JP3997708B2 - 住宅分電盤用電気機器及びこれを備えた住宅分電盤 - Google Patents

住宅分電盤用電気機器及びこれを備えた住宅分電盤 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅分電盤内に配設されて複数の導電バーのうちの少なくとも2本に接続される住宅分電盤用電気機器及びこれを備えた住宅分電盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、主幹開閉器と、主幹開閉器の負荷側に接続される複数の導電バーと、導電バー長手方向に沿って並設され、導電バーに接続する分岐開閉器と、雷サージから負荷を保護したり、主幹開閉器に電流が流れているか否かを表示したりする住宅分電盤用電気機器(以下「電気機器」と略す)とを備えた住宅分電盤が提供されている。
【0003】
従来の電気機器には、導電バーから離れた位置に設けられた収納スペースに配設され、リード線を介して導電バーに接続されることにより主幹開閉器の負荷側から電源供給を受けるものがある。
【0004】
しかし、上記従来の電気機器を住宅分電盤に配設するには、上述のように導電バーから離れた位置に収納スペースを設ける関係上、住宅分電盤の寸法を大きくしなければならなかった。さらに、導電バーにリード線を介して接続するため、リード線の引き回しが困難、且つ、複数の導電バーと複数のリード線の接続関係が分かり難くなるという問題があった。
【0005】
そこで本出願人は、図11に示すように、3個以上の分岐開閉器60が配設可能な住宅分電盤に、隣合う2つの分岐開閉器60が配設されるスペースを利用して配置されて導電バー61に接続される電気機器A’を提案している(特開平10−257617号公報参照)。これにより住宅分電盤に専用の収納スペースを設けて寸法を大きくする必要がなくなるとともに、導電バー61に対して接続し易くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、2つの分岐開閉器60の代わりに電気機器A’を配設しているので、導電バー61を間に挟んだ両側において並設される分岐開閉器60の数が異なることとなり、負荷バランスを合わせ難いという問題があった。
【0007】
本発明は、かかる事由に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、住宅分電盤の小型化を容易にし、且つ住宅分電盤の負荷バランスを合わせ易い住宅分電盤用電気機器及びこれを備えた住宅分電盤を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、主幹開閉器と、主幹開閉器の負荷側に接続される複数の導電バーと、導電バー長手方向に略直交する方向の導電バーを間に挟んだ両側で、導電バー長手方向に沿って並設され、前記複数の導電バーのうち何れか少なくとも2つに接続する分岐開閉器とを備えた住宅分電盤内に配設される住宅分電盤用電気機器であって、主幹開閉器の負荷側に流れる電流に応じて所望の動作を行う回路部を収納して、長手方向を前記導電バー長手方向と略直交させて配置される器体と、器体の長手方向に沿った側面から長手方向略中央に隙間を空けて前記側面と略垂直な方向の外側に膨出させた2つの膨出部と、器体の長手方向に沿った側面の前記隙間から突設され、前記複数の導電バーのうちの何れか少なくとも2つにそれぞれ各別に接続される端子と、主幹開閉器の負荷側に流れる電流を検知する電流検知手段と、器体表面の長手方向に沿って並設された複数の発光素子とを備え、回路部は電流検知手段の検知結果に応じて前記複数の発光素子を明滅させて主幹開閉器の通電状態を表示するものであって、電流検知手段の検知結果から主幹開閉器の負荷側に流れる電流の値を把握し、複数の発光素子のうち、前記電流の値の基準電流値に対する割合に応じた個数分だけ発光させるとともに、操作部が操作されることにより前記基準電流値を可変する設定手段を備え、前記操作部を複数の発光素子に対して器体の長手方向に沿って並設したことを特徴とし、器体の長手方向が導電バー長手方向と略直交し、端子が導電バーの長手方向一端に直接接続されるように器体を配置することによって、従来例のように導電バーから離れた位置に収納スペースを設けることなく住宅分電盤に収納することができ、住宅分電盤における少なくとも導電バー長手方向の小型化を容易にすることができるとともに、端子と導電バーとを直接接続して器体を導電バーに固定することによって、端子と導電バーの電気的な接続と器体の固定を同時に行え、且つ従来例のようにリード線を引き回すことがなく、複数の端子と導電バーとの接続関係も分かり易くなる為、施工性を向上することができ、さらに従来例のように分岐開閉器が配設されるスペースに配置され、導電バーを間に挟んだ両側で分岐開閉器の数を異ならせることがないので、住宅分電盤の負荷バランスを合わせ易くすることができる。また、複数の発光素子の明滅から主幹開閉器の通電状態を容易に視認することができるとともに、複数の発光素子を器体の長手方向に沿って並設したことによって、器体の短手方向の幅が大きくなるのを防ぎ、その結果、住宅分電盤における導電バーの長手方向の大型化を避けることができる。さらに、例えば操作部を操作して設定手段により基準電流値を主幹開閉器の定格電流値とすることで、複数の発光素子を見て発光している個数から主幹開閉器に流れる電流値を定格電流値に対する割合で容易に把握することができるとともに、操作部を複数の発光素子に対して器体の長手方向に沿って並設したことによって、器体の短手方向の幅が大きくなるのを防ぎ、その結果、住宅分電盤における導電バー長手方向の大型化を避けることができる。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、器体は、複数の導電バーがその長手方向が天井面と略平行な方向に沿うように壁面に取着される住宅分電盤内に配設され、設定手段の操作部を端子よりも導電バーの長手方向と略直交する方向における床側に配設したことを特徴とし、住宅分電盤を壁面における天井側の高い部位に取着したときにも、操作部を容易に操作することができる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項2の発明において、設定手段の操作部を複数の発光素子よりも導電バーの長手方向と略直交する方向における床側に配設したことを特徴とし、操作部を操作するときにも、操作する手で複数の発光素子が隠れる虞が少なく、複数の発光素子の明滅から主幹開閉器の通電状態を容易に視認することができる。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の住宅分電盤用電気機器を備えた住宅分電盤であって、主幹開閉器と、主幹開閉器の負荷側に接続される複数の導電バーと、導電バー長手方向に略直交する方向の導電バーを間に挟んだ両側で、導電バー長手方向に沿って並設され、前記複数の導電バーのうち何れか少なくとも2つに接続する分岐開閉器と、前記各開閉器及び複数の導電バー並びに住宅分電盤用電気機器を収納配設する一面を開口した箱体と、前記各開閉器の操作ハンドルを露出させる窓孔、住宅分電盤用電気機器の複数の発光素子を露見させる表示孔を有して箱体の開口面に取着されるカバーとを備えたことを特徴とし、カバーを取り外すことなくカバーの表示孔から複数の発光素子を見ることができ、複数の発光素子の明滅から主幹開閉器の通電状態を容易に視認することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
本実施形態の住宅分電盤は、図1に示すように、略矩形箱状の筐体30と、筐体30内部に収納される開閉器ブロック40とからなる。
【0013】
筐体30は、開閉器ブロック40が収納配設される一面を開口した箱体たるボディ30aと、ボディ30aの開口面に取着されるカバー30bとで構成される。
【0014】
開閉器ブロック40は、負荷側に電圧極となる2つの端子41b,41d、中性極となる1つの端子41cを具備する主幹開閉器41と、主幹開閉器41の各負荷側端子41b,41c,41dに接続される3本の導電バー1と、導電バー1長手方向に略直交する方向における導電バー1を間に挟んだ両側で、導電バー1長手方向に沿って並設され、3つの導電バー1に電源側端子が接続する複数の分岐開閉器42と、一次送り開閉器43と、導電バー1に接続され、主幹開閉器41の負荷側に流れる電流の大きさを表示する住宅分電盤用電気機器(以下「電気機器」と略す)Aと、前記各開閉器41,42,43が取り付けられる全体的に略平板状の取付部材44と、例えば電流制限器を配設するための木板が取着される一面を開口した略矩形箱状の木板取付部45と、前記取付部材44及び木板取付部45をボディ30aに取り付けるための取付台46とを備えている。
【0015】
一次送り開閉器43は、各需要家内に設けられた火災報知器や消火設備等の非常用機器への電源を確保できるように設けた非常電源系に挿入されるものであり、電源側端子が主幹開閉器41の電源側端子に送り線3,3(図6参照)を介して電気的に接続されている。
【0016】
電気機器Aは、図2及び図3に示すように、スピーカー(図示せず)と、通電状態を表示する例えば発光ダイオードなどの複数の発光素子13aからなる表示部13と、電流を検知するコイルからなる2つの電流検知器12と、2つの電流検知器12から電線12aを介して出力される電流検知信号に応じて表示部13及びスピーカーを制御する複数の電気部品から成る制御回路ブロック(図示せず)と、操作することにより制御回路ブロックに所定の動作を指示する操作信号を出力する操作部たる2つの操作スイッチ15a,15bと、同様に操作することにより制御回路ブロックの動作に必要な設定条件を可変とする操作部たる2つの設定スイッチ16a,16bと、制御回路ブロックを収納する器体10と、器体10から外部に突出して、3つの導電バー1のうち2つにそれぞれ各別に接続され、各導電バー1を内部の制御回路ブロックに電気的に接続する2つの端子片11とを備えている。
【0017】
器体10は、略細長矩形箱状に形成された主部10aと、主部10aの長手方向に沿った一面から長手方向略中央に隙間を空けて前記一面と略垂直な方向の外側に膨出させた2つの略矩形状の膨出部10bとからなる。2つの端子片11は、主部10a長手方向に沿った側面における膨出部10b,10bとの間に位置する部位から突出する。また、上述の表示部13の複数の発光素子13aおよび操作スイッチ15a,15b並びに設定スイッチ16a,16bは、主部10aの膨出部10bが形成された面と隣合う操作表示面10cにおける一方の膨出部10b側に、主部10a長手方向に沿って一列に並設される。そして、この操作表示面10c長手方向の表示部13等と反対側には、複数個の貫通孔17が設けられており、上述のスピーカーは、器体10の複数個の貫通孔17が設けられた部位の内側に配設される。
【0018】
電流検知器12は、図4に示すように、主幹開閉器41から導電バー1への電流流路周辺に配置されることで、主幹開閉器41から負荷側の導電バー1に流れる電流を検知し、この電流の大きさに応じた電流検知信号を出力する。
【0019】
制御回路ブロックは、端子片11が導電バー1に接続されることで、導電バー1及び端子片11を介して主幹開閉器41側から供給される電力を電源として動作し、上述の電流検知信号が入力されると、この電流検知信号から主幹開閉器41の負荷側に流れる電流の値を把握し、表示部13の複数の発光素子13aのうち、前記電流の値の基準電流値に対する割合に応じた個数分だけ発光させる。また、制御回路ブロックは、上述の基準電流値を可変する設定手段を備えており、ロータリー式のスイッチである設定スイッチ16aを回動することで前記設定手段に基準電流値を可変させる。例えば、表示部13の発光素子13aが5個であり、このときに設定スイッチ16aを回動して基準電流値を60[A]に設定したときに、制御回路ブロックが主幹開閉器41から負荷側に流れる電流の値が36[A]であると把握した場合には、一列に並んだ5個の発光素子13aのうち端から3個の発光素子13aを発光させるのである。
【0020】
このように、電気機器Aの明滅される表示部13を見ることによって、主幹開閉器41から負荷側の導電バー1に流れる電流の値がどの程度であるかを容易に把握することができる。また、基準電流値を主幹開閉器41の定格電流値に設定したときには、事前に負荷側に流れる電流の値が定格電流値に近付いていることを知ることができ、主幹開閉器41のトリップを避けることができるのである。
【0021】
また、操作スイッチ15bを操作すると、制御回路ブロックに操作信号が出力されて、制御回路ブロックはこの操作信号によりスピーカーを鳴らして設定スイッチ16aで設定されている基準電流値を例えば音声で周囲の人に知らしめ、これにより使い勝手を向上している。さらに、制御回路ブロックは、主幹開閉器41の負荷側に流れる電流の値が基準電流の値に近付いたと判別したときには、スピーカーから警報音を鳴すので、周囲の人は表示部13を見ていない状況であっても、前記警報音から主幹開閉器41がトリップする寸前であることを知ることができる。
【0022】
またさらに、制御回路ブロックは、上述のように表示部13とスピーカーを正常に制御しているか否かを判別するテスト機能を有している。操作スイッチ15aを操作すると、電流検知器12からの電流検知信号に関わらず、スライド式の設定スイッチ16bで設定された模擬信号が制御回路ブロックに入力され、制御回路ブロックは、電流検知信号の代わりにこの模擬信号によりテストされるのである。また、設定スイッチ16bは、スライドする位置に応じ、主幹開閉器41の負荷側の電流の値が小さい場合と、大きい場合のそれぞれに対応した2種類の模擬信号を出力する。これにより、テスト機能の信頼性を高めている。
【0023】
なお、電気機器Aの器体10の操作表示面10c側には、操作されることにより、導電バー1から制御回路ブロックに過電流が流れないように電流量を制限するリミットスイッチ16cが設けられている。
【0024】
ここで、開閉器ブロック40における上述の電気機器Aの器体10、各開閉器41,42,53、取付部材44、木板取付部45、取付台46、導電バー1は、図5及び図6に示すように、それぞれ一体に接続した形で筐体30内に配置される。
【0025】
取付部材44の前面側には、各開閉器41,42,43がそれぞれの操作ハンドル41a,42a,43aを前方側に向けて載置される。一次送り開閉器43は、取付部材44の一端側の側辺に沿うように配置され、主幹開閉器41が一次送り開閉器43に隣接するように配置される。主幹開閉器41の一次送り開閉器43と反対側には、3本の導電バー1がそれぞれの長手方向を主幹開閉器41と一次送り開閉器43の配列方向に沿わせて取付部材44の略中央部に配設される。なお、各導電バー1の主幹開閉器41側の一端と主幹開閉器41の各負荷側端子41b,41c,41dは、それぞれ他の導電バー1aで接続されている。このような接続は、主幹開閉器41の各負荷側端子41b,41c,41d及び導電バー1の端部に、導電バー1aの各端部を重ねて、端子ねじ2a及び固定ねじ2bによりねじ止めされ固定される。そして分岐開閉器42が、上述のように、導電バー1長手方向に略直交する方向における導電バー1を間に挟んだ両側で、導電バー1長手方向に沿って複数個づつ並設される。
【0026】
取付部材44における一次送り開閉器43側の側辺部は、取付台46の前面に載置され、前記側辺部の両端側に形成されただるま孔状のねじ挿通孔44aに固定ねじ2cを挿通し取付台46前面のねじ孔46aに螺着することで、取付部材44と取付台46とが固定される。
【0027】
そして、取付台46の取付部材44と反対側に木板取付部45が配置される。取付台46に木板取付部45を取り付けるときには、木片取付部45の取付台46側の周壁45aから突出する2つの引掛突起45bを、取付台46の側面に設けられた取付孔46bの幅広部46b’から挿入し、木板取付部45を図5における下方側に動かす。これにより、引掛突起45bが取付孔46bの幅狭部46b”に移動し、引掛突起45bが取付台46の幅狭部46b”周辺に引掛係止し、木板取付部45が取付台46に固定される。
【0028】
ここで電気機器Aの器体10は、長手方向を導電バー1の長手方向と略直交させ、導電バー1長手方向の主幹開閉器10と反対側の一端付近に配置され、器体10の操作表示面10cを前面側に向けた状態で、端子片11が導電バー1の前記一端に接続される。端子片11と導電バー1との接続は、それぞれに設けられたねじ挿通孔11dに、取付ねじ2を挿通し取付部材44に螺着することにより行われ、これにより、端子片11と導電バー1が電気的に接続されるとともに、器体10が導電バー1及び取付部材44に固定される。
【0029】
一方、筐体30のボディ30aは、略矩形枠状の底板31の外周縁に沿って略垂直に周壁32が突設されて成る。ボディ30aの底板31略中央には内部に電線を挿通する略矩形状の電線挿通孔33が形成され、底板31における電線挿通孔33周辺の互いに略対向する一方の部位には、開閉器ブロック40を支持して固定するための1対の支持台34a,34aが設けられ、他方の部位にも同様の支持台34b,34bが設けられている。
【0030】
上述のように配置構成された開閉器ブロック40は、図6に示すように、ボディ30aの底板31に設けられた上述の支持台34a,34bに、各開閉器41,42,43を底板31と反対側に向けて載置され、固定ねじ2dによりねじ止めされて固定される。
【0031】
また、カバー30bは、図7に示すように、開閉自在に設けられた外蓋35と、外蓋35を開いた状態で主幹開閉器41の操作ハンドル41aを露出させる窓孔36a、分岐開閉器42の操作ハンドル42aを露出させる窓孔36b、一次送り開閉器43の操作ハンドル43aを露出させる窓孔36c、電気機器Aの器体10の操作表示面10cにおける複数の貫通孔17を露出させる窓孔36d、表示部13を露見させるとともに操作スイッチ15a,15b及び設定スイッチ16a,16bを露出させる表示孔36eを有する中蓋36とを備えている。これにより、カバー30bをボディ30aに取り付けたときでも、カバー30bを外すことなく外蓋35を開けることで表示孔36eから表示部13を見ることができ、表示部13の明滅から主幹開閉器41の通電状態を容易に視認することができる。
【0032】
上述のような住宅分電盤は、導電バー1が天井面と略平行な方向に沿うように壁面の天井側に配設され、上述のように配設したときには、電気機器Aの設定スイッチ16a,16b及び操作スイッチ15a,15b並びに表示部13が、導電バー1よりも下方側に位置する。これにより、各スイッチ15a,15b,16a,16bに手が届き易くなって容易に操作設定することができ、さらに表示部13を見易くすることができる。
【0033】
本実施形態の電気機器Aは、上述のように、器体10の長手方向を導電バー1長手方向と略直交させて、端子片11を導電バー1の長手方向一端にねじ止めして配置されることによって、従来例のように導電バー61から離れた位置に収納スペースを設けることなく住宅分電盤に収納することができ、住宅分電盤における導電バー1長手方向の小型化を容易にすることができる。さらに、端子片11と導電バー1とをねじ止めして器体10を導電バー1に固定することによって、端子片11と導電バー1の電気的な接続と器体10の固定を同時に行え、且つ従来例のようにリード線を引き回すことがなく、複数の端子片11と導電バー1との接続関係も分り易くなる為、施工性を向上することができる。また、従来例の電気機器A’のように分岐開閉器60が配設されるスペースに配置され、導電バー61を間に挟んだ両側で分岐開閉器60の数を異ならせることがないので、住宅分電盤の負荷バランスを合わせ易くすることができる。
【0034】
さらに、電気機器Aの操作スイッチ15a,15bおよび設定スイッチ16a,16b並びに表示部13の複数の発光素子13aを器体10の操作表示面10cの長手方向に沿って一列に並設しているので、器体10の短手方向の幅が大きくなるのを防ぎ、住宅分電盤における導電バー1長手方向の大型化を避けることができる。
(実施形態2)
ところで、実施形態1の電気機器Aでは器体10の操作表示面10cにおける設定スイッチ16aの位置は、表示部13よりも上方にあるので、設定スイッチ16aを操作するときに、操作する手で表示部13が隠れて、操作中には表示部13が見え難くなってしまうことがあった。
【0035】
そこで本実施形態では、図8に示すように、設定スイッチ15aを表示部13よりも下方側に配設している。
【0036】
これにより、設定スイッチ15aを操作するときにも、操作する手で表示部13が隠れる虞が少なく、表示部13の明滅から主幹開閉器41の通電状態を容易に視認することができる。
(実施形態3)
本実施形態における基本構成は実施形態1又は2と共通するために共通する部分については同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる部分についてのみ詳細に説明する。
【0037】
本実施形態の電気機器Aは、図9に示すように、分岐開閉器42の負荷側の端子に接続される負荷を雷サージから保護する保護回路ブロック50を収納する細長略矩形箱状の器体10’と、器体10’の長手方向に沿った側面に突設され、3つの導電バー1にそれぞれ各別に接続される3つの端子片11a,11b,11cとを備えた避雷器として構成されている。端子片11a、11cは、導電バー1を介して主幹開閉器41の負荷側の電圧極端子41b,41dに接続し、端子片11bは、導電バー1を介して主幹開閉器41の負荷側の中性極端子41cに接続する。
【0038】
保護回路ブロック50は、図10に示すように、端子片11a,11b,11cにそれぞれ一端が接続されるヒューズa,b,cと、一端が接地されたギャップGと、ヒューズa,b,cの他端側とギャップGの間に接続されるサージ吸収素子Z1,Z2,Z3と、サージ吸収素子Z1,Z2に並列接続されるサージ吸収素子Z4及び発光ダイオードD1と、サージ吸収素子Z2,Z3に並列接続されるサージ吸収素子Z5及び発光ダイオードD2とを備えている。
【0039】
ここで上述の保護回路ブロック50の動作について簡単に説明する。
【0040】
雷サージが侵入していない通常状態では、ヒューズa(c)→発光ダイオードD1(D2)→ヒューズbという順路で電流が流れて発光ダイオードD1,D2が点灯する。そして、雷サージが侵入すると、ヒューズa(c,b)→サージ吸収素子Z1(Z3,Z2)→ギャップGという順路で放電される。つまり、各極間のサージをサージ吸収素子Z4,Z5で吸収し、ギャップGによる放電をサージ吸収素子Z1,Z2,Z3で停止するようにしているのである。
【0041】
上述の発光ダイオードD1,D2は、器体10’の前面側に形成された露出孔18,18から露出されるように配設されており、発光ダイオードD1,D2の点滅から、接続片11a,11b間および接続片11c,11b間に通常状態で電流が流れているか否かを視認することができる。
【0042】
本実施形態では電気機器Aを避雷器として構成したことで、雷によるサージから負荷を保護することができる。
【0043】
【発明の効果】
請求項1の発明は、主幹開閉器と、主幹開閉器の負荷側に接続される複数の導電バーと、導電バー長手方向に略直交する方向の導電バーを間に挟んだ両側で、導電バー長手方向に沿って並設され、前記複数の導電バーのうち何れか少なくとも2つに接続する分岐開閉器とを備えた住宅分電盤内に配設される住宅分電盤用電気機器であって、主幹開閉器の負荷側に流れる電流に応じて所望の動作を行う回路部を収納して、長手方向を前記導電バー長手方向と略直交させて配置される器体と、器体の長手方向に沿った側面から長手方向略中央に隙間を空けて前記側面と略垂直な方向の外側に膨出させた2つの膨出部と、器体の長手方向に沿った側面の前記隙間から突設され、前記複数の導電バーのうちの何れか少なくとも2つにそれぞれ各別に接続される端子と、主幹開閉器の負荷側に流れる電流を検知する電流検知手段と、器体表面の長手方向に沿って並設された複数の発光素子とを備え、回路部は電流検知手段の検知結果に応じて前記複数の発光素子を明滅させて主幹開閉器の通電状態を表示するものであって、電流検知手段の検知結果から主幹開閉器の負荷側に流れる電流の値を把握し、複数の発光素子のうち、前記電流の値の基準電流値に対する割合に応じた個数分だけ発光させるとともに、操作部が操作されることにより前記基準電流値を可変する設定手段を備え、前記操作部を複数の発光素子に対して器体の長手方向に沿って並設したので、器体の長手方向が導電バー長手方向と略直交し、端子が導電バーの長手方向一端に直接接続されるように器体を配置することによって、従来例のように導電バーから離れた位置に収納スペースを設けることなく住宅分電盤に収納することができ、住宅分電盤における少なくとも導電バー長手方向の小型化を容易にすることができるとともに、端子と導電バーとを直接接続して器体を導電バーに固定することによって、端子と導電バーの電気的な接続と器体の固定を同時に行え、且つ従来例のようにリード線を引き回すことがなく、複数の端子と導電バーとの接続関係も分かり易くなる為、施工性を向上することができ、さらに従来例のように分岐開閉器が配設されるスペースに配置され、導電バーを間に挟んだ両側で分岐開閉器の数を異ならせることがないので、住宅分電盤の負荷バランスを合わせ易くすることができるという効果がある。また、複数の発光素子の明滅から主幹開閉器の通電状態を容易に視認することができるとともに、複数の発光素子を器体の長手方向に沿って並設したことによって、器体の短手方向の幅が大きくなるのを防ぎ、その結果、住宅分電盤における導電バーの長手方向の大型化を避けることができるという効果がある。さらに、例えば操作部を操作して設定手段により基準電流値を主幹開閉器の定格電流値とすることで、複数の発光素子を見て発光している個数から主幹開閉器に流れる電流値を定格電流値に対する割合で容易に把握することができるとともに、操作部を複数の発光素子に対して器体の長手方向に沿って並設したことによって、器体の短手方向の幅が大きくなるのを防ぎ、その結果、住宅分電盤における導電バー長手方向の大型化を避けることができるという効果がある。
【0044】
請求項2の発明は、器体は、複数の導電バーがその長手方向が天井面と略平行な方向に沿うように壁面に取着される住宅分電盤内に配設され、設定手段の操作部を端子よりも導電バーの長手方向と略直交する方向における床側に配設したので、住宅分電盤を壁面における天井側の高い部位に取着したときにも、操作部を容易に操作することができるという効果がある。
【0045】
請求項3の発明は、設定手段の操作部を複数の発光素子よりも導電バーの長手方向と略直交する方向における床側に配設したので、操作部を操作するときにも、操作する手で複数の発光素子が隠れる虞が少なく、複数の発光素子の明滅から主幹開閉器の通電状態を容易に視認することができるという効果がある。
【0046】
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の住宅分電盤用電気機器を備えた住宅分電盤であって、主幹開閉器と、主幹開閉器の負荷側に接続される複数の導電バーと、導電バー長手方向に略直交する方向の導電バーを間に挟んだ両側で、導電バー長手方向に沿って並設され、前記複数の導電バーのうち何れか少なくとも2つに接続する分岐開閉器と、前記各開閉器及び複数の導電バー並びに住宅分電盤用電気機器を収納配設する一面を開口した箱体と、前記各開閉器の操作ハンドルを露出させる窓孔、住宅分電盤用電気機器の複数の発光素子を露見させる表示孔を有して箱体の開口面に取着されるカバーとを備えたので、カバーを取り外すことなくカバーの表示孔から複数の発光素子を見ることができ、複数の発光素子の明滅から主幹開閉器の通電状態を容易に視認することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の住宅分電盤を示す分解斜視図である。
【図2】同上の住宅分電盤用電気機器の斜視図である。
【図3】同上の正面図である。
【図4】同上の住宅分電盤の概略回路構成図である。
【図5】同上の住宅分電盤の要部分解斜視図である。
【図6】同上のカバーを取り外したときの住宅分電盤の正面図である。
【図7】同上のカバーの外蓋を開けたときの住宅分電盤の正面図である。
【図8】実施形態2を示す住宅分電盤用電気機器の正面図である。
【図9】実施形態3を示す住宅分電盤用電気機器の斜視図である。
【図10】同上の住宅分電盤用電気機器の内部概略回路構成図である。
【図11】従来例を示す住宅分電盤用電気機器を備えた住宅分電盤の正面図である。
【符号の説明】
1 導電バー
10 器体
13 表示部
16a 設定スイッチ
30 筐体
30a ボディ
30b カバー
41 主幹開閉器
42 分岐開閉器
A 住宅分電盤用電気機器

Claims (4)

  1. 主幹開閉器と、主幹開閉器の負荷側に接続される複数の導電バーと、導電バー長手方向に略直交する方向の導電バーを挟んだ両側で、導電バー長手方向に沿って並設され、前記複数の導電バーのうち何れか少なくとも2つに接続する分岐開閉器とを備えた住宅分電盤内に配設される住宅分電盤用電気機器であって、主幹開閉器の負荷側に流れる電流に応じて所望の動作を行う回路部を収納して、長手方向を前記導電バー長手方向と略直交させて配置される器体と、器体の長手方向に沿った側面から長手方向略中央に隙間を空けて前記側面と略垂直な方向の外側に膨出させた2つの膨出部と、器体の長手方向に沿った側面の前記隙間から突設され、前記複数の導電バーのうちの何れか少なくとも2つにそれぞれ各別に接続される端子と、主幹開閉器の負荷側に流れる電流を検知する電流検知手段と、器体表面の長手方向に沿って並設された複数の発光素子とを備え、回路部は電流検知手段の検知結果に応じて前記複数の発光素子を明滅させて主幹開閉器の通電状態を表示するものであって、電流検知手段の検知結果から主幹開閉器の負荷側に流れる電流の値を把握し、複数の発光素子のうち、前記電流の値の基準電流値に対する割合に応じた個数分だけ発光させるとともに、操作部が操作されることにより前記基準電流値を可変する設定手段を備え、前記操作部を複数の発光素子に対して器体の長手方向に沿って並設したことを特徴とする住宅分電盤用電気機器。
  2. 器体は、複数の導電バーがその長手方向が天井面と略平行な方向に沿うように壁面に取着される住宅分電盤内に配設され、設定手段の操作部を端子よりも導電バーの長手方向と略直交する方向における床側に配設したことを特徴とする請求項1記載の住宅分電盤用電気機器。
  3. 設定手段の操作部を複数の発光素子よりも導電バーの長手方向と略直交する方向における床側に配設したことを特徴とする請求項2記載の住宅分電盤用電気機器。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の住宅分電盤用電気機器を備えた住宅分電盤であって、主幹開閉器と、主幹開閉器の負荷側に接続される複数の導電バーと、導電バー長手方向に略直交する方向の導電バーを間に挟んだ両側で、導電バー長手方向に沿って並設され、前記複数の導電バーのうち何れか少なくとも2つに接続する分岐開閉器と、前記各開閉器及び複数の導電バー並びに住宅分電盤用電気機器を収納配設する一面を開口した箱体と、前記各開閉器の操作ハンドルを露出させる窓孔、住宅分電盤用電気機器の少なくとも発光素子を露見させる表示孔を有して箱体の開口面に取着されるカバーとを備えたことを特徴とする住宅分電盤。
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