JP4003715B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排気還流装置を備えた車両の制御装置に関する。
従来より、車両のエンジンの排気の清浄化等を図る目的で、排気系から吸気系へ排気の一部を還流させる排気還流(EGR)装置が広く採用されている(例えば、特許文献1参照)。排気還流装置は、典型的には、排気通路と吸気通路とを接続する排気還流通路と、この排気還流通路に設けられたEGRバルブとを備え、排気還流率を許容限界付近に維持するように、このEGRバルブの開度を調整することにより排気還流量を変更・制御する。このような排気還流装置により、燃焼温度を下げてNOx排出量の低減化を図ることができるとともに、燃料消費量の低減化を図ることができる。
特開平2−123272号公報
排気還流(ガス)の応答速度、つまり、EGRバルブ開度(排気還流量の目標値)の変化に対する実際の排気還流量の変化の応答速度は、吸入空気量や排気圧力等の車両運転状態に応じて変化する。例えば、吸入空気量や排気圧力が低いほど排気還流の応答速度が低く、応答遅れが大きくなる。このような排気還流の応答遅れに起因して、排気還流量(排気還流率)がばらつき、所望の排気還流効果が得られないおそれがある。例えば、車両の加速過渡期には、過渡的に排気還流量が低下し、NOx排出量の増加を招くおそれがある。あるいは、車両の減速過渡期には、過渡的に排気還流量が増加し、燃焼安定性が低下するおそれがある。
この発明は、このような課題に着目してなされたものであり、排気還流の応答遅れに起因する排気還流量のばらつきを低減・解消し、所期の排気還流効果を得ることができる新規な車両の制御装置を提供することを主たる目的としている。
エンジンの排気系から吸気系へ排気の一部を還流する排気還流手段を備える。この排気還流手段による排気還流の応答速度が低いときほど、エンジン出力に関するエンジン制御速度を低くする。言い換えると、排気還流ガスの応答遅れが大きいときほど、エンジン出力目標値の遅れ度合いを大きくする。
本発明によれば、排気還流の応答速度が低いときほど、エンジン制御速度を低くすることにより、排気還流の応答遅れに起因する排気還流量のばらつきを低減・解消することができ、NOx排出量の低下や燃費向上等の所期の排気還流効果を得ることができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る制御装置が適用される車両を示す概略構成図である。この車両は、車両駆動源としてエンジン1とモータ2とを併用する、いわゆるハイブリッド車両である。一対の駆動輪8aを繋ぐ車軸8には、ファイナルギア7が接続されている。このファイナルギア7とエンジン1とを結ぶ動力伝達経路には、エンジン側無段変速機であるCVT5eと、エンジン1とファイナルギア7との動力伝達を断続するエンジン側クラッチ6eと、が設けられている。モータ2とファイナルギア7とを結ぶ動力伝達経路には、モータ側無段変速機であるCVT5mと、モータ2とファイナルギア7との動力伝達を断続するモータ側クラッチ6mと、が設けられている。
エンジン1は、ガソリンや軽油等の燃料を燃焼することにより動力を発生するレシプロ式内燃機関である。エンジン制御装置9は、燃料噴射制御や点火時期制御等の各種エンジン制御処理を記憶及び実行する。モータ2はインバータ3を介してバッテリ4と電気的に接続されており、バッテリ4との間で電力の授受を行う。モータ制御装置14は、インバータ3へ制御信号を出力して、モータ2を駆動制御する。
この車両には、過給機としてのターボチャージャ12と、排気浄化システム10と、が設けられている。ターボチャージャ12は、周知のように排気を利用して吸気を過給するものであり、排気通路21に設けられ、排気エネルギーにより回転するタービン12aと、吸気通路22に設けられ、タービン12aとともに回転して吸気を加圧するコンプレッサ12bと、を有している。吸気通路22には、コンプレッサ12bよりも下流側(エンジン1に近い側)に、圧縮された吸気を冷却するインタークーラ15が設けられているとともに、コンプレッサ12bよりも上流側(エンジン1から遠い側)に、吸入空気流量(以下、吸気流量又は単に空気流量と呼ぶ)を検出する吸気流量検出手段としてのエアフローメータ17bが設置されている。
排気浄化システム10は、排気通路21に設けられ、排気を浄化する排気浄化触媒10aと、排気系から吸気系へ排気の一部を還流する排気還流手段としての排気還流装置と、を有している。この排気還流装置は、排気通路21と吸気通路22とを接続する三元触媒等の排気還流通路11aと、この排気還流通路11aの開度を変更して排気還流通路11aを通流する排気還流量を変更・調整するEGRバルブ11と、を有している。このEGRバルブ11の動作は例えばエンジン制御装置9により制御される。排気通路21の触媒上流側には、排気圧力を検出する排圧検出手段としての圧力センサ17aが設けられている。
排気還流通路11aは、排気通路21のうち、触媒10aよりも下流側(エンジンから遠い側)に接続している。従って、触媒10aにより清浄化された排気が吸気通路22に還流されることとなり、吸気系の腐食・汚損等を有効に抑制・回避することができる。仮に排気還流通路を触媒上流側に接続すると、触媒により清浄化される前の排気が吸気系に還流されることとなり、吸気系の腐食・汚損等を招くおそれが高くなる。
タービン12aは、排気エネルギーを効率的に回収できるように、排気通路21の中でもエンジン1に近い位置、具体的には触媒10aよりも上流側に配置されている。従って、排気還流通路11aは、タービン12aよりも下流側の位置で排気通路21と接続している。このため、排気還流通路をタービンよりも上流側に接続する場合に比して、排気還流通路の低圧力や管内容積の増加等により、排気還流ガスの応答速度が低下する傾向にある。従って、従来の一般的な車両では、排気還流通路をタービンや触媒よりも下流側に接続することは非常に困難である。これに対して本実施例では、後述するように排気還流の応答遅れに起因する排気還流量のばらつきを低減・解消することができるため、上述したようなレイアウト、つまり排気通路21の上流側より順にタービン12a,触媒10a及び排気還流通路11aの接続部位が配列するレイアウトを実現できるのである。
この車両には、上記のエンジン制御装置9及びモータ制御装置14の他、CVT5e,5mを駆動制御するCVT制御装置16や、車両の動作を統括的に制御するハイブリッド制御装置13等の複数の電子制御ユニットが設けられている。これらの電子制御ユニットは、CAN等の通信システムにより情報を共有しながら互いに連動して作動することができる。
図2は、本実施例に係る制御ルーチンを示すフローチャートである。この制御ルーチンは、例えばハイブリッド制御装置13内で所定期間毎に繰り返し実行される。
S(ステップ)1では、車両運転条件に基づいて、駆動輪8aに与えられる駆動力の目標値に対応する車両駆動力目標値Ptを算出する(車両駆動力目標値算出手段)。より具体的には、運転者による加速要求に対応するアクセルペダルの踏み込み量(アクセル開度)APOと、車速センサ等により検出される車速VSPとに基づいて、車両駆動力目標値Ptを算出する。
S2では、車両駆動力目標値Ptに基づいて、エンジン1により発生すべき駆動力・出力の基本目標値であるエンジン出力基本値Pe0を算出する(エンジン出力目標値算出手段)。より具体的には、図3に示すような出力配分テーブルが予め設定・記憶され、この出力配分テーブルに従って、車両駆動力目標値Ptからエンジン出力基本値Pe0を算出する。図3中の破線はPe0=Ptとなる線である。同図に示すように、本実施例では、アイドル域を含む低出力域のように、車両駆動力目標値Ptが0から所定の第1駆動力しきい値Pt1の範囲にあるときには、Pe0=0とし、モータ2のみにより車両を駆動するように設定されている。また、PtがPt1から所定の第2駆動力しきい値Pt2までの範囲にあるとき(中出力域)には、Pe0=Ptとし、エンジン1のみにより車両を駆動するように設定されている。PtがPt2より大きい範囲にあるとき(高出力域)には、Pe0<Ptとし、エンジン1及びモータ2の双方により車両を駆動するように設定されている。このような設定とすることにより、エンジン1及びモータ2のそれぞれの特徴を有効に利用して効果的に車両駆動力を得ることができ、エンジン1やモータ2の小型化と、車両出力及びその応答性の向上と、を両立することができる。なお、エンジン1又はモータ2のいずれか単独で車両を駆動する場合には、エンジンやモータの空転による損失を回避するために、好ましくはクラッチ6e又は6mを適宜開放する。
S3では、エアフローメータ17bで検出した吸気流量Afと、圧力センサ17aで検出した排気圧力Preと、バッテリコントローラ等により検出されるバッテリ4の充電レベルEbと、に基づいて、エンジン出力補正係数である係数Kを算出する。この係数Kを利用して、続くS4ではエンジン出力基本値Pe0に一次遅れ処理を施してエンジン出力目標値Peが算出される。
上記の係数Kは、排気還流(ガス)の応答速度、つまり、EGRバルブ11の開度変化による排気還流量の目標値の変化に対する実際の排気還流量の変化の応答速度に対応した値である。係数Kは、排気還流の応答速度が低いときほど、エンジン出力基本値Pe0に対するエンジン出力目標値Peの追従速度、つまりエンジン出力に関するエンジン制御速度が低くなるように、言い換えるとエンジン出力基本値Pe0に対するエンジン出力目標値Peの遅れ度合いが大きくなるように設定される。この実施例では、係数Kが大きくなるほど、Pe0に対するPeの追随速度が低くなり、遅れ度合いが大きくなる関係にある。従って、排気還流の応答速度が低いときほど、係数Kが大きな値となるように設定される(図10参照)。
S4では、S3で算出された係数Kを利用して、S2で算出されたエンジン出力基本値Pe0に対して一次遅れ処理を施して、エンジン出力目標値Peを算出する(エンジン出力目標値算出手段)。つまり、エンジン出力基本値Pe0と、エンジン出力目標値Peの前回算出値Pezとから、係数Kを用いた一次遅れ式(1)により、エンジン出力目標値Peを算出する。
Pe=K×Pez+(1−K)×Pe0 …(1)
S5では、図4に示すような運転点テーブルを参照して、エンジン出力目標値Peを最良燃費で実現するエンジン運転条件、具体的にはエンジントルク目標値Teとエンジン回転速度目標値Neとを算出する。これらの目標値Te,Neへ向けてエンジン1を駆動制御することにより、図5に示すように、最適燃費線上にてエンジン1が運転されることとなる。
S6では、車両駆動力目標値Ptからエンジン出力目標値Peを減じてモータ出力目標値Pmを算出する(モータ出力目標値算出手段)。モータ出力目標値Pmの値が正であるとき、モータ2はバッテリ4の電力を消費する力行運転となり、Pmの値が負であるとき、モータ2はバッテリ4に電力を供給する回生運転となる。
S7では、モータ出力目標値Pmを最高効率で実現するモータ運転条件、具体的にはモータトルク目標値Tmとモータ回転速度目標値Nmとを算出する。これらの目標値へ向けてモータが駆動制御されることとなる。
以上のような処理で算出された各制御値は、エンジン制御装置9、モータ制御装置14、及びCVT制御装置16等に適宜送信される。
エンジン制御装置9は、エンジン出力目標値Peを最良燃費で実現するようにスロットル開度や燃料噴射等を制御するとともに、エンジン出力基本値Pe0を最良燃費で実現するエンジン運転条件に対応するEGRバルブ11の目標開度を算出し、この目標開度を実現するための制御信号をEGRバルブ11のアクチュエータへ送る。すなわち、係数Kによる遅れ処理・なまし処理を施したエンジン出力目標値Peに応じてEGR制御以外のエンジン制御を行なう一方、EGR制御については、係数Kによる遅れ処理を施す前のエンジン出力基本値Pe0に応じて行う。ただし、エンジン出力目標値Peに応じてEGR制御を行なうようにしてもある程度の効果は得られる。
モータ制御装置14は、モータ出力目標値Pmを最高効率で実現するようにモータ2のステータコイルに流す電流を制御する。CVT制御装置16は、車速VSPとエンジン回転速度目標値Neとに基づいてエンジン側CVT5eの変速比を制御するとともに、車速VSPとモータ回転速度目標値Nmとに基づいてモータ側CVT5mの変速比を制御する。
以上のように、吸気流量Af,排気圧力Pre及びバッテリ4の充電レベルEbに基づいて、排気還流の応答速度に対応するエンジン出力補正係数Kを算出し(S3)、排気還流の応答速度が低いとき、つまり排気還流ガスの応答遅れが大きいときほど、係数Kを大きくして、Pe0に対するPeの追随速度・エンジン制御速度を低くし、エンジン出力の遅れ度合いを大きくしている。従って、排気還流の応答遅れに起因する排気還流量のばらつきを、エンジン出力の応答速度の補正により有効に吸収・相殺することができる。このため、排気還流の応答遅れにかかわらず、所望の排気還流量を安定して得ることができ、NOx排出量の低減化や燃費向上等の排気還流による所期の効果を十分に得ることができる。
また、エンジン制御速度を低くしても、モータ2によってその影響を吸収・相殺することができるので(S6)、運転者の要求や車両運転条件に応じた車両駆動力を安定して過不足なく得ることができる。
なお、上記のような係数Kを用いた遅れ処理に代えて、エンジン出力基本値Pe0にディレイ処理を施してエンジン出力目標値Peを算出するようにしても良い。この場合、排気還流の応答速度が低いときほどディレイ時間を長くすれば良い。
図10は、上記のエンジン出力補正係数Kの算出処理を示すフローチャートであり、図2のS3のサブルーチンに相当する。
S11では、吸気流量Afが流量しきい値Af0以下であるか否か判断する。排気還流の応答速度は、吸気流量Afが小さくなるほど低くなり、吸気流量Afが大きくなるほど高くなる関係にある。流量しきい値Af0は、排気還流量の応答遅れが実質上問題とならない吸気流量の下限値に対応して設定されている。
吸気流量Afが流量しきい値Af0以下である場合はS12へ進み、排気圧力Preが排圧しきい値Pre0以下であるか否か判断する。排気還流の応答速度は、排気圧力Preが低くなるほど低くなり、排気圧力Preが高くなるほど高くなる関係にある。排圧しきい値Pre0は、EGRの応答遅れが実質上問題とならない排気圧力の下限値に対応して設定されている。
排気圧力Preが排圧しきい値Pre0以下である場合はS13へ進み、吸気流量Afと排気圧力Preとに基づいて係数Kの基本値K0を算出する。具体的には、AfとPreとに応じて、予め設定・記憶されている制御マップ(図7)からK0の値をルックアップする。図7に示すように、排気還流の応答速度が低いときほどエンジン制御速度が低くなるように、吸気流量Afが小さいほど、また、排気圧力Preが低いほどK0の値を大きくする。
S14では、バッテリ充電レベルEbが第1充電しきい値Eb1以上であるか否か判断する。第1充電しきい値Eb1は、バッテリ4の過放電を防止するために設定される充電レベルの下限値EbLよりも若干大きな値として設定される。
充電レベルEbが第1充電しきい値Eb1以上である場合はS15へ進み、充電レベルEbが第2充電しきい値Eb2以下であるか否か判断する。第2充電しきい値Eb2は、バッテリ4の過充電を防止するために設定される充電レベルの上限値EbHよりも若干大きな値として設定される。
充電レベルEbが第1充電しきい値Eb1以上かつ第2充電しきい値Eb2以下の場合、つまり、充電レベルEbが適度な状態にある場合には、S14及びS15の双方が肯定されてS16へ進み、S13で算出した基本値K0をそのまま最終的な係数Kとする。
充電レベルEbが第2充電しきい値Eb2より大きい場合、つまり過充電のおそれが高い場合には、S15が否定されてS17へ進み、車両駆動力目標値Ptがその前回算出値より小さいか否か(車両駆動力目標値Ptが減少中であるか否か)判断する。充電レベルEbが上限値EbHに近い状況であって、かつ、車両駆動力目標値Ptが減少中である場合、上記のエンジン制御速度を低くし過ぎると、充電レベルEbが上限値EbHを超えてしまう可能性が高くなる。従って、このようなときには、S15が否定、S17が肯定されてS18へ進み、基本値K0を小さくする補正により最終的な係数Kを算出する。つまり、エンジン制御速度が小さくなるように、係数Kを低下側へ補正する。本実施例では、図8に示すように、EbがEb2と等しいときKがK0と一致し、EbがEbHと等しいときKが0となるような比例演算を行っている。なお、Kの最小値は0に制限される。
充電レベルEbが第1充電しきい値Eb1より小さい場合、つまり過放電のおそれが高い場合には、S14が否定されてS19へ進み、車両駆動力目標値Ptがその前回算出値より大きいか否か(車両駆動力目標値Ptが増加中であるか否か)判断する。充電レベルEbが下限値EbLに近い状況であって、かつ、車両駆動力目標値Ptが増加中である場合、エンジン制御速度を低くし過ぎると、充電レベルEbが下限値EbHを超えてしまう可能性が高くなる。従って、このようなときには、S14が否定、S19が肯定されてS20へ進み、基本値K0を小さくする補正により最終的な係数Kを算出する。つまり、エンジン制御速度が小さくなるように、係数Kを低下側へ補正する。本実施例では、図9に示すように、EbがEb1と等しいときKがK0と一致し、EbがEbLと等しいときKが0となるような比例演算を行っている。なお、Kの最小値は0に制限される。
S11またはS12の判断結果が否定されるとS21へ進み、係数Kの値を0とする。つまり、エンジン出力基本値Pe0に対するエンジン出力目標値Peの遅れ処理を行わない。従って、エンジン出力目標値Peはエンジン出力基本値Pe0と同じ値になる。
以上のような処理を行うことで、バッテリ4の過放電や過充電を確実に回避しつつ、排気還流量の応答遅れに見合う適切な係数Kを算出することができる。
図11は、車両運転状況が加速前〜加速〜定常走行へと移行する場合のタイムチャートを示している。
運転モードMdがMd1の状況、すなわちT0〜T3及びT4〜T6の区間では、S16の処理が実行され、係数Kは基本値K0に設定される。この係数Kにより、エンジン出力目標値に対して排気還流の応答遅れに応じた適切な遅れ処理が施され、図6にも示すように、エンジン出力目標値(L2)がエンジン出力基本値(L1)や車両出力目標値に対して緩やかに変化することとなる。
運転モードMdがMd2の状況、すなわちT3〜T4の区間では、充電レベルEbが第1充電しきい値Eb1より低く、かつ、車両出力目標値が増加中であるため、図10のS20の処理が実行される。つまり、バッテリの過放電を回避するために係数KがK0に対して低下側へ補正される。
運転モードMdがMdsの状況、すなわちT6以降の状況では、空気流量Afが流量しきい値Af0を越えているので、図10のS21の処理が実行される。つまり、空気流量Afが大きく排気還流の応答性が実質上問題とならないため、係数Kを0として、エンジン出力の遅れ処理を行わない。
以上のような本実施例によれば、以下に列記する作用効果を奏することができる。
エンジン制御速度を低くすることにより排気還流ガスの応答遅れを有効に吸収・相殺することができる。従って、車両加速時のような車両運転状態の過渡期においても、所望の排気還流量を安定して過不足なく得ることができ、NOx排出量の低下や燃費向上等の排気還流効果を十分に得ることができる。
上記のエンジン制御速度の低下分を、応答性の良いモータにより過不足無く補うことができるため、運転者の要求に応じた車両駆動力を安定して得ることができる。言い換えると、車両駆動源としてエンジンとモータとを併用していない車両では、排気還流の応答遅れを相殺するためにエンジン制御速度を低くすると、運転者の要求に応じた車両駆動力を得ることができない。
排気還流ガスの応答遅れをエンジン側で吸収・抑制できるため、排気還流通路の排気通路への接続位置を、過給機のタービンや触媒よりも下流側とすることができる。このように排気還流通路を触媒の下流側に配置することにより、触媒で浄化された排気を吸気系に還流することができ、吸気系の腐食・汚損等を有効に低減・回避することができる。
バッテリの充電レベル及び車両出力目標値の増減に応じて係数Kを補正することにより(図10のS18及びS20参照)、バッテリ4の過放電や過充電を確実に回避することができる。また、このように過放電や過充電を回避し得る範囲で、排気還流量の応答遅れに応じてエンジン制御速度を低下することにより、排気還流量のばらつきを抑制することができる。
以上のような図示実施例より把握し得る本発明の車両の制御装置の技術的思想について列記する。
エンジンの排気通路と吸気通路とを接続する排気還流通路を有し、排気の一部を吸気通路へ還流する排気還流手段と、車両運転条件に基づいてエンジン出力基本値を算出するエンジン出力基本値算出手段と、上記エンジン出力基本値に基づいて、エンジン出力目標値を算出するエンジン出力目標値算出手段と、上記排気還流手段による排気還流の応答速度が低いときほど、エンジン出力基本値に対するエンジン出力目標値の追従速度を低くするエンジン出力補正手段と、を有する。
エンジンの吸気流量を検出する吸気流量検出手段を有し、上記エンジン出力補正手段は、上記吸気流量検出手段により検出される吸気流量が低いときほど、エンジン出力基本値に対するエンジン出力目標値の遅れ度合いを大きくする。
過給機と、排気通路中の排気圧力を検出する排圧検出手段と、を有し、上記エンジン出力補正手段は、上記排圧検出手段により検出される排気圧力が低いときほど、エンジン出力基本値に対するエンジン出力目標値の遅れ度合いを大きくする。
上記過給機は、排気通路に設けられるタービンと、吸気通路に設けられ、上記タービンとともに回転して吸気を加圧するコンプレッサと、を有し、上記排気還流通路は、排気通路のタービン下流側に接続するとともに、吸気通路のコンプレッサ上流側に接続している。
上記排気通路中に排気浄化触媒が設けられ、上記排気還流通路は、排気通路の排気浄化触媒よりも下流側に接続している。
上記エンジンとともに車両駆動源として機能するモータと、このモータと電力の授受を行うバッテリと、車両運転条件に応じて車両駆動力目標値を算出する車両駆動力目標値算出手段と、この車両駆動力目標値と上記エンジン出力目標値とに基づいてモータ出力目標値を算出するモータ出力目標値算出手段と、を有する。
上記エンジン出力補正手段は、車両駆動力目標値が減少中で、かつ、バッテリの充電レベルが所定の上限値以上である場合、エンジン出力基本値に対するエンジン出力目標値の遅れ度合いを小さくする。
上記エンジン出力補正手段は、車両駆動力目標値が増加中で、かつ、バッテリの充電レベルが所定の下限値以下である場合、エンジン出力基本値に対するエンジン出力目標値の遅れ度合いを小さくする。
エンジンの排気通路と吸気通路とを接続する排気還流通路を有し、排気の一部を吸気通路へ還流する排気還流手段と、車両運転条件に基づいてエンジン出力基本値を算出するエンジン出力基本値算出手段と、上記エンジン出力基本値とエンジン出力補正係数とに基づいて、エンジン出力目標値を算出するエンジン出力目標値算出手段と、上記排気還流手段による排気還流の応答速度が低いときほど、エンジン出力基本値に対するエンジン出力目標値の追従速度が低くなるように、上記エンジン出力補正係数を算出するエンジン出力補正手段と、を有する。
本発明の一実施例に係る制御装置が適用されるハイブリッド車両を示す概略構成図。 本実施例に係る制御ルーチンを示すフローチャート。 車両駆動力目標値−エンジン出力基本値の出力配分テーブル。 エンジンの運転点テーブル。 エンジンの最適燃費線を示す特性図。 エンジン出力基本値及び遅れ処理を施したエンジン出力目標値を示す特性図。 エンジン出力補正係数の基本値の算出用の制御マップ。 過充電を回避するためのエンジン出力補正係数の補正に対応する特性図。 過放電を回避するためのエンジン出力補正係数の補正に対応する特性図。 上記エンジン出力補正係数の設定制御ルーチンを示すフローチャート。 車両の加速過渡期のタイムチャート。
符号の説明
1…エンジン
2…モータ
4…バッテリ
10…触媒
11a…排気還流通路
11…EGRバルブ(排気還流手段)
12…ターボチャージャ(過給機)
12a…タービン
12b…コンプレッサ
13…ハイブリッド制御装置
17a…圧力センサ(排圧検出手段)
17b…エアフローメータ(吸気流量検出手段)
21…排気通路
22…吸気通路

Claims (7)

  1. エンジンの排気通路と吸気通路とを接続する排気還流通路を有し、排気の一部を吸気通路へ還流する排気還流手段と、
    車両運転条件に基づいてエンジン出力基本値を算出するエンジン出力基本値算出手段と、
    上記エンジン出力基本値に基づいて、エンジン出力目標値を算出するエンジン出力目標値算出手段と、
    上記エンジンとともに車両駆動源として機能するモータと、
    このモータと電力の授受を行うバッテリと、
    車両運転条件に応じて車両駆動力目標値を算出する車両駆動力目標値算出手段と、
    上記排気還流手段による排気還流の応答速度が低いときほど、エンジン出力基本値に対するエンジン出力目標値の追従速度を低くするとともに、車両駆動力目標値と、バッテリの充電レベルと、に基づいて、エンジン出力基本値に対するエンジン出力目標値の遅れ度合いを調整するエンジン出力補正手段と、
    このエンジン出力補正手段により補正されたエンジン出力目標値と上記車両駆動力目標値とに基づいてモータ出力目標値を算出するモータ出力目標値算出手段と、
    を有することを特徴とする車両の制御装置。
  2. エンジンの吸気流量を検出する吸気流量検出手段を有し、
    上記エンジン出力補正手段は、上記吸気流量検出手段により検出される吸気流量が低いときほど、エンジン出力基本値に対するエンジン出力目標値の遅れ度合いを大きくすることを特徴とする請求項に記載の車両の制御装置。
  3. 過給機と、排気通路中の排気圧力を検出する排圧検出手段と、を有し、
    上記エンジン出力補正手段は、上記排圧検出手段により検出される排気圧力が低いときほど、エンジン出力基本値に対するエンジン出力目標値の遅れ度合いを大きくすることを特徴とする請求項又はに記載の車両の制御装置。
  4. 上記過給機は、排気通路に設けられるタービンと、吸気通路に設けられ、上記タービンとともに回転して吸気を加圧するコンプレッサと、を有し、
    上記排気還流通路は、排気通路のタービン下流側に接続するとともに、吸気通路のコンプレッサ上流側に接続していることを特徴とする請求項に記載の車両の制御装置。
  5. 上記排気通路中に排気浄化触媒が設けられ、
    上記排気還流通路は、排気通路の排気浄化触媒よりも下流側に接続していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両の制御装置。
  6. 上記エンジン出力補正手段は、車両駆動力目標値が減少中で、かつ、バッテリの充電レベルが所定の上限値以上である場合、エンジン出力基本値に対するエンジン出力目標値の遅れ度合いを小さくすることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車両の制御装置。
  7. 上記エンジン出力補正手段は、車両駆動力目標値が増加中で、かつ、バッテリの充電レベルが所定の下限値以下である場合、エンジン出力基本値に対するエンジン出力目標値の遅れ度合いを小さくすることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の車両の制御装置。
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