JP3995321B2 - 選別機のための詰まり防止チャンネル傾斜樋 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は選別機における多チャンネル傾斜樋に関し、特に広範囲の被選別物の中で色に欠陥があるとか、異物が混入しているとか、大きさあるいは形状に異常がある物を含む大量の被選別物を取り扱う多チャンネル傾斜樋に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明が適用される一般的な選別機は、自然落下供給方式チャンネル選別機として特徴付けることができる。この方式の選別機は幅方向に渡って多数チャンネルを有する急角度の傾斜樋あるいはシュートを備える。ホッパーあるいはその他の供給装置は被選別物を配分供給するように傾斜樋の上部に配置される。傾斜樋は幅方向に渡って多数チャンネルに分けられ、各々のチャンネルに被選別物がほぼ平均的に配分されて導かれるように構成されている。傾斜樋に供給される総量の被選別物について適量を各チャンネルに配分する技術は公知である。一般的な選別機の中に65チャンネルあるいはそれ以上ものチャンネルを有するものもあるが、現在使用されている多くの機械は限られた数、例えば8個のチャンネルを有する。
【0003】
自然落下形式傾斜樋選別機は長年使用されており、広範囲の食品および多くの非食品の選別に採用されている。初期の選別機は単チャンネルで構成され、監視区域へはU型あるいはV型の傾斜樋が被選別物を運ぶようになっていた。後に、単一の機枠に複数の、例えば2,6,8,12個の個々の傾斜樋が設けられたものが開発された。これらの個々の傾斜樋の各々は単チャンネル構成のものと類似のものであったが、経済的にするため、単一の機枠に複数の傾斜樋を設ける構成のものが開発された。この選別機においては、監視される被選別物は複数の直線的流れあるいは“糸”になっていた。
【0004】
1980年の初め頃、高処理能力の選別機に対する要求と、被選別物が傾斜樋を円滑に流れない問題を解決する必要から、平らなベルト選別機が使用されるようになった。この選別機においては、被選別物は幅の広いシートの形で監視部に提供された。
【0005】
1980年の中頃、個別形式のチャンネル選別機における簡単さおよび空間の効率性とベルト式の選別機における高処理能力性とを組み合わせた形式の選別機が使用されるようになった。この“幅広選別機”は複数の被選別物の平らな流れを監視部に提供した。この複数の平らな流れによる総処理量は比較されるベルト式選別機の処理量に略等しいものであった。
【0006】
初期においては、この種の選別機は主として米のような穀物の選別に適用されていた。しかし最近、以前には小さい個別形式の選別機か、あるいはベルト式の選別機で選別されていたような広範囲の他の被選別物、例えば、栗類あるいは豆類、のような物にもこの種の選別機が適用できることが証明された。幅広選別機のこのような適用範囲の拡張によって、傾斜樋構成全体のデサインと、この幅広選別機に用いられる個々の各チャンネルの構造のデザインについて幾つかの技術的課題が発生した。
【0007】
チャンネルの目的は被選別物を加速し単一線条化することであり、そしてそれを監視区域に均一に提供することである。現状技術の背景として、古くからの幅広の傾斜樋と個別型傾斜樋で目的を達成していたもののデザインの詳細を理解しておく必要がある。先ず、現在使用されている幅広の傾斜樋シュートは二つのカテゴリに分けられる。すなわち、分割型と非分割型の二つの種類である。次に、個別型傾斜樋によりある種の被選別物を満足に選別するには、以前から知られているように、傾斜樋選別機のシュートの中を流れる被選別物を安定させるためにシュートの上部にそれを横切るガイドを設けることが望ましい。このガイドは“キーパ”として知られている。
【0008】
傾斜樋の種類としては、成功した選別機の中に、幅広で平らな傾斜樋を用い、監視エジェクタ装置に被選別物を“シート”として提供するものがある。この選別機では被選別物がベルト選別機における提供の仕方と同様に提供される。その他の選別機で幅広で平らな傾斜樋を使用して成功したものがあるが、この場合は、被選別物のシートをチャンネル毎に一連のリボンに分ける分割リブが傾斜樋にさらに設けられる。これらのリボンは、各々のリボンが一つのエジェクタの前を通過するように方向付けられて監視エジェクタ装置に提供される。この重要な特徴によって、監視部を通過する被測定物が二つの隣接するエジェクタによって撃たれる場所にあって不合格物と一緒に合格物が大量にエジェクトされるような状況を避けることができる。理論的には、被測定物が一つのエジェクタを越える区域を流れる状況を避けることによって、上述の複数のチャンネルに分割された傾斜樋においてはエジェクタの噴射の総回数が少なくなり合格物でありながら除外されることも少なくなる。後で詳細に説明する本発明は非分割型および分割型の両方の傾斜樋選別機に適用できるが、非選別物の流れのリボンをエジェクタと整合することから得られる効果は分割型に適用した場合の方が大である。この効果の差は、選別機が穀物より大きい被選別物に適用された場合、あるいは被選別物が極度に密着して流れているときに適用された場合に特に顕著である。
【0009】
ガイドあるいは“キーパ”は、被測定物が傾斜樋上で、あるいは個々の傾斜樋選別装置のチャンネル内で跳ねたり転がったりするのを制御するために長年使用されてきた。ガイドは通常は薄い可撓性のプラスチック製の片からなり、被選別物の流れの上に置かれる。片の幅はチャンネルの側部で支持され、片の下を被測定物が自由に通過できるようになっている。しかし、片は被測定物に近く位置しているので、被測定物が跳ね上がったりあるいは重なり合ったりした場合は、被測定物はチャンネルの底において均一に流れるように強制的に押し下げられる。
【0010】
幅広傾斜樋選別機について穀物以外への広い適用が試みられた結果、選別機の作動範囲を拡大するような被選別物の取扱いの改良が必要であることが判明した。レンズ豆(lentils)とかプラスチック片のような大型の物を選別するときの被選別物の流れの安定のためには、シュートの個々の分割リブの高さを延ばした。ナットとか豆とかのような丸いあるいは細長い物については、複数のチャンネル傾斜樋のチャンネルの底を平らにしなくてそれに丸みを形成した。平らなチャンネルおよび丸みを有するチャンネルの両方について、何れを選択するかは被選別物の大きさと形状によって決められる。目的は被選別物の大きさにチャンネルの寸法を合わせることであり、それによって被選別物は異常に跳ね上がることなく流れ、しかも被選別物はチャンネルの中での過度の密着によって低速になるようなこともない。
【0011】
殆どの種類の被選別物において、従来使用されていた“キーパ”の形態の変更が被選別物の流れの改良に役立つことが判明した。この例では、傾斜樋の全幅に渡り分割リブの上部に支持される薄いプラスチックのシートを使用して被選別物がチャンネルの底を円滑に流れることを維持するようにした。
【0012】
上記の傾斜樋はある種の被選別物の選別には成功した。しかし、その作動は、被選別物をチャンネルの中で詰まらせるような、被選別物の流れの中の大型寸法あるいは不規則形状の物によって制限されることが判明した。
【0013】
多くの適用状態において、好適なチャンネルの構成は、上述の分割リブを改良すること、すなわち一つ置きにリブの高さを低くした構成であることが判明した。この改良によれば、リブが全て存在する場合に期待されるるように、殆どの被選別物の流れはそれぞれのチャンネルによって制御されることとなり、被選別物の各リボンは一つのエジェクタの前だけを通過すると言う被選別物の方向付けの目的を達成することになる。しかし、もし異常に大きい物、異物、あるいは変形物であって分割リブに掛かるような物を含む被選別物がチャンネルに供給された場合、それはチャンネルに詰まったり被選別物の流れを邪魔するのでなくて隣接のチャンネルに越流して選別機を通過する。
【0014】
チャンネルの構成の選択基準としてチャンネルの輪郭を被選別物の形状に合わせることは従来通りであるが、キーパの片は交互に高さが違う分割リブによって支えられている。必要に応じ、分割リブは三つのリブ毎に高さを変えてもよいし、あるいはそれより少ない頻度のリブでキーパを支えるようにしてもよい。
【0015】
本特許出願の要旨は、最も適した自然落下式傾斜樋の構成にあり、構成要素には分割リブを備える多数チャンネルと分割リブの上に置かれるキーパが含まれる。傾斜樋の形状は、(1) チャンネルの底の形状(平ら又は丸み形状)を被選別物に合致するように選ぶこと、(2) 高い方の分割リブの高さをキーパが適切な高さに位置するように選ぶこと、(3) 低い方の分割リブの高さを、異常に大きい粒子がチャンネルを詰まらせないでしかも個々のチャンネル内での大部分の被選別物の流れを制御できるように、出来るだけ低く選ぶことで決定される。被選別物の制御の改善は、エジェクタに対するチャンネルの位置関係の問題とは別に、リブのみによって支えられるキーパを適用することで達成できる。しかし、大きい効果は、複数のチャンネルのエジェクタが傾斜樋を横切る方向に互いに一線上に並ぶように配置されることで得られる。これにより、少なくとも二つの隣接するチャンネルに跨がるような異物が現れた場合、二つの隣接するエジェクタが同時に噴射してその異物を流れから排除できる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の特徴は、選別された被選別物を別々に監視しエジェクトする多数チャンネルに分けられた選別機の傾斜樋であって、被選別物の詰まりが防止されれるように構成された改良された傾斜樋を提供することにある。
【0017】
本発明の他の特徴は、異常に大きいあるいは変形の物、あるいは異物が、それらが付着し合ったりチャンネルを詰まらせたりすることのないように、隣接するチャンネルに重なることを可能とする多数チャンネルと案内(キーパ)との組合せを提供することにある。
【0018】
本発明のさらに他の特徴は、異常に大きいあるいは変形の物、あるいは異物が、エジェクトのために検知され、隣接するチャンネルに対して対応位置にある二つの並ぶエジェクタの同時の噴射によってエジェクトされるように、隣接する一つあるいは複数のチャンネルに重なることを可能とする多数チャンネルとエジェクタとの組合せを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本願発明の図示した好適実施例は、自然落下式選別機のための傾斜樋に関する。該傾斜樋は、監視及び排除選別作用のためにそれぞれが分離した複数個のチャンネルに分割されている。傾斜樋は、使用に際して水平位置から大きな角度を持つように設けられる。被選別物は、ホッパー等から、多数のチャンネルに向けてその上を滑流するように供給される。各チャンネルは、その底部の形状が必要により平面状でも又は円弧状でも良く、また、各チャンネルは、電子・光学監視装置によって個別に監視され、その結果、各チャンネルに一致して且つ監視装置の下流に設けられたエジェクタが標準物でない物、不良品、又はその他の物を除去するように噴射する。チャンネル間の分割用リブの高さは、少なくとも、被選別物が通常、あるチャンネルからその隣のチャンネルに移動することができる高さとなっている。
【0020】
リブは一本おきに又は三本おきにその高さが高くなっており、この高いリブは、傾斜樋の最高部位を横切って横たわる通常プラスチック製のガイド又はキーパのための支持体を構成する。このガイド又はキーパが設けられることにより、被選別物が傾斜樋上で過度に跳ねたり、あるいは“肩車”状に堆積することが防止される。通常の物よりも大きい、でき損ないの被選別物あるいは不純物は、隣接するリブを跨がって、しかしガイド又はキーパの下に入り込むことができる。こうすることにより、通常の大きさでない被選別物あるいは不純物は、チャンネル上で停滞又はチャンネルを塞ぐことなく自由に通過することができる。
【0021】
監視装置及びそれに関連したエジェクタを、傾斜樋を横切って対応する位置に位置合わせして設けること、エジェクタはまた傾斜樋に設けられた噴射用開口の反対側に位置合わせされることにより、隣り合う二つのチャンネルにある通常の大きさでない被選別物又は不純物の検出は、その二つのチャンネルにそれぞれ対応するエジェクタを共に噴射させることにより、たとえそれが通常の物よりも重い場合でも、通常の大きさでない被選別物又は不純物を除去することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本願発明を説明する。なお、図面は、本願発明により可能な実施例のうち好適実施例の一部を示すものであり、図面に示す実施例にとらわれことなく発明の範囲内において改変、変更が可能なことは言うまでもない。
【0023】
添付図面中、先ず図1には、被選別物の通過流又は流れから、通常のものでない物を分離するための高速自然落下式選別機が示されている。通常、機械10は傾斜樋12を横切って多数のチャンネルを有するものである。傾斜樋12は水平面に対して急峻な角度、通常は約60°の角度をもって機械10に設けられる。傾斜樋12は機枠14によって所定の位置に支持される。選別されるべき自然流下物は、ホッパー16等から供給される。ホッパー16は、機枠14の最上位部に設けられる。こうすることにより、被選別物は、傾斜樋12上の各チャンネルに、分割用振動フィーダ18を介して供給される。この際、被選別物は、各チャンネルに対して同一数均等に分配されることが好ましい。
【0024】
分離又は選別されるべき物は、例えばコーヒ豆、米粒、プラスチック片等の小さい物である。そのような物は、一つ又はそれ以上のスペクトル帯の色又は色の影によって容易に、個々に識別可能であると共に分別可能であることが必要である。振動フィーダを介するホッパーからの供給、各チャンネル上における滑流は全て重力作用によるものである。被選別物の流れは、各チャンネルの曲がり及び表面の状態に起因する摩擦によってのみ自然落下の速度より遅くなる。被選別物は、しかしながら、従来からよく知られている通り、速い速度で、しかも大量に移動するものである。
【0025】
光学監視装置20は、傾斜樋に沿って、その上部位置から約2/3の位置に設けられる。この監視装置の所を被選別物が通過することによって、通常でない物、不良品及び外来物が感知又は検出される。通常でない物、又は外来物が検出されると、電気信号が生成され、この電気信号に基づき、被選別物の流れに接近して設けられ、且つ監視装置の下方に所定距離離して設けられたエジェクタ36によってそのような通常でない物又は外来物が除去される。典型的には、エジェクタは、圧縮空気作動ノズルであって、これは、空気噴射を生起するものであり、除去されるべき物が対応する監視装置によって監視及び検出された後、所定の遅延時間を伴って制御エジェクタバルブによって付勢されるものである。すなわち、監視装置電気装置によって活性電気信号が生成され、その電気信号は次に、被選別物の流れから通常でない物を排除又は除去するのである。
【0026】
図2は、選別機の機能を概略的に示すために、機能に関連する構成要素を概略的に示したものである。検査及び選別の対象となる物及び外来物は、ホッパー16から、通常中間的な装置(図2には図示せず)を介して、傾斜樋12のチャンネルの最上位部に放出される。これに代えて、被選別物の自然流下による供給は、継続的に作動するコンベアーベルト又は他の自動化された搬送装置から行うこともできる。チャンネル内に放出された被選別物は、チャンネル上を転動落下し、そして監視装置20に位置するチャンネル内の開口ギャップを通して監視される。監視装置20は光源22を有し、該光源22は、被選別物によって反射され、且つ光検出器24によって検出される可視領域又はこれに近い領域の光を発するものである。実際の選別機では、傾斜樋は、以下に詳細に説明する通り、放出された被選別物を、隣り合った複数の列状に、あるいはチャンネルストリーム状に供給するものである。検出は、典型的には、各チャンネルの被選別物流に対する分離した光学監視器による監視装置において、単一スペクトラル帯又は二つのスペクトラル帯の何れかに基づき行われる。これに代えて、各被選別物流に対して、対向する二つの光学監視器を用いることもある。被選別物の監視は、チャンネル内のギャップに対向して被選別物流が位置合わせされる監視ウィンドウで行われる。二つのスペクトラル帯と二つの対向する監視器を用いる構成では、前述した通り、二つの光源−検出器の組合せの何れからも何れのスペクトラル帯に於いても、通常でない反射は、チャンネルエジェクタを活性化する電気信号パルスを生じさせるものである。図2において、これはエジェクタ26である。排除された物及び外来物は、チャンネル内に設けられた開口スペースを介して自然流下経路から集合箱28に落下するように偏向させられる。集合箱28はこの目的のために丁度よい場所に設けられる。標準物又は良品と判断された物は、チャンネルの下部位置を通過し、最終的にはその最下端部から放出され、受容箱30によって集められる。継続的な作業のために、標準物及び選別された非標準物の何れか一方又はその双方は、必要により、適所に設けられた継続的に移動するコンベアーベルト又は他の物流取扱い手段上に集合させてもよい。
【0027】
傾斜樋12は、複数個のチャンネルを有するものである。小型の選別機にあっては、二つのみのチャンネルを有する傾斜樋を備えるものであっもよい。六本、十本、二十本のチャンネルを有する傾斜樋が一般的である。大型の選別機にあっては、100チャンネルを有する傾斜樋の場合もあるが、上記した動作原理そのものは、傾斜樋の各チャンネル毎に全く同一である。すなわち、被選別物は光学監視装置において監視及び検出され、非通常物又は外来物は、各チャンネルに揃えて設けられた活性化されたエジェクタによって被選別物中から排除されるのである。この様子は、図3に、図2とは異なる角度から見たものとして示されている。図3においては、傾斜樋12は、図示の目的で8本のチャンネル12a〜12hを有するものとして示されている。傾斜樋12の上方部分は、ギャップ13によって傾斜樋の下方部分から分離されており、このギャップの部分において、被選別物の流れが、各チャンネル毎に監視装置(図3には図示せず)によって監視されるようになっている。非通常物は、ギャップの底部近傍で且つ傾斜樋の下方部分より僅かに上部に位置するように適当に設けられ且つ位置合わせされたエジェクタによって排除される。各チャンネルの動作は、一つおきのチャンネルの動作とは独立したものであるため、最初のエジェクタを噴射又は活性化することは、他のエジェクタを噴射することに何ら影響を与えない。
【0028】
ここで、図4及び図5を参照して、従来の選別機に用いられていた傾斜樋の端面あるいは断面の構造を説明する。説明の便宜のために、図示の各傾斜樋は、五つの分離したチャンネルを有するものである。実際の傾斜樋では、必要により、これより少ない数のチャンネルであっても、またはこれより多い数のチャンネルを有するものであってもよい。
【0029】
図4に示す傾斜樋の構成では、各チャンネルの底部40は平面状であり、これは最も経済的に安くすむ傾斜樋の構造であろう。経済的であることに加えて、この平面状底面チャンネルは、一般的な傾斜樋の構成の中で、米粒又はコーヒ豆等の球形状の被選別物に対して最も摩擦が少なくなる構成である。各チャンネルは、分割用リブ42によって互いに分離されており、この分割用リブ42は、被選別物の向きが流下中に如何なる向きになろうがこれにかかわらず、隣り合ったリブ間を滑流あるいは転動する被選別物が通過するのに十分な間隔離れた位置となるように設計されている。分割用リブは、その高さが、単一の被選別物があるチャンネルから隣のチャンネルに飛び越えて行くことを防ぐのに十分な高さとなっている。図4においてそのような高さとは、ガイド板又はキーパ44が傾斜樋を横切って且つ分割用リブ上に載置されるので、チャンネルを通して流し得る被選別物の高さより高いものである。ガイド板44は典型的には、適度な強堅性を有したプラスチックシートである。傾斜樋の両側面には、傾斜した、さもなければ外側チャンネルの外側面上にリブ支持体を提供するように形成される支持レール46,48が設けられる。
【0030】
ガイド板44の機能は、被選別物の過度の飛び跳ねを最小限とすると共に、堆積しそうな被選別物を分離することにより、各チャンネルに沿って移動する被選別物を少なくともそれぞれ単一線条化させることである。単一線条化されていない被選別物の流れに対して動作する監視技術は従来から良く知られているが、ガイド板44は、少なくとも検出の明瞭性を向上させるように、被選別物の流れを平坦化するように動作する。外部レールはその根元部分50,52の所で内側にそれぞれ曲げられている。これは、構造的強度を増すためと、傾斜樋を選別機の機枠に装着するためである。しかしながら、必要により、他の手段によって傾斜樋を選別機に装着してもよい。
【0031】
図5は、他の一般的構成のチャンネル化された傾斜樋を示す。この場合、各チャンネルの底部62は、被選別物の形状に合うように、曲線状又は円弧状となっている。円弧状にすると言っても、チャンネルを必ずしも正円に合致する形状にするという意味ではない。緩やかの断面“V”字型のチャンネルもまたよく用いられている。底部曲線形状は、通常、長軸方向の端部から見たとき、被選別物の対応する曲線形状より若干大きいカーブとなるようにされる。曲面は中心線を中心に左右対称となっている。なお、図面では、中心部分のチャンネルがそのような左右対称な形状で示されている。アーモンドを選別するためのものにあっては、半径10ミリのチャンネル寸法とするのが好ましい。半径3乃至5ミリのチャンネルは、豆類の選別に使用され(もっとも、対象目的とする豆の大きさによもよるが)、また、1ミリ半径半円形状又は“V”字形状チャンネルは、小さい種子の選別の使用に好ましい。各チャンネルは分割用リブによって分離されており、この分割用リブは各円弧状底部からの連続的延長部分で構成されてもよい。リブは、その高さが、平面状底部を有する傾斜樋にあっては前述した通り、また特にそれが前述した通りガイド板又はキーパ44を支持するために用いられるのであれば、被選別物の線条化を効率よく行うために、十分な高さを有する必要がある。
【0032】
この場合にも、側部支持レールが、ガイド板44のための支持部64,66と、補強及び装着目的のための装着用根元部68,70を提供するように設けられる。
【0033】
分割用リブ(又は側部レール)と、底部と、ガイド板とによって囲まれた形状の空間よりも大きい形状の被選別物がチャンネル内に入っていったような場合、そこを通る被選別物はチャンネル内に停滞することとなり、そのチャンネルの障害が除去されるまで、選別機を停止しなければならない。各方向においてチャンネルより大きくない奇形の又は通常のものでない被選別物は、通常のものより大きい寸法のものがチャンネル空間を横切っている場合には、やはりまだチャンネルに停滞することになるであろう。さらに、外来物についても、チャンネル間に跨がるような大きさのものは、同じような過程でチャンネル上に停滞するであろう。
【0034】
次に、図6には、底面が平面形状の10チャンネルの傾斜樋が示されている。側部レール46,48、根元部50,52は、図4に示す上述した従来技術の傾斜樋のものと全く同一である。しかしながら、従来技術のものと違うのは、一つ置きのチャンネル分割体又はリブ80,82,84,86が、チャンネル内に被選別物の通常の流れを維持するのに必要な高さだけであって、その高さが通常の被選別物の高さよりもかなり低い高さの高さしか有さないことである。しかしながら、チャンネル分割体80,82,84,86,88の間にそれぞれ位置する分割体又はリブ90,92,94,96は、明らかに前者より高い高さを有するものである。これらの高い分割体は、従来技術におけるガイド板44に対応するガイド板又はキーパ100のための支持体となる。一般的には、そのようなガイド板の材質は、ある程度強堅性を備えたプラスチックであるが、必要により、その他の材料とすることもできる。このようなガイド−支持体構成は、図4に示す従来例の傾斜樋と同一寸法のチャンネルでは停滞するであろう、通常のものよりも大きい被選別物又は外来物が、分割体80,82,84,86又は88上に乗り上げ、さらに隣のチャンネル内に重なることにより、チャンネル上に停滞することなく流れることを可能にした。これは、ガイド板100の下に重なりの余地があるために可能となったのである。ガイド板は、この場合でも、被選別物の飛び跳ねを最小限とし、また転動する被選別物同士が付着し合うことを防止するにはやはり有効である。
【0035】
被選別物がたまには背の低い分割体を飛び越えて隣のチャンネルに行ってしまうこともあるであろう。しかしながら、このことによって特に害となることはない。なぜならば、検査及び選別処理は各チャンネルに対して全て同じに行われるため、通常のもの(良品)が排除されることもなく、また、通常でない選別物が、それがたとえ観測装置において観測されるどのチャンネル上に現在あろうともそのことに係わらず、検知されないで通過してしまうようなことなない。
【0036】
あるチャンネルに於ける被選別物の検出はそのチャンネルのためのエジェクタの噴射動作を決定するので、検出された外来物は、チャンネル内に嵌まってはいても通常のものよりも摩擦が多く、そのような外来物が所定の場所に到達する以前にエジェクタが作動してしまうために、時々、排除されないことがある。このような状態は、上記した本願発明の新規な分割用リブによって最小限化される。なぜならば、外来物は圧力が加えられることなく、背の低い分割用リブを乗り越えて、隣のチャンネルまで延在するとこができ、これにより、その流下速度が低下されることがないからである。さらに、隣のチャンネルまで飛び出したような外来物がエジェクタの作動を起こさせるのは、一つのエジェクタの噴射だけではなく、二つのエジェクタである。なぜならば、一つのチャンネルだけではなく、外来物が存在する双方のチャンネルにおいて、排除信号を生起するようにその外来物が検出されるからである。図3に示すように、傾斜樋を横切って同一箇所に複数のエジェクタを設けることにりより、すなわち、上記の場合、同時監視及び同時検出が行われるチャンネルに対して二つのエジェクタを位置合わせして設けることにより、二つのエジェクタが協動して排除されるべき対象物を除去するように噴射するのである。すなわち、一つのみのエジェクタの噴射だけでは、サイズが大きく且つ重たい対象物は、どんな物でもあるいは外来物も、それを排除するには十分ではなかったような場合でも二つのエジェクタでは排除できる。
【0037】
図8を参照すると、図6に示されるものに類似の傾斜樋が示されている。図6に示すものとの差異は、三つ目おきの分割体又はリブ110,112,114がガイド板100を支持しており、こうすることにより、所定のサイズを超えた大きな対象物は、あるチャンネルからすると隣接する二つのチャンネルまで張り出ることができ、チャンネル上に停滞することを防げることである。この場合、通常の物でない対象物の除去は、三つの隣り合ったエジェクタの同時除去、噴射作用によって行われる。
【0038】
図7を参照すると、多くの点が図5に示すものと共通点がある、曲率底面を備えた傾斜樋が示されている。しかしながら、本実施例の場合、一本おきの分割体又はリブ130,132,134,136だけが、前述した通り、各チャンネル内において被選別物の流れを維持するに十分な高さを有するようになっている。分割体130,132,134,136として設けられた背の高い分割体はガイド板100を支持するものである。その他の傾斜樋の構成は、図5に示すものとほぼ同じである。所定のサイズを超えた不純物は、ガイド板100の下を、容易に通過し、傾斜樋上を滑落することができる。
【0039】
最後に、図9には、底部が被選別物の外形によって決められる曲率を有する点で図7に示す傾斜樋に類似した傾斜樋が示されている。図7のものとの相違点は、三つ目おきの分割体又はリブがガイド板100を支持するための背の高いものとなっている点である。しかしながら、図8に示す実施例と同様に、三つの隣接するチャンネルが一緒になって背の高い分割体の下に空間を形成するということで、これら三つのチャンネルにまで跨がって延在する所定のサイズを超えた対象物又は外来物を、やはりチャンネル上に停滞することなく流すことができる。この場合、通常でない対象物を除去するのに、三つまでの、横並びに隣接して位置合わせして設けられたエジェクタが同時に活性化又は噴射されることになる。
【0040】
背の高い分割体の高さは、他の分割体の高さの2倍から8倍の範囲(代表的な値としては6倍)であることが好ましい。ある実施例では、背の高い分割体の高さは12ミリであり、背の低い分割体の高さは2ミリである。しかしながら、ある分割体の高さが他の分割体の高さより若干高いだけでも、被選別物のチャンネル上での停滞を減らすことにおいて意義あるものである。
【0041】
以上、本願発明による幾つかの好適実施例について図示すると共に説明したが、本願発明がこれらの実施例に限定されるものではなく、様々な変更、改変が当業者にとって可能であることは言うまでもない。例えば、選別物ガイド板を支持するための側部支持体だけを設けた二チャンネル傾斜樋として構成することもできる。この場合、チャンネル間の分割体は、通常のものでない、所定のサイズを超えた対象物又は外来物が、前述した通り、一方のチャンネルから他方のチャンネルに張り出ることができるように十分低い高さとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本願発明による傾斜樋を用いた自然落下式選別機の側面図である。
【図2】図2は傾斜樋のチャンネル内の被選別物が選別されている状態を示す概略図であり、被選別物が監視装置を通過し、良品のための箱から離れた位置にある集合箱内に不純物を除去する状態を示す図である。
【図3】図3は本発明による多チャンネル形式の傾斜樋の一部正面図であり、図2の線3−3部分から切り取って、各チャンネルに対するエジェクタの配置状態を示す図である。
【図4】図4は従来例の平底面多チャンネル傾斜樋の端面図である。
【図5】図5は従来例の円弧状底面多チャンネル傾斜樋の端面図である。
【図6】図6は本発明による平底面多チャンネル傾斜樋の端面図であり、分割リブが一つおきに高い分割リブとなっているものの端面図である。
【図7】図7は本発明による円弧状底面多チャンネル傾斜樋の端面図であり、分割リブが一つおきに高い分割リブとなっているものの端面図である。
【図8】図8は本発明による平底面多チャンネル傾斜樋の端面図であり、分割リブが三つ目毎に高い分割リブとなっているものの端面図である。
【図9】図9は本発明による円弧状底面多チャンネル傾斜樋の端面図であり、分割リブが三つ目毎に高い分割リブとなっているものの端面図である。
【符号の説明】
10 機械(選別機)
12 傾斜樋
14 機枠
16 ホッパー
18 分割用振動フィーダ
20 光学監視装置
22 光源
26 エジェクタ
36 エジェクタ
40 底部
42 分割用リブ
44 キーパ
46 支持レール
48 支持レール
50 根元部分
52 根元部分
62 底部
64 支持部
66 支持部
68 根元部
70 根元部
80 チャンネル分割体(リブ)
82 チャンネル分割体(リブ)
84 チャンネル分割体(リブ)
86 チャンネル分割体(リブ)
88 チャンネル分割体(リブ)
90 チャンネル分割体(リブ)
92 チャンネル分割体(リブ)
94 チャンネル分割体(リブ)
96 チャンネル分割体(リブ)
100 ガイド板(キーパ)
110 分割体(リブ)
112 分割体(リブ)
114 分割体(リブ)
130 分割体(リブ)
132 分割体(リブ)
134 分割体(リブ)
136 分割体(リブ)

Claims (11)

  1. 自然流下式選別機の傾斜樋であって、該傾斜樋は、選別のための検出と、それぞれ位置合わせして設けられたエジェクタによってその中を流れる被選別物の排除とを可能にする少なくとも二つの隣り合ったチャンネルと、少なくとも被選別物の流れを通常はそれぞれのチャンネル内に維持するのに十分な高さを有する、前記隣り合ったチャンネル間に設けられたチャンネル分割体と、被選別物ガイドを支持するための支持手段と、前記支持手段によって前記隣り合ったチャンネル上に支持された被選別物ガイドと、から成り、所定のサイズを超えた不規則な形をした被選別物及び外来物の一部を前記チャンネル分割体上を通過させると共に、前記被選別物ガイドの下を通過させることにより、前記隣り合ったチャンネルのそれぞれに於いて、前記隣り合ったチャンネルの何れもが詰まることなく、被選別物の流れを中断されることがないことを特徴とする傾斜樋。
  2. 自然流下式選別機の傾斜樋であって、該傾斜樋は、選別のための検出と、それぞれ位置合わせして設けられたエジェクタによってその中を流れる被選別物の排除とを可能にする、複数個の横並び配列のチャンネルと、それぞれが、それに隣接するチャンネルの長さ方向に沿って、少なくとも被選別物の流れを通常はそれぞれのチャンネル内に維持するのに十分な高さを有する、前記横並び配列のチャンネル間に設けられた複数個のチャンネル分割体と、前記複数個のチャンネル分割体のうちの幾つかは、前記分割体の残りの他のものよりも背が高くなっており、前記背が高いチャンネル分割体によって支持された被選別物ガイドと、から成り、所定のサイズを超えた不規則な形をした被選別物及び外来物の一部を、前記分割体のうち残りの背が低い前記チャンネル分割体上を通過させると共に、前記被選別物ガイドの下を通過させることにより、前記複数個のチャンネルのそれぞれに於いて、前記チャンネルの何れもが詰まることなく、被選別物の流れを中断されることがないことを特徴とする傾斜樋。
  3. 請求項2記載の傾斜樋であって、前記チャンネルの底部は平面形状であることを特徴とする傾斜樋。
  4. 請求項2記載の傾斜樋であって、前記チャンネルの底部は被選別物の外形に合うように曲率形状を有するものであることを特徴とする傾斜樋。
  5. 請求項2記載の傾斜樋であって、前記背の高いチャンネル分割体は他のチャンネル分割体に対して所定間隔毎に設けられることを特徴とする傾斜樋。
  6. 請求項5記載の傾斜樋であって、一つおきの前記チャンネル分割体は前記背の高いチャンネル分割体の一つであることを特徴とする傾斜樋。
  7. 請求項5記載の傾斜樋であって、三つ目ごとの前記チャンネル分割体は前記背の高いチャンネル分割体の一つであることを特徴とする傾斜樋。
  8. 請求項2記載の傾斜樋であって、前記背の高いチャンネル分割体の高さは他のチャンネル分割体の高さの約6倍であることを特徴とする傾斜樋。
  9. 請求項2記載の傾斜樋であって、前記背の高いチャンネル分割体の高さは他のチャンネル分割体の高さの2倍から8倍の間であることを特徴とする傾斜樋。
  10. 請求項2記載の傾斜樋であって、前記背の高いチャンネル分割体の高さは12ミリ、その他のチャンネル分割体の高さは2ミリであることを特徴とする傾斜樋。
  11. 被選別物が自然落下により供給される複数チャンネル構成の傾斜樋を用いることにより多量の被選別物を選別するための電子−光学選別機であって、該選別機は、各チャンネルに対して共通して設けられた各光学監視装置と、前記各光学監視装置の下流側で、前記各チャンネルに対して共通的にそれぞれ設けられたチャンネルに位置合わせされたエジェクタとを具備する選別機の詰まり防止傾斜樋及び噴射手段とからなり、
    選別機の詰まり防止傾斜樋は、それぞれ分離して行われる選別のための検出と、それぞれ位置合わせして設けられたエジェクタによってその中を流れる被選別物の排除とを可能にする、複数個の横並び配列のチャンネルと、それぞれが、それに隣接するチャンネルの長さ方向に沿って、少なくとも被選別物の流れを通常はそれぞれのチャンネル内に維持するのに十分な高さを有する、前記横並び配列のチャンネル間に設けられた複数個のチャンネル分割体と、前記複数個のチャンネル分割体のうちの幾つかは、前記分割体の残りの他のものよりも背が高くなっており、前記背が高いチャンネル分割体によって支持され、所定のサイズを超えた不規則な形をした被選別物及び外来物の一部を、前記分割体のうち残りの背が低い前記チャンネル分割体上を通過させると共に、被選別物ガイドの下を通過させることにより、前記複数個のチャンネルのそれぞれに於いて、前記チャンネルの何れもが詰まることなく、被選別物の流れを中断されることがないようになった被選別物ガイドとを具備し
    前記噴射手段は、各チャンネルに位置合わせされた複数個のエジェクタを有し、該複数個のエジェクタのうち隣り合うものは、該隣り合うエジェクタに関連した隣り合う各監視装置内で検出された所定のサイズを超えた不規則な形をした被選別物及び外来物を排除するために、同時に噴射するものであることを特徴とする選別機。
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