JP3998551B2 - タイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤとホイールとの組み立て体を車軸に取り付ける方法に関し、さらに詳しくは、タイヤとホイールとの組み立て体を車軸に取り付けた状態でのアンバランスを解消するようにしたタイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、タイヤとホイールとの組み付け(嵌合)に際して、タイヤの軽点とホイールの重点とを一致させるか、或いはタイヤのRFVの1次成分最大位置とホイールのランアウト(RRO)の最小位置とを一致させることにより、これらを組み立てた状態での動的なアンバランスを最小限に抑えるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
しかしながら、上記のような組み付けを行っても、タイヤとホイールがそれぞれ潜在的に保有するアンバランスを完全に相殺することは困難であり、組み立てた状態においてもアンバランスが存在している。そのため、組み立て体のアンバランスを補正するように鉛製のウェイトをホイールに装着した後、これを車輛に装着している。しかも、車輛の車軸に対する取り付け精度が必ずしも十分ではないため、その取り付け時に偏芯を生じるという問題もある。
【0004】
【特許文献1】
特開昭56−86805号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、タイヤとホイールとの組み立て体を車軸に取り付けた状態でのアンバランスを解消することを可能にしたタイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明のタイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法は、車体部のボルトが挿入される複数の締結穴を偏芯自在に構成したホイールにタイヤを組み付け、これらタイヤとホイールからなる組み立て体の偏芯量を最小とするように前記締結穴の軸芯位置を調整する工程を有し、前記締結穴の軸芯位置を調整する手段として、前記締結穴にボルト軸に向けて進退自在な調整ネジ機構を設けることを特徴とするものである。
【0007】
このように締結穴を偏芯自在に構成したホイールを使用し、タイヤとホイールからなる組み立て体の偏芯量を最小とするように締結穴の軸芯位置を調整するので、タイヤとホイールとの組み立て体を車軸に取り付けた状態でのアンバランスを解消することができる。この場合、組み立て体のランアウトをホイールの基準回転軸の周りに測定し、該基準回転軸からランアウトのピークが存在する位置への方向と同一方向に全ての締結穴を偏芯させることが好ましい。
【0009】
また、上記目的を達成するための本発明のタイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法は、ハブ穴を偏芯自在に構成したホイールにタイヤを組み付け、これらタイヤとホイールからなる組み立て体の偏芯量を最小とするように前記ハブ穴の軸芯位置を調整する工程を有し、前記ハブ穴の軸芯位置を調整する手段として、前記ハブ穴にハブ軸に向けて進退自在な調整ネジ機構を設けることを特徴とするものである。
【0010】
このようにハブ穴を偏芯自在に構成したホイールを使用し、タイヤとホイールからなる組み立て体の偏芯量を最小とするようにハブ穴の軸芯位置を調整するので、タイヤとホイールとの組み立て体を車軸に取り付けた状態でのアンバランスを解消することができる。この場合、組み立て体のランアウトをホイールの基準回転軸の周りに測定し、該基準回転軸からランアウトのピークが存在する位置に向けてハブ穴を偏芯させることが好ましい。
【0012】
更に、上記目的を達成するための本発明のタイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法は、ハブ穴を仮加工したホイールにタイヤを組み付け、これらタイヤとホイールからなる組み立て体の偏芯量を最小とするように前記ハブ穴を再加工することを特徴とするものである。
【0013】
このようにハブ穴を仮加工したホイールを使用し、タイヤとホイールからなる組み立て体の偏芯量を最小とするようにハブ穴を再加工するので、タイヤとホイールとの組み立て体を車軸に取り付けた状態でのアンバランスを解消することができる。この場合、組み立て体のランアウトをホイールの基準回転軸の周りに測定し、該基準回転軸からランアウトのピークが存在する位置に向けて補正した位置を軸芯位置としてハブ穴を再加工することが好ましい。
【0014】
更に、上記目的を達成するための本発明のタイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法は、ハブ穴を備えたホイールにタイヤを組み付け、これらタイヤとホイールからなる組み立て体の偏芯量を最小とするように前記ハブ穴の周囲に複数の締結穴を加工することを特徴とするものである。
【0015】
このようにハブ穴を備えたホイールを使用し、タイヤとホイールからなる組み立て体の偏芯量を最小とするようにハブ穴の周囲に複数の締結穴を加工するので、タイヤとホイールとの組み立て体を車軸に取り付けた状態でのアンバランスを解消することができる。この場合、組み立て体のランアウトをホイールの基準回転軸の周りに測定し、該基準回転軸からランアウトのピークが存在する位置への方向と同一方向に補正した位置を軸芯位置として締結穴を加工することが好ましい。
【0016】
更に、上記目的を達成するための本発明のタイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法は、ハブ穴を仮加工したホイールにタイヤを組み付け、これらタイヤとホイールからなる組み立て体の偏芯量を最小とするように前記ハブ穴を再加工すると共に該ハブ穴の周囲に複数の締結穴を加工することを特徴とするものである。
【0017】
このようにハブ穴を仮加工したホイールを使用し、タイヤとホイールからなる組み立て体の偏芯量を最小とするようにハブ穴を再加工すると共に該ハブ穴の周囲に複数の締結穴を加工するので、タイヤとホイールとの組み立て体を車軸に取り付けた状態でのアンバランスを解消することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
図1はタイヤホイール組み立て体の基本構成を示し、図2はそのX−X矢視断面図である。図1において、ホイールWは円盤状のディスク部1と、該ディスク部1に連接されたリム部2とを備えている。ディスク部1の中心には車体部(アクスルハブ)のハブ軸が挿入されるハブ穴3が形成され、その周囲には車体部のボルトが挿入される複数の締結穴4が形成されている。各締結穴4には軸芯位置4Aを規定するカラー5が打ち込まれている。このホイールWのリム部2にタイヤTを組み付けることで組み立て体Aが構成されている。
【0020】
第1の車軸取り付け方法では、複数の締結穴4を偏芯自在に構成したホイールを使用し、タイヤTとホイールWからなる組み立て体Aの偏芯量を最小とするように締結穴4の軸芯位置4Aを調整するのである。
【0021】
締結穴4の軸芯位置4Aを調整する手段として、図3のような構成を挙げることができる。図3(a),(b)では、カラー5にボルト軸に向けて進退自在な調整ネジ機構7を設けている。この調整ネジ機構7はカラー5に形成した複数のネジ穴にそれぞれネジ7Aを螺合した構成になっている。そのため、これらネジ7Aの突出量を相互に変更することで、軸芯位置4Aを調整することができる。カラー5を具備しない場合は、調整ネジ機構7を締結穴4に直接形成しても良い。
【0022】
組み立て体Aの偏芯量を最小とするには、図4(a)に示すように、組み立て体AのランアウトをホイールWの基準回転軸Rの周りに測定し、該基準回転軸Rからランアウトのピーク(RROmax )が存在する位置への方向と同一方向に全ての締結穴4を偏芯させるのである。つまり、締結穴4の軸芯位置4Aは、通常、ホイールWの基準回転軸Rに対して均等な位置にあるが、図4(b)に示すように、その位置から一定方向に変位させるのである。締結穴4の偏芯量はランアウトの1次ピークに基づいて算出することができる。一方、ハブ穴3はハブ軸のセンタリングを規制しないような大きさにしておけば良い。
【0023】
上述のように締結穴4を偏芯自在に構成したホイールWを使用し、組み立て体Aの偏芯量を最小とするように締結穴4の軸芯位置4Aを調整するので、タイヤTとホイールWとの組み立て体Aを車軸に取り付けた状態でのアンバランスを解消することができる。その結果、従来から使用されている鉛製や鉄製のバランスウェイトを削減し、又は排除することができる。なお、タイヤを交換する場合は、再度の調整を行っても良く、或いは従来通りバランスウェイトを打つことも可能である。
【0024】
第2の車軸取り付け方法では、ハブ穴3を偏芯自在に構成したホイールを使用し、タイヤTとホイールWからなる組み立て体Aの偏芯量を最小とするようにハブ穴3の軸芯位置3Aを調整するのである。
【0025】
ハブ穴3の軸芯位置3Aを調整する手段として、図5のような構成を挙げることができる。図5(a),(b)では、ハブ穴3にハブ軸に向けて進退自在な調整ネジ機構10を設けている。この調整ネジ機構10はハブ穴3に形成した複数のネジ穴にそれぞれネジ10Aを螺合した構成になっている。そのため、これらネジ10Aの突出量を相互に変更することで、軸芯位置3Aを調整することができる。
【0026】
組み立て体Aの偏芯量を最小とするには、図6(a)に示すように、組み立て体AのランアウトをホイールWの基準回転軸Rの周りに測定し、該基準回転軸Rからランアウトのピーク(RROmax )が存在する位置に向けてハブ穴3を偏芯させるのである。つまり、ハブ穴3の軸芯位置3Aは、通常、ホイールWの基準回転軸Rと一致するが、図6(b)に示すように、その位置から一定方向に変位させるのである。ハブ穴3の偏芯量はランアウトの1次ピークに基づいて算出することができる。一方、締結穴4はボルト軸のセンタリングを規制しないような大きさにしておけば良い。
【0027】
上述のようにハブ穴3を偏芯自在に構成したホイールWを使用し、組み立て体Aの偏芯量を最小とするようにハブ穴3の軸芯位置3Aを調整するので、タイヤTとホイールWとの組み立て体Aを車軸に取り付けた状態でのアンバランスを解消することができる。その結果、従来から使用されている鉛製や鉄製のバランスウェイトを削減し、又は排除することができる。なお、タイヤを交換する場合は、再度の調整を行っても良く、或いは従来通りバランスウェイトを打つことも可能である。
【0028】
第3の車軸取り付け方法では、ハブ穴3を仮加工したホイールを使用し、タイヤTとホイールWからなる組み立て体Aの偏芯量を最小とするようにハブ穴3を再加工するのである。
【0029】
つまり、図7(a)に示すように、組み立て体AのランアウトをホイールWの基準回転軸Rの周りに測定し、図7(b)に示すように、該基準回転軸Rからランアウトのピーク(RROmax )が存在する位置に向けて補正した位置を軸芯位置3Aとしてハブ穴3を再加工するのである。なお、仮加工寸法は再加工寸法よりも十分に小さく設定する。それにより、仮加工穴が再加工時に完全に消滅するようになる。ハブ穴3の偏芯量はランアウトの1次ピークに基づいて算出することができる。一方、締結穴4はボルト軸のセンタリングを規制しないような大きさにしておけば良い。
【0030】
上述のようにハブ穴3を仮加工したホイールWを使用し、組み立て体Aの偏芯量を最小とするようにハブ穴3を再加工するので、タイヤTとホイールWとの組み立て体Aを車軸に取り付けた状態でのアンバランスを解消することができる。その結果、従来から使用されている鉛製や鉄製のバランスウェイトを削減し、又は排除することができる。なお、タイヤを交換する場合は、再度の調整を行っても良く、或いは従来通りバランスウェイトを打つことも可能である。
【0031】
第4の車軸取り付け方法では、通常のハブ穴3を備えたホイールを使用し、タイヤTとホイールWからなる組み立て体Aの偏芯量を最小とするようにハブ穴3の周囲に複数の締結穴4を加工するのである。
【0032】
つまり、図8(a)に示すように、組み立て体AのランアウトをホイールWの基準回転軸Rの周りに測定し、図8(b)に示すように、該基準回転軸Rからランアウトのピーク(RROmax )が存在する位置への方向と同一方向に補正した位置を軸芯位置4Aとして締結穴4を加工するのである。これら締結穴4はハブ穴3に対して均等な位置から変位させるものの、その相対位置関係は従来と同様にすれば良い。これら締結穴4は予め仮加工しておいても良い。その場合、仮加工寸法は再加工寸法よりも十分に小さく設定する。それにより、仮加工穴が再加工時に完全に消滅するようになる。締結穴4の偏芯量はランアウトの1次ピークに基づいて算出することができる。一方、ハブ穴3はハブ軸のセンタリングを規制しないような大きさにしておけば良い。
【0033】
上述のようにハブ穴3を備えたホイールWを使用し、組み立て体Aの偏芯量を最小とするようにハブ穴3の周囲に複数の締結穴4を加工するので、タイヤTとホイールWとの組み立て体Aを車軸に取り付けた状態でのアンバランスを解消することができる。その結果、従来から使用されている鉛製や鉄製のバランスウェイトを削減し、又は排除することができる。なお、タイヤを交換する場合は、再度の調整を行っても良く、或いは従来通りバランスウェイトを打つことも可能である。
【0034】
また、上記第3及び第4の車軸取り付け方法は組み合わせて適用することが可能である。つまり、ハブ穴3を仮加工したホイールを使用し、タイヤTとホイールWからなる組み立て体Aの偏芯量を最小とするようにハブ穴3を再加工すると共に該ハブ穴3の周囲に複数の締結穴4を加工することが可能である。
【0035】
本発明において、軸芯位置の調整量は、0.05〜1.0mm、好ましくは0.05〜0.3mmの範囲にすると良い。この調整量が0.05mm未満では調整効果が不十分になる。逆に、調整量が1.0mmを超えると、別のタイヤに交換する際、従来のバランスウェイトを打つと、タイヤとの組み合わせによっては従来のバランスウェイト量より多くなる恐れがある。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、タイヤとホイールからなる組み立て体の偏芯量を最小とするようにホイールの締結穴又はハブ穴の軸芯位置を調整するから、タイヤとホイールとの組み立て体を車軸に取り付けた状態でのアンバランスを解消することができ、ひいては環境上好ましくない鉛製のウェイトを削減し、或いは排除することができる。
【0037】
本発明は、タイヤとホイールが特定される自動車メーカーの純正品において顕著な作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のタイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法を説明するためにタイヤホイール組み立て体を例示する側面図である。
【図2】 図1のX−X矢視断面図である。
【図3】 第1の車軸取り付け方法に使用する調整ネジ機構を備えたカラーを示し、(a)は断面図、(b)は平面図である。
【図4】 第1の車軸取り付け方法におけるホイールを示し、(a)はランアウト測定時の概略平面図、(b)は締結穴の軸芯位置調整後の概略平面図である。
【図5】 第2の車軸取り付け方法に使用する調整ネジ機構を示し、(a)は断面図、(b)は平面図である。
【図6】 第2の車軸取り付け方法におけるホイールを示し、(a)はランアウト測定時の概略平面図、(b)はハブ穴の軸芯位置調整後の概略平面図である。
【図7】 第3の車軸取り付け方法におけるホイールを示し、(a)はランアウト測定時の概略平面図、(b)はハブ穴の再加工後の概略平面図である。
【図8】 第4の車軸取り付け方法におけるホイールを示し、(a)はランアウト測定時の概略平面図、(b)は締結穴の加工後の概略平面図である。
【符号の説明】
1 ディスク部
2 リム部
3 ハブ穴
3A 軸芯位置
4 締結穴
4A 軸芯位置
5,8 カラー
7,10 調整ネジ機構
7A,10A ネジ
A 組み立て体
T タイヤ
W ホイール

Claims (9)

  1. 車体部のボルトが挿入される複数の締結穴を偏芯自在に構成したホイールにタイヤを組み付け、これらタイヤとホイールからなる組み立て体の偏芯量を最小とするように前記締結穴の軸芯位置を調整する工程を有し、前記締結穴の軸芯位置を調整する手段として、前記締結穴にボルト軸に向けて進退自在な調整ネジ機構を設けることを特徴とするタイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法。
  2. 前記組み立て体のランアウトを前記ホイールの基準回転軸の周りに測定し、該基準回転軸からランアウトのピークが存在する位置への方向と同一方向に全ての締結穴を偏芯させることを特徴とする請求項に記載のタイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法。
  3. ハブ穴を偏芯自在に構成したホイールにタイヤを組み付け、これらタイヤとホイールからなる組み立て体の偏芯量を最小とするように前記ハブ穴の軸芯位置を調整する工程を有し、前記ハブ穴の軸芯位置を調整する手段として、前記ハブ穴にハブ軸に向けて進退自在な調整ネジ機構を設けることを特徴とするタイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法。
  4. 前記組み立て体のランアウトを前記ホイールの基準回転軸の周りに測定し、該基準回転軸からランアウトのピークが存在する位置に向けて前記ハブ穴を偏芯させることを特徴とする請求項に記載のタイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法。
  5. ハブ穴を仮加工したホイールにタイヤを組み付け、これらタイヤとホイールからなる組み立て体の偏芯量を最小とするように前記ハブ穴を再加工することを特徴とするタイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法。
  6. 前記組み立て体のランアウトを前記ホイールの基準回転軸の周りに測定し、該基準回転軸からランアウトのピークが存在する位置に向けて補正した位置を軸芯位置として前記ハブ穴を再加工することを特徴とする請求項に記載のタイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法。
  7. ハブ穴を備えたホイールにタイヤを組み付け、これらタイヤとホイールからなる組み立て体の偏芯量を最小とするように前記ハブ穴の周囲に複数の締結穴を加工することを特徴とするタイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法。
  8. 前記組み立て体のランアウトを前記ホイールの基準回転軸の周りに測定し、該基準回転軸からランアウトのピークが存在する位置への方向と同一方向に補正した位置を軸芯位置として前記締結穴を加工することを特徴とする請求項に記載のタイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法。
  9. ハブ穴を仮加工したホイールにタイヤを組み付け、これらタイヤとホイールからなる組み立て体の偏芯量を最小とするように前記ハブ穴を再加工すると共に該ハブ穴の周囲に複数の締結穴を加工することを特徴とするタイヤホイール組み立て体の車軸取り付け方法。
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