JP3999897B2 - ペーパーカッター - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転刃を有するスライダーを下方に押圧しながらレールに沿って摺動させることにより紙を切断するペーパーカッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、回転刃を有するスライダーを下方に押圧しながらレールに沿って摺動させることにより回転刃が基台に載せられた紙を押し付けた状態で回転し、これにより紙を切断することができるペーパーカッターは知られており、例えば、米国特許5,322,001号、特開平10−34592号などに開示されている。この種のペーパーカッターは、基台の前後両端に回動自在に取り付けられた支持具にてレールを支持し、そのレールに回転刃を有するスライダーを摺動自在かつ昇降自在に装着してあるもので、そのスライダーは弾発部材により常時は上方に弾発支持されており、回転刃の刃先は常時はレールの下端よりも上方に位置しているものである。そして、切断しようとする紙を基台に載せたりスライダーに保持された回転刃を交換する作業は、支持具を回動させてレールを上方に位置させた状態で行うものとしており、紙を載せた後や回転刃を交換した後には、再度支持具を回動させてレールを下方に位置させるものとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のこの種のペーパーカッターではスライダーがレールに対して常に昇降自在となっているため、支持具を回動させてレールを上方もしくは下方に位置させる時や、紙を基台に載せたり回転刃を交換する時に、例えばスライダーを手で握るようにして持つなどして、スライダーを常時上方に弾発支持している弾発部材の弾発力に抗する力がスライダーに少しでも加わると、スライダーが下降して回転刃の刃先がレールの下端より突出してしまい、その刃先で手や指を傷つけてしまう恐れがあった。そこで、本発明はそのような問題点を解消して、レールを上方もしくは下方に位置させる時や、基台に紙を載せる時や、回転刃を交換する時において、手や指を傷つける恐れのない安全性の高いペーパーカッターを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するために、基台1の前後両端位置に回動自在に取り付けた一対の支持具4にて支持されたレール5に回転刃10を有するスライダー6を摺動自在に装着してあり、前記スライダー6は弾発部材11により常時上方に弾発支持されて、前記レール5の上面と前記スライダー6の案内枠8の上面内壁との間にはスライダー6の昇降を許容する空間Sが形成されており、前記スライダー6が上方に弾発支持されている時は回転刃10の刃先がレール5の下端より上方に位置し、前記スライダー6を押圧して下降させると回転刃10の刃先がレール5の下端より突出するペーパーカッターにおいて、前記スライダー6の案内枠8の側面8aの内壁と対向する位置に前記空間Sと連通する収容部13を形成し、前記側面8a内壁と前記収容部13の内壁との間には、移動体15を摺動自在に支持した軸14を収容部13の内壁に向かって下方に傾斜させて設け、前記レール5が下方に位置してスライダー6が基台1と垂直となっている時、前記移動体15は収容部13内に位置して回転刃10の刃先はレール5の下端より突出可能となり、前記レール5を上方もしくは下方に位置させる際に前記支持具4が前記軸14の傾斜角度以上回動した状態にある時、前記移動体15は自重により軸14に沿って摺動して空間S内に位置して、回転刃10の刃先はレール5の下端より突出不可能となるようにしたペーパーカッターである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を基にして詳細に説明する。図1〜図7は本発明の一実施例を示すものである。1は切断する紙を載せる基台で前後両端位置には一対の支持片2、2が立設してあり、又、後述するスライダー6の回転刃10と対向する位置にはカッターマット3が設けてある。このカッターマット3は両面テープにて接着固定してあるものであり、このカッターマット3が古くなった場合には両面テープを剥すことにより新たなものと交換することができる。
【0006】
4、4は前記支持片2、2に枢着することにより回動自在に取り付けられた一対の支持具であり、この一対の支持具4、4の間には断面略コ字状のレール5が支持されている。このレール5は前端部分を前端側の支持具4の側面に嵌合固定すると共に後端部分を後端側の支持具4の側面に嵌合固定することにより支持されているものであり、この一対の支持具4、4を上方に回動させることによりレール5は図5に示すように上方に位置して、この状態にて基台1に紙を載せることができるものであり、図1に示すようにレール5が下方に位置している時には、基台1に載せられた紙はレール5により押さえつけられるものとなっている。尚、レール5を支持具4、4に支持させる方法は前記したように嵌合固定によるものの他、ネジにより固定して保持させるものであっても良い。
【0007】
6はレール5に摺動自在に装着されたスライダーであり、図2、図3に示すようにスライダー本体7と、そのスライダー本体7に一体に形成された軸体9を回転軸として装着される円形の回転刃10と、スライダー本体7の背面下方に取り付けられた弾発部材11と、スライダー本体7の回転刃10装着側に着脱自在に取り付けられて、回転刃10の一側面を支持して回転刃10を回転自在に支持すると共に紙の切断中に回転刃10を覆い隠して指を傷つけないようにするキャップ12とを備えているものである。又、スライダー本体7の背面にはレール5の上方を覆う案内枠8が形成してある。
【0008】
ここで、本実施例では弾発部材11を弾力性のあるプラスチック製のものとしているが、この弾発部材11は金属製のコイルスプリングなどであっても良い。又、本実施例におけるキャップ12の着脱の構成については、図示していないがキャップ12を左右に回動させることにより着脱をすることができるツイスト式のものとしている。しかしながら、このキャップ12の着脱の構成についてはツイスト式の他、圧入嵌合、凹凸嵌合、ネジ式など様々な公知の形態であっても良く、その形態は特に問わない。
【0009】
そして、スライダー6の装着方法は、レール5を一対の支持具4、4に支持させる前において、レール5の前端もしくは後端から弾発部材11をレール5の内部に差し込むことにより図3に示すような形態で装着されるものであり、このように装着した状態においては、スライダー6は弾発部材11によりレール5に対して常時上方に弾発支持されている。そして、スライダー6が弾発部材11により上方に弾発支持されている時、スライダー本体7の背面に形成された案内枠8の上面内壁とレール5の上面の間には空間Sが形成されるので、弾発部材11により上方に弾発支持されているスライダー6を下方に押圧すると、スライダー6はその空間Sの範囲内において下降することができ、押圧を解くとスライダー6は上昇して元の位置に戻る。つまり、スライダー6は空間Sにより昇降が許容されているものである。そして、スライダー6が弾発部材11により上方に弾発支持されている時、回転刃10の刃先は図3に示すようにレール5の下端よりも上方に位置しており、スライダー6を下方に押圧して下降させた時、回転刃10の刃先は図4に示すようにレール5の下端より突出するものである。尚、スライダー6を下方に押圧して下降させて回転刃10の刃先が図4に示すようにレール5の下端より突出した時、空間Sは完全に塞がれることはないものである。
【0010】
13はスライダー本体7の案内枠8の側面8a内壁と対向する位置に形成された収容部である。この収容部13は回転刃10の装着側に向かって窪んでおり、空間Sと連通状態となっているものであり、この収容部13の高さは、図3に示すようにスライダー6が弾発部材11により上方に弾発支持されている状態における空間Sの高さと同一である。そして、図3に示すように案内枠8の側面8aの内壁と収容部13の内壁との間には、案内枠8の側面8a内壁から収容部13の内壁に向かって下方に傾斜した軸14が設けてあり、この軸14には球状の移動体15が軸14に沿って摺動自在に支持されている。ここで、収容部13の内壁に向かって下方に傾斜している軸14の傾斜角度は本実施例においては3°としているが、この傾斜角度は2°〜15°とするのが好ましい。そして、軸14が収容部13の内壁に向かって下方に傾斜しているため、図1に示すようにレール5が下方に位置してスライダー6が基台1と垂直になっている時は図3、図4に示すように自重により収容部13内に位置しており、スライダー6が弾発部材11により上方に弾発支持されている状態において、図5、図6に示すように支持具4、4を上方に回動させてレール5を上方に位置させる際にスライダー6が案内枠8の側面8aの方向に傾いて、軸14の側面8a内壁側の端部が収容部13内壁側の端部より下方に位置した状態、すなわち支持具4、4が軸14の傾斜角度以上回動した状態では、移動体15は自重により案内枠8の側面8a内壁に当接するまで摺動して空間S内に位置するものである。又、支持具4、4を下方に回動させて、レール5を上方に位置している状態から下方に位置させてスライダー6が基台1と垂直になると、案内枠8の側面8a内壁に当接して空間S内に位置していた移動体15は、自重により収容部13の内壁に当接するまで摺動して収容部13内に位置するものである。
【0011】
そして、軸14及び移動体15は、図3に示すように移動体15が収容部13に位置する時には図4に示すようにスライダー6を下降させた際に回転刃10の刃先がレール5の下端より突出するように設けられ、且つ、スライダー6が弾発部材11により上方に弾発支持されている状態において、図6に示すように移動体15が案内枠8の側面8a内壁に当接して空間S内に位置する時には、図7に示すようにスライダー6を押圧しても回転刃10の刃先がレール5の下端から突出しないように設けられるものであり、スライダー6が弾発部材11により上方に弾発支持された状態における移動体15とレール5の上面までの寸法H1と回転刃10の刃先とレール5の下端までの寸法H2との関係は、H1<H2となっている。ここで、本実施例では軸14、移動体15は共に金属製のものとして、移動体15が軸14に沿ってスムーズに摺動できるようにしているが、軸14をプラスチック製としたり、移動体15をプラスチック製やガラス製としたりすることも可能であり、移動体15が自重により軸14に沿ってスムーズに摺動できるのであれば、軸14、移動体15の材質は特に問わない。
【0012】
そして、軸14、移動体15の組み付け方法は、スライダー6をレール5に装着する前において、まず、軸14を球状の移動体15の中心に設けられた貫通孔(図示せず)に差し込んで軸14と移動体15を一体としておき、その後に軸14の一端を収容部13の内壁の凹部16に嵌合させ、他端を案内枠8の側面8a内壁に沿って空間S内に無理入れして凹部17に嵌合させるものである。尚、この軸14、移動体15の組み付け方法は、前記した方法の他にも、例えば案内枠8の側面8aに貫通孔を設け(図示せず)、その貫通孔と移動体15の貫通孔(図示せず)を連通状態として軸14を案内枠8の側面8aの貫通孔に外側から差し込んで、軸14を案内枠8の側面8aの内壁と収容部13の内壁との間に設けるといったことも可能であり、軸14、移動体15の組み付け方法は特に問わない。
【0013】
次に、本実施例によるペーパーカッターを使用する際には、まず、レール5が下方に位置している状態において、スライダー6を上方に弾発支持された状態でレール5の後端まで摺動させる。尚、この時、移動体15は収容部13内に位置している。そして、スライダー6をレール5の後端に位置させたら、図5に示すように支持具4、4を上方に回動させてレール5を上方に位置させる。すると、スライダー6は図6に示すよ案内枠8の側面8aの方向に傾いて軸14の側面8a内壁側の端部が収容部13内壁側の端部より下方に位置するので、収容部13内に位置していた移動体15は自重により軸14に沿って案内枠8の側面8a内壁に当接するまで摺動し、空間S内に位置する。つまり、支持具4、4が軸14の傾斜角度以上回動した時に、移動体15は自重により軸14に沿って案内枠8の側面8a内壁に当接するまで摺動し、空間S内に位置する。そして、この状態で弾発部材11によりレール5に対して上方に弾発支持されたスライダー6を図7に示す矢印の方向に押圧しても、図7に示すように移動体15がレール5の上面に当接して、スライダー6は回転刃10の刃先がレール5の下端から突出するまでは下降することができない。従って、この状態において回転刃10の刃先がレール5の下端から突出することはない。これは、スライダー6が弾発部材11により上方に弾発支持された状態における移動体15とレール5の上面までの寸法H1と回転刃10の刃先とレール5の下端までの寸法H2との関係がH1<H2となっているからである。
【0014】
次に、図5に示すようにレール5を上方に位置させたら、切断しようとする紙(図示せず)を基台1に載せる。そして、紙を基台1に載せたら、支持具4、4を下方に回動させてレール5を下方に位置させる。そして、レール5を下方に位置させてスライダー6が図3に示すように基台1と垂直になった時、案内枠8の側面8a内壁に当接して空間S内に位置していた移動体15は自重により軸14に沿って収容部13の内壁に当接するまで摺動して、収容部13内に位置する。これは、軸14が収容部13の内壁に向かって下方に傾斜しているからである。以上の作業により、紙を切断する準備が整ったこととなる。
【0015】
尚、レール5を下方に位置させる途中の段階において、スライダー6は案内枠8の側面8aの方向に傾いており、軸14の側面8a内壁側の端部が収容部13内壁側の端部より下方に位置している間、すなわち支持具4、4が軸14の傾斜角度以上回動した位置にある間は、移動体15は案内枠8の側面8a内壁に当接して空間S内に位置しているので、レール5を下方に位置させる途中の段階においても回転刃10の刃先がレール5の下端から突出することはない。
【0016】
ここで、前記した紙を切断する準備の一連の作業において、レール5を上方あるいは下方に位置させる時や紙を基台1に載せる時においては、回転刃10の刃先は常にレール5の下端から突出することはないので、前記したようなレール5を上方あるいは下方に位置させる作業や紙を基台1に載せる作業を行なう際に、回転刃10の刃先により手や指を傷つける恐れがない。
【0017】
そして、紙を切断する準備が整った後は、スライダー6を下方に押圧しながら前方に摺動させる。すると、回転刃10はその刃先が図4に示すようにレール5の下端から突出した状態で紙を押し付けながら回転するので、これにより、基台1に載せられた紙を切断することができる。尚、この切断時において、基台1にはカッターマット3が設けてあるので、このカッターマット3により回転刃10の切れ味は鋭いものとなり、又、回転刃10の刃先を傷めることもない。
【0018】
そして、紙の切断が終了したら、スライダー6への押圧を解いてスライダー6を上方に弾発支持された状態にし、その状態で、前記した紙を切断する準備の一連の作業と同様にして、図5に示すように支持具4、4を上方に回動させてレール5を上方に位置させる。この後、切断された紙を基台1より取り出す。尚、このように紙を基台1より取り出す場合においても移動体15は図6に示すように空間S内に位置しており、スライダー6は図7に示すように回転刃10の刃先がレール5の下端から突出するまで下降することができず、回転刃10の刃先がレール5の下端から突出することはないので、紙を基台1より取り出す場合においても回転刃10の刃先により手や指を傷つける恐れがない。
【0019】
以上が、本実施例におけるペーパーカッターによる紙の切断方法であるが、回転刃10を交換する場合は、前記した紙を切断する準備の一連の作業と同様に図5、図6、図7に示すようにレール5を上方に位置させた後にキャップ12を取り外して回転刃10を交換するものであるので、回転刃10を交換するためにキャップ12を取り外す際においても手や指を傷つける恐れがない。
【0020】
以上、本発明の実施の形態として一実施例を説明してきたが、前記した実施例における移動体15は球状としていたが、この移動体15は図8に示すように円柱状であったり、他にも角柱状、楕円状であっても良く、その形状は特に問わないものである。又、図9に示すように球体の上部に軸14を通すリングを設けたものを移動体15としても良い。要するに、この移動体15は、レール5が下方に位置してスライダー6が基台1と垂直になっている時には、自重により収容部13内に位置してスライダー6を押圧して下降させることにより回転刃10の刃先をレール5の下端より突出させることができ、且つ、レール5を上方もしくは下方に位置させる際に支持具4、4が軸14の傾斜角度以上回動した状態にある時には、自重により軸14に沿って摺動して空間S内に位置してスライダー6を押圧しても回転刃10の刃先がレール5の下端から突出しないようにすることができるものであれば良いものである。
【0021】
【発明の効果】
以上のような構成とした本発明によれば、レール5が下方に位置してスライダー6が基台1と垂直となっている時には、移動体15が自重により収容部13内に位置して回転刃10の刃先はレール5の下端より突出可能となり、レール5を上方もしくは下方に位置させる際に、スライダー6が案内枠8の側面8aの方向に傾いて軸14の側面8a内壁側の端部が収容部13内壁側の端部より下方に位置している時、すなわち支持具4、4が軸14の傾斜角度以上回動した状態にある時は、移動体15が自重により軸14に沿って摺動して空間S内に位置して、スライダー6を押圧しても回転刃10の刃先がレール5の下端から突出しないので、レール5を上方もしくは下方に位置させたり、レール5を上方に位置させた状態で紙を基台1に載せたり、回転刃10を交換したりする作業を行なう際に、回転刃10の刃先により手や指を傷つける恐れがないものであり、本発明のペーパーカッターは安全性が高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体斜視図。
【図2】本発明の一実施例のスライダー6の一部透視背面図。
【図3】本発明の一実施例のスライダー6が上方に弾発支持されている状態を示す要部断面図。
【図4】本発明の一実施例のスライダー6を下降させた状態を示す要部断面図。
【図5】本発明の一実施例のレール5を上方に位置させた状態を示す一部切欠斜視図。
【図6】本発明の一実施例のレール5を上方に位置させた状態を示す要部断面図。
【図7】本発明の一実施例のレール5を上方に位置させた状態においてスライダー6を押圧した状態を示す要部断面図。
【図8】他の移動体15の例を示す斜視図。
【図9】更に他の移動体15の例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 基台
2 支持片
3 カッターマット
4 支持具
5 レール
6 スライダー
7 スライダー本体
8 案内枠
9 軸体
10 回転刃
11 弾発部材
12 キャップ
13 収容部
14 軸
15 移動体
16、17 凹部
S 空間
Claims (1)
- 基台1の前後両端位置に回動自在に取り付けた一対の支持具4にて支持されたレール5に回転刃10を有するスライダー6を摺動自在に装着してあり、前記スライダー6は弾発部材11により常時上方に弾発支持されて、前記レール5の上面と前記スライダー6の案内枠8の上面内壁との間にはスライダー6の昇降を許容する空間Sが形成されており、前記スライダー6が上方に弾発支持されている時は回転刃10の刃先がレール5の下端より上方に位置し、前記スライダー6を押圧して下降させると回転刃10の刃先がレール5の下端より突出するペーパーカッターにおいて、前記スライダー6の案内枠8の側面8aの内壁と対向する位置に前記空間Sと連通する収容部13を形成し、前記側面8a内壁と前記収容部13の内壁との間には、移動体15を摺動自在に支持した軸14を収容部13の内壁に向かって下方に傾斜させて設け、前記レール5が下方に位置してスライダー6が基台1と垂直となっている時、前記移動体15は収容部13内に位置して回転刃10の刃先はレール5の下端より突出可能となり、前記レール5を上方もしくは下方に位置させる際に前記支持具4が前記軸14の傾斜角度以上回動した状態にある時、前記移動体15は自重により軸14に沿って摺動して空間S内に位置して、回転刃10の刃先はレール5の下端より突出不可能となることを特徴とするペーパーカッター。
Priority Applications (1)
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Family Applications (1)
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JP35723398A Expired - Fee Related JP3999897B2 (ja) | 1998-12-16 | 1998-12-16 | ペーパーカッター |
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- 1998-12-16 JP JP35723398A patent/JP3999897B2/ja not_active Expired - Fee Related
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