JP4005357B2 - 水溶性又は水分散性コポリマーを含む清浄用組成物 - Google Patents
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Description
(技術分野)
本発明の主題は、産業の、家庭の又は共同で使用する硬質表面、特にガラス、窓、セラミック、タイル、硬質有機ポリマー、金属又は木材タイプ等を、硬質表面上に親水性を付与し、ガラス、皿及びデザインを、自動皿洗い機における繰り返される洗浄作業の間媒体を洗浄することによる保護の性質(耐食性)を付与することを目標として処理することを意図する清浄用又はすすぎ用組成物である。
【0002】
発明の一層特定の主題は、特に硬質表面上に付着された水の滴を乾燥させることによる跡が引き続いて存在するのを防ぐように、永続的な親水性を硬質表面上に付与することができる硬質表面を処理するために意図する清浄用組成物である。
【0003】
(従来技術)
商用洗剤配合物は、産業の、家庭の又は共同で使用する硬質表面を効率的に清浄にすることを可能にする。それらは、界面活性剤、特に非イオン系界面活性剤及びアニオン系界面活性剤、乾燥を助成するためにアルコール、随意に金属イオン封鎖剤及びpHを調整するために塩基の水溶液で構成されるのが普通である。これらの洗剤配合物の有意の欠点は、硬質表面に引き続いて水を接触させると、乾燥中に跡の存在を生じ得ることである。洗剤を適用した後のこの水との接触は、例えば、窓の場合には、雨水に、浴室タイル上の本管水に、又は清浄がすすぐことを要する場合には、すすぎ水に由来し得る。それは、また、皿を手によって清浄にするための洗剤配合物の場合には、皿を外気中で乾燥させることに、又は洗剤を皿洗い機用に意図する場合には、皿を自動装置で乾燥させることにも由来し得る。皿を自動装置で清浄にする場合には、該配合物を清浄サイクルで(洗剤配合物)か又はすすぐ間(すすぎ液)のいずれかで使用することができる。
【0004】
水が硬質表面に接触することにより硬質表面上に残されるあと又は汚染の存在は、水滴が硬質表面に接触する際に収縮する現象によるもので、これは、引き続き乾燥させる間に、表面上に滴の元の形状及びサイズを再現するあとを残す。
【0005】
今までに、この問題への満足すべき解決策は、存在しなかった。
【0006】
水滴の収縮力及び乾燥によって提起される問題を解決するのに、解決策は、処理すべき硬質表面とできるだけ小さい水滴との間の接触角を得るために、表面の親水性を増大させるに在る。
【0007】
本発明に至った発明者等の研究は、この問題を、処理すべき表面と相互作用する機能とこの表面上に親水性を付与する機能との両方を有する水溶性又は水分散性有機ポリマーを硬質表面用の慣用の清浄用組成物中に組み込むことによって効率的なかつ永続的な方法で解決することができることを求めることを可能にした。
【0008】
(発明の開示)
発明の第一の主題は、少なくとも一種の界面活性剤及び下記を、重合された単位の形態で含む少なくとも一種の水溶性又は水分散性コポリマーを含む清浄用又はすすぎ用組成物である:
(a)下記の一般式の少なくとも一種のモノマー化合物:
【化12】
(式中: Xは、同一であり又は異なり、対イオンを表し);
(b)モノエチレン性不飽和を有するC 3 〜C 8 カルボン酸、スルホン酸、硫酸、ホスホン酸及びリン酸から選ぶ少なくとも一種の親水性モノマー:並びに
(c)随意に、(a)及び(b)と共重合可能な中性電荷を有するエチレン性不飽和を有する少なくとも一種のモノマー化合物。
【0009】
(発明の具体的な説明)
モノマー(a)は、例えば、下記の反応スキームに従って調製することができる:
反応スキーム第1番:
(mが0に等しい時)
【化13】
【0010】
反応スキーム第2番:
(mが1に等しい時)
【化14】
【0011】
反応スキーム第3番:
(mが2〜10である時)
【化15】
【0012】
その他→中間体m+1
【化16】
【0013】
モノマー(a)は、処理すべき表面と相互作用する特性をコポリマー上に付与し、特にコポリマーをこの表面に固定させるのを可能にする。
【0014】
モノマー(b)及び随意にモノマー(c)は、親水性特性をコポリマー上に付与し、コポリマーを処理すべき表面固定させた後に、特性を表面に移行させる。
【0015】
表面を親水性にさせるこの性質は、その上に、表面上で凝縮が形成するのを低減させるのを可能にする;この利点を、窓及び鏡、特に浴室における窓及び鏡用の洗剤配合物に利用することができる。
【0016】
発明に従うコポリマーは、分子質量少なくとも1000を示すのが有利であり、分子質量少なくとも10,000を示すのが有利であり;分子質量は、20,000,000までの範囲にすることができ、有利には、10,000,000までの範囲にすることができる。
【0017】
分子質量なる用語を用いる時は、他の方法で示す時の外は、それは、g/モルで表わす重量平均分子質量を言うことになる。重量平均分子質量は、水性ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により又は30℃の1N NaNO3溶液中で固有粘度を測定することによって求めることができる。
【0018】
コポリマーは、ランダムコポリマーであるのが好ましい。
【0020】
好適なモノマー(a)は、下記式のジクワット(Diquat)である:
【化18】
式中:X-は、クロリドイオンを表す。
【0021】
その他の特に有利なモノマー(a)は、下記である:
【化19】
式中:p=2〜4。
【0022】
Xアニオンは、特にハロゲン、好ましくは塩素、スルホネート、スルフェート、ハイドロジェンスルフェート、ホスホネート、シトレート、ホルメート及びアセテートアニオンである。
【0023】
モノマー(b)は、モノエチレン性不飽和を有するC3〜C8カルボン酸、スルホン酸、硫酸、ホスホン酸又はリン酸、水に可溶性のそれらの無水物及び塩であるのが有利である。
【0024】
好適なモノマー(b)の中で、下記を挙げることができる:アクリル酸、N−(1−スルホ−2−イソブチル)アクリルアミド、マレイン酸、スチレンスルホン酸、ビニルスルホン酸並びにそれらのアルカリ金属及びアンモニウム塩。
【0025】
モノマー(c)の中で、下記を挙げることができる:アクリルアミン、ビニルアルコール、アクリル酸及びメタクリル酸のC 1 〜C 4 アルキルエステル、アクリル酸及びメタクリル酸のC 1 〜C 4 ヒドロキシアルキルエステル、特にエチレングリコール及びプロピレングリコールアクリレート及びメタクリレート、アクリル酸及びメタクリル酸のポリアルコキシル化エステル、特にポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコールエステル、アクリル酸又はメタクリル酸及びポリエチレングリコール又はポリプロピレングリコールC 1 〜C 25 モノアルキルエーテルのエステル、ビニルアセテート、ビニルピロリドン或はメチルビニルエーテル。
【0026】
モノマー(a)のレベルは、3〜80モル%であるのが有利であり、10〜60モル%であるのが好ましい。
【0027】
モノマー(b)のレベルは、10〜95モル%であるのが有利であり、20〜70モル%であるのが好ましい。
【0028】
モノマー(c)のレベルは、0〜50モル%であるのが有利であり、好ましくは0〜30モル%、極めて特に5〜25モル%である。
【0029】
カチオン性モノマー対アニオン性モノマーのモル比(a)/(b)は、80/20〜5/95であるのが有利であり、60/40〜20/80であるのが好ましい。
【0030】
発明のコポリマーは、コポリマーを調製する既知の技術に従って、特に当業者が慣用の有機化学の合成プロセスを採用することによって容易に得ることができる既知の化合物である出発エチレン性不飽和モノマーのラジカルルートにより重合させることによって得ることができる。
【0031】
特に、米国特許第4,387,017号及びEP第156,646号に開示されているプロセスを参照することができる。
【0032】
ラジカル重合は、酸素が無い環境において、例えば不活性ガス(ヘリウム、アルゴン、等)又は窒素の存在において実施するのが好ましい。反応は、不活性溶媒、好ましくはエタノール又はエタノール中で、一層好ましくは水中で実施する。
【0033】
重合は、重合開始剤を加えることによって開始させる。使用する開始剤は、当分野で一般的に使用される遊離基開始剤である。例は、下記を含む:有機ペルエステル(t−ブチルペルオキシピバレート、t−アミルペルオキシピバレート、t−ブチルペルオキシα−エチルヘキサノエート、等);アゾタイプの有機化合物、例えばアゾビスアミジノプロパンヒドロクロリド、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、等;無機及び有機ペルオキシド、例えば過酸化水素、ベンジルペルオキシド及びブチルペルオキシド、等;レドックス開始システム、例えばペルスルフェート(特に、アンモニウム又はアルカリ金属ペルスルフェート、等)のような酸化剤を含むもの;クロレート及びブロメート(有機又は無機クロレート及び/又はブロメートを含む);スルフィット及びバイスルフィット(無機及び/又は有機スルフィット又はバイスルフィットを含む)のような還元剤;蓚酸及びアスコルビン酸;並びにこれらの化合物の内の二種又はそれ以上の混合物。
【0034】
好適な開始剤は、水溶性開始剤である。ナトリウムペルスルフェート及びアゾビスアミジノプロパンヒドロクロリドが特に好適である。
【0035】
代わりの形態では、重合は、紫外線を使用した照射によって開始させることができる。開始剤の使用量は、重合の開始を生じる程の量にするのが普通である。開始剤は、モノマーの合計重量に対して重量により0.001〜およそ10%の範囲の量で存在するのが好ましく、モノマーの合計重量に対して重量により0.5%よりも少ない量で存在するのが好ましく、好適な量は、モノマーの合計重量に対して重量により0.005〜0.5%の範囲に位置される。開始剤を重合混合物に、連続にか又は不連続にかのいずれかで加える。
【0036】
高い分子質量のコポリマーを得ることを所望する時には、重合反応の間新しい開始剤を加えるのが望ましい。徐々に又は不連続に加えることは、また、一層効率的な重合及び反応時間の短縮を可能にする。重合は、モノマー(a)、モノマー(b)及び随意にモノマー(c)を酸素の無い雰囲気下で重合させる際に有効な反応条件下で実施する。反応は、温度およそ30°〜およそ100℃の範囲、好ましくは60°〜90℃で実施するのが好ましい。酸素の無い雰囲気を、反応の期間中ずっと、例えば窒素流れを反応中ずっと保つことによって保つ。
【0037】
特に好適な化合物は、下記である:
【化20】
式中:xは、平均値0〜50%、好ましくは0〜30%、極めて特に5〜25%を有し、
yは、平均値10〜95%、好ましくは20〜70%を有し、
zは、平均値3〜80%、好ましくは10〜60%を有し、
及びy/z比は4/1〜1/2程度であるのが好ましく、
x+y+z=100%、x、y及びzは、それぞれモノマー(c)、モノマー(b)(ナトリウム塩)及びモノマー(a)に由来する単位のモル%を表わす(以下、同じ意味を表す)。
【0038】
その他の好適な化合物は、下記である:
【化21】
式中:xは、平均値0〜50%、好ましくは0〜30%、極めて特に5〜25%を有し、
yは、平均値10〜95%、好ましくは20〜70%を有し、
zは、平均値3〜80%、好ましくは10〜60%を有し、
及びy/z比は4/1〜1/2程度であるのが好ましい;
【0039】
【化22】
式中:xは、平均値0〜50%、好ましくは0〜30%、極めて特に5〜25%を有し、
yは、平均値10〜95%、好ましくは20〜70%を有し、
zは、平均値3〜80%、好ましくは10〜60%を有し、
及びy/z比は4/1〜1/2程度であるのが好ましい;
【0040】
【化23】
式中:xは、平均値0〜50%、好ましくは0〜30%、極めて特に5〜25%を有し、
yは、平均値10〜95%、好ましくは20〜70%を有し、
zは、平均値3〜80%、好ましくは10〜60%を有し、
及びy/z比は4/1〜1/2程度であるのが好ましい;
【0041】
【化24】
式中:xは、平均値0〜50%、好ましくは0〜30%、極めて特に5〜25%を有し、
yは、平均値10〜95%、好ましくは20〜70%を有し、
zは、平均値3〜80%、好ましくは10〜60%を有し、
及びy/z比は4/1〜1/2程度であるのが好ましい;
【0042】
【化25】
式中:xは、平均値0〜50%、好ましくは0〜30%、極めて特に5〜25%を有し、
yは、平均値10〜95%、好ましくは20〜70%を有し、
zは、平均値3〜80%、好ましくは10〜60%を有し、
及びy/z比は4/1〜1/2程度であるのが好ましい;
【0043】
【化26】
式中:xは、平均値0〜50%、好ましくは0〜30%、極めて特に5〜25%を有し、
yは、平均値10〜95%、好ましくは20〜70%を有し、
zは、平均値3〜80%、好ましくは10〜60%を有し、
及びy/z比は4/1〜1/2程度であるのが好ましい。
【0044】
発明に従うコポリマーは、特に硬質表面用清浄用組成物において使用することができる。
【0045】
発明のコポリマーは、清浄分野において、それらを適用する表面上に親水性特性を付与するのに、特に耐汚染性又は耐跡性の持続的性質を表面上に付与するのに有用である。
【0046】
加えて、それらは、媒体を自動皿洗い機における繰り返される洗浄作業の間洗浄することによるガラス、皿及びデザインの腐食を防ぐ又は制限する性質を示す。
【0047】
「耐汚染性又は耐跡性の持続的性質」なる用語は、処理された表面が、これらの性質を、雨水、供給システムからの水又はすすぎ水であろうと、生成物を加えさせても又は加えさせなくてもよい、水に引き続き接触させた後を含む、経時的に保持することを意味するものと理解される。
【0048】
発明の別の主題は、上記した通りの新規なコポリマーである。
該コポリマーを、硬質表面を処理するために意図する清浄用又はすすぎ用配合物中に、組成物中の有効な成分の濃度に従って、配合物の合計重量に対して重量により0.0005〜10%、好ましくは0.001〜5%の含量で導入することができる。
【0049】
発明に従う組成物は、界面活性剤を少なくとも一種含むのが好ましい。界面活性剤は、アニオン系及び/又は非イオン系であるのが有利である。界面活性剤は、また、カチオン系、両性系又は双性イオン系にすることもできる。
【0050】
重量によるI式のポリマー/界面活性剤比は、1/2〜1/100であるのが有利であり、1/5〜1/50であるのが有利である。
【0051】
アニオン系界面活性剤の中で、特に下記を挙げることができる:C8〜C24脂肪酸の塩、例えばコプラ及びタローに由来する脂肪酸の塩のような石鹸;アルキルベンゼンスルホネート、特に線状C8〜C13アルキルを有するアルキルベンゼンスルホネート(アルキル基は、炭素原子10〜16を含む)、アルコールスルフェート、エトキシル化アルコールスルフェート、ヒドロキシアルキルスルホネート;アルキルスルフェート及びアルキルスルホネート、特にC12〜C16基を有するもの、モノグリセリド及び脂肪酸クロリドとヒドロキシアルキルスルホネートとの縮合物。
【0052】
有利なアニオン系界面活性剤は、特に下記である:
R−CH(SO3M)−COOR'式(式中:Rは、C8〜C20、好ましくはC10〜C16アルキルラジカルを表し、R'は、C1〜C6、好ましくはC1〜C3アルキルラジカルを表し、Mは、アルカリ金属(ナトリウム、カリウム又はリチウム)カチオン、置換された又は未置換のアンモニウム(メチル−、ジメチル−、トリメチル−又はテトラメチルアンモニウム、ジメチルピペリジニウム、等)カチオン或はアルカノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、等)に由来するカチオンを表す)のアルキルエステルスルホネート。極めて特に、メチルエステルスルホネート(Rラジカルは、C14〜C16ラジカルである)を挙げることができる;
【0053】
ROSO3M式(式中:Rは、C6〜C24、好ましくはC10〜C18アルキル又はヒドロキシアルキルラジカルを表し、Mは、水素原子又は上と同じ定義を有するカチオンを表し、それらのエトキシレン化された(EO)及び/又はプロポキシレン化された(PO)誘導体は、EO及び/又はPO単位を平均で0.5〜30、好ましくは0.5〜10有する)のアルキルスルフェート;
【0054】
RCONHR'OSO3M式(式中:Rは、C2〜C22、好ましくはC6〜C20アルキルラジカルを表し、R'は、C2〜C3アルキルラジカルを表し、Mは、水素原子又は上と同じ定義を有するカチオンを表し、それらのエトキシレン化された(EO)及び/又はプロポキシレン化された(PO)誘導体は、EO及び/又はPO単位を平均で0.5〜60有する)のアルキルアミドスルフェート;
【0055】
飽和又は不飽和のC8〜C24、好ましくはC14〜C20脂肪酸、C9〜C20アルキルベンゼンスルホネート、第一又は第二C8〜C22アルキルスルホネート、アルキルグリセロールスルホネート、GB−A−1,082,179に開示されているスルホン化ポリカルボン酸、パラフィンスルホネート、N−アシル−N−アルキルタウレート、アルキルホスフェート、イセチオネート、アルキルスクシナメート、アルキルスルホスクシネート、スルホスクシネートモノエステル又はジエステル、N−アシル−サルコシネート、アルキルグリコシドスルフェート、或はポリエトキシカルボキシレート、
カチオンは、アルカリ金属(ナトリウム、カリウム又はリチウム)カチオン、置換された又は未置換のアンモニウム残基(メチル−、ジメチル−、トリメチル−又はテトラメチルアンモニウム、ジメチルピペリジニウム、等)或はアルカノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、等)に由来する残基である;
【0056】
Rhodia社によって販売されるRhodafac RA600、Rhodafac PA15又はRhodafac PA23のようなアルキル又はアルキルアリールホスフェートエステル。
【0057】
非イオン系系界面活性剤の中で、特に下記を挙げることができる:アルキレンオキシド、特にエチレンオキシドとアルコールとの縮合物、ポリオール、アルキルフェノール、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド及び脂肪アミン;アミンオキシド、糖誘導体、例えばアルキルポリグリコシド又は糖の脂肪酸エステル、特にスクロースモノパルミテートのようなもの;長鎖第三ホスフィンオキシド;ジアルキルスルホオキシド;ポリオキシエチレン及びポリオキシプロピレンのブロックコポリマー;ポリアルコキシル化ソルビタンエステル;ソルビタンの脂肪エステル、ポリ(エチレンオキシド)及び脂肪酸アミドであって、親水性を与えるようにしたもの(例えば、炭素原子10〜18を含む脂肪酸モノ−及びジエタノールアミド)。
【0058】
特に下記を挙げることができる:
ポリオキシアルキレン化(ポリエトキシエチレン化、ポリオキシプロピレン化又はポリオキシブチレン化)アルキルフェノール(アルキル置換基は、C6〜C12アルキル置換基でありかつオキシアルキレン単位5〜25を含む);例として、Rohm & Haas Co.によって販売されるTtiton X−45、X−114、X−100又はX−102を挙げることができる;
グルコサミド、グルカミド又はグリセロールアミド;
【0059】
オキシアルキレン(オキシエチレン化、オキシプロピレン)単位1〜25を含むポリオキシアルキレン化C8〜C22脂肪族アルコール。例として、Union Carbide Corp.によって販売されるTergitol 15−S−9又はTergitol 24−L−6 NMW、Shell Chemical Co.によって販売されるNeodol 45−9、Neodol 23−65、Neodol 45−7又はNeodol 45−4或はRhodia社によって販売されるRhodasurf IDO60、Rhodasurf LA90又はRhodasurf ITO70を挙げることができる;
【0060】
(C10〜C18アルキル)ジメチルアミンオキシド又は(C8〜C22アルコキシ)エチルジヒドロキシエチルアミンオキシドのようなアミンオキシド;
米国特許第4,565,647号に開示されているアルキルポリグリコシド;
C8〜C20脂肪酸アミド;
エトキシル化脂肪酸;
エトキシル化アミン。
【0061】
カチオン系界面活性剤は、特に、下記式のアルキルアンモニウム塩である:
R1R2R3R4N+X-
式中:
X-は、ハライド、CH3SO4 -又はC2H5SO4 -イオンを表し、
R1及びR2は、同一であり又は異なり、C1〜C20アルキルラジカル又はアリールもしくはベンジルラジカルを表し、
R3及びR4は、同一であり又は異なり、C1〜C20アルキルラジカル、アリールもしくはベンジルラジカル又はエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシド縮合物(CH2CH2O)x−(CH2CHCH3O)y−H(式中、x及びyは、0〜30の範囲でありかつ決して同時にゼロにならない)、例えばRhodia社によって販売されるセチルトリメチルアンモニウムブロミドであるRhodaquat(登録商標)TFRのようなものを表す。
【0062】
双性イオン系界面活性剤の例は、脂肪族第四アンモニウム誘導体、特に3−(N,N−ジメチル−N−ヘキサデシルアンモニオ)プロパン−1−スルホネート及び3−(N,N−ジメチル−N−ヘキサデシルアンモニオ)−2−ヒドロキシプロパン−1−スルホネートを含む。
【0063】
両性系界面活性剤の例は、ベタイン、スルホベタイン並びに脂肪酸及びイミダゾールのカルボキシレート及びスルホネートを含む。
【0064】
下記の界面活性剤が好適である:
アルキルジメチルベタイン、アルキルアミドプロピルジメチルベタイン、アルキルジメチルスルホベタイン又はアルキルアミドプロピルジメチルスルホベタイン、例えばRhodia社によって販売されるMirataine CBSのようなもの、或は脂肪酸とタンパク質加水分解産物との縮合生成物;
【0065】
アルキルアンホアセテート又はアルキルアンホジアセテート(アルキル基は、炭素原子6〜20を含む);
【0066】
Rhodia社によって販売されるAmphionic XL(登録商標)、又はBerol Nobelによって販売されるAmpholac 7T/X(登録商標)及びAmpholac 7C/X(登録商標)のような両性アルキルポリアミン誘導体。
【0067】
適した界面活性剤の更なる例は、良く知られたテキストであるSchwartz及びPerry著”Surface Active Agents”、I巻、並びにSchwartz,Perry及びBerch著”Surface Active Agents and Detergents”、II巻に示される界面活性剤として一般的に用いられる化合物である。
【0068】
界面活性剤は、必要ならば、界面活性剤の性質及び清浄用又はすすぎ用組成物の用途に応じて、重量により0.005〜60%、好ましくは0.5〜40%の割合で存在させることができる。
【0069】
洗剤組成物の配合物の一部であるその他の一般的な添加物の中で、下記を挙げることができる:
特に自動皿洗い機で洗浄するために
下記のタイプの有機ビルダー(界面活性剤の表面特性を改良する洗浄力補助剤):
有機ホスホネート、例えばMonsantoからのDequest(登録商標)範囲のもののようなもの(皿洗い機組成物の場合に、乾燥物質として表して、洗剤組成物の合計重量の0〜2%の割合);
ポリカルボン酸又はそれらの水溶性塩及びカルボキシリックポリマー又はコポリマーの水溶性塩、例えば下記のようなもの
ポリカルボキシレート又はヒドロキシポリカルボキシレートエーテル
ポリ酢酸又はそれらの塩(ニトリロ酢酸、N,N−ジカルボキシメチル−2−アミノペンタンジ酸、エチレンジアミンテトラ酢酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、エチレンジアミンテトラアセテート、ニトリロトリアセテート、例えばRhodia社によって販売されるNervanaid NTA Na3のようなもの、又はN−(2−ヒドロキシエチル)ニトリロジアセテート)(皿洗い機組成物の場合に、乾燥物質として表して、洗剤組成物の合計重量の0〜10%の割合);
【0070】
(C5〜C20アルキル)コハク酸塩
ポリカルボキシリックアセタールエステル
ポリアスパラギン酸又はポリグルタミン酸塩
クエン酸、グルコン酸又は酒石酸又はそれらの塩(皿洗い機組成物の場合に、乾燥物質として表して、洗剤組成物の合計重量の0〜10%の割合);
【0071】
下記のタイプの無機ビルダー(界面活性剤の表面特性を改良する洗浄力補助剤):
アルカリ金属、アンモニウム又はアルカノールアミンポリホスフェート、例えばRhodia社によって販売されるRhodiaphos HPA3.5のようなもの(皿洗い機組成物の場合に、乾燥物質として表して、洗剤組成物の合計重量の0〜70%の割合);
アルカリ金属ピロホスフェート;
ゼオライト;
シリケート(皿洗い機組成物の場合に、乾燥物質として表して、洗剤組成物の合計重量のおよそ50%までの範囲にすることができる量);
アルカリ金属又はアルカリ土類金属のボレート、カーボネート、バイカーボネート又はセスキカーボネート(皿洗い機組成物の場合に、乾燥物質として表して、洗剤組成物の合計重量のおよそ50%までの範囲にすることができる量);
EP−A−488,868に開示されているアルカリ金属(ナトリウム又はカリウム)シリケート水和物及びアルカリ金属(ナトリウム又はカリウム)の共顆粒(cogranule)、例えばRhodia社によって販売されるNabion 15のようなもの(皿洗い機組成物の場合に、乾燥物質として表して、洗剤組成物の合計重量のおよそ50%までの範囲にすることができる量);
(皿洗い機組成物の場合に、有機及び/又は無機ビルダーの合計重量は、乾燥物質として表して、洗剤組成物の合計重量の90%までに相当することが可能である);
【0072】
ペルボレート又はペルカーボネートタイプ(これにN,N,N',N'−テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)のようなアセチル化された漂白用活性剤を組み合わせても又は組み合わせないでもよい)、或はクロロイソシアヌレートタイプの塩素化された生成物、或はアルカリ金属ハイポクロライトタイプの塩素化された生成物の漂白剤(皿洗い機組成物の場合に、乾燥物質として表して、洗剤組成物の合計重量の0〜30%の割合);
【0073】
アクリル酸と無水マレイン酸とのコポリマー又はアクリル酸ホモポリマータイプの補助清浄剤(皿洗い機組成物の場合に、乾燥物質として表して、洗剤組成物の合計重量の0〜10%の割合);
【0074】
ナトリウムスルフェート又はナトリウムクロリドタイプ(乾燥物質として表して、該組成物の合計重量の0〜50%の割合);
【0075】
その他の種々の添加物、例えば洗剤組成物のpHに影響を与える薬剤、特に洗浄用媒体中に可溶性の塩基性化用添加物(アルカリ金属のホスフェート、カーボネート、ペルボレート又はヒドロキシド或は洗浄用媒体中に可溶性の酸性化用添加物(カルボン酸、ポリカルボン酸、アルカリ金属のバイカーボネート及びセスキカーボネート、リン酸、ポリリン酸、スルホン酸、等)のようなもの;或は酵素或は芳香剤、染料或は金属腐食の抑制剤;
【0076】
特に皿を手で洗浄するために
合成カチオン性ポリマー、例えばRhodiaによって販売されるMirapol A550(登録商標)又はMirapol A15(登録商標)、或はCalgonによって販売されるMerquat 550(登録商標)のようなもの;
混合物の粘度及び/又は使用する間に形成されるフォームの安定性を制御するのに使用するポリマー、例えばセルロース誘導体又はグアー誘導体(カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルグアー、カルボキシメチルグアー、カルボキシメチルヒドロキシプロピルグアー、等)のようなもの;
【0077】
ヒドロトロピック剤、例えば短鎖C2〜C8アルコール、特にエタノール、ジオール及びグリコール、例えばジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、等のようなもの;
【0078】
皮膚用水和又はモイスチャリング剤、例えばグリセロール又は尿素のようなもの、或は皮膚を保護するための剤、例えばタンパク質又はタンパク質加水分解産物、或はカチオン性ポリマー、例えばカチオン性グアー誘導体(Rhodia社によって販売されるJaguar C13S(登録商標)、Jaguar C162(登録商標)又はHicare 1000(登録商標)のようなもの。
【0079】
発明に従う組成物は、(水に)1〜10,000倍、好ましくは1〜1000倍希釈した後に、使用することができる。
【0080】
発明に従う清浄用組成物は、処理すべき表面に、必要ならばすすいだ後に及び乾燥させた後に、発明に従うコポリマー0.0001〜1g/処理すべき表面1m2、好ましくは0.001〜0.1g/処理すべき表面1m2を付着させることを可能にするような量で適用する。
【0081】
発明に従う清浄用組成物は、特に有利な形態に従えば、ガラス表面、特に窓を処理するために使用する。この処理は、種々の既知の技術によって実施することができる。特に、Karcher(登録商標)タイプの装置を使用して水のジェットでスプレーすることによって窓を清浄にするための技術を挙げることができる。
【0082】
導入するポリマーの量は、清浄用組成物を使用する間、随意に希釈した後に、濃度を0.001〜2g/l、好ましくは0.005〜0.5g/lにするようなものにするのが普通である。
【0083】
割合は、その他の方法で示さない場合には、重量によって示す。
【0084】
発明に従う窓を清浄にするための組成物は、下記を含む:
上に規定した通りの水溶性又は水分散性コポリマーの少なくとも一種0.001〜10重量%、好ましくは0.005〜3重量%;
少なくとも一種の非イオン系界面活性剤(例えば、アミンオキシド)及び/又はアニオン系界面活性剤0.005〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%;並びに
残りは、水及び/又は当分野で一般的な種々の添加物で形成される。
【0085】
該ポリマーを含む窓を清浄にするための配合物は、また、下記を含むことができる:
両性系界面活性剤0〜10%、有利には0.5〜5%、
アルコールのような溶媒0〜30%、有利には0.5〜15%、並びに
残りは、水及び一般的な添加物(特に、芳香剤)で形成される。
【0086】
発明の組成物は、また、皿を手で又は自動装置で清浄にするために有利である。自動装置の場合に、該コポリマーは、清浄サイクルで使用する洗剤配合物中か又はすすぎ液中のいずれかに存在させることができる。
【0087】
皿を自動皿洗い機で洗浄するための洗剤配合物は、組成物の乾燥物質の合計重量に対して重量により0.1〜5%、好ましくは0.2〜3%の水溶性又は水分散性コポリマーを含むのが有利である。
【0088】
皿洗い機用の洗剤組成物は、また、少なくとも一種の界面活性剤、好ましくは非イオン系界面活性剤を、乾燥物質として表して、洗剤組成物の重量の0.2〜10%、好ましくは0.5〜5%の範囲の量で含み、残りはすでに上に述べた通りの種々の添加物及び充填剤で構成される。これらの配合物は、ビルダー30〜95%を含み、該ビルダーは、シリケート、ホスフェート又はカーボネートから選ぶのが普通である。それは、また、酸化用システムを3〜25%の含量で導入させてなる。
【0089】
驚くべきことに、発明に従うコポリマーを皿洗い機で洗浄するための組成物において使用すると、ガラス及び皿を、媒体を繰り返される洗浄作業の間洗浄することによる腐食に対して保護することを見出した。
【0090】
皿を自動皿洗い機ですすぐための配合物は、組成物の合計重量に対して重量により0.02〜10%、好ましくは0.1〜5%のコポリマーを含むのが有利である。
【0091】
皿を自動皿洗い機ですすぐための配合物は、また、組成物の合計重量に対して重量により0.2〜15%、好ましくは0.5〜5%の界面活性剤、好ましくは非イオン系界面活性剤又は非イオン系界面活性剤とアニオン系界面活性剤との混合物も含む。
【0092】
好適な非イオン系界面活性剤の中で、下記のタイプの界面活性剤を挙げることができる:ポリオキシエチレン化C6〜C12アルキルフェノール、ポリオキシエチレン化及び/又はポリオキシプロピレン化C8〜C22脂肪族アルコール、エチレンオキシド/プロピレンオキシドブロックコポリマー、随意にポリオキシエチレン化カルボキサミド、等。
【0093】
皿を自動皿洗い機ですすぐための配合物は、また、組成物の合計重量に対して重量により0〜40%、好ましくは3〜30%のカルシウムイオン封鎖性有機酸、好ましくはクエン酸も含む。
【0094】
皿を自動皿洗い機ですすぐための配合物は、また、アクリル酸と無水マレイン酸とのコポリマー又はアクリル酸ホモポリマータイプの補助剤を組成物の合計重量に対して重量により0〜15%、好ましくは0〜10%の割合で含む。
【0095】
発明の別の主題は、皿を手で洗浄するための清浄用組成物である。
【0096】
このタイプの洗剤配合物は、該組成物100重量部当たり発明のコポリマー0.1〜5重量部含みかつ少なくとも一種の界面活性剤、好ましくは非イオン系界面活性剤、特に飽和されたC5〜C24、好ましくはC10〜C16脂肪族アルコールのスルフェートから選び、随意にエチレンオキシドおよそ0.5〜30モル、好ましくは0.5〜5モル、特に0.5〜3モルを縮合させたもの3〜50重量部、好ましくは10〜40重量部を、酸形態で又は塩、特にアルカリ金属(ナトリウム)又はアルカリ土類金属(カルシウム、マグネシウム)塩の形態、等で含む。
【0097】
本発明は、一層特に、皿を手で洗浄するための液体水性洗剤配合物の泡立たせることを目的とする。
【0098】
該配合物は、また、その他の添加物、特にその他の界面活性剤、例えば下記のようなものも含むことができる:
非イオン系界面活性剤、例えばアミンオキシド、アルキルグルカミド、オキシアルキレン化脂肪族アルコール誘導体、アルキルアミド又はアルカノールアミド、両性系界面活性剤又は双性イオン系界面活性剤のようなもの、
殺菌剤又は消毒剤、例えばトリクロサンのようなもの、
合成カチオン性ポリマー、
混合物の粘度及び/又は使用する間に形成されるフォームの安定性を制御するためのポリマー、
ヒドロトロピック剤、
水和もしくはモイスチャリング剤又は皮膚を保護するための剤、
染料、芳香剤、防腐剤、等、
これらは、すでに上に述べた通りである。
【0099】
発明の別の主題は、自動車の外部、特に車体構造を洗浄するための清浄用組成物である。
【0100】
この場合にも、発明に従うコポリマーを洗浄作業のために使用する洗浄配合物か又はすすぎ用生成物のいずれかにおいて存在させることができる。
【0101】
自動車用清浄用組成物は、組成物の合計重量に対して重量により0.05〜5%の発明に従うコポリマー、並びに下記を含むのが有利である:
非イオン系界面活性剤(配合物の0〜30%、好ましくは0.5〜15%の割合)、
両性系及び/又は双性イオン系界面活性剤(配合物の0〜30%、好ましくは0.5〜15%の割合)、
カチオン系界面活性剤(配合物の0〜30%、好ましくは0.5〜15%の割合)、
アニオン系界面活性剤(配合物の0〜30%、好ましくは0.5〜15%の割合)、
有機及び/又は無機洗浄力補助剤(ビルダー)、
ヒドロトロピック剤、
充填剤、pH調整剤、等。
【0102】
このタイプの組成物中に存在する界面活性剤の最少量は、配合物の少なくとも1%にすることができる。
【0103】
発明の組成物は、また、上記したのと異なる硬質表面、特にセラミックス(タイル、浴、流し、等)を清浄にするために特に適している。
【0104】
この場合に、清浄用配合物は、該組成物の合計重量に対して重量により0.02〜5%のコポリマー、並びに少なくとも一種の界面活性剤を含むのが有利である。
【0105】
界面活性剤として、非イオン系界面活性剤、特に親水性である上記した通りのアルキレンオキシドを、脂肪族又はアルキル芳香族性にすることができる疎水性有機化合物と縮合させることによって製造される化合物の方を選ぶ。
【0106】
親水性鎖又は任意の疎水性基を縮合させたポリオキシアルキレンラジカルの長さは、所望の親水/疎水平衡(HBL)度を有する水溶性化合物を得るために、容易に調節することができる。
【0107】
発明の組成物中の非イオン系界面活性剤の量は、重量により0〜30%であるのが普通であり、0〜20%であるのが好ましい。
【0108】
アニオン系界面活性剤は、随意に、重量により0〜30%、有利には0〜20%の量で存在させることができる。
【0109】
また、硬質表面を清浄にするための本発明の組成物に、両性、カチオン性又は双性イオン性洗剤を加えることも可能であるが、これは必須のことではない。
【0110】
このタイプの組成物において使用する界面活性剤の合計重量は、組成物の合計重量に対して重量により通常1.5〜50%、好ましくは5〜30%、一層特に10〜20%である。
【0111】
本発明の硬質表面を清浄にするための組成物は、また、清浄用添加物であるその他の従たる成分を含むことができる。
【0112】
例えば、組成物は、上述した通りの有機又は無機洗浄力補助剤(ビルダー)を含むことができる。
【0113】
洗浄力補助剤は、組成物の合計重量に対して重量により0.1〜25%の量で使用するのが普通である。
【0114】
発明の硬質表面を清浄にするための組成物における別の随意の成分は、フォーム調節剤であり、これは、使用する間に過剰の泡を生成する傾向を有する組成物において使用することができる。これらの物質の例は、石鹸である。石鹸は、脂肪酸塩であり、炭素原子およそ8〜24、好ましくは炭素原子およそ10〜およそ20を含む高級肪酸塩のアルカリ金属石鹸、特にナトリウム又はカリウム塩、アンモニウム及びアルカノールアンモニウム石鹸を含む。特に有用なのは、ヤシ油及び落花生油に由来する肪酸塩のモノ−、ジ−及びトリエタノールアミン塩、ナトリウム及びカリウム塩又は混合物である。石鹸の量は、組成物の合計重量に対して重量により少なくとも0.005%、好ましくは0.5〜2%にすることができる。フォーム調節剤更なる例は、有機溶媒、疎水性シリカ、シリコーン油及び炭化水素である。
【0115】
本発明の硬質表面を清浄にするための組成物は、上述した成分に加えて、また、下記のようなその他の随意の成分も含むことができる:pH調整剤、染料、随意の蛍光増白剤、汚れた跡から物質を懸濁させるための剤、洗剤酵素、相容性漂白剤、ゲル形成を制御するための剤、凍結融解安定剤、殺菌剤、防腐剤、溶媒、殺カビ剤、虫駆除剤、ヒドロトロピック剤、芳香剤、乳白剤又は真珠光沢剤。
【0116】
発明の組成物は、また、便器を清浄にすることによって採用することもできる。
【0117】
この目的に特に適している組成物の一つは、発明に従うコポリマーを重量により0.05〜5%含む。
【0118】
発明に従う便器を清浄にするための組成物は、無機酸、例えばリン酸、スルファミン酸、塩酸、弗化水素酸、硫酸、硝酸又はクロム酸及びこれらの混合物のようなもの、或は有機酸、特に酢酸、ヒドロキシ酢酸、アジピン酸、クエン酸、ギ酸、フマル酸、グリコン酸、グルタル酸、グリコール酸、リンゴ酸、マレイン酸、乳酸、マロン酸、蓚酸、コハク酸及び酒石酸及びこれらの混合物のようなもの、これらの酸塩、例えば重硫酸ナトリウムのようなもの、並びにこれらの混合物も含む。
【0119】
酸成分の量は、組成物の合計重量に対して重量により0.1〜およそ40%であるのが好ましく、0.5〜およそ15%であるのが好ましい。
【0120】
好適な量は、使用する酸清浄剤のタイプに依存する。例えば、スルファミン酸を使用する場合、好適な量は、重量によりおよそ0.2〜およそ1%であり、塩酸を使用する場合、およそ1〜およそ5%であり、クエン酸を使用する場合、およそ2〜およそ10%であり、ギ酸を使用する場合、およそ5〜およそ15%であり、リンを使用する場合、およそ5〜およそ30%である。
【0121】
酸性剤の量は、組成物の最終pHをおよそ0.5〜約4、好ましくは1〜3にするようにするのが普通である。
【0122】
便器を清浄にするための組成物は、また、汚れた跡を除く方向に寄与するように或はフォーミング又は湿潤特性を与えるように、或は組成物の清浄効能を増大させるために、界面活性剤を重量により0.5〜10%含む。界面活性剤は、アニオン系界面活性剤又は非イオン系界面活性剤であるのが好ましい。
【0123】
カチオン系界面活性剤もまた、発明に従う便器を清浄にするための組成物に、殺菌特性を付与するために加えることができる。当業者ならば、両性系界面活性剤も使用することができることを分かるものと思う。種々の界面活性剤の混合物を、所望するならば、採用することができる。
【0124】
発明に従う便器を清浄にするための組成物は、また、ガムタイプの増粘剤、特にキサンタンガムを濃度0.1〜3%で導入させて含み、並びに下記の従たる成分の内の一種又はそれ以上:生成物中の微生物の増殖を防ぐ意図の防腐剤、染料、芳香剤及び/又は研磨剤を含むこともできる。
【0125】
発明に従う組成物は、また、シャワー壁をすすぐためにも適している。
【0126】
シャワー壁をすすぐための水性組成物は、発明のコポリマーを重量により0.02〜5%含み、0.05〜1%含むのが有利である。
【0127】
本発明のシャワー壁をすすぐための水性組成物のその他の主要な有効成分は、重量により0.5〜5%の範囲の量で存在する少なくとも一種の界面活性剤、及び随意に、重量により0.01〜5%の範囲の量で存在する金属−キレート剤である。
【0128】
好適な金属−キレート剤は、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)及びそれの同族体である。
【0129】
シャワー用水性すすぎ組成物は、水を、随意に、主要な割合の少なくとも一種のアルコール及び従たる割合の添加物(重量によりおよそ0.1〜およそ5%、一層有利には重量によりおよそ0.5〜およそ3%、更に一層好ましくは重量によりおよそ1〜およそ2%)と共に含むのが有利である。
【0130】
このタイプの用途において使用することができる所定の界面活性剤は、米国特許第5,536,452号及び同第5,587,022号に開示されており、これらの米国特許の内容を本記述に援用する。
【0131】
好適な界面活性剤は、ポリエトキシル化脂肪エステル、例えばポリエトキシル化ソルビタンモノオレエート及びポリエトキシル化ヒマシ油のようなものである。そのような界面活性剤の具体例は、エチレンオキシド20モルとソルビタンモノオレエートとの縮合生成物(Rhodia Inc.によりAlkamuls PSMO−20(登録商標)なる名前で販売され、HLB15.0を有する)及びエチレンオキシド30又は40モルとヒマシ油との縮合生成物(Rhodia Inc.によりそれぞれAlkamuls EL−620(登録商標)(HLB12.0)及びAlkamuls EL−719(登録商標)(HLB13.6)なる名前で販売される)である。エトキシル化度は、HLBが13よりも大きな界面活性剤を得る程であるのが好ましい。アルキルポリグルコシドのようなその他の界面活性剤もまた、これらの組成物に良く適している。
【0132】
発明に従う組成物は、また、ガラス−セラミック板を清浄にするために採用することもできる。
【0133】
発明のガラス−セラミック板を清浄にするための配合物は、下記を含むのが有利である:
発明のコポリマー重量により0.1〜5%;
キサンタンガムのような増粘剤重量により0.1〜1%;
炭酸カルシウム又はシリカのような研磨剤重量により10〜40%;
ブチルジグリコールのようなグリコール重量により0〜7%;
非イオン系界面活性剤重量により1〜10%;
シリコーンタイプのコポリマー重量により0.1〜3%;及び
随意に、塩基性化剤又は金属イオン封鎖剤。
【0134】
発明の別の主題は、下記:
発明に従う少なくとも一種の水溶性又は水分散性コポリマー
少なくとも一種のカチオン性、両性又はアミノ化された、好ましくはカチオン性殺生剤;
及び随意に、少なくとも一種の非イオン系、両性系又は双性イオン系、好ましくは非イオン系界面活性剤
を含む硬質表面を処理するための水性殺生性清浄用組成物である。
【0135】
殺生剤は、水性殺生性清浄用組成物中に重量により0.1〜20%程度、好ましくは重量により0.5〜5%程度の濃度で存在するのが好ましい。
【0136】
発明に従うコポリマーは、水性殺生性清浄用組成物中に重量により0.01〜20%程度、好ましくは重量により0.05〜5%程度の濃度で存在することができる。該コポリマーは、それ自体殺生活性を持たないのが普通である。
【0137】
存在することができる殺生剤の中で、下記を挙げることができる:
下記式の第四モノアンモニウム塩:
R1R2R3R4N+X-
式中:
R1は、随意に塩素原子によって置換されるベンジル基又はC1〜C4アルキルベンジル基を表し、
R2は、C8〜C24アルキル基を表し、
R3及びR4は、同一であり又は異なり、C1〜C4アルキル又はヒドロキシアルキル基を表し、
X-は、ハライド(例えば、クロリド、ブロミド又はヨージド)、スルフェート又はメチルスルフェートのような可熔化用アニオンである;
R1'R2'R3'R4'N+X-
式中:
R1'及びR2'は、同一であり又は異なり、C8〜C24アルキル基を表し、
R3'及びR4'は、同一であり又は異なり、C1〜C4アルキル基を表し、
X-は、ハライド(例えば、クロリド、ブロミド又はヨージド)、スルフェート又はメチルスルフェートのような可熔化用アニオンである;
R1"R2"R3"R4"N+X-
式中:
R1"は、C8〜C24アルキル基を表し、
R2"、R3"及びR4"は、同一であり又は異なり、C1〜C4アルキル基を表し、
X-は、ハライド(例えば、クロリド、ブロミド又はヨージド)、スルフェート又はメチルスルフェートのような可熔化用アニオンである;
特に:
ココアルキルベンジルジメチルアンモニウム、(C12〜C14アルキル)ベンジルジメチルアンモニウム、
ココアルキル(ジクロロベンジル)ジメチルアンモニウム、
テトラデシルベンジルジメチルアンモニウム、
ジデシルジメチルアンモニウム又はジオクチルジメチルアンモニウムクロリド、ミリスチルトリメチルアンモニウム又はセチルトリメチルアンモニウムブロミド;
【0138】
ラウリルピリジニウム、セチルピリジニウム又は(C12〜C14アルキル)ベンジルイミダゾリウムクロリドのようなモノ第四アンモニウム複素環式アミン塩;
【0139】
ミリスチルトリフェニルホスホニウムブロミドのような(脂肪アルキル)トリフェニルホスホニウム塩;
【0140】
(ドデシル)(アミノプロピル)グリシン又は(ドデシル)(ジエチレンジアミン)グリシンのようなN−[N'−(C8〜C18アルキル)−3−アミノプロピル]グリシン、N−[N'−(N"−(C8〜C18アルキル)−2−アミノエチル]−2−アミノエチル]グリシン又はN,N−ビス[N'−(C8〜C18アルキル)−2−アミノエチル]グリシン誘導体のような両性殺生剤;
【0141】
N−(3−アミノプロピル)−N−ドデシル−1,3−プロパンジアミンのようなアミン。
【0142】
可能な界面活性剤の中で、特に下記を挙げることができる:
非イオン系界面活性剤、例えば、エチレンオキシド/プロピレンオキシドブロックコポリマー、ポリエトキシル化ソルビタンエステル、ソルビタン脂肪エステル、エトキシル化脂肪エステル(エチレンオキシド単位1〜25を含む)、ポリエトキシル化C8〜C22アルコール(エチレンオキシド単位1〜25を含む)、ポリエトキシル化C6〜C22アルキルフェノール(エチレンオキシド単位5〜25を含む)、アルキルポリグリコシド又はアミンオキシド((C10〜C18アルキル)ジメチルアミンオキシド又は(C8〜C22アルコキシ)エチルジヒドロキシエチルアミンオキシドのような)のようなもの
【0143】
両性系又は双性イオン系界面活性剤、例えば、C6〜C20アルキルアンホアセテート又はアンホジアセテート(ココアンホアセテートのような)、C10〜C18アルキルジメチルベタイン、C10〜C18アルキルアミドプロピルジメチルベタイン、C10〜C18アルキルジメチルスルホベタイン又はC10〜C18アルキルアミドプロピルジメチルスルホベタインのようなもの。
【0144】
これらは、水性殺生性清浄用組成物の重量により1〜25%、好ましくは2〜10%程度の割合で存在させることができる。
【0145】
発明に従えば、発明の水性殺生システムの主成分である、発明に従う殺生剤及びコポリマーに加えて、有利には、キレート剤(例えば、アミノカルボキシレート(エチレンジアミンテトラアセテート、ニトリロトリアセテート又はN,N−ビス(カルボキシメチル)グルタメートもしくはシトレート)、アルコール(エタノール、イソプロパノール又はグリコール)、洗浄力補助剤(ホスフェート又はシリケート)、染料、芳香剤、等のようなその他の成分が存在することが可能である。
【0146】
該殺生性清浄用組成物は、産業において床、壁、加工物表面、装置、家具、計器、等、食品加工分野、家庭領域(台所、浴室、等)及び共同社会を消毒するために採用することができる。
【0147】
処理することができる表面の中で、セラミック、ガラス、ポリ(塩化ビニル)、ホルミカ又はその他の硬質有機ポリマー、ステンレスチール、アルミニウム、木材、等で造られるものを挙げることができる。
【0148】
清浄及び消毒作業は、該殺生性清浄用組成物を、随意に1〜1000倍、好ましくは1〜100倍希釈して処理すべき硬質表面に塗布するに在る。
【0149】
好都合に採用することができる殺生システムの量は、表面1m2当たり殺生剤0.01〜1g、好ましくは0.1〜1gを付着させかつ表面1m2当たり発明のコポリマー0.001〜2g、好ましくは0.01〜0.5gを付着させるのに相当するものである。
【0150】
発明の殺生性清浄用組成物を採用することによって増殖を制御することができる微生物の中で、下記を挙げることができる:
グラム陰性細菌、例えば、下記のようなもの:Pseudomonas aeruginosa;Escherichia coli;Proteus mirabilis
グラム陽性細菌、例えば、下記のようなもの:Staphylococcus aerus;Steptococcus faecium
食品において危険なその他の細菌、例えば、下記のようなもの:Salmonella typhimurium;Listeria monocytogenes;Campylobacter jejuni;Yersinia enterocolitica
酵母、例えば、下記のようなもの:Saccharomyces cerevisiae;Candida albicans;
カビ、例えば、下記のようなもの:Aspergillus niger;Fusarium solani;Pencillium chrysogenum藻類、例えば、下記のようなもの:Chlorella saccharophilia;Chlorella emersonii;Chlorella vulgaris;Chlamydomonas eugametos。
【0151】
発明の殺生システムは、グラム陰性微生物Pseudomonas aeroginosa、グラム陽性微生物Staphylococcus aerus又はカビAspergillus nigerに対して極めて特に有効である。
【0152】
発明の別の主題は、上に規定した通りの水溶性又は水分散性コポリマーの、硬質表面の清浄又はすすぎにおける、特に硬質表面上に親水性を付与するための使用である。
【0153】
本発明のコポリマーによって付与される親水性化特性は、特に「耐ランニング性」、「耐凝縮性」、「耐汚染性」及び/又は「耐跡性」の性質である。
【0154】
発明の主題は、同様に、発明に従う少なくとも一種のコポリマーを含む清浄用組成物を使用して硬質表面を処理することによって該表面の親水性を向上させるプロセスである。
【0155】
発明の別の主題は、上に規定した通りのコポリマーの、組成物を適用した硬質表面の乾燥速度を低減させるための使用である。
【0156】
発明の別の主題は、発明に従うコポリマーの、皿を自動皿洗い機で清浄にするための洗剤組成物における、ガラス及びガラス又は皿の上に存在するデザインの腐食を繰り返される洗浄作業の間除く又は低減させるための剤としての使用である。
【0157】
最後に、発明の主題は、ガラス及び皿を自動皿洗い機で、発明に従う少なくとも一種のコポリマーを含む清浄用組成物を使用して洗浄することによってガラス、皿及びデザインを保護するプロセスである。
【0158】
下記の例は、発明を例示することを意図する。
【0159】
例1〜5:
下記の式の発明に従うコポリマーの調製:
【化27】
【0160】
【表1】
【0161】
下記の成分を1リットル反応装置に加える:
【表2】
【0162】
得られた混合物をpHおよそ2.6において穏やかに窒素を流しながら穏やかに加熱して75℃にする。30分した後に、温度が75℃に達した時に、ナトリウムペルスルフェート(脱ミネラル水1.0g中0.1g)に基づく開始剤溶液を反応装置に単一工程で加える。温度を75℃に保つために冷却が必要であり、およそ45分した後に、混合物は粘性になる。ペルスルフェートに基づく開始用溶液の更なる2つの部分を、それぞれ1時間及び2時間反応した後に、加える。反応混合物を引き続き加熱して温度85℃にし、この温度に更に2時間保った後に、冷却して25℃にする。生成したポリマー1の溶液の粘度は、およそ29,500cpsであり、固形分の全含量は、およそ20.5%である。10%溶液のpHは、およそ2.2である。残留するアクリルアミドは、0.1重量%よりも少ない。
【0163】
例6:
下記の式のポリマーの調製:
【化28】
【0164】
プロセスは、アクリル酸をN−(1−スルホ−2−イソブチル)アクリルアミドに代える他は、例1〜5と同じである。
【0165】
例7〜9:
窓を清浄にするための清浄用配合物
窓を清浄にするために使用する3つの清浄用配合物の組成を下記の表に記録する:
【表3】
【0166】
例7〜9の配合物を、そのまま清浄にすべき窓の表面にスプレーする(6〜8回スプレーする、すなわち表面1m2当たり配合物3〜5g)ことによって使用する。
【0167】
例10〜11:
タイル、セラミックス、流し又は浴のような硬質表面用清浄用配合物
硬質表面を清浄にするための清浄用配合物を下記の表に挙げる:
【表4】
【0168】
例10及び11の配合物を、使用する前に、水1リットル中配合物10gの割合で希釈する。
【0169】
例12〜14:
自動皿洗い機用洗剤配合物
ベース洗剤配合物を、下記の表に挙げるコンパウンドから調製する:
【表5】
【0170】
比較として、発明に従う3つのコポリマー(上記のコポリマー第2、3及び4番)又は2つの他のコポリマー(下記のコポリマー第7及び8番)をこれらの組成物に加える。
【化29】
【0171】
ガラス腐食テスト
この簡略化されたガラス腐食テストは、皿洗い機の所定の洗浄状態、特に洗浄、すすぎ及び乾燥サイクルを再現する。
【0172】
ガラスの性質
使用するガラスは、あらかじめエタノールで洗浄にした寸法2.5×7.5cmを有する顕微鏡スライドで構成され、該スライドの組成を下記に挙げ、それは、テーブルガラスの組成と同様である:
Si : 21〜43重量%
Ca : 2.8〜5.8重量%
Mg : 1.6〜3.4重量%
Na : 6.8〜14.2重量%
Al : 0.3〜0.7重量%
【0173】
手順
処理すべき生成物6g/lを含む洗浄水溶液200mlを、容器の中に導入する。容器をオーブンの中に導入してその中に65℃で1時間保つ。
【0174】
ガラススライドをこの容器の中に傾斜させた位置で完全に浸漬させる。次いで、容器を閉止し、次いで、65℃のオーブンの中に入れる。72時間した後に、スライドを容器から取り出し、各々の面を洗浄ボトルを使用して脱イオン水で2回すすぎ、形成されたかもしれないフィルムを除くために指で軽く触れかつ周囲空気中で2時間乾燥させる。
【0175】
テストの終わりに、スライドを、室温に冷却した後に、秤量し、相対的な質量変化(%×1000として)を繰り返す。結果を確認するために、テストをもう一度繰り返す。
【0176】
目に見える腐食を、テストを受けていない基準スライドに比べて評価する。
【0177】
腐食のテストは、9人の訓練を受けている人が、1〜5点の範囲のスケールで目視で実施し、新しい状態のガラスを基準とする。
【0178】
点を、下記の通りに分布させる:
点1は、完全な状態に相当する。
点2は、ほとんど目に見えない損傷(デザインの存在しないガラス上の無色の又は着色された跡;ガラスのデザインの艶消)に相当する。
点3は、自然に目に見える極めて著しい損傷(デザインの存在しないガラスが、着色された又は無色の跡で全面的に覆われ、随意に局部欠陥が存在する;ガラスデザインは、艶消であり、退色している)に相当する。
点4は、極めて有意の損傷(デザインの存在しないガラスは、また、広い白色のしみを示し;ガラスデザインは、一部消失している)に相当する。
点5は、完全に劣悪な表面(表面全体が損傷され;デザインは消失している)に相当する。
【0179】
最後に、スライドを浸漬させる前にかつ実験の終わりに、溶液のpHを室温で測定する。
【0180】
この簡略化されたテストは、皿洗い機で、洗浄−すすぎ−乾燥サイクルの順で、皿洗い機において使用されるのと同様な濃度及び温度条件下で、繰り返される洗浄によって得られる種々のタイプのガラス腐食を迅速に再現することを可能にする。
【0181】
テストの結果を下記の表に挙げる:
【表6】
【0182】
例12、13及び14を、比較として挙げる。
【0183】
例15、16及び17は、発明のポリマーが、例12、13及び14によって得られない、腐食に対するガラスの効率的な保護を導入することを示す。
【0184】
例15〜17:
皿を自動皿洗い機ですすぐための配合物
【表7】
【0185】
例18〜19:
皿を手で清浄にするための配合物
【表8】
【0186】
例20及び21:
硬質表面(タイル、流し、浴)を清浄にするための洗剤配合物
【表9】
【0187】
例22〜25:
自動皿洗い機用洗剤配合物
【表10】
【0188】
例26〜28:
殺生性配合物
【表11】
【0189】
殺生剤Rhodaquat RP50は、Rhodiaによって販売される(C12〜C14アルキル)ベンジルジメチルアンモニウムクロリドの水溶液であり、有効物質含量50%を有する。
【0190】
例26の配合物を、白色セラミックタイル上で、下記のプロトコルに従って処理する:
1.希薄な殺生性水溶液を、あらかじめイソプロピルアルコールで清浄にすることによって滅菌したセラミックタイルの表面(5cm×5cm)に加える。タイルをオーブン中で45℃において乾燥させる。
2.タイルの表面を垂直に位置させ、これにハンド噴霧器を使用して水1グラムをスプレーする。これは、機械的な作用を用いない洗浄作業に相当する。洗浄作業をこのようにして0〜15回実施した後に、45℃において乾燥させる。
3.グラム陰性細菌、Pseudomonas aeruginosaをおよそ108CFU/ml含む水性媒体0.25mlを加え、予備処理した硬質表面上に散布する。
4.タイルを、殺生剤をポリマーの表面から移行させて表面細菌を殺させるために、室温で3時間放置する。
5.タイルを37℃において少なくとも30分間乾燥させる。
【0191】
6.生き残る微生物を、あらかじめ中和用溶液を湿らせた滅菌した脱脂綿パッドを使用することによって回収する。表面全体を、すべての方向に4回ぬぐうことによって注意深く清浄にする。
7.パッドを中和用媒体9ml中に導入し;容積を水で調節して10mlにする。殺生性懸濁液を、逐次10倍希釈することによってペトリ皿中のNutrient Agarに移す。
8.皿を37℃において48時間の間インキュベートし、生き残った微生物をカウントする。
* 中和用媒体は、Tween 80ポリソルベート3%及び大豆レシチン2%を含む。
* 対照テストは、あらかじめ滅菌しておくが、殺生性システムで処理していない白色セラミックタイルの表面(5cm×5cm)上で工程1.〜7.を実施することによって行う。
* 細菌の数の減少についてのlog10は、下記の通りにして計算する:
減少についてのlog10=log10 N/n
Nは、対照テストにおける生き残った細菌の数(CFU/mlで表す)である。
nは、殺生性システムを採用したテストにおける生き残った細菌の数(CFU/mlで表す)である。
【0192】
結果
上記のテストの結果は、下記の表中に現れる。
【表12】
【0193】
結果は、下記を示す:
殺生剤の水溶液単独では、15回のすすぎ作業に耐えない、
殺生剤とポリマーとの間の相互作用は、短期の細菌の性能を損傷しないで、細菌に対する表面の長期の保護を導入する、
ポリマーそれ自体は、殺生性作用を持たない。
Claims (44)
- Xを、ハロゲン、スルホネート、スルフェート、ハイドロジェンスルフェート、ホスフェート、ホスホネート、シトレート、ホルメート及びアセテートアニオンから選ぶ請求項1の清浄用又はすすぎ用組成物。
- Xが塩素である請求項2の清浄用又はすすぎ用組成物。
- モノマー(b)を、アクリル酸、N−(1−スルホ−2−イソブチル)アクリルアミド、マレイン酸、スチレンスルホン酸、ビニルスルホン酸並びにそれらのアルカリ金属及びアンモニウム塩から選ぶ請求項1〜3のいずれか一に記載の清浄用又はすすぎ用組成物。
- モノマー(c)を、アクリルアミド、ビニルアルコール及びエチレングリコールアクリレートから選ぶ請求項1〜4のいずれか一に記載の清浄用又はすすぎ用組成物。
- 水溶性又は水分散性コポリマーが、下記:
モノマー(a)3〜80モル%;
モノマー(b)10〜95モル%;
モノマー(c)0〜50モル%
を共重合させることによって得られることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一に記載の清浄用又はすすぎ用組成物。 - モノマー(a)が10〜60モル%であり;モノマー(b)が20〜70モル%であり;モノマー(c)が0〜30モル%であることを特徴とする請求項6の清浄用又はすすぎ用組成物。
- モノマー(c)が5〜25モル%であることを特徴とする請求項7の清浄用又はすすぎ用組成物。
- モノマー(a)の合計対モノマー(b)の合計の重量によるモル比が80/20〜5/95であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一に記載の清浄用又はすすぎ用組成物。
- モノマー(a)の合計対モノマー(b)の合計の重量によるモル比が60/40〜20/80であることを特徴とする請求項9の清浄用又はすすぎ用組成物。
- コポリマーの分子質量が、少なくとも1000でありかつ大きくて20,000,000であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一に記載の清浄用又はすすぎ用組成物。
- コポリマーの分子質量が、少なくとも10,000でありかつ大きくて10,000,000であることを特徴とする請求項11の清浄用又はすすぎ用組成物。
- xが平均値0〜30%を有し、yが平均値20〜70%を有し、zが平均値10〜60%を有することを特徴とする請求項13の清浄用又はすすぎ用組成物。
- xが平均値5〜25%をすることを特徴とする請求項14の清浄用又はすすぎ用組成物。
- 請求項1の(a)に示す一般式のコポリマーが、前記組成物の合計重量に対して重量により0.0005〜10%に相当することを特徴とする請求項1〜15の内のいずれか一に記載の清浄用組成物。
- 重量によるコポリマー/界面活性剤比が1/2〜1/100であるる請求項1〜16の内のいずれか一に記載の清浄用又はすすぎ用組成物。
- 下記:
請求項1〜13の内のいずれか一に記載の水溶性又は水分散性コポリマーの少なくとも一種0.001〜10重量%;
少なくとも一種の非イオン系及び/又はアニオン系界面活性剤0.005〜20重量%;
残りは、水、溶媒、及び/又は種々の添加物で形成される
を含む、窓を清浄にするための請求項1〜13の内のいずれか一に記載の清浄用組成物。 - 非イオン系界面活性剤としてアミンオキシドを含む、窓を清浄するための請求項18に記載の清浄用組成物。
- 下記:
組成物の乾燥物質の合計重量に対して重量により0.1〜5%の請求項1〜13の内のいずれか一に記載の水溶性又は水分散性コポリマー;
乾燥物質の合計重量に対して重量により0.2〜10%の界面活性剤、及び随意に;
乾燥物質として表して、洗剤組成物の合計重量に対して重量により30〜95%の洗浄力補助剤(ビルダー);
組成物の合計重量に対して重量により3〜25%の酸化用システム
を含むことを特徴とする、皿を自動皿洗い機で洗浄するための請求項1〜17の内のいずれか一に記載の清浄用組成物。 - 下記:
組成物の合計重量に対して重量により0.02〜10%の請求項1〜13の内のいずれか一に記載の水溶性又は水分散性コポリマー;
組成物の合計重量に対して重量により0.2〜15%の非イオン系界面活性剤又は非イオン系界面活性剤とアニオン系界面活性剤との混合物;
乾燥物質の合計重量に対して重量により0〜40%のカルシウムイオン封鎖性有機酸;
乾燥物質として表して、組成物の合計重量に対して重量により0〜15%のアクリル酸と無水マレイン酸とのコポリマー又はアクリル酸ホモポリマータイプの補助剤
を含むことを特徴とする、皿を自動皿洗い機ですすぐための請求項1〜17の内のいずれか一に記載のすすぎ用組成物。 - 下記:
組成物の合計重量に対して重量により0.1〜5部の請求項1〜13の内のいずれか一に記載の水溶性又は水分散性コポリマー;
少なくとも一種の界面活性剤を重量により5〜50部;
少なくとも一種の非カチオン性殺菌剤又は消毒剤;
少なくとも一種の合成カチオン性ポリマー剤;
混合物の粘度及び/又はフォームの安定性を制御するのに用いられるポリマー;
ヒドロトロピック剤;
水和もしくはモイスチャリング剤又は皮膚を保護するための剤;
染料又は芳香剤、及び防腐剤
を含むことを特徴とする、皿を手で洗浄するための請求項1〜17の内のいずれか一に記載の清浄用組成物。 - 下記:
組成物の合計重量に対して重量により0.05〜5%の請求項1〜13の内のいずれか一に記載の水溶性又は水分散性コポリマー;
配合物の重量により0〜30%の少なくとも一種の非イオン系界面活性剤;
配合物の重量により0〜30%の少なくとも一種のアニオン系界面活性剤;
両性系及び/又は双性イオン系界面活性剤を重量により0〜30%;
カチオン系界面活性剤を重量により0〜30%;
無機及び/又は有機洗浄力補助剤(ビルダー);
随意にヒドロトロピック剤、充填剤又はpH調整剤
を含むことを特徴とする、自動車を外部清浄にするための請求項1〜17の内のいずれか一に記載の清浄用組成物。 - 下記:
組成物の合計重量に対して重量により0.02〜5%の請求項1〜13の内のいずれか一に記載の水溶性又は水分散性コポリマー;
少なくとも一種の非イオン系界面活性剤を重量により0〜30%;
少なくとも一種のアニオン系界面活性剤を重量により0〜30%、界面活性剤の合計重量は、組成物の合計重量に対して重量により1.5〜50%に相当し;
組成物の合計重量に対して重量により0.1〜25%の少なくとも一種の有機又は無機洗浄力補助剤(ビルダー);
随意に、フォーム調節剤;
随意に、pH調整剤、染料、随意の蛍光増白剤、汚れた跡から物質を懸濁させるための剤、洗剤酵素、相容性漂白剤、ゲル形成を制御するための剤、凍結融解安定剤、殺菌剤、防腐剤、溶媒、殺カビ剤、虫駆除剤、ヒドロトロピック剤、芳香剤、乳白剤又は真珠光沢剤
を含み、pH3〜1及びa/bモル比30/70〜60/40を示すことを特徴とする、セラミックスを清浄にするための請求項1〜17の内のいずれか一に記載の清浄用組成物。 - 下記:
請求項1〜13の内のいずれか一に記載の水溶性又は水分散性コポリマーを重量により0.05〜5%;
組成物の合計重量に対して重量により0.1〜40%のリン酸、スルファミン酸、塩酸、弗化水素酸、硫酸、硝酸又はクロム酸及びこれらの混合物から選ぶ無機酸清浄剤或は酢酸、ヒドロキシ酢酸、アジピン酸、クエン酸、ギ酸、フマル酸、グリコン酸、グルタル酸、グリコール酸、リンゴ酸、マレイン酸、乳酸、マロン酸、蓚酸、コハク酸及び酒石酸及びこれらの混合物から選ぶ有機酸清浄剤、或は酸塩、及びこれらの混合物;
界面活性剤を重量により0.5〜10%;
増粘剤を重量により0.1〜3%;
微生物の増殖を防ぐ意図の防腐剤、染料、芳香剤及び/又は研磨剤から選ぶ種々の添加物
を含み、pH0.5〜4を示すことを特徴とする、便器を清浄にするための請求項1〜17の内のいずれか一に記載の清浄用組成物。 - 下記:
請求項1〜13の内のいずれか一に記載の水溶性又は水分散性コポリマーを重量により0.02〜5%;
非イオン系界面活性剤を重量により0.5〜5%;
随意に、金属−キレート剤を重量により0.01〜5%
を含むことを特徴とする、シャワー壁をすすぐための請求項1〜17の内のいずれか一に記載の清浄用組成物。 - 下記:
請求項1〜13の内のいずれか一に記載の水溶性又は水分散性コポリマーを重量により0.1〜5%;
増粘剤を重量により0.1〜1%;
研磨剤剤を重量により10〜40%;
グリコールを重量により0〜7%;
シリコーンタイプのコポリマーを重量により0.1〜3%;及び
随意に、塩基性化剤又は金属イオン封鎖剤
を含むことを特徴とする、ガラス−セラミック板を清浄にするための請求項1〜17の内のいずれか一に記載の清浄用組成物。 - 下記:
請求項1〜13の内のいずれか一に記載の水溶性又は水分散性コポリマーの少なくとも一種;
少なくとも一種のカチオン性、両性又はアミノ化された殺生剤;
及び少なくとも一種の非イオン系、両性系又は双性イオン系界面活性剤
を含む硬質表面を処理するための水性殺生性清浄用組成物。 - 下記:
請求項1〜13の内のいずれか一に記載のコポリマーを重量により0.01〜20%;
殺生剤を重量により0.1〜20%
を含む請求項28に記載の水性殺生性清浄用組成物。 - 殺生剤を、下記:
下記式の第四モノアンモニウム塩:
R1R2R3R4N+X-
(式中:
R1は、随意に塩素原子によって置換されるベンジル基又はC1〜C4アルキルベンジル基を表し、
R2は、C8〜C24アルキル基を表し、
R3及びR4は、同一であり又は異なり、C1〜C4アルキル又はヒドロキシアルキル基を表し、
X-は、可熔化用アニオンである);
下記式の第四モノアンモニウム塩:
R1'R2'R3'R4'N+X-
(式中:
R1'及びR2'は、同一であり又は異なり、C8〜C24アルキル基を表し、
R3'及びR4'は、同一であり又は異なり、C1〜C4アルキル基を表し、
X-は、可熔化用アニオンである);
下記式の第四モノアンモニウム塩:
R1"R2"R3"R4"N+X-
(式中:
R1"は、C8〜C24アルキル基を表し、
R2"、R3"及びR4"は、同一であり又は異なり、C1〜C4アルキル基を表し、
X-は、可熔化用アニオンである);
モノ第四アンモニウム複素環式アミン塩;
(脂肪アルキル)トリフェニルホスホニウム塩;
両性殺生剤
から選ぶ請求項28又は29に記載の水性殺生性清浄用組成物。 - 請求項1〜13の内のいずれか一に記載の水溶性又は水分散性コポリマーの少なくとも一種の、それを適用した硬質表面上に親水性化特性を付与するための、界面活性剤を含む硬質表面用清浄用組成物における使用。
- 請求項1〜13の内のいずれか一に記載のコポリマーの少なくとも一種の、界面活性剤を含む硬質表面用液状清浄用組成物における使用であって、該組成物を適用した表面の乾燥速度を低減させるための使用。
- 親水性化特性を、「耐ランニング性」又は「耐凝縮性」の性質及び「耐汚染性」又は「耐きず性」の持続的性質から選ぶことを特徴とする請求項31の使用。
- 前記水溶性又は水分散性コポリマー0.0001〜6g/表面1m2を、処理すべき表面に付着させる請求項31〜33の内のいずれか一に記載の使用。
- 親水性化特性をガラス又はセラミック表面上に付与するため又はそのような表面の乾燥速度を低減させるための請求項31〜34の内のいずれか一に記載の使用。
- 皿を手により又は自動皿洗い機で清浄にする又はすすぐための請求項31〜34の内のいずれか一に記載の使用。
- 窓を清浄にするための請求項31〜34の内のいずれか一に記載の使用。
- タイル、浴及び流しを清浄にするための請求項31〜34の内のいずれか一に記載の使用。
- 便器を清浄にするための請求項31〜34の内のいずれか一に記載の使用。
- シャワー壁を清浄にするための請求項31〜34の内のいずれか一に記載の使用。
- ガラス−セラミック板を清浄にするための請求項31〜34の内のいずれか一に記載の使用。
- 自動車を外部清浄にするための請求項31〜34の内のいずれか一に記載の使用。
- 請求項1〜13の内のいずれか一に記載のコポリマーの、皿を自動皿洗い機で清浄にするための、ガラス及びガラス又は皿の上に存在するデザインの腐食を繰り返される洗浄作業の間除く又は低減させるための剤としての使用。
- 硬質表面の親水性を改良するに際し、硬質表面を請求項1〜13の内のいずれか一に記載の清浄用組成物で処理することに在る方法。
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