(外側の一部)を収容する断面コの字状の環状(実質上真円の軌跡からなる環状)の溝3aと、下端に開放したコイルスプリング係止用の溝3bを具備する。また、カバー3Bは合成樹脂製のものによって構成され、該カバー3Bは本体3Aの上端に被さった状態で、これらに形成された凹部と凸部からなる係止機構3dによって一体的に取着されている。また、上記カバー3Cは金属製のもので、下端が本体3A側に屈曲して上記コイルスプリング4の下端を係止するよう構成されているとともに、上端が上記本体3Aの下端に被さった状態で本体3Aに嵌着(カシメ)されることによって一体的に取着されている。なお、アーバー本体1側には、この第2スリーブ3の基端方向へのスライド領域を規制する係止リング40と、先端側への抜け止め用のストッパー41が配設され、これら係止リング40とストッパー41との間を上記第2スリーブ3がスライド可能なように構成されている。
また、アーバー本体1の開口部2の内周には、該開口部2の内周面に外周が沿って基体側に後退可能に第1スリーブ6が配設されている。この第1スリーブ6の先端(図1,図2において下端)には、カッターBのシャンク20の段部20aが当接する当接用の傾斜面6aが形成されるとともに、外周面に球体5の内周面部分に当接しそれ以上の先端方への突出を阻止する当接面6bが形成されている。また、この第1スリーブ6の基端方には、この第1スリーブ6をアーバー本体1の先端方へ押圧するコイルスプリング8が配設されている。このコイルスプリング8の基端は、図1に図示するように、アーバー本体1の開口部2の底部近傍に形成された内径方への凸部(スプリング受座)1fに係止されている。従って、この第1スリーブ6は、図2あるいは図4に図示する状態から、図1あるいは図5に図示する状態まで後退可能になっており、その間がスライド領域となっている。
そして、上記第1スリーブ6および第2スリーブ3のスライド領域内の、上記アーバー本体1に、外周部と内周部が飛び出した状態で上記球体5を内部に収容する保持穴9が形成されている。
つまり、保持穴9に収容され周囲を該保持穴9で保持された球体5は、カッターBのシャンク20が挿入されない状態では、図2あるいは図4に図示するように、第1スリーブ6の外周面と第2スリーブ3の内周面の断面コの字状の環状の溝3aによって、球体5の内側と外側の部分が保持される。一方、シャンク20が挿入された状態では、図5に拡大して図示するように、球体5の外側の部分は第2スリーブ3の相対的に突出した部分(上記「断面コの字状の環状の溝3a」の先端方の部分)3eに当接し、内側の部分はカッターBのシャンク20の外周面に形成された凹部23に当接することによって保持されることになる。
ところで、カッターBのシャンク20は、図1あるいはその要部を拡大した図5に図示するように、先端部20bが上記アーバーAの開口部2に挿入可能な外径に形成され、該基端部20cの外径は先端部20bより縮径し、それらの間に段部21が形成されている。つまり、基端部20cの外径は、上記アーバー本体1の開口部2に配設されている第1スリーブ6の内径に等しく(正確には内径よりやや小径に)構成され、上記段部21は、上記第1スリーブ6先端の当接面6aに対応した傾斜面(当接面6aに面接合するような傾斜面)で構成されている。そして、上記段部21の先端方(図において下端方)には該段部21に隣接して、上記球体5を収容する凹部23が形成されている。この凹部23は、円錐型の凹部で、シャンク20の軸周方向の配置において、アーバーAの軸断面を表す図3に示す球体5の配置に対応して、120度の間隔で3箇所に形成されている。しかし、120度の間隔に限定されることなく、90度あるいは60度等の角度であってもよい。あるいは軸芯に対して非点対象的な角度に形成されていてもよく、かかる場合には、アーバーに対してカッターの回転方向の位置を特定したい場合には適した構成となる。ところで、上記段部21と凹部23との間の外径寸法は、上記アーバーA側の第1スリーブ6が球体5と接触し始める先端部分の外径に等しくなり、シャンク20がアーバー本体1の開口部2に挿入される際に、球体5が第1スリーブ6の外周面からシャンク20側に円滑に乗り継ぎできるようになっている。そして、上記凹部23の先端側(刃部22側)は、基端側に比べてやや大径になり、上記球体5がそれ以上シャンクの先端方に移動しないよう構成されている。つまり、上記大径になった部分が球体5の先端側へのストッパーとしての機能を果たすよう構成されている。また、シャンク20は、図1、図5に図示するように、長さ的に、上記アーバー本体1の開口部2に挿入完了時に、該開口部2の底部(有底穴10との段差部分)にシャンク20の基礎端面が当接するような寸法に構成されている。
また、上述したアーバー本体1の開口部2の中心線の基端(図1、図2おいて上方端)側への延長線上には、該開口部2より小径になった有底穴10が形成され、この有底穴10内には、圧縮可能なコイルスプリング11が配設されている。一方、上記カッターBのシャンク20の中心線(軸芯)上には、貫通穴25が形成され、この貫通穴(請求項5で言う「センターピン挿通穴」)25内にアーバーA側に後退自在にセンターピン30が配設されている。上記貫通穴25は基端(上端)部が大径にその先端(下端)側がセンターピン30の外径に等しい内径(正確にはやや太径)に構成されるとともに、その接続部分には、シート面30aと共に液封機構を形成するテーパ状のシート面(請求項5で言う「接合面」)25aが形成されている。そして、上記センターピン30は、上記シート面25aに密着可能なテーパ状のシート面30aを下端に具備した鍔部30Aを有し、この鍔部30Aの上端に、センターピン30を先端方に押圧する上記コイルスプリング11の下端が係止されている。このセンターピン30は、このコイルスプリング11の押圧力に抗して、カッターBに対して、アーバーA側に後退可能に配設されている。
また、上記センターピン30の外周には、センターピンを拡大して表す図6に示すように、上端から所定寸法(距離)Lだけ除いて、螺旋状の溝30cが形成され、上記シート面25a,30aが離間した状態で、且つセンターピン30が所定寸法L以上基端側に後退したとき、クーラントを上方から下方に必要な量だけ供給できるようになっている。この所定寸法Lは、上記センターピン30が基端からコイルスプリング11によって先端方に押圧された自由状態(センターピン30に先端側から外力が作用しない状態をいう)において、該センターピン30の先端がシャンク先端の刃部から先端方に突出した寸法Wに略等しく構成されている。
また、上記アーバー本体1の軸方向の中央部位よりやや下方には、リング状の部材15が該アーバー本体1に対して回転自在になるよう且つOリング16によって液密状になるよう配設されるとともに、このリング状の部材15に半径方向を中心側に向かう貫通穴15aを形成するとともに、この貫通穴15aと連なるよう、アーバー本体1の外周面から上記有底穴10の内周面に先端が到り、該先端が有底穴10の内周面に開口した、貫通穴13が形成されている。なお、図1において、上記リング状の部材15の左端に取着されているねじ17は、図示しない固定金具に取着するためのねじである。
従って、上記リング状の部材15の貫通穴15aからクーラントを供給すると、回転しているアーバー本体1の貫通穴13および有底穴10を経て、上記貫通穴25(センターピン30)側にクーラントを供給することができる。つまり、リング状の部材15の貫通穴15aから貫通穴25(センターピン30)に到るクーラントの通路が形成され、穿設時にのみ、カッターBの内周側からクーラントを切削部分に供給できるようになっている。
しかして、上述のように構成されたシャンク取着構造は、アーバーに対してカッターの脱着が以下のように簡単におこなえ、且つ簡単に特殊な工作機械を使用することなく加工でき、また簡単に組立てをおこなうことができる。しかも、穿設作業時にも、回転しているカッターに対してクーラントの供給が必要なときに自動的にクーラントを供給することができる。即ち、カッターBをアーバーAへ取着する際には、単に、アーバーAの開口部2にカッターBのシャンク20を挿入すると、該シャンク20の段部21が、第1スリーブ6の傾斜面6aに当接して該第1スリーブ6をアーバーAの基端側に後退させる結果、球体5が半径方向内径側への拘束が解除されて該内径側に突出し、該球体5がシャンク20の挿入に従って該シャンク20の外周面に沿って移動し、シャンク20の凹部23に収納される。その結果、図1に図示するように、シャンク20はアーバーA側にその状態で固定される。
そして、アーバーAからカッターBを取り外す際には、図1に図示する状態で、コイルスプリング4の弾性力に抗して、第2スリーブ3をアーバー本体1に対して先端方(図1において下方)に移動させるだけでよい。つまり、このように第2スリーブ3を移動させると、球体5が第2スリーブ3の環状の溝3aに一致して外径方に移動(後退)して該球体5の一部が該溝3aに収容される結果、該球体5と凹部23の係止状態が解除されて、アーバーAからカッターBを下方に簡単に取り外すことができる。なお、この際、シャンク20の下方(先端方)への移動に伴って、第1スリーブ6がコイルスプリング8の弾性力でアーバー本体1に対して先端方(図1において下方)に移動し、図4に図示するように、上記球体5を内径側から保持する。この際、第1スリーブ6の当接面6bは、上記球体5を基端(図1において上端)側からも当接保持し、この結果、球体5は保持穴9内にその状態で保持される。
ところで、上述のように、アーバーAにカッターBが取着された状態において、鋼板等の被穿設物に穴明け加工を行う際には、図1に図示するリング状の部材15の貫通穴15aにクーラント供給用のホースを接続してクーラントを供給するよう構成すれば、センターピン30の先端が被穿設物に当接するまでは、上記シート面25a,30aの接触によってクーラントの供給がおこなわれず、該センターピン30が所定寸法(上述の寸法L)だけ基端側に後退すると、つまり、刃部22によって穿設加工が開始されると、貫通穴15aから、有底穴10,シャンク20の貫通穴25を経て、上記シート面25a,30aを通過して、センターピン30の螺旋状の溝30cから、その外径方に位置するカッターBの刃部22にクーラントが供給される。
また、このシャンク取着構造の場合、上記第1スリーブ6、第2スリーブ3は全て円形あるいはその組合せによって形状的に構成されているため、単に汎用の施盤等を使用して簡単に加工することができ、また、アーバー本体1の各部も、同様に全て円形あるいはその組合せによって形状的に構成されているため、汎用の施盤あるいはボール盤を使用して簡単に加工することができる。そして、弾性部材であるコイルスプリングも、単に内周面あるいは外周面に装着するだけでよいため、組立においても簡単におこなうことができる。
(実施例2)
次に、本発明にかかる第2の実施例を、図7〜図11に基づいて説明する。この第2の実施例にかかるシャンク取着構造は、上記第1の実施例にかかるシャンク取着構造と基本的に同じ構成を有する。
図7〜図10に図示するように、このシャンク取着構造は、アーバーAを有し、このアーバーAは、駆動装置の回転軸に装着するテーパ状の装着部分112と、内部に形成された有底穴110と、開口部102とを備えたアーバー本体101を具備する。上記開口部102の開口端近傍に、上記アーバー本体101は、該アーバー本体101の壁部を貫通する6個の保持穴109を具備する。この6個の保持穴109は、上記アーバー本体101の周囲に均等間隔を有して配置されている。球体105からなる係止部材は、上記各保持穴109内に保持されている。
第1スリーブ(この実施例ではインナースリーブともいう)106は、上記開口部102の端部近傍において上記アーバー本体101の有底穴110の内周面を長手方向にスライド自在に配置されている。この第1スリーブ106は、上記開口部102の端部側に、コイルスプリング108によって、弾性的に押圧されている。この第1スリーブ106は、壁面126を有し、この壁面126は、上記係止部材である球体105が上記保持穴109からアーバー本体101の内周側に飛び出すのを阻止している。第2スリーブ(この実施例ではリリースカラーともいう)103は、上記開口部102の端部近傍において上記アーバー本体101の外周面に沿って長手方向にスライド自在に配置されている。この第2スリーブ103は、図7に示すカッターB(図8参照)のシャンク120を保持しない位置(非保持位置)から、図8に示すカッターBのシャンク120を保持する位置(保持位置)までの領域をスライド可能に構成されている。非保持位置では、上記係止部材である球体105が、半径方向外方の、上記第2スリーブ103の内周面に形成されたコの字状の環状の溝103a内に入り込むのを許容する。また、この非保持位置では、上記第1スリーブ106が上記係止部材である球体105を内周方から保持するよう移動できる。
上記保持位置では、図8に図示するように、上記係止部材である球体105は、上記第2スリーブ103に形成された溝103a内から半径方向内方へ押し出され、アーバー本体101の半径方向内方へ移動する。球体105は、上記第1スリーブ106がアーバー本体101の基端方へ長手方向に移動させられるまでは、上述の如く、アーバー本体101の半径方向内方への移動はできない。上記第2スリーブ103は、上記保持位置に移動する方向に、コイルスプリング104によって押圧されている。このコイルスプリング104の上記開口部102の開口端側は、抜け止め用のストッパー(スプリングリテイナー)141によって保持されている。また、環状の係止リング140は、上記第2スリーブ103のアーバー本体101に対してその基端側への動き、つまり基端側へのスライド領域を規制する。
上記アーバー本体101の中央部位よりやや下方の外周面には、リング状の部材(クーラントカラー)115が、該アーバー本体101に対して回転可能に配置され、該リング状の部材115はスナップリング140によってその位置に保持されている。二つのOリング116が、上記アーバー本体101と上記リング状の部材115の間に、これらの部材での液密性を保持すべく配置されている。クーラントカップリング144が、アーバー本体101にクーラントを供給すべく、上記リング状の部材115に螺着されている。アーバー本体101は、環状の溝146を外周に有するとともに、その溝146に連通する貫通穴113を有し、クーラントを上記溝146からアーバー本体101の内部に導くようになっている。この実施例では、使用中に上記リング状の部材115の回転を阻止するための、アーバーアーム150が該部材115に固着されている。また、コイルスプリング111が、上記アーバー本体101の有底穴110に配設されている。
この実施例にかかるシャンク取着構造では、環状カッターBを使用すべく設計されており、この環状カッターBは、その中心線上には、センターピン130が後退自在に配置されている。この環状カッターBは、第1部位160と、第2部位162と、該第1部位160と第2部位162の中間に位置する環状突出部164を備えたシャンク120を有する。上記第1部位160と第2部位162は、共に円筒状の形状を有し、上記第1部位160は、上記第2部位162に比べて、太径になっている。この第1部位160には、該シャンク120の外周に均等の間隔をもって配置された円錐状の凹部123が形成されている。上記センターピン130は、アーバー本体101の内部に対して密接(シート)する鍔部130Aと、クーラントのカッターB側への供給を可能にする長手方向(軸方向)の溝130c(図9〜図11参照)を有する。
そして、上記構成からなる本シャンク取着構造は、使用に際し、上記カッターBのシャンク部分を、アーバー本体101の開口部102に挿入することができるよう、そして、挿入完了時点で、アーバー本体101内にカッターBが確実に保持することが可能なように設計されている。このシャンク取着構造は、当初、図7に図示するような状態にある。そして、カッターBを上記アーバー本体101の開口部102内に挿入するとき、上記環状突出部164が上記第1スリーブ106に係合して、この第1スリーブ106をコイルスプリング108の押圧力に抗してアーバー本体101基端側へ移動させる。カッターBがアーバー本体101内に完全に挿入されるやいなや、上記係止部材である球体105が、半径方向内方に移動してカッターBのシャンク120の上記凹部123に係合する。この動作は、上記コイルスプリング104の押圧力のもとで、上記第2スリーブ103を介して、自動的に生じさせる。上記凹部123内への球体105の動作がおこると同時に、第2スリーブ103は、上記コイルスプリング104の押圧力によって、上記保持位置(図8参照)に移動する。
クーラントは、上記リング状の部115を通して、アーバー本体101内に供給することができる。切削作業中、カッターBは被切削物に対して切り込まれて行くので、上記センターピン130は、アーバー本体101に対して基端側に押圧され、該センターピン130の鍔部130AはカッターBの内部に密着している状態から解除される。図9から図11に図示するように、この動作は、クーラントを、センターピン130の上記鍔部130Aを経て上記溝130cに供給することを許容する。アーバー本体101内部のOリング117は、アーバー本体101とカッターBのシャンク120との間のシール機能を果たし、それによって、カッターBの外周へのクーラントの漏出を防止することができる。
上記アーバーAに取着したカッターBを外し際は、上記第2スリーブ103をコイルスプリング104の押圧力に抗してアーバー本体101の先端側に、手で移動させることによっておこなう。上記非保持位置の状態(図7参照)では、上記球体105は、上記第1スリーブ106を介して又カッターBのシャンク120を介して、上記コイルスプリング108の押圧力の作用で、自動的に半径方向外方に移動させられる。球体105が半径方向外方に移動する際、上記第1スリーブ106を介してコイルスプリング111の押圧力により、カッターBは自動的にアーバー本体101から排出される。また、このカッターBの排出と同時に、上記第1スリーブ106は、当接面106bが球体105と当接する位置まで、自動的にアーバー本体101の先端側に移動する。この先端側に移動した状態において、この第1スリーブ106は、上記球体105がアーバー本体101の内方に飛び出すのを阻止することになる。
〔産業上の利用の可能性〕
本願発明にかかるシャンク取着構造は、ボール盤、手持式のパワードリル、ハンマードリル等へのカッター等の刃物の脱着に利用できる。しかも、このシャンク取着構造は、構成が簡単で、加工が容易な、且つ組立てが短時間で簡単におこなえるシャンク取着構造となる。
従って、従来のシャンク取着構造に比べて安価に製造することができるとともに、構造が簡単であることから高い信頼性を得ることができる。
また、アーバー側へのカッターの脱着を片手で簡単におこなうことができるため、工具交換に要する時間を節約することができ、且つ作業者の労力を軽減することができる。
さらに、ワンタッチ式のシャンク取着構造において、簡単にしかも加工時のみ有効にクーラントを供給することができる構成を実現できる。

Claims (9)

  1. アーバーの先端に形成される開口部の内周面に、係止部材を外径方に後退自在に配置して、カッターの基端に設けられたシャンクを、アーバーの開口部にワッタッチ式に脱着自在に取着するよう構成したシャンクの脱着構造において、
    上記シャンクを、上記アーバーに配置された係止部材が外径方に後退している状態において通過できるような外径に形成するとともに、該シャンクの基端部をさらに縮径させて当接用の段部を形成し、この段部の先端方に上記係止部材が内径方に突出している状態において該係止部材の突出している部分を収納する凹部を形成し、且つアーバーの開口部に挿入完了時に該開口部の底面にシャンクの基端面が当接する長さに構成し、
    且つ、上記アーバーの開口部の内周面に、
    上記シャンクの当接用の段部に先端が当接して基端側に後退可能になり、外周面によって上記係止部材を外径方に後退させた状態を維持可能に、且つ、シャンク挿入時に縮径したシャンク基端部が通過可能な内周面を有する、第1スリーブを配設するとともに、
    この第1スリーブのスライド動作領域内に上記係止部材を保持する保持穴をアーバーの壁部に形成し、
    この第1スリーブを弾性部材によって開口端方に押圧して、シャンクの段部が先端に当接するまで、上記係止部材を外径方に後退させた状態を維持するよう構成し、
    上記アーバーの外周面に、軸方向の先端あるいは基端のいずれか一方の方向に移動可能になり、該一方の方向に移動した状態において内周面で上記係止部材を内径方に押圧可能で且つ移動しない状態において係止部材を外径方に収容できるよう第2スリーブを配設するとともに、
    この第2スリーブを弾性部材によって上記一方の方向に押圧して、係止部材がシャンクの凹部に収納されている状態を維持し、この弾性部材の弾性力に抗して第2スリーブを該一方の方向とは反対の方向に移動させることによって、係止部材を外径方に後退可能に構成したことを特徴とするシャンク取着構造。
  2. 前記第2スリーブの軸方向の一方の方向が、基端側であり、該一方の方向とは反対の方向が先端側であることを特徴とする請求項1記載のシャンク取着構造。
  3. 前記第2スリーブの軸方向の一方の方向が、先端側であり、該一方の方向とは反対の方向が基端側であることを特徴とする請求項1記載のシャンク取着構造。
  4. 前記係止部材が球体であり、前記第1スリーブを押圧する弾性部材がアーバーの開口部の内周面に外周が沿うような寸法のコイルスプリングで構成され、前記第2スリーブを押圧する弾性部材がアーバーの外周面に内周が沿い外周が第2スリーブの内周面に沿うような寸法のコイルスプリングであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1の項に記載のシャンク取着構造。
  5. 前記アーバーの開口部から、基端側に該開口部より小径のクーラント供給用の穴部を延設するとともに、この穴部に先端が開口した半径方向に延びる貫通穴を形成し、この穴が位置するアーバーの外周に該アーバーに対して回転可能にリング部材を取着し、このリング部材とアーバーの間に液封用のシール部材を介装し、
    且つ、上記シャンクの軸芯部分に、上端から先端側にクーラントを挿通可能な通路を形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1の項に記載のシャンク取着構造。
  6. 前記クーラント供給用の穴部に、コイルスプリングを配設するとともに、該コイルスプリングが先端方に押圧して先端がカッターの先端から突出するよう、センターピンを、上記穴部側に後退可能にシャンクのセンターピン挿通穴に配置するとともに、
    このセンターピンの基端部に、該センターピンが突出した際にシャンク側に係合する鍔部を形成するとともに、この鍔部と該鍔部が係合する上記センターピン挿通穴上端の係合面とが当接している状態において液封可能な液封機構を形成するよう構成したことを特徴とする請求項5記載のシャンク取着構造。
  7. 前記液封機構を形成する鍔部と前記係合面とが、互いに接合するテーパ面を具備することを特徴とする請求項6記載のシャンク取着構造。
  8. 前記センターピンの外周面とその外周面に接触するシャンクのセンターピン挿通穴の内周面とのうち、センターピンの前記鍔部の下方から所定寸法下がった位置から下方にクーラントの通路を形成するための螺旋状の溝が形成されていることを特徴とする請求項7記載のシャンク取着構造。
  9. 前記所定寸法下がった位置が、前記センターピンが基端からコイルスプリングで先端方に押圧された自由状態において、該センターピンがシャンク先端の刃部から先端方に突出した寸法に略等しいことを特徴とする請求項8記載のシャンク取着構造。
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