JP2005250606A - プリンタドライバ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザにとって簡易な操作でありながら、一の印刷ジョブにおいてページ単位で印刷条件を変えることを可能にするプリンタドライバを提供すること。
【解決手段】 基本印刷条件に対し原稿のページ単位で例外的に印刷条件を切り換えさせるための切換条件と、切り換え後の例外印刷条件を予め設定しておく。例えば、切換条件「用紙サイズ:A3、B4、B5」、例外印刷条件「1イン1」としたとき、プリンタドライバは、第1〜第5ページの原稿からなる文書を一のジョブとしてプリンタに印刷させる場合、基本印刷条件が「2イン1」の場合、第1、第2ページの原稿は共にサイズが「A4」であるため、設定された切換条件のいずれにも一致しないから基本印刷条件に基づいて「2イン1」での印刷を行わせ、第3ページの原稿は、サイズが「A3」であるため切換条件「A3」に一致するため、例外印刷条件に基づいて「1イン1」での印刷を行わせる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、印刷装置に印刷を要求する印刷要求装置にインストールされるプリンタドライバに関する。
従来から、パーソナルコンピュータ(PC)等で作成された文書をプリンタで印刷することが広く行われている。このような印刷の際には、PCにインストールされたプリンタドライバが使用される。ユーザは、PC上において印刷部数、用紙サイズ、印刷機能等の印刷条件を設定することで印刷を行うことができる。
ところで、印刷条件は通常、ジョブ単位で設定されるため、印刷対象となる原稿が複数ページに渡るものであれば、全ページに当該印刷条件が適用されることになり、途中のあるページだけ印刷条件を変えるということができない。例えば、文書が第1ページから第50ページまでの原稿を含むものである場合、印刷条件として「用紙サイズA4、集約印刷(2ページ分の原稿画像を1枚の用紙の片面にまとめて印刷する印刷形態)」が設定されると、印刷物としては第1、第2ページの原稿画像が1枚目の用紙に、第3、第4ページの原稿画像が2枚目の用紙に・・・第49、第50ページの原稿画像が25枚目の用紙に印刷されたものとなり、第29、第30ページの原稿については、集約印刷せずにA3サイズの用紙に印刷したいと思っても希望通りの印刷を行うことができない。このような印刷を行いたい場合、印刷ジョブを第1〜第28ページの原稿に対するジョブ、第29、30ページの原稿に対するジョブ、第31〜第50ページの原稿に対するジョブというように別々に分けて、ジョブ毎に印刷条件を変えて印刷をする方法があるが、ユーザにとっては操作が大変面倒になる。
これに対し、例えば特許文献1には、ユーザ指定のページまで集約印刷を行わず、指定ページ以降については集約印刷を実行する技術が開示されている。この技術によれば、指定ページまでは集約印刷されないので、ジョブ毎に印刷条件を変える操作を行わなくても集約印刷するものと、しないものとを比較的簡易な操作で指定することが可能になる。
特開2003−101695号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術は、印刷途中に集約印刷に切り換わるページを指定できるに過ぎず、一の印刷ジョブについて用紙サイズ等の細かな印刷条件を変えるといったことはできない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、ユーザにとって簡易な操作でありながら、一の印刷ジョブにおいてページ単位で異なる印刷条件での印刷を可能にさせるプリンタドライバを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明に係るプリンタドライバは、印刷装置に印刷を要求する印刷要求装置にインストールされるプリンタドライバであって、一の印刷ジョブに対する第1の印刷条件を取得する第1の取得処理と、前記第1の印刷条件とは異なる第2の印刷条件を取得する第2の取得処理と、印刷条件を前記第1の印刷条件から前記第2の印刷条件に切り換えるための切換条件を取得する第3の取得処理と、印刷対象となる複数ページの原稿について、ページ毎に当該ページに対し設定されている印刷に関する情報が前記切換条件と一致しているか否かを判断する判断処理と、各ページの印刷条件を、前記判断処理により切換条件と一致していると判断されたページについては前記第2の印刷条件とし、一致していないと判断されたページについては前記第1の印刷条件とした印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成処理と、を含む処理を前記印刷要求装置に実行させることを特徴とする。
また、前記印刷要求装置は、前記第1の印刷条件を記憶している第1の記憶手段と、前記第2の印刷条件を記憶している第2の記憶手段と、前記切換条件を記憶している第3の記憶手段とを備え、前記第1の取得処理は、前記第1の記憶手段から前記第1の印刷条件を取得し、前記第2の取得処理は、前記第2の記憶手段から前記第2の印刷条件を取得し、前記第3の取得処理は、前記第3の記憶手段から前記切換条件を取得することを特徴とする。
さらに、前記第1の印刷条件の入力を受付けて、受付けた第1の印刷条件を前記第1の記憶手段に格納させる第1の受付処理と、前記第2の印刷条件の入力を受付けて、受付けた第2の印刷条件を前記第2の記憶手段に格納させる第2の受付処理と、前記切換条件の入力を受付けて、受付けた切換条件を前記第3の記憶手段に格納させる第3の受付処理と、を含む処理を前記印刷要求装置に実行させることを特徴とする。
また、前記第1の印刷条件は、1枚のシートの一方の面に複数ページの原稿画像を配置して印刷する集約印刷機能を含む印刷を行うことであり、前記第2の印刷条件は、1枚のシートの一方の面に1ページの原稿画像を印刷する非集約印刷機能を含む印刷を行うことであり、前記印刷に関する情報は、印刷に用いるシートのサイズを示す情報であり、前記切換条件は、非集約印刷に用いるシートのサイズを示すものであることを特徴とする。
このように、各ページの印刷条件を、切換条件と一致していると判断されたページについては第2の印刷条件、一致していないと判断されたページについては第1の印刷条件とした印刷ジョブを生成するので、例えばユーザは自身が作成する文書等の形態から適当と思われる切換条件、第2の印刷条件を予め設定しておけば、第1の印刷条件の設定後、印刷開始のためのボタンをクリックする等の簡易な操作を行うだけで、一の印刷ジョブにおいてページ単位で異なる印刷条件に基づく印刷を行わせることが可能になる。
以下、本発明のプリンタドライバに係る実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(1.システムの全体構成)
図1は、実施の形態に係る文書印刷システムの全体構成を示す図である。
同図に示すように、文書印刷システムは、情報処理装置10とプリンタ20を通信インターフェース2で接続した構成になっている。
情報処理装置10は、いわゆるパーソナルコンピュータであって、制御部11、ディスプレイ12、キーボード13、マウス14および外部メモリ15を備えている。
制御部11は、主な構成要素としてCPU16、PRTC17、ROM18およびRAM19を備える。
PRTC17は、プリンタコントローラであり、通信インターフェース2を介してプリンタ20と接続されて、プリンタ20との通信制御処理を実行する。
ROM18には、OS(Operating System)21(図2参照)等の各種プログラムが格納されている。
外部メモリ15は、ハードディスクドライブ等からなり、印刷装置としてのプリンタ20における印刷制御のためのプリンタドライバ30(図2)および文書作成のためのアプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」という。)22等が格納されている。また、基本印刷条件格納部151等を有している。
CPU16は、ROM18、外部メモリ15から必要なプログラムを読み出して情報処理装置10全体の動作を統括的に制御する。例えば、ユーザによりアプリケーション22が起動されて「印刷実行」ボタン(不図示)がマウス14等の操作によりクリックされると、このアプリケーション22で作成された文書の印刷を通信インターフェース2を介してプリンタ20に要求する。この意味で、情報処理装置10は、プリンタ20に印刷を要求する印刷要求装置として機能するものである。なお、本実施の形態では、文書印刷システムは、IP(Internet Protocol)ネットワークを構成しており、情報処理装置10は、プリンタ20とTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に従って通信する。
RAM19は、CPU16の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
プリンタ20は、情報処理装置10から印刷要求を受け付けて印刷を実行する公知の印刷装置である。ここでは、印刷用のシートとしてA3、B4、A4、B5サイズの用紙をそれぞれの給紙段に収容し、印刷要求の内容に応じて必要な用紙を、対応する給紙段から1枚ずつ給送しプリント(印刷)を行えるようになっている。また、複数の排紙ビンの内、指定されたビンに用紙を排出させる機能を有している。
図2は、情報処理装置10にインストールされるOS21、プリンタドライバ30等のソフトウエア構成を示す模式図である。なお、説明の都合上、外部メモリ15内に配されているデータ格納領域としての基本印刷条件格納部151、切換条件格納部152、例外印刷条件格納部153も合わせて記載されている。
同図に示すように、プリンタドライバ30は、主な構成要素として基本印刷条件設定部31、切換条件設定部32、例外印刷条件設定部33、印刷条件設定部34および印刷ジョブ生成部35を有している。
基本印刷条件設定部31は、印刷条件の設定入力の指示があったときに、その印刷条件(以下、「基本印刷条件」という。)の設定入力を受付けるための基本印刷条件設定入力受付画面をディスプレイ12に表示させる。
図3は、基本印刷条件設定入力受付画面50の表示例を示す図である。
同図に示すように、基本印刷条件設定入力受付画面50には、基本設定タブ51、用紙タブ52、排出先タブ53および仕上げタブ54が設けられており、各タブをクリックすると、それに関係する印刷条件の入力を行えるようになっている。
基本設定タブ51がクリックされると、印刷に用いるべきプリンタの指定、印刷部数、印刷範囲(ページ数)等の指定を行うための画面(不図示)が表示され、ユーザは、その画面から印刷部数の指定等を行うことができる。
用紙タブ52がクリックされると、印刷に用いたい用紙(サイズ、種類等)を選択するための画面(不図示)が表示され、ユーザは、その画面から希望する用紙を選択することができる。
また、排出先タブ53がクリックされると、プリンタ20における排紙ビンを選択するための画面(不図示)が表示され、ユーザは、その画面から希望する排出ビンを選択することができる。
一方、仕上げタブ54がクリックされると、同図に示すように、文書オプションとして、両面印刷と集約印刷を実行するかしないかについての選択を行うための画面が表示される。ユーザは、両面印刷欄55、集約印刷欄56のチェックボックス550、560にチェックマークを入れることで、その選択を行うことができる。ここで集約印刷とは、N(Nは、2以上の整数)ページ分の原稿画像を1枚の用紙の片面にまとめて印刷するもの(以下、「Nイン1)」ともいう。)である。
集約印刷欄56には、ページ数入力欄561、ページ順序選択欄562、例外印刷選択欄563、切換条件設定ボタン564および例外印刷条件設定ボタン565が設けられている。
ページ数入力欄561は、1枚の用紙に集約するページ数を入力するための欄である。ユーザは、例えば1枚の用紙の片面に2ページ分の原稿画像が並置される2イン1での印刷を行いたい場合には、入力ボックス5611に「2」を、4ページ分の原稿画像が並置される4イン1での印刷を行いたい場合には、「4」を入力することができる。
ページ順序選択欄562は、ページの印刷順序を選択、具体的には印刷後の用紙を見てその天地を上下としたときページ順が左から右に移るようにするか、右から左に移るようにするか等を選択するための欄である。選択ボタン5621がクリックされると、複数の印刷順序(左から右、右から左(2イン1の場合)、左上・右上・左下・右下(4イン1の場合)等)の内から一の順序を選択するためのメニュー画面(不図示)が表示されるようになっており、ユーザはそのメニュー画面からページ順を選択することができる。同図には、1枚の用紙に印刷するページ数が「2」ページ、ページの印刷順序が「左から右の順」が選択された場合の例が示されている。
例外印刷選択欄563は、印刷対象となる文書に含まれる各ページの原稿の内、当該ページについて設定された印刷に関する情報が、予め設定された切換条件と一致するページの原稿については、基本印刷条件とは異なる別の印刷条件(以下、「例外印刷条件」という。)での印刷(以下、「例外印刷」という。)を実行するかしないかを選択するための欄である。
本実施の形態では、アプリケーション22で作成された印刷対象となる文書データには、各ページについて「印刷に関する情報」として少なくとも用紙サイズ(A3、B4、A4、B5等)、用紙の向き(縦または横)、用紙タイプ(普通紙または特殊紙)、排紙ビン(第1ビン、第2ビン等の内のいずれかのビン)、用紙ソース(第1給紙段、第2給紙段等の内のいずれかの給紙段)、カラー(カラーまたはモノクロ)の6項目の情報(ページ単位での印刷条件として用いられるもの)が設定されているものとし、例外印刷選択欄563のチェックボックス5631にチェックマークが入れられると、印刷時に各ページの内、これら項目の一つでも切換条件と一致したページについては、例外印刷条件を適用して印刷が行われるようにしている。
この処理内容を具体的に図4を用いて説明する。図4は、第1〜第5ページまでの原稿からなる文書を、基本印刷条件(2イン1、用紙サイズ:A4)、切換条件(用紙サイズ:A3、B4、B5)、例外印刷条件(1イン1。集約ではなく非集約印刷、すなわち通常の印刷形態。)において印刷する場合の出力形態の様子の例を示す模式図である。
ここでは、第1、2、4、5ページの原稿(サイズ:A4)について「印刷に関する情報」として「用紙サイズ:A4」、第3ページの原稿(サイズ:A3)について「用紙サイズ:A3」が設定されているものとして、印刷が行われると、第1、第2ページの原稿については、「印刷に関する情報(用紙サイズ:A4)」が「切換条件(用紙サイズ:A3、B4、B5)」のいずれとも一致しないため、基本印刷条件に基づく印刷(2イン1)が行われる。一方、第3ページの原稿については、「印刷に関する情報(用紙サイズ:A3)」が「切換条件(用紙サイズ:A3)」と一致するため、例外印刷条件に基づく印刷(1イン1)が行われる。第4、第5ページの原稿については、第1、第2ページの原稿と同様に、「印刷に関する情報(用紙サイズ:A4)」が「切換条件(用紙サイズ:A3、B4、B5)」と一致しないため、基本印刷条件に基づく印刷(2イン1)が行われることになる。
したがって、上記のように「切換条件」を「用紙サイズ:A4以外のサイズ」、「例外印刷条件」を「1イン1(集約印刷しない)」設定にしておけば、第1、第2ページの原稿および第4、第5ページの原稿については集約印刷により1枚の用紙に集約させ、第3ページの原稿については集約しないで1枚の用紙に印刷させることが可能になる。
なお、印刷に関する情報は、文書等の作成等の際に印刷条件として、アプリケーション22において設定画面等から設定されたり、プリンタドライバその他のプログラムが用いられて設定されるものである。また、印刷に関する情報の内、用紙サイズ、用紙の向きについては、実質、原稿サイズ、原稿の向きを示すものである。
図3に戻って、切換条件設定ボタン564は、切換条件を設定する際に用いられるボタンである。切換条件設定部32(図2)は、切換条件設定ボタン564がクリックされると、切換条件の設定入力を受付けるための切換条件設定入力受付画面60をウインドウ表示させる。
図5は、切換条件設定入力受付画面60の表示例を示す図である。
同図に示すように、切換条件設定入力受付画面60には、切換条件として設定可能な項目、ここでは上記「印刷に関する情報」に対応している用紙サイズ〜カラーまでの6項目が設けられている。ユーザは、これらの中から任意の項目を切換条件として設定することができる。
例えば、「用紙サイズ」を切換条件として設定する場合には、チェックボックス61にチェックマークを入れると共に、詳細設定ボタン611をクリックすると、図6に示す詳細画面70が表示されるので、切換条件として用いたい用紙サイズに対応するチェックボックス71にチェックマークを入れることができる。同図は、「A3」、「B5」、「B4」の各サイズが切換条件として設定されている例を示している。OKボタン72がクリックされると、選択完了として画面が切換条件設定入力受付画面60に切り換わる。
図5に戻って、「用紙の向き」を切換条件として設定する場合には、チェックボックス62にチェックマークを入れると共に、詳細設定ボタン612をクリックして詳細画面(不図示)にて、「縦」「横」のいずれかを選択することができる。例えば、切換条件として「用紙の向き:横」が設定された場合には、印刷時には、原稿の各ページの内、用紙の向きが「横」のページについては、切換条件と一致するため例外印刷条件に基づく印刷が行われ、「縦」のページについては、切換条件と一致しないため基本印刷条件に基づく印刷が行われることになる。
また、「用紙タイプ」を切換条件として設定する場合には、チェックボックス63にチェックマークを入れると共に、詳細設定ボタン613をクリックして詳細画面(不図示)にて、「普通紙」「特殊紙」のいずれかを選択すれば良い。例えば、「用紙タイプ:特殊紙」が切換条件として設定された場合には、印刷時には、原稿の各ページの内、「特殊紙」が設定されているページについては例外印刷条件が用いられ、「普通紙」のページについては基本印刷条件が用いられて印刷が行われる。
同様に、「排紙ビン〜カラー」のいずれかを切換条件として設定する場合には、対応するチェックボックス64〜66にチェックマークを入れると共に詳細設定ボタン614、615をクリックして詳細画面(不図示)にて選択すれば良い。OKボタン68がクリックされると、入力完了として画面が基本印刷条件設定入力受付画面50に切り換わる。
例外印刷条件設定ボタン565は、例外印刷条件を設定する際に用いられるボタンである。例外印刷条件設定部33(図2)は、例外印刷条件設定ボタン565がクリックされると、例外条件の設定入力を受付けるための例外印刷条件設定入力受付画面80をウインドウ表示させる。
図7は、例外印刷条件設定入力受付画面80の表示例を示す図である。
同図に示すように、例外印刷条件設定入力受付画面80には、ページ数入力欄81、用紙サイズ選択欄82およびページ順序選択欄83が設けられている。
ページ数入力欄81とページ順序選択欄83の内容については、上記ページ数入力欄561、ページ順序選択欄562と同様である。
用紙サイズ選択欄82には、入力ボックス821と選択欄822が設けられている。
入力ボックス821は、例外印刷時に使用したい用紙サイズを入力するための欄であり、当該入力ボックス821にサイズ入力されると、例外印刷では、基本印刷条件として基本印刷条件設定入力受付画面50の用紙選択のための画面から入力されたサイズの用紙に関わらず、当該入力ボックス821に入力されたサイズの用紙が用いられることになる。
一方、選択欄822は、例外印刷時に用いられる用紙サイズを、自動的に原稿サイズに合わせるか否かを選択するための欄である。チェックボックスにチェックマークが入れられると、各ページの原稿の内、切換条件に一致したページについてはその原稿サイズと同じサイズの用紙が自動的に選択されて印刷に供されることになる。
同図は、1枚の用紙に印刷するページ数として「1」ページ(1イン1)、用紙サイズとして「原稿に合わせる」、ページの印刷順序として「左から右の順」が選択された場合の例を示している。OKボタン84がクリックされると、入力完了として画面が基本印刷条件設定入力受付画面50に切り換わる。
図2に戻って、基本印刷条件設定部31は、基本印刷条件設定入力受付画面50においてOKボタン57がクリックされると、入力された内容(チェックボックスにチェックマークが入っている項目については「設定」、入っていない項目については「非設定」とすることを含む。以下同様。)を基本印刷条件として基本印刷条件格納部151に格納させる。
また、切換条件設定部32は、切換条件設定入力受付画面60においてOKボタン68がクリックされると、入力された内容を切換条件として切換条件格納部152に格納させる。さらに、例外印刷条件設定部33は、例外印刷条件設定入力受付画面80においてOKボタン84がクリックされると、入力された内容を例外印刷条件として例外印刷条件格納部153に格納させる。
印刷条件設定部34は、印刷開始の指示があると、基本印刷条件格納部151、切換条件格納部152、例外印刷条件格納部153に格納されている基本印刷条件、切換条件、例外印刷条件を読み出し、読み出した各条件と、アプリケーション22により生成された文書データに含まれている印刷に関する情報に基づいて、基本印刷条件と例外印刷条件のいずれかを、各ページの原稿に適用すべき印刷条件として設定する。
印刷ジョブ生成部35は、印刷条件設定部34において設定された印刷条件とアプリケーション22により生成された文書データに基づき、印刷ジョブを例えばPDL(Page Description Language:ページ記述言語)を用いて生成し、これをプリンタ20に送信し、当該印刷ジョブに基づく印刷処理を実行させる。
図8は、プリンタドライバ30が実行する処理内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、プリンタドライバ30は、切換条件設定処理(ステップS1)、例外印刷条件設定処理(ステップS2)および印刷処理(ステップS3)を実行する。以下、各処理の詳細を説明する。
図9は、切換条件設定処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、まず切換条件設定の指示があったか否かを判断する(ステップS11)。この判断は、切換条件設定ボタン564がクリックされたか否かにより行う。
切換条件設定の指示があった(切換条件設定ボタン564がクリックされた)ことを判断すると(ステップS11で「YES」)、切換条件設定入力受付画面60(図5)を表示させる(ステップS12)。そして、入力が完了したか否かを判断する(ステップS13)。この判断は、OKボタン68がクリックされたか否かにより行われる。ここでは、図5、6に示すように切換条件として「用紙サイズ:A3、B5、B4」がユーザにより選択入力されたこととする。
入力完了と判断すると(ステップS13で「YES」)、入力された切換条件を切換条件格納部152に格納して(ステップS14)、メインルーチンにリターンする。これにより、切換条件が設定される。なお、切換条件設定の指示がないことを判断すると(ステップS11で「NO」)、そのままメインルーチンにリターンする。
図10は、例外印刷条件設定処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、まず例外印刷条件設定の指示があったか否かを判断する(ステップS21)。この判断は、例外印刷条件設定ボタン565がクリックされたか否かにより行う。
例外印刷条件設定の指示があった(例外印刷条件設定ボタン565がクリックされた)ことを判断すると(ステップS12で「YES」)、例外印刷条件設定入力受付画面80(図7)を表示させる(ステップS22)。そして、入力が完了したか否かを判断する(ステップS23)。この判断は、OKボタン84がクリックされたか否かにより行われる。ここでは、図7に示すように例外印刷条件として「1イン1、用紙サイズ:原稿に合わせる、ページの印刷順序:左から右の順」がユーザにより選択入力されたこととする。
入力完了と判断すると(ステップS23で「YES」)、入力された例外印刷条件を例外印刷条件格納部153に格納して(ステップS24)、メインルーチンにリターンする。これにより、例外印刷条件が設定される。なお、例外印刷条件設定の指示がないことを判断すると(ステップS21で「NO」)、そのままメインルーチンにリターンする。
図11は、印刷処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、印刷処理では、まず基本印刷条件設定処理を行い(ステップS31)、次に印刷ジョブ生成処理を実行して(ステップS32)、メインルーチンにリターンする。
図12は、基本印刷条件設定処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、まず印刷条件設定の指示があったか否かを判断する(ステップS311)。ここでは、画面上に表示される印刷条件設定のためのボタン(不図示)がクリックされたときや、アプリケーション22からの所定の指示を受付けたとき等に印刷条件設定の指示があったと判断される。
指示があったことを判断すると(ステップS311で「YES」)、基本印刷条件設定入力受付画面50(図3)を表示させる(ステップS312)。そして、入力が完了したか否かを判断する(ステップS313)。この判断は、OKボタン57がクリックされたか否かにより行われる。ここでは、基本印刷条件として「用紙:A4、部数:1部、印刷範囲:全ページ、集約印刷:する(2イン1)、例外印刷:する」等がユーザにより選択されたこととする。
入力完了と判断すると(ステップS313で「YES」)、入力された基本印刷条件を基本印刷条件格納部151に格納して(ステップS314)、印刷処理のサブンルーチンにリターンする。これにより、基本印刷条件が設定される。なお、印刷条件設定の指示がないことを判断すると(ステップS311で「NO」)、そのまま印刷処理のサブルーチンにリターンする。
図13は、印刷ジョブ生成処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。以下、図4に示す出力形態の図を参照しながら、印刷ジョブ生成処理の内容を説明する。
図13に示すように、印刷開始の指示があったか否かを判断する(ステップS321)。ここでは、画面上に表示されている印刷実行ボタン等がクリックされたときや、アプリケーション22からの所定の指示を受付けたとき等に印刷開始の指示があったと判断される。
指示があったことを判断すると(ステップS321で「YES」)、基本印刷条件を基本印刷条件格納部151から読み出す(ステップS322)。読み出した基本印刷条件から集約印刷を行うことが設定されているか否かを判断する(ステップS323)。集約印刷が設定されていることを判断すると(ステップS323で「YES」)、例外印刷を行うことが設定されているか否かを判断する(ステップS324)。例外印刷が設定されていることを判断すると(ステップS324で「YES」)、例外印刷条件を例外印刷条件格納部153から読み出し(ステップS325)、切換条件を切換条件格納部152から読み出す(ステップS326)。この意味で、ステップS322の処理は、基本印刷条件を取得する処理として、ステップS325の処理は、例外印刷条件を取得する処理として、ステップS326の処理は、切換条件を取得する処理として機能するものである。
そして、アプリケーション22で作成された印刷対象となる文書データに含まれている第1ページの原稿に対する印刷に関する情報(上記6項目の情報)を読み出し(ステップS327)、読み出した情報をページ単位での印刷条件として用い、第1ページの原稿について、上記切換条件と一致しているものがあるか否かを判断する(ステップS328)。図4の例では、第1ページの原稿については、印刷に関する情報が「用紙サイズ:A4」であるから、切換条件「用紙サイズ:A3、B5、B4」とは一致していないことになる。したがって、不一致であると判断して(ステップS328で「NO」)、第1ページの原稿については、基本印刷条件(2イン1、用紙:A4等)に基づいてPDLデータを生成し(ステップS331)、ステップS330に移る。
ステップS330では、次ページの原稿があるか否かを判断する。ここでは次ページの原稿があると判断して、ステップS327に移る。
そして、第2ページの原稿に対する印刷に関する情報を読み出し(ステップS327)、上記切換条件との一致、不一致を判断する(ステップS328)。
図4の例では、第2ページの原稿のサイズも「A4」サイズであるから、不一致と判断してステップS331に移り、第2ページの原稿についても基本印刷条件に基づいてPDLデータを生成する。ここでは、基本印刷条件に2イン1が含まれているので、第1、第2ページの原稿については、印刷時の出力形態が、図4に示すようにA4サイズの用紙(1枚目)の片面に、半分に縮小され並置された状態になるように、PDLデータが生成されることになる。
ステップS330で、次ページの原稿があると判断し、ステップS327に移ると、次に第3ページの原稿に対する印刷に関する情報を読み出し、切換条件との一致、不一致を判断する(ステップS328)。
図4の例では、第3ページの原稿については、印刷に関する情報が「用紙サイズ:A3」であるから、切換条件の内の「用紙サイズ:A3」と一致していると判断して(ステップS328で「YES」)、第3ページの原稿については、例外印刷条件(1イン1、用紙:原稿に合わせる等)に基づいてPDLデータを生成し(ステップS329)、ステップS330に移る。この場合、原稿サイズがA3であるから、使用される用紙もA3になり、図13に示すように出力形態としては、第3ページの原稿については、A3サイズの用紙(2枚目)の片面に等倍で印刷されるように、PDLデータが生成されることになる。
第4、第5ページについては、ステップS327〜S331までの処理が繰り返し行われ、第1、第2ページと同様に基本印刷条件に基づいてPDLデータが生成されることになる。
ステップS330で次ページの原稿がないと判断すると(ステップS330で「NO」)、上記ステップS329、S331で生成されたPDLデータに基づいて一の印刷ジョブを生成し、これをプリンタ20に送信して(ステップS332)、印刷処理のサブルーチンにリターンする。プリンタ20は、受信した印刷ジョブに基づき、指定された用紙を順次給送して印刷(上記例では、図4に示す出力形態での印刷)を行うことになる。
一方、集約印刷が設定されていないことを判断し(ステップS323で「NO」)、または例外印刷が設定されていないことを判断した場合には(ステップS324で「NO」)、全ページの原稿を基本印刷条件に基づいてPDLデータを生成し(ステップS333)、ステップS332に移ることになる。なお、印刷開始の指示がないことを判断すると(ステップS321で「NO」)、そのまま印刷処理のサブルーチンにリターンする。
以上説明したように、本実施の形態では、各ページの原稿について、その印刷に関する情報が切換条件と一致しないページについては基本印刷条件(第1の印刷条件)を適用し、一致するページについては例外印刷条件(第2の印刷条件)を適用して印刷を実行する構成にしている。したがって、ユーザにとっては自身が作成する文書等の形態から適当と思われる切換条件、例外印刷条件を予め設定しておけば、印刷を実行しようとする際に、基本印刷条件の設定、印刷開始のためのボタンのクリック等の簡易な操作を行うだけで、一の印刷ジョブにおいてページ単位で異なる印刷条件に基づく印刷を行わせることが可能になる。
これにより、従来のように一の文書であるにも関わらず印刷ジョブを別々に分けるといった操作をいちいち行う必要がなくなる。特に、一の文書内に印刷条件を異ならせたいページが多数含まれているような場合には、操作性が大きく向上する。また、例えば出力後の用紙束をステイプル綴じ可能な構成のプリンタを用いる場合、通常のステイプル綴じはジョブ単位で行われるため、従来のように印刷ジョブを別々に分けて行う構成では、一の文書に対する印刷物を一の用紙束としてステイプル綴じすることができないが、本実施の形態では、一の文書を一のジョブで印刷するのでステイプル綴じすることが可能になり、製本等を行うのに極めて便利である。
なお、上記実施の形態では、切換条件として「用紙サイズ」だけを用いる例を説明したが、もちろん別の項目だけを用いるとしても良く、また2以上の項目、例えば「用紙の向き」「用紙タイプ」等を組み合わせるとしても良い。
また、例外印刷条件として「1イン1」を設定した場合の例を説明したが、例えばA3サイズの原稿が複数ページ連続して含まれている文書において、例外印刷条件を「4イン1」として、A3サイズのページの原稿だけを4イン1で印刷させることも可能である。
なお、本発明は、プリンタドライバに限られず、上記プリンタドライバにおける印刷ジョブの生成方法であるとしてもよい。また、本発明に係るプログラムとしてのプリンタドライバは、例えば磁気テープ、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、DVD、CD−ROM、CD−R、MO、PDなどの光記録媒体、Smart Media(登録商標)などのフラッシュメモリ系記録媒体等、コンピュータ読み取り可能な各種記録媒体に記録することが可能であり、当該記録媒体の形態で生産、譲渡等がなされる場合もあるし、プログラムの形態でインターネットを含む有線、無線の各種ネットワーク、放送、電気通信回線、衛星通信等を介して伝送、供給される場合もある。
また、本発明に係るプログラムは、上記に説明した処理をコンピュータに実行させるための全てのモジュールを含んでいる必要はなく、例えば通信プログラムやオペレーティングシステム(OS)に含まれるプログラムなど、別途情報処理装置にインストールすることができる各種汎用的なプログラムを利用して、本発明の各処理をコンピュータに実行させるようにしても良い。従って、上記した本発明の記録媒体に必ずしも上記全てのモジュールを記録している必要はないし、また必ずしも全てのモジュールを伝送する必要もない。さらに所定の処理を専用ハードウェアを利用して実行させるようにすることができる場合もある。
(変形例)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施の形態では、集約印刷の場合に例外印刷の実行の可否を選択できるとしたが、これに限定されることはなく、他の印刷機能、例えば両面印刷において例外印刷を実行できる構成とすることもできる。この構成とする場合、例えば切換条件を「用紙(原稿)サイズ:A3、B4」にして、例外印刷条件を「片面印刷」とすることができる。このようにすれば、A4サイズの原稿を両面印刷して、A3、B4サイズの大サイズの原稿を片面印刷することができるようになり、両面、片面を原稿サイズで切り換えることが可能になる。
また、例えばプリンタ20が印刷時に解像度を「通常」と「高」を切り換えることが可能な構成の場合に、切換条件を「用紙の向き:横」、例外印刷条件を「印刷時の解像度:高」に設定しておき、基本印刷条件を「印刷時の解像度:通常」とすると、各ページの原稿の内、用紙の向きが「横」になっているものだけ高解像度で印刷を行うことができる。このようにすれば、「縦」向きのページを通常の文字原稿、「横」向きのページをグラフ、表などの資料とした文書を作成する場合などに、ユーザは、印刷時に解像度をページ単位で設定するなどの面倒な操作を何もしなくても、通常の文字が記載された「縦」向きの原稿については通常の解像度、グラフ等が記載された「横」向きの原稿については高解像度で印刷を行うことができるようになる。
このように、ユーザは、自己がアプリケーションで作成する文書等の形態(印刷条件として設定される印刷に関する情報)に応じて切換条件、例外印刷条件を適宜設定することにより、簡易な操作で所望の形態の印刷物を得ることができる。
(2)上記実施の形態では、切換条件として6項目(用紙サイズ〜カラー)の情報を用いるとしたが、これらに限定されないことはいうまでもない。印刷対象となる文書等の各ページについて印刷に関する情報として設定されるものであれば良く、それらの内のいずれか、または全部を切換条件として、それらを切換条件設定入力受付画面60に表示させ、選択入力を受付ける構成とすることが考えられる。
(3)上記実施の形態では、予め切換条件が切換条件格納部152に、例外印刷条件が例外印刷条件格納部153に格納されており、ユーザは印刷時に基本印刷条件だけを設定するとしたが、これら条件は印刷開始の指示があるまでに(ステップS321で「YES」と判断されるまでに)設定されていれば良いものであるから、印刷を行おうとする際に入力、選択、設定等をするとしても良い。また、各条件を記憶する記憶手段として不揮発性の外部メモリ15を用いたが、揮発性を含む他の内部メモリ等を用いても良い。なお、切換条件と例外印刷条件については、印刷に関係なく、ユーザにより予め設定される可能性が高いと考えられることから、PCの電源がオフされてもそのデータが消去されないように不揮発性の記憶手段が用いられることが望ましい。
(4)上記実施の形態では、プリンタドライバ30が基本印刷条件設定入力受付画面50等の画面を表示させ、ユーザから基本印刷条件、切換条件、例外印刷条件の入力を受付けると共に当該受付けた情報を外部メモリ15内の基本印刷条件格納部151等に格納させるとしたが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、上記した画面表示、入力受付け、格納等の処理をアプリケーション等の他のプログラムが行い、プリンタドライバとしては、印刷時に、印刷条件等を外部メモリ15から読み出して(取得して)、ページ毎に切換条件との一致、不一致の判断、その判断結果に基づく印刷ジョブの生成等の処理(ステップS327〜S332の処理)を行うとすることができる。
(5)上記実施の形態では、プリンタドライバ30が2イン1による画像縮小、並び替え等をするとしたが、これに限定されない。例えば、その並び替え等の処理をプリンタ側が行い、プリンタドライバ側では、その指示だけをする構成、具体的には印刷対象となる原稿画像のデータに、印刷条件、その並び替え等の指示を示す情報を付加した印刷ジョブをプリンタに送信して、当該印刷ジョブに基づく印刷を実行させる構成としても良い。
本発明に係るプリンタドライバは、ユーザにとって簡易な操作で一の印刷ジョブにおいて印刷条件を変えることを可能にする技術として有用である。
実施の形態に係る文書印刷システムの全体構成を示す図である。 情報処理装置10にインストールされるOS21、プリンタドライバ30等のソフトウエア構成を示す模式図である。 基本印刷条件設定入力受付画面50の表示例を示す図である。 第1〜第5ページまでの原稿からなる文書を、ある基本印刷条件、切換条件、例外印刷条件において印刷する場合の出力形態の様子の例を示す模式図である。 切換条件設定入力受付画面60の表示例を示す図である。 切換条件設定詳細画面70の表示例を示す図である。 例外印刷条件設定入力受付画面80の表示例を示す図である。 プリンタドライバ30が実行する処理内容を示すフローチャートである。 切換条件設定処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。 例外印刷条件設定処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。 印刷処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。 基本印刷条件設定処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。 印刷ジョブ生成処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
符号の説明
10 情報処理装置
11 制御部
20 プリンタ
30 プリンタドライバ
31 基本印刷条件設定部
32 切換条件設定部
33 例外印刷条件設定部
34 印刷条件設定部
35 印刷ジョブ生成部
50 基本印刷条件設定入力受付画面
56 集約印刷欄
60 切換条件設定入力受付画面
80 例外印刷条件設定入力受付画面
151 基本印刷条件格納部
152 切換条件格納部
153 例外印刷条件格納部
563 例外印刷欄
564 切換条件設定ボタン
565 例外印刷条件設定ボタン


Claims (4)

  1. 印刷装置に印刷を要求する印刷要求装置にインストールされるプリンタドライバであって、
    一の印刷ジョブに対する第1の印刷条件を取得する第1の取得処理と、
    前記第1の印刷条件とは異なる第2の印刷条件を取得する第2の取得処理と、
    印刷条件を前記第1の印刷条件から前記第2の印刷条件に切り換えるための切換条件を取得する第3の取得処理と、
    印刷対象となる複数ページの原稿について、ページ毎に当該ページに対し設定されている印刷に関する情報が前記切換条件と一致しているか否かを判断する判断処理と、
    各ページの印刷条件を、前記判断処理により切換条件と一致していると判断されたページについては前記第2の印刷条件とし、一致していないと判断されたページについては前記第1の印刷条件とした印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成処理と、
    を含む処理を前記印刷要求装置に実行させることを特徴とするプリンタドライバ。
  2. 前記印刷要求装置は、前記第1の印刷条件を記憶している第1の記憶手段と、前記第2の印刷条件を記憶している第2の記憶手段と、前記切換条件を記憶している第3の記憶手段とを備え、
    前記第1の取得処理は、前記第1の記憶手段から前記第1の印刷条件を取得し、
    前記第2の取得処理は、前記第2の記憶手段から前記第2の印刷条件を取得し、
    前記第3の取得処理は、前記第3の記憶手段から前記切換条件を取得することを特徴とする請求項1に記載のプリンタドライバ。
  3. 前記第1の印刷条件の入力を受付けて、受付けた第1の印刷条件を前記第1の記憶手段に格納させる第1の受付処理と、
    前記第2の印刷条件の入力を受付けて、受付けた第2の印刷条件を前記第2の記憶手段に格納させる第2の受付処理と、
    前記切換条件の入力を受付けて、受付けた切換条件を前記第3の記憶手段に格納させる第3の受付処理と、
    を含む処理を前記印刷要求装置に実行させることを特徴とする請求項2に記載のプリンタドライバ。
  4. 前記第1の印刷条件は、1枚のシートの一方の面に複数ページの原稿画像を配置して印刷する集約印刷機能を含む印刷を行うことであり、
    前記第2の印刷条件は、1枚のシートの一方の面に1ページの原稿画像を印刷する非集約印刷機能を含む印刷を行うことであり、
    前記印刷に関する情報は、印刷に用いるシートのサイズを示す情報であり、
    前記切換条件は、非集約印刷に用いるシートのサイズを示すものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプリンタドライバ。
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