JP3996235B2 - 光学活性モノマー、液晶ポリマー及び光学素子 - Google Patents

光学活性モノマー、液晶ポリマー及び光学素子 Download PDF

Info

Publication number
JP3996235B2
JP3996235B2 JP12489997A JP12489997A JP3996235B2 JP 3996235 B2 JP3996235 B2 JP 3996235B2 JP 12489997 A JP12489997 A JP 12489997A JP 12489997 A JP12489997 A JP 12489997A JP 3996235 B2 JP3996235 B2 JP 3996235B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
optical element
optically active
polymer
crystal polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12489997A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10158268A (ja
Inventor
今日子 泉
秀作 中野
周 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP12489997A priority Critical patent/JP3996235B2/ja
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to EP98917703A priority patent/EP0980868A4/en
Priority to US09/402,539 priority patent/US6248259B1/en
Priority to KR10-1999-7009991A priority patent/KR100517006B1/ko
Priority to PCT/JP1998/001934 priority patent/WO1998049171A1/ja
Priority to CN98806665A priority patent/CN1122034C/zh
Publication of JPH10158268A publication Critical patent/JPH10158268A/ja
Priority to US09/769,335 priority patent/US20010003359A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3996235B2 publication Critical patent/JP3996235B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)
  • Liquid Crystal Substances (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、液晶表示装置の形成などに好適な光学活性モノマーとその液晶ポリマー及びそれを用いた円偏光二色性の光学素子に関する。
【0002】
【背景技術】
ポリビニルアルコール等の延伸フィルムに二色性染料等を吸着させてなる偏光板では、入射光の50%以上が吸収されて有効利用できず、液晶表示装置等の高輝度化や低消費電力化が困難であることから、円偏光二色性の光学素子に期待が寄せられている。これは、液晶分子の螺旋軸が光学素子に対して垂直なグランジャン配向したもので、当該螺旋軸に対して平行に入射する(入射角0度)自然光の内、ある波長の光の約半分を右(又は左)円偏光として反射し、残りの約半分を左(又は右)円偏光として透過し、その波長λは、式:λ=n・pで決定され(式中、nは液晶の平均屈折率、pはコレステリック相の螺旋ピッチである)、かつ反射円偏光の左右はコレステリック相の螺旋状態で決定されて螺旋の旋回方向と一致するものであり、前記の分離による透過光に加えて反射光も利用できる可能性があることによる。
【0003】
従来、円偏光二色性の光学素子としては、低分量体からなる液状のコレステリック液晶をガラス等の基板間に配向状態で封入したものや、コレステリック液晶相を呈する液晶ポリマーからなるものが知られていた(特開昭55−21479号公報、米国特許明細書第5332522号)。しかしながら、前者の低分量体では基板を用いるため厚くて重いものとなり、液晶表示装置の軽量性や薄型性等を阻害する問題点があった。また液晶の配向状態、例えばピッチが温度等で変化しやすい問題点もあった。
【0004】
一方、後者の液晶ポリマーを用いたものでは、低分子量体の如くに良好な配向状態のフィルム等の固化物を得ることが困難であったり、配向処理に数時間等の長時間を要したり、ガラス転移温度が低く耐久性不足で実用性に乏しかったりして、いずれの場合にも固化状態の円偏光二色性光学素子、特に可視光用のものを得ることが困難であった。
【0005】
固化状態の改善を目的に、モノマーの組合せ、特にコレステリック相付与性のモノマーを変える試みが種々なされているが、液晶配向性や耐熱性に乏しい問題点が克服されていない現状である。ちなみに選択反射波長が可視光領域にあるコレステリック型の液晶ポリマーを得るためにはコレステリック相付与性のモノマーの共重合割合を約15重量%以上とする必要があり、得られるポリマーの液晶性や耐熱性が大きく低下する。
【0006】
【発明の技術的課題】
本発明は、104/〔選択反射波長(nm)×共重合比(モル%)〕で定義される捩じり力の大きいモノマーを得てそれにより、成膜性に優れてコレステリック相の螺旋ピッチを容易に制御でき、良好なモノドメイン状態のグランジャン配向を数分間等の短時間の配向処理で形成できて、それをガラス状態に安定して固定化できる液晶ポリマーを得ること、またそれにより液晶ポリマーの固化物からなる薄くて軽く、ピッチ等の配向状態が実用温度で変化しにくくて耐久性や保存安定性に優れる円偏光二色性の光学素子を得ることを課題とする。
【0007】
【課題の解決手段】
本発明は、一般式(a):
Figure 0003996235
(ただし、Rは水素又はメチル基であり、Aは一般式(a1):COO(CH m Z(ただし、mは1〜6の整数、R は下記の化学式で表されるもの、
Figure 0003996235
ZはCOO−又はO−であり、Bは下記の一般式(a2)で表されるものである。)
で表されることを特徴とする光学活性モノマー、
Figure 0003996235
(ただし、YはOCO−又はO−、nは0≦n≦3、R は、n=0のとき−C 2d+1 で、1≦n≦3のとき−OC 2d+1 、−CN又は−Clであり、前記のdは0≦d≦3である。)
及びその光学活性モノマーからなる構造単位を有してコレステリック液晶相を呈することもある側鎖型の液晶ポリマー、並びにその液晶ポリマーからなるグランジャン配向したコレステリック液晶相の固化層を有して円偏光二色性を示すことを特徴とする光学素子を提供するものである。
【0008】
【発明の効果】
本発明の光学活性モノマーによれば、その大きい捩じり力により少ない使用量で配向性と耐熱性に優れる液晶ポリマーを得ることができる。また得られた液晶ポリマーは、良好なモノドメイン状態のグランジャン配向の膜を成膜性よく容易に形成でき、その配向処理も数分間等の短時間で達成できてガラス状態に安定して固定化することができる。その結果、薄くて軽い液晶ポリマーの固化物からなり、ピッチ等の配向状態が実用温度で変化しにくい耐久性や保存安定性に優れる円偏光二色性の光学素子を効率よく形成でき、そのコレステリック相の螺旋ピッチの制御も容易で可視光領域で円偏光二色性を示す光学素子も容易に得ることができる。
【0009】
【発明の実施形態】
本発明の光学活性モノマーは、下記の一般式(a)で表されるものである。
Figure 0003996235
(ただし、Rは水素又はメチル基であり、Aは一般式(a1):COO(CH m Z(ただし、mは1〜6の整数、R は下記の化学式で表されるもの、
Figure 0003996235
ZはCOO−又はO−であり、Bは下記の一般式(a2)で表されるものである。)
Figure 0003996235
(ただし、YはOCO−又はO−、nは0≦n≦3、R は、n=0のとき−C 2d+1 で、1≦n≦3のとき−OC 2d+1 、−CN又は−Clであり、前記のdは0≦d≦3である。)
【0010】
従って前記一般式(a)の光学活性モノマーは、下記の一般式(b)で表すことができ、捩じり力の点より好ましい
Figure 0003996235
【0011】
(削除)
【0012】
(削除)
【0013】
(削除)
【0014】
特に好ましいものは、一般式(b)におけるR2が下記のものであり、
Figure 0003996235
かつ一般式(a)におけるBが下記のものであるものである。
Figure 0003996235
【0015】
前記の一般式(b)、従って一般式(a)で表わされる光学活性モノマーは、適宜な方法で合成することができる。ちなみに、式(b1)で表わされるモノマーの合成例を下記に示した。
【0016】
すなわち下記の反応式の如く、先ずエチレンクロロヒドリンと4−ヒドロキシ安息香酸を、ヨウ化カリウムを触媒としてアルカリ水溶液中で加熱還流させて4−(2−ヒドロキシエトキシ)安息香酸を得た後、それをリパーゼPSと少量のp−メトキシフェノールを添加したTHF(テトラヒドロフラン)中で(メタ)アクリル酸ビニルと反応させて(メタ)アクリレート(4−(2−プロペノイルオキシエトキシ安息香酸)とし、その(メタ)アクリレートを塩化メチレン中でDCC(ジシクロヘキシルカルボジイミド)とDMAP(ジメチルアミノピリジン)の存在下にイソソルビド誘導体によりエステル化することにより目的物の(b1)を得ることができる。
Figure 0003996235
【0017】
なお前記において、最終工程で加えるイソソルビド誘導体の調製は、例えばイソソルビドと少量のp−トルエンスルホン酸(TsOH)・水和物を溶解したTHF中に、DHP(3,4−ジヒドロ−2H−ピラン)を加えて片側のヒドロキシル基をTHP(テトラヒドロピラニル)で保護した後、そのイソソルビドを酢酸エチル中でDCCとDMAPの存在下に4−シアノ安息香酸と反応させ、反応液よりDCCウレアを濾別した濾液からTHP保護エステルを分離し、それを塩酸等で処理してTHPの保護基を除去する方法などにより得ることができる。その反応過程を下記に例示した。
【0018】
Figure 0003996235
【0019】
従って、一般式(a)で表わされる他の光学活性モノマーも、目的の導入基を有する適宜な原料を用いて上記に準じて合成することができる。
【0020】
本発明の液晶ポリマーは、少なくとも一般式(a)で表わされる光学活性モノマーを用いて調製したものである。従って少なくとも一般式(a)で表わされる光学活性モノマーからなる構造単位、すなわち下記の一般式(c)で表わされる構造単位を有して、少なくともかかるモノマー単位に基づく側鎖型の液晶ポリマー、就中コレステリック液晶相を呈する液晶ポリマーとしたものである。
【0021】
一般式(c):
Figure 0003996235
(ただし、R1、A、Bは、一般式(a)の場合に準じる。)
【0022】
よって本発明の液晶ポリマーは、一般式(a)で表わされる光学活性モノマーの1種又は2種以上を用いたホモポリマーや共重合体、他のモノマー、例えばネマチック液晶相を呈するポリマーを形成するモノマーや他種の光学活性モノマー等の1種又は2種以上を併用した共重合体、それらのポリマーを適宜な組合せで混合した混合ポリマーなどとして得ることができる。
【0023】
本発明の液晶ポリマーは、位相差板やノッチフィルタや円偏光二色性を示すフィルム(偏光板)等の種々の光学機能を示す光学素子の形成に好ましく用いることができる。特にコレステリック液晶相を呈するものは、それをグランジャン配向させて円偏光二色性の光学素子の形成に好ましく用いうる。
【0024】
円偏光二色性の光学素子、就中、選択反射波長が可視光領域にあるものの形成に好ましく用いうる液晶ポリマーは、上記した一般式(b)で表わされる光学活性モノマーの1種又は2種以上と、ネマチック液晶相を呈するポリマーを形成するモノマーの1種又は2種以上とを成分とする共重合体、特に当該光学活性モノマー単位を1〜40重量%、ネマチック系モノマーを99〜60重量%含有する共重合体である。
【0025】
共重合体における前記光学活性モノマー単位の含有率が過少ではコレステリック液晶相の形成性に乏しくなり、過多では液晶性に乏しくなる。かかる点より好ましい当該光学活性モノマー単位の共重合割合は、2〜38重量%、就中3〜35重量%、特に5〜30重量%である。
【0026】
また上記一般式(b)で表わされる光学活性モノマーを全モノマー成分とするポリマーと、ネマチック液晶相を呈するポリマーを形成するモノマーを全モノマー成分とするポリマーの混合物も円偏光二色性の光学素子、就中、選択反射波長が可視光領域にあるものの形成に好ましく用いうる。その混合割合は、前記の共重合体の場合に準じうる。
【0027】
前記においてネマチック液晶相を呈するポリマーを形成するモノマーとしては、特に限定はなく、適宜なものを用いうる。就中、光学特性等の点より下記の一般式(d)で表されるものが好ましく用いうる。
Figure 0003996235
(ただし、R4は水素又はメチル基、eは1〜6の整数、XはCO2−又はOCO−であり、p及びqは1又は2で、かつp+q=3を満足する。)
【0028】
なお前記の一般式(d)で表わされるモノマーも、目的の導入基を有する適宜な原料を用いて上記した一般式(a)の場合に準じて合成することができる。
【0029】
光学素子、就中、液晶ポリマーをコレステリック液晶相等からなる固化層として有するものの形成に好ましく用いうる液晶ポリマーの分子量は、重量平均分子量に基づき2千〜10万、就中2.5千〜5万である。その分子量が過少では成膜性に乏しい場合があり、過多では液晶としての配向性、特にラビング配向膜を介したモノドメイン化に乏しくなって均一な配向状態を形成しにくくなる場合がある。また光学素子の形成には、素子の耐久性や、ピッチ等の配向特性の実用時における温度変化等に対する安定性、ないし無変化性などの点よりガラス転移温度が80℃以上の液晶ポリマーが好ましく用いうる。
【0030】
ホモ型や共重合体等の液晶ポリマーの調製は、例えばラジカル重合方式やカチオン重合方式やアニオン重合方式などの通例のアクリル系モノマーの重合方式に準じて行うことができる。なおラジカル重合方式を適用する場合、各種の重合開始剤を用いうるが、就中アゾビスイソブチロニトリルや過酸化ベンゾイルなどの分解温度が高くもなく、かつ低くもない中間的温度で分解するものが合成の安定性等の点より好ましく用いうる。
【0031】
本発明の液晶ポリマーにおいては、その共重合体や混合物における一般式(a)で表わされるモノマー単位の含有率に基づいてコレステリック液晶のピッチが変化する。円偏光二色性を示す波長は、当該ピッチで決定されることより、一般式(a)、特に一般式(b)で表わされるモノマー単位の含有率の制御で円偏光二色性を示す波長を調節することができる。
【0032】
また円偏光二色性を示す波長域は、円偏光二色性を示す波長域の異なる2種以上の液晶ポリマーを混合することによっても調節することができる。従って後記する実施例の如く、可視光領域の光に対して円偏光二色性を示す光学素子も容易に得ることができる。
【0033】
光学素子の形成は、従来の配向処理に準じた方法で行いうる。ちなみにその例としては、基板上にポリイミドやポリビニルアルコール等からなる配向膜を形成してそれをレーヨン布等でラビング処理した後、その上に液晶ポリマーを展開してガラス転移温度以上、等方相転移温度未満に加熱し、液晶ポリマー分子が配向した状態でガラス転移温度未満に冷却してガラス状態とし、当該配向が固定化された固化層を形成する方法などがあげられる。その場合、円偏光二色性を示す光学素子は、液晶ポリマー分子をグランジャン配向させることにより形成することができる。
【0034】
前記の基板としては、例えばトリアセチルセルロースやポリビニルアルコール、ポリイミドやポリアリレート、ポリエステルやポリカーボネート、ポリスルホンやポリエーテルスルホン、エポキシ系樹脂の如きプラスチックからなるフイルム、あるいはガラス板などの適宜なものを用いうる。基板上に形成した液晶ポリマーの固化層は、基板との一体物としてそのまま光学素子に用いうるし、基板より剥離してフィルム等からなる光学素子として用いることもできる。
【0035】
液晶ポリマーの展開は、加熱溶融方式によってもよいし、溶剤による溶液として展開することもできる。その溶剤としては、例えば塩化メチレンやシクロヘキサノン、トリクロロエチレンやテトラクロロエタン、N−メチルピロリドンやテトラヒドロフランなどの適宜なものを用いうる。展開は、バーコーターやスピナー、ロールコーターなどの適宜な塗工機にて行うことができる。
【0036】
形成する液晶ポリマーの固化層の厚さは、薄すぎると円偏光二色性等の光学機能を示しにくくなり、厚すぎると均一配向性に劣って円偏光二色性等の光学機能を示さなかったり、配向処理に長時間を要することなどより、0.1〜30μm、就中0.3〜20μm、特に0.5〜10μmが好ましい。なお光学素子の形成に際しては、本発明による液晶ポリマー以外のポリマーや安定剤、可塑剤などの無機や有機、あるいは金属類などからなる種々の添加剤を必要に応じて配合することができる。
【0037】
本発明の円偏光二色性を示す光学素子において、単層の液晶ポリマー固化層では通例、円偏光二色性を示す波長域に限界がある。その限界は通常、約100nmの波長域に及ぶ広いものであるが、液晶表示装置等に適用する場合には可視光領域の全域ないし広い領域で円偏光二色性を示すことが望まれる。
【0038】
本発明においては、異なる波長の光に対して円偏光二色性を示す液晶ポリマーの固化層を積層することで、円偏光二色性を示す波長域を拡大することができる。かかる積層化は、当該波長域の拡大のほか、斜め入射光の波長シフトに対処する点などにも有利である。積層化は、反射円偏光の中心波長が異なる組合せで2層又は3層以上積層することができる。
【0039】
ちなみに、反射円偏光の中心波長が300〜900nmの液晶ポリマー固化層を同じ方向の円偏光を反射する組合せで、かつ選択反射の中心波長が異なる、就中それぞれ50nm以上異なる組合せで用いて、その2〜6種類を積層することで可視光領域の広い波長域で円偏光二色性を示す光学素子を形成することができる。積層に際しては、粘着剤などを用いて各界面での表面反射損の低減を図ることが好ましい。
【0040】
なお前記において同じ方向の円偏光を反射するものの組合せとする点は、各層で反射される円偏光の位相状態を揃えて各波長域で異なる偏光状態となることを防止し、反射層等を介して反射円偏光を再利用する場合にその効率の向上を目的とする。
【0041】
本発明の円偏光二色性を示す光学素子は、その円偏光二色性に基づいて入射光を左右の円偏光に分離して透過光及び反射光として供給し、その反射光を反射層等を介し再利用することで光の利用効率の向上を図ることができるので直視型等の液晶表示装置などの種々の装置における偏光板やバックライト等の照明装置などとして好ましく用いることができる。
【0042】
前記の照明装置は、例えば側面よりの入射光を上下面の一方より出射させるようにしたサイドライト型の導光板における光出射側に、円偏光二色性を示す光学素子を配置する方式などにより得ることができる。またかかる導光板の裏面に反射層を配置することで、光学素子を介し反射された円偏光を当該裏面の反射層を介し反射させて再度、光学素子に入射させることができる。
【0043】
一方、直線偏光を得るための偏光板として用いる場合には、円偏光二色性を示す光学素子を介した円偏光を直線偏光化する位相差層と組合せた光学素子とされる。位相差層は、円偏光二色性を示す光学素子の透過側又は反射側のいずれの側に設けてもよいが、前記した照明装置では透過側に設けられる。
【0044】
円偏光を直線偏光化するための位相差層は、光学素子より出射した円偏光の位相を変化させて、直線偏光成分の多い状態に変換することを目的とするものである。直線偏光成分の多い状態に変換することより、液晶セルへの直接入射による明るい表示や、液晶セルに付設した偏光板への入射を介した明るい表示が可能となる。
【0045】
従って位相差層としては、光学素子を介した円偏光を、1/4波長の位相差に相当して直線偏光を多く形成しうると共に、他の波長の光を前記直線偏光と可及的にパラレルな方向に長径方向を有し、かつ可及的に直線偏光に近い扁平な楕円偏光に変換しうるものが好ましく用いうる。
【0046】
位相差層は、適宜な材質で形成でき、透明で均一な位相差を与えるものが好ましい。一般には、ポリカーボネートの如きプラスチックの延伸フィルムからなる位相差板、ネマチック液晶ポリマーの一方向配向物や捻じれ配向物などが用いられる。位相差層の位相差は、光学素子による円偏光の波長域などに応じて適宜に決定しうる。ちなみに可視光領域では波長特性や実用性等の点より、殆どの位相差板がその材質特性より正の複屈折の波長分散を示すものであることも加味して、その位相差が小さいもの、就中100〜200nmの位相差を与えるものが好ましく用いうる場合が多い。
【0047】
位相差層は、1層又は2以上の層として形成することができる。1層からなる位相差層の場合には、複屈折の波長分散が小さいものほど波長毎の偏光状態の均一化をはかることができて好ましい。一方、位相差層の重畳層化は、波長域における波長特性の改良に有効であり、その組合せは波長域などに応じて適宜に決定してよい。
【0048】
なお可視光領域を対象に2層以上の位相差層とする場合、上記の如く100〜200nmの位相差を与える層を1層以上の奇数層として含ませることが直線偏光成分の多い光を得る点より好ましい。100〜200nmの位相差を与える層以外の層は、通例200〜400nmの位相差を与える層で形成することが波長特性の改良等の点より好ましいが、これに限定するものではない。
【0049】
【実施例】
実施例1
水酸化カリウム300部(重量部、以下同じ)をエタノール700mlと水300mlの混合液で溶解し、その溶液に4−ヒドロキシ安息香酸276部と触媒量のヨウ化カリウムを溶解させた後、加温状態でエチレンクロロヒドリン177部を徐々に添加して約15時間還流させた。得られた反応液よりエタノールを留去して水2リットル中に入れ、この水溶液をジエチルエーテルで2回洗浄後、塩酸を添加して酸性液とし、沈殿物を濾別乾燥してエタノールで再結晶させて、4−(2−ヒドロキシエトキシ)安息香酸298部(収率82%)を得た。
【0050】
次に、前記の4−(2−ヒドロキシエトキシ)安息香酸18.2部をTHF300mlに溶解させた後、それにアクリル酸ビニル19.5部とリパーゼPS18部と少量のp−メトキシフェノールを添加して40℃で3時間撹拌した。得られた反応液よりリパーゼPSを濾別後、その濾液を減圧留去し、生成の固体を2−ブタノン/ヘキサン:2/1混合液で再結晶させて、(4−(2−プロペノイルオキシエトキシ安息香酸)17.5部(収率74%)を得た。
【0051】
一方、イソソルビド10.0部をp−トルエンスルホン酸・水和物0.5部とTHF100mlと共に室温で撹拌して溶解させた後、その溶液にTHF50mlで希釈したDHP5.76部を90分間をかけて滴下し、ついで室温で90分間撹拌し、得られた反応液より溶媒を留去してそれを塩化メチレン250mlに溶解させ、各150mlの飽和食塩水、1N−HCl水溶液、飽和食塩水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄した後その有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去後シリカゲルカラムクロマト精製(塩化メチレン/ジエチルエーテル:1/1)を行い、片側のヒジロキシル基をTHPで保護したイソソルビド4.79部を得た。
【0052】
次に、前記のTHP片側保護イソソルビド4.21部、4−シアノ安息香酸2.96部、DCC4.52部、DMAP0.28部及び酢酸エチル110mlを室温で約2時間撹拌後、析出したDCCウレアを濾別し、その濾液が150mlとなるように酢酸エチルを加え、ついで各150mlの飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水、1N−HCl水溶液、飽和食塩水で順次洗浄して硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去してTHP保護エステル7.81部を得た。その液体クロマトグラフィーによる純度は、83%であった。
【0053】
前記で得た無精製のTHP保護エステル7.44部を300ml容のナス型フラスコ中で、THF75mlに溶解させて還流させ、それに12N−HCl3mlを添加し15分間還流した後THFを留去して塩化メチレン200mlに溶解させ、飽和食塩水200mlで2回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥して溶媒を留去後カラムクロマト精製(塩化メチレン/ジエチルエーテル:6/1〜0/1)を行い、上記した末端シアノ化イソソルビド誘導体4.63部(純度97%、収率91%)を得た。
【0054】
最後に、上記で得た(4−(2−プロペノイルオキシエトキシ安息香酸)2.55部、末端シアノ化イソソルビド誘導体2.83部、DCC2.33部及びDMAP0.138部を塩化メチレン70ml中、室温で4.5時間撹拌した後、析出したDCCウレアを濾別し、その濾液が200mlとなるように塩化メチレンを加え、ついで各200mlの1N−HCl水溶液、飽和食塩水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄して硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去してカラムクロマト精製(塩化メチレン/ジエチルエーテル:6/1)を行い、上記した式(b1)で表される光学活性モノマー1.39部(純度90%、収率23%)を得た。
【0055】
前記で得た光学活性モノマーのプロトンNMR及びIRによる分析結果を図1、図2に示した。
【0056】
実施例2
Figure 0003996235
式(b1)で表わした光学活性モノマー0.168部(0.31ミリモル)と上記の式(d1)で表わしたモノマー1.56部(3.78ミリモル)をテトラヒドロフラン16.5mlに加熱溶解させ、55〜60℃に安定させて反応器内部を窒素ガスで置換し、酸素不存在下にアゾビスイソブチロニトリル0.5部を溶解したテトラヒドロフラン溶液0.5mlを滴下して3時間重合処理し、その反応液をジエチルエーテル150ml中に撹拌下に徐々に注いで白色ポリマーの沈殿物を得、それを濾別乾燥して共重合体を得た(収率58%)。この共重合体は、ガラス転移温度が90℃で、等方相転移温度が260℃のコレステリック構造を示すものであった。
【0057】
実施例3
実施例2に準じ、式(b1)で表わした光学活性モノマー0.15部(0.28ミリモル)と式(d1)で表わしたモノマー1.64部(3.98ミリモル)を用いてガラス転移温度が92℃で、等方相転移温度が275℃のコレステリック構造を示す共重合体を得た。
【0058】
実施例4
実施例2に準じ、式(b1)で表わした光学活性モノマー0.13部(0.24ミリモル)と式(d1)で表わしたモノマー1.96部(4.76ミリモル)を用いてガラス転移温度が95℃で、等方相転移温度が282℃のコレステリック構造を示す共重合体を得た。
【0059】
実施例5
ガラス板に厚さ約0.1μmのポリビニルアルコール層を設け、それをレーヨン布でラビング処理し、その処理面に実施例2で得た共重合体の30重量%シクロヘキサノン溶液をスピナーにて塗工し、乾燥後150℃で5分間加熱配向処理して室温にて放冷し液晶ポリマーの配向をガラス状態に固定化した。この液晶ポリマーの厚さは2μmであり、ガラス板との一体物からなる光学素子は、鏡面的に青紫色光を反射する円偏光二色性を示し、この反射光は波長405〜485nmであった。なお当該光学素子の透過特性を図3に示した。
【0060】
実施例6
実施例3で得た共重合体を用いたほかは実施例5に準じて、鏡面的に緑色光を反射する円偏光二色性を示し、反射光の波長が480〜555nmの光学素子を得た。その光学素子の透過特性を図4に示した。
【0061】
実施例7
実施例4で得た共重合体を用いたほかは実施例5に準じて、鏡面的に赤色光を反射する円偏光二色性を示し、反射光の波長が642〜740nmの光学素子を得た。その光学素子の透過特性を図5に示した。
【0062】
実施例8
実施例5,6,7に準じて得た光学素子をアクリル系粘着層を介し積層して、反射光に基づき波長405〜555nm及び642〜740nmの範囲で円偏光二色性を示す光学素子を得た。
【0063】
実施例9
実施例2に準じて調製した、式(b1)で表わした光学活性モノマーのホモポリマー16.8部と、式(d1)で表わしたモノマーのホモポリマー156部の混合物を用いて実施例5に準じて光学素子を得た。この光学素子は、鏡面的に青紫色光を反射する円偏光二色性を示し、反射光の波長が415〜495nmであった。
【0064】
なお前記において、式(b1)のモノマーによるホモポリマーは、ガラス転移温度が80℃で、等方相転移温度が210℃であり、液晶の配向特性はコレステリック構造を示すものであった。また式(d1)のモノマーによるホモポリマーは、ガラス転移温度が85℃で、等方相転移温度が287℃であり、液晶の配向特性はネマチック構造を示すものであった。そして前記の混合ポリマーは、ガラス転移温度が90℃で、等方相転移温度が232℃であり、液晶の配向特性はコレステリック構造を示すものであった。
【0065】
実施例10
イソソルビド50.0部、p−クロロ安息香酸53.5部及びDMAP1.4部を塩化メチレン500mlと共に氷浴上で撹拌し、それに塩化メチレンに溶解のDCC77.6部を滴下して、氷浴上で2.5時間、室温で終夜撹拌し析出したDCCウレアを濾別し、その濾液が1000mlとなるように塩化メチレンを加え、ついで各1000mlの1N−HCl水溶液、飽和食塩水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄して硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去後シリカゲルカラムクロマト精製(塩化メチレン/ジエチルエーテル:1/1)を行い、末端クロロフェニル化イソソルビド誘導体14.2部を得た。
【0066】
次に、前記の末端クロロフェニル化イソソルビド誘導体14.2部と4−(2−プロペノイルオキシエトキシ)安息香酸12.9部を塩化メチレン180mlと共に氷浴上で撹拌し、それにDMAP0.5部と微量のジブチルヒドロキシトルエンを添加した後、塩化メチレン10mlに溶解のDCC11.3部を少量ずつ加えて氷浴を除去し、室温に徐々に戻しながら終夜撹拌して析出したDCCウレアを濾別し、その濾液が500mlとなるように塩化メチレンを加え、ついで各500mlの1N−HCl水溶液、飽和食塩水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄して硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を留去して、生成の固体をトルエン/ヘキサン:70ml/50ml混合液で再結晶させて、下式(b2)で表される光学活性モノマー9.34を得た(純度95%)。その光学活性モノマーのプロトンNMR及びIRによる分析結果を図6、図7に示した。
【0067】
Figure 0003996235
【0068】
実施例11
前記の式(b2)で表わした光学活性モノマー1.50部(2.98ミリモル)と上記の式(d1)で表わしたモノマー13.3部(32.1ミリモル)をジメチルアセトアミド4部/テトラヒドロフラン1部の混合溶媒95部に加熱溶解させ、55〜60℃に安定させて反応器内部を窒素ガスで置換し、酸素不存在下にアゾビスイソブチロニトリル0.29部を溶解した前記混合溶媒溶液2.0mlを滴下して4.5時間重合処理し、その反応液を自然濾過後、濾液を激しく撹拌しながらメタノール120mlを速やかに添加して白色ポリマーの沈殿物を得、それをメタノール3部/テトラヒドロフラン2部の混合溶媒50mlで2回洗浄後、乾燥して共重合体を得た。この共重合体は、ガラス転移温度が99℃で、等方相転移温度が262℃のコレステリック構造を示すものであった。
【0069】
実施例12
実施例11で得た共重合体を用いたほかは実施例5に準じて、鏡面的に青紫光を反射する円偏光二色性を示し、反射光の波長が385〜460nmの光学素子を得た。その光学素子の透過特性を図8に示した。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得た光学活性モノマーのプロトンNMRによる分析図
【図2】実施例1で得た光学活性モノマーのIRによる分析図
【図3】実施例5で得た光学素子の透過特性を示したグラフ
【図4】実施例6で得た光学素子の透過特性を示したグラフ
【図5】実施例7で得た光学素子の透過特性を示したグラフ
【図6】実施例10で得た光学活性モノマーのプロトンNMRによる分析図
【図7】実施例10で得た光学活性モノマーのIRによる分析図
【図8】実施例12で得た光学素子の透過特性を示したグラフ

Claims (8)

  1. 一般式(a):
    Figure 0003996235
    (ただし、Rは水素又はメチル基であり、Aは一般式(a1):COO(CH m Z(ただし、mは1〜6の整数、R は下記の化学式で表されるもの、
    Figure 0003996235
    ZはCOO−又はO−であり、Bは下記の一般式(a2)で表されるものである。)
    で表されることを特徴とする光学活性モノマー。
    Figure 0003996235
    (ただし、YはOCO−又はO−、nは0≦n≦3、R は、n=0のとき−C 2d+1 で、1≦n≦3のとき−OC 2d+1 、−CN又は−Clであり、前記のdは0≦d≦3である。)
  2. 請求項1に記載の光学活性モノマーからなる構造単位を有することを特徴とする側鎖型の液晶ポリマー。
  3. 請求項に記載の光学活性モノマーとネマチック液晶相を呈するポリマーを形成するモノマーを成分とし、前記の光学活性モノマー単位を1〜40重量%含有する共重合体を用いてなり、コレステリック液晶相を呈することを特徴とする液晶ポリマー。
  4. 請求項に記載の光学活性モノマーを全モノマー成分とするポリマー1〜40重量%と、ネマチック液晶相を呈するポリマーを形成するモノマーを全モノマー成分とするポリマー99〜60重量%の混合物からなり、コレステリック液晶相を呈することを特徴とする液晶ポリマー。
  5. 請求項4の一に記載の液晶ポリマーからなるグランジャン配向したコレステリック液晶相の固化層を有して円偏光二色性を示すことを特徴とする光学素子。
  6. 請求項において、可視光領域の光に対して円偏光二色性を示す光学素子。
  7. 請求項又はにおいて、異なる波長の光に対して円偏光二色性を示す液晶ポリマーの固化層の積層体からなる光学素子。
  8. 請求項7の一において、円偏光を直線偏光化する位相差層を有する光学素子。
JP12489997A 1996-10-02 1997-04-28 光学活性モノマー、液晶ポリマー及び光学素子 Expired - Fee Related JP3996235B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12489997A JP3996235B2 (ja) 1996-10-02 1997-04-28 光学活性モノマー、液晶ポリマー及び光学素子
US09/402,539 US6248259B1 (en) 1997-04-28 1998-04-27 Optically active monomer, liquid crystal polymer, and optical element
KR10-1999-7009991A KR100517006B1 (ko) 1997-04-28 1998-04-27 광학 활성 단량체를 포함하는 측쇄형 액정 중합체, 및 이를 포함하는 광학 소자
PCT/JP1998/001934 WO1998049171A1 (fr) 1997-04-28 1998-04-27 Monomere optiquement actif, polymere cristallin liquide et element optique
EP98917703A EP0980868A4 (en) 1997-04-28 1998-04-27 OPTICALLY ACTIVE MONOMER, LIQUID CRYSTALLINE POLYMER AND OPTICAL ELEMENT
CN98806665A CN1122034C (zh) 1997-04-28 1998-04-27 光学活性单体、液晶聚合物和光学元件
US09/769,335 US20010003359A1 (en) 1997-04-28 2001-01-26 Optically active monomer, liquid crystal polymer, and optical element

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28180096 1996-10-02
JP8-281800 1996-10-02
JP12489997A JP3996235B2 (ja) 1996-10-02 1997-04-28 光学活性モノマー、液晶ポリマー及び光学素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10158268A JPH10158268A (ja) 1998-06-16
JP3996235B2 true JP3996235B2 (ja) 2007-10-24

Family

ID=26461457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12489997A Expired - Fee Related JP3996235B2 (ja) 1996-10-02 1997-04-28 光学活性モノマー、液晶ポリマー及び光学素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3996235B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6573963B2 (en) 2001-02-22 2003-06-03 3M Innovativeproperties Company Cholesteric liquid crystal optical bodies and methods of manufacture
US6917399B2 (en) 2001-02-22 2005-07-12 3M Innovative Properties Company Optical bodies containing cholesteric liquid crystal material and methods of manufacture
US6876427B2 (en) 2001-09-21 2005-04-05 3M Innovative Properties Company Cholesteric liquid crystal optical bodies and methods of manufacture and use
WO2003027119A1 (en) * 2001-09-24 2003-04-03 Koninklijke Philips Electronics N.V. Isosorbide derivatives
JP4464100B2 (ja) 2003-10-02 2010-05-19 新日本石油株式会社 光学活性な液晶性高分子化合物の製造方法
JP4929709B2 (ja) * 2005-12-20 2012-05-09 旭硝子株式会社 カイラル剤、液晶組成物、高分子液晶、回折素子、及び光情報記録再生装置
JP2007176870A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Nippon Zeon Co Ltd キラル剤

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10158268A (ja) 1998-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3372167B2 (ja) 円偏光二色性光学素子及びその装置
EP0834754B1 (en) Circular-dichroism optical element, device therefor, and liquid crystal polymer
JP4058481B2 (ja) 重合性液晶化合物および光学フィルム
EP0881510B1 (en) Circularly polarized light separation plate, production thereof and liquid crystal display
JP2005208414A (ja) 逆波長分散位相差フィルム、それを用いた偏光板及びディスプレイ装置
US6248259B1 (en) Optically active monomer, liquid crystal polymer, and optical element
JPH08146416A (ja) 液晶ディスプレイ用バックライト装置およびそれを用いた液晶表示装置
JP3996235B2 (ja) 光学活性モノマー、液晶ポリマー及び光学素子
JP2004262884A (ja) 非液晶性(メタ)アクリレート化合物、液晶性組成物、コレステリック液晶組成物、光学フィルム、及び画像表示装置
JPH1054905A (ja) 多色反射板
EP1055721A2 (en) Liquid crystal polymer composition, oriented film and process for producing the film
JP2001323266A (ja) コレステリック性液晶組成物、配向フィルムおよび多色反射板
JP2001316668A (ja) コレステリック液晶ポリマー組成物
JP2001354734A (ja) 側鎖型液晶ポリマーおよびその製造方法
JP2001213919A (ja) 側鎖型液晶ポリマーおよびその製造方法
JP4247861B2 (ja) コレステリック性液晶組成物、配向フィルムおよび多色反射板
JP3875616B2 (ja) 液晶ポリマー
JP2001318225A (ja) コレステリック液晶配向物の選択反射波長帯域の制御方法
JP2000144132A (ja) 液晶組成物、光学素子とその製法、及び光学部材
JP4208168B2 (ja) コレステリック性液晶組成物、配向フィルムおよび多色反射板
JP2000327720A (ja) 側鎖型液晶ポリマー、位相差板および楕円偏光板
JP2001354733A (ja) 側鎖型液晶ポリマーおよびその製造方法
JP4266262B2 (ja) コレステリック性液晶組成物、配向フィルムおよび多色反射板
JP2001354732A (ja) 側鎖型液晶ポリマーおよびその製造方法
JP2001323125A (ja) コレステリック性液晶組成物、配向フィルムおよび多色反射板

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070802

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130810

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees