JP3999484B2 - 卓上カード処理装置の拡張ユニット結合構造 - Google Patents

卓上カード処理装置の拡張ユニット結合構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、卓上カード処理装置の拡張ユニット結合構造、特に、卓上カード処理装置本体と拡張ユニットとの着脱作業を容易に行うことのできる結合構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から顧客の利用金額に応じてポイントを発生させ、そのポイントを加算蓄積して、利用可能なポイントが蓄積された時点で、割引や景品、特典付与等のサービスを行うシステムが利用されている。一般に、このようなシステムによるサービスは、顧客に与えられたカードに、利用の都度ポイントの更新記録を行うことにより行われる。具体的には、レジ(レジスター)カウンター等に設置したカード処理装置に前記カードを通すことにより、顧客データや利用内容、現在までの蓄積ポイント等の読み込みが行われ、さらに、今回使用分の利用内容や発生ポイント等の書き込みが行われる。
【0003】
前述したように、カードには、蓄積ポイントの他に顧客データや利用内容等も記録され、その情報は顧客管理等に利用される。そのため、カード処理装置で得られるデータは、販売現場等とは異なる管理事務所や集計センター等に配置された管理コンピュータにより処理される。管理コンピュータにカード処理装置が取得したデータを転送する方法としては、両者を直接ケーブルで接続することが考えられるが、一般に、販売現場等と管理事務所等とは離れていることが多く、また、販売現場等ではレイアウト変更が頻繁に行われるため、ケーブル接続は扱い難いものであった。別の方法としては、カード処理装置にメモリカードドライブ装置等の拡張ユニットを接続し、定期的(例えば、営業終了後)にメモリカードのみの抜き差しを行い、販売現場等から管理事務所等へデータを提供する方法がある。この場合、拡張ユニットを含むカード処理装置は独立的に動作するので、管理事務所との距離やレイアウト変更等の影響を受けることなく利用することができる。
【0004】
従来このようなカード処理装置に対する拡張ユニットの接続は、図3に示すように、卓上カード処理装置100の底面壁にメモリカードドライブ装置等が含まれる拡張ユニット102をネジ104等の複数の接続手段によって固定し、一体化していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、卓上カード処理装置100は、レジカウンターの近傍で、レジ担当者の手の届く範囲に配置される。しかし、レジスターの周囲は、余裕スペースが乏しいのが現状であり、データ管理作業のためにデータ収集時にしか使用しない拡張ユニット102を卓上カード処理装置100に接続したことにより大型化したシステムをレジスターの周囲に配置することは困難であり、使い勝手を低下させるものであった。さらに、レジ担当者等、卓上カード処理装置100の取扱担当者が不在の場合、つまり、無人でポイントの記録等を行うような場所に拡張ユニット102を含む卓上カード処理装置100が配置された場合、拡張ユニットやメモリカードへの不正操作や汎用性のあるメモリカードの盗難等も発生する可能性があった。
【0006】
前述したように、拡張ユニット102は、ネジ104等により接続されているため、データの収集時等必要な時に装着し、その他の場合は、取り去っておくことも可能であるが、ドライバ等の工具を用いたネジ104による着脱操作は、煩雑であり著しく使い勝手の悪いシステムになってしまうという問題がある。さらに、ネジ104等により卓上カード処理装置100に固定される拡張ユニット102は専用ユニットになるため、せっかく汎用性の高いメモリカードドライバ等を搭載しているにも関わらず拡張ユニット102が卓上カード処理装置100の専用装置になってしまうという問題も有する。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、拡張ユニットを必要な時のみ、容易に卓上カード処理装置に装着可能で、また、不要な場合には、容易に取り外し可能な卓上カード処理装置の拡張ユニット結合構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本発明は、カードに対して、データの読み取りおよび書き込みが任意にできるリード・ライト機能を有する筺体状の卓上カード処理装置本体と、前記卓上カード処理装置本体とコネクタを介して電気的信号の取授を行い機能拡張を行う筺体状の拡張ユニットと、を含み、前記卓上カード処理装置本体と前記拡張ユニットとは、互いの外壁部に形成された結合手段により相互に着脱可能であると共に、非結合時でも個々に単独で使用可能な個別筐体を有することを特徴とする。
【0009】
ここで、カードとは磁気カード、IDカード等の他、紙カードやプラスチックカードも含み、カード処理装置によりカードのデータの読み込み、書き込みを行う。なお、紙カードやプラスチックカードへのデータの書き込みは印刷等の方法で行われる。
【0010】
この構成によれば、卓上カード処理装置本体と拡張ユニットとの着脱動作を工具を用いることなくワンタッチで行うことができるので、必要時のみ拡張ユニットの装着及び使用が可能になる。また、個々に独立操作可能な個別筐体を有するので、卓上カード処理装置本体の配置自由度の向上が可能であると共に、拡張ユニットを他の装置にも使用することが可能であり、汎用性の向上を行うことができる。
【0011】
上記のような目的を達成するために、本発明は、上記構成において、前記結合手段は、卓上カード処理装置本体の外壁部と拡張ユニットの外壁部が相互に接触する接触面に沿ってスライドすることにより係合する係合爪で構成されていることを特徴とする。
【0012】
ここで、係合爪の形状や数は、任意であるが、例えば、接触面に平行で段違いに突出した板状部材を互いに組み合わせて形成する1対の係合爪を1対、2対、3対、4対等卓上カード処理装置本体や拡張ユニットの大きさや係合爪の剛性等に応じて適宜選択することができる。
【0013】
この構成によれば、卓上カード処理装置本体と拡張ユニットのスライド動作により、容易に形成可能な係合爪の係合を行うことができるので、拡張ユニットの着脱動作を容易に行うことができる。
【0014】
上記のような目的を達成するために、本発明は、上記構成において、前記卓上カード処理装置本体と拡張ユニットとは、相互の接触面に電気的信号の取授を行うコネクタを有し、当該コネクタは、相互の接触面に形成された開口部の内部にそれぞれ配置されており、コネクタの結合後、当該開口部を介し卓上カード処理装置本体または拡張ユニットの少なくとも一方の筐体内に収納され、その後、前記卓上カード処理装置本体と前記拡張ユニットとが結合可能とされる構成としたことを特徴とする。
【0015】
ここで、コネクタとは、接続ピンを含むコネクタハウジング及び接続ピンに接続されるケーブルとを含むものとする。
【0016】
この構成によれば、卓上カード処理装置本体と拡張ユニットとの接続後の形態をシンプルかつまとまりのあるものとすることが可能であり、システム全体の使い勝手を向上することができる。なお、卓上カード処理装置本体と拡張ユニットとの非結合時には、コネクタは、それぞれの筐体内に収納されることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態(以下、実施形態という)を図面に基づき説明する。
【0018】
図1には、本実施形態の卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12との接合面、すなわち、卓上カード処理装置本体10の底面部14及び、拡張ユニット12上面部16が示されている。
【0019】
卓上カード処理装置本体10は、従来装置と同様にカード挿入口18から所定のカード、例えば、顧客の利用内容に応じたポイントを蓄積する『ポイントカード20』を挿入可能である。卓上カード処理装置本体10の内部には、図示を省略しているが、ステップモータ等で駆動する搬送ローラや搬送ベルトで構成される搬送機構や、ポイントカード20の記憶内容をリード(読み取り)、ライト(書き込み)、イレース(消去)したりするヘッドが配置されている。なお、通常、この種のポイントカード20においては、記憶内容(例えばポイント数)等は磁性層に書き込まれ顧客等は確認することはできないが、本実施形態においては、一部のデータ(例えば、ポイント数)をポイントカード20上の透明のビジュアルウインドウ20aに収納された磁性粉体等を用いて、視覚的に認識できるようにしている。例えば、ビジュアルウインドウ20a内の所定位置を数字や文字等の輪郭に従って磁気ヘッド(ビジュアルヘッド)で磁化させて、その位置に磁性粉体を付着させることによりビジュアルウインドウ20a上に、例えば『198ポイント』等の表示を行う。もちろんデータの書き換え時には、前回の使用時に形成された数字や文字を示す磁化状態はリセットされ、新たな磁化が行われ、新たな数字や文字を表現することができるようになっている。
【0020】
また、卓上カード処理装置本体10内部には、ポイントカード20毎のデータのリード・ライト履歴を一時的に保存する記憶部や卓上カード処理装置本体10全体を制御する制御部、電源部等が収納されている。
【0021】
一方、拡張ユニット12には、例えば、卓上カード処理装置本体10内部において、ポイントカード20毎のデータのリード・ライト履歴を一時的に保存した記憶部の内容を一括収集可能なメモリーカード22用のメモリカードドライバや卓上カード処理装置本体10の機能を拡張するようなアプリケーション等がインストールされた記憶装置や拡張ユニット12が単独で使用される場合等に機能する制御部やその時に使用する電源部等が収納されている。
【0022】
本実施形態の特徴的事項は、卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12との着脱を容易に行えるようにするために、卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12には、互いの外壁部に結合手段を形成し、両者の着脱動作を工具等を用いることなくワンタッチで行うことができるようにしているところである。
【0023】
具体的には、卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12の接合部、例えば、卓上カード処理装置本体10の底面部14及び拡張ユニット12の上面部16に卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12とを接触面に沿って、例えば、平行で段違いに突出した板状部材を互いに組み合わせて形成する1対の爪であり、スライドすることにより係合する係合爪が結合手段として形成されている。本実施形態においては、卓上カード処理装置本体10の底面部14に当該底面部14表面から一段落ち込む接続凹部24が形成され、その接続凹部24の縁部(底面部14と同一面)に4つの係合爪24a〜24dが形成されている。一方、拡張ユニット12の上面部16には、当該上面部16表面から1段盛り上がると共に、接続凹部24にすっぽり填り込む接続凸部26が形成されている。この接続凸部26は周辺部がフランジ状に突出し、その一部がそれぞれ係合爪26a〜26dとして機能し、係合爪24a〜24dと係合するようになっている。なお、図1において、接続凹部24の長手方向(図1中左右方向)の寸法は、接続凸部26の長手方向(図1中左右方向)の寸法より大きく(少なくとも後述する卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12との結合のためのスライド量より大きく)形成されている。
【0024】
卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12とを接続する場合には、図2(a)に示すように、卓上カード処理装置本体10の底面部14と拡張ユニット12の上面部16とを互いに向かい合わせ、かつそれぞれ対応する係合爪24a〜24d及び係合爪26a〜26dが干渉しないようにシフトさせた状態で組み合わせる。前述したように、図2(a)の場合、接続凹部24が接続凸部26より大きいので、拡張ユニット12が卓上カード処理装置本体10の後方(図中左方向)にシフトした状態で組み合わせることができる。この状態で、接続凹部24に接続凸部26が挿入状態になり、卓上カード処理装置本体10の底面部14と拡張ユニット12の上面部16とは、互いに密着した状態になっている。
【0025】
続いて、図2(b)に示すように、接続凹部24の係合爪24a〜24dに接続凸部26の係合爪26a〜26dの対応するそれぞれが乗り上げ方向、つまり、拡張ユニット12を卓上カード処理装置本体10の前方向(図2(a)中右方向)にスライドさせる。この結果、卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12とは、スライド動作という単純な作業により強固に結合することができる。なお、係合爪24a〜24dや係合爪26a〜26dのそれぞれに、それぞれ噛み合う小さな凹凸、例えば、係合爪24a〜24d側に凸部、係合爪26a〜26d側にその凸部が入り込む凹部を形成することにより、卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12との接合が完了したことを確認する節度感を得ることができると共に、意図しないタイミングで所定操作力以下の力により、両者の結合が解放されてしまうことを防止することができる。
【0026】
このように、卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12との外壁部に結合手段(例えば、係合爪)を形成することにより容易に卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12との着脱を工具等を用いることなくワンタッチで迅速に行うことができる。なお、卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12とは、それぞれ独立した筐体10a,12aで形成されているので、卓上カード処理装置本体10単体を任意の位置に配置し、ポイントカード20等のリード・ライト処理を行うことができるので、卓上カード処理装置本体10の配置自由度を向上することが可能になると共に、卓上カード処理装置本体10単独で使用できることにより、通常使用配置時の配置スペースの削減が可能になり、使い勝手が向上する。そして、拡張ユニット12が必要な場合には、前述したように容易に接続することができるので、拡張ユニット12やメモリーカード22に対する安全対策を容易に行うことができると共に、卓上カード処理装置本体10で収集したデータの処理や管理を容易に行うことができる。
【0027】
ところで、卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12との結合を行う場合、両者の電気的接続が必要になる。本実施形態の場合、図1に示すように、卓上カード処理装置本体10側及び拡張ユニット12側それぞれに、接続ピンを含むコネクタハウジング及び接続ピンに接続されるケーブルとを含むコネクタが形成されている。図1の場合、卓上カード処理装置本体10の底面部14に雌コネクタ28が形成されている。前述したように、卓上カード処理装置本体10は単独で使用される場合があるので、卓上カード処理装置本体10が底面部14を下にして配置された場合に雌コネクタ28が邪魔にならないように雌コネクタ28は、底面部14に形成された開口部28aの内部に配置されている。なお、卓上カード処理装置本体10が単独で使用される場合に、雌コネクタ28が破損したり、コネクタ部に異物等が付着したいように、スライド式や着脱式のカバーを設けることが好ましい。
【0028】
一方、拡張ユニット12の上面部16にも開口部30aが形成され、その内部にケーブル30bを含む雄コネクタ30が収納可能となっている(図1の場合、雄コネクタ30が開口部30aから引き出された状態が示されている)。拡張ユニット12の場合も、単独で使用したり、非使用時に単独で保管しておく場合があり、破損や異物からの保護を得るために、雄コネクタ30はケーブル30bと共に開口部30a内部に完全に収納可能とし、スライド式または着脱式等のカバーを設けることが望ましい。
【0029】
このように、卓上カード処理装置本体10に形成された雌コネクタ28と拡張ユニット12に形成された雄コネクタ30とは、卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12との組み合わせ前(図2(a)の状態の前)に接続され、雌雄コネクタ28,30が開口部28a,30aのいずれか少なくとも一方に収納され、卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12との密着の妨げにならないようになっている。なお、卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12の結合のためのスライド動作時に雌雄コネクタ28,30の相対位置が変化するが、図1の場合、雄コネクタ30が可撓性を有するケーブル30bを含んでいるので、卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12の接合のためのスライドを吸収し、雌雄コネクタ28,30の接続状態を損なうことはない。
【0030】
なお、図1の場合、雄コネクタ30側がケーブルを含む構成としてが、雌コネクタ28側にケーブルを設けてもよいし、両方がケーブルを有する構成としてもよい。このように、両方にケーブルを有する場合は、雌雄コネクタ28,30の接続ピンの位置の目視が容易になり、雌雄コネクタ28,30の着脱を容易に行うことができる。また、雌コネクタ28または雄コネクタ30のいずれか一方を筐体内部の基板に対してスライド自在な構成すれば、いずれのコネクタにもケーブル等を設ける必要が無くなる。コネクタにスライド機能を持たせることにより、図2(a)のように卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12とを密着状態にすることにより雌雄コネクタ28,30の接続を完了し、さらに、接続状態のまま雌コネクタ28または雄コネクタ30を卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12のスライド操作を行っても、その雌雄コネクタ28,30の接続状態を維持することができる。すなわち、雌雄コネクタ28,30の接続作業が自動でできるように構成することができる。なお、本実施形態では、一対の雌雄コネクタ28,30を有する構成を示したが、コネクタの数は任意であり、同様な構造を複数配置することもできる。
【0031】
このように、卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12の接合時に筐体内に収納されるコネクタ構造を併用することにより、卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12との接続後の形態をシンプルかつまとまりのあるものとすることが可能であり、システム全体の使い勝手を向上することができる。
【0032】
なお、本実施形態において、卓上カード処理装置本体10と拡張ユニット12は、それぞれ単独で使用可能となるので、個々に電源部を有しているが、接続時には、いずれか一方の電源により卓上カード処理装置本体10及び拡張ユニット12を駆動することが可能であり、両者の接続時に、一方の電源部を休止状態にするようにすることが望ましい。また、拡張ユニット12が単独に筐体12aを有し、また、コネクタ及び電源を有し、単独動作可能に構成されているので、例えば、卓上カード処理装置本体10以外の機器に使用することが可能であり、汎用性の高いメモリカードドライバや記憶装置等を搭載している拡張ユニット12を他の機器に対する拡張ユニットとして使用し汎用性さらに高めることができる。
【0033】
本実施形態においては、係合爪24a〜24d及び係合爪26a〜26dを用いた4対の結合手段を形成した例を示したが、係合爪の対の数や形状、配置位置は、任意であり、卓上カード処理装置本体10や拡張ユニット12の形状や大きさ、重量、係合爪の剛性等に応じて適宜選択することが可能であり、本実施形態と同様な効果を得ることができる。また、本実施形態においては、卓上カード処理装置本体10の下面に拡張ユニット12を配置する構成を示したが、必要に応じて、卓上カード処理装置本体10の上面や側面に拡張ユニット12を結合する構成としても本実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、卓上カード処理装置本体と拡張ユニットとの着脱動作を工具を用いることなくワンタッチで行うことができるので、必要時のみ拡張ユニットの装着及び使用が可能になる。また、個々に独立操作可能な個別筐体を有するので、卓上カード処理装置本体の配置自由度の向上と共に、拡張ユニットを他の装置にも使用することが可能であり、汎用性の向上を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る卓上カード処理装置の拡張ユニット結合構造の接合面を説明する説明図である。
【図2】 本発明の実施形態に係る卓上カード処理装置の拡張ユニット結合構造の接続方法を説明する説明図である。
【図3】 従来の卓上カード処理装置の拡張ユニット結合構造を説明する説明図である。
【符号の説明】
10 卓上カード処理装置本体、10a,12a 筐体、12 拡張ユニット、14 底面部、16 上面部、18 カード挿入口、20 ポイントカード、22 メモリーカード、24 接続凹部、24a〜24d,26a〜26d 係合爪、26 接続凸部、28 雌コネクタ、30 雄コネクタ。

Claims (1)

  1. カードに対して、データの読み取りおよび書き込みが任意にできるリード・ライト機能を有する筺体状の卓上カード処理装置本体と、
    前記卓上カード処理装置本体とコネクタを介して電気的信号の取授を行い機能拡張を行う筺体状の拡張ユニットと、
    を含み、
    前記卓上カード処理装置本体と前記拡張ユニットとは、互いの外壁部に形成された結合手段により相互に着脱可能であると共に、非結合時でも個々に単独で使用可能な個別筐体を有し、
    前記結合手段は、卓上カード処理装置本体の外壁部と拡張ユニットの外壁部とが相互に接触する接触面に沿ってスライドすることにより係合する係合爪で構成され、
    前記卓上カード処理装置本体と拡張ユニットとは、相互の接触面に電気的信号の取授を行うコネクタを有し、当該コネクタは、相互の接触面に形成された開口部の内部にそれぞれ配置されており、
    コネクタの結合後、当該開口部を介し卓上カード処理装置本体または拡張ユニットの少なくとも一方の筐体内に収納され、その後、前記卓上カード処理装置本体と前記拡張ユニットとが結合可能とされる構成とした、
    ことを特徴とする卓上カード処理装置の拡張ユニット結合構造。
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