JP3995306B2 - 不耕起直播作業装置 - Google Patents
不耕起直播作業装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3995306B2 JP3995306B2 JP15412797A JP15412797A JP3995306B2 JP 3995306 B2 JP3995306 B2 JP 3995306B2 JP 15412797 A JP15412797 A JP 15412797A JP 15412797 A JP15412797 A JP 15412797A JP 3995306 B2 JP3995306 B2 JP 3995306B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sowing
- groove
- seeding
- claw
- fertilizer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/20—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
Landscapes
- Sowing (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、圃場に直接水稲の種籾を播く、直播作業装置に係り、詳しくは従来の田植作業と異なり、必要最小限の幅だけ、同一回転面上に設けられた複数本の播種溝爪を回転させて播種溝を形成し、その後に該播種溝に播種・施肥・覆土を行う、不耕起播種爪装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、前記不耕起直播作業装置において、必要最小限の幅だけ、同一回転面上に設けられた、同一回転半径で、同一側方曲り寸法を有する、複数本の播種溝爪を回転させて播種溝を形成し、その後に該播種溝に播種・施肥・覆土を行う、不耕起播種爪装置は既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来知られている、不耕起直播作業装置おいて、必要最小限の幅だけ、同一回転面上に設けられた、同一回転半径で、同一側方曲り寸法を有する、複数本の播種溝爪を回転させて播種溝を形成し、その後に該播種溝に播種・施肥・覆土を行う、不耕起播種爪装置では、同一回転面上に設けられた複数本の播種溝爪の回転半径及び側方曲り寸法が同一のため、回転方向及び両側方の飛散防止カバー内側に付着堆積した土の表面に、全本数の播種溝爪が接触して回転することになり、その接触抵抗による動力損失が大であった。
【0004】
そこで、本発明は、同一回転面上に設けられた複数本の播種溝爪のうち、必要最少限の播種溝爪のみがカバー内側に付着堆積した土の表面に接し、それ以外の播種溝爪はカバー内側に付着堆積した土の表面に接することなく、播種溝形成のみに使用して、動力損失を軽減することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、同一回転面上に設けられ、先端が側方に曲がった曲がり部を有する複数本の播種溝爪(3…)を回転させて播種溝を形成し、該播種溝に播種・施肥・覆土を行う不耕起直播作業装置において、
前記播種溝爪(3…)の外周を覆う上部カバー(5)と、前記播種溝爪の両側を覆う側面カバー(6)と、を備え、
肥料タンク(10)からの肥料を導く施肥パイプ(7)を、前記播種溝爪(3)の前記曲がり部の回転半径の内径側に対応する前記側面カバー(6)を貫通し、かつ該施肥パイプの先端が前記播種溝の直上に臨むように配設し、
前記複数本の播種溝爪のうちの一部(3a,3b)を、他のもの(3c…3f)に比して回転半径が大径からなり、かつ前記曲がり部の曲がり寸法が大きくなるように構成して、前記一部の播種溝爪(3a,3b)のみが前記上部カバー(5)及び側面カバー(6)の内面に付着堆積した土に接するように構成してなる、
ことを特徴とする不耕起直播作業装置にある。
【0006】
(作用)
上記構造により、必要最小限の幅だけ、同一回転面上に設けられた複数本の播種溝爪(3)を回転させて播種溝を形成し、その後に該播種溝に施肥・播種・覆土を行う、不耕起直播作業を行なうと、同一回転面上に設けられた複数本の播種溝爪(3)のうち、必要最少限の播種溝爪(3a),(3b)のみがカバー内側に付着堆積した土の表面に接し、それ以外の播種溝爪(3c),(3d),(3e),(3f)はカバー内側の上面(5)及び側面(6)に付着堆積した土の表面に接することなく、播種溝形成のみに使用されるので、動力損失を軽減させることができる。
【0007】
なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照するものであるが、何ら本発明の構成を限定するものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】
従来、水稲の植付けは、先ず、圃場を全面耕耘し、田面一面に水を張って、湛水状態とした後、別途苗代で育成した苗を列状に移植する、いわゆる田植作業が一般であったが、近来、低コスト農業の一環として、圃場を最小限の幅だけ耕耘して播種溝を設け、同時に該播種溝底部に肥料を落下させ、その直後に少し覆土した砕土層の上に直接種籾を落下させて播種し、更に覆土を行ない、後日田面一面に水を張って水田とする、いわゆる不耕起直播作業が普及しつつある。
【0009】
本発明は、上記不耕起直播作業に係るもので、以下、図面に沿って、本発明の実施の形態例について説明する。
【0010】
図1は、本発明の不耕起直播作業装置の側面図である。
【0011】
トラクタの後方に昇降可能に装着された多列の播種溝ロータリ1と、更に後方に昇降自在に装着された播種装置2からなり、前記播種溝ロータリ1には肥料タンク10,施肥管8,施肥パイプ7及び尾輪18が併設され、前記播種装置2には多列の種子タンク9,1対の溝切り板13,覆土板14,転圧ローラ15及び左右一対の接地輪21が装備されている。
【0012】
図2(a)は、播種溝ロータリ1単体の縦断面図を示し、図2(b)は、播種溝ロータリ1単体の左側面図を示す。
【0013】
トラクタ本体からの動力は、左端に設けられたチェン1aによって各列共通の爪軸4に伝達され、各列ごとの播種溝ロータリ1の前記爪軸4には同一回転面上に複数本の播種溝爪3が植設されている。
【0014】
播種溝ロータリ1の外周は、下部の一部を残して円周状に上部カバー5で覆われ、左右両側面は、中心と下部の一部を残して側面カバー6で覆われている。
【0015】
播種溝ロータリ1の上部には、左右2個の肥料タンク10が設置され、該肥料タンク10からは、前記側面カバー6後半部の、播種溝爪3の左右への曲がり部回転半径の内側に設けられた孔6aに、前記施肥パイプ7が貫通して、上部の肥料タンク10からの肥料16を、播種溝底部に落下させることができるように配設されてている。
【0016】
従って、播種溝爪3が回転中でも、播種溝爪3の左右への曲がり部に干渉することなく、しかも、施肥パイプ7を播種溝の直上まで臨ませることが出来るので、肥料16が播種溝の外へ散逸することなく、播種溝底部に落下させ、効率のよい施肥作業ができるようになっている。
【0017】
図2(b)において、播種溝爪3は、一般のロータリと異なり、常に逆転方向(時計回り)に回転し、圃場の土を下方から上方に向かって跳ね上げ、播種溝爪3の回転半径及び左右への曲がりの先端との隙間19,20が最小限になるように、極めて近接して上部カバー5及び側面カバー6とが設けられている。
【0018】
跳ね上げられて砕土された土は、上部カバー5及び側面カバー6の内面に案内されて、先に播種溝底部に施肥された肥料16の上に落下し、施肥層の上に更に砕土層を形成し、上部カバー5後端のレベラ5aで均される。
【0019】
播種溝ロータリ1の後方には、図1及び図3に示すように、トラクタの前進によって逆駆動される接地輪21が装備され、接地輪21から種子タンク9の出口の部材を駆動して種子17の排出量を調整し、種子管12を経由して、前記砕土層に予め溝切り板13によって開けられた種子溝に種子17を撒いて行く。
【0020】
その後方に設けられた覆土板14によって、撒かれた種子17の上に軽く土を被せ、更に最後尾に設けられた転圧ローラ15によって、被せた土を軽く転圧して一連の施肥・播種作業を中心とする乾田不耕起直播作業を終了する。
【0021】
後日、田面に水を張って水田状態とする。
【0022】
上記構造において、図4(a),(b)に示すように、播種溝爪3は回転半径、左右の曲がり寸法が一様でなく、1回転面に左右側方への曲がりが左右別に、1本づつ大径でかつ、曲がり寸法の大きい播種溝爪3a,3bが180度対象位置に配設され、その間に左右側方への曲がりが交互になるよう小径でかつ、曲がり寸法の小さい播種溝爪3c,3d及び3e,3fがそれぞれ180度対象位置に配設され、1回転面に6本の播種溝爪3で構成されている。
【0023】
次に本実施の形態例の作用について説明する。
【0024】
上記構造により、必要最小限の幅だけ、同一回転面上に設けられた複数本の播種溝爪3を回転させて播種溝を形成し、その後に該播種溝に施肥・播種・覆土を行う、不耕起直播作業を行なうと、同一回転面上に設けられた複数本の播種溝爪3のうち、必要最少限の播種溝爪3a,3bのみが上部カバー5及び側面カバー6の内側に付着堆積した土の表面に接し、それ以外の播種溝爪3c,3d及び3e,3fはカバー内側の上面及び側面に付着堆積した土の表面に接することなく、播種溝形成のみに使用されるので、動力損失を軽減させることができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明によると、必要最少限の一部の播種溝爪のみが上部カバー及び側面カバーの内側に付着堆積した土の表面に接し、それ以外の播種溝爪はカバー内側の上面及び側面に付着堆積した土の表面に接することなく、播種溝形成のみに使用されるので、動力損失を軽減させることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の不耕起直播作業装置の側面図である。
【図2】本発明の実施の形態の播種溝ロータリを示し、(a)はその縦断面図、(b)はその左側面図を示す。
【図3】本発明の実施の形態の播種溝ロータリの平面図である。
【図4】本発明の実施の形態の播種溝爪の配列を示し、(a)はその縦断面図、(b)はその左側面図を示す。
【符号の説明】
1 播種溝ロータリ
2 播種装置
3 播種溝爪
5 上部カバー
6 側面カバー
8 施肥管
12 種子管
16 肥料
17 種子
21 接地輪
Claims (1)
- 同一回転面上に設けられ、先端が側方に曲がった曲がり部を有する複数本の播種溝爪を回転させて播種溝を形成し、該播種溝に播種・施肥・覆土を行う不耕起直播作業装置において、
前記播種溝爪の外周を覆う上部カバーと、前記播種溝爪の両側を覆う側面カバーと、を備え、
肥料タンクからの肥料を導く施肥パイプを、前記播種溝爪の前記曲がり部の回転半径の内径側に対応する前記側面カバーを貫通し、かつ該施肥パイプの先端が前記播種溝の直上に臨むように配設し、
前記複数本の播種溝爪のうちの一部を、他のものに比して回転半径が大径からなり、かつ前記曲がり部の曲がり寸法が大きくなるように構成して、前記一部の播種溝爪のみが前記上部カバー及び側面カバーの内面に付着堆積した土に接するように構成してなる、
ことを特徴とする不耕起直播作業装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15412797A JP3995306B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 不耕起直播作業装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15412797A JP3995306B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 不耕起直播作業装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH117A JPH117A (ja) | 1999-01-06 |
JP3995306B2 true JP3995306B2 (ja) | 2007-10-24 |
Family
ID=15577505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15412797A Expired - Fee Related JP3995306B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 不耕起直播作業装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3995306B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101510440B1 (ko) * | 2013-08-02 | 2015-04-10 | 대한민국 | 무경운 파종골을 내기 위한 원형로터리날 |
KR101895712B1 (ko) * | 2017-03-16 | 2018-09-05 | 경북대학교 산학협력단 | 이종 작물 혼작용 동시 파종장치 |
CN107211630B (zh) * | 2017-07-10 | 2023-07-28 | 四川省草原科学研究院 | 牧草免耕播种机 |
CN111543142A (zh) * | 2020-04-14 | 2020-08-18 | 贾宏英 | 一种园林绿化播种装置 |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP15412797A patent/JP3995306B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH117A (ja) | 1999-01-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2143476C (en) | Scalloped closing wheel for a seeding machine | |
JPH1118514A (ja) | 乾田直播装置及び直播方法 | |
RU2335878C2 (ru) | Система для вскрытия и закрытия посевной борозды и сельскохозяйственная машина | |
CN105684585A (zh) | 花生播种机 | |
JP3848733B2 (ja) | 施肥播種機 | |
WO1994012010A1 (en) | Improvements relating to land management | |
CN205491692U (zh) | 自动打孔式花生播种机 | |
CN105850296A (zh) | 可调节垄距的花生播种机 | |
JPH025374B2 (ja) | ||
JP3995306B2 (ja) | 不耕起直播作業装置 | |
JP3605462B2 (ja) | 畦立作業機 | |
CN201422247Y (zh) | 一种花生夏直播播种机 | |
JPH0856427A (ja) | 施肥同時播種マルチ装置 | |
CN205491725U (zh) | 可调节垄距的花生播种机 | |
JP2000354403A (ja) | 乾田直播装置 | |
RU2295847C2 (ru) | Способ внесения минеральных удобрений одновременно с посевом семян пропашных культур и устройство для его осуществления | |
CN205491693U (zh) | 花生播种机 | |
JPH11103616A (ja) | 部分耕起播種装置 | |
JP2717437B2 (ja) | 穴播き式施肥播種機 | |
KR200214872Y1 (ko) | 건답직파기 | |
CN205546494U (zh) | 一种高出苗率苜蓿草播种机 | |
CN200938745Y (zh) | 多功能点播机 | |
JP2000333511A (ja) | 直播装置 | |
CN2267619Y (zh) | 多行玉米联合播种机 | |
CN102187757A (zh) | 万能播种机 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040430 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070320 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070517 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070724 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070731 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |