JP4005334B2 - 半導体素子駆動ユニット、半導体素子駆動装置及び制御装置 - Google Patents
半導体素子駆動ユニット、半導体素子駆動装置及び制御装置 Download PDFInfo
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、半導体素子の駆動を行なう半導体素子駆動ユニット、半導体素子駆動装置及び制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電力用のスイッチング素子としてGTOやGCT等の半導体素子が用いられるが、これらの半導体素子はそれ自体のみでは動作することができないため、別途半導体素子駆動ユニットを設けて半導体素子を駆動させるようになっている。
【0003】
図10は上記従来の半導体素子駆動ユニットを示す図である。図に示すように、半導体素子駆動ユニットは、変換器主回路としての半導体素子1に接続され半導体素子1を駆動させる半導体素子駆動装置2と、この半導体素子駆動装置2を制御する制御装置3とで構成されており、半導体素子駆動装置2には第1、第2のコネクタ部4、5が、制御装置3には第1、第2のコネクタ部6、7が設けられている。
【0004】
そして、これらの装置2、3は、半導体素子駆動装置2の第1、第2のコネクタ部4、5が制御装置3の第1、第2のコネクタ部6、7にそれぞれ対応するように、端部にコネクタ部が設けられた光ケーブル8、9により接続されている。このように、光ケーブル3を介して各装置2、3を接続することで、低電圧の制御装置3と高電圧部位に属する半導体素子駆動装置2(半導体素子1)との絶縁が保てるようになっている。
【0005】
図11は図10に示した半導体素子駆動ユニットの詳細(半導体素子を含む)を示す回路図である。図に示すように、制御装置3のON/OFF指令生成部31でON/OFF指令が生成され、生成されたON/OFF指令が第1のコネクタ部6の送信用端子(光発光素子)6aと、第2のコネクタ部7の送信用端子(光発光素子)7aに送信される。
【0006】
送信用端子6a、7aに送られた信号は、光発光素子により光信号に変換され、第1、第2の光ケーブル8、9を介して半導体素子駆動装置2の受信用端子4b、5bにそれぞれ送信される。なお、光ケーブルを介した送信では、一般には、ON時には光有りで、OFF時には光無しで送信される。
【0007】
半導体素子駆動装置2の受信用端子(光受信素子)4b、5bに送信された駆動信号は、論理和(OR)回路21で論理和がとられた後、後段のバッファ回路22、インバータ回路23を介してターンオン回路24、ターンオフ回路25に入力される。
【0008】
なお、ターンON電源24a、ターンONスイッチ24b、定電流回路24cからなるターンオン回路24では、ターンオン制御が、ターンオフ電源25a、ターンオフスイッチ25bからなるターンオフ回路25ではターンオフ制御がなされる。
【0009】
また、第1、第2の光ケーブル8、9の光信号のうちの1本が喪失してしまったことを知らせるために、半導体素子駆動装置2の排他的論理和(EXOR)回路26で2つのON/OFF指令の排他的論理和がとられ、その出力が第1のコネクタ部4の送信用端子(光発光素子)4aに送信される。さらに、電源監視部27で半導体素子駆動装置内電源の電圧をが監視され、異常の有無を知らせる電源監視用信号が第2のコネクタ部5の送信用端子(光発光素子)5aに送信される。
【0010】
そして、送信用端子4a、5aに送られた信号は、第1、第2の光ケーブル8、9を介して制御装置3の受信用端子6b、7bにそれぞれ送信され、これらの信号は、それぞれ軽故障32a、重故障32bとして取り上げられて故障処理部33で故障処理がなされる。
【0011】
故障処理部33では、光ケーブル8、9の光信号のうち1本を喪失した場合等の軽故障時には、残りの光信号により半導体素子1の駆動が可能であるので、例えば定期点検までは運転継続させるが点検時に修理するような故障処理を行い、また、半導体素子駆動装置2の電源が喪失した場合等の重故障時には、変換器として運転継続できないため変換器を停止するような故障処理を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来の半導体素子駆動ユニットは上記のようになされていたので、電力用の半導体素子を高信頼で運転維持することはできるものの、光ケーブルのコネクタが、半導体素子駆動装置(制御装置)の第1、第2のコネクタ部の両方に結合できるため、図12(a)に示すように、正常に接続された場合には、正しく動作するが、図12(b)に示すように、誤って正常時とは逆に接続された場合には、異なった信号が授受されることになり、誤動作が生じるという問題点があった。
【0013】
又、例えば図11に示すように、軽故障用の信号と重故障用の信号とが光ケーブルを介して送信される場合には、図12(b)に示すように、逆に接続されると、故障発生時に故障信号が取り違えられてしまい、軽故障の発生時に重故障と、重故障の発生時に軽故障と間違えられて処理されてしまう。その結果、正しい故障処理が行なえず、特に重故障を軽故障と判断し、運転継続を行ってしまうと、故障停止が行われずに、故障被害が拡大してしまうという問題点があった。
【0014】
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な構造で、コネクタの接続ミスによる誤動作を防止することが可能な半導体素子駆動ユニット、半導体素子駆動装置及び制御装置を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる半導体素子駆動ユニットは、半導体素子駆動装置と、上記半導体素子駆動装置を制御する制御装置と、上記半導体素子駆動装置又は上記制御装置のいずれかに設けられた第1、第2のコネクタ部と、上記半導体素子駆動装置と上記制御装置とを各々接続する第1、第2の光ケーブルと、上記第1、第2の光ケーブルの端部に各々設けられた第3、第4のコネクタ部とを備え、上記第1のコネクタ部が上記第3、第4のコネクタ部と各々1通りの結合が可能で、上記第2のコネクタ部が上記第3、第4のコネクタ部と各々1通りの結合が可能であって、上記第1、第2のコネクタ部が上記第3のコネクタ部との結合時にこの第3のコネクタ部の第1、第2の端子に各々対応する第1、第2の端子を有すると共に、上記第1のコネクタ部の第1の端子と上記第2のコネクタ部の第1の端子のいずれか一方が送信用で他方が受信用であり、上記第1のコネクタ部の第2の端子と上記第2のコネクタ部の第2の端子のいずれか一方が送信用で他方が受信用であるようにしたものである。
【0016】
また、半導体素子駆動装置が、送信用の端子に接続され故障を検出して故障信号を出力する故障検出部を備え、制御装置が、受信用の端子に接続され上記故障信号に基づいて故障処理をする故障処理部を備えるようにしてもよい。
【0017】
また、故障検出部が、送信用の端子に接続され重故障を検出してその故障信号を出力する重故障検出部と、重故障検出部が接続される端子とは異なる送信用の端子に接続され軽故障を検出してその故障信号を出力する軽故障検出部とからなるようにし、故障処理部が、異なる2つの受信用の端子に接続され上記故障信号に基づいて軽故障処理又は重故障処理を行なうようにしてもよい。
【0018】
さらに、制御装置が、異なるコネクタ部の送信用の端子に接続され半導体素子のオンオフ指令を生成するオンオフ指令生成部を備え、半導体素子駆動装置が、異なるコネクタ部の受信用の端子に接続されオンオフ信号に基づいて半導体スイッチング素子を駆動する駆動部を備えるようにしてもよい。
【0019】
また、本発明にかかる半導体素子駆動装置は、第1、第2のコネクタ部を備え、端部に第3のコネクタ部を有する第1の光ケーブル、及び、端部に第4のコネクタ部を有する第2の光ケーブルを介して制御装置と接続されてなる半導体素子駆動装置において、上記第1のコネクタ部が上記第3、第4のコネクタ部と各々1通りの結合が可能で、上記第2のコネクタ部が上記第3、第4のコネクタ部と各々1通りの結合が可能であって、上記第1、第2のコネクタ部が上記第3のコネクタ部との結合時にこの第3のコネクタ部の第1、第2の端子に各々対応する第1、第2の端子を有すると共に、上記第1のコネクタ部の第1の端子と上記第2のコネクタ部の第1の端子のいずれか一方が送信用で他方が受信用であり、上記第1のコネクタ部の第2の端子と上記第2のコネクタ部の第2の端子のいずれか一方が送信用で他方が受信用であるようにしたものである。
【0020】
また、本発明にかかる制御装置は、第1、第2のコネクタ部を備え、端部に第3のコネクタ部を有する第1の光ケーブル、及び、端部に第4のコネクタ部を有する第2の光ケーブルを介して半導体素子駆動装置と接続されてなる制御装置において、上記第1のコネクタ部が上記第3、第4のコネクタ部と各々1通りの結合が可能で、上記第2のコネクタ部が上記第3、第4のコネクタ部と各々1通りの結合が可能であって、上記第1、第2のコネクタ部が上記第3のコネクタ部との結合時にこの第3のコネクタ部の第1、第2の端子に各々対応する第1、第2の端子を有すると共に、上記第1のコネクタ部の第1の端子と上記第2のコネクタ部の第1の端子のいずれか一方が送信用で他方が受信用であり、上記第1のコネクタ部の第2の端子と上記第2のコネクタ部の第2の端子のいずれか一方が送信用で他方が受信用であるようにしたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの実施の形態1の半導体素子駆動ユニット(半導体素子を含む)を示す回路図である。なお、図1において、図11と同じものについては同一符号を付してその説明を省略する。
【0022】
図において、4、5は半導体素子駆動装置2に設けられた第1、第2のコネクタ部、6、7は制御装置3に設けられた第1、第2のコネクタ部である。ここで、第1、第2のコネクタ部4、5、6、7は、光ケーブル8のコネクタ部と光ケーブル9のコネクタ部との両方に結合することができるもので、その結合が1通りの結合しか行なえないよう、即ち例えば一方のコネクタ部に切り欠きを、他方のコネクタ部にこの切り欠きに嵌合する凸部を設け2通りの結合ができないようになっている。
【0023】
半導体素子駆動装置2に設けられた第1のコネクタ部4は、論理和回路21に各々接続される受信用の端子(光受信素子)4cと受信用の端子(光受信素子)4dとで構成されており、同一の光ケーブル(第1の光ケーブル8)を介して制御装置3からのオン/オフ指令信号を受信できるようになっている。
【0024】
また、半導体素子駆動装置2に設けられた第2のコネクタ部5は、排他的論理和(EXOR)回路26に接続される送信用の端子(光発光素子)5cと、電源監視部27に接続される送信用の端子(光発光素子)5dとで構成されており、軽故障が発生したか否かを判断するための信号及び重故障が発生したか否かを判断するための信号を同一の光ケーブル(第2の光ケーブル9)を介して送信できるようになっている。
【0025】
一方、制御装置3に設けられた第1のコネクタ部6は、オン/オフ指令生成部31に接続される送信用の端子(光発光素子)6cと送信用の端子(光発光素子)6dとで構成されており、オン/オフ指令を同一の光ケーブル(第1の光ケーブル8)を介して半導体素子駆動装置2に送信できるようになっている。
【0026】
また、制御装置3に設けられた第2のコネクタ部7は、故障処理部33の軽故障用信号の配線に接続される受信用の端子(光受信素子)7cと、故障処理部33の重故障用信号の配線に接続される受信用の端子(光受信素子)7dとで構成されており、同一の光ケーブル(第2の光ケーブル9)を介して半導体素子駆動装置2からの故障信号を受信できるようになっている。
【0027】
上記光ケーブル8、9のコネクタ部、半導体素子駆動装置2の第1、第2のコネクタ部4、5、制御装置3の第1、第2のコネクタ部6、7としては、例えば、JIS−C−5977に制定されたF08形の2心光ファイバコネクタを用いればよい。なお、他の形式のもの、あるいは2心以外のものを用いてよいことは言うまでもない。
【0028】
図2は図1に示した第1、第2の光ケーブル8、9のコネクタ部の一例を示す図で、図2(a)は正面図、図2(b)は側面図、図2(c)は上面図である。図に示すように、光ケーブル8、9のコネクタとしては、半導体素子駆動装置2、制御装置4に設けられたコネクタ部との1通りの結合が可能で、かつ、結合されるコネクタ部の端子に対応する端子を有するものであればよい。
【0029】
図3は図1に示した半導体素子駆動装置2の第2のコネクタ部5、制御装置3に設けられた第1のコネクタ部6の一例を示す図で、図3(a)は側面図、図3(b)は正面図である。図に示すように、半導体素子駆動装置2の第2のコネクタ部5(制御装置3に設けられた第1のコネクタ部6)のコネクタとしては、光ケーブル8、9のコネクタ部と1通りの結合が可能で、かつ、送信用の端子(送信TX)を2つ有するものであればよい。
【0030】
図4は図1に示した半導体素子駆動装置2の第1のコネクタ部4、制御装置3に設けられた第2のコネクタ部7の一例を示す図で、図4(a)は側面図、図4(b)は正面図である。図に示すように、半導体素子駆動装置2の第1のコネクタ部4(制御装置3に設けられた第2のコネクタ部7)のコネクタとしては、光ケーブル8、9のコネクタ部と1通りの結合が可能で、かつ、受信用の端子(受信RX)を2つ有するものであればよい。
【0031】
次に動作について説明する。
図5は図1に示した半導体素子駆動ユニットにおける光ケーブル8、9の接続状態を示す図で、図5(a)は光ケーブルが正常に接続された状態のものを、図5(b)は光ケーブルが誤って逆方向に接続された状態のものを示す図である。
【0032】
図5(a)に示すように、光ケーブル8、9が正しく接続された場合には、制御装置3からオン/オフ指令等の制御信号が半導体素子駆動装置2の制御回路に正しく送信されて動作する。そして、半導体素子駆動装置2から故障判断信号が制御装置3の故障処理回路に正しく送信されて正しい故障処理がなされる。
【0033】
それに対して、図5(b)に示すように、光ケーブル8、9が誤って逆に接続された場合には、半導体素子駆動装置2側の送信と制御装置3側の送信、又、半導体素子駆動装置2側の受信と制御装置3側の受信同士が接続されることになり、制御信号(駆動信号)の送信とともに、故障信号も送信できないため、半導体素子1が駆動される前に安全に故障停止させることができる。
【0034】
この実施の形態1では、半導体素子駆動装置又は制御装置のいずれかに第1、第2のコネクタ部を設けると共に、第1、第2の光ケーブルの端部に各々第3、第4のコネクタ部を設け、第1、第2のコネクタ部が各々第3、第4のコネクタ部と1通りの結合が可能であって、第3のコネクタ部との結合時にこの第3のコネクタ部の第1、第2の端子に各々対応する第1、第2の端子を有すると共に、上記第1のコネクタ部の第1の端子と上記第2のコネクタ部の第1の端子のいずれか一方が送信用で他方が受信用で、第1のコネクタ部の第2の端子と第2のコネクタ部の第2の端子のいずれか一方が送信用で他方が受信用であるようにしたので、誤って、第1の光ケーブルの第3のコネクタ部を第2のコネクタ部に、第2の光ケーブルの第4のコネクタ部を第1のコネクタ部に挿入してしまっても、コネクタの結合はされるものの、送信用の端子は送信用の端子に、受信用の端子は受信用の端子に対応することになるので、正常時に対応する端子以外の端子からの信号が受信用の端子に届くことがなく、半導体素子駆動装置又は制御装置において誤動作が生じるのを防止することができる。
【0035】
また、故障信号が送信される場合には、これらの信号が誤って正常時に送信される回路以外に送信されるのを防止することができ、さらに、複数のレベルの故障信号が送信される場合においても、故障信号が取り違えられることがなくなるので、重故障が軽故障と判断されて処理されることを防止することができる。
【0036】
実施の形態2.
実施の形態1では、半導体素子駆動装置、制御装置の各コネクタ部における第1、第2の端子を両方とも送信用、又は受信用にしているが、この実施の形態2では、第1のコネクタ部の第1、第2の端子を送信用、受信用とし、第2のコネクタ部の第1、第2の端子を受信用、送信用とし、コネクタの接続ミスによる誤動作を防止するようにしたものである。
【0037】
図6はこの実施の形態2の半導体素子駆動ユニット(半導体素子を含む)を示す回路図である。なお、図6において、図1と同じものについては同一記号を付してその説明を省略する。
【0038】
図において、4、5は半導体素子駆動装置2に設けられた第1、第2のコネクタ部、6、7は制御装置3に設けられた第1、第2のコネクタ部である。また、第1、第2のコネクタ部4、5、6、7は、光ケーブル8、9のコネクタ部に対して1通りに結合されるものである。
【0039】
半導体素子駆動装置2に設けられた第1のコネクタ部4は、排他的論理和回路26に接続される送信用端子4eと、論理和回路21に接続される受信用端子4fとで構成されており、第2のコネクタ部5は、電源監視部27に接続される送信用端子5eと、論理和回路21に接続される受信用端子5fとで構成されている。
【0040】
一方、制御装置3に設けられた第1のコネクタ部6は、オン/オフ指令生成部31に接続される送信用端子6eと、故障処理部33の軽故障用信号の配線に接続される受信用端子6fとで構成されており、第2のコネクタ部7は、オン/オフ指令生成部31に接続される送信用端子7eと、故障処理部33の重故障用信号の配線に接続される受信用端子7fとで構成されている。
【0041】
上記光ケーブル8、9のコネクタ部、半導体素子駆動装置2の第1、第2のコネクタ部4、5、制御装置3の第1、第2のコネクタ部6、7としては、例えば、実施の形態1と同様JIS−C−5977に制定されたF08形の2心光ファイバコネクタを用いればよいが、半導体素子駆動装置2、制御装置3の各コネクタは実施の形態1と異なり送信用端子と受信用端子とを有するものを用いるようにする。なお、光ケーブル8、9のコネクタ部は実施の形態1と同様のものを用いればよい。
【0042】
図7は図6に示した半導体素子駆動装置2、制御装置3に設けられた第1のコネクタ部4、6の一例を示す図で、図7(a)は側面図、図7(b)は正面図である。図に示すように、第1のコネクタ部のコネクタとしては、光ケーブル8、9のコネクタ部と1通りの結合が可能で、かつ、受信用の端子(受信RX)と、送信用の端子(送信TX)とを有するものであればよい。
【0043】
図8は図6に示した半導体素子駆動装置2、制御装置3に設けられた第2のコネクタ部5、7の一例を示す図で、図8(a)は側面図、図8(b)は正面図である。図に示すように、第2のコネクタ部のコネクタとしては、光ケーブル8、9のコネクタ部と1通りの結合が可能で、かつ、送信用の端子(送信TX)と、受信用の端子(受信RX)とを有するものであればよい。
【0044】
次に動作について説明する。
図9は図6に示した半導体素子駆動ユニットにおける光ケーブル8、9の接続状態を示す図で、図9(a)は光ケーブルが正常に接続された状態のものを、図9(b)は光ケーブルが誤って逆方向に接続された状態のものを示す図である。
【0045】
図9(a)に示すように、光ケーブル8、9が正しく接続された場合には、図5(a)に示した場合と同様に正常な動作がなされる。しかし、図9(b)に示すように、光ケーブル8、9が誤って逆に接続された場合には、図5(b)の場合と同様に半導体素子駆動装置2側の送信と制御装置3側の送信、又、半導体素子駆動装置2側の受信と制御装置3側の受信同士が接続されることになり、半導体素子1の駆動信号の送信とともに、故障信号も送信できないため、半導体素子1が駆動される前に安全に故障停止させることができる。
【0046】
この実施の形態では、制御信号(駆動信号)を2本の光ケーブルを用いて送信するようにしているので、実施の形態1の効果に加えて、一方の光ケーブルの光量低下や折れなどの異常状態においても他方の光ケーブルで送信される信号により半導体素子1の駆動を維持できるようになっている。
【0047】
また、この実施の形態1、2では、半導体素子駆動装置を半導体素子に別途設けたものとして説明しているが、半導体素子駆動装置は、半導体素子と半導体素子を駆動させる駆動回路とからなるものを用いてもよい。
【0048】
また、この実施の形態1、2では、両端に着脱可能なコネクタ部を有する光ケーブルを用いて半導体素子駆動装置と制御装置とを接続しているが、一端にのみ着脱可能なコネクタ部を設けた光ケーブル(他端は半導体素子駆動装置又は制御装置に接続されている)を用いて半導体素子駆動装置と制御装置とを接続させてもよい。
【0049】
また、この実施の形態1、2では、故障レベルの異なる2つの故障信号を半導体素子駆動装置から制御装置に送るようにしているが、送信する一方の信号を故障信号とは異なる信号にしてもよい。
【0050】
【発明の効果】
本発明にかかる半導体素子駆動ユニットは、半導体素子駆動装置と、上記半導体素子駆動装置を制御する制御装置と、上記半導体素子駆動装置又は上記制御装置のいずれかに設けられた第1、第2のコネクタ部と、上記半導体素子駆動装置と上記制御装置とを各々接続する第1、第2の光ケーブルと、上記第1、第2の光ケーブルの端部に各々設けられた第3、第4のコネクタ部とを備え、上記第1のコネクタ部が上記第3、第4のコネクタ部と各々1通りの結合が可能で、上記第2のコネクタ部が上記第3、第4のコネクタ部と各々1通りの結合が可能であって、上記第1、第2のコネクタ部が上記第3のコネクタ部との結合時にこの第3のコネクタ部の第1、第2の端子に各々対応する第1、第2の端子を有すると共に、上記第1のコネクタ部の第1の端子と上記第2のコネクタ部の第1の端子のいずれか一方が送信用で他方が受信用であり、上記第1のコネクタ部の第2の端子と上記第2のコネクタ部の第2の端子のいずれか一方が送信用で他方が受信用であるようにしているので、コネクタの接続ミスによる誤動作を防止することができる。
【0051】
また、半導体素子駆動装置が、送信用の端子に接続され故障を検出して故障信号を出力する故障検出部を備え、制御装置が、受信用の端子に接続され上記故障信号に基づいて故障処理をする故障処理部を備えている場合には、故障信号が誤って正常時に送信される回路以外に送信されるのを防止することができる。
【0052】
また、故障検出部が、送信用の端子に接続され重故障を検出してその故障信号を出力する重故障検出部と、重故障検出部が接続される端子とは異なる送信用の端子に接続され軽故障を検出してその故障信号を出力する軽故障検出部とからなり、故障処理部が、異なる2つの受信用の端子に接続され上記故障信号に基づいて軽故障処理又は重故障処理を行なうようにした場合には、重故障が軽故障として処理されるのを防止することができる。
【0053】
さらに、制御装置が、異なるコネクタ部の送信用の端子に接続され半導体素子のオンオフ指令を生成するオンオフ指令生成部を備え、半導体素子駆動装置が、異なるコネクタ部の受信用の端子に接続されオンオフ信号に基づいて半導体スイッチング素子を駆動する駆動部を備えている場合には、一方の光ケーブルで異常が生じても他方の光ケーブルを用いて半導体素子の駆動を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体素子駆動ユニットを示す回路図である。
【図2】 図1に示した第1、第2の光ケーブルのコネクタ部の一例を示す図である。
【図3】 図1に示した半導体素子駆動装置の第2のコネクタ部、制御装置に設けられた第1のコネクタ部の一例を示す図である。
【図4】 図1に示した半導体素子駆動装置の第1のコネクタ部、制御装置に設けられた第2のコネクタ部の一例を示す図である。
【図5】 図1に示した半導体素子駆動ユニットにおける光ケーブルの接続状態を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態2の半導体素子駆動ユニットを示す回路図である。
【図7】 図6に示した半導体素子駆動装置、制御装置に設けられた第1のコネクタ部の一例を示す図である。
【図8】 図6に示した半導体素子駆動装置、制御装置に設けられた第2のコネクタ部の一例を示す図である。
【図9】 図6に示した半導体素子駆動ユニットにおける光ケーブルの接続状態を示す図である。
【図10】 従来の半導体素子駆動ユニットを示す図である。
【図11】 図10に示した半導体素子駆動ユニットの詳細を示す回路図である。
【図12】 図10に示した半導体素子駆動ユニットにおける光ケーブルの接続状態を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体素子 2 半導体素子駆動装置
3 制御装置
4 半導体素子駆動装置の第1のコネクタ部
4a、4c、4d、4e 送信用端子(光発光素子)
5 半導体素子駆動装置の第2のコネクタ部
5a、5c、5d、5e 送信用端子(光発光素子)
6 制御装置の第1のコネクタ部
6a、6c、6d、6e 送信用端子(光発光素子)
7 制御装置の第2のコネクタ部
7a、7c、7d、7e 送信用端子(光発光素子)
8 第1の光ケーブル 9 第2の光ケーブル
21 論理和回路 22 バッファ回路
23 インバータ回路 24 ターンオン回路
24a ターンON電源 24b ターンONスイッチ
24c 定電流回路 25 ターンオフ回路
25a ターンオフ電源 25b ターンオフスイッチ
31 ON/OFF指令生成部 33 故障処理部
Claims (6)
- 半導体素子駆動装置と、上記半導体素子駆動装置を制御する制御装置と、上記半導体素子駆動装置又は上記制御装置のいずれかに設けられた第1、第2のコネクタ部と、上記半導体素子駆動装置と上記制御装置とを各々接続する第1、第2の光ケーブルと、上記第1、第2の光ケーブルの端部に各々設けられた第3、第4のコネクタ部とを備え、
上記第1のコネクタ部が上記第3、第4のコネクタ部と各々1通りの結合が可能で、上記第2のコネクタ部が上記第3、第4のコネクタ部と各々1通りの結合が可能であって、上記第1、第2のコネクタ部が上記第3のコネクタ部との結合時にこの第3のコネクタ部の第1、第2の端子に各々対応する第1、第2の端子を有すると共に、上記第1のコネクタ部の第1の端子と上記第2のコネクタ部の第1の端子のいずれか一方が送信用で他方が受信用であり、上記第1のコネクタ部の第2の端子と上記第2のコネクタ部の第2の端子のいずれか一方が送信用で他方が受信用であることを特徴とする半導体素子駆動ユニット。 - 半導体素子駆動装置は、送信用の端子に接続され故障を検出して故障信号を出力する故障検出部を備え、
制御装置は、受信用の端子に接続され上記故障信号に基づいて故障処理をする故障処理部を備えていることを特徴とする請求項1記載の半導体素子駆動ユニット。 - 故障検出部は、送信用の端子に接続され重故障を検出してその故障信号を出力する重故障検出部と、重故障検出部が接続される端子とは異なる送信用の端子に接続され軽故障を検出してその故障信号を出力する軽故障検出部とからなり、
故障処理部は、異なる2つの受信用の端子に接続され上記故障信号に基づいて軽故障処理又は重故障処理を行なうことを特徴とする請求項2記載の半導体素子駆動ユニット。 - 制御装置は、異なるコネクタ部の送信用の端子に接続され半導体素子のオンオフ指令を生成するオンオフ指令生成部を備え、
半導体素子駆動装置は、異なるコネクタ部の受信用の端子に接続されオンオフ信号に基づいて半導体スイッチング素子を駆動する駆動部を備えていることを特徴とする請求項1記載の半導体素子駆動ユニット。 - 第1、第2のコネクタ部を備え、端部に第3のコネクタ部を有する第1の光ケーブル、及び、端部に第4のコネクタ部を有する第2の光ケーブルを介して制御装置と接続されてなる半導体素子駆動装置において、
上記第1のコネクタ部が上記第3、第4のコネクタ部と各々1通りの結合が可能で、上記第2のコネクタ部が上記第3、第4のコネクタ部と各々1通りの結合が可能であって、上記第1、第2のコネクタ部が上記第3のコネクタ部との結合時にこの第3のコネクタ部の第1、第2の端子に各々対応する第1、第2の端子を有すると共に、上記第1のコネクタ部の第1の端子と上記第2のコネクタ部の第1の端子のいずれか一方が送信用で他方が受信用であり、上記第1のコネクタ部の第2の端子と上記第2のコネクタ部の第2の端子のいずれか一方が送信用で他方が受信用であることを特徴とする半導体素子駆動装置。 - 第1、第2のコネクタ部を備え、端部に第3のコネクタ部を有する第1の光ケーブル、及び、端部に第4のコネクタ部を有する第2の光ケーブルを介して半導体素子駆動装置と接続されてなる制御装置において、
上記第1のコネクタ部が上記第3、第4のコネクタ部と各々1通りの結合が可能で、上記第2のコネクタ部が上記第3、第4のコネクタ部と各々1通りの結合が可能であって、上記第1、第2のコネクタ部が上記第3のコネクタ部との結合時にこの第3のコネクタ部の第1、第2の端子に各々対応する第1、第2の端子を有すると共に、上記第1のコネクタ部の第1の端子と上記第2のコネクタ部の第1の端子のいずれか一方が送信用で他方が受信用であり、上記第1のコネクタ部の第2の端子と上記第2のコネクタ部の第2の端子のいずれか一方が送信用で他方が受信用であることを特徴とする制御装置。
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