JP4004301B2 - 電磁弁 - Google Patents

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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁弁(solenoid controlled valve )に関し、特に、電磁操作弁(solenoid operated valve )に係り、例えば、自動車用ディーゼルエンジンの排気ガス再循環弁(exhaust gas recirculation valve )を制御するのに利用して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用ディーゼルエンジンの排気ガス再循環弁を制御するのに、電磁石の吸引力によって弁体を動かし切り換え操作を行わせる電磁操作弁が使用されている。従来のこの種の電磁操作弁は、弁体が弁座にバルブスプリングによって着座されることにより弁口が閉じられており、プランジャが電磁石の吸引力によって吸引されることによりプランジャに連結された弁体が弁座から離座して弁口を開くように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
排気ガス再循環弁を制御する電磁操作弁は自動車に搭載され、しかも、ディーゼルエンジンの近傍に設置されるため、小形軽量化や低コストおよび長寿命が要求されるばかりでなく、優れた耐振性および耐熱性が要求されている。
【0004】
そこで、バルブスプリングの弾発力を大きく設定することによって耐振性を高めると、電磁石の吸引力はバルブスプリングの弾発力に抗して弁体を移動させる必要があるため、電磁石の定格が大きくなってしまう。従来、バルブスプリングの弾発力は入口ポートの空気圧による開弁方向の力と、弁体が外部からの振動を受けて開弁方向に作用する力とを押えるように設計されている。
【0005】
本発明の目的は、電磁弁の入口ポートに作用する空気圧を弁体を開弁方向に作用する空気圧と弁体を閉弁方向に作用する空気圧とに分岐して、これらをバランスさせ、バルブスプリングの弾発力を弁体が外部から加振力を受けて開弁方向に作用する力を主として押圧するようにすることにより、バルブスプリングの弾発力を従来のものよりも小さな弾発力で済むようにしてバルブスプリングおよび電磁石の小型軽量化を図り、かつ、耐久性を向上させた電磁弁を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第一の電磁弁は、ハウジングの入口ポートと出口ポートとに連通する弁口を有し、この弁口を取り囲む弁座が一端面に形成された弁座部材と、この弁座部材に摺動自在に嵌合されて前記弁座に離着座して前記弁口を開閉する有底円筒状の弁体と、この弁体を前記弁座に着座させる方向に付勢するバルブスプリングと、前記弁体を前記弁座から離座させる方向に付勢する電磁石とを備えており、前記有底円筒状の弁体の内側は大径部と段差部と小径部とによって形成されており、前記段差部の前記大径部側が前記弁座部材の中心部に形成され前記弁口および前記ハウジングの入口ポートに連通する弁路に連通していることを特徴とする。
【0007】
本発明に係る第二の電磁弁は、ハウジングの入口ポートと出口ポートとに連通する弁口を有し、この弁口を取り囲む弁座が一端面に形成された弁座部材と、この弁座部材に摺動自在に嵌合されて、前記弁座に離着座して前記弁口を開閉する有底円筒状の弁体と、この弁体を前記弁座に着座させる方向に付勢するバルブスプリングと、前記弁体を前記弁座から離座させる方向に付勢する電磁石とを備えており、前記有底円筒状の弁体を収納する前記ハウジングの内面が大径部と段差部と小径部によって形成されており、前記段差部の前記大径部側が前記有底円筒状の弁体の連通路を介して前記弁座部材の中心部に形成され、前記弁口および前記ハウジングの入口ポートに連通する弁路に連通していることを特徴とする。
【0008】
前記した手段によれば、弁体の弁座への着座時に、弁体には入口ポートの空気圧によって開弁方向に作用する力と、入口ポートの空気圧を分岐して弁体を閉じる方向に作用する力とをバランスさせることができるので、従来の空気圧による開弁方向に作用する力を押圧するバルブスプリングの弾発力は不用となり、バルブスプリングには外部からのエンジン振動や車体振動による加振力によって弁体を開く方向に作用する力のみを押圧すれば充分となる。したがって、電磁石は従来の略1/2の重量で済み、電磁弁を小型軽量化することが可能となり、電磁操作弁の耐振性を高めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。
【0010】
本実施の形態において、本発明に係る電磁弁は、自動車用ディーゼルエンジンの排気ガス再循環弁を制御するのに使用して有効な電磁操作弁として構成されている。図1に示されているように、電磁操作弁1は弁装置10とソレノイド50とを備えており、弁装置10とソレノイド50とは同軸に配置されて固定されている。弁装置10は非磁性材料によって成形されたハウジング11を備えており、ハウジング11には弁室12が形成されているとともに、入口ポート13および出口ポート14が弁室12の一端面(以下、下端面とする。)および側面にそれぞれ接続するように開設されている。入口ポート13はコンプレッサ等から構成された圧力供給源に接続されるようになっており、出口ポート14は排気ガス再循環弁の操作部におけるシリンダ室に接続されるようになっている。
【0011】
弁室12と入口ポート13との間には固定孔15が開設されており、この固定孔15には弁座部材20の固定端部21が弁室12側から圧入されて固定されている。弁座部材20は非磁性材料が使用されて、図2(b)に示されているように、略三段円柱形状に一体成形されている。弁座部材20の中心線上には下端において入口ポート13に連通する弁路22が開設されており、弁路22の上端部には弁室12において開口する弁口23が形成されている。弁座部材20の上端面には弁座24が弁口23を取り囲む略円錐台形状に形成されている。
【0012】
弁座部材20の外周面25の中間部には上側シールリング保持溝(以下、上側保持溝という。)26Aと下側シールリング保持溝(以下、下側保持溝という。)26Bとが、上下に離間されてそれぞれ環帯溝形状に没設されており、上側保持溝26Aには上側シールリング27Aが、下側保持溝26Bには下側シールリング27Bがそれぞれ嵌入されて保持されている。上側シールリング27Aおよび下側シールリング27Bの外径D27は弁座部材20の外周面25の外径D25よりも大きく設定されている。外周面25の上側保持溝26Aと下側保持溝26Bとの間には環状溝28が没設されており、環状溝28の底面には他端が弁路22に接続された連絡路29の一端が接続されている。この連絡路29は弁体30に作用する入口ポートの空気圧を分岐して弁体30に閉弁方向の力を与えるための通路である。
【0013】
図1および図2(a)に示されているように、弁座部材20の外側には図2(c)に示された弁体30が上側から摺動自在に嵌合されている。弁体30は磁性ステンレス鋼等の磁性を有する材料が使用されて上端が閉塞した略円筒形状に成形されている。弁体30の筒中空室31を形成する筒壁32の内周面の下端部には段差部33が形成されており、この段差部33の上側には大径部34が形成され下側には小径部35が形成されている。筒中空室31の下側に位置した小径部35の内径D35は弁座部材20の外周面25の外径D25と略等しく設定されており、筒中空室31の中間部に位置した大径部34の内径D34は弁座部材20の外周面の外径D25よりも若干大きめに設定されている。弁体30が弁座部材20に摺動自在に嵌合された状態において、弁体30の大径部34の内周面には弁座部材20の上側シールリング27Aが圧縮状態で接触しており、小径部35の内周面には下側シールリング27Bが圧縮状態で接触している。
【0014】
弁体30には筒中空部31と弁室12とを連通させる弁孔37が筒壁32と上端閉塞壁36とに掛けて開設されている。弁体30の上端閉塞壁36の下面の中心線上にはゴムまたは樹脂から形成された下側シート部材38が嵌着され、上端閉塞壁36の上面の中心線上には上側シート部材39が嵌着されており、下側シート部材38と上側シート部材39とは連結部40によって一体的に連結されている。弁体30の外周の中間部にはスプリングシート部41が形成されており、図1に示されているように、スプリングシート部41と後記するソレノイド50のベース51との間には渦巻き圧縮コイルスプリングからなるバルブスプリング42が、弁体30を常時下方に付勢するように介設されている。このバルブスプリング42の下方への付勢により、弁体30の下側シート部材38が弁座部材20の弁座24に着座されるようになっている。但し、バルブスプリング42は従来のスプリングとは異なり、弁体30が外部から振動を受けることによって弁体30が開弁方向に動くのを押圧するだけの弾発力があれば充分である。入口ポートの空気圧によって弁体を開く方向に作用する力は連絡路29で分岐され弁体30を閉弁方向に作用する力と略バランスしているからである。
【0015】
ソレノイド50は磁性材料が使用されて略正方形の平板形状に形成されたベース51を備えており、このベース51はハウジング11の上端面にシールリング52を挟んで当接されている。ベース51の上には非磁性材料が使用されて略円筒形状に形成されたハウジング53が固定されており、ハウジング53の中空部にはコイルボビン55にコイル線材56が巻装された電磁石54が内蔵されている。電磁石54のコイルボビン55の中空部の下端部内には弁体30の上端部が挿入されており、弁体30は電磁石54の電磁力によって吸引されるようになっている。一端部が電磁石54のコイル線材56に電気的に接続されたリード線57の他端部は、ハウジング53に突設されたカプラ58に引き出されてコネクタ59に電気的に接続されている。カプラ58のコネクタ59には排気ガス再循環弁のコントローラからの指令信号を伝達する電気配線が接続されるようになっている。
【0016】
電磁石54のコイルボビン55の中空部には磁性ステンレス鋼等の磁性材料によって形成されたコア60の下端部が嵌入されており、コア60は中間部の外周に突設された鍔部61を磁性材料で形成されたカバー62によって押さえられ、カバー62の下端フランジ部でベース51を挟んでハウジング11の上端面に複数のボルト(図示せず)によって固定されている。コア60の中心線上には大気に開口した排気ポート16が開設されており、排気ポート16の下端部には弁口17が形成されている。コア60の下端面には排気ポート弁座18が弁口17を取り囲む略円錐台形状に形成されており、排気ポート弁座18は弁体30の上端閉塞壁36の上面に配置された上側シート部材39に対向されている。
【0017】
次に、作用を説明する。
【0018】
ソレノイド50の消磁状態においては、弁体30の下側シート部材38は弁座部材20の弁座24に着座しており、弁体30の上側シート部材39は排気ポート弁座18から離座している。この状態においては、入口ポート13の圧力P1 は圧力供給源からの供給圧力になっており、出口ポート14および排気ポート16の圧力P2 は大気圧になっている。ここで、弁体30の大径部34の内径D34による受圧面積と小径部35の内径D35による受圧面積との差に基づく下向きの力をF、下側シート部材38と弁座24との有効径をD24、バルブスプリング42の弾発力をS、弁体30の下側シート部材38の弁座24への押し付け力をAとすると、次式(1)、(2)が成立している。
【0019】
F=(π×D34 2 /4−π×D35 2 /4)×P1 ・・・(1)
A=(F+S)−(π×D24 2 /4)×P1 ・・・(2)
【0020】
(2)式から明らかな通り、弁体30はバルブスプリング42の弾発力Sに加えて弁体30の受圧面積差に基づく力Fによって弁座部材20の弁座24に押し付けられているため、バルブスプリング42の弾発力Sを小さく設定することができる。本実施の形態においては、
F=π×D24 2 /4×P1 ・・・(3)
に設定してバルブスプリング42は弁体30が外部から振動を受けて開弁する方向に受ける力を押圧する程度に設定されている。ちなみに、従来のバルブスプリングの押圧力は1.1kgであったが、本発明の実施の形態では0.2kgの押圧力で充分である。これにより、電磁石の重量が従来の約1/2の重量となり、電磁操作弁の耐振性は大巾に向上した。
【0021】
ソレノイド50が励磁されると、電磁石54のコイルボビン55の中空部の下端部内に挿入された弁体30は電磁石54の電磁力によって吸引されるため、弁体30の下側シート部材38は弁座部材20の弁座24から離座し、弁体30の上側シート部材39が排気ポート弁座18に着座する。この時の電磁石54の電磁力Bは押し付け力Aに打ち勝つもの、すなわち、B≧A、を満足すればよい。
【0022】
弁体30の下側シート部材38が弁座部材20の弁座24から離座するとともに、上側シート部材39が排気ポート弁座18に着座すると、入口ポート13の供給圧力P1 が弁口23、弁孔37、弁室12を通じて出口ポート14に供給されるため、排気ガス再循環弁に所定のパイロット圧力が供給される。
【0023】
ソレノイド50が消磁されると、弁体30は次式(4)の押し下げ力Cによって押し下げられることにより、弁体30の上側シート部材39が排気ポート弁座18から離座し、下側シート部材38が弁座部材20の弁座24に着座するため、入口ポート13の供給圧力P1 の出口ポート14への供給は遮断され、出口ポート14の圧力は大気圧P2 になる。
【0024】
図1に示されているように、排気ポート弁座18の直径をD18とすれば、
C=F+S−(π×D18 2 /4)×P1 ・・・(4)
【0025】
以上説明したように、本実施の形態によれば、弁体はバルブスプリングの弾発力に加えて弁体の受圧面積差に基づく力によって弁座部材の弁座に押し付けられているため、バルブスプリングの弾発力を小さく設定することができるので、電磁操作弁は高い耐振性を維持することができ、また、電磁石の吸引力を従来の約1/5にすることができ、したがって、電磁石の定格を小さく設定することができる。
【0026】
図3および図4は本発明の第二の実施の形態を示しており、図3は電磁操作弁を示す図1に相当する縦断面図であり、図4は電磁操作弁の主要部を示す図2に相当する各縦断面図である。
【0027】
本実施の形態が前記実施の形態と異なる点は、弁体の受圧面積差に基づく力を発生するための大径部と小径部とが弁体の外周面に対向するハウジング11Aの内周面に配設されている点である。図4(a)および(b)に示されているように、本実施の形態に係る弁体30Aに対向するハウジング11Aの内周面の下部には、内径D34を有する大径部34Aが形成されており、ハウジング11Aの上部には内径D34より小径の内径D35を有する小径部35Aが形成されている。また、図4(b)に示されているように、大径部34Aと小径部35Aとを繋ぐ段差部33Aが形成されている。ハウジング11Aの内径部に挿入される弁体30Aは、図4(c)に示されているように、外径d35がハウジング11Aの小径部D35より若干小さ目に形成されており、小径部D35内を摺動するように形成されている。また、弁体30Aは弁体上端部35’から下端部34’までd35の同一外径で形成されており、ハウジング11Aの段差部33Aに対向する位置には、連絡路29’が形成されている。この連絡路29’は弁座部材20Aの連絡路29と略同じ高さの位置に形成されており、これらの連絡路29、29’により入口ポートの空気圧を分岐する通路が形成されている。そして、この連絡路29’の上側にはシールリング保持溝26Cが形成されており、下側にはシールリング保持溝26Dが形成されている。また、弁体30Aには内径d34の筒中空室31Aが形成されており、図4(b)に示されている弁座部材20Aが図4(a)に示されているように挿入される。なお、弁座部材20Aは実質的に図2(b)に示されている弁座部材20と同じであるので、説明は省略する。
【0028】
本実施の形態においても、弁体30Aの下側シート部材38の弁座部材20Aの弁座24への着座時に、図3に示されているバルブスプリング42Aの弾発力Sに加えてハウジング11Aの大径部34Aの内径D34による受圧面積と、ハウジング11Aの小径部35Aの内径D35による受圧面積との差に基づく下向きの力Fが弁体30Aに作用するため、バルブスプリング42Aの弾発力Sを従来のバルブスプリングに対して大巾に低減させることができる。したがって、電磁石の吸引力も小さくて済むので、電磁操作弁を小型軽量化することができるので耐振性の向上を図ることができる。また、電磁操作弁は高い耐振性を維持することができる。また、電磁石の吸引力を増強せずに済むため、電磁石の定格を小さく設定することができる。
【0029】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
【0030】
例えば、前記実施の形態では排気ガス再循環弁に使用した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、リリーフ弁や減圧弁のような圧力制御弁等に適用することができる。
【0031】
また、前記実施の形態では電磁操作弁について説明したが、本発明は電磁パイロット(操作)切換弁(solenoid controlled pilot operated valve)にも適用することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、バルブスプリングの弾発力を大きく設定しなくとも、電磁弁の耐振性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である電磁操作弁を示す縦断面図である。
【図2】(a)は弁体と弁座部材の組立体を示す縦断面図、(b)は弁座部材を示す縦断面図、(c)は弁体を示す縦断面図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態である電磁操作弁を示す縦断面図である。
【図4】その主要部を示す図2に相当する縦断面図であり、(a)は弁体と弁座部材の組立体、(b)は弁座部材、(c)は弁体をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1…電磁操作弁(電磁弁)、10…弁装置、11、11A…ハウジング、12…弁室、13…入口ポート、14…出口ポート、15…固定孔、16…排気ポート、17…弁口、18…排気ポート弁座、20、20A…弁座部材、21…固定端部、22…弁路、23…弁口、24…弁座、25…外周面、26A…上側シールリング保持溝(上側保持溝)、26B…下側シールリング保持溝(下側保持溝)、26C…上側シールリング保持溝(上側保持溝)、26D…下側シールリング保持溝(下側保持溝)、27A…上側シールリング、27B…下側シールリング、28…環状溝、29、29’…連絡路、30、30A…弁体、31、31A…筒中空室、32…筒壁、33…弁体の段差部、33A…ハウジングの段差部、34…弁体の大径部、34’…弁体下端部、34A…ハウジングの大径部、35…弁体の小径部、35’…弁体上端部、35A…ハウジングの小径部、36…上端閉塞壁、37…弁孔、38…下側シート部材、39…上側シート部材、40…連結部、41…スプリングシート部、42…バルブスプリング、50…ソレノイド、51…ベース、52…シールリング、53…ハウジング、54…電磁石、55…コイルボビン、56…コイル線材、57…リード線、58…カプラ、59…コネクタ、60…コア、61…鍔部、62…カバー。

Claims (2)

  1. ハウジングの入口ポートと出口ポートとに連通する弁口を有し、この弁口を取り囲む弁座が一端面に形成された弁座部材と、この弁座部材に摺動自在に嵌合されて前記弁座に離着座して前記弁口を開閉する有底円筒状の弁体と、この弁体を前記弁座に着座させる方向に付勢するバルブスプリングと、前記弁体を前記弁座から離座させる方向に付勢する電磁石とを備えており、前記有底円筒状の弁体の内側は大径部と段差部と小径部とによって形成されており、前記段差部の前記大径部側が前記弁座部材の中心部に形成され前記弁口および前記ハウジングの入口ポートに連通する弁路に連通していることを特徴とする電磁弁。
  2. ハウジングの入口ポートと出口ポートとに連通する弁口を有し、この弁口を取り囲む弁座が一端面に形成された弁座部材と、この弁座部材に摺動自在に嵌合されて、前記弁座に離着座して前記弁口を開閉する有底円筒状の弁体と、この弁体を前記弁座に着座させる方向に付勢するバルブスプリングと、前記弁体を前記弁座から離座させる方向に付勢する電磁石とを備えており、前記有底円筒状の弁体を収納する前記ハウジングの内面が大径部と段差部と小径部によって形成されており、前記段差部の前記大径部側が前記有底円筒状の弁体の連通路を介して前記弁座部材の中心部に形成され、前記弁口および前記ハウジングの入口ポートに連通する弁路に連通していることを特徴とする電磁弁。
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