JP4005626B1 - 筆記具の蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の連結可能な蓋体のアイデアでは、蓋体同士の嵌合部における摩擦力等による抜き差しに必要な力と、蓋体及び筆記具本体端部における摩擦力等による抜き差しに必要な力と、の設計時の配分や製造時のばらつき等によって、蓋体から筆記具本体を抜こうとして蓋体同士の嵌合部が抜けてしまう、又は蓋体同士の嵌合を抜こうとして蓋体から筆記具本体が抜けてしまう、というような問題が頻繁に発生することが考えられる。
【解決手段】 蓋体(2,20)に筆記具本体(1)を挿入する方向と、蓋体(2)及び(20)を嵌合させる方向が異なるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、筆記具本体端部が挿入される蓋体に関する。
棒状の筆記具本体端部が挿入される蓋体においては、特許文献1又は2のように同一形状の複数の蓋体を連結可能とする為に、蓋体の筒状部の中心軸線に沿う方向すなわち筆記具本体端部の挿入方向に対して平行な方向に互いに嵌合自在とし、嵌合部の嵌合形状がクリップを兼ねるようなアイデアが知られている。
実開昭57−086379号公報 特開2006−305829号公報
例えば色々な種類の筆記具を使い分けて作業をしている際に蓋体の抜き差しを頻繁に行うことが多い。ここで蓋体は筆記具本体に比べてサイズが小さくて握りにくいことが多く、手が滑って蓋体を外しにくいものが多い。
また、従来の連結可能な蓋体のアイデアでは、蓋体同士の嵌合部における摩擦力等による抜き差しに必要な力と、蓋体及び筆記具本体端部における摩擦力等による抜き差しに必要な力と、の設計時の配分や製造時のばらつき等によって、蓋体から筆記具本体を抜こうとして蓋体同士の嵌合部が抜けてしまう、又は蓋体同士の嵌合を抜こうとして蓋体から筆記具本体が抜けてしまう、というような問題が頻繁に発生することが考えられる。
更なる問題点としては、複数の筆記具が連結されている場合に、隣り合う筆記具本体同士が邪魔をして選択的に一本だけ抜くのが困難となることが考えられる。
本発明の実施形態図等を用いて以下に説明するが、これは本発明の内容をより把握しやすいようにする為で、添付の特許請求の範囲を縮小するものではない。
発明1に係る筆記具の蓋体は、図1と、図2、5及び6のいずれかを用いて説明できるが、例えば図1及び2で説明すると、
筆記具本体1端部3挿入自在である蓋体2であって、
蓋体2は、一端部に筆記具本体1端部3が挿入される挿入口4と、中間部又は他端部に先端が膨らんだ凸状の嵌合形状12、凹状の嵌合形状13、凸状の嵌合形状14の順に平面放射状に、且つ嵌合形状13が嵌合形状12の根元及び嵌合形状14を繋げるように配置し、且つ前記平面に対して略垂直な方向にそれぞれ延びるように形成した嵌合部5と、を備え、
蓋体2と同一形状の蓋体20に備えられ蓋体2の嵌合形状12と同一形状である蓋体20の嵌合形状18を前記方向に移動させて蓋体2の嵌合形状13に嵌合可能である、筆記具の蓋体である。
また、例えば図1及び5で説明すると、
筆記具本体1端部3挿入自在である蓋体2であって、
蓋体2は、一端部に筆記具本体1端部3が挿入される挿入口4と、中間部又は他端部に先端が膨らんだ凸状の嵌合形状12、凹状の嵌合形状11、凸状の嵌合形状10の順に平面放射状に、且つ嵌合形状11が嵌合形状12の根元及び嵌合形状10を繋げるように配置し、且つ前記平面に対して略垂直な方向にそれぞれ延びるように形成した嵌合部5と、を備え、
蓋体2と同一形状の蓋体20に備えられ蓋体2の嵌合形状12と同一形状である蓋体20の嵌合形状12を前記方向に移動させて蓋体2の嵌合形状11に嵌合可能である、筆記具の蓋体である。
また、例えば図1及び6で説明すると、
筆記具本体1端部3挿入自在である蓋体2であって、
蓋体2は、一端部に筆記具本体1端部3が挿入される挿入口4と、中間部又は他端部に先端が膨らんだ凸状の嵌合形状12、凹状の嵌合形状13、凸状の嵌合形状14の順に平面放射状に、且つ嵌合形状13が嵌合形状12の根元及び嵌合形状14を繋げるように配置し、且つ前記平面に対して略垂直な方向にそれぞれ延びるように形成した嵌合部5と、を備え、
蓋体2と同一形状の蓋体20に備えられ蓋体2の嵌合形状12と同一形状である蓋体20の嵌合形状12を前記方向に移動させて蓋体2の嵌合形状13に嵌合可能である、筆記具の蓋体である。
また、筆記具とは鉛筆、芯を送り出すタイプの鉛筆、フェルトペン、万年筆、ボールペン、修正ペン、芯を送り出すタイプの消しゴム、等を表す。
発明2に係る筆記具の蓋体は、発明1の筆記具の蓋体において、図1と、図5又は6を用いて説明すると、
蓋体2における嵌合形状12の位置と、蓋体20における嵌合形状12の位置は同一である、
筆記具の蓋体である。
発明3に係る筆記具の蓋体は、発明1から2のいずれかの筆記具の蓋体において、図1と、図2又は6を用いて説明できるが、例えば図1及び6で説明すると、
蓋体20の嵌合形状12を蓋体2の嵌合形状13に嵌合させた状態において、蓋体2に対する筆記具本体1端部3の挿入方向と、蓋体20に対する筆記具本体1端部3の挿入方向が異なる、
筆記具の蓋体である。
以上のように本発明では、例えば二本の筆記具を使い分けて作業している際に蓋体2及び20を連結させて蓋体全体としてのサイズを大きくして握りやすく出来、且つ筆記具本体1の挿入方向と嵌合部5同士の嵌合方向が異なることによって素早く簡便に作業を進めることが出来る。
また、発明3では、本発明の効果に加えて、連結された筆記具の隣り合う筆記具本体1同士が邪魔をして選択的に一本だけ抜くのが困難となりにくいように嵌合部5同士を嵌合可能となる。
〔第1実施形態〕
図1において、棒状の筆記具本体1端部3は、ポリアセタール一体成型製の蓋体2の一端部の筒状部6開口端の挿入口4から筒状部6の中心軸線9に沿うように挿入されて筒状部6の内周の嵌合形状7に僅かな摩擦力を伴って抜き差し自在に嵌合されている。このような嵌合状態では、フェルトペンである筆記具本体1のペン先8は密閉状態を確保されており、インクの揮発を防ぐことが出来る。
また、蓋体2の他端部の嵌合部5には、先端が膨らんだキノコ形の一部を押出したような凸状の嵌合形状10と、先端が膨らんだキノコ形を押出したような凸状の嵌合形状12、14、16、及び18と、嵌合形状10及び12の間、12及び14の間、14及び16の間、及び16及び18の間にそれぞれ凹状の嵌合形状11、13、15、及び17が備えられている。これら嵌合形状10から18は順に約30度刻みで放射状に配置されている。
図2は、蓋体2の嵌合形状13に蓋体2と同一形状の蓋体20の嵌合形状18が嵌め込まれて、蓋体2の嵌合形状12及び14の根元に蓋体20の嵌合形状18の膨らんだ部分が挟まれるように嵌合されており、嵌合を抜く場合は蓋体2及び20の一方を固定して他方を図2の紙面に垂直な方向に移動させればよい。
図3は、蓋体2の嵌合形状15に蓋体2と同一形状の蓋体20の嵌合形状18が嵌め込まれて、蓋体2の嵌合形状14及び16の根元に蓋体20の嵌合形状18の膨らんだ部分が挟まれるように嵌合されており、嵌合を抜く場合は蓋体2及び20の一方を固定して他方を図3の紙面に垂直な方向に移動させればよい。
図4は、蓋体2の嵌合形状17に蓋体2と同一形状の蓋体20の嵌合形状18が嵌め込まれて、蓋体2の嵌合形状16及び18の根元に蓋体20の嵌合形状18の膨らんだ部分が挟まれるように嵌合されており、嵌合を抜く場合は蓋体2及び20の一方を固定して他方を図4の紙面に垂直な方向に移動させればよい。
図5は、蓋体2と同一形状の蓋体20を中心軸線9中心に180度回転させてから、蓋体2の嵌合形状11に蓋体20の嵌合形状12が嵌め込まれて、蓋体2の嵌合形状10及び12の根元に蓋体20の嵌合形状12の膨らんだ部分が挟まれるように嵌合されており、嵌合を抜く場合は蓋体2及び20の一方を固定して他方を図5の紙面に垂直な方向に移動させればよい。
図6は、蓋体2と同一形状の蓋体20を中心軸線9中心に180度回転させてから、蓋体2の嵌合形状13に蓋体20の嵌合形状12が嵌め込まれて、蓋体2の嵌合形状12及び14の根元に蓋体20の嵌合形状12の膨らんだ部分が挟まれるように嵌合されており、嵌合を抜く場合は蓋体2及び20の一方を固定して他方を図6の紙面に垂直な方向に移動させればよい。
図7は、蓋体2と同一形状の蓋体20を中心軸線9中心に180度回転させてから、蓋体2の嵌合形状15に蓋体20の嵌合形状12が嵌め込まれて、蓋体2の嵌合形状14及び16の根元に蓋体20の嵌合形状12の膨らんだ部分が挟まれるように嵌合されており、嵌合を抜く場合は蓋体2及び20の一方を固定して他方を図7の紙面に垂直な方向に移動させればよい。
図8は、蓋体2と同一形状の蓋体20を中心軸線9中心に180度回転させてから、蓋体2の嵌合形状17に蓋体20の嵌合形状12が嵌め込まれて、蓋体2の嵌合形状16及び18の根元に蓋体20の嵌合形状12の膨らんだ部分が挟まれるように嵌合されており、嵌合を抜く場合は蓋体2及び20の一方を固定して他方を図8の紙面に垂直な方向に移動させればよい。
図2から8において、蓋体2及び20の筆記具本体1挿入方向の違いはそれぞれ約30度、約90度、約150度、約0度、約60度、約120度、及び約180度である。
図2から8の嵌合形状の組み合わせ以外にも組み合わせは有り、また三個以上の蓋体を連結出来ることは当業者には明らかであるので記載は省略する。
〔その他の実施形態〕
第1実施形態において、嵌合部5の嵌合形状14及び15を削除する等によって蓋体2及び20それぞれの中間部に嵌合部5を移動させた構成や、中間部から他端部にかけてさらに嵌合形状の増えた嵌合部5の構成が考えられる。
筆記具本体1が挿入された第1実施形態を第三角法で表す破断面図 第1実施形態の蓋体2及び20の嵌合例その1 第1実施形態の蓋体2及び20の嵌合例その2 第1実施形態の蓋体2及び20の嵌合例その3 第1実施形態の蓋体2及び20の嵌合例その4 第1実施形態の蓋体2及び20の嵌合例その5 第1実施形態の蓋体2及び20の嵌合例その6 第1実施形態の蓋体2及び20の嵌合例その7
符号の説明
1. 筆記具本体
2,20. 蓋体
3. 端部
4. 挿入口
5. 嵌合部
6. 筒状部
7,10,11,12,13,14,
15,16,17,18. 嵌合形状
8. ペン先
9. 中心軸線
19. 当たり

Claims (3)

  1. 筆記具本体端部挿入自在である蓋体であって、
    前記蓋体は、一端部に前記筆記具本体端部が挿入される挿入口と、中間部又は他端部に先端が膨らんだ凸状の第1嵌合形状、凹状の第2嵌合形状、凸状の第3嵌合形状の順に平面放射状に、且つ前記第2嵌合形状が前記第1嵌合形状の根元及び前記第3嵌合形状を繋げるように配置し、且つ前記平面に対して略垂直な方向にそれぞれ延びるように形成した嵌合部と、を備え、
    前記蓋体と同一形状の蓋体に備えられ前記第1嵌合形状と同一形状である第4嵌合形状を前記方向に移動させて前記第2嵌合形状に嵌合可能である、
    筆記具の蓋体。
  2. 前記蓋体における前記第1嵌合形状の位置と、前記蓋体と同一形状の蓋体における前記第4嵌合形状の位置は同一である、
    請求項1に記載の筆記具の蓋体。
  3. 前記第4嵌合形状を前記第2嵌合形状に嵌合させた状態において、前記蓋体に対する筆記具本体端部の挿入方向と、前記蓋体と同一形状の蓋体に対する筆記具本体端部の挿入方向が異なる、
    請求項1から請求項2のいずれかに記載の筆記具の蓋体。
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