JP2009520091A - 合成ポリマーを含み、硬質表面を処理および/または修飾するための組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
この表面に沈積した水滴の乾燥(例えば、無機塩の沈積)により、
周囲の空気中に存在(超高層ビルの清浄化の場合)するまたは接触により沈積(床、トイレ等の清浄化の場合)する無機または有機粒子の付着により、
脂肪性有機化合物(料理用油)の飛び散りによる沈積により、
石鹸およびこれらの金属塩の沈積により、または
ヒドロコロイドまたは多糖類型の植物起源の化合物の沈積により
マークが後に残ることを防止するために、汚損性物質に対する持続的な親水性抗沈積および/または抗付着特性を硬質表面に与えることができる組成物である。
コアモノマーCから誘導される単位Cと架橋性モノマーRから誘導される架橋性単位Rとを含む化学的に架橋されたポリマーコア、および
場合により、該コアの周囲におけるマクロ分子分岐を含むミクロゲルであることを特徴とする組成物を提供することにより、前述の要求の少なくとも一つを満たす。
硬質表面の親水性化、
硬質表面の清浄化の容易化、および/または
硬質表面のその後の清浄化の容易化
に貢献することができる。
本出願において、「ミクロゲル」という用語は、コアと、場合により、コアの周囲においてコアに結合しているマクロ分子分岐とを含むマクロ分子コポリマー化合物を意味すると解される。これらは、当業者に知られている、程度の差はあるが複合的な構造である。コアの周囲にマクロ分子分岐を含むミクロゲルを表すために、「スターコポリマー」という用語が用いられることがある。「スターコポリマー」という用語と「ミクロゲル」という用語は部分的に重複し、周囲にマクロ分子分岐を含む化学的に架橋したポリマーコアを含む化合物であるという点が共通部分である。本出願において、「分岐」の代わりに「アーム」という用語も用いられ、同じ概念を含む。分岐の数は、通常、コアの性質および/またはミクロゲルを調製するための方法と関係する。
ガラス(建物または乗り物の内側窓または外側窓、または鏡のような表面)、
金属(反応器の内側または外側壁、刃物、パネル、パイプなどのような表面)、
合成樹脂(例えば、電動機付き乗物(自動車、トラック、バス、電車、航空機等)の車体または内側表面、オフィス、キッチン等の内側用のメラミンまたは熱硬化性合成樹脂表面)、
プラスチック(例えば、乗り物、特に自動車の内側用のポリ塩化ビニルまたはポリアミド)。
本発明用のミクロゲル、これらの調製に用いられるプロセスに関する詳細を以下に挙げる。
コアモノマーCから誘導される単位Cと架橋性モノマーRから誘導される架橋性単位Rとを含む化学的に架橋されたポリマーコア、および
場合により、該コアの周囲におけるマクロ分子分岐
を含む。
コアに結合しているまたは少なくとも部分的にコアに含まれている中間ブロックA、および
ブロックAに結合している周囲ブロックBを各々が含んでおり、
ブロックAおよびBは以下の通りである。
ブロックAが親水性でありブロックBが親水性およびカチオン性または潜在的カチオン性である。
コアCは、
単一の重合性基を含む少なくとも一つのコアモノマーC、好ましくは、モノエチレン性不飽和モノマー、および
少なくとも二つの重合性基を含む少なくとも一つの架橋性モノマーR、好ましくは、多エチレン性不飽和モノマー
を含むモノマーのブレンドの重合により、好ましくは制御下のラジカル重合により得ることができる化学的に架橋したコポリマーである。
コアCは、遊離基の供給源の存在下に、「前駆体」制御または転移剤を用いる制御下のラジカル重合により得られる、
架橋性モノマーRは、ジエチレン性不飽和モノマーRdifunctである、および
分岐の生成についての理論的係数rは、0.25以上である。
コアモノマーCから誘導され得るコア単位C、および
架橋性モノマーRから誘導され得る架橋性単位R
を含む。
C−分岐ミクロゲルの構造は知られている。用いることができる構造、および有用なプロセスも、特に、文献WO 99/58588、EP 1123332、WO 2004/014535およびWO 2005/116097に記載されている。
各分岐が同じ化学的性質であり、各々が、単位Aを含む少なくとも一つのブロックAおよび単位Bを含む少なくとも一つのブロックBを含んでおり、ブロックBがブロックAと異なる、C−分岐block、
各分岐が同じ化学的性質であり、各々が、単位Aを90モル%未満および単位Aと異なる単位Bを90モル%未満含んでおり、ランダムにまたは勾配をもって分布している、C−分岐rand、および
単位Aを含む少なくとも一つの分岐Aおよび単位Aと異なる単位Bを含む少なくとも一つの分岐Bを含んでおり、分岐Aと分岐Bが異なる化学的性質である、C−分岐MIKTO。
コアCまたはC分岐ミクロゲルであるミクロゲルは、重合した単位を含む。以下に挙げる全ての単位を考えることができ、ミクロゲルの種々の部分(コア、分岐、ブロック等)におけるこれらの組み合わせも考えられる。特定の組み合わせを、特定の実施形態に付する。これらの特定の実施形態について、以下に挙げる全ての単位の組み合わせは、これらの特定の実施形態に適合する組み合わせに限定されると解される。
カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Ccatまたは双性イオン性単位CZ、
アニオン性もしくは潜在的アニオン性単位CA、または
親水性もしくは疎水性中性単位CNである。
カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Acatまたは双性イオン性単位AZ、
アニオン性もしくは潜在的アニオン性単位AA、または
親水性もしくは疎水性中性単位ANである。
カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Bcatまたは双性イオン性単位BZ、
アニオン性もしくは潜在的アニオン性単位BA、または
親水性もしくは疎水性中性単位BNである。
ブロックAが、コアに結合されたまたはコアに少なくとも部分的に含まれる親水性中間ブロックであり、
ブロックBが、カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Bcatまたは双性イオン性単位BZを含み、ブロックAに結合された周囲ブロックである、
C−分岐blockミクロゲルである。
コアCが、中性で親水性の単位CNphileであるコア単位Cを含み、
中間ブロックAが、中性親水性単位ANphileを含み、および
周囲ブロックBが、カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Bcatまたは双性イオン性単位BZを含む。
ブロックAが、カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Acatまたは双性イオン性単位AZを含み、コアに結合されたまたはコアに少なくとも部分的に含まれる中間ブロックであり、
ブロックBが、ブロックAに結合された親水性周囲ブロックである、
C−分岐blockミクロゲルである。
コアが、中性で親水性の単位CNphileであるコア単位Cを含み、
中間ブロックAが、カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Acatを含み、および
周囲ブロックBが、中性親水性単位BNphileを含む。
分岐Aが、親水性分岐であり、および
分岐Bが、カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Bcatまたは双性イオン性単位BZ
を含む、C−分岐MIKTOである。
コアが、中性で親水性の単位CNphileであるコア単位Cを含み、
分岐Aが、中性親水性単位ANphileを含み、および
分岐Bが、カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Bcatまたは双性イオン性単位BZを含む。
アニオン性もしくは潜在的アニオン性単位AAおよび/または親水性もしくは疎水性中性単位AN、および
カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Bcatまたは双性イオン性単位BZ
を含む、C−分岐randミクロゲルである。
コアが、中性で親水性の単位CNphileであるコア単位Cを含み、
分岐が、
アニオン性もしくは潜在的アニオン性単位AA、
カチオン性単位Bcat、および
潜在的カチオン性単位Bcatおよび/または親水性中性単位BNphileを含む。
α,β−モノエチレン性不飽和アミノエステル、例えば、2−(ジメチルアミノ)エチルアクリレート(ADAM)、2−(ジメチルアミノ)エチルメタクリレート(DMAMまたはMADAM)、3−(ジメチルアミノ)プロピルメタクリレート、2−(tert−ブチルアミノ)エチルメタクリレート、2−(ジペンチルアミノ)エチルメタクリレートまたは2−(ジエチルアミノ)エチルメタクリレート;
ビニルピリジン;
ビニルアミン;
ビニルイミダゾリン;および
アミン官能基の前駆体モノマー、例えば、単純な酸性または塩基性加水分解により第1アミン官能基を生成するN−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド等。
トリメチルアンモニウムプロピルメタクリレート塩、特に、塩化物;
トリメチルアンモニウムエチルアクリルアミドクロリドまたはブロミド、またはトリメチルアンモニウムメタクリルアミドクロリドまたはブロミド;
トリメチルアンモニウムブチルアクリルアミドメチルスルフェートまたはトリメチルアンモニウムメタクリルアミドメチルスルフェート;
トリメチルアンモニウムプロピルメタクリルアミドメチルスルフェート(MAPTA MeS);
(3−メタクリルアミドプロピル)トリメチルアンモニウムクロリド(MAPTAC);
(3−アクリルアミドプロピル)トリメチルアンモニウムクロリドまたはメチルスルフェート(APTACまたはAPTA MeS);
(メタクリロイルオキシエチル)トリメチルアンモニウムクロリドまたはメチルスルフェート;
(アクリロイルオキシエチル)トリメチルアンモニウム(ADAMQUAT)塩、例えば、(アクリロイルオキシエチル)トリメチルアンモニウムクロリド;または(アクリロイルオキシエチル)トリメチルアンモニウムメチルスルフェート(ADAMQUAT ClまたはADAMQUAT MeS);
メチルジエチルアンモニウムエチルアクリレートメチルスルフェート(ADAEQUAT MeS);
ベンジルジメチルアンモニウムエチルアクリレートクロリドまたはメチルスルフェート(ADAMQUAT BZ 80);
1−エチル−2−ビニルピリジニウムまたは1−エチル−4−ビニルピリジニウムブロミド、クロリドまたはメチルスルフェート;
N,N−ジアルキルジアリルアミンモノマー、例えば、N,N−ジメチルジアリルアンモニウムクロリド(DADMAC);
ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、N−(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)トリメチルアンモニウムクロリド(DIQUATクロリド);
ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、N−(3−メチルスルフェート−2−ヒドロキシプロピル)トリメチルアンモニウムメチルスルフェート(DIQUATメチルスルフェート);および
式:
α,β−エチレン性不飽和アミド、例えば、アクリルアミド、メタクリルアミド、N,N−ジメチルメタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド等;
ポリエチレンオキシド型の水溶性ポリオキシアルキレン化セグメントを有するα,β−エチレン性不飽和モノマー、例えば、ポリエチレンオキシドα−メタクリレート(Laporte製のBisomer S20W、S10等)またはα,ω−ジメタクリレート、Rhodia製のSipomer BEM(ω−ベヘニルポリオキシエチレンメタクリレート)、Rhodia製のSipomer SEM−25(ω−トリスチリルフェニルポリオキシエチレンメタクリレート)等;
ビニルアルコール;
親水性単位またはセグメントのα,β−エチレン性不飽和前駆体モノマー、例えば、一旦重合すると、加水分解してビニルアルコール単位またはポリビニルアルコールセグメントを生成することができる酢酸ビニル;
ビニルピロリドン;
ウレイド型のα,β−エチレン性不飽和モノマー、および特に、2−イミダゾリジノンエチルのメタクリルアミド(Rhodia製のSipomer WAM II);および
非エチレングリコールメチルエーテルアクリレートまたは非エチレングリコールメチルエーテルメタクリレート。
ビニルまたはビニリデンハライド、例えば、ビニルクロリドまたはビニリデンクロリド;
α,β−モノエチレン性不飽和酸のC1−C12アルキルエステル、例えば、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート等;
不飽和カルボン酸のビニルまたはアリルエステル、例えば、ビニルまたはアリルアセテート、プロピオネート、バーサテート、ステアレート等;
3から12個の炭素原子を含むα,β−モノエチレン性不飽和ニトリル、例えば、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等;
α−オレフィン、例えば、エチレン等;
共役ジエン、例えば、ブタジエン、イソプレンまたはクロロプレン;
ポリジメチルシロキサン(PDMS)鎖を発生することができるモノマー。すなわち、部分Bはシリコーン、例えば、ポリジメチルシロキサン鎖または、ジメチルシロキシ単位を含むコポリマーであってよい;および
ジエチレングリコールエチルエーテルアクリレートまたはジエチレングリコールエチルエーテルメタクリレート。
カルボキシレート官能基の前駆体モノマー、例えば、重合後に加水分解によりカルボン酸官能基を発生するtert−ブチルアクリレート;
少なくとも一つのスルフェートまたはスルホネート官能基を有するモノマー、例えば、2−スルホオキシエチルメタクリレート、ビニルベンゼンスルホン酸、アリルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、スルホエチルアクリレートまたはメタクリレート、スルホプロピルアクリレートまたはメタクリレート、およびこれらの水溶性塩;および
少なくとも一つのホスホネートまたはホスフェート官能基を有するモノマー、例えば、ビニルホスホン酸等、エチレン性不飽和ホスフェートエステル、例えば、ヒドロキシエチルメタクリレートから誘導されるホスフェート(Rhodia製のEMPICRYL6835)およびポリオキシアルキレンメタクリレートから誘導されるもの、およびこれらの水溶性塩。
スルホベタイン基を有するモノマー、例えば、スルホプロピルジメチルアンモニウムエチルメタクリレート(SPE)、スルホエチルジメチルアンモニウムエチルメタクリレート、スルホブチルジメチルアンモニウムエチルメタクリレート、スルホヒドロキシプロピルジメチルアンモニウムエチルメタクリレート(SHPE)、スルホプロピルジメチルアンモニウムプロピルアクリルアミド、スルホプロピルジメチルアンモニウムプロピルメタクリルアミド(SPP)、スルホヒドロキシプロピルジメチルアンモニウムプロピルメタクリルアミド(SHPP)、スルホプロピルジエチルアンモニウムエチルメタクリレート、またはスルホヒドロキシプロピルジエチルアンモニウムエチルメタクリレート;および
ホスホベタイン基を有するモノマー、例えば、ホルファトエチルトリメチルアンモニウムエチルメタクリレート。
ミクロゲルは、
カチオン性または潜在的カチオン性単位Acatおよび/またはBcatおよび/またはCcat;
中性親水性単位ANphileおよび/またはBNphileおよび/またはCNphileを含み、
カチオン性または潜在的カチオン性単位と中性親水性単位との重量比は1以上である。
前述のようなミクロゲルの調製を可能にする任意のプロセスを用いることができる。
出願WO 98/01478の、ジチオエステルまたはトリチオカルボネート型制御剤により制御されるラジカル重合プロセス;
特にポリオルガノシロキサンブロックを含むコポリマーを得るための、出願WO 02/08307に記載のプロセス;
出願WO 99/31144からの、ジチオカルバメート型制御剤により制御されるラジカル重合プロセス;
出願WO 02/26836からの、ジチオカルバゼート型制御剤により制御されるラジカル重合プロセス;
出願WO 02/10223からの、ジチオホスホロエステル型制御剤により制御されるラジカル重合プロセス;
(場合により、制御ラジカル重合により前述のように得られるブロックコポリマーは、この硫黄含有端部鎖の精製のための反応、例えば、加水分解、酸化、還元、熱分解または置換型プロセスによる反応を起こす);
ニトロキシド前駆体の存在下における重合を利用する、出願WO 99/03894のプロセス;
原子転移ラジカル重合(ATRP)を利用する、出願WO 96/30421のプロセス;
Otuら,Makromol.Chem.Rapid.Commun.,3,127(1982)の教示に従うiniferter型制御剤により制御されるラジカル重合プロセス;
Tatemotoら,Jap.50,127,991(1975),Daikin Kogyo Co.Ltd.Japan and Matyjaszewskiら,Macromolecules,28,2093(1995)の教示に従う変性性ヨウ素転移により制御されるラジカル重合プロセス;
D.Braunら,Macromol.Symp.111,63(1996)により開示されている、テトラフェニルエタン誘導体により制御されるラジカル重合プロセス;
Waylandら,J.Am.Chem.Soc.,116,7973(1994)により記載されている、有機コバルト錯体により制御されるラジカル重合プロセス;および
ジフェニルエチレンにより制御されるラジカル重合プロセス(WO 00/39169またはWO 00/37507)。
場合により少なくとも一つのモノエチレン性不飽和コアモノマー(コアモノマーC);
少なくとも一つの架橋性モノマーR;
遊離基の供給源;および
制御または転移剤
を含む組成物を、重合、好ましくは制御ラジカル重合してコアC(化学的に架橋したポリマーコア)を得る;
ステップb)
モノエチレン性不飽和モノマーAおよび/またはBから、重合、好ましくは制御ラジカル重合により、C−分岐blockまたはC−分岐randまたはC−分岐Homoミクロゲルのマクロ分子分岐を成長させて、コアに結合した分岐を得る。C−分岐blockミクロゲルの調製については、ステップb)は、モノマーAから出発して中間体ブロックAを成長させてコアに結合したブロックAを得るためのステップb1)、次に、モノマーBからブロックBを成長させて、ブロックAに結合したブロックBを得るためのステップb2)を含む。
単位Aおよび/またはBを含み、好ましくは、端部に制御または転移基を有する分岐を構成するマクロ分子鎖の、好ましくは制御ラジカル重合による調製。ミクロゲルがC−分岐blockミクロゲルの場合、マクロ分子鎖はブロックコポリマーであり、好ましくは、ブロックAの端部に制御または転移基を含む;
ステップb’)
少なくとも一つの架橋性の、好ましくは多エチレン性不飽和モノマーR;
場合により、遊離基の供給源;
場合により、コアモノマー(コアモノマーC)、好ましくは、モノエチレン性不飽和コアモノマー;および
ステップa’)からのマクロ分子鎖
を含む組成物の鎖への重合、好ましくは制御ラジカル重合。
少なくとも一つのモノエチレン性不飽和モノマーB;
遊離基の供給源;および
少なくとも一つの制御剤
を含む組成物の、重合、好ましくは制御ラジカル重合によりブロックBを調製する;
(このプロセスは、好ましくは、架橋性(多エチレン性不飽和)モノマーRの不存在下に行われると解される)、
ステップa’2):
少なくとも一つのモノエチレン性不飽和モノマーA;および
場合により、遊離基の供給源
を含む組成物の、重合、好ましくは制御ラジカル重合による、ブロックBの上でのブロックAの成長により、ブロックコポリマーを得る;
(このプロセスは、好ましくは、架橋性(多エチレン性不飽和)モノマーRの不存在下に行われると解される)。
アゾ化合物、例えば、2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)、2,2’−アゾビス(2−ブタンニトリル)、4,4’−アゾビス(4−ペンタン酸)、1,1’−アゾビス(シクロヘキサンカルボニトリル)、2−(tert−ブチルアゾ)−2−シアノプロパン、2,2’−アゾビス[2−メチル−N−(1,1)−ビス(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド(proprionamide)、2,2’−アゾビス(2−メチル−N−ヒドロキシエチル)プロピオンアミド、2,2’−アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブチルアミジン)ジクロリド、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)ジクロリド、2,2’−アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブチルアミド)、2,2’−アゾビス(2−メチル−N−[1,1−ビス(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド)、2,2’−アゾビス(2−メチル−N−[1,1−ビス(ヒドロキシメチル)エチル]プロピオンアミド(proprionamide))、2,2’−アゾビス[2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミド]、2,2’−アゾビス(イソブチルアミド)ジハイドレート;
組み合わせを含む酸化還元系、例えば、
過酸化水素、アルキルペルオキシド、パーエステル、パーカーボネート等、および任意の鉄塩、チタン塩、亜鉛ホルムアルデヒドスルホキシレートまたはソジウムホルムアルデヒドスルホキシレート、および還元糖の混合物;
アルカリ金属またはアンモニウムパースルフェート、パーボレートまたはパークロレートと、アルカリ金属ビスルファイト、例えば、ソジウムメタビスルファイト、および還元糖との組み合わせ;および
アルカリ金属パースルフェートと、アリールホスフィン酸、例えば、ベンゼンホスフィン酸等、および還元糖との組み合わせ。
組成物は、好ましくは、液体塗布キャリア、例えば、水、アルコールまたはこの混合物を含む液体組成物である。これは、通常、界面活性剤を含む。
家庭用の清浄化または濯ぎ組成物;これは、普遍的である、または清浄化もしくは濯ぎ用の組成物のような、より特異的なものとし得る、
浴室;この組成物は、特に、バスタブの周囲または浴室流し上への石鹸塩の沈積を防止し、これらの表面上でのカルシウム結晶の成長および/または沈積を防止し、その後の石鹸汚れの発生を遅らせる;
キッチン;この組成物は、時間と共に架橋し得る不飽和脂肪汚損性物質により汚された場合の調理台の清浄化を向上させることができ;油性汚れが、擦ることなく水で剥がれる;
床(リノリウム、タイルまたはセメント製);この組成物は、argilocalcareous型の汚損性物質(土、砂、泥等)または埃の除去の向上を可能にし;床の上の汚れを、ブラッシングすることなく、単純な拭き取りにより努力することなく取り去ることができ;さらに、この組成物は、滑り止め特性に貢献する;
便器;この組成物は、表面への排泄物の痕跡の付着の防止を可能にする;これらの痕跡を除去するのに、水をざっと流すのみで充分であり;ブラシの使用は不必要である;
窓または鏡;この組成物は、表面への無機または有機粒子汚損性物質の沈積の防止を可能にする;
食器(手で、または自動設備を使用);この組成物は、手で洗う場合、乾燥した食物からの残留汚れの除去を容易にし、同じ量の洗浄媒体を用いて多量の刃物または調理器具を洗うことが可能になる;刃物または調理器具の湿ったままの表面は、もはや滑らず、従って、使用者の手から逃げることがない;キュッキュッと音がする程きれいにする効果も観察される、すなわち、指で擦ると表面が「キュッキュッ」と鳴る。食器洗浄器での洗浄または濯ぎの場合、この組成物は、食物からの汚損性物質および不溶性無機カルシウムの再沈積防止を可能にし、調理器具および刃物の輝きに貢献する;この組成物は、食器洗浄器に導入する前に刃物または調理器具を「予備洗い」する必要を無くすることができる。
反応器、スチール刃、流しまたはタンク、
食器、
建物の外側または内側表面、
アパートを含む建物の窓、または
瓶
を清浄化するための組成物のように、より特異的にし得る。
清浄化または濯ぐべき表面の上に直接噴霧、または
処理すべき表面に適用する前にスポンジまたは他の物質(例えば、セルロースからなる織物または不織物品)の上に噴霧される
ことによる、このように堆積されるゲル状または非ゲル状液体、
処理すべき表面に適用する前に、水に希釈(場合により、別の溶媒を添加)されるゲル状または非ゲル状液体、
水溶性の袋に保持されたゲル状または非ゲル状液体、
泡、
エアロゾル、
特に織物または不織物である物品からなる吸収性基材(拭き取り用)に吸収された液体、
場合により、水溶性の袋に保持され、この組成物が錠剤の一部または全体をなすことができる固体、特に、錠剤。
式:ROSO3Mで示されるアルキルスルフェート(式中、RはC5−C24、好ましくはC10−C18アルキルまたはヒドロキシアルキル基(例えば、コプラおよび獣脂から誘導される脂肪酸の塩)を表し、Mは水素原子または前述と同じ定義のカチオン、および平均して0.5から30、好ましくは0.5から10のEOおよび/またはPO単位を有するこれらのエトキシレン化(EO)および/またはプロポキシレン化(PO)誘導体を表す。);
式:RCONHR’OSO3Mで示されるアルキルアミドスルフェート(式中、RはC2−C22、好ましくはC6−C20アルキル基を表し、R’はC2−C3アルキル基を表し、Mは水素原子または前述と同じ定義のカチオン、および平均して0.5から60のEOおよび/またはPO単位を有するこれらのエトキシレン化(EO)および/またはプロポキシレン化(PO)誘導体を表す。);
飽和または不飽和C8−C24、好ましくはC14−C20脂肪酸の塩、C9−C20アルキルベンゼンスルホネート、第1または第2C8−C22アルキルスルホネート、アルキルグリセロールスルホネート、GB−A−1 082 179に開示のスルホン化ポリカルボン酸、パラフィンスルホネート、N−アシル−N−アルキルタウレート、イセチオネート、アルキルスクシナメート、アルキルスルホスクシネート、スルホスクシネートのモノエステルまたはジエステル、N−アシルサルコシネート、アルキルグリコシドスルフェート、ポリエトキシカルボキシレート、モノグリセリドスルフェートおよび、脂肪酸クロリドとヒドロキシアルキルスルホネートとの縮合物;カチオンは、アルカリ金属(ナトリウム、カリウムまたはリチウム)、置換または非置換アンモニウム(メチル、ジメチル、トリメチルまたはテトラメチルアンモニウム、ジメチルピペリジニウム等)残基または、アルカノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等)から誘導される残基であり得る);
アルキルホスフェート、またはアルキルもしくはアルキルアリールホスフェートエステル、例えば、Rhodiaから販売されているRhodafac RA600、Rhodafac PA15またはRhodafac PA23;カチオンは、アルカリ金属(ナトリウム、カリウムまたはリチウム)、置換または非置換アンモニウム(メチル、ジメチル、トリメチルまたはテトラメチルアンモニウム、ジメチルピペリジニウム等)残基または、アルカノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等)から誘導される残基であり得る)。
特に炭素原子12個(平均)または炭素原子18個(平均)を有する、オキシアルキレン(オキシエチレンおよび/またはオキシプロピレン)単位を2−50個を含むポリオキシアルキレン化C8−C18脂肪族カルボン酸
特に炭素原子12個(平均)または炭素原子18個(平均)を有する、オキシアルキレン(オキシエチレンおよび/またはオキシプロピレン)単位を2−50個を含むポリオキシアルキレン化C6−C24脂肪族アルコール;Rhodia製のAntarox B12DF、Antarox FM33、Antarox FM63およびAntarox V74、BASF製のPlurafac LF 400およびPlurafac LF 220、Rhodia製のRhodasurf ID 060、Rhodasurf ID 070およびRhodasurf LA 42、およびICI製のSynperonic A5、A7およびA9が挙げられる;
アミンオキシド、例えば、ドデシルジ(2−ヒドロキシエチル)アミンオキシド、
ホスフィンオキシド、例えば、テトラデシルジメチルホスフィンオキシド
が挙げられる。
ソジウムイミノジプロピオネートまたはアルキルイミノジプロピオネート、例えば、Rhodia製のMirataine H2C HAおよびMirataine JC HA、
このアルキル基が炭素原子を6から20個含むアルキルアンホアセテートまたはアルキルアンホジアセテート、例えば、Rhodiaから販売されているMiranol C2M Conc NP、
両性アルキルポリアミン誘導体、例えば、Rhodiaから販売されているAmphinoic XL(登録商標)、およびBerol Nobelから販売されているAmpholac 7T/X(登録商標)およびAmpholac 7C/X(登録商標)
が挙げられる。
R1R2R3R4N+X−
で示される4級アンモニウム塩が挙げられる。
(式中、
同じまたは異なるR1、R2およびR3は、Hまたは、炭素原子を4個未満、好ましくは1または2個含むアルキル基を表し、これは、場合により、一以上のヒドロキシル官能基により置換されている、または、窒素原子N+と一緒になって、少なくとも一つの芳香族またはヘテロ環式環を形成することができる、
R4は、C8−C22、好ましくはC12−C22のアルキルもしくはアルケニル基、またはアリールもしくはベンジル基を表し、および
X−は、可溶化アニオン、例えば、ハライド(例えば、クロリド、ブロミドまたはヨージド)、スルフェートまたはアルキルスルフェート(メチルスルフェート)、カルボキシレート(アセテート、プロピオネートまたはベンゾエート)、アルキルスルホネートまたはアリールスルホネートを表す)。
式: R1’R2’R3’R4’N+X−
で示される4級アンモニウム塩も挙げられる。
(式中、
同じまたは異なるR1’およびR2’は、Hまたは、炭素原子を4個未満、好ましくは1または2個含むアルキル基を表し、これは、場合により、一以上のヒドロキシル官能基により置換されている、または、窒素原子N+と一緒になって、ヘテロ環式環を形成することができる、
R3’およびR4’は、C8−C22、好ましくはC10−C22のアルキルもしくはアルケニル基、またはアリールもしくはベンジル基を表し、および
X−は、アニオン、例えば、ハライド(例えば、クロリド、ブロミドまたはヨージド)、スルフェートまたはアルキルスルフェート(メチルスルフェート)、カルボキシレート(アセテート、プロピオネートまたはベンゾエート)、アルキルスルホネートまたはアリールスルホネートを表す)。
置換ポリアミンの塩、例えば、N−タロウ−N,N’,N’−トリエタノール−1,3−プロピレンジアミンジクロリドまたはジ(メチルスルフェート)またはN−タロウ−N,N,N’,N’,N’−ペンタメチル−1,3−プロピレンジアミンジクロリド。
1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホネート、
アミノトリ(メチレンジホスホネート)、
ビニルジホスホネート
ビニルホスホン酸またはビニルジホスホン酸のオリゴマーまたはポリマーの塩、
ビニルホスホン酸またはビニルジホスホン酸の、およびアクリル酸および/または無水マレイン酸および/またはビニルスルホン酸および/またはアクリルアミドメチルプロパンスルホン酸のランダムコオリゴマーまたはコポリマーの塩、
ホスホン化ポリカルボン酸の塩、
ホスホネート末端を含むポリアクリレート、
ビニルホスホン酸またはビニルジホスホン酸とアクリル酸とのコテロマーの塩、
例えば、Briquest(登録商標)範囲のもの、またはRhodia製のMirapol A300または400(清浄化組成物の合計重量の0−10%、好ましくは0−5%の割合);
金属イオン封鎖剤またはスケール防止剤、例えば、
ポリカルボン酸またはこれらの水溶性塩および、カルボン酸ポリマーまたはコポリマーの水溶性塩、例えば、
ポリカルボキシレートまたはヒドロキシポリカルボキシレートエーテル、
ポリ酢酸またはこれらの塩(ニトリロ酢酸、N,N−ジカルボキシメチル−2−アミノペンタン二酸、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、エチレンジアミンテトラアセテート、ニトリロアセテートまたはN−(2−ヒドロキシエチル)ニトリロジアセテート)、
(C5−C20アルキル)コハク酸の塩、
ポリカルボン酸アセタールエステル、
ポリアスパラギンまたはポリグルタミン酸の塩、
クエン酸、アジピン酸、グルコン酸または酒石酸、またはこれらの塩、
アクリル酸と無水マレイン酸とのコポリマー、またはアクリル酸ホモポリマー、例えば、Rhodia製のRhodoline DP 226 35およびBASF製のSokalan CP5(この清浄化組成物の合計重量の0−10%の割合)、
スルホン化ポリビニルスチレン、またはアクリル酸、メタクリル酸等とのこれらのコポリマー(清浄化組成物の合計重量の0−10%の割合);
以下のタイプの無機ビルダー(界面活性剤の表面特性を向上させる洗浄力補助剤):
アルカリ金属、アンモニウムまたはアルカノールアミンポリホスフェート、例えば、Rhodiaから販売されているRhodiaphos HD7(清浄化組成物の合計重量の0−70%の割合)、
アルカリ金属ピロホスフェート、
SiO2/M2O比が1−4、好ましくは1.5−3.5、特に1.7−2.8の範囲であり得るアルカリ金属シリケート;これらは無定形シリケートまたは薄板状シリケート、例えば、ClariantからNaSKS−5、NaSKS−7、NaSKS−11およびNaSKS−6の名で販売されているNa2Si2O5のα、β、γおよびδ相、
アルカリ金属またはアルカリ土類金属ボレート、カルボネート、ビカルボネートまたはセスキカルボネート(この清浄化組成物の合計重量の約50%までの範囲であり得る量)、
アルカリ金属シリケートハイドレート(SiO2/M2O比が1.5−3.5であり得る)およびアルカリ金属(ナトリウムまたはカリウム)カルボネートの共顆粒;特に、乾燥シリケートに対する、シリケートに結合した水の含有重量が少なくとも33/100である共顆粒であり、シリケートとカルボネートとの重量比は5/95−45/55、好ましくは15/85−35/65であり、これは例えばEP−A−488 868およびEP−A−561 656に開示されており、例えば、Rhodiaから販売されているNabion 15が挙げられる(ビルダーの合計量は、この清浄化または濯ぎ組成物の合計重量の90%までであり得る);
パーボレートまたはパーカルボネート型の漂白剤。これはアセチル化漂白活性化剤と組み合わせるまたは組み合わせなくて良く、この例として、N,N,N’,N’−テトラアセチルエチレンアジアミン(TAED)、またはクロロイソシアヌレート型の塩素化生成物、またはアルカリ金属ハイポクロライト型の塩素化生成物、または過酸化水素水溶液が挙げられる(この清浄化組成物の合計重量の0−30%の割合);
硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム、カオリンまたはシリカ型の充填剤(この組成物の合計重量の0−50%の割合);
遷移金属を含む漂白触媒、特に鉄、マンガンおよびコバルト複合体、例えば、US−A−4 728 455、5 114 606、5 280 117、EP−A−909 809、US−A−5 559 261、WO 96/23859、96/23860および96/23861に開示されている[MnIV 2(μ−O)3(Me3TACN)2](PF6)2、[FeII(MeN4py)(MeCN)](ClO4)2、[(CoIII)(NH3)5(OAc)](OAc)2の型のもの(この清浄化組成物の合計重量の0−5%の割合);
清浄化または濯ぎ媒体中に可溶性であり、組成物のpHに影響を与える薬剤、特に、
塩基性化添加剤(アルカリ金属ホスフェート、カルボネート、パーボレートまたはアルカリ金属ヒドロキシド)、または
場合により、清浄化用酸性化添加剤、例えば、無機酸(リン酸、ポリリン酸、スルファミン酸、塩酸、フッ化水素酸、硫酸、硝酸またはクロム酸)、カルボン酸またはポリカルボン酸(酢酸、ヒドロキシ酢酸、アジピン酸、クエン酸、蟻酸、フマル酸、グルコン酸、グルタル酸、グリコール酸、リンゴ酸、マレイン酸、乳酸、マロン酸、シュウ酸、コハク酸および酒石酸)、または酸の塩、例えば、重硫酸ナトリウム、またはアルカリ金属ビカルボネートおよびセスキカルボネート;
混合物の粘度および/または使用中に形成される泡の安定性を制御するために用いられるポリマー、例えば、セルロース誘導体または糖誘導体(カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルグアー、カルボキシメチルグアー、カルボキシメチル−ヒドロキシプロピルグアー等)、キサンタンガム、スクシノグリカン(Rhodiaから販売されているRheozan(登録商標))、ローカストビーンガムまたはカラギーナン(この清浄化組成物の合計重量の0−2%の割合);
ヒドロトロープ剤、例えば、短鎖C2−C8アルコール、特に、エタノール、ジオールおよびグリコール、例えば、ジエチレングリコールまたはジプロピレングリコール、ソジウムキシレンスルホネートまたはソジウムナフタレンスルホネート(この清浄化組成物100g当たり0−10gの割合);
皮膚用の水和または保湿剤、例えば、グリセロールまたは尿素、または皮膚を保護するための薬剤、例えば、蛋白または蛋白加水分解物、植物油、例えば、大豆油、またはカチオン性ポリマー、例えば、カチオン性グアー誘導体(Rhodiaから販売されているJaguar C13S(登録商標)、Jaguar C162(登録商標)またはHicare 1000(登録商標))(この清浄化組成物の合計重量の0−40%の割合);
殺生物剤または殺菌剤、例えば、
カチオン性殺生物剤、例えば、
モノ(4級アンモニウム)塩、例えば、
ココアルキルベンジルジメチルアンモニウム、(C12−C14アルキル)ベンジルジメチルアンモニウム、ココアルキルジクロロベンジルジメチルアンモニウム、テトラデシルベンジルジメチルアンモニウム、ジデシルジメチルアンモニウム、またはジオクチルジメチルアンモニウムクロリド、
ミリスチルトリメチルアンモニウムまたはセチルトリメチルアンモニウムブロミド、
モノ4級ヘテロ環式アミン塩、例えば、ラウリルピリジニウム、セチルピリジニウムまたは(C12−C14アルキル)ベンジルイミダゾリウムクロリド、
(脂肪アルキル)トリフェニルホスホニウム塩、例えば、ミリスチルトリフェニルホスホニウムブロミド、
ポリマー殺生物剤、例えば、
エピクロロヒドリンとジメチルアミンまたはジエチルアミン、
エピクロロヒドリンとイミダゾール、
1,3−ジクロロ−2−プロパノールとジメチルアミン、
1,3−ジクロロ−2−プロパノールと1,3−ビス(ジメチルアミノ)−2−プロパノール、
エチレンジクロリドと1,3−ビス(ジメチルアミノ)−2−プロパノール、または
ビス(2−クロロエチル)エーテルとN,N’−ビス(ジメチルアミノプロピル)尿素またはチオ尿素
の反応により誘導されるもの;
ビグアニジンポリマー塩酸塩、例えば、Vantocil IB、
両性殺生物剤、例えば、N−[N’−(C8−C18アルキル)−3−アミノプロピル]グリシン、N−{N’−[N’’−(C8−C18アルキル)−2−アミノエチル]−2−アミノエチル}グリシンまたはN,N−ビス[N’−(C8−C18アルキル)−2−アミノエチル]グリシン誘導体、例えば、(ドデシル)(アミノプロピル)グリシンまたは(ドデシル)(ジエチレンジアミン)グリシン、
アミン、例えば、N−(3−アミノプロピル)−N−ドデシル−1,3−プロパンジアミン、
ハロゲン化殺生物剤、例えば、ヨードフォアおよび次亜塩素酸塩、例えば、ソジウムジクロロイソシアヌレート、
フェノール性殺生物剤、例えば、フェノール、レゾルシノール、クレゾールまたはサリシル酸、
疎水性殺生物剤、例えば、
パラクロロメタキシレノールまたはジクロロメタキシレノール、
4−クロロ−m−クレゾール、
レゾルシノールモノアセテート、
モノまたはポリアルキルもしくはアリールフェノール、クレゾールまたはレゾルシノール、例えば、o−フェニルフェノール、p−tert−ブチルフェノールまたは6−(n−アミル)−m−クレゾール、
アルキルおよび/またはアリールクロロまたはブロモフェノール、例えば、o−ベンジル−p−クロロフェノール、
ハロゲン化ジフェニルエーテル、例えば、2’、4,4’−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル(トリクロサン)または2,2’−ジヒドロキシ−5,5’−ジブロモジフェニルエーテル、
クロロフェネシン(p−クロロフェニルグリセリルエーテル)(この清浄化組成物の合計重量の0−5%の割合);
優れた清浄化または脱脂活性を有する溶媒、例えば、
オクチルベンゼン型のアルキルベンゼン、
沸点が低くとも100℃であるオレフィン、例えば、α−オレフィン、好ましくは、1−デセンまたは1−ドデセン、
一般式:R1O(R2O)mHで示されるグリコールエーテル(式中、R1は炭素数3−8のアルキル基、および各R2はエチレンまたはプロピレンであり、mは、1−3で変化する数である);モノプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、モノプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、モノエチレングリコールモノヘキシルエーテル、モノエチレングリコールモノブチルエーテルおよびこれらの混合物、
この分子構造中に炭素原子6−16個を含むジオール;ジオールは、この脱脂特性に加えて、カルシウム塩(石鹸)の除去において役立ち得るので特に有利である;炭素原子8−12個を含むジオールが好ましく、特に2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールである、
他の溶媒、例えば、松根油、オレンジテルペン、ベンジルアルコール、n−ヘキサノール、炭素原子1−4個を有するフタル酸エステル、ブトキシプロパノール、Butyl Carbitolおよび1−(2−(n−ブトキシ)−1−メチルエトキシ)プロパン−2−オール(ブトキシプロポキシプロパノールまたはジプロピレングリコールモノブチルエーテルとしても知られている)、ジグリコールヘキシル(Hexyl Carbitol)、ブチルトリグリコール、ジオール、例えば、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、およびこれらの混合物(この清浄化組成物の合計重量の0−30%の割合);
産業用清浄化剤、例えば、ホスフェート、カルボネートおよびシリケート等のアルカリ金属塩の溶液、例えば、ナトリウムまたはカリウム型(この清浄化組成物の合計重量の0−50%の割合);
清浄化効果が殆ど無い水溶性有機溶媒、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコールおよびこれらの混合物(この清浄化組成物の合計重量の0−40%の割合);
共溶媒、例えば、硬質表面上でのフィルムおよびマークの形成の低減に役立つのでpHが11を超える、特に11.7を超える組成物中で特に有利であるモノエタノールアミドおよび/またはβ−アミノアルカノール(これらは、清浄化組成物の重量の0.05−5%の割合で用いることができる);モノエタノールアミドおよび/またはβ−アミノアルカノールを含む溶媒系がUS 5 108 660に開示されている;
消泡剤;例えば、石鹸。石鹸は、脂肪酸のアルカリ金属塩、特に、炭素原子を約8−24個、好ましくは約10個−約20個含む高級脂肪酸のナトリウム、カリウム、アンモニウムおよびアルカノールアンモニウム塩であり;特に、モノ、ジおよびトリエタノールアミン、ナトリウムおよびカリウム塩、またはヤシ油からおよび挽いたクルミ油から誘導される脂肪酸の混合物が挙げられる。石鹸の量は、組成物の合計重量に対して少なくとも0.005重量%、好ましくは0.5−2重量%であり得る。泡修飾物質のさらなる例は、有機溶媒、疎水性シリカ、シリコーン油および炭化水素である;
研磨剤、例えば、シリカまたは炭酸カルシウム;
種々の添加剤、例えば、酵素、香料、着色剤、金属の腐食を抑制する薬剤、防腐剤、蛍光増白剤、乳白剤または真珠光沢剤など。
カチオン性殺生物剤または殺菌剤、特に、4級アンモニウム型、例えば、(N−アルキル)ベンジルジメチルアンモニウムクロリド、(N−アルキル)ジメチル(エチルベンジル)アンモニウムクロリド、N−ジデシルジメチルアンモニウムハライドおよびジ(N−アルキル)ジメチルアンモニウムクロリド(組成物の重量の0−60%、好ましくは0−40%、より好ましくは0−15%、特に0−5%の範囲の量で用いられる)、
少なくとも一つの非イオン性、両性、双性イオン性またはアニオン性界面活性剤またはこれらの混合物;カチオン性界面活性剤が存在する場合、この組成物は、さらに、両性および/または非イオン性界面活性剤を含むことが好ましい(界面活性剤の合計量は、組成物の重量の0−80%、好ましくは0−50%、特に0−35%の範囲であり得る)、
必要な場合、場合により組成物を希釈または溶解した後、7.5−13の範囲の使用pHを達成することを可能にする量のpH調整剤;pH調整剤は、特に、モノエタノールアミンおよび/またはβ−アミノアルカノールおよび潜在的、しかし好ましい「共緩衝」アルカリ性材料(水性アンモニア、C2−C4アルカノールアミン、シリケート、ボレート、カルボネート、ビカルボネート、アルカリ金属ヒドロキシドおよびこれらの混合物からなる群より選択される)を含む緩衝系であり得る。好ましい共緩衝剤は、アルカリ金属ヒドロキシドである。
この組成物の重量の0−60%、好ましくは1−45%、特に2−15%をなし得る量の清浄化または脱脂有機溶媒、
この組成物の重量の0−10%、好ましくは0.05−10%、特に0.05−5%をなし得る量の共溶媒、例えば、モノエタノールアミンおよび/またはβ−アミノアルカノール、
この組成物の重量の0−25%、好ましくは1−20%、特に2−15%をなし得る量の、清浄化効果が殆ど無い水溶性有機溶媒、
場合により、漂白剤、香料または他の従来の添加剤。
ミクロゲル0.001−1重量%、
水溶性溶媒、特にイソプロパノール1−10重量%、
清浄化または脱脂溶媒、特にブトキシプロパノール1−5重量%、
モノエタノールアミン0.1−2重量%、
少なくとも一つの非カチオン性界面活性剤、好ましくは両性または非イオン性界面活性剤0−5重量%、
殺菌特性を有する少なくとも一つのカチオン性界面活性剤(特に、(n−アルキル)ジメチル(エチルベンジル)アンモニウムクロリドと(n−アルキル)ジメチルベンジルアンモニウムクロリドとの混合物)0−1重量%、
(界面活性剤の合計量は1−50重量%)、
スケール防止剤としてのジカルボン酸0−2重量%、
漂白剤0−5%、および
水70−98重量%
を含む。
無機または有機酸性薬剤(組成物の重量の0.1−40%、好ましくは0.5−20%、より好ましくは0.5−15%の範囲の量)
少なくとも一つの非イオン性、両性、双性イオン性またはアニオン性界面活性剤またはこれらの混合物(界面活性剤の合計量は、組成物の重量の0.5−20%、好ましくは0.5−10%の範囲となり得る)、
場合により、カチオン性殺生物剤または殺菌剤、特に、4級アンモニウム型、例えば、(N−アルキル)ベンジルジメチルアンモニウムクロリド、(N−アルキル)ジメチル(エチルベンジル)アンモニウムクロリド、N−ジデシルジメチルアンモニウムハライドおよびジ(N−アルキル)ジメチルアンモニウムクロリド(組成物の重量の0.01−2%、好ましくは0.1−1%の範囲の量であり得る)、
場合により、増粘剤(組成物の重量の0.1−3%の範囲の量)、
場合により、漂白剤(組成物の重量の1−10%の範囲の量)、
水0.5−99重量%、好ましくは50−98重量%、
溶媒、例えばグリコールまたはアルコール(組成物の重量の0−10%、好ましくは1−5%の範囲の量であり得る)、
場合により、香料、防腐剤、研磨剤または他の従来からの添加剤。
ミクロゲル0.05−5%、好ましくは0.01−2%、
組成物の最終的pHが0.5−4、好ましくは1−4となる量の酸性清浄化剤;この量は、通常、組成物の重量に対して0.1−約40%、好ましくは0.5−約15重量%の範囲であり;酸性剤は、特に、無機酸、例えば、燐酸、スルファミン酸、塩酸、フッ化水素酸、硫酸、硝酸またはクロム酸およびこれらの混合物、有機酸、特に、酢酸、ヒドロキシ酢酸、アジピン酸、クエン酸、蟻酸、フマル酸、グルコン酸、グルタル酸、グリコール酸、リンゴ酸、マレイン酸、乳酸、マロン酸、シュウ酸、コハク酸または酒石酸およびこれらの混合物、または酸塩、例えば、ソジウムビスルフェート、およびこれらの混合物であり得;好ましい量は、用いられる酸性清浄化剤の型に依存し:例えば、重量基準で、スルファミン酸の場合、0.2−10%の間であり、塩酸の場合、1−15%の間であり、クエン酸の場合、2−15%の間であり、蟻酸の場合、5−15%の間であり、燐酸の場合、2−30%の間である、
少なくとも一つの界面活性剤、好ましくはアニオン性または非イオン性界面活性剤0.5−10重量%、
場合により、殺菌特性を有する少なくとも一つのカチオン性界面活性剤(特に、(n−アルキル)ジメチル(エチルベンジル)アンモニウムクロリドと(n−アルキル)ジメチルベンジルアンモニウムクロリドとの混合物)0.1−2重量%、
場合により、ガム型の増粘剤(組成物の重量の0.1−3%の範囲の量)、特に、キサンタンガムまたはスクシノグリカン(Rheozan)、
場合により、漂白剤(組成物の重量の1−10%の範囲の量)、
場合により、防腐剤、着色剤、香料または研磨剤、および
水50−95重量%。
ミクロゲル0.001−10重量%、好ましくは0.005−3重量%、
少なくとも一つの非イオン性界面活性剤(たとえば、アミドオキシドまたはアルキルポリグルコシド)および/またはアニオン性界面活性剤0.005−20重量%、好ましくは0.5−10重量%、および
水および/または、当分野で慣例的である種々の添加剤からなる残部
を含む。
両性界面活性剤0−10%、有利には0.5−5%、
アルコールのような溶媒0−30%、有利には0.5−15%、
水および従来の添加剤(特に香料)からなる残部
も含む。
ソジウムトリポリホスフェートまたはシリケート型の少なくとも一つの洗浄力補助剤(ビルダー)を90重量%まで、
少なくとも一つの補助的清浄化剤、好ましくはアクリル酸とメチルプロパンスルホン酸(AMPS)とのコポリマーを10重量%まで、好ましくは1−10重量%、特に2−8重量%
漂白活性化剤と組み合わせても組み合わせなくても良い少なくとも一つの漂白剤、好ましくはパーボレートまたはパーカルボネートを30重量%まで、および
少なくとも一つの充填剤、好ましくは、硫酸ナトリウムまたは塩化ナトリウムを50重量%まで
含むことができる。
非イオン性界面活性剤、例えば、アミンオキシド、アルキルグルカミド、アルキルポリグルコシド、脂肪アルコールのオキシアルキレン化誘導体、アルキルアミドもしくはアルカノールアミド、または両性もしくは双性イオン性界面活性剤、
非カチオン性殺細菌剤または殺菌剤、例えば、トリクロサン、
合成カチオン性ポリマー、
混合物の粘度および/または使用中に形成される泡の安定性を制御するためのポリマー、
ヒドロトロープ剤、
水和または保湿剤、または皮膚を保護するための薬剤、
着色剤、香料、防腐剤、2価塩(特に、マグネシウム塩)等
を含むことができる。
非イオン性界面活性剤(配合物の0−30%、好ましくは0.1−15%の割合)、
両性および/または双性イオン性界面活性剤(配合物の0−30%、好ましくは0.01−10%の割合)、
カチオン性界面活性剤(配合物の0−30%、好ましくは0.05−15%の割合)、
アニオン性界面活性剤(配合物の0−30%、好ましくは0.1−15%の割合)、
洗浄力補助剤(ビルダー)(配合物の1−99%、好ましくは40−98%の割合)、
ヒドロトロープ剤、
充填剤、pH調節剤など
を含むことが有利である。
前述のような洗浄力補助剤(ビルダー)(組成物の合計重量に対して0.1−25重量%であり得る量)、
前述のような泡修飾物質、特に石鹸型のもの(組成物の合計重量に対して、通常、少なくとも0.005重量%、好ましくは0.5−2重量%の量)
pH調節剤、着色剤、蛍光増白剤、汚損性物質を懸濁させる薬剤、洗剤酵素、相溶性漂白剤、ゲル形成を制御するための薬剤、凍結−解凍安定化剤、殺細菌剤、防腐剤、溶媒、殺真菌剤、防虫剤、ヒドロトロープ剤、香料および、乳白または真珠光沢剤
も含むことができる。
ミクロゲル0.01−5重量%、
キサンタンガムのような増粘剤0.1−5重量%、
カルシウムカルボネートまたはシリカのような研磨剤10−60重量%;
ブチルジグリコールのような溶媒0−7重量%、
非イオン性界面活性剤1−10重量%、および
場合により、塩基性化剤または金属イオン封鎖剤
を含む。
ミクロゲル0.02−5重量%、
アルカリ金属塩(ソジウムまたはポタシウムホスフェート、カルボネート、シリケート)1−50重量%、
界面活性剤の混合物、特にエトキシル化脂肪アルコールのような非イオン性界面活性剤とラウリルベンゼンスルホネートのようなアニオン性界面活性剤との混合物1−30重量%、
ジイソブチルエーテルのような溶媒0−30重量%
を含む。
ミクロゲルの調製
ミクロゲルの3種類の構造を合成した。
以下に挙げる実施例において、重合反応は、予め70℃に加熱されたオイルバスに沈められた簡単なガラス装備内で軽度にアルゴン置換して行った。遊離基発生剤として、4,4’−アゾビス(4−シアノペンタン酸)(ACP)または過硫酸ナトリウム(Na2S2O8)を用いた。以下の実施例で用いた架橋剤は、N,N’−メチレンビスアクリルアミド(MBA)を用いた。例えば、以下で用いたカチオン性モノマーは、トリメチルアンモニウムメチルスルフェート(ADAMQUAT)のエチルアクリレートであり、以下の全ての合成において、ADAMQUATの80重量%水溶液を用いた。以下で用いた中性親水性モノマーはアクリルアミド(AM)であり、毒性の理由から、これは水溶液として取り扱った。
AA=アクリル酸
ADAMQUAT=トリメチルアンモニウムメチルスルフェートのエチルアクリレート
AM=アクリルアミド
MBA=N,N’−メチレンビスアクリルアミド
Xant=EtOC(=S)SCH(CH3)COOCH3型のキサンテート
ACP=4,4’−アゾビス(4−シアノペンタン酸)
AM/MBAコアCミクロゲルの調製
凝縮器を搭載した2口丸底フラスコにおいて、キサンテートEtOC(=S)SCH(CH3)COOCH39.64g(46.28×10−3モル)を、エタノール50gに加えた。反応混合物を70℃にした。この温度において、ACP1.927g(6.87×10−3モル)を一度に加えた。次に、AM13.42g(188.77×10−3モル)、MBA4.28g(27.78×10−3モル)、脱イオン水100.54gおよびエタノール57.39gの混合物を、3時間かけて連続的に加えた。連続的添加の終了時に、2時間加熱してから、開始剤(ACP)の最後のフラクション1.445g(5.158×10−3モル)を一度に導入した。加熱をさらに5時間続けた。
「コアファースト」経路によるカチオン性ジブロック分岐を有するC−分岐blockミクロゲルの調製 (AM/MBAコア)−(AM5k−ADAMQUAT10k)
凝縮器を搭載した2口丸底フラスコにおいて、実施例1.1からの「C2」溶液20gを70℃に加熱した。この温度において、AM40.24g(566.10×10−3モル)(すなわち、49重量%水溶液82.12g)、ACP0.230g(0.822×10−3モル)および脱イオン水38.88gの混合物を、2時間30分かけて加えた。反応をさらに2時間30分続けてから、ACP0.115g(0.411×10−3モル)を加えた。加熱をさらに4時間続けた。
「アームファースト」経路によるカチオン性Mikto分岐を有するC−分岐MIKTOミクロゲルの調製 Mikto AM5k−C−ADAMQUAT5k 03MBN052
ステップA:P(AM)−5Kの合成:03MBN48
凝縮器を搭載した2口丸底フラスコにおいて、キサンテートEtOC(=S)SCH(CH3)COOCH31.458g(7.0×10−3モル)を、AM50.0g(703.43×10−3モル)(すなわち、AMの30重量%水溶液166.67g)に、および、エタノール31.35gと脱イオン水8.71gとの混合物に加えた。次に、反応混合物を、70℃に加熱した。この温度で、エタノール2ml中のACP0.392g(1.40×10−3モル)を30分かけて滴下した。70℃で4時間加熱後、ACP0.392g(1.40×10−3モル)を一度に加えた。次に、加熱をさらに4時間続けた。
Mn=5630g/モル;Mw/Mn=1.43
凝縮器を搭載した2口丸底フラスコにおいて、キサンテートEtOC(=S)SCH(CH3)COOCH32.08g(10.0×10−3モル)を、ADAMQUAT50g(185.65×10−3モル)(すなわち、80重量%水溶液62.50g)に、および、エタノール24.73gと脱イオン水86.43gとの混合物に加えた。次に、反応混合物を、70℃に加熱した。この温度で、アンモニウムペルオキソジスルフェート(Na2S2O8)0.456g(2.00×10−3モル)を一度に加えた。70℃で4時間加熱後、アンモニウムペルオキソジスルフェート(Na2S2O8)0.456g(2.00×10−3モル)を一度に加えた。次に、加熱をさらに4時間続けた。
Mn=5459g/モル;Mw/Mn=1.28
凝縮器を搭載した2口丸底フラスコにおいて、合成粗P(AM)−5K溶液8.929g、合成粗P(ADAMQUAT)−5K溶液8.333gおよび脱イオン水32.74gを混合した。この混合物を、70℃に加熱した。この温度で、AM1.340g(18.848×10−3モル)(すなわち、AMの30重量%水溶液4.4657g)、MBA(量については以下の表を参照されたい)およびACP0.050g(0.179×10−3モル)をエタノール(量については表1を参照されたい)中に含む混合物を2時間かけて添加した。加熱をさらに2時間続けてから、ACP0.050g(0.179×10−3モル)を添加した。加熱をさらに5時間続けた。
2つの線状アクリルアミドAM5kおよびポリADAMQUAT5kポリマーのブレンドの調製 03MBN049
凝縮器を搭載した2口丸底フラスコにおいて、合成粗P(AM)−5K溶液(実施例1.4のステップA)8.929g、合成粗P(ADAMQUAT)−5K溶液(実施例1.4のステップB)8.333gおよび脱イオン水32.74gを混合した。この混合物を、70℃に加熱した。この温度で、AM1.340g(18.848×10−3モル)(すなわち、AMの30重量%水溶液4.4657g)、MBA(量については以下の表を参照されたい)およびACP0.050g(0.179×10−3モル)をエタノール(量については表1を参照されたい)中に含む混合物を2時間かけて添加した。加熱をさらに2時間続けてから、ACP0.050g(0.179×10−3モル)を添加した。加熱をさらに5時間続けた。
評価
2.1 モデル表面への吸着
蒸留水;
実施例1.2からのミクロゲル50重量ppm;
pH6(塩酸またはNaOHの添加による);および
10−3M KCl
を含む組成物を調製した。
Γ=(1/As)(ΔS/So) (As=0.1711×dn/dc=0.1711×0.17=0.029)
吸着ミクロゲルの0.9mg/m2の水準で4分後にプラトーを示す迅速吸着が観察された。
蒸留水;
実施例1.2からのミクロゲル50重量ppm;
pH6
を含む組成物を調製した。
比較用コポリマー50または200ppm:
(文献WO 01/05920に記載のようなカチオン性単位およびアクリル酸から誘導された単位を含む両性ランダム線状コポリマー)
pH8
を含む比較用組成物を調製した。
浴室表面の清浄化
以下の組成物を調製した
b)組成物の適用、清浄化および乾燥(清浄化後の表面の外観の評価);
c)浴室に特徴的な新しい汚れの適用;および
d)さらなる清浄化および乾燥(清浄化後の表面の外観の評価);
完全な親水性化(乾燥時における液滴の痕跡が無い)および新しく改良または容易化された清浄化が、実施例3.1、3.2および3.3からの組成物について観察された(実施例3.4からの組成物と比較して)。本発明の添加剤は、特に、少量で著しい効果を得ることを可能にした。
トイレ表面の清浄化
以下の水性組成物を調製した(重量%の量):
以下の組成物を調製した。
b)黒色セラミックタイルへの組成物の適用(ピペットを用いて3mlを適用して表面全体を覆い、拭かないで、水平状態で1時間乾燥);
c)トイレに特徴的な汚れの適用(フィルム展延機を用いて、以下の汚れ25gを適用)、および水平状態で12時間乾燥;
d)濯ぎ(1L/10秒の割合で水道水を用いて可撓性管を用いて1分間濯ぐ、管の直径:0.5cm、20サイクル往復);
e)表面の外観の評価(画像分析、採点:採点が高い程、良好である)
f)トイレに特徴的な新しい汚れの適用、および乾燥;
g)さらなる濯ぎ;および
h)表面の外観の評価(画像分析、採点)。
プラスチックビーカー内で、以下の材料を、ultraturax mixerで混合した。
キッチン表面の清浄化
以下の水性組成物を調製した。
b)キッチンに特徴的な汚れの適用、および乾燥;
c)濯ぎ;および
d)表面の外観の視覚的評価。
表面の修飾−液滴痕跡試験
以下の水性組成物を調製した。
10cm×15cmガラス板を使用した。これらの板を、Decon 90の10%溶液で洗った。次に、これらを水道水で濯ぎ、次に、蒸留水で濯いだ。これらを、吸収性紙(Kimberly−Clark Kimtech precision wiper)で拭き、試験すべき組成物をこの上に噴霧した。板を、再び吸収性紙で拭き、約30分間放置して乾燥させた。
板を垂直に配置した。蒸留水の液滴を、ピペットを用いて、ガラス板の上側部分に、一列に連続的に並べた。赤色および緑色の光によって、水フィルムの外形を可視化することができた。スライドさせることにより、液滴はその後に水のフィルムを残し、これは、基質により許容される湿潤の関数として広がり、フィルムが垂直になると水が流れ排液される。カメラで、液滴の流れを記録した。
食器の清浄化(自動食器洗浄機)
ガラスを、試験すべきポリマーが添加された市販の生成物を用いて、食器洗浄機において洗った。
ガラス上の光沢の無い連続的フィルム(沈積)の存在。
Claims (49)
- 合成ポリマーを含む、硬質表面を処理および/または修飾するための組成物であり、
該ポリマーは、
コアモノマーCから誘導される単位Cと架橋性モノマーRから誘導される架橋性単位Rとを含む化学的に架橋されたポリマーコア、および
場合により、該コアの周囲におけるマクロ分子分岐
を含むミクロゲルであることを特徴とする、組成物。 - 界面活性剤を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
- ミクロゲルが、制御下のラジカル重合を用いるプロセスにより得ることができることを特徴とする、請求項1または2に記載の組成物。
- ミクロゲルが、カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位または双性イオン性単位を含むことを特徴とする、請求項1から3の一項に記載の組成物。
- コア単位Cが、
カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Ccatまたは双性イオン性単位CZ、
アニオン性もしくは潜在的アニオン性単位CA、または
親水性もしくは疎水性中性単位CN
であることを特徴とする、請求項1から4の一項に記載の組成物。 - 架橋性単位Rが、ジエチレン性不飽和モノマーRdifunctから誘導される単位であることを特徴とする、請求項1から5の一項に記載の組成物。
- ミクロゲルが、
単一の重合性基を含む少なくとも一つのコアモノマーC、好ましくはモノエチレン性不飽和モノマー、および
少なくとも二つの重合性基を含む少なくとも一つの架橋性モノマーR、好ましくは多エチレン性不飽和モノマー
を含むモノマーブレンドの重合、好ましくは制御下のラジカル重合により得られる、コアの周囲にマクロ分子分岐を含まないコアCであることを特徴とする、請求項1から6の一項に記載の組成物。 - コアモノマーCと架橋性モノマーRとのモル比が1以上であることを特徴とする、請求項7に記載の組成物。
- コアCが、「前駆体」制御または転移剤を用いる制御下のラジカル重合により得られ、
架橋性モノマーRが、ジエチレン性不飽和モノマーRdifunctであり、および
理論的分岐発生係数rが0.25以上であることを特徴とする、請求項7または8に記載の組成物。 - ミクロゲルが、以下のミクロゲル:
各分岐が同じ化学的性質であり、同じ単位を少なくとも90モル%含む、C−分岐Homo、
各分岐が同じ化学的性質であり、各々が、単位Aを含む少なくとも一つのブロックAと単位Bを含む少なくとも一つのブロックBとを含み、ブロックBがブロックAと異なるものである、C−分岐block、
各分岐が同じ化学的性質であり、各々が、単位A90モル%未満と単位Aと異なる単位B90モル%未満とを含み、これらがランダムにまたは勾配して分布している、C−分岐rand、および
単位Aを含む少なくとも一つの分岐Aおよび単位Aと異なる単位Bを含む少なくとも一つの分岐Bとを含み、分岐Aと分岐Bとが異なる化学的性質である、C−分岐MIKTO、
から選択される、コアの周囲にマクロ分子分岐を含むC−分岐ミクロゲルであることを特徴とする、請求項1から6の一項に記載の組成物。 - ミクロゲルが、「アームファースト」型または「コアファースト」型のプロセスにより得ることができることを特徴とする、請求項10に記載の組成物。
- ミクロゲルがC−分岐blockミクロゲルであり、
ブロックAが、コアに結合しているまたは少なくとも部分的にコアに含まれている親水性中間ブロックであり、および
ブロックBが、カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Bcatまたは双性イオン性単位BZを含み、ブロックAに結合している周囲ブロックであることを特徴とする、請求項10または11に記載の組成物。 - コアCが、中性で親水性の単位CNphileであるコア単位Cを含み、
中間ブロックAが、中性親水性単位ANphileを含み、および
周囲ブロックBが、カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Bcatまたは双性イオン性単位BZを含むことを特徴とする、請求項12に記載の組成物。 - ミクロゲルがC−分岐blockミクロゲルであり、
ブロックAが、カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Acatまたは双性イオン性単位AZを含み、コアに結合しているまたは少なくとも部分的にコアに含まれている中間ブロックであり、および
ブロックBが、ブロックAに結合している親水性周囲ブロックであることを特徴とする、請求項10または11に記載の組成物。 - コアが、中性で親水性の単位CNphileであるコア単位Cを含み、
中間ブロックAが、カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Acatを含み、および
周囲ブロックBが、中性親水性単位BNphileを含むことを特徴とする、請求項14に記載の組成物。 - ミクロゲルがC−分岐MIKTOミクロゲルであり、
分岐Aが、親水性分岐であり、および
分岐Bが、カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Bcatまたは双性イオン性単位BZを含むことを特徴とする、請求項10または11に記載の組成物。 - コアが、中性で親水性の単位CNphileであるコア単位Cを含み、
分岐Aが、中性親水性単位ANphileを含み、および
分岐Bが、カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Bcatまたは双性イオン性単位BZを含むことを特徴とする、請求項16に記載の組成物。 - ミクロゲルがC−分岐randミクロゲルであり、分岐が
アニオン性もしくは潜在的アニオン性単位AAおよび/または親水性または疎水性中性単位AN、および
カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Bcatまたは双性イオン性単位BZを含むことを特徴とする、請求項10または11に記載の組成物。 - コアが、中性で親水性の単位CNphileであるコア単位Cを含み、
分岐が、
アニオン性もしくは潜在的アニオン性単位AA、
カチオン性単位Bcat、および
潜在的カチオン性単位Bcatおよび/または親水性中性単位BNphileを含むことを特徴とする、請求項18に記載の組成物。 - ミクロゲルが、カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Acatおよび/またはBcatおよび/またはCcatを含み、および
該カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位AcatまたはBcatまたはCcatが、以下のモノマー:
N,N−ジメチルアミノメチルアクリルアミドまたはメタクリルアミド;
2−(N,N−ジメチルアミノ)エチルアクリルアミドまたはメタクリルアミド;
3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピルアクリルアミドまたはメタクリルアミド;
4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチルアクリルアミドまたはメタクリルアミド;
2−(ジメチルアミノ)エチルアクリレート(ADAM);
2−(ジメチルアミノ)エチルメタクリレート(DMAMまたはMADAM);
3−(ジメチルアミノ)プロピルメタクリレート、2−(tert−ブチルアミノ)エチルメタクリレート;
2−(ジペンチルアミノ)エチルメタクリレート、
2−(ジエチルアミノ)エチルメタクリレート、
ビニルピリジン;
ビニルアミン;
ビニルイミダゾリン;
トリメチルアンモニウムプロピルメタクリレートクロリド;
トリメチルアンモニウムエチルアクリルアミドクロリドもしくはブロミドまたはトリメチルアンモニウムメタクリルアミドクロリドもしくはブロミド;
トリメチルアンモニウムブチルアクリルアミドメチルスルフェートまたはトリメチルアンモニウムメタクリルアミドメチルスルフェート;
トリメチルアンモニウムプロピルメタクリルアミドメチルスルフェート(MAPTA MeS);
(3−メタクリルアミドプロピル)トリメチルアンモニウムクロリド(MAPTAC);
(3−アクリルアミドプロピル)トリメチルアンモニウムクロリド(APTAC);
(メタクリロイルオキシエチル)トリメチルアンモニウムクロリドまたはメチルスルフェート;
(アクリロイルオキシエチル)トリメチルアンモニウムの塩(ADAMQUAT);
1−エチル−2−ビニルピリジニウムブロミド、クロリドまたはメチルスルフェート、1−エチル−4−ビニルピリジニウムブロミド、クロリドまたはメチルスルフェート;
N,N−ジメチルジアリルアンモニウムクロリド(DADMAC);および
ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、N−(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)トリメチルアンモニウムクロリド(DIQUAT)
から選択されるモノマーから誘導される単位であることを特徴とする、請求項1から19の一項に記載の組成物。 - ミクロゲルが、親水性または疎水性中性単位ANおよび/またはBNおよび/またはCNを含み、および
これらの単位が、以下のモノマー:
ヒドロキシエチルアクリレートおよびメタクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド;および
ビニルアルコール
から選択されるモノマーから誘導される中性親水性単位ANphileおよび/またはBNphileおよび/またはCNphileであることを特徴とする、請求項1から20の一項に記載の組成物。 - ミクロゲルが、アニオン性または潜在的アニオン性単位AAおよび/またはCAを含み、および
これらの単位が、以下のモノマー:
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸または無水物、およびこれらの水溶性塩;および
2−スルホオキシエチルメタクリレート、ビニルベンゼンスルホン酸、アリルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、スルホエチルアクリレートもしくはメタクリレート、スルホプロピルアクリレートもしくはメタクリレート、およびこれらの水溶性塩
から選択されるモノマーから誘導される単位であることを特徴とする、請求項1から12、14、16または18から21の一項に記載の組成物。 - ミクロゲルが、
カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位Acatおよび/またはBcatおよび/またはCcat;
中性親水性単位ANphileおよび/またはBNphileおよび/またはCNphile
を含み、および
カチオン性もしくは潜在的カチオン性単位と中性親水性単位との重量比が1以上であることを特徴とする、請求項1から22の一項に記載の組成物。 - 単位Bと単位Aとの重量比が1以上であることを特徴とする、請求項10から23の一項に記載の組成物。
- 界面活性剤が、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、中性界面活性剤および、これらの混合物または組み合わせから選択されることを特徴とする、請求項2から24の一項に記載の組成物。
- ミクロゲルが、組成物の0.001から10重量%をなすことを特徴とする、請求項1から25のいずれか一項に記載の組成物。
- 1つまたは複数の界面活性剤が、組成物の0.005から60%、好ましくは0.5から40%をなすことを特徴とする、請求項2から26の一項に記載の組成物。
- キレート剤、金属イオン封鎖剤またはスケール防止剤、無機洗浄力補助剤(ビルダー)、漂白剤、充填剤、漂白触媒、pHに影響を与える薬剤、混合物の粘度および/または泡の安定性を制御することができるポリマー、ヒドロトロープ剤、水和または保湿剤、殺生物剤または殺菌剤、清浄化または脱脂活性を有する溶媒、産業用洗浄剤、清浄化効果のあまりない水溶性有機溶媒、共溶媒、消泡剤、研磨剤、酵素、香料、着色剤または、金属の腐食を阻害する薬剤から選択される少なくとも一つの添加剤をさらに含むことを特徴とする、請求項1から27のいずれか一項に記載の組成物。
- セラミック、ガラス、金属、合成樹脂またはプラスチックからなる硬質表面を清浄化または濯ぐための、請求項1から28のいずれか一項に記載の組成物。
- 手でまたは機械で、浴室、キッチン、リノリウム製の床、タイルもしくはセメント、便器、窓もしくは鏡、または食器を清浄化または濯ぐための、家庭内用の、請求項1から29のいずれか一項に記載の組成物。
- 反応器、鋼刃、流し、タンク、食器、建物の外側もしくは内側表面、アパートを含む建物の窓、または瓶を清浄化または濯ぐための、産業用または公共施設用の、請求項1から30のいずれか一項に記載の組成物。
- 少なくともpH7.5を示し、ミクロゲルを0.001から5重量%、好ましくは0.005から2重量%含むことを特徴とする、請求項1から31のいずれか一項に記載の組成物。
- 金属イオン封鎖剤もしくはスケール防止剤、カチオン性殺生物剤または殺菌剤、界面活性剤、pH調節剤、水、清浄化または脱脂性有機溶媒、共溶媒、清浄化効果のあまりない水溶性有機溶媒、漂白剤および香料から選択される少なくとも一つの添加剤をさらに含むことを特徴とする、請求項32に記載の組成物。
- キッチンの清浄化を意図しており、
ミクロゲル0.001から1重量%、
水溶性溶媒、特にイソプロパノール1から10重量%、
清浄化または脱脂性溶媒、特にブトキシプロパノール1から5重量%、
モノエタノールアミン0.1から2重量%、
少なくとも一つの非カチオン性界面活性剤、好ましくは両性もしくは非イオン性界面活性剤0から5重量%、
殺菌特性を有する少なくとも一つのカチオン性界面活性剤(特に、(n−アルキル)ジメチル(エチルベンジル)アンモニウムクロリドと(n−アルキル)ジメチルベンジルアンモニウムクロリドとの混合物)0から1重量%(界面活性剤の合計量は1から50重量%)
スケール防止剤としてのジカルボン酸0から2重量%、
漂白剤0から5%、および
水70から98重量%
を含み、および、pHが好ましくは7.5から13、好ましくは8から12を示すことを特徴とする、請求項31または32に記載の組成物。 - 5未満のpHを示し、および、無機または有機酸性薬剤をミクロゲルの重量の0.001から5%、好ましくは0.01から2%含むことを特徴とする、請求項1から31のいずれか一項に記載の組成物。
- 非イオン性、両性、双性イオン性もしくはアニオン性界面活性剤またはこれらの混合物、カチオン性殺生物剤もしくは殺菌剤、増粘剤、漂白剤、水、溶媒、香料または研磨剤から選択される少なくとも一つの添加剤をさらに含むことを特徴とする、請求項35に記載の組成物。
- 便器の清浄化を意図しており、
ミクロゲル0.05から5重量%、好ましくは0.01から2重量%、
少なくとも一つの酸性清浄化剤0.1から約40重量%、および好ましくは0.5から約15重量%、
少なくとも一つの界面活性剤、好ましくはアニオン性または非イオン性界面活性剤0.5から10重量%、
場合により、殺菌特性を有する少なくとも一つのカチオン性界面活性剤、好ましくは、(n−アルキル)ジメチル(エチルベンジル)アンモニウムクロリドと(n−アルキル)ジメチルベンジルアンモニウムクロリドとの混合物0.1から2重量%、
場合により、少なくとも一つの増粘剤、好ましくはガム、特にキサンタンガムまたはスクシノグリカン0.1から3重量%、
場合により、少なくとも一つの漂白剤1から10重量%、
場合により、防腐剤、着色剤、香料または研磨剤、および
水50から95重量%
を含み、および、0.5から4、好ましくは1から4のpHを示すことを特徴とする、請求項35または36に記載の組成物。 - 窓の清浄化を意図しており、
ミクロゲル0.001から10重量%、好ましくは0.005から3重量%、
少なくとも一つの非イオン性および/またはアニオン性界面活性剤0.005から20重量%、好ましくは0.5から10重量%、
少なくとも一つの両性界面活性剤0から10重量%、好ましくは0.5から5重量%、
水
少なくとも一つの溶媒、好ましくはアルコール0から30重量%、好ましくは0.5から15重量%、
を含み、6から11のpHを示すことを特徴とする、請求項1から31のいずれか一項に記載の組成物。 - 自動食器洗浄機内の食器の洗浄を意図しており、
ミクロゲル0.01から5重量%、有利には0.1から3重量%、
少なくとも一つの界面活性剤、好ましくは非イオン性界面活性剤0.2から10重量%、有利には0.5から5重量%、および場合により、
少なくとも一つの洗浄力補助剤(ビルダー)90重量%まで、
少なくとも一つの補助的清浄化剤、好ましくはアクリル酸とメチルプロパンスルホン酸とのコポリマー10重量%まで、好ましくは1から10重量%、特に2から8重量%、
漂白活性化剤と組み合わせても組み合わせなくても良い、少なくとも一つの漂白剤、好ましくはパーボレートもしくはパーカーボネート30重量%まで、
少なくとも一つの充填剤、好ましくは硫酸ナトリウムまたは塩化ナトリウム50重量%まで
を含み、8から13のpHを示すことを特徴とする、請求項1から31のいずれか一項に記載の組成物。 - 自動食器洗浄機内の食器の濯ぎを意図しており、
ミクロゲル0.02から10重量%、好ましくは0.1から5重量%、
少なくとも一つの界面活性剤、好ましくは非イオン性界面活性剤0.1から20重量%、有利には0.2から15重量%、
少なくとも一つのカルシウム金属イオン封鎖性有機酸、好ましくはクエン酸0から10重量%、有利には0.5から5重量%、
少なくとも一つの補助的洗浄性薬剤、好ましくはアクリル酸と無水マレイン酸とのコポリマーおよびアクリル酸ホモポリマー0から15重量%、有利には0.5から10重量%
を含み、が4から7のpHを示すことを特徴とする、請求項1から31のいずれか一項に記載の組成物。 - 手による食器の洗浄を意図しており、
ミクロゲル0.1から10重量%、
少なくとも一つの界面活性剤、好ましくはアニオン性界面活性剤3から50重量%、有利には10から40重量%、および場合により、
少なくとも一つの非イオン性界面活性剤、
少なくとも一つの非カチオン性殺細菌剤または殺菌剤、好ましくはトリクロサン、
少なくとも一つの合成カチオン性ポリマー薬剤、
混合物の粘度および/または泡の安定性を制御することができる少なくとも一つのポリマー、
少なくとも一つのヒドロトロープ剤、
少なくとも一つの水和もしくは保湿剤または皮膚を保護するための薬剤
を含み、5から9のpHを示すことを特徴とする、請求項1から31の一項に記載の組成物。 - 原動機付き乗物の外側洗浄を意図しており、
ミクロゲル0.005から10重量%、
少なくとも一つの非イオン性界面活性剤0から30重量%、好ましくは0.1から15重量%、
少なくとも一つのアニオン性界面活性剤0から30重量%、好ましくは0.1から15重量%、
少なくとも一つの両性および/または双性イオン性界面活性剤0から30重量%、好ましくは0.01から10重量%、
少なくとも一つのカチオン性界面活性剤0から30重量%、好ましくは0.05から15重量%(界面活性剤の最少量は少なくとも0.5重量%)、
少なくとも一つの洗浄力補助剤(ビルダー)0から99重量%、好ましくは40から98重量%、
場合により、ヒドロトロープ剤、充填剤またはpH調節剤
を含み、8から13のpHを示すことを特徴とする、請求項1から31のいずれか一項に記載の組成物。 - セラミック表面、特に浴室の清浄化を意図しており、
ミクロゲル0.02から5重量%、
少なくとも一つの非イオン性界面活性剤0から30重量%、好ましくは0から20重量%、
少なくとも一つのアニオン性界面活性剤0から30重量%、好ましくは0から20重量%(界面活性剤の合計量は0.5から50重量%、好ましくは1から30重量%、特に2から20重量%)、
少なくとも一つの洗浄力補助剤(ビルダー)0から25重量%、好ましくは0.1から25重量%、
泡調節剤0から2重量%、好ましくは0.005から2重量%、特に0.5から2重量%
を含み、2から12のpHを示すことを特徴とする、請求項1から31のいずれか一項に記載の組成物。 - シャワー壁の濯ぎを意図しており、
ミクロゲル0.02から5重量%、好ましくは0.05から1重量%、
少なくとも一つの非イオン性界面活性剤、好ましくはポリエトキシル化脂肪酸エステル0.5から5重量%、
水、
場合により、少なくとも一つの低級アルコール、
場合により、少なくとも一つの金属キレート剤0.01から5重量%
を含み、7から11のpHを示すことを特徴とする、請求項1から31のいずれか一項に記載の組成物。 - ガラス−セラミックシートの清浄化を意図しており、
ミクロゲル0.01から5重量%、
少なくとも一つの増粘剤、好ましくはキサンタンガム0.1から1重量%、
少なくとも一つの研磨剤、好ましくは炭酸カルシウムまたはシリカ10から60重量%、
少なくとも一つの非イオン性界面活性剤1から10重量%、
少なくとも一つの溶媒、好ましくはブチルジグリコール0から7重量%、
場合により、塩基性化または金属イオン封鎖剤
を含み、7から12のpHを示すことを特徴とする、請求項1から31のいずれか一項に記載の組成物。 - 反応器の清浄化を意図しており、
ミクロゲル0.02から5重量%、
少なくとも一つのアルカリ金属塩、好ましくはリン酸、炭酸もしくはケイ酸のナトリウムまたはカリウム塩1から50重量%、
界面活性剤、好ましくは非イオン性およびアニオン性界面活性剤の、特にエトキシル化脂肪アルコールおよびラウリルベンゼンスルホネートの混合物1から30重量%、
少なくとも一つの溶媒、好ましくはジイソブチルエステル0から30重量%
を含み、8から14のpHを示すことを特徴とする、請求項1から31のいずれか一項に記載の組成物。 - 硬質表面を処理および/または修飾するための、請求項群の一項に定義されるミクロゲルの使用。
- 硬質表面の親水性化、
硬質表面の清浄化の容易化、および/または
硬質表面のその後の清浄化の容易化、
のための、請求項47に記載の使用。 - 表面に沈積し得る汚損性物質に対して抗沈積および/または抗付着特性を提供するための、請求項47または48に記載の使用。
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