JP3999090B2 - 建設機械におけるホース支持構造 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧油や燃料を輸送するためのホースが配設される空間における建設機械におけるホース支持構造の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、建設機械においては、フロントアタッチメント等の油圧により作動するアクチュエータが搭載されており、これらのアクチュエータと油タンクとのあいだには、アクチュエータに圧油を供給するための油供給用ホースや、これらアクチュエータから油タンクに戻される戻り油用ホースが配管されている。さらに、燃料タンクとエンジンとのあいだには、燃料をエンジンに供給する燃料供給用ホースと、エンジンから燃料タンクに戻される戻り燃料用のホースとが配管されている。そして、フロントアタッチメントの近傍に燃料タンクを配設するような場合では、燃料タンク配設部位の近傍に配管される多数のホースを、作動油タンク室、燃料タンク室等の各室を形成するべく適宜設けられた仕切り板(隔壁)に形成の貫通孔を挿通する状態で配管させることがある。
このような場合に、これらのホースを保護し、かつ整然と配管する手段の一つとして、従来、可撓性のあるゴム材等により円筒状に形成されたグロメットを仕切り板の貫通孔に嵌め込み、該グロメットの筒孔に複数のホースを一括りに纏めて挿通させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、ホースを挿通支持するグロメットを、可撓性部材で形成され、複数の通過保持孔と、該通過保持孔の孔縁から外周部に連通する切り線とが形成された板状体と、該板状体が嵌着されるとともに、機体仕切り板の貫通孔孔縁に嵌着するよう構成された取付け部材とを備えて構成したものが提唱されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−229486号公報(第3頁、第1図)
【特許文献2】
特開2001−176346号公報(第4−6頁、第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、特許文献1のものでは、ホースに仕切り板が直接当って傷付いたり、個々のホースがバラケたり、跳ね上がったりするようなことは防止できるが、複数のホースが互いに接触する状態で一つの筒孔を挿通する構成となっているので、何れかのホースが動いてしまったような場合では、ホース同志の摩擦が生じ、互いに擦れあうことで早期の摩耗を招来するという問題がある。そのうえ、ホースのなかにホース内の圧力に差がある場合や、脈動が生じるようなホースがある場合では、該圧力差や脈動の影響が、接触するホースだけでなく周囲のホース全体に波及してしまうという問題がある。
これに対し、特許文献2のものは、複数のホースがそれぞれ別個に通過保持孔を挿通するので、ホース同志が直接接触することがなく、互いの圧力や脈動が影響することを低減できるが、このものにおいて、板状体を嵌着するための取付け部材は、板状体を嵌着するための第一支持部と、仕切り板の貫通孔孔縁に嵌着するための第二支持部とが形成されている。そして、第一、第二支持部とは、可撓性部材の弾性変形に基づいてそれぞれ嵌着される構成となっている。このため、取付け部材は、第一、第二支持部との弾性変形がそれぞれ許容されるように構成するべく、第一、第二支持部とが互いに変位した部位に形成されている。この結果、グロメットとしては、貫通孔が形成される仕切り板位置(第二支持部)と、ホースが挿通支持される部位(第一支持部)とがホース長方向に位置ズレし、高圧ホースを挿通支持するような場合では、第一支持部が不安定になってしまい、特に、グロメットを上下方向を向く仕切り板に取付けるような場合ではこの現象が顕著となって問題がある。しかも、仕切り板によって仕切られるスペースによっては、仕切り板から突出する状態となる第一支持部が邪魔になってしまうという問題もあり、これらに本発明が解決しようとする課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、機体に固定された仕切り板に矩形状の貫通孔を開設し、該貫通孔に、板状のグロメットを介して複数のホースを挿通すると共に、該グロメットをフレーム材を用いて仕切り板に固定するにあたり、前記グロメット、板厚方向に貫通する複数のホース挿通孔と、これらホース挿通孔の全てをそれぞれ上側縁部に連通する複数の連通溝とが形成され、前記貫通孔の孔形状と略同形状になっていて貫通孔に嵌入する肉厚の本体部と、該本体部の一方の面部に偏倚して肉薄に形成され、貫通孔の孔形よりも大きくなっていて仕切り板の貫通孔孔縁に押し当てられるフランジ部とを備えて構成され、フレーム材は、中央空隙部に各ホース挿通孔に挿通された各ホースが内嵌する設定でフランジ部に外側から当てがうべくフランジ部に沿うよう形成され、かつ前記挿通した各ホースを中央空隙部に誘導するための切欠き部が一方の横縁部に形成された略C型形状として、グロメットを、フレーム材およびフランジ部の各コーナー部に形成のボルト挿通孔を介してボルトを貫通孔孔縁の螺子孔に螺合することでフレーム材と貫通孔の孔縁との間に挟持状に固定するようにした建設機械におけるホース支持構造である。
そして、このようにすることにより、グロメットを仕切り板に沿って取付けることができて、ホース支持部(挿通部)による支持を安定かつ確実なものにできる。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第一の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図面において、1は油圧ショベルであって、該油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行体2、該下部走行体2に旋回自在に支持される上部旋回体3、該上部旋回体3に装着されるフロントアタッチメント4等から構成されているが、前記上部旋回体3には、キャブ5の右方前側に、燃料タンク6、作動油タンク7等が収容されるタンク室8が配されている。さらに、上部旋回体3の後部には、油圧ショベル1の動力源であるエンジン9が搭載されている。
【0007】
そして、燃料タンク6とエンジン9とのあいだには燃料供給用ホース10と、燃料戻り用ホース10aとが配管されている。さらに、作動油タンク7とフロントアタッチメント4を構成する各アクチュエータとのあいだには、高圧作動油用の大径の高圧用ホース11、中圧作動油用のホースである中径の中圧用ホース12、そして、低圧作動油用のホースである小径の低圧用ホース13に大別されるホース11、12、13が配管されている。そして、これら各ホースのうち、各タンク6、7から引き出されたホースの一部である燃料供給用ホース10および各種ホース11、12、13が、燃料タンク6の下方側部に配された仕切り板14を、該仕切り板14に形成された貫通孔Hに設けたグロメット15を介して挿通し、燃料タンク6の下方に形成されたスペースS側に引き回されるように設定されている。
【0008】
つまり、前記仕切り板14は、燃料タンク6の下方側部に沿うようにして機体フレームに直立状に設けられ、これによって燃料タンク6の配設部位を仕切るように設定されている。そして、仕切り板14には、燃料タンク6下方のスペースSに対向する部位に位置して矩形状の貫通孔Hが開設されている。
【0009】
一方、前記グロメット15は板状の弾性材(例えばゴム質弾性材)により形成されており、板厚L1を有した本体部15aと、該本体部15aの四周(外周縁部)に位置するフランジ部15bとが一体形成されている。前記フランジ部15bは、本体部15aの板厚L1よりも薄い(肉薄の)板厚L2を有して形成されるが、該フランジ部15bはグロメット15の一方の面部側に偏寄して設けられ、フランジ部15bと本体部15cとの一方の面部は面一状に形成されている。そして、フランジ部15bと本体部15aとの他方の面部は板厚差分だけ段差状になっており、本体部15aが他方側に向けて突出する状態となっている。ここで、グロメット15は、前記仕切り板貫通孔Hの孔形よりも大きく、本体部15a(突出部)と貫通孔Hの孔形状とが略同形状になるように形成されている。そして、グロメット15は、フランジ部15bの他方側面部、即ち、本体部15aと段差状となっている側の面部を仕切り板貫通孔Hの孔縁に押し当てたときに、他方側に突出する本体部15aが貫通孔Hに嵌入するように設定されている。尚、本実施の形態において、本体部15aの他側への突出量は仕切り板14の板厚よりも大きく設定されており、このため、本体部15aは、仕切り板14の他側面から僅かに突出する状態となっているが、前記突出量を仕切り板14の板厚以下に設定することで、仕切り板14の他側面からグロメット15が突出しないように構成することもできる。
【0010】
前記グロメット15を構成する本体部15aには、前記各ホース10、11、12、13をそれぞれ個々に挿通するための複数のホース挿通孔15cが形成されている。これら複数のホース挿通孔15cは、前記各ホース10、11、12、13の径に対応するべく異径のものが板厚方向に貫通する状態でそれぞれ開設されている。そして、これらホース挿通孔15cのうち、本体部15aの四周となる外周縁部のうち、一方の外周縁部(本実施の形態では、貫通孔Hに取付けた状態で上側となる上側縁部)に近い側に配されるホース挿通孔15cには、フランジ部15bの上側縁部に至る連通溝15dが開設されており、該連通溝15dを弾性を利用して拡開することで、各ホース10、11、12、13をグロメット15の上側縁部から押し込むことができるように構成されている。さらに、下側に位置して形成されるホース挿通孔15cは、上側のホース挿通孔15cとのあいだに開設された連通溝15dを介して上側縁部に連通されており、これによって、各ホース10、11、12、13のうち、一部のものは、上側縁部に位置する連通溝15dを拡開して上側のホース挿通孔15cに押し込まれた状態から、上下のホース挿通孔15c同志のあいだに形成された連通溝15dを拡開することにより、下側に位置するホース挿通孔15cに押し込むことができるように構成されている。このように、グロメット15に挿通される全てのホース10、11、12、13は、グロメット15の上側縁部から押し込むことで対応するホース挿通孔15cに挿通できるように設定されている。
尚、15eは、グロメットフランジ部15bの各コーナー部に前後方向外側から切欠いて開設したボルト挿通孔15eである。
【0011】
つぎに、前記グロメット15を介して各ホース10、11、12、13を仕切り板14に挿通支持させる手順について説明する。
つまり、仕切り板14を挿通させたいホース10、11、12、13を、予めばらばらな状態で仕切り板貫通孔Hに挿通させ、これらばらばらの各ホース10、11、12、13を、仕切り板14とは少し離れた側部においてグロメット15に挿通させるが、該挿通手順は前述したようにグロメット15の上側縁部から押し込むことで挿通され、このようにすることにより、各ホース10、11、12、13を一纏めとする。そして、各ホース10、11、12、13が一纏めとなるように組込まれたグロメット15の本体部15aを、仕切り板貫通孔Hの一方側から差し込んで嵌入させる。このとき、グロメット15は、本体部15aを貫通孔Hに嵌入せしめることにより、本体部15aから上側縁部に続く連通溝15dの拡開が規制されるように設定されている。
【0012】
続いて、グロメットフランジ部15bの他方の面部を、仕切り板14一方側面部の貫通孔H孔縁に押し当てて、該フランジ部15bを貫通孔H孔縁に固定するが、このとき、仕切り板14の孔縁には、フランジ部15bのコーナー部に開設されたボルト挿通孔15eに対向して螺子溝14aが板厚方向に向けて刻設されている。
そして、グロメットフランジ部15bに、貫通孔H孔縁とともに挟持するためのフレーム材16を突当てて固定するが、該フレーム材16はフランジ部に沿うよう四角枠状に形成されており、中央空隙部16aに各ホース10、11、12、13が内嵌されるように設定されている。また、前記フレーム材16は、前後方向一方の片部に、各ホース10、11、12、13を中央空隙部16aに誘導するための切欠き部16bが開設されて略C型形状に形成されている。これによって、フレーム材16は、各ホース10、11、12、13が組込まれたグロメット15を仕切り板貫通孔Hに嵌入セットさせた後、切欠き部16bに各ホース10、11、12、13を通すことで中央空隙部16aに内嵌し、この状態でフランジ部15bに当てがうことができるようになっている。そして、このようにセットした状態において、フレーム材16のコーナー部に開設されたボルト挿通孔16c側から挿通されたボルト17を、フランジ部15bのボルト挿通孔15eを介して貫通孔H孔縁の螺子孔14aに螺合することで、フランジ部15bは、上側縁部に開設されている連通溝15dの拡開が規制される状態で、フレーム材16と貫通孔H孔縁とのあいだに挟持状に固定されるように設定されている。尚、18はフランジ部15bのボルト挿通孔15eに設けられるスペーサ、19は座金である。
【0013】
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、複数のホース10、11、12、13は仕切り板14に開設された貫通孔Hを挿通して、燃料タンク6の下方に形成されたスペースS側に引き回されるが、この場合に、貫通孔Hに設けられるホース保護用のグロメット15は、図3から明らかなように、複数のホース10、11、12、13をそれぞれ個別に挿通するための複数の挿通孔15cと、該挿通孔15cの全てをそれぞれ上側縁部に連通する複数の連通溝15dとが形成された板状の本体部15aと、貫通孔H孔縁に固定するためのフランジ部15bとが形成されたものとなっている。これによって、複数のホース10、11、12、13は、グロメット15の上側縁部から押し込むことでホース挿通孔15cへの挿通がなされて挿通作業が容易になるうえ、各ホース10、11、12、13はそれぞれ個別にホース挿通孔15cに挿通されて、ホース同志が干渉することにより生じる不具合が解消される。
そのうえこのものでは、グロメット15は、フランジ部15bを貫通孔H孔縁とフレーム材16とにより挟持して固定する構成であるので、従来のもののようにホース支持部と貫通孔取付け部とがホース長方向に位置ずれするような不具合がなく、この結果、グロメット15を仕切り板14に沿わせるような状態で配設して、各ホース10、11、12、13の支持部(挿通部)と、貫通孔Hへの固定部とが位置ズレすることがなく、本体部15aの板厚内において仕切り板14に固定することができて、ホース挿通部(ホース支持部)となるグロメット15の本体部15aが不安定になってしまうことがなくなり、グロメット15による各ホース10、11、12、13の支持を安定、かつ、確実なものにできる。さらには、このように構成することにより、グロメット15が仕切り板14から突出して邪魔になるようなこともない。
【0014】
さらに、本発明が実施されたものでは、フランジ部15bは本体部15aよりも肉薄に形成され、段差状になった本体部15aが仕切り板貫通孔Hに嵌入する構成となっている。このため、本体部15aは、仕切り板14による支持を受けることができ、この結果、本体部15aに挿通された各ホース10、11、12、13についてもグロメット本体部15aを介して仕切り板貫通孔Hによる支持を受けることができて、各ホース10、11、12、13に個別に生じる脈動や圧力に基づく負荷を、グロメット15だけでなく仕切り板14の貫通孔Hによっても受けることができ、各ホース10、11、12、13のより安定、かつ、より確実な支持が実現する。
【0015】
しかもこの場合に、フランジ部15bはグロメット15の一方側に偏寄して設けられている結果、仕切り板14に対してグロメット15が仕切り板14の側面部から突出する量を少なくできて、グロメット15が他部材に対して邪魔になるようなことを低減できる。
【0016】
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、グロメットの仕切り板への固定について、図8に示す第二の実施の形態のようにすることができる。
つまり、このものでは、フレーム材20のコーナー部に、グロメット15のコーナー部に切欠き状に開設された固定用孔15fに内嵌する凹部20aを形成し、該凹部20aの底面にボルト21が挿通するボルト挿通孔20bを開設する構成とし、ボルト21を用いてグロメット15を仕切り板14に固定したとき、ボルト頭21aがフレーム材凹部20aに嵌入して、フレーム材20の一側面から突出しないように構成されている。そして、このように構成することによって、グロメット15の仕切り板14への取付け状態において、ボルト21がグロメット15よりも突出することがなくなって、グロメット15による他部材への干渉がさらに低減されるようになっている。
また、グロメットに挿通されるホースとしては、油圧ホースや燃料ホースに限定されることはなく、建設機械に配管される各種ホースに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建設機械の全体側面図である。
【図2】タンク室を示す側面図である。
【図3】図3(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれグロメットの側面図、底面図、他側面図、正面図である。
【図4】図4(A)、(B)はそれぞれフレーム材の側面図、正面図である。
【図5】グロメットの取付け状態を説明する分解斜視図である。
【図6】グロメットの取付け状態を説明する斜視図である。
【図7】図7(A)、(B)はそれぞれグロメットの仕切り板への固定状態を説明する断面図、グロメットのホース支持状態を説明する断面図である。
【図8】第二の実施の形態におけるグロメットの固定状態を説明する一部断面図である。
【符号の説明】
1 油圧ショベル
6 燃料タンク
7 作動油タンク
10 燃料供給用ホース
11 高圧用ホース
13 低圧用ホース
15 グロメット
15a 本体部
15b フランジ部
15c ホース挿通孔
15d 連通溝
16 フレーム材

Claims (1)

  1. 機体に固定された仕切り板に矩形状の貫通孔を開設し、該貫通孔に、板状のグロメットを介して複数のホースを挿通すると共に、該グロメットをフレーム材を用いて仕切り板に固定するにあたり、前記グロメット、板厚方向に貫通する複数のホース挿通孔と、これらホース挿通孔の全てをそれぞれ上側縁部に連通する複数の連通溝とが形成され、前記貫通孔の孔形状と略同形状になっていて貫通孔に嵌入する肉厚の本体部と、該本体部の一方の面部に偏倚して肉薄に形成され、貫通孔の孔形よりも大きくなっていて仕切り板の貫通孔孔縁に押し当てられるフランジ部とを備えて構成され、フレーム材は、中央空隙部に各ホース挿通孔に挿通された各ホースが内嵌する設定でフランジ部に外側から当てがうべくフランジ部に沿うよう形成され、かつ前記挿通した各ホースを中央空隙部に誘導するための切欠き部が一方の横縁部に形成された略C型形状として、グロメットを、フレーム材およびフランジ部の各コーナー部に形成のボルト挿通孔を介してボルトを貫通孔孔縁の螺子孔に螺合することでフレーム材と貫通孔の孔縁との間に挟持状に固定するようにした建設機械におけるホース支持構造。
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