JP3997540B2 - 脱臭システム - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、建物内において発生した臭気ガスに、オゾン水を接触させて上記臭気ガスを脱臭処理する脱臭システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年になって悪臭防止法が施行されたが、特に畜産関係では、小規模な零細事業者が多く、悪臭防止のための設備費用が大幅に嵩むことから、悪臭防止対策を実施している畜産業者は僅かで、悪臭が基準値を超えても放置状態となっており、地域住民は不満を持ちながらも我慢しているのが現状であり、都市化の進行している地域では、臭いの解決ができないために近隣住民との摩擦が起きている。
【0003】
また、都市部から追われた養鶏、養豚などの畜産業者が移転した辺鄙な山間部や地方でも、同じような悪臭問題が住民訴訟にまで発展する事態も生じている。
【0004】
一方、リサイクル法の施行により、食品工場からの廃棄物、生ごみ、街路樹の枝葉、畜産の糞尿などを混ぜ合わせ発酵させて有機肥料を作る計画が全国的に行われている。
【0005】
有機肥料の製造課程では粉砕、混合、攪拌、発酵、堆肥化と、良い有機肥料の製造には十分な発酵が欠かせないため、いろいろな菌を混ぜて発酵の促進が行なわれるが、菌の働きが活発となって発酵ガスが大量に発生し、自然菌でも60℃以上の発酵熱で水蒸気とガスが大量に発生する。
【0006】
発酵ガスの成分は主に、アンモニアガス、硫化水素、メルカブタン等の混合ガスで、呼吸ができない程の臭気を有する濃度のガスが大気開放されているのが現状である。概ねの臭気は、大自然の大気中で拡散処理されて湿気のない乾燥状態、若しくは自然の風により希釈、攪拌されて上昇気流に乗り大気中で処理されている。
【0007】
日本の雨期のように湿度が上昇して風がなく、どんよりした雲の多い時期には、湿気を有する大気中に溶け込んだアンモニア等の臭気が人間の生活圏の高さで澱むために我慢できないほどの悪臭が360度のパノラマ状で住宅地を覆うことになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかして臭気の脱臭法には、従来から土壌脱臭法、活性炭吸着法、燃焼法、化学薬品中和法、光触媒法、プラズマ法などがあるが、これらはランニングコストが高いため畜産用、工業用以外はあまり使用されていない。
【0009】
特に、従来の脱臭システムでは、限られた部屋内部や、建物内部に臭気ガスを吸引する臭気収集用の吸引ダクトが設置されるが、部屋や、建物の大きさに合わせた送風量を得るために吸引ダクトの口径や吸引ブロワーの容量が選定され、部屋内部や、建物内部で発生する臭気ガスを換気する時間当たりの回数が選定されている。
【0010】
このような従来の脱臭システムでは、人間が部屋や建物内に安全に居ることができる空気の換気回数を臭気に置き換えて計算されているが、ガスの場合には当てはまらない問題を有し、また、臭気ガスは、その他の空気以外のガスと比重が違うので必ずしも吸引されるとは限らず、空気に対し比重差のある臭気ガスを吸引しただけでは部屋や建物内を移動しないため、吸引ブロワーの設計時の動力にロスが生じ吸引効率が低下する問題を有していた。
【0011】
そこで出願人は、一度拡散した臭気ガスを集めるのに莫大な費用が掛かるが、臭気ガスを周囲に拡散させずに閉じ込める事により、少ない労力で効率良く収集されて脱臭費用が安価に出来る点に着目し、本発明の脱臭システムを完成させた。
【0012】
従って、本発明の目的とする所は、建物内で発生した臭気ガスを外気中に拡散させることなく効率良く収集し、低コストで脱臭処理することができる脱臭システムを提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、本発明は次の技術的手段を有する。即ち、発明の実施の形態に対応する添付図面中の符号を用いてこれを説明すると、本発明は、建物1内において発生した臭気ガスにオゾン水を接触させて上記臭気ガスを脱臭処理する脱臭システムであって、
建物1の一部に臭気通路4を介して脱臭装置2a、2bを接続し、建物1内部から臭気通路4に向けて臭気ガスをフィルタ3を介してブロワーB1,B2により上記脱臭装置2a、2bに吸引導入し、該脱臭装置2a、2bは、オゾンガスが混合されたオゾン水をスクラバー装置SL1、SL2、SR1、SR2内で散水させてスクラバー装置SL1、SL2、SR1、SR2内にフィルタ3を介して導入された臭気ガスと接触、分解させることで脱臭処理を行うようにした脱臭システムに於いて、上記建物1の内周壁に当該建物1の内部に向けて気流を生じさせる複数の送風機F1〜F6を配設し、上記各送風機F1〜F6の起動により建物1内部に生じた気流により臭気ガスを臭気通路4に向けて送ると共に、フィルタ3を介して上記ブロワーB1,B2により上記脱臭装置2a,2bに吸引導入したことを特徴とする脱臭システムである。
従って、建物1の内周壁に該建物1内部に向けて気流を生じさせる複数の送風機F1〜F6を起動することで、且つブロワーB1,B2によって吸引することで、建物1内で発生した臭気ガスを、建物の大きさや形状に関わらず生じた気流により臭気通路4に向けて送り且つ、脱臭装置2a、2bに吸引導入し、これにより臭気ガスを効率良く収集することができ、脱臭装置2a、2b内に収集された臭気ガスは、スクラバー装置SL1、SL2、SR1、SR2内でオゾンガスが混合されたオゾン水との接触、分解により脱臭処理することができる。
【0014】
また本発明の脱臭システムは、上記脱臭装置が、酸素発生器を通して送り込まれた外気中の酸素をオゾンガスとして生成するオゾン発生器18a、18bと、循環水タンク6a、6bに貯留される循環水と上記オゾン発生器18a、18bから供給されるオゾンガスとを混合してオゾン水を生成する混合機8a、8b、9a、9bと、上記フィルタ3を介して導入された臭気ガスを上記スクラバー装置SL1、SL2、SR1、SR2内に送り込むブロワーB1、B2と、上記循環水タンク6a、6b内の循環水を上記混合機8a、8b、9a、9bに循環供給すると共に、該混合機で生成されたオゾン水を上記スクラバー装置内の散水器から散水させる循環ポンプ10a、10b、12a、12bと、上記循環水タンク6a、6b内の循環水の水量、温度、濃度を検出し給水源15からの水量並びに希釈水の水量を制御する制御装置とから構成されている脱臭システムである。
上記によれば、酸素発生器を通して送り込まれた外気中の酸素をオゾン発生器18a、18bによりオゾンガスとして生成し、このオゾンガスと循環水タンク6a、6bから循環ポンプ10a、10b、12a、12bにより送られる循環水とを混合機8a、8b、9a、9bで混合してオゾン水を生成し、一方、上記建物内からフィルタ3を介して導入された臭気ガスは、ブロワーB1、B2によりスクラバー装置SL1、SL2、SR1、SR2内に送り込まれ、上記混合機8a、8b、9a、9bから送られてスクラバー装置SL1、SL2、SR1、SR2内で散水されるオゾン水との接触により脱臭処理されて外部に排出される。循環水タンク内の循環水は、水量、温度、濃度が常時監視され、制御装置により設定値に対応するよう適宜制御されている。
従って、建物1内から複数の送風機F1〜F6により臭気通路4に向けて圧送される臭気ガスは、上記脱臭装置2a、2b内のブロワーB1、B2により得られる負圧により、フィルタ3を介して効率良く、且つ確実にスクラバー装置SL1、SL2、SR1、SR2内に送り込むことができ、また、混合機8a、8b、9a、9b内でオゾン発生器18a、18bから供給されるオゾンガスとの混合によってオゾン水を生成する循環水は、循環水タンク6a、6bから常に循環されているのでランニングコストを低減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面、図1及び図2に従い、本発明の脱臭システム係る一実施形態を詳細に説明する。図1の(A)は本発明の脱臭システムの実施形態に係り脱臭装置を設けた糞舎の平面図、(B)は(A)のA−A断面図であり、図2は脱臭システムに使用される脱臭装置の説明図である。
【0016】
図1において、符号1は建物として、例えば養鶏または養豚などの畜産用の舎を示し、この糞舎1は、周囲が外部に対し隔壁で覆われており、その内周壁には糞舎1の内部に向けて気流を生じさせるために複数の送風機F1〜F6が配設されている。
【0017】
図1(A)、(B)に示すように、糞舎1の隔壁の一部には臭気通路4が設けられており、この臭気通路4には、オゾン湿式脱臭装置2a、2b(以下脱臭装置と称する)が、フィルタユニット3を介して接続されている。
【0018】
次に脱臭装置に付き図2を参照して説明する。脱臭装置2a、2bは、本実施形態では左右2組の装置から構成されており、それらの中間に臭気通路4に接続されたフィルタユニット3が配置されている。
【0019】
フィルタユニット3の下方にはフィルタユニット3を通した臭気ガスを一時収容する臭気ガスボックス5が設けられて、左右に配置された脱臭装置2a、2bの下方には循環水タンク6a、6bが配置され、それらの上方側面には臭気ガスボックス5内の臭気ガスを導く送風機としてのインバータを搭載したブロワーB1、B2が取付けられている。
【0020】
循環水タンク6a、6bの上面には、臭気ガスボックス5から送られてきた臭気ガスを脱臭処理するスクラバー装置SL1、SL2及びSR1、SR2が循環水タンク6a、6bの内部とそれぞれ連通するように設置されている。
【0021】
符号18a、18bはオゾン発生器を示し、これらオゾン発生器18a、18bは、図示しない酸素発生器を通して送り込まれた外気中の酸素をオゾンガスとして生成するものであり、上記脱臭装置2a、2bとは別の建物内に設置されている。
【0022】
符号8a、8bおよび9a、9bは混合機を示し、これら混合機8a、8bおよび9a、9bは、循環水タンク6a、6bに貯留される循環水とオゾン発生器18a、18bから供給されるオゾンガスとを混合してオゾン水を生成するものであって、これら混合機8a、8bおよび9a、9bの入口側には、それぞれ循環ポンプ10a、10b及び12a、12bが接続されており、これら循環ポンプ10a、10b及び12a、12bは、循環水タンク6a、6b内の循環水を上記各混合機8a、8bおよび9a、9bに、オゾン発生器18a、18bから供給されるオゾンガスと共に供給するとともに、これら混合機8a、8bおよび9a、9bで生成されたオゾン水を、スクラバー装置SL1、SL2及びSR1、SR2内の散水器から散水させるようになっている。
【0023】
左右の循環水タンク6a、6bの側面には、給水源15からバルブV5を介して循環水タンク6a、6bに給水するための給水用の電磁弁V1〜V4と、循環水の水位を検知する液面計L1、L2と、排水用のドレンバルブD1、D2及び循環水の温度ならびに濃度を検知するセンサS1、S2とが取付けられている。
【0024】
そして、電磁弁V1、V3、液面計L1、センサS1は制御装置16aに接続され、電磁弁V2、V4、液面計L2、センサS2は制御装置16bにそれぞれ接続されており、これらの制御装置16a、16bは、各循環水タンク6a、6b内の循環水の水量および温度、濃度を検出し給水源15からの水量並びに希釈水の水量を制御している。
【0025】
符号14は、脱臭装置2a、2bの電源ボックスであって、この電源ボックス14はブロワーB1、B2、電磁弁V1〜V4及び循環ポンプ10a、10b乃至12a、12bを制御する制御ユニットCUに接続されている。
【0026】
次に、上記のように構成された脱臭システムによる作用に付き説明する。
【0027】
先ず、電源の投入により脱臭装置2a、2bの動力系が駆動するとともに、糞舎1内の内周壁に配設された送風機F1〜F6が一斉に起動して糞舎1の内部に向けて気流が生じ、糞舎1内で発生した悪臭を有する臭気ガスは、この気流と共に臭気通路4に向けて圧送される。
【0028】
圧送された臭気ガスは、フィルタユニット3を通して臭気ガスボックス5に一時収容された後、2基のブロワーB1、B2によって循環水タンク6a、6b内に導入され、これら循環水タンク6a、6b内部よりスクラバー装置SL1、SL2及びSR1、SR2内部に送られる。
【0029】
ブロワーB1、B2の起動によって、臭気ガスボックス5内に負圧が生ずるので、糞舎1内から圧送される臭気ガスは、圧力差によりフィルタユニット3を介して容易に臭気ガスボックス5内へ導入することができる。
【0030】
一方、図示しない酸素発生器を通して送り込まれた外気中の酸素をオゾン発生器18a、18bによりオゾンガスとして生成し、このオゾンガスと、4台の循環ポンプ10a、10b及び12a、12bにより左右2基の循環水タンク6a、6bから送られる循環水とを、それぞれ混合機8a、8bおよび9a、9bで混合してオゾン水を生成する。
【0031】
これら左右2台の混合機8a、8bおよび9a、9bで生成されたオゾン水は、スクラバー装置SL1、SL2及びSR1、SR2に導かれ、その内部で散水器から散水される。
【0032】
そこで、スクラバー装置SL1、SL2及びSR1、SR2内に送り込まれた臭気ガスは、散水される高濃度のオゾン水と接触、分解してスクラバー装置の排出側では完全に脱臭処理され、脱臭後の処理ガス20a、20bは、人体に影響のない空気となって大気中に排出される。
【0033】
従って、上記の脱臭システムによれば、糞舎1の内周壁に糞舎1内部に向けて気流を生じさせる複数の送風機F1〜F6が配設されているので、糞舎1内で発生した悪臭の臭気ガスを、糞舎1の大きさや形状に関わらず外気中に拡散させることなく、少ない労力で脱臭装置2a、2bに効率良く収集することができ、脱臭装置2a、2b内に収集された臭気ガスは、スクラバー装置SL1、SL2及びSR1、SR2内でオゾン水との接触、分解により完全に脱臭処理することができる。
【0034】
また、糞舎1内から臭気通路4に向けて圧送される臭気ガスは、脱臭装置2a、2b内のブロワーB1、B2により得られる負圧により、フィルタユニット3を介して効率良く、且つ確実にスクラバー装置SL1、SL2及びSR1、SR2内に送り込むことができる。
【0035】
更に、混合機8a、8bおよび9a、9b内において、オゾン発生器18a、18bから供給されるオゾンガスとの混合によってオゾン水を生成するために使用される循環水は、循環水タンク6a、6bから循環ポンプ10a、10b及び12a、12bにより常に循環されているのでランニングコストを低減することができる。
【0036】
この防臭システムは、畜産業に限らず食品業界等においても、建物内で発生する臭気ガスの脱臭処理のために使用することができ、臭気ガスを外部に漏らさない為に、安価なビニールシート等を使用することもできる。
【0037】
【発明の効果】
本発明は次の効果を奏する。
【0038】
以上詳述した如く本願の請求項1記載の発明によると、建物の内周壁に該建物内部に向けて気流を生じさせる複数の送風機を起動することで、且つブロワーB1,B2で吸引することで、建物内で発生した臭気ガスを気流と共に建物の大きさや形状に関わらず効率良く脱臭装置に圧送且つ吸引することができ、脱臭装置内に収集された臭気ガスは、スクラバー装置内でオゾンガスが混合されたオゾン水との接触により脱臭処理することができる。
【0039】
本願の請求項2記載の発明によると、建物内から複数の送風機により臭気通路に向けて圧送される臭気ガスは、上記脱臭装置内のブロワーにより得られる負圧によりフィルタを介して効率良く、且つ確実にスクラバー装置内に送り込むことができ、また、混合機内でオゾン発生器から供給されるオゾンガスとの混合によってオゾン水を生成する循環水は、循環水タンク内に常に貯留されて循環されているのでランニングコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本発明の脱臭システムの実施形態に係り脱臭装置を設けた糞舎の平面図、(B)は(A)のA−A断面図である。
【図2】 脱臭システムに使用される脱臭装置の説明図である。
【符号の説明】
1 糞舎(建物)
2a、2b 脱臭装置(オゾン湿式脱臭装置)
3 フィルタユニット
4 臭気通路
5 臭気ガスボックス
6a、6b 循環水タンク
8a、8b 混合機
9a、9b 混合機
10a、10b 循環ポンプ
12a、12b 循環ポンプ
14 電源ボックス
15 給水源
16a、16b 制御装置
18a、18b オゾン発生器
20a、20b 処理ガス
B1、B2 ブロワー
CU 制御ユニット
D1、D2 ドレンバルブ
F1〜F6 送風機
L1、L2 液面計
S1、S2 センサ
SL1、SL2 スクラバー装置
SR1、SR2 スクラバー装置
V1〜V4 電磁弁
V5 バルブ

Claims (2)

  1. 建物1内において発生した臭気ガスにオゾン水を接触させて上記臭気ガスを脱臭処理する脱臭システムであって、
    建物1の一部に臭気通路4を介して脱臭装置2a、2bを接続し、建物1内部から臭気通路4に向けて臭気ガスをフィルタ3を介してブロワーB1,B2により上記脱臭装置2a、2bに吸引導入し、該脱臭装置2a、2bは、オゾンガスが混合されたオゾン水をスクラバー装置SL1、SL2、SR1、SR2内で散水させてスクラバー装置SL1、SL2、SR1、SR2内にフィルタ3を介して導入された臭気ガスと接触、分解させることで脱臭処理を行うようにした脱臭システムに於いて、上記建物1の内周壁に当該建物1の内部に向けて気流を生じさせる複数の送風機F1〜F6を配設し、上記各送風機F1〜F6の起動により建物1内部に生じた気流により臭気ガスを臭気通路4に向けて送ると共に、フィルタ3を介して上記ブロワーB1,B2により上記脱臭装置2a,2bに吸引導入したことを特徴とする脱臭システム。
  2. 上記脱臭装置2a、2bは、酸素発生器を通して送り込まれた外気中の酸素をオゾンガスとして生成するオゾン発生器18a、18bと、循環水タンク6a、6bに貯留される循環水と上記オゾン発生器18a、18bから供給されるオゾンガスとを混合してオゾン水を生成する混合機8a、8b、9a、9bと、上記フィルタ3を介して導入された臭気ガスを上記スクラバー装置SL1、SL2、SR1、SR2内に送り込む上記ブロワーB1、B2と、上記循環水タンク6a、6b内の循環水を上記混合機8a、8b、9a、9bに循環供給すると共に、該混合機で生成されたオゾン水を上記スクラバー装置内の散水器から散水させる循環ポンプ10a、10b、12a、12bと、上記循環水タンク6a、6b内の循環水の水量、温度、濃度を検出し給水源15からの水量並びに希釈水の水量を制御する制御装置とから構成されている請求項1に記載の脱臭システム。
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