JP3999569B2 - 自動車用発電機のターミナル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車用発電機のターミナルに係り、特にターミナルの組立て時ターミナルがリアブラケットの円周方向に突出されるように設けられることによって組立て空間が広く占めないだけでなく、発電機から車両への電気供給を安定的にできるようにした自動車用発電機のターミナルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の発電機は図3及び図4に示したように、発電機の軸回転のために設けられるベアリングを支えているハウジング1内に整流器を配置してこの整流器にはヒートシンク2とボード4及びプレート6が密着設置され、前記ヒートシンク2に嵌められた絶縁体8を媒介に軸方向出力ターミナル部材3が前記リアブラケット1の側方向に突出されるように設けられて、所定形状の絶縁層部材10で覆い被せられた放射状出力ターミナル部材11が前記軸方向出力ターミナル部材3に電気的に連結されるようにナット9で締結して構成されていた。
【0003】
前記のような従来のものは前記絶縁層部材10によって覆い被せられた放射状出力ターミナル部材11の内側端部11aが前記軸方向出力ターミナル部材3に嵌められた状態でナット9によって締結されると共に、前記放射状出力ターミナル部材11の内側端部11aを覆いかぶせながら円形突起10aの開口部10aにナット9が締結された状態で円形突起10aを覆いかぶせるようにキャップ12が嵌められてあって、前記放射状出力ターミナル部材11のシート11bから上部にボルト部11cが突出されるように設けられていた。
【0004】
したがって前記放射状出力ターミナル部材11のボルト部11cに電源が供給されて軸方向出力ターミナル部材3を通して内部に供給される時、前記絶縁層部材10と絶縁体8によって絶縁されてリアブラケット1とショットが起きないようになされてあった。
【0005】
しかし、前記のような従来のものはヒートシンクと連結された軸方向出力ターミナル部材とハウジング外側の放射状出力端子が連結されているが、この連結部位がハウジングによってヒートシンクと分離される状態になって発電機の発電量が高い場合軸方向ターミナル部材が発熱する弊害があって、前記発熱によって前記連結部位の連結状態が不良になる欠点があって、前記連結部位が小さいために車両の運行途中振動や衝撃によって前記連結状態が弛緩される弊害があって、前記弛緩によってバッテリーの充電状態が不良になりながら連結部位でスパークが発生され、これにより火災が発生される心配がある等の問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記のような問題点を解消するために案出されたものであって、リアブラケットの側方から軸方向と垂直に直線状の放射状出力ターミナルが絶縁部材によって覆い被せられた状態でヒートシンクと直接接触されて固定されることによって、ターミナルの組立て時ターミナルがリアブラケットの円周方向に突出されるように設けられることによって組立て空間が広く占めないだけでなく、ヒートシンクとの接触面積を増大させるようになり、これにより接触面積の縮少による発熱と接触不良が発生されないで安定した電流を車両の電気装置に供給できるようにする自動車用発電機のターミナルを提供することにその目的がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記のような目的を達成するための本発明は、ハウジングに設けられる自動車用発電機のターミナルを組立てることにおいて、前記軸の方向と垂直に放射状出力ターミナルが絶縁部材によって覆い被せられた状態でヒートシンクと直接接触するようにしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に対して添付した図面に依拠詳細に説明する。
【0009】
図1は、本発明による自動車用発電機を示す正面図であって、図2は本発明のターミナル組立て構造を示す図1の一部断面図であって、本発明は、プーリ100が設けられた反対側に結合されてベアリングを支えるハウジング200の側方から軸300方向と垂直に直線状の放射状出力ターミナル400が絶縁部材500によって覆い被せられた状態で固定ボルト600によってブラケット外側に突出されたヒートシンク700と直接接触されて締結されたことを特徴とする。
【0010】
ここで前記放射状出力ターミナル400は、前記固定ボルト600で固定される部分は接触部410と、この接触部410から延びて前記絶縁部材500のコネクタ連結部510に一定深さ覆い被せられた円形突起420と、この円形突起420の軸中心から外部に一定長さ円周型の端子部430でなされてある。
【0011】
未説明符号800は、前記軸300と同期回動するように設けられた回転子であって、900は固定子である。
【0012】
したがって前記ヒートシンク700から放射状出力ターミナルの端子部に電流が供給される時前記絶縁部材500によって前記ハウジング200とショットされなくて電源が供給されるようになる。
【0013】
また前記放射状出力ターミナル400の接触部410と円形突起420及び端子部430の軸方向が一直線上にあるのでハウジング200の後方に広い組立て空間が要らなくなる。
【0014】
【発明の効果】
前記のように説明した本発明によると、ターミナルの組立て時ターミナルがハウジングの円周方向に突出されるように設けられることによって組立て空間が広く占めないだけでなく、ターミナルの接触部と円形突起及び端子部の軸方向が一直線上にあるので製造も容易になる効果がある。
【0015】
また、前記ベアリングを支えるハウジングの外側で軸方向と垂直に直線状の放射状出力ターミナルが絶縁部材によって覆い被せられた状態でヒートシンクと直接接触されて固定されることによってヒートシンクとの接触面積を増大させるようになり、これにより放熱を効果的にできるようになって放熱作用の向上で前記接触部での弛緩作用が発生されないようにして、前記接触面積の増大によって車両の運行中振動や衝撃が発生されても前記接触部の接触状態が弛緩されなくて発電機から発電される電流が車両とバッテリーに安定的に供給及び充電される点などの特徴を有したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用発電機の構成を示す構成図である。
【図2】本発明のターミナル構造を示す図1の一部断面図である。
【図3】従来自動車用発電機のターミナルを示す概略図である。
【図4】図3のII−II線断面図である。
【符号の説明】
100:プーリ
200:ハウジング
300:軸
400:放射状出力ターミナル
410:接触部
420:円形突起
430:端子部
500:絶縁部材
510:コネクタ連結部
600:ボルト
700:ヒートシンク
800:回転子
900:固定子
Claims (2)
- 軸の回転のために設けられるベアリングを支えるハウジングを備えてこのハウジング内に整流器が配置されるようにする車両用発電機において、前記整流器から発生される熱を放熱させるためのヒートシンクがハウジング内に設けられてこれの一部がハウジングの外側に突出されてこの突出部位が放射状出力ターミナルと直接接触されるように構成することを特徴とする自動車用発電機のターミナル。
- 前記放射状出力ターミナルは、前記ヒートシンクと直接接触して、固定ボルトにより固定された接触部と、前記接触部から延びて、絶縁部材のコネクタ連結部に一定深さ覆い被せられた円形突起と、前記円形突起の軸中心から外部に、一定長さ延びた円周型の端子部と、を備え、前記接触部と、前記円形突起と、前記円周型の端子部との軸方向が、一直線上に設けられている、請求項1に記載のターミナル。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2002151773A JP3999569B2 (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | 自動車用発電機のターミナル |
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Family Applications (1)
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2002
- 2002-05-27 JP JP2002151773A patent/JP3999569B2/ja not_active Expired - Fee Related
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