JP3995449B2 - パラレルメカニズム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ベースとエンドエフェクタとの間に、両端部がそれぞれ傾動可能となる態様でこれらベースおよびエンドエフェクタに連結された複数の伸縮リンクを備えて成り、前記伸縮リンクを適宜伸縮させることによって前記ベースに対する前記エンドエフェクタの姿勢および/または位置を変更するようにしたパラレルメカニズムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来技術としては、例えば特開平9−105706号公報に示されたものがある。この従来技術では、図7に示すように、ベース1とエンドエフェクタである移動テーブル2との間に、伸縮リンクとして6本のシリンダアクチュエータ3を介在させてある。シリンダアクチュエータ3は、それぞれシリンダ本体3aに対してシリンダロッド3bを伸縮作動可能に配設したもので、シリンダ本体3a側の端部が球面軸受4を介してベース1の上面に連結してある一方、シリンダロッド3b側の端部が球面軸受4を介して移動テーブル2の下面に連結してある。
【0003】
上記のように構成したパラレルメカニズムでは、6本のシリンダアクチュエータ3を適宜伸縮させ、それぞれを所定の長さになるように制御すれば、移動テーブル2をベース1に対して所望の位置に所望の姿勢で位置決め配置することが可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のパラレルメカニズムにあっては、ベース1に対して移動テーブル2を最も近接させた場合にも、これらベース1と移動テーブル2との間にシリンダアクチュエータ3のすべてを収容できるだけのスペース(間隔)を確保しなければならない。このため、移動テーブル2の移動ストロークを大きく設定した場合、つまりシリンダアクチュエータ3として長さの大きなものを適用した場合には、パラレルメカニズムの小型化を図ることが困難となり、逆にパラレルメカニズムを小型化した場合には、移動テーブル2の移動ストロークを十分に確保することが困難になるといった問題を招来することになる。
【0005】
また、上述したように両端部が球面軸受4によって支持されたシリンダアクチュエータ3にあっては、これを繰り返し伸縮作動させた場合、球面軸受4の中心間を結ぶ軸線回りに回転する虞れがある。通常、シリンダアクチュエータ3には、作動信号を与えるための配線や作動圧力を供給するための配管3cが接続してあるため、シリンダアクチュエータ3が球面軸受4の中心間を結ぶ軸線回りに回転した場合、これら配線や配管3cに負荷が加わることになる。この結果、配線や配管3cが切断する等の事態を招来する、あるいは配線や配管3cに加わった負荷がシリンダアクチュエータ3の傾動に対して抵抗を与える、といったパラレルメカニズムの必要な動作に悪影響を及ぼすことに繋がる。さらに、外周部に上述した配線や配管3cを接続するための部分が設けてある等、シリンダアクチュエータ3の横断面に突出する部分が存在する場合には、シリンダアクチュエータ3が球面軸受4の中心間を結ぶ軸線回りに回転することによってこれらの相互干渉を招来する虞れもある。
【0007】
この発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、伸縮リンクに接続した作動信号を与えるための配線や作動圧力を供給するための配管が切断する等の事態、あるいは配線や配管に加わった負荷が伸縮リンクの傾動に対して抵抗を与えるといったパラレルメカニズムの必要な動作に悪影響を及ぼすことをなくすことのできるパラレルメカニズムを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明にかかるパラレルメカニズムは、ベースとエンドエフェクタとの間に、それぞれ両端部が互いに直交する3軸回りに回転可能な3自由度を有する球面軸受を介してこれらベースおよびエンドエフェクタに連結される複数の伸縮リンクを備えて成り、前記伸縮リンクを適宜伸縮させることによって前記ベースに対する前記エンドエフェクタの姿勢および/または位置を変更するようにしたパラレルメカニズムにおいて、前記伸縮リンクと前記ベースおよび前記エンドエフェクタの少なくとも一方との間に、両端部の球中心間を結ぶ軸線回りに対する前記伸縮リンクの相対回転のみを規制する一方、前記伸縮リンクの前記ベースおよび前記エンドエフェクタに対する揺動を許容する回転規制手段を設けたことを特徴とする。
【0011】
この発明によれば、回転規制手段の作用により、ベースおよびエンドエフェクタに対する揺動を許容した状態で両端部の球中心間を結ぶ軸線回りに対する伸縮リンクの相対回転のみを規制することができる。
【0012】
つぎの発明にかかるパラレルメカニズムは、上記の発明において、前記伸縮リンクの作動軸心が、両端部の球中心間を結ぶ軸線から逸脱し、かつ前記ベースおよび前記エンドエフェクタの少なくとも一方の外方域を通過するように、当該伸縮リンクを配置したことを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、ベースに対してエンドエフェクタを近接させた場合に、これらベースとエンドエフェクタとの間に伸縮リンクのすべてを収容するためのスペースを確保する必要がない。
【0014】
つぎの発明にかかるパラレルメカニズムは、上記の発明において、前記回転規制手段が、前記球中心間を結ぶ軸線回りの前記伸縮リンクの回転に対する捩れ剛性が、前記エンドエフェクタの姿勢および/または位置を変更する際の前記伸縮リンクの傾動に対する捩れ剛性、もしくは曲げ剛性よりも大きくなるように構成した弾性部材を備えたものであることを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、弾性部材の剛性に関する異方性により、ベースおよびエンドエフェクタに対する傾動を許容した状態でこれらベースおよびエンドエフェクタと伸縮リンクとの、両端部の球中心間を結ぶ軸線回りの相対回転を規制することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるパラレルメカニズムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0017】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1であるパラレルメカニズムの要部を示す断面図、図2は、図1に示したパラレルメカニズムの全体を示す斜視図である。ここで例示するパラレルメカニズムは、例えば産業用ロボットや工作機械の分野、あるいは計測や測定の分野で用いられるもので、ベース10とエンドエフェクタである移動テーブル20との間に、伸縮リンクとして複数、本実施の形態1では6本のシリンダアクチュエータ30を介在させてある。
【0018】
ベース10および移動テーブル20は、それぞれ円形の板状部材である。本実施の形態1では、ベース10として移動テーブル20よりも直径の大きなものを適用している。
【0019】
シリンダアクチュエータ30は、シリンダ本体31に対してシリンダロッド32を伸縮作動可能に設けたもので、各シリンダ本体31のほぼ中央となる部分に支承ブラケット40を備えている。支承ブラケット40は、シリンダ本体31の径外方向に延在する態様で該シリンダ本体31に固着してある。なお、図には明示していないものの、シリンダ本体31の外周部に部分的に突出する部分、例えばシリンダアクチュエータ30に作動信号を与えるための配線や作動圧力を供給するための配管を接続するための部分、あるいは変位計や荷重計といった各種センサが存在する場合には、これらの部分の突出方向とは相反する方向に向けて上述した支承ブラケット40を延在させることが好ましい。
【0020】
上記のような構成を有したシリンダアクチュエータ30は、シリンダロッド32の先端部が球面軸受50を介して移動テーブル20の下面に連結してある一方、支承ブラケット40の突出端部が球面軸受50を介してベース10の上面に連結してあり、これら移動テーブル20およびベース10に対して、各球面軸受50の球中心回りに任意の方向に傾動することが可能である。球面軸受50は、それぞれハウジング51の中心孔51aに軸受球体52を転動可能に支承したもので、ハウジング51を介してベース10、並びに移動テーブル20に固着してある一方、軸受球体52から延在する連設ロッド52aを介して上述したシリンダロッド32の先端部、並びに支承ブラケット40の突出端部に連結してある。
【0021】
また、上記パラレルメカニズムには、ベース10と各シリンダアクチュエータ30との間に回転規制手段60を設けてある。回転規制手段60は、図3に示すように、蛇腹状部材61、固定端部材62および可動端部材63を備えて構成してある。
【0022】
蛇腹状部材61は、ステンレス鋼板等の金属薄板によって円筒の蛇腹状に成形したもので、図3(a)に示すX−X軸およびY−Y軸回りに容易に曲げ変形することが可能である一方、Z−Z軸回りの回転(捩り)についてはほとんど不可能である。具体的には、X−X軸およびY−Y軸回りの曲げ剛性に対して、Z−Z軸回りの捩り剛性が十分大きく(好ましくは10倍以上)なるように蛇腹状部材61を構成してある。
【0023】
固定端部材62および可動端部材63は、それぞれ中心孔62a,63aを有した円板状部材であり、比較的厚板の金属によって構成してある。固定端部材62は、その上部表面を介して蛇腹状部材61の下端部に固着してあるとともに、その中心孔62aに球面軸受50を挿通させた状態でその下部表面を介してベース10の上面に固着してある。可動端部材63は、その下部表面を介して蛇腹状部材61の上端部に固着してあるとともに、中心孔63aを介して球面軸受50の連設ロッド52aに固着してある。
【0024】
図1に明示するように、回転規制手段60を設ける場合には、シリンダアクチュエータ30の支承ブラケット40がベース10の径方向に沿って延在し、シリンダアクチュエータ30の作動軸心A−Aがベース10の外方域を通過するように、それぞれの向きを設定する。
【0025】
上記のように構成したパラレルメカニズムでは、6本のシリンダアクチュエータ30を適宜伸縮させ、それぞれを所定の長さになるように制御すれば、移動テーブル20をベース10に対して所望の位置に所望の姿勢で位置決め配置することが可能になる。
【0026】
上述した移動テーブル20を移動させる動作の間、それぞれのシリンダアクチュエータ30は、ベース10および移動テーブル20との間に介在させた球面軸受50の作用により、個々の伸縮状態に応じてこれらベース10や移動テーブル20に対して適宜傾動することになる。このため、シリンダアクチュエータ30の傾動に伴って上述した回転規制手段60の蛇腹状部材61には、X−X軸およびY−Y軸回りの曲げ変形が招来されるようになる。しかしながら、上記パラレルメカニズムによれば、上述したように、蛇腹状部材61としてX−X軸およびY−Y軸回りに容易に曲げ変形することが可能なものを適用しているため、当該蛇腹状部材61がシリンダアクチュエータ30の傾動を妨げたり、抵抗となったりする虞れはない。
【0027】
しかも、回転規制手段60の蛇腹状部材61は、X−X軸およびY−Y軸回りの曲げ剛性に対して、Z−Z軸回りの捩り剛性が十分大きくなるように構成してあるため、シリンダアクチュエータ30を繰り返し伸縮作動させた場合にも、当該シリンダアクチュエータ30が、両端部に設けた球面軸受50の軸受球中心間を結ぶ軸線B−B回りに回転する事態を有効に防止することが可能となる。この結果、シリンダアクチュエータ30に接続した作動信号を与えるための配線や作動圧力を供給するための配管が切断する等の事態、あるいは配線や配管に加わった負荷がシリンダアクチュエータ30の傾動に対して抵抗を与える、といったパラレルメカニズムの必要な動作に悪影響を及ぼす虞れがなくなる。さらに、外周部に上述した配線や配管を接続するための部分が設けてある等、シリンダアクチュエータ30の横断面に突出する部分が存在する場合であっても、当該突出した部分が相互に干渉する事態を招来する虞れもない。
【0028】
さらに、上記パラレルメカニズムによれば、各シリンダアクチュエータ30の作動軸心A−Aが、両端の傾動中心間を結ぶ軸線B−Bから逸脱し、かつベース10の外方域を通過するようにそれぞれのシリンダアクチュエータ30を配置している。従って、ベース10と移動テーブル20との間にシリンダアクチュエータ30のすべてを収容するためのスペースを確保する必要がない。この結果、例えば図1中の二点鎖線で示すように、移動テーブル20の移動ストロークを十分に確保すべくシリンダアクチュエータ30として長さの大きなものを適用した場合にも、該シリンダアクチュエータ30の長さに比べて移動テーブル20をベース10に十分に近接することができるようになり、その小型化を図る上できわめて有利となる。
【0029】
なお、上述した実施の形態1では、ベース10と移動テーブル20との間にシリンダアクチュエータ30から成る伸縮リンクを介在させるようにしているが、伸縮リンクとしては必ずしもシリンダアクチュエータ30である必要はなく、伸縮が可能なものであれば、例えばモータによって回転駆動するボールネジを利用したものを適用しても構わない。また、ベース10と移動テーブル20との間に6本の伸縮リンクを介在させるようにしているが、3本であっても構わない。さらに、ベース10およびエンドエフェクタに対して伸縮リンクを傾動させるための手段として球面軸受50を例示しているが、ユニバーサルジョイント等、ベース10およびエンドエフェクタとの間を傾動可能に連結できるものであれば、その他の手段を適用しても構わない。但し、ユニバーサルジョイントを適用した場合には、その構造上、伸縮リンクが両端の傾動中心を結ぶ軸線B−B回りに回転する事態が発生しない。従って、この場合には、上述した回転規制手段60を設けるに及ばない。また、上述した実施の形態1では、伸縮リンクの作動軸心がベースの外方域のみを通過するように該伸縮リンクを配置するようにしているが、エンドエフェクタの外方域のみを通過するようにしてもよいし、ベースおよびエンドエフェクタ双方の外方域を通過するように伸縮リンクを配置するようにしても構わない。
【0030】
実施の形態2.
上述した実施の形態1では、ベースと伸縮リンクとの間に回転規制手段を設けるようにしている。これに対して実施の形態2は、エンドエフェクタである移動テーブルと伸縮リンクとの間に回転規制手段を設けるようにしたものである。
【0031】
図4は、本発明の実施の形態2であるパラレルメカニズムを示した斜視図である。ここで例示するパラレルメカニズムも、産業用ロボットや工作機械の分野、あるいは計測や測定の分野で用いられるもので、ベース10′とエンドエフェクタである移動テーブル20との間に、伸縮リンクとして6本のシリンダアクチュエータ30を介在させてある。
【0032】
移動テーブル20は、図1および図2に示した実施の形態1と同様に、円形の板状部材である。これに対してベース10′は、比較的厚板で周面10aがテーパ状の円錐台状を成す部材である。
【0033】
シリンダアクチュエータ30は、シリンダ本体31に対してシリンダロッド32を伸縮作動可能に設けたもので、各シリンダ本体31のほぼ中央となる部分に支承ブロック41を備えている。支承ブロック41は、中心孔41aを有した直方状を成すもので、該中心孔41aにシリンダ本体31を嵌合させた状態で該シリンダ本体31に固着してある。
【0034】
上記のような構成を有したシリンダアクチュエータ30は、シリンダロッド32の先端部が球面軸受50を介して移動テーブル20の下面に連結してある一方、支承ブロック41の一側面が球面軸受50を介してベース10′の周面10aに連結してあり、これら移動テーブル20およびベース10′に対して、各球面軸受50の軸受球中心回りに任意の方向に傾動することが可能である。球面軸受50は、それぞれハウジング51の中心孔51aに軸受球体52を転動可能に支承したもので、ハウジング51を介してベース10′、並びに移動テーブル20に固着してある一方、軸受球体52から延在する連設ロッド52aを介して上述したシリンダロッド32の先端部、並びに支承ブロック41の一側面に連結してある。
【0035】
また、上記パラレルメカニズムには、移動テーブル20と各シリンダアクチュエータ30との間に回転規制手段60を設けてある。回転規制手段60は、図3に示したものと同様に、蛇腹状部材61、固定端部材62および可動端部材63を備えて構成したもので、固定端部材62がその中心孔62aに球面軸受50を挿通させた状態で移動テーブル20の下面に固着してある一方、可動端部材63がその中心孔63aを介して球面軸受50の連設ロッド52aに固着してある。回転規制手段60の蛇腹状部材61が、図3(a)に示すX−X軸およびY−Y軸回りに容易に曲げ変形することが可能である一方、Z−Z軸回りの回転(捩り)についてはほとんど不可能であるのも実施の形態1と同様である。
【0036】
上記のように構成したパラレルメカニズムにおいても、6本のシリンダアクチュエータ30を適宜伸縮させ、それぞれを所定の長さになるように制御すれば、移動テーブル20をベース10′に対して所望の位置に所望の姿勢で位置決め配置することが可能になる。
【0037】
上述した移動テーブル20を移動させる動作の間、それぞれのシリンダアクチュエータ30は、ベース10′および移動テーブル20との間に介在させた球面軸受50の作用により、個々の伸縮状態に応じてこれらベース10′や移動テーブル20に対して適宜傾動することになる。このため、シリンダアクチュエータ30の傾動に伴って上述した回転規制手段60の蛇腹状部材61には、X−X軸およびY−Y軸回りの曲げ変形が招来されるようになる。しかしながら、上記パラレルメカニズムによれば、蛇腹状部材61としてX−X軸およびY−Y軸回りに容易に曲げ変形することが可能なものを適用しているため、当該蛇腹状部材61がシリンダアクチュエータ30の傾動を妨げたり、抵抗となったりする虞れはない。
【0038】
しかも、回転規制手段60の蛇腹状部材61は、X−X軸およびY−Y軸回りの曲げ剛性に対して、Z−Z軸回りの捩り剛性が十分に大きいため、シリンダアクチュエータ30を繰り返し伸縮作動させた場合にも、当該シリンダアクチュエータ30が、両端部に設けた球面軸受50の軸受球中心間を結ぶ軸線B−B回りに回転する事態を有効に防止することが可能となる。この結果、シリンダアクチュエータ30に接続した作動信号を与えるための配線や作動圧力を供給するための配管が切断する等の事態、あるいは配線や配管に加わった負荷がシリンダアクチュエータ30の傾動に対して抵抗を与える、といったパラレルメカニズムの必要な動作に悪影響を及ぼす虞れがなくなる。さらに、外周部に上述した配線や配管を接続するための部分が設けてある等、シリンダアクチュエータ30の横断面に突出する部分が存在する場合であっても、当該突出した部分が相互に干渉する事態を招来する虞れもない。
【0039】
さらに、上記パラレルメカニズムによれば、各シリンダアクチュエータ30の作動軸心A−Aが、両端の傾動中心間を結ぶ軸線B−Bから逸脱し、かつベース10′の外方域を通過するようにそれぞれのシリンダアクチュエータ30を配置するようにしている。従って、ベース10′と移動テーブル20との間にシリンダアクチュエータ30のすべてを収容するためのスペースを確保する必要がない。このため、移動テーブル20の移動ストロークを十分に確保すべくシリンダアクチュエータ30として長さの大きなものを適用した場合にも、該シリンダアクチュエータ30の長さに比べて移動テーブル20をベース10′に十分に近接することができるようになり、その小型化を図る上できわめて有利となる。
【0040】
なお、上述した実施の形態2では、ベース10′と移動テーブル20との間にシリンダアクチュエータ30から成る伸縮リンクを介在させるようにしているが、伸縮リンクとしては必ずしもシリンダアクチュエータ30である必要はなく、伸縮が可能なものであれば、例えばモータによって回転駆動するボールネジを利用したものを適用しても構わない。また、ベース10′と移動テーブル20との間に6本の伸縮リンクを介在させるようにしているが、3本であっても構わない。さらに、上述した実施の形態2では、伸縮リンクの作動軸心がベースの外方域のみを通過するように該伸縮リンクを配置するようにしているが、エンドエフェクタの外方域のみを通過するようにしてもよいし、ベースおよびエンドエフェクタ双方の外方域を通過するように伸縮リンクを配置するようにしても構わない。
【0041】
実施の形態3.
上述した実施の形態1および2では、回転規制手段としていずれも蛇腹状部材を備えた回転規制手段を例示している。これに対して実施の形態3では、ジンバル状の板バネ部材を備えた回転規制手段を示している。
【0042】
図5は、本発明の実施の形態3である回転規制手段を示したもので、(a)はその外観斜視図、(b)は板バネ部材の平面図、(c)は回転規制手段の断面図である。以下、この図5を参照しながら実施の形態3である回転規制部材について説明する。なお、以下においては便宜上、実施の形態1のように、ベース10と伸縮リンクとの間に介在させることを前提として回転規制手段の説明を行うが、実施の形態2のように、エンドエフェクタである移動テーブルと伸縮リンクとの間に介在させることももちろん可能である。
【0043】
図5(a)乃至図5(c)からも明らかなように、本実施の形態3の回転規制手段160は、固定端部材162、可動端部材163および板バネ部材161を備えて構成したものである。
【0044】
固定端部材162は、球面軸受50のハウジング51を囲繞するに十分な内径を有した円筒状を成すものである。固定端部材162の長さは、ベース10に設けた球面軸受50において軸受球体52の中心高さに合致するように構成してある。この固定端部材162は、その下端面を介してベース10の上面に固着してある。
【0045】
可動端部材163は、球面軸受50のハウジング51よりも太径で、固定端部材162よりも細径の円筒状を成すもので、その上端部が中心孔163aを有した天壁によって閉塞してある。この可動端部材163は、天壁の中心孔163aを介して球面軸受50の連設ロッド52aに固着してある。
【0046】
板バネ部材161は、任意の弾性材料から成る薄板、例えば金属の薄板によって成形したもので、中心孔161aを有した円板状を成している。この板バネ部材161は、その外径が上述した固定端部材162の外径に合致する一方、中心孔161aの内径が上述した可動端部材163の内径と合致するように構成してある。
【0047】
また、上記板バネ部材161には、中心孔161aの外周となる位置に一対の内周溝161bを設けてあるとともに、該内周溝161bのさらに外周となる位置に一対の外周溝161cを設けてある。これら内周溝161bおよび外周溝161cは、それぞれほぼ半円弧状を成す狭幅の溝であり、それぞれが板バネ部材161の中心と同心の円を描くように設けてある。これら一対の内周溝161bと一対の外周溝161cとは、一対の内周溝161bの相互間に構成される一対の内周側連結部161dと、一対の外周溝161cの相互間に構成される一対の外周側連結部161eとが、板バネ部材161の中心に対して90°ずれるように両者の位置を設定してある。
【0048】
この板バネ部材161は、その外周部の下面を介して固定端部材162の上端面に固着してある一方、その内周部の上面を介して可動端部材163の下端面に固着してある。
【0049】
上記のように構成した回転規制手段160によれば、上述した板バネ部材161において内周溝161bよりも内方側に位置する円環部分(以下、単に内方円環部分161fという)が、外周溝161cよりも外方側に位置する円環部分(以下、単に外方円環部分161gという)に対して任意の方向に傾動可能である。つまり、外方円環部分161gに対して内方円環部分161fは、一対の内周側連結部161dを介してX−X軸回りに弾性的に傾動可能であるとともに、一対の外周側連結部161eを介してY−Y軸回りに弾性的に傾動可能である。従って、この内方円環部分161fに可動端部材163および連設ロッド52aを介して固着したシリンダアクチュエータ30は、外方円環部分161gに固定端部材162を介して固着したベース10に対して容易に傾動することが可能であり、上述した板バネ部材161がシリンダアクチュエータ30の傾動を妨げたり、抵抗となったりする虞れはない。
【0050】
しかも、回転規制手段160の板バネ部材161は、内方円環部分161fが外方円環部分161gに対してZ−Z軸回りに容易に回転できる構成にない。つまり、回転規制手段160の板バネ部材161は、X−X軸およびY−Y軸回りの捩り剛性に対して、Z−Z軸回りの捩り剛性が十分に大きく(好ましくは10倍以上)、当該Z−Z軸回りにはほとんど捩れ変形することはない。従って、シリンダアクチュエータ30を繰り返し伸縮作動させた場合にも、当該シリンダアクチュエータ30が、両端部に設けた球面軸受50の軸受球中心間を結ぶ軸線B−B回りに回転する事態を有効に防止することが可能となる。
【0051】
実施の形態4.
上述した実施の形態1および2では、回転規制手段としていずれも蛇腹状部材を備えた回転規制手段を例示している。これに対して実施の形態4では、コイルスプリングを備えた回転規制手段を示している。
【0052】
図6は、本発明の実施の形態4である回転規制手段を示したもので、(a)はその外観斜視図、(b)は回転規制手段の断面図である。以下、この図6を参照しながら実施の形態4である回転規制部材について説明する。なお、以下においては便宜上、実施の形態1のように、ベース10と伸縮リンクとの間に介在させることを前提として回転規制手段の説明を行うが、実施の形態2のように、エンドエフェクタである移動テーブルと伸縮リンクとの間に介在させることももちろん可能である。
【0053】
図6(a)乃至図6(c)からも明らかなように、上記回転規制手段260は、コイルスプリング261、固定端部材262および可動端部材263を備えて構成したものである。
【0054】
コイルスプリング261は、金属線材を螺旋状に巻回することによって構成したもので、図6(a)に示すX−X軸およびY−Y軸回りに容易に曲げ変形することが可能である一方、Z−Z軸回りの回転(捩り)についてはほとんど不可能である。具体的には、X−X軸およびY−Y軸回りの曲げ剛性に対して、Z−Z軸回りの捩り剛性が十分に大きく(好ましくは10倍以上)なるように構成してある。
【0055】
固定端部材262および可動端部材263は、それぞれ中心孔262a,263aを有した円板状部材であり、比較的厚板の金属によって構成してある。固定端部材262は、その上部表面を介してコイルスプリング261の下端部に固着してあるとともに、その中心孔262aに球面軸受50を挿通させた状態でその下部表面を介してベース10の上面に固着してある。可動端部材263は、その下部表面を介してコイルスプリング261の上端部に固着してあるとともに、中心孔263aを介して球面軸受50の連設ロッド52aに固着してある。
【0056】
上記のように構成した回転規制手段260によれば、上述したコイルスプリング261が適宜弾性変形することにより、固定端部材262に対して可動端部材263が、コイルスプリング261の軸心Z−Z軸に直交したX−X軸およびY−Y軸回りに変位可能である。従って、この可動端部材263に連設ロッド52aを介して固着したシリンダアクチュエータ30は、固定端部材262を介して固着したベース10に対して容易に傾動することが可能であり、上述したコイルスプリング261がシリンダアクチュエータ30の傾動を妨げたり、抵抗となったりする虞れはない。
【0057】
しかも、回転規制手段260のコイルスプリング261は、その軸心であるZ−Z軸回りの捩り剛性が、X−X軸およびY−Y軸回りの捩り剛性に対して十分に大きくなるように設定したものである。従って、シリンダアクチュエータ30を繰り返し伸縮作動させた場合にも、当該シリンダアクチュエータ30が、両端部に設けた球面軸受50の軸受球中心間を結ぶ軸線B−B回りに回転する事態を有効に防止することが可能となる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ベースとエンドエフェクタとの間に伸縮リンクのすべてを収容するためのスペースを確保する必要がないため、エンドエフェクタの移動ストロークを十分に確保すべく伸縮リンクとして長さの大きなものを適用した場合であっても、ベースに対してエンドエフェクタを十分に近接させることができ、その小型化を図る上できわめて有利となる。
【0059】
つぎの発明によれば、回転規制手段の作用により、ベースおよびエンドエフェクタに対する傾動を許容した状態で両端部の球中心間を結ぶ軸線回りの伸縮リンクとの相対回転を規制することができるため、伸縮リンクを繰り返し伸縮作動させた場合にも、該伸縮リンクに接続した作動信号を与えるための配線や作動圧力を供給するための配管が切断する等の事態、あるいは配線や配管に加わった負荷が伸縮リンクの傾動に対して抵抗を与える、といったパラレルメカニズムの必要な動作に悪影響を及ぼす虞れがなくなる。さらに、外周部に上述した配線や配管を接続するための部分が設けてある等、伸縮リンクの横断面に突出する部分が存在する場合であっても、当該突出した部分が相互に干渉する事態を招来する虞れもない。
【0060】
つぎの発明によれば、ベースに対してエンドエフェクタを近接させた場合に、これらベースとエンドエフェクタとの間に伸縮リンクのすべてを収容するためのスペースを確保する必要がないため、伸縮リンクを繰り返し伸縮作動させた場合にも、パラレルリンクの必要な動作に悪影響を及ぼす事態を招来する虞れがなく、しかもエンドエフェクタの移動ストロークを十分に確保すべく伸縮リンクとして長さの大きなものを適用した場合にも小型化を図ることが可能になる。
【0061】
つぎの発明によれば、弾性部材の剛性に関する異方性により、ベースおよびエンドエフェクタに対する傾動を許容した状態でこれらベースおよびエンドエフェクタと伸縮リンクとの、両端部の球中心間を結ぶ軸線回りの相対回転を規制することができるため、上述した作用効果を有するパラレルメカニズムを容易に具現化することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1であるパラレルメカニズムの要部を示す断面図である。
【図2】 図1に示したパラレルメカニズムの全体を示す斜視図である。
【図3】 図1に示したパラレルメカニズムで適用する回転規制手段を示したもので、(a)は外観斜視図、(b)は断面側面図である。
【図4】 本発明の実施の形態2であるパラレルメカニズムの全体を示す斜視図である。
【図5】 本発明の実施の形態3であるパラレルメカニズムの回転規制手段を示したもので、(a)はその外観斜視図、(b)は板バネ部材の平面図、(c)は回転規制手段の断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態4であるパラレルメカニズムの回転規制手段を示したもので、(a)はその外観斜視図、(b)は回転規制手段の断面図である。
【図7】 従来のパラレルメカニズムを概念的に示した斜視図である。
【符号の説明】
10,10′ ベース、10a 周面、20 移動テーブル、30 シリンダアクチュエータ、31 シリンダ本体、32 シリンダロッド、40 支承ブラケット、41 支承ブロック、41a 中心孔、50 球面軸受、51 ハウジング、51a 中心孔、52 軸受球体、52a 連設ロッド、60 回転規制手段、61 蛇腹状部材、62 固定端部材、62a 中心孔、63 可動端部材、63a 中心孔、160 回転規制手段、161 板バネ部材、161a 中心孔、161b 内周溝、161c 外周溝、161d 内周側連結部、161e 外周側連結部、161f 内方円環部分、161g 外方円環部分、162 固定端部材、163 可動端部材、163a 中心孔、260 回転規制手段、261 コイルスプリング、262 固定端部材、262a 中心孔、263 可動端部材、263a 中心孔。

Claims (2)

  1. ベースとエンドエフェクタとの間に、それぞれ両端部が互いに直交する3軸回りに回転可能な3自由度を有する球面軸受を介してこれらベースおよびエンドエフェクタに連結される複数の伸縮リンクを備えて成り、前記伸縮リンクを適宜伸縮させることによって前記ベースに対する前記エンドエフェクタの姿勢および/または位置を変更するようにしたパラレルメカニズムにおいて、
    前記伸縮リンクと前記ベースおよび前記エンドエフェクタの少なくとも一方との間に、両端部の球中心間を結ぶ軸線回りに対する前記伸縮リンクの相対回転のみを規制する一方、前記伸縮リンクの前記ベースおよび前記エンドエフェクタに対する揺動を許容する回転規制手段を設けたことを特徴とするパラレルメカニズム。
  2. 前記伸縮リンクの作動軸心が、両端部の球中心間を結ぶ軸線から逸脱し、かつ前記ベースおよび前記エンドエフェクタの少なくとも一方の外方域を通過するように、当該伸縮リンクを配置したことを特徴とする請求項1に記載のパラレルメカニズム。
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