JP3997716B2 - プリンタドライバによる印刷条件設定方法、プリンタドライバ、及び記録媒体 - Google Patents

プリンタドライバによる印刷条件設定方法、プリンタドライバ、及び記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷データをプリンタで印刷するために使用される、プリンタドライバによる印刷条件設定方法、プリンタドライバ、及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常コンピュータ上で起動されるアプリケーションソフトウエアにて、作成し、編集し又は開いた画像ファイルをコンピュータに接続されたプリンタにて印刷する際は、アプリケーションソフトウエアからプリンタドライバを立ち上げることによって行う。即ち、印刷を行うときは、アプリケーションソフトウエアのプルダウンメニューのファイルの中から印刷の項目を選択、又は、キーボードの「ctrl」と「P」のキーを同時に押すことにより、印刷画面をモニタ上に表示させる。そして、印刷画面にて、印刷部数、印刷ページ数、用紙種類、インク、モード等の設定を印刷実行前に行った上で、印刷ファイルの印刷を実行する。ここで、印刷部数が複数ある場合や印刷ページ数が多い場合は、印刷画面で印刷部数、印刷ページ数をユーザが設定をすることによって連続印刷が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、連続印刷では、一度印刷実行ボタンを押すとそのまま全ページの印刷を実行してしまう。このため、途中でノズルチェックやヘッドクリーニングの必要性があるかどうかの確認を行うことができなかった。この点、ユーザが印刷実行中にポーズボタンを押して印刷を一時停止することにより、ノズルチェックやヘッドクリーニングの必要性の確認を行うことも考えられる。ところが、ポーズボタンは印刷実行中にユーザが押さなければならず、結局ユーザがその場から離れることはできなかった。このため、連続印刷を行う際は、数枚ずつ印刷を実行して、ノズルチェック又はヘッドクリーニングを行い、再度数枚ずつ印刷を実行するという動作を繰り返さなければならず、連続印刷を効率よく行うことができなかった。
【0004】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、連続印刷を行う際に、印刷データの印刷の一時停止を予め指定することができるプリンタドライバによる印刷条件設定方法、プリンタドライバ、及び記録媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、印刷データをプリンタで印刷するために、プリンタドライバにより印刷データの印刷条件を設定する方法であって、前記プリンタドライバが、印刷実行コマンドと印刷実行以外のプリンタ制御コマンドの指定を行う領域である編集領域、及び、前記編集領域で指定された各種コマンドを実行される順序に従って表示する領域であるスタック領域を備えた操作画面を表示させるステップと、前記プリンタドライバが、複数の印刷データを特定して各印刷データ毎に印刷実行コマンドを生成するステップと、前記プリンタドライバが、前記各印刷実行コマンド間に次の印刷データの印刷実行を一時中止させるポーズ実行コマンドの生成についてユーザに前記編集領域において選択可能に提供するステップと、前記プリンタドライバが、前記ユーザの選択に基づき、ポーズ実行コマンドを生成するステップと、前記プリンタドライバが、前記スタック領域に表示された順序に従って、前記印刷実行コマンド及び前記ポーズ実行コマンドを配置してスプールデータを生成するステップとを備えることを要旨とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、印刷データをプリンタで印刷するために、プリンタドライバにより印刷データの印刷条件を設定する方法であって、前記プリンタドライバが、印刷実行コマンドと印刷実行以外のプリンタ制御コマンドの指定を行う領域である編集領域、及び、前記編集領域で指定された各種コマンドを実行される順序に従って表示する領域であるスタック領域を備えた操作画面を表示させるステップと、前記プリンタドライバが、複数の印刷データを特定して各印刷データ毎に印刷実行コマンドを生成するステップと、前記プリンタドライバが、所定の印刷実行コマンド数又は所定の印刷データ量に達する場合に、所定の前記印刷実行コマンド間に次の印刷データの印刷実行を一時中止させるポーズ実行コマンドの生成を行うか否かの選択をユーザに前記編集領域において促すステップと、前記プリンタドライバが、前記ユーザの選択に基づき、ポーズ実行コマンドを生成するステップと、前記プリンタドライバが、前記スタック領域に表示された順序に従って、前記印刷実行コマンド及び前記ポーズ実行コマンドを配置してスプールデータを生成するステップとを備えることを要旨とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のプリンタドライバによる印刷条件設定方法において、前記プリンタドライバが、前記プリンタに接続される端末のモニタに操作画面を表示させ、ユーザがこの操作画面を操作することによりユーザの選択を受け入れるステップをさらに備えることを要旨とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載のプリンタドライバによる印刷条件設定方法において、前記印刷実行コマンド及び前記ポーズ実行コマンドが実行される順序を、前記プリンタに接続される端末のモニタ上に表示するステップをさらに備えることを要旨とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、印刷データをプリンタで印刷するために設けられるプリンタドライバであって、印刷実行コマンドと印刷実行以外のプリンタ制御コマンドの指定を行う領域である編集領域、及び、前記編集領域で指定された各種コマンドを実行される順序に従って表示する領域であるスタック領域を備えた操作画面を表示させる手段と、複数の印刷データを特定して各印刷データ毎に印刷実行コマンドを生成する印刷実行コマンド生成手段と、前記各印刷実行コマンド間に次の印刷データの印刷実行を一時中止させるポーズ実行コマンドの生成についてユーザに前記編集領域において選択可能に提供するポーズ実行選択手段と、前記ユーザの選択に基づき、ポーズ実行コマンドを生成するポーズ実行コマンド生成手段と、前記スタック領域に表示された順序に従って、前記印刷実行コマンド及び前記ポーズ実行コマンドを配置してスプールデータを生成するスプールデータ生成手段とを備えることを要旨とする。
【0010】
請求項6に記載の発明は、印刷データをプリンタで印刷するために設けられるプリンタドライバであって、印刷実行コマンドと印刷実行以外のプリンタ制御コマンドの指定を行う領域である編集領域、及び、前記編集領域で指定された各種コマンドを実行される順序に従って表示する領域であるスタック領域を備えた操作画面を表示させる手段と、複数の印刷データを特定して各印刷データ毎に印刷実行コマンドを生成する印刷実行コマンド生成手段と、所定の印刷実行コマンド数又は所定の印刷データ量に達する場合に、所定の前記印刷実行コマンド間に次の印刷データの印刷実行を一時中止させるポーズ実行コマンドの生成を行うか否かの選択をユーザに前記編集領域において促すポーズ実行選択手段と、前記ユーザの選択に基づき、ポーズ実行コマンドを生成するポーズ実行コマンド生成手段と、前記スタック領域に表示された順序に従って、前記印刷実行コマンド及び前記ポーズ実行コマンドを配置してスプールデータを生成するスプールデータ生成手段とを備えることを要旨とする。
【0011】
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載のプリンタドライバにおいて、前記ポーズ実行選択手段は、前記プリンタが接続される端末のモニタに表示される操作画面であることを要旨とする。
【0012】
請求項8に記載の発明は、請求項5〜7のいずれかに記載のプリンタドライバにおいて、前記印刷実行コマンド及び前記ポーズ実行コマンドが実行される順序を、前記プリンタに接続される端末のモニタ上に表示する実行順序表示手段をさらに備えることを要旨とする。
【0013】
請求項9に記載の発明は、プリンタドライバが、複数の印刷データを特定して各印刷データ毎に印刷実行コマンドを生成するステップと、前記プリンタドライバが、印刷実行コマンドと印刷実行以外のプリンタ制御コマンドの指定を行う領域である編集領域、及び、前記編集領域で指定された各種コマンドを実行される順序に従って表示する領域であるスタック領域を備えた操作画面を表示させるステップと、前記プリンタドライバが、前記各印刷実行コマンド間に次の印刷データの印刷実行を一時中止させるポーズ実行コマンドの生成についてユーザに前記編集領域において選択可能に提供するステップと、前記プリンタドライバが、前記ユーザの選択に基づき、ポーズ実行コマンドを生成するステップと、前記プリンタドライバが、前記スタック領域に表示された順序に従って、前記印刷実行コマンド及び前記ポーズ実行コマンドを配置してスプールデータを生成するステップと
を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを要旨とする。
【0014】
請求項10に記載の発明は、プリンタドライバが、複数の印刷データを特定して各印刷データ毎に印刷実行コマンドを生成するステップと、前記プリンタドライバが、印刷実行コマンドと印刷実行以外のプリンタ制御コマンドの指定を行う領域である編集領域、及び、前記編集領域で指定された各種コマンドを実行される順序に従って表示する領域であるスタック領域を備えた操作画面を表示させるステップと、前記プリンタドライバが、所定の印刷実行コマンド数又は所定の印刷データ量に達する場合に、所定の前記印刷実行コマンド間に次の印刷データの印刷実行を一時中止させるポーズ実行コマンドの生成を行うか否かの選択をユーザに前記編集領域において促すステップと、前記プリンタドライバが、前記ユーザの選択に基づき、ポーズ実行コマンドを生成するステップと、前記プリンタドライバが、前記スタック領域に表示された順序に従って、前記印刷実行コマンド及び前記ポーズ実行コマンドを配置してスプールデータを生成するステップとを実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを要旨とする。
【0015】
請求項11に記載の発明は、請求項9又は10に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記プリンタドライバが、前記プリンタに接続される端末のモニタに操作画面を表示させ、ユーザがこの操作画面を操作することによりユーザの選択を受け入れるステップをさらに備えることを要旨とする。
【0016】
請求項12に記載の発明は、請求項9〜11のいずれかに記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記印刷実行コマンド及び前記プリント制御コマンドが実行される順序を、前記プリンタに接続される端末のモニタ上に表示するステップをさらに備えることを要旨とする。
【0017】
(作用)
請求項1、5、9に記載の発明によれば、プリンタドライバにより、スタック領域に表示された順序に従って、複数の印刷実行コマンド及びポーズ実行コマンドを配置してスプールデータを生成することができる。このため、連続印刷を行う際に、印刷データの印刷の一時停止を予め指定することができる。また、プリンタ制御コマンドをユーザに選択可能に提供しているため、ユーザが印刷ポーズを適宜選択することができる。
【0018】
請求項2、6、10に記載の発明によれば、プリンタドライバにより、スタック領域に表示された順序に従って、複数の印刷実行コマンド及びポーズ実行コマンドを配置してスプールデータを生成することができる。このため、連続印刷を行う際に、印刷データの印刷の一時停止を予め指定することができる。また、プリンタドライバが、所定の印刷実行コマンド数又は所定の印刷データ量に達する場合に、ポーズ実行コマンドの生成を行うか否かの選択をユーザに促す。このため、ポーズ実行コマンドの実行のタイミングをユーザに知らせることができ、ユーザがプリンタ制御コマンドの指定を忘れることを抑制できる。
【0019】
請求項3、7、11に記載の発明によれば、プリンタに接続される端末のモニタに操作画面が表示され、ユーザがこの操作画面を操作することによりユーザの選択を受け入れる。従って、モニタの操作画面によりポーズ実行を指定することができ、ユーザが容易に操作を行うことができる。
【0020】
請求項4、8、12に記載の発明によれば、印刷実行コマンド及びポーズ実行コマンドコマンドが実行される順序が、プリンタに接続される端末のモニタ上に表示される。このため、ユーザは各種コマンドが実行される順序を容易に把握することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化したプリンタドライバの一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
【0022】
図1に示すように、コンピュータ11とプリンタ12は、ケーブル13により接続されており、コンピュータ11のプリンタドライバが生成するスプールデータをプリンタ12に送信することにより、印刷データの印刷やプリンタ12の制御を行う。
【0023】
コンピュータ11は、図2に示すように、CPU21,ROM22、RAM23、入出力インターフェース24及びモニタ25を備えている。そして、CPU21、ROM22、RAM23、入出力インターフェース24及びモニタ25はバス26を介して相互に接続され、同バス26を介してデータの授受を行う。CPU21は、ROM22に記憶された後述するプリントドライバ等の各種プログラムに従って各種演算処理を実行し、その演算処理結果をRAM23に一時記憶するようになっている。また、プリントドライバによって生成されるスプールデータは、ROM22に一旦保存された後、入出力インターフェース24、ケーブル13を介してプリンタ12に送信され、印刷及び各種プリンタの制御等が実行される。
【0024】
プリンタ12は、大判用紙印刷用のインクジェットプリンタであり、ロール紙を給紙する給紙機構、インクカートリッジ、印刷ヘッド、排紙機構、用紙を切断するカッター等を備えている。
【0025】
次に、プリンタドライバによる操作画面について説明する。図3は、プリンタドライバによる操作画面31を示している。操作画面31は、コンピュータ11にてプリンタドライバを起動させると、モニタ25に表示される画面である。操作画面31は、編集領域32、スタック領域33及び再生領域34から構成される。編集領域32は、印刷実行コマンドとプリンタ制御コマンドの指定を行う領域であり、各ボタンをユーザがクリックすることにより指定が行われる。スタック領域33は、編集領域32で指定された各種コマンドを実行される順序に従って表示する領域である。再生領域34は、印刷の実行・停止を行う領域である。
【0026】
印刷データボタン35は、画像等の印刷データとその印刷方法を指定するものであり、これを押すことにより図4(a)に示すような印刷データ指定画面55がモニタ25に表示される。印刷データ指定画面55には、印刷データ指定ボックス56、アプリケーション指定ボックス57,58及び開くボタン59を備えている。印刷データ指定ボックス56は、ROM22等に保存された印刷データを選択させるものである。アプリケーション指定ボックス57,58は、登録のアプリケーションソフトウエアを使用して印刷データを開くか、別のアプリケーションソフトウエアを指定して開くかを選択させるものである。そして、開くボタン59を押すと、アプリケーション指定ボックス57が選択されている場合にはその登録されたアプリケーションソフトウエアが起動し、印刷データがモニタ25に表示される。一方、アプリケーション指定ボックス58が選択されている場合は、図示しないアプリケーションソフトウエア指定画面が表示され、ここで指定されたアプリケーションソフトウエアにより、印刷データがモニタ25に表示される。そして、印刷データボタン35により印刷データが指定されると、スタック領域33にその印刷データのサムネイル画像41が表示される。
【0027】
ノズルチェックボタン36は、プリンタのノズルチェックの実行を指定するものであり、これを押すことにより、ノズルチェックが指定されるとともに、スタック領域33にノズルチェック表示42がされる。
【0028】
クリーニングボタン37は、プリンタのヘッドクリーニングの実行を指定するものであり、これを押すことにより、図4(b)に示すようなクリーニング指定画面61が表示される。クリーニング指定画面61には、ヘッドクリーニングボタン62とインクタンク別クリーニングボタン63とが設けられている。ヘッドクリーニングボタン62を押すと、すべてのインクタンクについてのヘッドクリーニングが指定される。一方、インクタンク別クリーニングボタン63を押すと、図示しないインクタンク設定画面が表示され、クリーニングを希望する一以上のインクタンクが指定可能とされる。そして、クリーニングボタン37によりクリーニングの指定がされると、スタック領域33にクリーニングアイコン43が表示される。
【0029】
ポーズボタン38は、印刷実行の一時停止を指定するものであり、これを押すことにより、印刷実行の一時停止が指定されるとともに、スタック領域33にポーズアイコン44が表示される。そして、さらにポーズアイコン44を押すと、図4(d)に示すようなポーズ時間指定画面71が表示される。ポーズ時間指定画面71には、時間指定実行ボックス72、年月日指定ボックス73、及び時間指定ボックス74が設けられている。時間指定実行ボックス72をチェックすると、年月日指定ボックス73及び時間指定ボックス74の指定が可能となる。そして、ポーズ時間が指定されると、各実行コマンドの順序に関係なく、その時間に印刷実行の一時停止がなされる。ただし、ここでのポーズは、強制終了とは異なり、次の印刷実行コマンドの終わる時間がこの指定時間を超える場合には、印刷を実行せずにポーズ状態になるように制御される。
【0030】
紙送りボタン39は、紙送り又は紙戻しの量を指定するものであり、これを押すことにより、図4(c)に示すような紙送り指定画面66が表示される。紙送り指定画面66には、送り幅設定ボックス67、「送る」ボックス68、及び「戻す」ボックス69が設けられている。送り幅設定ボックス67に送り幅の数字を記入し、「送る」ボックス68又は「戻す」ボックス69を指定することにより、指定の幅によって紙送り又は紙送りが指定可能とされる。そして、紙送りボタン39により紙送りの指定がされると、スタック領域33に紙送り表示45がされる。なお、紙送り表示45は、送り幅設定ボックス67で指定された幅に対応する縮尺サイズにてスタック領域33に表示される。
【0031】
カッターボタン40は、印刷媒体の切断を指定するものであり、これを押すことにより、印刷媒体の切断が指定されるとともに、スタック領域33にカッターアイコン46が表示される。
【0032】
なお、これら各ボタン35〜40により各動作を指定する際は、スタック領域33にそれぞれの実行を希望する位置にカーソルを移動させて押すことにより、スタック領域33に各種表示41〜46が挿入される。これにより、各種制御が実行される順序が決定されるが、編集領域32の矢印ボタン47,48により、この順序を変更させることができる。即ち、スタック領域33の表示のいずれかにカーソルを移動し、矢印ボタン47,48を押すことにより、それらの表示を入れ替えて実行の順番を変更することが可能とされる。また、削除ボタン49により、スタック領域33の各種表示を削除することも可能である。さらに、スタック領域33には、印刷幅指定部50が設けられており、これにより印刷幅を変更することが可能である。
【0033】
再生領域34には、再生ボタン51及び再生停止ボタン52が設けられている。再生ボタン51を押すと、スタック領域33に表示された順序で各種制御が実行される。そして、各種制御の実行中に再生停止ボタン52が押されると、その時点で実行されている制御が終了した時点で、実行を一旦中止する。そして、ここで新たな制御をプリンタに行わせたいときには、編集領域32とスタック領域33とにより、新たな制御の追加又は指定された制御の削除を行う。そして、印刷を続行する場合は、再生ボタン51を押すことで制御が再開される。
【0034】
次に、図5及び図6により、プリンタドライバによる作用を説明する。
図5に示すように、プリンタドライバを起動させると、最初に編集処理が行われる(ステップS11)。図6は、この編集処理の詳細を示している。まず、操作画面31がモニタ25に表示されるとともに、カウンタnが初期化(n=0にセット)される(ステップS21)。次に、操作を継続するか否かが確認され(ステップS22)、継続しない場合(NO)には編集処理を終了するが、継続する場合(YES)は次の処理へと進む。そして、操作画面31の編集領域32にて各種ボタンの入力操作を待ちこれを受信する(ステップS23)。即ち、印刷データボタン35(ステップS31)、ノズルチェックボタン36(ステップS41)、クリーニングボタン37(ステップS51)、ポーズボタン38(ステップS61)、紙送りボタン39(ステップS71)又はカッターボタン40(ステップS81)が押されたか否かが確認される。
【0035】
印刷データボタン35が押された場合(ステップS31でYES)、印刷データ指定画面55が表示されて印刷を実行する印刷データが指定される(ステップS32)。そして、印刷実行コマンドが生成され、これがスプールデータに変換されて、n番目のデータとしてROM22に保存される(ステップS33)。そして、ステップS90に進む。
【0036】
ノズルチェックボタン36が押された場合(ステップS41でYES)、ノズルチェック実行コマンドが生成され、このコマンドがスプールデータに変換され、n番目のデータとしてROM22に保存される(ステップS42)。そして、ステップS90に進む。
【0037】
クリーニングボタン37が押された場合(ステップS51でYES)、クリーニング指定画面61が表示されてクリーニング方法が指定される(ステップS52)。そして、クリーニング実行コマンドが生成され、これがスプールデータに変換されて、n番目のデータとしてROM22に保存される(ステップS53)。そして、ステップS90に進む。
【0038】
ポーズボタン38が押された場合(ステップS61でYES)、ポーズ時間指定画面71が表示されてポーズ時間が指定される(ステップS62)。そして、ポーズ実行コマンドが生成され、このコマンドがスプールデータに変換され、n番目のデータとしてROM22に保存される(ステップS63)。そして、ステップS90に進む。
【0039】
紙送りボタン39が押された場合(ステップS71でYES)、紙送り指定画面66が表示されて紙送りの幅と紙送りか紙戻しの別が指定される(ステップS72)。そして、紙送り実行コマンドが生成され、これがスプールデータに変換されて、n番目のデータとしてROM22に保存される(ステップS73)。そして、ステップS90に進む。
【0040】
カッターボタン40が押された場合(ステップS81でYES)、カッター実行コマンドが生成され、このコマンドがスプールデータに変換され、n番目のデータとしてROM22に保存される(ステップS82)。そして、ステップS90に進む。
【0041】
次に、ステップS90により、カウンタに1が追加され(n=n+1)、ステップS22に戻り、以下の処理を繰り返す。従って、一つの入力操作がある度に、それに対応した実行コマンドが生成され、n番目のスプールデータとして保存される。そして、カウンタに1が追加されるため、指定された順番に対応した番号がスプールデータに付されて保存される。
【0042】
この編集処理が終了すると、図5に戻り、ステップS12において再生ボタン51が押されたか否かが確認される。押されていない場合(NO)は、押されるまでこのステップを繰り返す。一方、押された場合(YES)は、スプールデータがROM22にあるか否かが確認される(ステップS13)。スプールデータがない場合(NO)は、「印刷データがありません」とのエラーメッセージが表示され(ステップS14)、ステップS12に戻る。
【0043】
一方、スプールデータがある場合(ステップS13でYES)は、ポーズ時間指定画面71により時間指定があるか否かが確認される(ステップS15)。時間指定がない場合(NO)は、再生処理が開始される(ステップS17)。この再生処理により、スプールデータがコンピュータ11からプリンタ12に送られ、プリンタ12は印刷データの印刷及び各種プリンタ制御を実行する。時間指定がある場合(YES)は、次の印刷実行データが指定時間内に印刷を終了できるか否かを確認する(ステップS16)。ここで、指定時間内に印刷可能である場合(YES)は、再生処理が開始される(ステップS17)。一方、指定時間内に印刷可能でない場合(NO)は、停止処理が行われる(ステップS20)。
【0044】
次に、再生処理実行中に再生停止ボタン52が押されたか又はポーズデータがあるか否かが確認される(ステップS18)。いずれかの停止条件が確認された場合(YES)は、停止処理を行い(ステップS20)、ステップS12に戻り、次に再生ボタン51が押されるのを待つ。一方、再生停止ボタン52が押されず、ポーズデータもない場合(ステップS18でNO)は、再生処理が終了したか否かが確認される(ステップS19)。再生処理が終了でない場合(NO)は、ステップS16に戻り処理を続行する一方、再生処理が終了である場合(YES)は、プリンタドライバによる処理を終了する。
【0045】
上記実施形態のプリンタドライバによれば、以下のような効果を得ることができる。
・上記実施形態では、プリンタドライバの操作画面31により、印刷データ及び各種プリンタ制御コマンドの実行を指定することができる。これにより、印刷実行コマンド間にプリンタ制御コマンドを配置してスプールデータを生成することができる。特に連続印刷を行う際は、印刷データの印刷の一時停止を予め指定することができるため、ノズルチェックやヘッドクリーニングの必要性を確認することができる。
【0046】
・上記実施形態では、モニタ25に操作画面31を表示して、印刷データ及びプリンタ制御をユーザに選択可能に提供している。従って、モニタの操作画面により各コマンドの実行を指定することができ、ユーザが容易に操作を行うことができる。
【0047】
・上記実施形態では、操作画面31のスタック領域33に、印刷実行コマンド及びプリント制御コマンドが実行される順序が表示される。このため、ユーザは各種コマンドが実行される順序を容易に把握することができる。また、矢印ボタン47,48によりスタック領域33に表示された各種コマンドの順序を容易に変更することができる。また、削除ボタン49により、スタック領域33に表示された各種コマンドの削除を容易に変更することができる。
【0048】
・上記実施形態では、操作画面31の再生領域34で、印刷実行コマンド及びプリント制御コマンドの実行の再生及び一時停止を行うことができる。このため、必要に応じて各種コマンドの実行を容易に開始、停止、再開することができる。また、一時停止をした後、新たな制御の追加又は指定された制御の削除を行うことができる。即ち、ノズルチェック又はヘッドクリーニングの必要性を確認して、これらを実行させることができるため、印刷途中であっても状況に応じた修正を行うことができる。
【0049】
・上記実施形態では、印刷データ指定画面55において、印刷データ毎のアプリケーションソフトウエアの指定ができる。このため、操作画面31を使用して、複数のアプリケーションソフトウエアの印刷をまとめて行うことができる。
【0050】
・上記実施形態では、ポーズ時間指定画面71により、ポーズが実行される時間を指定可能とした。このため、所定時間にプリンタを止めたい場合(例えば、帰宅する、会議等で席をはずす、次にプリンタを使う予定がある等)に、ユーザは印刷を気にすることなく、他の作業を行うことができる。また、所定時間内に次の印刷実行コマンドを終了できるか否かを確認するため、所定時間に達した場合に印刷を途中で止まることがない。また、ユーザが所定時間内にできるだけ多く印刷したい場合は、予め多数枚の印刷を指定しておき、所定時間にポーズを指定することで、時間を有効に活用し効率よく印刷を行うことができる。
【0051】
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、プリンタ制御コマンドとして、ノズルチェック、ヘッドクリーニング、印刷ポーズ、印刷用紙送り幅指定、印刷媒体切断のいずれか一つを行うが、これら以外のプリンタ制御コマンドを指定可能(例えば、ギャップ調整。)にしてもよい。
【0052】
・上記実施形態では、操作画面31のスタック領域33はmアイコン等の画像表示であるが、これに代えて実行コマンドを文字で表現したものであってもよい。例えば、「印刷ポーズ」、「紙送り:10ミリ」、「クリーニング」、「印刷データ:ファイル名PIC001.TIF」、「ノズルチェック」、「用紙カット」といったものである。このような表示によってもユーザに実行コマンドの順序を表示することができる。
【0053】
・上記実施形態では、プリンタドライバ及び操作画面31は、コンピュータ11に設けられているが、プリンタドライバ及びモニタを備えたプリンタにおいて操作画面31が表示されるようにしてもよい。
【0054】
・また、上記各実施形態において、所定の印刷実行コマンド数又は所定の印刷データ量に達する場合に、プリンタの制御実行を行うか否かの選択をユーザに促すようにしてもよい。このように構成することで、プリンタの制御コマンドの実行のタイミングをユーザに知らせることができ、ユーザがプリンタ制御コマンドの指定を忘れることを抑制できる。
【0055】
次に上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(1)印刷データをプリンタで印刷するために、プリンタドライバにより印刷データの印刷条件を設定する方法であって、前記プリンタドライバが、複数の印刷データを特定して各印刷データ毎に印刷実行コマンドを生成するステップと、前記プリンタドライバが、所定の時間に達する場合に、所定の前記印刷実行コマンド間に次の印刷データの印刷実行を一時中止させるポーズ実行コマンドの生成及びそのポーズ実行の時間についてユーザに選択可能に提供するステップと、前記プリンタドライバが、前記印刷実行コマンドの実行を前記ポーズ実行時間内に終了できるか否かを判断するステップと、前記プリンタドライバが、前記印刷実行コマンドの実行を前記ポーズ実行時間内に終了できると判断した場合に、前記印刷実行コマンドの実行を行うステップと、前記プリンタドライバが、前記印刷実行コマンドの実行を前記ポーズ実行時間内に終了できないと判断した場合に、印刷をポーズするステップとを備えることを特徴とするプリンタドライバによる印刷条件設定方法。
【0056】
(2)印刷データをプリンタで印刷するために設けられるプリンタドライバであって、複数の印刷データを特定して各印刷データ毎に印刷実行コマンドを生成する印刷実行コマンド生成手段と、前記プリンタドライバが、所定の時間に達する場合に、所定の前記印刷実行コマンド間に次の印刷データの印刷実行を一時中止させるポーズ実行コマンドの生成及びそのポーズ実行の時間についてユーザに選択可能に提供するポーズ実行選択手段と、前記印刷実行コマンドの実行を前記ポーズ実行時間内に終了できるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、前記印刷実行コマンドの実行を前記ポーズ実行時間内に終了できると判断した場合に、前記印刷実行コマンドの実行を行う印刷実行手段と、前記判断手段により、前記印刷実行コマンドの実行を前記ポーズ実行時間内に終了できないと判断した場合に、印刷をポーズするポーズ実行手段とを備えることを特徴とするプリンタドライバ。
【0057】
(3)プリンタドライバが、複数の印刷データを特定して各印刷データ毎に印刷実行コマンドを生成するステップと、前記プリンタドライバが、所定の時間に達する場合に、所定の前記印刷実行コマンド間に次の印刷データの印刷実行を一時中止させるポーズ実行コマンドの生成及びそのポーズ実行の時間についてユーザに選択可能に提供するステップと、前記プリンタドライバが、前記印刷実行コマンドの実行を前記ポーズ実行時間内に終了できるか否かを判断するステップと、前記プリンタドライバが、前記印刷実行コマンドの実行を前記ポーズ実行時間内に終了できると判断した場合に、前記印刷実行コマンドの実行を行うステップと、前記プリンタドライバが、前記印刷実行コマンドの実行を前記ポーズ実行時間内に終了できないと判断した場合に、印刷をポーズするステップとを実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0058】
従って、(1)〜(3)に記載の発明によれば、所定時間にプリンタを止めたい場合に、ユーザは印刷を気にすることなく、他の作業を行うことができる。また、所定時間内に次の印刷実行コマンドを終了できるか否かを確認するため、所定時間に達した場合に印刷を途中で止まることがない。また、ユーザが所定時間内にできるだけ多く印刷したい場合は、予め多数枚の印刷を指定しておき、所定時間にポーズを指定することで、時間を有効に活用し効率よく印刷を行うことができる。
【0059】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、連続印刷を行う際に、印刷データの印刷の一時停止を予め指定することができる。このため、ノズルチェックやヘッドクリーニングである場合には、印刷データの印刷を一時中止し、ノズルチェックやヘッドクリーニングを行った上で、再度印刷を行うことができ、連続印刷を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のプリンタドライバが使用されるシステムを示す概略図。
【図2】コンピュータの電気的構成を説明するためのブロック回路図。
【図3】同実施形態のプリンタドライバの操作画面を示す説明図。
【図4】同実施形態のプリンタドライバの操作画面を示しており、(a)印刷データ指定画面、(b)クリーニング指定画面、(c)紙送り指定画面、(d)ポーズ時間指定画面の説明図。
【図5】同実施形態のプリンタドライバの処理手順を示すフロー図。
【図6】同実施形態のプリンタドライバの処理手順を示すフロー図。
【符号の説明】
12 プリンタ
31,70 操作画面
35 印刷データボタン
36 ノズルチェックボタン
37 クリーニングボタン
38 ポーズボタン
39 紙送りボタン
40 カッターボタン

Claims (12)

  1. 印刷データをプリンタで印刷するために、プリンタドライバにより印刷データの印刷条件を設定する方法であって、
    前記プリンタドライバが、印刷実行コマンドと印刷実行以外のプリンタ制御コマンドの指定を行う領域である編集領域、及び、前記編集領域で指定された各種コマンドを実行される順序に従って表示する領域であるスタック領域を備えた操作画面を表示させるステップと、
    前記プリンタドライバが、複数の印刷データを特定して各印刷データ毎に印刷実行コマンドを生成するステップと、
    前記プリンタドライバが、前記各印刷実行コマンド間に次の印刷データの印刷実行を一時中止させるポーズ実行コマンドの生成についてユーザに前記編集領域において選択可能に提供するステップと、
    前記プリンタドライバが、前記ユーザの選択に基づき、ポーズ実行コマンドを生成するステップと、
    前記プリンタドライバが、前記スタック領域に表示された順序に従って、前記印刷実行コマンド及び前記ポーズ実行コマンドを配置してスプールデータを生成するステップと
    を備えることを特徴とするプリンタドライバによる印刷条件設定方法。
  2. 印刷データをプリンタで印刷するために、プリンタドライバにより印刷データの印刷条件を設定する方法であって、
    前記プリンタドライバが、印刷実行コマンドと印刷実行以外のプリンタ制御コマンドの指定を行う領域である編集領域、及び、前記編集領域で指定された各種コマンドを実行される順序に従って表示する領域であるスタック領域を備えた操作画面を表示させるステップと、
    前記プリンタドライバが、複数の印刷データを特定して各印刷データ毎に印刷実行コマンドを生成するステップと、
    前記プリンタドライバが、所定の印刷実行コマンド数又は所定の印刷データ量に達する場合に、所定の前記印刷実行コマンド間に次の印刷データの印刷実行を一時中止させるポーズ実行コマンドの生成を行うか否かの選択をユーザに前記編集領域において促すステップと、
    前記プリンタドライバが、前記ユーザの選択に基づき、ポーズ実行コマンドを生成するステップと、
    前記プリンタドライバが、前記スタック領域に表示された順序に従って、前記印刷実行コマンド及び前記ポーズ実行コマンドを配置してスプールデータを生成するステップと
    を備えることを特徴とするプリンタドライバによる印刷条件設定方法。
  3. 前記プリンタドライバが、前記プリンタに接続される端末のモニタに操作画面を表示させ、ユーザがこの操作画面を操作することによりユーザの選択を受け入れるステップをさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のプリンタドライバによる印刷条件設定方法。
  4. 前記印刷実行コマンド及び前記ポーズ実行コマンドが実行される順序を、前記プリンタに接続される端末のモニタ上に表示するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプリンタドライバによる印刷条件設定方法。
  5. 印刷データをプリンタで印刷するために設けられるプリンタドライバであって、
    印刷実行コマンドと印刷実行以外のプリンタ制御コマンドの指定を行う領域である編集領域、及び、前記編集領域で指定された各種コマンドを実行される順序に従って表示する領域であるスタック領域を備えた操作画面を表示させる手段と、
    複数の印刷データを特定して各印刷データ毎に印刷実行コマンドを生成する印刷実行コマンド生成手段と、
    前記各印刷実行コマンド間に次の印刷データの印刷実行を一時中止させるポーズ実行コマンドの生成についてユーザに前記編集領域において選択可能に提供するポーズ実行選択手段と、
    前記ユーザの選択に基づき、ポーズ実行コマンドを生成するポーズ実行コマンド生成手段と、
    前記スタック領域に表示された順序に従って、前記印刷実行コマンド及び前記ポーズ実行コマンドを配置してスプールデータを生成するスプールデータ生成手段と
    を備えることを特徴とするプリンタドライバ。
  6. 印刷データをプリンタで印刷するために設けられるプリンタドライバであって、
    印刷実行コマンドと印刷実行以外のプリンタ制御コマンドの指定を行う領域である編集領域、及び、前記編集領域で指定された各種コマンドを実行される順序に従って表示する領域であるスタック領域を備えた操作画面を表示させる手段と、
    複数の印刷データを特定して各印刷データ毎に印刷実行コマンドを生成する印刷実行コマンド生成手段と、
    所定の印刷実行コマンド数又は所定の印刷データ量に達する場合に、所定の前記印刷実行コマンド間に次の印刷データの印刷実行を一時中止させるポーズ実行コマンドの生成を行うか否かの選択をユーザに前記編集領域において促すポーズ実行選択手段と、
    前記ユーザの選択に基づき、ポーズ実行コマンドを生成するポーズ実行コマンド生成手段と、
    前記スタック領域に表示された順序に従って、前記印刷実行コマンド及び前記ポーズ実行コマンドを配置してスプールデータを生成するスプールデータ生成手段と
    を備えることを特徴とするプリンタドライバ。
  7. 前記ポーズ実行選択手段は、前記プリンタが接続される端末のモニタに表示される操作画面であることを特徴とする請求項5又は6に記載のプリンタドライバ。
  8. 前記印刷実行コマンド及び前記ポーズ実行コマンドが実行される順序を、前記プリンタに接続される端末のモニタ上に表示する実行順序表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載のプリンタドライバ。
  9. プリンタドライバが、複数の印刷データを特定して各印刷データ毎に印刷実行コマンドを生成するステップと、
    前記プリンタドライバが、印刷実行コマンドと印刷実行以外のプリンタ制御コマンドの指定を行う領域である編集領域、及び、前記編集領域で指定された各種コマンドを実行される順序に従って表示する領域であるスタック領域を備えた操作画面を表示させるステップと、
    前記プリンタドライバが、前記各印刷実行コマンド間に次の印刷データの印刷実行を一時中止させるポーズ実行コマンドの生成についてユーザに前記編集領域において選択可能に提供するステップと、
    前記プリンタドライバが、前記ユーザの選択に基づき、ポーズ実行コマンドを生成するステップと、
    前記プリンタドライバが、前記スタック領域に表示された順序に従って、前記印刷実行コマンド及び前記ポーズ実行コマンドを配置してスプールデータを生成するステップと
    を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. プリンタドライバが、複数の印刷データを特定して各印刷データ毎に印刷実行コマンドを生成するステップと、
    前記プリンタドライバが、印刷実行コマンドと印刷実行以外のプリンタ制御コマンドの指定を行う領域である編集領域、及び、前記編集領域で指定された各種コマンドを実行される順序に従って表示する領域であるスタック領域を備えた操作画面を表示させるステップと、
    前記プリンタドライバが、所定の印刷実行コマンド数又は所定の印刷データ量に達する場合に、所定の前記印刷実行コマンド間に次の印刷データの印刷実行を一時中止させるポーズ実行コマンドの生成を行うか否かの選択をユーザに前記編集領域において促すステップと、
    前記プリンタドライバが、前記ユーザの選択に基づき、ポーズ実行コマンドを生成するステップと、
    前記プリンタドライバが、前記スタック領域に表示された順序に従って、前記印刷実行コマンド及び前記ポーズ実行コマンドを配置してスプールデータを生成するステップと
    を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 前記プリンタドライバが、前記プリンタに接続される端末のモニタに操作画面を表示させ、ユーザがこの操作画面を操作することによりユーザの選択を受け入れるステップをさらに備えることを特徴とする請求項9又は10に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 前記印刷実行コマンド及び前記プリント制御コマンドが実行される順序を、前記プリンタに接続される端末のモニタ上に表示するステップをさらに備えることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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