JP3996472B2 - 遊技システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は遊技システムに関し、特に、遊技場で、記録媒体によって会員を管理する遊技システム(会員管理システム)に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技場では遊技機の稼動情報を遊技者に開示して、遊技者が遊技機の選定を行う参考とする情報を提供している。そして、遊技客は、これら開示された情報を活用して遊技機を選択している。また、遊技場が遊技者に還元している割合の目安をつけ、遊技を行うか否かの判断も行っている。
【0003】
また、遊技場においては、遊技者の定期的な来場を促して、遊技者を囲い込むために会員管理システムを構築する場合がある。遊技場(パチンコ・パチスロ店又はゲームセンター等)では、遊技者に記録媒体(磁気カード、ICカード、ICチップ等の会員カード)を発行し、遊技者が来店するごとにポイントを付与している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、遊技客は遊技場に対しての勝ち負けのほかに、他の遊技客に対する勝ち負けを意識している。例えば、自分が勝っていても隣に大勝ちしている人がいれば損をした気分になる。一方、自分が負けていても隣に大ハマリしている人がいれば少し優越感に浸ることもある。つまり、自分対遊技場(遊技機)の勝負の他に、自分対他者との比較による勝敗も意識している。ところが、これは遊技者が見て感じた評価であり必ずしも正しいものではない。
【0005】
また、会員カードが広く普及してきたために、遊技者の再来店を促す動機として弱いものになってきており、遊技者を囲い込むことができなくなってきている。
【0006】
本発明は、遊技場が遊技者の主観に変わって遊技者(遊技機)同士の相対的評価をすることで、他者との比較評価願望に応え、遊技場の集客に結びつけることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、遊技者からなる会員毎の会員データを管理する会員管理サーバを備えた遊技システムにおいて、前記会員データに、該会員の遊技量の評価指標となる遊技量データと、序列化された複数段階の表示態様のうちいずれかを表示することにより該会員の遊技量データの評価を表す表示オブジェクトの表示態様を決定するための表示オブジェクト情報とを含んで、会員データを管理する会員データ管理手段と、前記会員を識別可能な情報であって、前記会員データと関連づけられる会員情報を記憶する会員情報記憶媒体から前記会員情報を読み出す会員情報取得手段と、遊技機の稼動情報であって、該会員に係る稼動情報を前記遊技量データとして収集する遊技量データ収集手段と、前記会員の遊技量データと他の会員の会員毎の遊技量データとを相対的に比較評価し、該会員の遊技量データの評価結果に基づいて、前記表示オブジェクト情報を更新する評価手段と、前記会員の評価結果に対応する前記表示オブジェクト情報に基づいて決定される表示オブジェクトを表示する表示手段と、を備える。
【0008】
第2の発明は、遊技者からなる会員毎の会員データを管理する会員管理サーバを備えた遊技システムにおいて、前記会員データに、該会員に付与されたポイントと、序列化された複数段階の表示態様のうちいずれかを表示することにより該会員の遊技量データの評価を表す表示オブジェクトの表示態様を決定するための表示オブジェクト情報とを含んで、会員データを管理する会員データ管理手段と、前記会員を識別可能な情報であって、前記会員データと関連づけられる会員情報を記憶する会員情報記憶媒体から前記会員情報を読み出す会員情報取得手段と、遊技機の稼動情報であって、該会員に係る稼動情報を前記遊技量データとして収集する遊技量データ収集手段と、該会員の遊技量データに基づいて、該会員にポイントを付与するポイント付与手段と、前記会員に付与されたポイントと他の会員に付与されたポイントとを相対的に比較評価し、該会員に付与されたポイントの評価結果に基づいて、前記表示オブジェクト情報を更新する評価手段と、前記会員の評価結果に対応する前記表示オブジェクト情報に基づいて決定される表示オブジェクトを表示する表示手段と、を備える。
【0009】
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記評価手段は、該会員に関して決定された表示オブジェクト情報を基準にして、前記他の会員の表示オブジェクト情報を決定し、前記表示手段は、前記会員の評価結果に対応する表示オブジェクトと前記相対的に比較評価された他の会員の評価結果に対応する表示オブジェクトとを表示することを特徴とする。
【0010】
第4の発明は、第1から第3の発明において、前記会員と、遊技量データの評価対象となる他の会員の範囲を定める評価範囲設定手段を備え、前記更新手段は、前記決定された評価範囲における会員間の比較評価結果に基づいて、前記表示オブジェクト情報を更新することを特徴とする。
【0011】
第5の発明は、第1から第4の発明において、前記表示手段は、遊技機の稼働状況を表示する情報開示装置に備えられることを特徴とする。
【0014】
本発明では、遊技者からなる会員毎の会員データを管理する会員管理サーバを備えた遊技システムにおいて、前記会員データに、該会員の遊技量の評価指標となる遊技量データ(又は、該会員に付与されたポイント)と、序列化された複数段階の表示態様のうちいずれかを表示することにより該会員の遊技量データの評価を表す表示オブジェクトの表示態様を決定するための表示オブジェクト情報とを含んで、会員データを管理する会員データ管理手段と、前記会員を識別可能な情報であって、前記会員データと関連づけられる会員情報を記憶する会員情報記憶媒体から前記会員情報を読み出す会員情報取得手段と、遊技機の稼動情報であって、該会員に係る稼動情報を前記遊技量データとして収集する遊技量データ収集手段と、前記会員の遊技量データと他の会員の会員毎の遊技量データと(又は、前記会員に付与されたポイントと他の会員に付与されたポイントと)を相対的に比較評価し、該会員の遊技量データ(又は該会員に付与されたポイント)の評価結果に基づいて、前記表示オブジェクト情報を更新する評価手段と、前記会員の評価結果に対応する前記表示オブジェクト情報に基づいて決定される表示オブジェクトを表示する表示手段と、を備えるので、遊技者が他の遊技客との間でどのような位置付けにあるのかを表示オブジェクトにより知ることができる。
【0015】
さらに、前記評価手段は、該会員に関して決定された表示オブジェクト情報を基準にして、前記他の会員の表示オブジェクト情報を決定するので、低い評価を与えられた遊技者を不愉快にさせずに、該遊技者の遊技意欲をそぐことなく、遊技に対する挑戦意欲を喚起することができる。また、遊技機同士(又は遊技者同士)の相対的な評価により遊技意欲を喚起することができる。絶対評価を行うと店の利益に反するおそれがあるが、相対評価することにより、店対客の構図を客対客に置き換えることができる。また、表示オブジェクトにより評価を通知することで、遊技者は遊技者の内での自分の位置付けを容易に理解することができる。また、表示オブジェクトにより評価を通知することで、数的評価を理解できない人や、数的評価に嫌悪感を覚える人にも受け入れられる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【0017】
図1は、本発明の実施の形態の遊技システムの一部をなす遊技装置の構成を示す正面図である。図1に示す遊技装置は、遊技機(カード球貸ユニット100を併設したCR機)1と情報表示パネルを設けた情報開示端末(情報サンド)200を併設している。
【0018】
遊技機1の前面枠は本体枠(外枠)にヒンジを介して開閉回動可能に組み付けられ、遊技盤6は前面枠の裏面に取り付けられた収納フレームに収納される。遊技盤6の表面にはガイドレールに囲まれた遊技領域が形成される。遊技領域のほぼ中央には変動表示装置が配置され、遊技領域の下方には大入賞口として機能する特別変動入賞装置が配設されおり、遊技領域の最下端には、遊技球を排出するアウト口が設けられている。本遊技機では、発射装置(図示省略)から発射され遊技領域に打ち出された遊技球の入賞口への入賞によって遊技が進行する。
【0019】
前面枠には遊技盤6の前面を覆うカバーガラスが取り付けられている。遊技盤6の上部のカバーガラスには、点灯により球の排出の異常等の状態を報知する賞球異常報知ランプ31、賞球排出報知ランプ32が設けられている。前面枠の下部の開閉パネル20には球を打球発射装置に供給する上皿21及びカード球貸ユニット用の操作パネルが配設される。
【0020】
開閉パネル20の下部の固定パネル22には下皿23、打球発射装置の発射ハンドル24及び音出力装置(スピーカ)が配設されている。遊技機の要所には、装飾用ランプ、LED等の装飾発光装置が設けられる。
【0021】
カード球貸ユニット100は、前面のカード挿入部101に挿入されたカード(プリペイドカード等)のデータの読込、書込等を行うカードリーダ/ライタと球貸制御装置を備えている。カード球貸ユニット用の操作パネルは遊技機1の上皿21の外面に形成され、カード球貸ユニット用の操作パネルには、カードの残高を表示するカード残高表示部(図示省略)、球貸しを指令する球貸しスイッチ28と、カードの返却を指令するカード返却スイッチ30等が設けられている。
【0022】
情報開示端末200は、表示部201、操作パネル202及びカード挿入部203を備えている。表示部201は表示手段として機能し、例えば、LCD(液晶表示器)、CRT(ブラウン管)等で表示画面部分が構成されており、遊技機1の過去の稼働状況(スタート回数、大当り回数等)や、各会員の評価結果に基づく表示オブジェクトや、遊技場からの遊技者に通知される情報が表示される。操作パネル202は、押しボタンスイッチ等の遊技者が操作するスイッチによって構成されている。なお、操作パネル202を表示部201と一体に設けたタッチパネルで構成してもよい。
【0023】
カード挿入部203に遊技者が保有する会員カードが挿入されると、情報開示端末200に備えられたカードリーダ/ライタによって、挿入された会員カードから会員情報を読み取り、会員カードに会員情報を書き込むことができる。また、ICカード読取部を設け、ICカード読取部に会員カードを近接させることによって、会員カードに内蔵された記憶部から会員情報を読み取り、会員カードに会員情報を書き込むように構成してもよい。
【0024】
なお、図1では、本発明の実施の形態の遊技システムの一部をなす遊技装置としてパチンコ機について説明したが、パチスロ機、スロットマシン、ゲーム機等であっても、情報開示端末が併設されていればよい。
【0025】
図2は、本発明の実施の形態の遊技システムの構成を示すシステム構成図である。
【0026】
遊技場には、遊技場内部のネットワークである内部ネットワークが設けられており、該内部ネットワークには営業管理サーバ(ホールコンピュータ)330、会員管理サーバ340、中継端末(ルータ)310、情報収集端末装置300、情報表示装置320が接続されている。
【0027】
遊技場内に設けられた内部ネットワークは、例えば、Ethernet(登録商標、以下同じ)によって構成されており、該内部ネットワークに接続された機器にはアドレスが設定されており、各機器間の通信(特定の機器に対するデータ転送)や、全機器に対する同報通信(例えば、ブロードキャスト)を行うことができる。
【0028】
営業管理サーバ330は、遊技機1から稼動情報を収集し、各機器の動作状況を監視する。そして、遊技機1から収集した稼動情報によって、遊技機1に対する不正を発見する。また、遊技機1から収集した稼動情報を分析して遊技場の営業分析をし、遊技機1の設定(釘調整)をする。
【0029】
会員管理サーバ340は、後述する会員データを記憶装置に記憶し、会員データを管理する。会員管理サーバ340の通信ポートは、遊技場外のネットワーク(例えば、インターネット)に接続されており、遊技場外のネットワークを介して遊技者のパーソナルコンピュータ410及び携帯電話機420から、会員管理サーバ340にアクセスすることができるようになっている。よって、会員管理サーバ340は、情報開示端末200からの会員カードを用いたアクセスや、遊技場外部からのアクセスを受け付ける。そして、情報開示端末200や情報表示装置320に、会員に対応して定められる表示オブジェクトを表示するための情報を生成する。
【0030】
情報開示端末200からの会員管理サーバ340へのアクセスに用いられる会員カード(会員情報記憶媒体)は、遊技店が遊技者に発行するもので、磁気ストライプが設けられた磁気カード又は記憶素子(ICチップ)を埋め込んだICカードで構成される。会員カードには、少なくとも会員を特定する会員番号(ID)が会員情報として記憶されている。なお、記憶素子を備えて構成した場合には、その記憶容量を使用して、会員番号以外の会員データを、会員管理サーバの他に、記憶素子に記憶するように構成してもよい。
【0031】
さらに、会員カードには、表示手段として機能する情報表示部を設け、該情報表示部に遊技店からの情報を表示したり、遊技者が獲得しているポイントに関係する表示オブジェクトとしてのキャラクタを表示してもよい。この情報表示部の表示内容は、情報開示端末200に備えられたカードリーダ/ライタによって、書き替えることができる。
【0032】
なお、会員カードは、記憶媒体であれば、カード形状のものでなくてもよく、ICチップを内蔵したコイン、タグ等の形状であってもよい。
【0033】
中継端末310は遊技場内の島設備毎に設けられており、該島設備内に設置された情報収集端末装置300からの情報を中継して、該情報を内部ネットワークに向けて送信する。
【0034】
遊技機1は島設備に複数台設置されており、遊技機1毎又は複数(例えば、2台)の遊技機1に1台の情報収集端末装置300が接続されている。情報収集端末装置300は、遊技機1から出力される情報(遊技機1に設けられた外部出力端子や、通信機能付遊技用CPUの通信ポートから出力される稼働情報)を収集する。
【0035】
この遊技機1から出力される信号には、上タンク内の賞品球が不足していることを示し島設備からの球の補給を促す「球切れ信号」、所定数(例えば、10個)の賞球を排出する毎に出力される「賞球信号」、所定数(例えば、25個)の遊技球を貸し出す毎に出力される「球貸信号」、変動表示装置が変動表示を開始したときに出力される「スタート信号」、変動表示装置の変動表示が停止したときに出力される「図柄確定信号」、特別遊技状態(大当り状態)中に出力される「大当り信号」、確率変動中に出力される「確変信号」等がある。なお、カードユニット100に代えて、投入された現金に基づいて遊技球を貸し出す現金サンドが併設されている場合には、現金サンドからは、遊技者が投入した金額に相当する「売上情報」が出力される。
【0036】
また、遊技機1には、遊技機1に遊技球を補給する補給タンクと、遊技機1から回収したアウト球を収容するアウトタンクとが併設されている。補給タンクは補給した球数を計数する補給数計数部を有し、アウトタンクはアウト球数を計数する回収球計数部を有している。補給タンク(補給数計数部)は補給球の計数結果を稼動情報として「補給信号」を出力する。アウトタンク(回収球計数部)は回収球の計数結果を稼動情報として「回収信号」を出力する。この補給タンク及びアウトタンクは情報収集端末装置300に接続され、情報収集端末装置300が補給タンク及びアウトタンクから出力される稼動情報を収集して、該稼動情報を集計して累積値を生成し、その累積値を遊技量データとして営業管理サーバ330や会員管理サーバ340に出力する。
【0037】
なお、情報収集端末装置300が、情報開示端末200や呼出ランプなどに併設される構成としてもよい。
【0038】
すなわち、情報収集端末装置300によって、遊技時間、遊技に使用された遊技媒体数、使用金額、大当たり回数などの稼動情報が収集され、稼動情報が情報収集端末装置300から営業管理用サーバ330や会員管理用サーバ340に対して送信される。
【0039】
本実施の形態では、情報収集端末装置300からの情報を中継する中継端末(ルータ)4を島設備毎に設けたが、中継端末4を設けることなく、情報収集端末装置300を直接内部ネットワークに接続するように構成してもよい。また、情報収集端末装置300や中継端末4を介さず遊技機1と内部ネットワークとが直接接続されるように構成してもよい。
【0040】
情報表示装置320は表示手段として機能し、遊技場内に設けられ、各会員の評価結果に基づく表示オブジェクトや、遊技場からの情報が表示される。情報表示装置320は、大画面の表示装置を用いて遊技場の壁面に設置したり、島の一部(例えば、端部)に設置される。
【0041】
図3は、本発明の実施の形態の会員データの構成を説明する図である。
【0042】
会員カードに記憶された会員番号に関連して会員管理サーバ340に記憶されている会員データには、遊技者を特定する会員番号(ID)、会員情報へのアクセスに必要なパスワード、遊技者の氏名、住所等の遊技者の個人情報、その遊技者の遊技時間、使用金額、遊技機種等の会員毎の稼動データ、遊技者が遊技をする権利を有する玉数を示す貯球データ、遊技者に付与されたポイント情報、遊技者の会員管理サーバへのアクセス回数、前回のサーバアクセス日時、サーバアクセスの間隔等のサーバアクセス情報、及び遊技者の遊技量に関連して決定される絶対評価結果や、絶対評価結果を会員間で比較評価した相対評価結果がある。このように、会員情報が、会員管理サーバ340によって読み出し可能に記憶されることによって、会員データ管理手段が構成されている。
【0043】
図4は、本発明の実施の形態の遊技システムの動作を説明するシーケンス図であり、会員カード受け付け時の処理を示す。
【0044】
遊技者が、情報開示端末200のカード挿入部203に会員カードを挿入したり、ICカード読取部に会員カードを近接させることによって、情報開示端末200に会員カードを装着して、会員カードを認識させると、会員カードに記憶された情報(会員番号)を読み出して、会員カードを受け付ける。このように情報開示端末200が会員カードから会員情報を読み取ることによって会員情報取得手段が構成されている。そして遊技者が、会員番号に関連して記憶された貯球データに基づいて遊技を行うときは、予め定められたパスワードを情報開示端末200の操作パネル202に入力する。そして、会員カードから読み取った会員番号及び遊技者が入力したパスワードが、情報開示端末200から会員管理サーバ340に送信される。
【0045】
会員カードから読み取られた会員番号は、情報開示端末200から会員管理サーバ340に送信される。会員管理サーバ340では、情報開示端末200から送信された会員番号とパスワードによって遊技者を特定する。すなわち、予め記憶された会員データとを照合して、これらの一致が見られなかったら、認証に失敗したものとして、情報開示端末に認証不可応答信号を返送する。そして、情報開示端末200では認証NG処理を行って、会員カードの認証できない旨(又はパスワードが違う旨)を表示部201に表示して、会員カードを排出する。
【0046】
一方、会員番号(及びパスワード)の一致が見られたら、記憶された該遊技者に関する会員データを読み出して、必要なデータを情報開示端末200に送信する。すなわち、会員カードが認証されたので、来店ポイントを更新する条件が成立しているか否かを判定する。そして、ポイントを更新する条件が成立していると判断したならば、ポイント情報更新処理を実行する。例えば、来店毎にポイントを付与する場合には、その会員カードの受付が、その日のうち1回目であるかを判定し、1回目であれば、所定のポイント(例えば、1ポイント)を加算する。そして、来店ポイントに基づいて絶対評価結果が更新される。この絶対評価結果は、予め定めた評価関数又は予め定めた変換テーブルを用いて算出され、更新される。なお、来店ポイントから所定の計算式で中間パラメータを求め、該中間パラメータに基づいて、絶対評価結果を更新するように構成してもよい。
【0047】
そして、会員カードの認証日時をサーバアクセス日時として登録して、サーバアクセス情報を更新するサーバアクセス情報更新処理を実行する。このサーバアクセス情報には、前回のサーバアクセス日時(会員カードによるアクセス日時及び遊技場外からのアクセス日時の双方を含む)が記録されており、この前回サーバアクセス日時に基づいて前回のサーバアクセスからの経過日数が算出される。そして、経過日数が所定値(例えば、1週間)を越えていればアクセス情報パラメータを減算する。一方、経過日数が所定値(例えば、3日間)に満たなければアクセス情報パラメータを加算する。すなわち、所定頻度でサーバがアクセスされたことに対する特典又は所定頻度でサーバがアクセスされなかったことに対するペナルティとしてアクセス情報パラメータが増減して更新される。
【0048】
このアクセス情報パラメータを用いて、アクセス間隔によりキャラクタ(表示オブジェクト)の表示態様(たとえば、元気度)を変化させることができる。すなわち、キャラクタの表示態様が変化することによって、前回来店から所定日数が経過する前に来店を促すことを目的にアクセス情報パラメータが設定される。
【0049】
なお、サーバアクセス情報には、所定期間(例えば1月間)におけるサーバアクセス回数を記録したり、所定期間(例えば、1月間)におけるサーバアクセス間隔の平均値を記録して、その大小によってアクセス情報パラメータを更新するように構成してもよい。
【0050】
また、会員カードの認証をサーバアクセスとしたが、会員カードの認証の後、遊技者が所定の操作をして、サーバから所定の情報を読み出して、その情報に対して所定の操作をしたら、サーバにアクセスされたと判定するように構成してもよい。すなわち、遊技者が情報開示端末200に会員カードを装着して、会員カードを認証すると、会員管理サーバ340から遊技店が遊技者に通知したいインフォメーション情報(広告等)を情報開示端末200に送信し、遊技者が情報開示端末200の操作パネル202を操作して、該インフォメーション情報が表示される画面まで誘導し、遊技者が該情報表示画面で特定のキー(例えば、「給餌」ボタン)を操作することによって、応答情報が送信されて、キャラクタに餌が与えられ、サーバアクセスと認識されるように構成してもよい。
【0051】
また、遊技者が該情報表示画面で特定の操作するのではなく、予め遊技者にダイレクトメールや電子メールで送ってある、又は、前回の遊技終了時に会員カードの情報表示部530に表示して遊技者に通知してある更新情報(キーワード)を、該情報表示画面で入力することによって、応答情報が送信されて、キャラクタに餌が与えられ、サーバアクセスと認識されるように構成してもよい。また、この更新情報の種類によってキャラクタに与えられる餌の量の大小が決まるようにしてもよい。すなわち、遊技者に通知されるキーワードによってアクセス情報パラメータがどの程度増加するかが決定され、キャラクタの元気度が向上する程度が決定される。つまり、通知手段によって、価値の異なる更新情報からいずれかを選択して通知して、会員が該通知された更新情報を応答情報として入力して応答するようにしてもよいし、通知手段によって、価値の異なる更新情報を複数通知して、会員がいずれかの更新情報を選択して応答情報として入力して応答するようにしてもよい。
【0052】
そして、更新された遊技量データから絶対評価結果を算出する絶対評価情報更新処理を実行する。この絶対評価情報更新処理における、遊技量データからの絶対評価結果の算出には変換テーブルを用いるとよい。
【0053】
そして、更新された絶対評価結果と、情報開示端末200の表示部201に表示すべきインフォメーション情報を情報開示端末200に送信する。なお、絶対評価結果を情報開示端末200に送信するのではなく、会員管理サーバ340で相対評価結果を算出して情報開示端末200に相対評価結果を送信したり、算出された相対評価結果に基づいて決定される表示オブジェクトの情報を送信するようにしてもよい。また、インフォメーション情報としてインフォメーション自体(文字データ、画像データ)を送信してもよく、予め定められた表示内容に対応するコードをインフォメーション情報として送信するようにしてもよい。
【0054】
情報開示端末200は、受信した絶対評価結果を先に受信している他の会員の絶対評価結果と比較し、相対評価結果を算出する。そして、相対評価結果に基づいて、あらかじめ記憶している表示オブジェクト群から表示オブジェクトを選択し、表示オブジェクト情報を決定する。そして、決定された表示オブジェクト情報によって選択された表示オブジェクトをインフォメーションを表示部201に表示する。この情報開示端末200に予め記憶されている表示オブジェクト群は、会員認証時や、情報開示端末200が要求したとき(例えば、表示オブジェクトの表示時)に会員管理サーバ340から送信される。また、情報開示端末200への制御プログラムのインストール時に表示オブジェクト群の情報をインストールしてもよい。また、情報開示端末200は、受信したインフォメーション情報に基づいて、インフォメーションを表示部201に表示する。
【0055】
このように、情報開示端末200における会員カードの受付によって、会員管理サーバ340が遊技者の来店日数データを遊技量データとして収集することによって遊技量データ収集手段が構成される。なお、遊技量データとして来店日数の他に、遊技時間、使用金額、大当たり回数などの遊技情報を収集して、遊技量データとしてもよい。
【0056】
また、情報開示端末200において会員カードを受け付けて、会員管理サーバ340で会員カードを認証することによって、会員管理サーバ340にアクセスするアクセス手段が構成される。
【0057】
また、会員管理サーバ340で、来店ポイントを更新する条件が成立していると判定してポイント情報更新処理を実行することによって、ポイント付与手段が構成される。
【0058】
また、会員管理サーバ340においてポイント情報更新処理、絶対評価情報更新処理が実行され、遊技量データの評価結果から表示オブジェクト情報を算出・更新する評価手段が構成される。
【0059】
また、情報開示端末200において会員カードを受け付けて、会員管理サーバ340で会員カードを認証して、会員管理サーバ340へのアクセスがされたと判断することによって、アクセスデータ収集手段が構成される。なお、アクセスデータとしてアクセス間隔の他に、アクセス頻度、アクセス回数を収集するように構成してもよい。
【0060】
図5は、本発明の実施の形態の遊技システムの動作を説明するシーケンス図であり、会員カード排出時の処理を示す。
【0061】
遊技者が、情報開示端末200の操作パネルを202を操作して(例えば、カード排出ボタンを押して)、会員カードの排出要求をすると、カード排出要求信号が会員管理サーバ340に送信される。
【0062】
会員管理サーバ340では、ポイント情報を更新するポイント情報更新処理と、サーバアクセスに基づくサーバアクセス情報更新処理を実行する。すなわち、ポイント情報更新処理では、遊技者の遊技量(遊技時間、使用金額等)に基づいてポイントが付与される場合に、該遊技者の遊技量に基づいてポイント情報を更新する。また、サーバアクセス情報更新処理では、サーバアクセス情報が遊技者が更新情報として入力したパスワードに基づいて更新される場合に、該遊技者が遊技の際に入力した更新情報に基づいてサーバアクセス情報を更新する。
【0063】
そして、更新されたポイント情報から絶対評価結果を算出する絶対評価情報更新処理をして、更新された絶対評価結果と、会員カード500の情報表示部530に表示すべきインフォメーション情報(アクセス情報パラメータ更新のための更新情報が含まれてもよい)を情報開示端末200に送信する。
【0064】
情報開示端末200は、受信した絶対評価結果を先に受信している他の会員の絶対評価結果と比較し、相対評価結果を算出する。そして、相対評価結果に基づいて、あらかじめ記憶している表示オブジェクト群から表示オブジェクトを選択し、表示オブジェクト情報を決定する。そして、決定された表示オブジェクト情報及び該表示オブジェクト情報によって選択された表示オブジェクトを会員カード500に書き込む。また、情報開示端末200は、受信したインフォメーション情報に基づいてインフォメーションを会員カード500に書き込む。そして、会員カードをカード挿入部203から排出する。
【0065】
このように、会員管理サーバ340においてポイント情報更新処理が実行され、遊技量データの評価結果から表示オブジェクト情報を算出・更新する評価手段が構成される。
【0066】
図6は、本発明の実施の形態の遊技システムの動作を説明するシーケンス図であり、会員カード受付後、会員が遊技中に実行される絶対評価情報更新要求処理を示す。
【0067】
情報開示端末200は、タイマにて会員カード受付や前回の評価情報更新からの経過時間を計測しており、所定の時間(例えば、10分間)が経過する毎に、会員管理サーバ340に更新要求信号を出力し、評価情報の更新を要求する。また、遊技者が、情報開示端末200の操作パネルを202を操作して(例えば、最新情報表示ボタンを押して)、評価情報の更新を要求することもできる。
【0068】
さらに、情報開示端末200に遊技機1からの信号を入力し、遊技機からの信号(例えば、大当り信号)によって評価情報の更新を要求するように構成することもできる。このような方法は、会員に付与されるポイントが、会員の遊技結果(例えば、遊技時間、使用金額、大当り回数等)によって変化する場合に、現在の評価情報を得ることができ便利である。
【0069】
また、情報開示端末200からの要求によらず、会員管理サーバ340が所定時間毎(例えば、10分毎)に、又は、会員管理サーバ340が遊技機1から所定の信号(例えば、大当り信号)を受信したときに、評価情報が更新されるようにしてもよい。
【0070】
情報開示端末200から更新要求信号を受信した会員管理サーバ340では、該会員が現在保有するポイント情報から絶対評価結果を算出する絶対評価情報更新処理を実行する。そして、更新された絶対評価結果と、会員カード500の情報表示部530に表示すべきインフォメーション情報(アクセス情報パラメータ更新のための更新情報が含まれてもよい)を情報開示端末200に送信する。
【0071】
情報開示端末200は、受信した絶対評価結果を先に受信している他の会員の絶対評価結果と比較し、相対評価結果を算出する。そして、相対評価結果に基づいて、あらかじめ記憶している表示オブジェクト群から表示オブジェクトを選択し、表示オブジェクト情報を決定する。そして、決定された表示オブジェクト情報によって選択された表示オブジェクトと、受信したインフォメーション情報に基づくインフォメーションとを表示部201に表示する。
【0072】
図7は、会員管理サーバ340において実行される絶対評価情報更新処理を示すフローチャートである。
【0073】
会員管理サーバ340において、来店ポイント更新条件が成立していると判断されると、ポイント情報更新処理が実行される(S101)。そして、更新されたポイント情報に基づいて、該会員の絶対評価情報を更新する(S102)。この絶対評価情報の更新は、来店ポイントの上限値を100として、来店ポイントを絶対評価値に換算する。例えば、来店ポイントの上限値が50ポイントであれば、来店ポイントに2を乗じて絶対評価値に換算する。また、来店ポイントの他に、該会員の貯球量や該会員の遊技時間等の遊技機の稼動量によって絶対評価値を算出してもよく、来店ポイント、貯球量、稼動時間、大当たり回数等の稼動情報毎の評価の重み付けを定め、予め定めた計算式によって絶対評価値を算出してもよい。
【0074】
そして、情報開示端末200に対して、算出した絶対評価情報を送信する(S103)。この絶対評価情報の送信は、評価対象の遊技機に関する情報開示端末200に対して同報送信する。
【0075】
この絶対評価情報更新処理は、遊技量データが更新される毎に実行されるものであるが、貯球量や稼動時間等の遊技量データに基づいて絶対評価情報を更新する場合には、当該遊技者の遊技量データが変化したときや、他の遊技者の遊技量データが変化したときの他、所定タイミングで定期的に実行されるようにし、絶対評価情報を更新する。また、大当たり回数に基づいて絶対評価情報を更新する場合には、大当たり(イベント)の発生時に絶対評価情報更新処理を実行し、絶対評価情報を更新する。
【0076】
なお、絶対評価の元になる遊技量データの種類を、情報開示端末200の操作によって変更可能とし、異なる種類の遊技量データ(来店ポイント、貯球量、稼動時間、大当たり回数等)に基づいて絶対評価情報を生成し、該絶対評価情報を情報開示端末200に対して送信し、異なる指標(異なる種類の遊技量データ)に基づいて遊技者の位置付けを相対的に評価するようにしてもよい。
【0077】
図8は、情報開示端末200において実行される表示オブジェクト更新処理を示すフローチャートである。
【0078】
情報開示端末200は、会員管理サーバ340から受信した信号が絶対評価情報であるか否かを判定する(S111)。受信した信号が絶対評価情報でなければ、何も処理をすることなく表示オブジェクト更新処理を終了する。
【0079】
一方、受信した信号が絶対評価情報であれば、受信した該遊技者の絶対評価を相対評価情報に変換する相対評価処理を行う(S112)。この相対評価処理では、該会員のポイントを基準とし、他の会員のポイントの大小によって区分して評価をする。すなわち、当該会員のポイントを基準としポイントの範囲を区分して、他の会員のポイントによって、他の会員の相対評価を決定する。
【0080】
例えば、他の会員のポイントが当該会員のポイントの0.7倍から1.4倍の範囲であれば、他の会員のポイントと当該会員のポイントとは大きな差がないと判断し、相対評価結果を「0」とする。また、他の会員のポイントが当該会員のポイントの1.4倍より大きく2倍までの範囲であれば、他の会員のポイントは当該会員のポイントより大きいと判断し、相対評価結果を「+1」とする。また、他の会員のポイントが当該会員のポイントの2倍より大きければ、他の会員のポイントは当該会員のポイントより極めて大きいと判断し、相対評価結果を「+2」とする。また、他の会員のポイントが当該会員のポイントの0.7倍より小さく0.5倍までの範囲であれば、他の会員のポイントは当該会員のポイントより小さいと判断し、相対評価結果を「−1」とする。また、他の会員のポイントが当該会員のポイントの0.5倍より小さければ、他の会員のポイントは当該会員のポイントより極めて小さいと判断し、相対評価結果を「−2」とする。
【0081】
そして、該会員の表示オブジェクト(自己表示オブジェクト)を選択して定める自己表示オブジェクト選択処理を実行する(S113)。この自己表示オブジェクト選択処理としては、当該会員のポイントによらず、当該会員の自己評価値を中央値の「3」として、図12(c)に示す成長途中の表示オブジェクトを選択する。
【0082】
そして、他の会員の表示オブジェクト(他者表示オブジェクト)を選択して定める他者表示オブジェクト選択処理を実行する(S114)。この他者表示オブジェクト選択処理としては、当該会員の自己評価値(中央値)を基準として、相対評価処理(S112)で求めた他の会員の相対評価に基づいて表示オブジェクトを決定する。例えば、相対評価が「+2」であれば、図12(e)に示す成長した表示オブジェクトを選択し、補正評価値が「−2」であれば、図12(a)に示す未成長の表示オブジェクトを選択する。
【0083】
そして、表示オブジェクトを更新し、表示オブジェクトを情報開示端末200の表示部201に表示する(S115)。
【0084】
なお、前述した、当該会員の自己評価値を固定した基準として他の遊技者の相対評価値を求めて表示オブジェクトを選択する処理ではなく、当該会員の自己評価値を基準として他の遊技者の相対評価値を補正して表示オブジェクトを選択する処理によって、自己表示オブジェクト選択処理(S113)、他者表示オブジェクト選択処理(S114)を実行することもできる。
【0085】
すなわち、自己表示オブジェクト選択処理(S113)として、当該会員のポイントを全会員のポイントの分布を考慮して5段階に区分した中のどの区分に属するかを判定し、その判定結果に基づいて、該遊技者の表示オブジェクトを選択する処理を行う。例えば、当該会員のポイントが全会員中の上位20%に属したら、該会員の自己評価値「5」として、図12(e)に示す成長した表示オブジェクトを選択し、当該会員のポイントが全会員中の下位20%に属したら、該会員の自己評価値「1」として、図12(a)に示す未成長の表示オブジェクトを選択する。
【0086】
そして、他者表示オブジェクト選択処理(S114)として、当該会員の自己評価値を基準として、相対評価処理(S112)で求めた他の会員の相対評価を加減算して、他の会員の相対評価値を補正する相対評価補正処理を行い、補正された相対評価値に基づいて他の会員の相対評価を決定する処理を行う。なお、このとき、補正された相対評価値(補正評価値)が上限値(本実施の形態では「5」)を超えた場合は、相対評価値を上限値とし、補正された相対評価値が下限値(本実施の形態では「1」)に満たない場合は、相対評価値を下限値として、他の遊技者の補正評価値を定める。そして、例えば、補正評価値が「5」であれば、図12(e)に示す成長した表示オブジェクトを選択し、補正評価値が「4」であれば、図12(d)に示す最終段階にまでは成長していない表示オブジェクトを選択する。
【0087】
以上説明した表示オブジェクト更新処理では、来店ポイントが更新されると同報送信される絶対評価情報によって、当該遊技者の絶対評価情報と他の遊技者の絶対評価情報とを比較評価したが、情報開示端末200から会員管理サーバ340に対して他の遊技者の評価情報を要求して、会員管理サーバ340が送信した他の遊技者の評価情報と当該遊技者の評価情報とを比較して、他の遊技者の表示オブジェクト情報を決定して、表示オブジェクトを表示するように構成してもよい。
【0088】
図9は、本発明の実施の形態の遊技システムの動作を説明するシーケンス図であり、会員カードによらないサーバアクセス時の処理を示す。
【0089】
会員は、遊技場外のネットワーク(例えば、インターネット)を介して会員管理サーバ340にアクセスすることができる。すなわち、会員はインターネットに接続されたパーソナルコンピュータ410又はインターネット接続手段を備えた携帯電話機420に、会員管理サーバ340のアドレスを入力して、会員管理サーバ340に接続する。
【0090】
そして会員が、会員番号とパスワードを入力して会員管理サーバ340にログインすると、入力された会員番号及びパスワードが会員管理サーバ340に送信される。会員管理サーバ340では、送信された会員番号とパスワードを、予め記憶した会員情報と照合して、一致が見らなかったら、認証に失敗したものとして、該会員が会員管理サーバへ340のアクセスに使用した装置(パーソナルコンピュータ410又は携帯電話機420)に認証不可応答信号を返送する。
【0091】
一方、会員番号(及びパスワード)の一致が見られたら、認証が成立したので、サーバアクセス日時を登録して、サーバアクセス情報を更新するサーバアクセス情報更新処理を実行する。このサーバアクセス情報には、前回のサーバアクセス日時(会員カードによるアクセス日時及び遊技場外からのアクセス日時の双方を含む)が記録されており、今回のサーバアクセス時に前回のサーバアクセスからの経過日数が算出される。そして、経過日数が所定値(例えば、1週間)を越えていればアクセス情報パラメータを減算する。一方、経過日数が所定値(例えば、3日間)に満たなければアクセス情報パラメータを加算する。
【0092】
このアクセス情報パラメータを用いて、アクセス間隔によりキャラクタ(表示オブジェクト)の表示態様(たとえば、元気度)を変化させることができる。すなわち、キャラクタの表示態様が変化することによって、前回来店から所定日数が経過する前に来店を促すことを目的にアクセス情報パラメータが設定される。
【0093】
なお、サーバアクセス情報には、所定期間(例えば1月間)におけるサーバアクセス回数を記録したり、所定期間(例えば、1月間)におけるサーバアクセス間隔の平均値を記録して、その大小によってアクセス情報パラメータを更新するように構成してもよい。
【0094】
また、会員番号及びパスワードを用いたログインをサーバアクセスとしたが、ログインの後、会員が所定の操作をして、サーバから所定の情報を読み出して、その情報に対して所定の操作をしたら、サーバにアクセスされたと判定するように構成してもよい。すなわち、会員が会員管理サーバ340にログインすると、会員管理サーバ340から遊技店が会員に通知したいインフォメーション情報(広告等)を、該会員が会員管理サーバへ340のアクセスに使用した装置(パーソナルコンピュータ410、携帯電話機420)に送信し、会員が該装置を操作して該インフォメーション情報が表示される画面まで誘導し、会員が該情報表示画面で特定のキー(例えば、「*」キー)を操作することによって、応答情報が送信されて、キャラクタに餌が与えられ、サーバアクセスと認識されるように構成してもよい。
【0095】
また、会員が該情報表示画面で特定の操作するのではなく、予め会員にダイレクトメールや電子メールで送ってある、又は、前回の遊技終了時に会員カードの情報表示部530に表示して遊技者に通知してある更新情報(キーワード)を、該情報表示画面で入力することによって、応答情報が送信されて、キャラクタに餌が与えられ、サーバアクセスと認識されるように構成してもよい。また、この更新情報の種類によってキャラクタに与えられる餌の量の大小又は餌の質の良し悪しが決まるようにしてもよい。すなわち、会員に通知されるキーワードによってアクセス情報パラメータがどの程度増加するかが決定され、キャラクタの元気度が向上する程度が決定される。
【0096】
そして、会員が現在保有しているポイントの情報によって算出された遊技量データから相対評価結果を算出する相対評価情報更新処理を実行する。この相対評価情報更新処理ではまず、遊技量データから変換テーブルを用いて絶対評価結果を算出する。そして、算出した絶対評価結果を他の会員の絶対評価結果と比較し、相対評価結果を算出する。すなわち、外部アクセスによっては自己の遊技量データは変化しないので、他の遊技者の遊技量データが減少(ポイント情報が減少)すると、相対評価結果が向上するように評価結果が更新される。
【0097】
そして、更新された相対評価結果と、会員が会員管理サーバ340へのアクセスに使用した装置の表示部に表示すべきインフォメーション情報とを会員管理サーバへ340のアクセスに使用された装置に送信する。なお、相対評価結果ではなく、情報開示端末に表示される表示オブジェクトの情報を送信するようにしてもよい。また、インフォメーション情報としてインフォメーション自体(文字データ、画像データ)を送信してもよく、予め定められた表示内容に対応するコードをインフォメーション情報として送信するようにしてもよい。
【0098】
会員が会員管理サーバ340へのアクセスに使用した装置は、受信した相対評価結果に基づいて、あらかじめ記憶している表示オブジェクト群から表示オブジェクトを選択し、選択した表示オブジェクトをインフォメーションを表示部201に表示する。この表示オブジェクトの表示状態は、動画でも静止画でもよい。該装置に予め記憶されている表示オブジェクト群は、会員認証時や、該装置が要求したとき(例えば、表示オブジェクトの表示時)に会員管理サーバ340から送信される。
【0099】
また、会員が会員管理サーバ340へのアクセスに使用した装置は、受信したインフォメーション情報に基づいて、インフォメーションを表示する。
【0100】
このように、遊技場の外部から通信回線を経由して会員管理サーバ340へ接続して、会員管理サーバ340で会員を認証することによって、会員管理サーバ340へのアクセスするリモートアクセス手段が構成される。
【0101】
また、会員管理サーバ340において相対評価情報更新処理が実行され、遊技量データの評価結果から表示オブジェクト情報を算出・更新する評価手段が構成される。
【0102】
また、会員管理サーバ340で会員を認証して、会員管理サーバ340へのアクセスがされたと判断することによって、アクセスデータ収集手段が構成される。なお、アクセスデータとしてアクセス間隔の他に、アクセス頻度、アクセス回数を収集するように構成してもよい。
【0103】
図10は、会員管理サーバ340において実行される相対評価情報更新処理を示すフローチャートである。
【0104】
会員管理サーバ340において、遊技場の外部からのリモートアクセスによる認証がされると、その会員が保有するポイント情報に基づいて、該会員の絶対評価情報を更新する(S122)。
【0105】
そして、更新された絶対評価結果を他の会員の絶対評価結果と比較し、相対評価結果を算出する(S123)。
【0106】
そして、会員が会員管理サーバ340へのアクセスに使用した装置に対して、算出した相対評価情報を送信する(S124)。
【0107】
図11は、会員管理サーバ340への外部からのアクセスに使用した装置において実行される表示オブジェクト更新処理を示すフローチャートである。
【0108】
会員管理サーバ340からサーバアクセスに使用した装置に対しては相対評価情報が送信される。該装置は、相対評価情報を受信すると(S131)、該会員の表示オブジェクト(自己表示オブジェクト)を選択して定める自己表示オブジェクト選択処理を実行する(S132)。この自己表示オブジェクト選択処理としては、当該会員のポイントによらず、当該会員の自己評価値を中央値の「3」として、図12(c)に示す成長途中の表示オブジェクトを選択する。
【0109】
そして、他の会員の表示オブジェクト(他者表示オブジェクト)を選択して定める他者表示オブジェクト選択処理を実行する(S133)。この他者表示オブジェクト選択処理としては、当該会員の自己評価値(中央値)を基準として、相対評価処理(S131)で求めた他の会員の相対評価に基づいて表示オブジェクトを決定する。例えば、相対評価が「+2」であれば、図12(e)に示す成長した表示オブジェクトを選択し、補正評価値が「−2」であれば、図12(a)に示す未成長の表示オブジェクトを選択する。
【0110】
そして、表示オブジェクトを更新し、表示オブジェクトを該端末の表示部に表示する(S134)。
【0111】
図12は、本発明の実施の形態の表示オブジェクト情報に基づく表示オブジェクトの態様を説明する図である。
【0112】
この表示オブジェクトは、未成長の表示オブジェクト(図12(a))から、成長した表示オブジェクト(図12(e))まで、複数段階(本実施の形態では5段階)定められている。そして、表示オブジェクト情報の中央値に対応して成長途中の表示オブジェクト(図12(c))が定められている。
【0113】
すなわち、相対評価が高くなる(良好な評価が得られる)と、成長した表示オブジェクトが選択されるように表示オブジェクト情報が更新される。
【0114】
以上、成長するキャラクタによる表示オブジェクトについて説明したが、表示オブジェクトを動物としてその成長度合い(子から成年、老年への成長)によって表示オブジェクトを変化させたり、表示オブジェクトを植物としてその成長度合い(種から芽、若葉、細木、大木への成長)によって表示オブジェクトを変化させたり、仮想生物の成長、ロボットの機能向上、建築物の完成、集団としての成長、社会の形成などを用いてもよい。また、地位(王様、貴族、平民)、強弱(ライオン、ゾウ、シマウマ)、大小(大木、低木、雑草、きのこ)等、序列関係を認識できるものを表示オブジェクトに用いることができる。また、同一対象を表示オブジェクトに用い、その見栄えを変化させて表示することもできる。例えば、表示オブジェクトの元気度(元気がある/衰弱している)、大小、美醜(きれい/汚い)、華美/陳腐、活気の有無、盛りあがっている/寂れている、等によって表示オブジェクトに変化を付けて表示する。
【0115】
なお、これらの表示オブジェクトの種類は、遊技場や会員によって設定可能としてもよい。たとえば、遊技場では、遊技場のカラーや季節、イベントなどに応じて設定できるようにする。具体的には、5月なら表示オブジェクトを「鯉のぼり」に、6月なら「蛙」にする。また、会員の好みに応じて選択可能にしてもよい。この場合、会員登録時に選択可能、又は、情報開示端末200から切り替え可能にしてもよい。
【0116】
図13は、本発明の実施の形態による表示オブジェクトの表示の一例を説明する図である。
【0117】
当該遊技者に係る表示オブジェクトが、表示オブジェクト情報の中央値に対応するものとして図12(c)に示す表示オブジェクトが定められ、表示画面の右上部に大きく表示されている。そして、この当該遊技者に係る表示オブジェクトと比較した優劣によって、評価対象範囲内の遊技者に関して決定された表示オブジェクトが表示される。
【0118】
すなわち、図13に示す状態では、当該遊技者より極めて優秀な評価の(図12(e)に示す表示オブジェクトで表示される)遊技者が1名、当該遊技者よりやや優秀な評価の(図12(d)に示す表示オブジェクトで表示される)遊技者が2名、当該遊技者と同程度の評価の(同じ表示オブジェクトで表示される)遊技者が4名、当該遊技者よりやや劣る評価の(図12(b)に示す表示オブジェクトで表示される)遊技者が2名、当該遊技者より極めて劣る評価の(図12(a)に示す表示オブジェクトで表示される)遊技者が6名いることが表示されている。
【0119】
また、優秀な評価の遊技者の表示オブジェクトを表示画面の上方に表示し、評価が劣る遊技者の表示オブジェクトを表示画面の下方に表示したので、評価対象の中での該遊技者の位置を容易に知ることができる。
【0120】
図14は、本発明の実施の形態による表示オブジェクトの表示の別な例を説明する図である。
【0121】
当該遊技者に係る表示オブジェクトが、表示画面の中央部に大きく表示されている。そして、この当該遊技者に係る表示オブジェクトと比較した優劣によって、評価対象範囲内の遊技者に関して決定された位置に表示オブジェクトが表示される。
【0122】
すなわち、図14に示す例では、遊技者の評価結果によって表示オブジェクトの種類は異なるものではないが、表示オブジェクトの表示位置を変えることによって、遊技者間の評価結果を表示するようにしている。
【0123】
当該遊技者より極めて優秀な評価の(表示画面右端部に表示される)遊技者が1名、当該遊技者よりやや優秀な評価の(表示画面の右寄りに表示される)遊技者が1名、当該遊技者と同程度の評価の(表示画面の中央部に表示される)遊技者が0名、当該遊技者よりやや劣る評価の(表示画面の左寄りに表示される)遊技者が3名、当該遊技者より極めて劣る評価の(表示画面の左端部に表示される)遊技者が3名いることが表示されている。
【0124】
なお、図13、図14に示す例では、表示画面を5段階に区分して、遊技者毎の表示オブジェクトを表示したが、評価対象の全遊技者を順に並べて表示してもよい。また、ピラミッド型階層構造モデル、正規分布モデル、指数分布モデルなどによって示してもよい。
【0125】
図15は、本発明の実施の形態による表示オブジェクトの表示の別な例を説明する図である。
【0126】
図15に示す例では、図13、図14に示す例と異なり、当該遊技者に係る表示オブジェクトを固定することなく、当該会員の自己評価値に基づいて当該会員の表示オブジェクトを選択して表示するものである。
【0127】
当該遊技者に係る表示オブジェクトが、当該遊技者の自己評価値に基づいて決定される。図15に示す例では当該遊技者は優秀な評価がされており、図12(e)に示す表示オブジェクトが定められ、表示画面の中央上部に大きく表示されている。そして、この当該遊技者に係る表示オブジェクトと比較した優劣によって、評価対象範囲内の遊技者に関して決定された表示オブジェクトが表示される。
【0128】
すなわち、図15に示す状態では、当該遊技者よりやや劣る評価の(図12(d)に示す表示オブジェクトで表示される)遊技者が1名、当該遊技者より劣る評価の(図12(c)に示す表示オブジェクトで表示される)遊技者が1名、当該遊技者より極めて劣る評価の(図12(b)及び図12(a)に示す表示オブジェクトで表示される)遊技者が6名いることが表示されている。
【0129】
また、前述した表示例における評価対象範囲は、例えば、店全体、島毎、機種毎など、予め遊技店側で設定したり、遊技者が情報開示端末200を操作することによって設定可能なようになっており、評価範囲設定手段が構成されている。
【0130】
また、以上説明した表示オブジェクトの表示は、遊技機毎に設けられる情報開示端末200の表示部201にされるのではなく、遊技場内に設けられた大型の情報表示装置320に表示してもよい。この場合、遊技者が情報表示装置320を操作して、会員番号の入力等によって、評価の基準となる会員を設定して、相対評価結果を表示するように構成する。
【0131】
図16は、本発明の実施の形態による、当該遊技者の表示オブジェクトの表示の例を説明する図である。
【0132】
前述した表示オブジェクトの表示例(図13、図14、図15)では、当該遊技者の表示オブジェクトを大きく表示したが、表示オブジェクトの大きさによらず、表示オブジェクトの表示態様を変えて当該遊技者の表示オブジェクトを識別することもできる。
【0133】
例えば、図16(a)に示すように、会員を識別するための標識として、表示オブジェクトの全部又は一部に色彩、模様による識別パターンを付加して表示したり、図16(b)に示すように、会員識別用の識別アイテムを表示オブジェクトに付して表示したり、図16(c)に示すように、会員番号や台番号を表示オブジェクトに付して表示する。なお、会員番号で表示した場合には、その会員がどの台で遊技をしているかを他の会員に知られることがない。また、台番号で表示した場合には、会員番号が他の会員に知られることがなく匿名性がある。
【0134】
また、遊技機の種類や、現在の遊技状態(稼働中か、大当たり中か、確変中か等)に基づいて表示オブジェクトの表示態様を決定する表示態様決定手段を設けて、表示オブジェクトの表示態様を決定してもよい。このように、遊技機の種類や遊技状態によって表示オブジェクトの表示態様を決定すると、表示オブジェクトがどの遊技機に関連していてい、どのような遊技状態にあるかを把握することができる。
【0135】
このように本発明の実施の形態では、遊技者からなる会員毎の会員データを管理する会員管理サーバ340を備え、会員管理サーバ340には、該会員の遊技量の評価指標となる遊技量データと、表示オブジェクトの表示態様を決定するための表示オブジェクト情報とを含んだ会員データを管理する会員データ管理手段と、遊技量データを収集する遊技量データ収集手段と、会員の遊技量データと他の会員の遊技量データとを比較評価し、該会員の遊技量データの評価結果に基づいて表示オブジェクト情報を更新する評価手段とを構成し、情報開示端末200には、会員を識別可能な情報であって、会員データと関連づけられる会員情報(会員番号)を記憶する会員カードから会員情報を読み出す会員情報取得手段と、表示オブジェクトを表示する表示手段とを構成したので、表示オブジェクトが遊技者の中でどのような位置付けにあるのかを知ることができる。よって、遊技機同士(又は遊技者同士)の相対的な評価により遊技意欲を喚起することができる。絶対評価を行うと店の利益に反するおそれがあるが、相対評価することにより、店対客の構図を客対客に置き換えることができる。また、表示オブジェクトにより評価を通知することで、遊技者は遊技者の内での自分の位置付けを容易に理解することができる。また、表示オブジェクトにより評価を通知することで、数的評価を理解できない人や、数的評価に嫌悪感を覚える人にも受け入れられる。
【0136】
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した発明の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び内容の範囲での全ての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の遊技装置の正面図である。
【図2】本発明の実施の形態の遊技システムのシステム構成図である。
【図3】本発明の実施の形態の会員カードの説明図である。
【図4】本発明の実施の形態の遊技システムの会員カードによらないサーバアクセス時の処理を示すシーケンス図である。
【図5】本発明の実施の形態の遊技システムの会員カード排出時の処理を示すシーケンス図である。
【図6】本発明の実施の形態の遊技システムの絶対評価情報更新処理を示すシーケンス図である。
【図7】本発明の実施の形態の絶対評価情報更新処理のフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態の表示オブジェクト更新処理のフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態の遊技システムの会員カード受け付け時の処理を示すシーケンス図である。
【図10】本発明の実施の形態の相対評価情報更新処理のフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態の表示オブジェクト更新処理のフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態で用いられる表示オブジェクトの態様の説明図である。
【図13】本発明の実施の形態の表示オブジェクトの表示の説明図である。
【図14】本発明の実施の形態の表示オブジェクトの別な表示の説明図である。
【図15】本発明の実施の形態の表示オブジェクトの別な表示の説明図である。
【図16】本発明の実施の形態の表示オブジェクトの例の説明図である。
【符号の説明】
1 遊技機
100 球貸ユニット
200 情報開示端末
320 情報表示装置
340 会員管理サーバ

Claims (5)

  1. 遊技者からなる会員毎の会員データを管理する会員管理サーバを備えた遊技システムにおいて、
    前記会員データに、該会員の遊技量の評価指標となる遊技量データと、序列化された複数段階の表示態様のうちいずれかを表示することにより該会員の遊技量データの評価を表す表示オブジェクトの表示態様を決定するための表示オブジェクト情報とを含んで、会員データを管理する会員データ管理手段と、
    前記会員を識別可能な情報であって、前記会員データと関連づけられる会員情報を記憶する会員情報記憶媒体から前記会員情報を読み出す会員情報取得手段と、
    遊技機の稼動情報であって、該会員に係る稼動情報を前記遊技量データとして収集する遊技量データ収集手段と、
    前記会員の遊技量データと他の会員の会員毎の遊技量データとを相対的に比較評価し、該会員の遊技量データの評価結果に基づいて、前記表示オブジェクト情報を更新する評価手段と、
    前記会員の評価結果に対応する前記表示オブジェクト情報に基づいて決定される表示オブジェクトを表示する表示手段と、を備えることを特徴とする遊技システム。
  2. 遊技者からなる会員毎の会員データを管理する会員管理サーバを備えた遊技システムにおいて、
    前記会員データに、該会員に付与されたポイントと、序列化された複数段階の表示態様のうちいずれかを表示することにより該会員の遊技量データの評価を表す表示オブジェクトの表示態様を決定するための表示オブジェクト情報とを含んで、会員データを管理する会員データ管理手段と、
    前記会員を識別可能な情報であって、前記会員データと関連づけられる会員情報を記憶する会員情報記憶媒体から前記会員情報を読み出す会員情報取得手段と、
    遊技機の稼動情報であって、該会員に係る稼動情報を前記遊技量データとして収集する遊技量データ収集手段と、
    該会員の遊技量データに基づいて、該会員にポイントを付与するポイント付与手段と、
    前記会員に付与されたポイントと他の会員に付与されたポイントとを相対的に比較評価し、該会員に付与されたポイントの評価結果に基づいて、前記表示オブジェクト情報を更新する評価手段と、
    前記会員の評価結果に対応する前記表示オブジェクト情報に基づいて決定される表示オブジェクトを表示する表示手段と、を備えることを特徴とする遊技システム。
  3. 前記評価手段は、該会員に関して決定された表示オブジェクト情報を基準にして、前記他の会員の表示オブジェクト情報を決定し、
    前記表示手段は、前記会員の評価結果に対応する表示オブジェクトと前記相対的に比較評価された他の会員の評価結果に対応する表示オブジェクトとを表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技システム。
  4. 前記会員と、遊技量データの評価対象となる他の会員の範囲を定める評価範囲設定手段を備え、
    前記更新手段は、前記決定された評価範囲における会員間の比較評価結果に基づいて、前記表示オブジェクト情報を更新することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の遊技システム。
  5. 前記表示手段は、遊技機の稼働状況を表示する情報開示装置に備えられることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の遊技システム。
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