JP3995100B2 - ホログラムデータの再生時のピクセル歪みに対する補償装置及び補償方法 - Google Patents

ホログラムデータの再生時のピクセル歪みに対する補償装置及び補償方法 Download PDF

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Description

本発明は、ホログラフィックシステム(Holographic System)に関し、更に詳しくは、ホログラムデータの再生のために記録媒体から読み取った再生データイメージのピクセルの歪みの補償に好適な補償装置及び補償方法に関する。
近年、体積ホログラフィックデジタルデータの記録を利用する技術分野は、半導体レーザ、CCD(電荷結合素子)、LCD(液晶表示器)などの著しい発展により、活発に研究が行われており、このような研究の結果として指紋を記録・再生する指紋認識システムなどが実用化されているだけでなく、大容量の記録能力と超高速データ伝送速度の長所を応用できる様々な分野へ広がりつつある。
ホログラフィックデジタル記録及び再生装置は、対象物体からの信号光と参照光を互いに干渉させる際に発生する干渉縞を干渉縞の強度に敏感に反応する記録媒体、例えば光屈折性クリスタルなどの記録媒体に記録するものであり、参照光の角度などを変化させながら信号光の強度はもちろん位相も記録することにより、バイナリデータからなるページ単位で構成される数百から数千個のホログラムを同じ場所に記録させることができる。
一方、典型的なホログラフィックデジタル記録及び再生装置は、ホログラムデータを記録媒体に記録する記録モード時に、光源で発生したレーザ光を参照光と物体光に分離し、物体光を外部入力データ(すなわち、記録しようとする入力データ)に応じてピクセルが明暗をなす、ページ単位のバイナリデータに変調し、変調された物体光(すなわち、信号光)と分離されて所定の偏向角の鏡で反射された参照光とを互いに干渉させることによって得られる干渉縞を入力データに対応するホログラムデータとして記録媒体に記録する。
その一方、再生モード時には、ホログラムデータが記録媒体から読み取られるが、この読み取れたホログラムデータ、すなわち再生データイメージでは、光学系の誤差、記録媒体表面の状態、再生データイメージを集束する対物レンズのフォーカシングエラーなどに起因して、再生データイメージの拡大、縮小などの倍率変形とピクセルのミスマッチなどの問題が発生する。これらの問題を解決するための典型的な従来方法としてはオーバーサンプリング技法がある。
図9は従来のオーバーサンプリング技法を採用したホログラフィック再生装置のブロック構成図である。このホログラフィック再生装置は、スピンドルモータ902、記録媒体904、読み取り光経路906、再生光経路908、イメージ検出ブロック910、枠検出ブロック912及びオーバーサンプリングブロック914を備えている。
図9を参照すると、ホログラフィック再生装置は、スピンドルモータ902により回転駆動される記録媒体904を備えている。そして、記録媒体904に対しては、記録されているホログラムデータの再生に必要な読み取り光が照射される読み取り光経路906と、読み取り光の照射により再生されるデータイメージ光(すなわち、バイナリデータの碁盤縞)が出力される再生光経路908(データイメージ光を集束する対物レンズを含む)とが設けられている。
また、再生光経路908の一端には、イメージ検出ブロック910(例えばCCDカメラ)が設けられており、このようなCCDカメラでは再生されたデータイメージ光を構成する各ピクセルがn×nピクセル(例えば、3×3ピクセル)でオーバーサンプリングされるように光電変換して枠検出ブロック912に送る。このとき、記録媒体904から読み取られるデータイメージ光、すなわち再生イメージフレームは再生データイメージ領域と枠領域を含むが、例えば再生イメージフレームが240×240の解像度サイズを有する再生データイメージと、3ピクセルの上下左右枠を有している場合は、イメージ検出ブロック910では枠を含み、例えば1024×1024の解像度サイズを有する光電変換された再生イメージフレームを生成して枠検出ブロック912に送る。
次に、枠検出ブロック912では、前記変換された再生イメージフレームの各ラインのピクセルに対する明るさの総合値を利用するなどの方式を用いて枠領域を検出する。そして、その検出された枠領域の情報に基づいて前記再生イメージフレームからオーバーサンプリングされた再生データイメージを抽出する。抽出されたオーバーサンプリングされた再生データイメージをオーバーサンプリングブロック914に送られる。例えば、240×240の解像度サイズと3ピクセルの上下左右枠を有する再生データイメージに対して各ピクセルを3×3ピクセルに変換することにより、例えば1024×1024サイズの再生イメージフレームが得られる場合は、この再生イメージから720×720のオーバーサンプリングされた再生データイメージを抽出してオーバーサンプリングブロック914に送る。
そして、オーバーサンプリングブロック914では、3×3マスクを利用したサンプリングにより、前記オーバーサンプリングされた再生データイメージから元の再生データイメージを抽出する。すなわち、例えば図10に示すように、720×720のオーバーサンプリングされたデータイメージから1つのピクセルを抽出した後、2つのピクセルを省略する方式(すなわち、3×3マスクで中央部分に位置するピクセルを抽出する方式)により240×240サイズの元のデータイメージ(すなわち、エンコードされたデータイメージ)を抽出する。このようにして抽出された元のデータイメージは、デコードするために図示しないデコーダに提供される。図10において、n1乃至n4は横方向における3×3マスク区間を意味する。
このとき、オーバーサンプリングブロック914では、オーバーサンプリングされたデータイメージのサイズが、例えば様々な外的要因に起因する歪みにより実際のサイズよりも増加した場合(例えば720×720サイズのはずのデータイメージが722×722サイズとなった場合)は、全体データ区間(すなわち、データライン)をそれぞれ横及び縦方向に3等分し、2番目及び3番目の等分の開始位置でピクセルを省略する方式(均等分割補償方式)によりサンプリングを行う。
しかし、上述したように、光学系の誤差、記録媒体表面の状態、再生データイメージを集束する対物レンズのフォーカシングエラーなどに起因して発生する再生データイメージの変形(歪み)を防止するためにオーバーサンプリング技法を用いる従来方法は、CCD撮像素子を必要以上に大きく設計しなければならないという問題がある。このような問題は、ホログラフィック再生装置の小型化及び低コスト化を阻害する要因となる。
また、オーバーサンプリング技法を用いる従来方法は、必要以上に大きいサイズの再生データイメージを処理しなければならないため、データ再生速度が遅くなるという問題が生じる。
更に、再生データイメージの解像サイズが実際のデータのサイズよりも増加した場合は、データラインを一律的に増加したピクセル数+1だけ等分して、等分の開始位置で1つのピクセルを更に省略する方式でピクセル補正を行う従来方法では、再生データイメージの枠の座標値が正確に整数値になることが確率的に非常に低くなるので、結局、歪み補償を正確に行うことができなくなるという問題が生じ、良質なデータイメージが得られないという結果をもたらす。
一方、記録媒体から再生されるホログラムデータ、すなわち再生データイメージには、光学系のレンズ誤差(すなわち、レンズの横方向と縦方向間の屈折率差に起因する誤差)、ホログラムデータの回折格子による誤差、記録媒体ディスクの水平失敗に起因する誤差などの要因に起因して全体イメージが線形的あるいは非線形的に歪む現象が発生する。しかし、オーバーサンプリング技法を用いる従来方法は、上述した様々な要因に起因する全体イメージの線形的な歪みあるいは非線形的な歪みを考慮しないまま、データイメージの左上段、すなわち最初のラインデータの最初のピクセルを基準位置として、続く全てのラインデータの最初のピクセルが基準位置に整列したと見なしてオーバーサンプリングを行う。そのため、イメージの線形歪みや非線型歪みが激しい場合は、オーバーサンプリングにより抽出された目標ピクセルの位置がずれ、再生データイメージの品質を低下させる要因となる。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためのものであり、その目的とするところは、イメージの歪みをピクセルのミスマッチで単純化させてミスマッチを補償する1:1ピクセルマッチング補償方式により各ピクセル単位で倍率歪みを補償できるホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償装置及びその補償方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、イメージフレームの所定位置に挿入した複数のアラインマークを利用してデータイメージを複数のサブイメージブロックに分割し、イメージの歪みを分割された各サブイメージブロックのピクセルのミスマッチで単純化させてミスマッチを補償する1:1ピクセルマッチング補償方式により各ピクセル単位で倍率歪み及び全体イメージの線形/非線型歪みを補償できるホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償装置及びその補償方法を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明の第1の態様によるホログラムデータの再生ピクセル補償装置は、参照光とデータによって変調された信号光とを互いに干渉させて得られる干渉縞として記録媒体に記録されたホログラムデータを再生する際のピクセル歪みを補償する装置であって、再生データイメージと枠を有する再生イメージフレームから前記再生データイメージを抽出する手段と、前記抽出された再生データイメージの各エッジの位置値を決定し、その決定された各エッジの位置値に基づいたラインデータの開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値からラインデータ内の各ピクセルの平均倍率エラー値を算出する手段と、予め設定された複数の平均倍率エラー値の参照値にそれぞれ対応する前記ラインデータ内の各ピクセルのミスアライン補償値が記録されたテーブル手段と、前記算出された平均倍率エラー値に対応する各ピクセルのミスアライン補償値を利用して、前記抽出された再生データイメージの各ピクセル位置を補償する手段とを備えることを特徴とするホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償装置を提供する。
また、本発明のホログラムデータの再生ピクセル補償装置は、参照光とデータによって変調された信号光とを互いに干渉させて得られる干渉縞として記録媒体に記録されたホログラムデータを再生する際のピクセル歪みを補償する装置であって、再生データイメージと枠を有する再生イメージフレームから前記再生データイメージと所定位置に挿入されたアラインマークを抽出する手段と、前記抽出されたアラインマークを利用して前記再生データイメージ内の各ピクセルのミスアライン程度を検出し、その検出結果に基づいてミスアライン補正値を算出する手段と、前記算出されたミスアライン補正値に基づいて前記再生データイメージのピクセル位置を補正し、前記ピクセル位置が補正された再生データイメージの各エッジの位置値を決定する手段と、前記決定された各エッジの位置値に基づいてラインデータの開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値を決定する手段と、前記決定された開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値からラインデータ内の各ピクセルの平均倍率エラー値を算出する手段と、予め設定された複数の平均倍率エラー値の参照値にそれぞれ対応する前記ラインデータ内の各ピクセルのミスアライン補償値が記録されたテーブル手段と、前記算出された平均倍率エラー値に対応する各ピクセルのミスアライン補償値を利用して、前記抽出された再生データイメージの各ピクセル位置を補償する手段とを備えることを特徴とするホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償装置を提供する。
更に、本発明のホログラムデータの再生ピクセル補償装置は、参照光とデータによって変調された信号光とを互いに干渉させて得られる干渉縞として記録媒体に記録されたホログラムデータを再生する際のピクセル歪みを補償する装置であって、再生データイメージ、枠及び複数のアラインマークを有する再生イメージフレームから、再生データイメージと所定位置に挿入された前記複数のアラインマークを抽出する手段と、前記抽出された複数のアラインマークに基づいて前記抽出された再生データイメージを複数のサブイメージブロックに分割する手段と、前記分割された各サブイメージブロックの各エッジの位置値をそれぞれ決定し、その決定された各エッジの位置値に基づいたラインデータの開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値から前記各サブイメージブロック内の各ピクセルの平均倍率エラー値をそれぞれ算出する手段と、予め設定された複数の平均倍率エラー値の参照値にそれぞれ対応する前記ラインデータ内の各ピクセルのミスアライン補償値が記録されたテーブル手段と、前記算出された平均倍率エラー値に対応する各ピクセルのミスアライン補償値を利用して、前記各サブイメージブロック内の各ピクセル位置をそれぞれ補償する手段とを備えることを特徴とするホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償装置を提供する。
本発明の第2の態様によるホログラムデータの再生ピクセル補償方法は、参照光とデータによって変調された信号光とを互いに干渉させて得られる干渉縞として記録媒体に記録されたホログラムデータを再生する際のピクセル歪みを補償する方法であって、再生データイメージと枠を有する再生イメージフレームから前記再生データイメージを抽出する過程と、前記抽出された再生データイメージの各エッジの位置値を決定する過程と、前記決定されたエッジの位置値に基づいてラインデータの開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値を決定する過程と、前記決定された開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値からラインデータ内の各ピクセルの平均倍率エラー値を算出する過程と、前記算出された平均倍率エラー値に対応する予め設定された各ピクセルのミスアライン補償値を利用して、前記抽出された再生データイメージの各ピクセル位置を補償する過程とを含むことを特徴とするホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償方法を提供する。
また、本発明のホログラムデータの再生ピクセル補償方法は、参照光とデータによって変調された信号光とを互いに干渉させて得られる干渉縞として記録媒体に記録されたホログラムデータを再生する際のピクセル歪みを補償する方法であって、再生データイメージと枠を有する再生イメージフレームから前記再生データイメージと所定位置に挿入されたアラインマークを抽出する過程と、前記抽出されたアラインマークを利用して前記再生データイメージ内の各ピクセルのミスアライン程度を検出し、その検出結果に基づいてミスアライン補正値を算出する過程と、前記算出されたミスアライン補正値に基づいて前記再生データイメージのピクセル位置を補正し、前記ピクセル位置が補正された再生データイメージの各エッジの位置値を決定し、その決定された各エッジの位置値に基づいてラインデータの開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値を決定する過程と、前記決定された開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値からラインデータ内の各ピクセルの平均倍率エラー値を算出する過程と、前記算出された平均倍率エラー値に対応する予め設定された各ピクセルのミスアライン補償値を利用して、前記抽出された再生データイメージの各ピクセル位置を補償する過程とを含むことを特徴とするホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償方法を提供する。
更に、本発明のホログラムデータの再生ピクセル補償方法は、参照光とデータによって変調された信号光とを互いに干渉させて得られる干渉縞として記録媒体に記録されたホログラムデータを再生する際のピクセル歪みを補償する方法であって、再生データイメージ、枠及び複数のアラインマークを有する再生イメージフレームから、前記再生データイメージと所定位置に挿入された前記複数のアラインマークを抽出する過程と、前記抽出された複数のアラインマークに基づいて前記抽出された再生データイメージを複数のサブイメージブロックに分割する過程と、前記分割された各サブイメージブロックの各エッジの位置値を決定する過程と、前記決定されたエッジの位置値に基づいてラインデータの開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値を決定する過程と、前記決定された開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値から前記各サブイメージブロック内の各ピクセルの平均倍率エラー値を算出する過程と、前記算出された平均倍率エラー値に対応する予め設定された各ピクセルのミスアライン補償値を利用して、前記各サブイメージブロックの各ピクセル位置を補償する過程とを含むことを特徴とするホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償方法を提供する。
本発明によれば、歪みが発生したピクセル数だけデータイメージを均等分割して1ピクセル単位で歪み補償を行う上述した従来方式とは異なって、再生データイメージの4辺エッジの位置値を求め、4辺エッジの位置値を利用して各ピクセルの平均倍率エラー値を算出し、予め設定された複数の平均倍率エラー値の参照値のうち、算出された平均倍率エラー値に対応する各ピクセルのミスアライン補償値を利用して抽出された再生データイメージの各ピクセル位置を補償することによって、又は記録時に再生イメージフレームの所定領域に挿入して記録した複数のアラインマークを利用して再生データイメージを複数のサブイメージブロックに分割し、分割された各サブイメージブロックの4辺エッジの位置値を求め、4辺エッジの位置値を利用して該当サブイメージブロック内の各ピクセルの平均倍率エラー値を算出し、予め設定された複数の平均倍率エラー値の参照値のうち、算出された平均倍率エラー値に対応する各ピクセルのミスアライン補償値を利用して分割されたサブイメージブロックの各ピクセル位置を補償することによって、オーバーサンプリングを用いる従来方法と比べて、ホログラフィック再生装置の小型化及び低コスト化を実現することができる。またデータ再生速度が低下するという問題を效果的に防止することができる。
本発明の上記目的そして他の目的及び特徴は、添付の図面を用いて説明した好適な実施形態により明らかになるだろう。
先ず、本発明の主な技術思想は、歪みが発生したピクセル数だけデータイメージを均等分割して1ピクセル単位で歪み補償を行う上述した従来方式とは異なって、再生データイメージの4辺エッジ(quadrilateral edge)の位置(すなわち、ラインデータ及びライン間のデータに対するピクセルの開始点と終点位置)の値を探し、4辺エッジの位置値を利用して各ピクセルの平均倍率エラー値を算出し、予め設定された複数の平均倍率エラー値の参照値の内から、算出された平均倍率エラー値に対応する各ピクセルのミスアライン補償値(misalignment compensation value)を利用して抽出された再生データイメージの各ピクセル位置を補償することである。このような技術的手段により本発明における目的を容易に達成できる。
本発明の他の主な技術思想は、記録時に再生イメージフレームの所定領域に挿入して記録した複数のアラインマーク(alignment mark)を利用して再生データイメージを複数のサブイメージブロックに分割し、分割された各サブイメージブロックの4辺エッジの位置(すなわち、ラインデータ及びライン間のデータに対するピクセルの開始点と終点位置)値を探し、4辺エッジの位置値を利用して該当サブイメージブロック内の各ピクセルの平均倍率エラー値を算出し、予め設定された複数の平均倍率エラー値の参照値の内から、算出された平均倍率エラー値に対応する各ピクセルのミスアライン補償値を利用して分割されたサブイメージブロック(再生サブイメージブロック)の各ピクセル位置を補償することである。このような技術的手段により本発明の目的を容易に達成できる。
また、本発明は、算出された平均倍率エラー値の大きさに基づいて再生データイメージの領域、又は分割された各サブイメージブロックの領域を所定数に分割した後、補償方向性を選択的に適用する方式で、再生データイメージ、又は分割されたサブイメージブロックの各ピクセル位置を補償する技術的思想を更に含む。
更に、本発明は、再生イメージフレームから抽出したアラインマークを利用して再生データイメージ内の各ピクセルのミスアライン程度を検出し、その検出結果に基づいてミスアライン補正値を算出し、算出されたミスアライン補正値に基づいて再生データイメージのピクセル位置を補正し、ピクセル位置が補正された再生データイメージのラインデータに対する開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値を決定する技術的思想を更に含む。
以下、添付の図面に基づいて本発明の好適な第1の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態によるホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償装置を採用した典型的なホログラフィック再生装置のブロック構成図である。
図1を参照すると、典型的なホログラフィック再生装置は、スピンドルモータ102、記録媒体104、読み取り光経路106、再生光経路108、イメージ検出ブロック110及び再生ピクセル補償ブロック112を備えているが、ここで再生ピクセル補償ブロック112は実質的には本実施形態の再生時のピクセル歪み補償装置を意味する。すなわち、本実施形態の再生時のピクセル歪み補償装置は、枠/アラインマーク検出ブロック1121、ミスアライン補正値算出ブロック1122、ピクセル位置決めブロック1123、ピクセル倍率エラー値算出ブロック1124、ピクセル補償方向決めブロック1125、ピクセル補償ブロック1126及びルックアップテーブル1127を備えている。
すなわち、本実施形態の再生時のピクセル歪み補償装置を採用可能な典型的なホログラフィック再生装置には、スピンドルモータ102によって回転駆動される記録媒体104が備えられており、このような記録媒体104には記録されたホログラムデータの再生に必要な読み取り光が記録媒体104側に照射される読み取り光経路106と読み取り光の照射により再生されるデータイメージ光(すなわち、バイナリデータの碁盤縞)が出力される再生光経路108が設けられている。
また、再生光経路108側には、イメージ検出ブロック110、例えばCCDカメラが設けられるが、このようなCCDカメラは、再生されるイメージ光を構成する各ピクセルをn×nピクセル(例えば、3×3ピクセル)で表現して出力する上述した従来のホログラフィック再生装置とは異なって、1:1ピクセルマッチング方式で光電変換された再生イメージフレームを生成して再生ピクセル補償ブロック112内の枠/アラインマーク検出ブロック1121に伝達する。例えば、データイメージ光が240×240の解像度サイズと3ビットの上下左右の枠を有するとき、240×240の再生データイメージと上下左右ピクセルの枠を含む再生イメージフレームを生成する。
一方、枠/アラインマーク検出ブロック1121は、再生イメージフレームの各ラインにおけるピクセル明るさの総合値を利用する方式などにより再生データイメージの枠を検出し、その検出された枠情報に基づいて再生イメージフレームから再生データイメージを抽出し、このように抽出された再生データイメージをラインL11によりピクセル位置決めブロック1123及びピクセル補償ブロック1126にそれぞれ提供する。また、枠/アラインマーク検出ブロック1121は、再生イメージフレームの所定位置(例えば、枠領域と再生データイメージ領域の境界領域内の所定位置、枠領域内の所定位置など)に形成されているアラインマークを抽出してミスアライン補正値算出ブロック1122に提供する。
すなわち、一例として図2に示すように、再生イメージフレームが枠領域202、枠領域202と再生データイメージ領域の境界領域204、再生データイメージ領域206及びアラインマーク204aを含む場合は、枠/アラインマーク検出ブロック1121では再生データイメージ領域206に入っている再生データイメージを抽出してラインL11上に提供する。また、例えば境界領域204に挿入されているアラインマーク204aピクセルを抽出して、ミスアライン補正値算出ブロック1122に提供する。ここで、アラインマーク204aは、一例として図3に示すように、2×2のオン/オフサブブロックが交互に配置された4×4のブロックサイズである。
次に、ミスアライン補正値算出ブロック1122は、4×4のアラインマークピクセルとCCDピクセル間をマッチングさせて、それがミスマッチされたか否かを検出し、一例として図3に示すように、アラインマークピクセルとCCDピクセルとの間にミスマッチが発生した場合は、offピクセル又はonピクセルの周りのピクセルの光量情報を利用して、x方向及びy方向のミスアライン補正値を算出する。図3において、参照番号302はCCDピクセルを表す。
例えば、図3に示すように、4×4のアラインマークピクセルとCCDピクセルとの間にミスマッチが発生した場合は、アラインマーク204a内の対角する方向の2つの2×2offピクセルサブブロック又は対角する方向の2つの2×2onピクセルサブブロックを利用して、x方向及びy方向のミスアライン補正値を算出する。例えば、x方向及びy方向のミスアライン補正値は、2つの2×2offピクセルサブブロックを利用して算出する。
すなわち、図3の左上段の中心にあるoffピクセルの光量値はx1L(offピクセルの左側)とx1R(offピクセルの右側)のピクセルでそれぞれ検出した光量の合計と同じである。またy1L(offピクセルの下側)とy1U(offピクセルの上側)のピクセルでそれぞれ検出した光量の合計と同じである。したがって、下記の式1と式2を使用して、x1Lとx1Rの比率(X1)と、y1Lとy1Uの比率(Y1)をそれぞれ求めることにより、左上段にある2×2offピクセルサブブロックを利用して、x方向及びy方向でのミスアライン(ずれ)を算出することができる。
Figure 0003995100
Figure 0003995100
ここで、x1Lの比率は右側にミスアラインされたと仮定する場合のx方向でのミスアラインの程度を表し、x1Rの比率は左側にミスアラインされたと仮定する場合のx方向でのミスアラインの程度を表す。また、y1Lの比率は上側にミスアラインされたと仮定する場合のy方向でのミスアラインの程度を表し、y1Uの比率は下側にミスアラインされたと仮定する場合のy方向でのミスアラインの程度を表す。したがって、X1及びY1は、それぞれの基準に基づいて、例えばミスアラインの程度が小さい方に選択することができる。
これと同様に、図3の右下段の中心にあるoffピクセルの光量値はx2L(offピクセルの左側)とx2R(offピクセルの右側)のピクセルでそれぞれ検出した光量の合計と同じである。またy2L(offピクセルの下側)とy2U(offピクセルの上側)のピクセルでそれぞれ検出した光量の合計と同じである。したがって、式3及び式4を使用して、x2Lとx2Rの比率(X2)と、y2Lとy2Uの比率(Y2)をそれぞれ求めることにより、右下段にある2×2offピクセルサブブロックを利用したx方向及びy方向でのミスアラインを算出することができる。
Figure 0003995100
Figure 0003995100
ここでも、x2Lの比率は右側にミスアラインされたと仮定する場合のx方向でのミスアラインの程度を表し、x2Rの比率は左側にミスアラインされたと仮定する場合のx方向でのミスアラインの程度を表す。また、y2Lの比率は上側にミスアラインされたと仮定する場合のy方向でのミスアラインの程度を表し、y2Uの比率は下側にミスアラインされたと仮定する場合のy方向でのミスアラインの程度を表す。
その後、X1とX2の平均と、Y1とY2の平均を求めることによって、x方向とy方向でのミスアライン(ミスマッチ)を検出できる。そして、このような検出結果に基づいてミスアライン補正値を算出することができる。このようにして算出されるミスアライン補正値は、ラインL12を介してピクセル位置決めブロック1123に伝達される。
なお、本実施形態では4×4のアラインマークピクセルで2×2のoffピクセルサブブロックを利用してピクセルのミスアラインを検出することを説明したが、本発明は必ずしもこれに限られるものではなく、例えば4×4のアラインマークピクセルで2×2のonピクセルサブブロックを利用することもできる。その場合、offピクセルサブブロックを利用する場合と同様の結果が得られるのは勿論である。
次に、ピクセル位置決めブロック1123は、ラインL12により提供されたミスアライン補正値(すなわち、x方向及びy方向のミスアライン補正値)に基づいて、ラインL11を介して提供された再生データイメージの各ピクセル位置を補正する(すなわち、ピクセルを、左/右方向へ及び/又は上/下方向へ移動させる)。そして、ピクセル位置が補正された再生データイメージのラインデータに対する開始点ピクセルの位置値と終点ピクセルの位置値をそれぞれ決定する。決定された位置値は、ピクセル倍率エラー値算出ブロック1124に伝達される。すなわち、一例として図4に示すように、再生データイメージのエッジの位置値を決定する。すなわちラインデータのx方向での開始点ピクセルの位置値x_1及びx_3と、終点ピクセルの位置値x_2及びx_4を決定する。また、ラインデータのy方向での開始点ピクセルの位置値y_1及びy_2と、終点ピクセルの位置値y_3及びy_4を決定する。このとき、再生データイメージで歪みが発生しない場合は、x_1=x_3と、x_2=x_4の条件が成立する。また、y_1=y_2と、y_3=y_4の条件が成立する。
続いて、ピクセル倍率エラー値算出ブロック1124では、ピクセル位置決めブロック1123から提供されたエッジの位置値、すなわち開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値に基づいて、次の式5と式6に示すように、x方向の倍率エラー値(X_mag_error)とy方向の倍率エラー値(Y_mag_error)をそれぞれ算出する。
Figure 0003995100
Figure 0003995100
続いて、次の式7と式8に示すように、各ピクセル当たりのx方向のミスアライン程度(△x)とy方向のミスアライン程度(△y)を算出することによって、各ピクセル当たりの平均倍率エラー値を算出する。このようにして算出された各ピクセル当たりの平均倍率エラー値は、ラインL13を介してピクセル補償ブロック1126に伝達される。
Figure 0003995100
Figure 0003995100
上記の数5〜数8において、X_data_sizeはx方向の実際のデータサイズを、x_1はx方向の開始点ピクセルの位置値を、x_2はx方向の終点ピクセルの位置値をそれぞれ意味する。また、Y_data_sizeはy方向の実際のデータサイズを、y_1はy方向の開始点ピクセルの位置値を、y_3はy方向の終点ピクセルの位置値をそれぞれ意味する。
例えば、x_1が0.4ピクセル、x_2が101.3ピクセル、X_data_sizeが100ピクセルである場合は、△xは0.9ピクセル/100=0.009ピクセルになる。すなわち、x方向での各ピクセル当たりの平均倍率エラー値(すなわち、ミスアライン値)は0.009ピクセルとなる。
次に、ピクセル補償方向決めブロック1125では、ピクセル倍率エラー値算出ブロック1124から提供される各ピクセル当たりの平均倍率エラー値(すなわち、ミスアライン値)に基づいて、再生データイメージ領域を所定数の区間に分割する。詳しく説明すると、累進的に合計されるミスアライン値(一例として、図5Aに示すように、△x、2△x、3△x、……)は、分割された領域(データ区間)毎に補償方向性が異なるようにする補償方向決め信号を生成する。そして、生成された補償方向決め信号は、ラインL14を介してピクセル補償ブロック1126に提供される。
すなわち、データ区間はピクセルのミスアライン累積値の小数部が0.5(ハーフピクセル)と0になる地点(位置)を判断することにより分割するが、一例として上述したようにx_1が0.4、△xが0.009ピクセルである場合は、最初にミスアライン累積値の小数部が0.5ピクセルより大きくなる地点(位置)は0.4+n_1*△x>0.5を満たす最小整数n_1であるため、n_1は(0.5−0.4)/△xより大きい最小整数、すなわち12(11.1111)となる。また、2番目にミスアライン累積値の小数部が0になる地点(位置)は0.4+n_2*△x>1.0を満たす最小整数n_2であるため、n_2は(1.0−0.4)/△xより大きい最小整数、すなわち67(66.6666)となる。更に、3番目にミスアライン累積値の小数部が再び0.5より大きくなる地点(位置)が0.4+n_3*△x>1.5を満たす最小整数n_3であるため、n_3は(1.5−0.4)/△xより大きい最小整数、すなわち123(123.2222)となる。しかし、データイメージのサイズが100ピクセルであるため、n_3は無視する。
したがって、上記の仮定値を考慮すれば、ピクセル補償方向決めブロック1125では最初のピクセル地点から11番目のピクセル地点、12番目のピクセル地点から66番目のピクセル地点、67番目のピクセル地点から100番目のピクセル地点をそれぞれ1つのデータ区間として分割し、分割されたデータ区間は、一例として図5Bに示すように補償方向が異なる選択的な補償方向性を有する。すなわち、最初のピクセル地点から11番目のピクセル地点までは矢印Aの補償方向を有し、12番目のピクセル地点から66番目のピクセル地点までは矢印Bの補償方向を有し、67番目のピクセル地点から100番目のピクセル地点までは矢印Aと同じ方向である矢印Cの補償方向を有する。
次に、ピクセル補償ブロック1126ではラインL13を介して提供される各ピクセル当たりの平均倍率エラー値が提供されると、ルックアップテーブル1127を検索して予め設定された複数の平均倍率エラー値の参照値の内から、対応する平均倍率エラー値の参照値を決定する。そして、その決定された平均倍率エラー値の参照値に対応して設定された各ピクセルのミスアライン補償値を利用して、ラインL11を介して提供される再生データイメージの各ピクセルに対する位置補償を行う。そのため、ルックアップテーブル1127には予め設定された複数の平均倍率エラー値の参照値が記録されており、各平均倍率エラー値の参照値に順序的に対応する各ピクセルのミスアライン補償値が記録されている。
したがって、本発明によれば、オーバーサンプリング技法を使用することなく、1:1ピクセルマッチング方法を使用して各ピクセルの位置補償を行うことにより、画質劣化が抑制できるホログラムデータの再生を実現することができる。
以下、添付の図面に基づいて本発明の第2の実施形態について詳細に説明する。上述した第1の実施形態と重複する内容に対しては同じ参照符号を付し、その説明を省略する。
図6は、本発明の第2の実施形態によるホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償装置を採用した典型的なホログラフィック再生装置のブロック構成図である。
図6を参照すると、典型的なホログラフィック再生装置はスピンドルモータ102、記録媒体104、読み取り光経路106、再生光経路108、イメージ検出ブロック110及び再生ピクセル補償ブロック612を備えている。ここで再生ピクセル補償ブロック612は、実質的には本実施形態の再生時のピクセル歪み補償装置を意味する。すなわち、本実施形態の再生時のピクセル歪み補償装置は枠/アラインマーク検出ブロック6121、サブブロック生成ブロック6122、ミスアライン補正値算出ブロック1122、ピクセル位置決めブロック1123、ピクセル倍率エラー値算出ブロック1124、ピクセル補償方向決めブロック1125、ピクセル補償ブロック1126及びルックアップテーブル1127を備えている。
すなわち、本実施形態の再生時のピクセル歪み補償装置を採用可能な典型的なホログラフィック再生装置には、スピンドルモータ102によって回転駆動される記録媒体104が備えられており、このような記録媒体104には記録されたホログラムデータの再生に必要な読み取り光が記録媒体104側に照射される読み取り光経路106と読み取り光の照射により再生されるデータイメージ光(すなわち、バイナリデータの碁盤縞)が出力される再生光経路108が設けられている。
また、再生光経路108側には、イメージ検出ブロック110、例えばCCDカメラが備えられるが、このようなCCDカメラは、再生されるイメージ光を構成する各ピクセルをn×nピクセル(例えば、3×3ピクセル)に表現して出力する上述した従来のホログラフィック再生装置とは異なって、1:1ピクセルマッチング方式で光電変換された再生イメージフレームを生成して再生ピクセル補償ブロック612内の枠/アラインマーク検出ブロック6121に伝達する。例えば、データイメージ光が240×240の解像度サイズと3ビットの上下左右枠を有するとき、240×240の再生データイメージと上下左右ピクセルの枠を含む再生イメージフレームを生成する。
次に、枠/アラインマーク検出ブロック6121は、再生イメージフレームの各ラインにおけるピクセル明るさの総合値を利用する方式などにより再生データイメージの枠を検出し、例えば枠とイメージとの間の境界領域に挿入されている複数のアラインマークを検出する。また、検出された枠情報に基づいて再生イメージフレームから再生データイメージを抽出する。ここで、アラインマークは、データイメージ領域の4周辺に沿って所定の間隔で配置されるが、これはアラインマークを基準にして再生データイメージを所定の大きさの複数のサブイメージブロックに分割してピクセルの倍率エラー及び全体イメージの線形歪みに起因するミスアラインを補償するだけでなく、全体イメージの非線型歪みをサブイメージブロックの線形歪みに近似させて補正するためである。
すなわち、一例として図7に示すように、ホログラムデータを記録媒体に記録するときは、例えば枠領域702とデータイメージ領域706との間の境界領域704に、複数のアラインマーク(AM1乃至AM12)を所定の間隔で配置する。そして、枠/アラインマーク検出ブロック6121は、複数のアラインマーク(AM1乃至AM12)と再生データイメージを抽出して、サブブロック生成ブロック6122に提供する。図7において、参照符号SB1乃至SB9は、それぞれのアラインマーク(AM1乃至AM12)に基づいて同じ大きさ(又は互いに異なる大きさ)に分割されるサブイメージブロックを意味する。このサブイメージブロック(SB1乃至SB9)については後述する。
続いて、サブブロック生成ブロック6122では、例えば枠とイメージとの間の境界領域704から抽出した複数のアラインマーク(AM1乃至AM12)に基づいて、データイメージを所定大きさのサブイメージブロックに分割する。図7に示すように、枠とイメージとの間の境界領域704に所定の間隔で合わせて12個のアラインマーク(AM1乃至AM12)が挿入されている場合は、再生フレームから抽出されたデータイメージは、計9個のサブイメージブロック(SB1乃至SB9)に分割される。例えば、アラインマークが4×4のサイズを有する場合は、各アラインマークの中心点を基準にデータイメージを切ってサブイメージブロックに分割することができる。ここでは、一例として、データイメージを9個のサブイメージブロックに分割する場合について説明したが、本発明は必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、必要に応じてより多くの数のアラインマークを記録時のフレームに均一な間隔(あるいは非均一な間隔)で挿入することによって、データイメージをより多くの数のサブイメージブロックに分割することができる。
このとき、再生フレームで全体イメージの線形歪みや非線型歪みが全く発生しない場合は、再生フレームは図7に示すような形態を有するが、上述した従来技術で言及したような様々な要因により全体イメージで線形歪みや非線型歪みが発生することがある。一例として、図8に示すように、再生フレームの各頂点の位置はそのまま維持されながら、頂点と頂点を結ぶ面が非線形的にフレームの内側に入る非線形歪み(参照符号a及びbで表示された線形歪み)が発生することがある。
したがって、線形歪みや非線型歪みが発生した場合、b領域はデータイメージが存在するはずの領域であるにも関わらず、実際にはデータイメージが存在しない領域となる。このように線形歪みや非線型歪みが発生した状態で、上述した従来方式によるオーバーサンプリング技法を利用して実際データイメージを抽出すると、実際のデータイメージが存在しない領域(参照符号b領域)でピクセルを抽出する現象が生じる。
本発明では、線形歪みにおける各ピクセルの歪みの補償は、ピクセルがシフトされたものとして行う。一方、全体イメージに線形歪みや非線型歪みが発生する場合は、アラインマークにもデータイメージとほぼ同一の線形/非線型歪みが発生する。さらに、本発明では、非線型歪みはサブイメージブロックの線形歪みに近似され、1:1マッチング方法を使用して、アラインマークを基準にして分割したサブイメージブロックからデータピクセルを抽出する。したがって、データピクセルがデータイメージの存在しない領域(すなわち領域b)から抽出される非線型歪みの場合でも、線形歪みの場合と同様に補償を行うことができる。
続いて、サブブロック生成ブロック6122では、複数のアラインマーク(AM1〜AM12)を利用して分割した各サブイメージブロック(SB1−SB9)を、ラインL11を介してピクセル位置決めブロック1123及びピクセル補償ブロック1126に順次(すなわち、SB1からSB9の順)提供する。また、サブブロック生成ブロック6122は、再生イメージフレームの所定位置(例えば、枠領域と再生データイメージ領域の境界領域内の所定位置、枠領域内の所定位置など)で抽出したアラインマークを、ミスアライン補正値算出ブロック1122に提供する。例えば、ラインL11上にSB1のサブイメージブロックを提供する場合は、アラインマークAM1、AM2、及び/又はAM12を選択的にミスアライン補正値算出ブロック1122に提供し、ラインL11上にSB2のサブイメージブロックを提供場合は、アラインマークAM1、AM2、AM3及び/又はAM12を選択的にミスアライン補正値算出ブロック1122に提供する。
以下、ミスアライン補正値算出ブロック1122、ピクセル位置決めブロック1123、ピクセル倍率エラー値算出ブロック1124、ピクセル補償方向決めブロック1125、ピクセル補償ブロック1126及びルックアップテーブル1127は、上述した第1の実施形態でアラインマーク及び再生データイメージに対して行われたのと同じ作業を、各サブイメージブロック及び対応するアラインマークに対して全く同じに行うことで、各サブイメージブロックの各ピクセルに対する位置補償を行う。
したがって、本発明によれば、複数のアラインマークを利用してデータイメージを複数のサブイメージブロックに分割して各ピクセルの位置補償をすることによって、全体イメージの線形的な歪み及び非線形的な歪みに起因する再生画質の劣化を效果的に防止できるホログラムデータの再生を実現できる。
本発明の第1の実施形態によるホログラムデータの再生時のピクセル歪みに対する補償装置を採用したホログラフィック再生装置のブロック構成図である。 データイメージ領域と枠領域を有する1ページの再生イメージフレームの例示図である。 アラインマークピクセルとCCDピクセルがミスマッチされる場合の一例を示す例示図である。 再生イメージフレームから抽出した再生データイメージの例示図である。 再生データイメージに、例えば拡大エラーが生じるとき、累進的にミスアライン値が増加するピクセル倍率エラーの発生を説明するための例示図である。 ピクセル倍率エラーによってミスアライン値が累進的に増加するとき、ピクセルの開始位置及び中間位置を基準にデータ区間を分割し、補償方向を決定する場合を説明するための例示図である。 本発明の第2の実施形態によるホログラムデータの再生時のピクセル歪みに対する補償装置を採用したホログラフィック再生装置のブロック構成図である。 データイメージ領域と枠領域及び複数のアラインマークを有する1ページの理想的なイメージフレームの例示図である。 再生イメージフレームで非線型歪みが発生した場合の一例を示すフレーム例示図である。 従来のオーバーサンプリング技法を採用したホログラフィック再生装置のブロック構成図である。 従来方法の3×3オーバーサンプリングにより元の再生データイメージを抽出する過程を説明するためのオーバーサンプリングされた再生データイメージの例示図である。
符号の説明
1121 枠/アラインマーク検出ブロック
1122 ミスアライン補正値算出ブロック
1123 ピクセル位置決めブロック
1124 ピクセル倍率エラー値算出ブロック
1125 ピクセル補償方向決めブロック
1126 ピクセル補償ブロック
1127 ルックアップテーブル
6121 枠/アラインマーク検出ブロック
6122 サブブロック生成ブロック

Claims (20)

  1. 参照光とデータによって変調された信号光とを互いに干渉させて得られる干渉縞として記録媒体に記録されたホログラムデータを再生する際のピクセル歪みを補償する装置であって、
    再生データイメージと枠を有する再生イメージフレームから前記再生データイメージを抽出する手段と、
    前記抽出された再生データイメージを複数のサブイメージブロックに分割する手段と、
    前記分割された各サブイメージブロックの各エッジの位置値をそれぞれ決定し、その決定された各エッジの位置値に基づいたラインデータの開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値から前記各サブイメージブロック内の各ピクセルの平均倍率エラー値をそれぞれ算出する手段と、
    予め設定された複数の平均倍率エラー値の参照値にそれぞれ対応する前記ラインデータ内の各ピクセルのミスアライン補償値が記録されたテーブル手段と、
    前記算出された平均倍率エラー値に対応する各ピクセルのミスアライン補償値を利用して、前記各サブイメージブロック内の各ピクセル位置を補償する手段とを備えることを特徴とするホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償装置。
  2. 記開始点ピクセル又は終点ピクセルの位置値と前記算出された平均倍率エラー値の大きさに基づいて各ピクセルの補償方向を決定する、データ区間を区分する手段を更に備え、
    前記補償手段は、前記区分されたデータ区間の補償方向によって前記各ピクセル位置を補償することを特徴とする請求項1に記載のホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償装置。
  3. 参照光とデータによって変調された信号光とを互いに干渉させて得られる干渉縞として記録媒体に記録されたホログラムデータを再生する際のピクセル歪みを補償する方法であって、
    再生データイメージと枠を有する再生イメージフレームから前記再生データイメージを抽出する過程と、
    前記抽出された再生データイメージを複数のサブイメージブロックに分割する手段と、
    前記分割された各サブイメージブロックの各エッジの位置値を決定する過程と、
    前記決定されたエッジの位置値に基づいてラインデータの開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値を決定する過程と、
    前記決定された開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値から前記各サブイメージブロック内の各ピクセルの平均倍率エラー値を算出する過程と、
    前記算出された平均倍率エラー値に対応する予め設定された各ピクセルのミスアライン補償値を利用して、各サブイメージブロック内の各ピクセル位置を補償する過程とを含むことを特徴とするホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償方法。
  4. 記開始点ピクセル又は終点ピクセルの位置値と前記算出された平均倍率エラー値の大きさに基づいて各ピクセル位置の補償方向を決定する、データ区間を区分する過程を更に含み、
    前記各ピクセル位置は、前記区分されたデータ区間の補償方向に従って補償されることを特徴とする請求項3に記載のホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償方法。
  5. 参照光とデータによって変調された信号光とを互いに干渉させて得られる干渉縞として記録媒体に記録されたホログラムデータを再生する際のピクセル歪みを補償する装置であって、
    再生データイメージ、枠及び複数のアラインマークを有する再生イメージフレームから、再生データイメージと当該再生イメージフレームの所定位置に挿入された前記複数のアラインマークを抽出する手段と、
    前記抽出された複数のアラインマークに基づいて前記抽出された再生データイメージを複数のサブイメージブロックに分割する手段と、
    前記分割された各サブイメージブロックの各エッジの位置値をそれぞれ決定し、その決定された各エッジの位置値に基づいたラインデータの開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値から前記各サブイメージブロック内の各ピクセルの平均倍率エラー値をそれぞれ算出する手段と、
    予め設定された複数の平均倍率エラー値の参照値にそれぞれ対応する前記ラインデータ内の各ピクセルのミスアライン補償値が記録されたテーブル手段と、
    前記算出された平均倍率エラー値に対応する各ピクセルのミスアライン補償値を利用して、前記各サブイメージブロック内の各ピクセル位置をそれぞれ補償する手段とを備えることを特徴とするホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償装置。
  6. 記開始点ピクセル又は終点ピクセルの位置値と前記算出された平均倍率エラー値の大きさに基づいて前記各サブイメージブロック内の各ピクセルの補償方向を決定するデータ区間を区分する手段を更に備え、
    前記補償手段は、前記区分されたデータ区間の補償方向によって前記各サブイメージブロック内の各ピクセル位置をそれぞれ補償することを特徴とする請求項に記載のホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償装置。
  7. 前記データ区間毎の補償方向は、前記開始点ピクセル又は終点ピクセルの位置値に前記算出された平均配列エラー値を累積した値が0.5×n(nは整数)に達する度に変更されることを特徴とする請求項に記載のホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償装置。
  8. 前記複数のアラインマークは、前記枠と再生データイメージの境界領域内の所定位置に所定の間隔で形成されることを特徴とする請求項乃至請求項の何れかに記載のホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償装置。
  9. 前記複数のアラインマークは、前記枠内の所定位置に所定の間隔で形成されることを特徴とする請求項乃至請求項の何れかに記載のホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償装置。
  10. 前記各アラインマークは、4×4のブロックサイズを有し、2×2のオン/オフサブブロックが交互に配置されていることを特徴とする請求項乃至請求項の何れかに記載のホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償装置。
  11. 前記算出された平均倍率エラー値は、x方向の平均倍率エラー値とy方向の平均倍率エラー値を含むことを特徴とする請求項1、請求項2及び請求項乃至請求項10の何れかに記載のホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償装置。
  12. 参照光とデータによって変調された信号光とを互いに干渉させて得られる干渉縞として記録媒体に記録されたホログラムデータを再生する際のピクセル歪みを補償する方法であって、
    再生データイメージ、枠及び複数のアラインマークを有する再生イメージフレームから、前記再生データイメージと当該再生イメージフレームの所定位置に挿入された前記複数のアラインマークを抽出する過程と、
    前記抽出された複数のアラインマークに基づいて前記抽出された再生データイメージを複数のサブイメージブロックに分割する過程と、
    前記分割された各サブイメージブロックの各エッジの位置値を決定する過程と、
    前記決定されたエッジの位置値に基づいてラインデータの開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値を決定する過程と、
    前記決定された開始点ピクセルと終点ピクセルの位置値から前記各サブイメージブロック内の各ピクセルの平均倍率エラー値を算出する過程と、
    前記算出された平均倍率エラー値に対応する予め設定された各ピクセルのミスアライン補償値を利用して、前記各サブイメージブロックの各ピクセル位置を補償する過程とを含むことを特徴とするホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償方法。
  13. 記開始点ピクセル又は終点ピクセルの位置値と前記算出された平均倍率エラー値の大きさに基づいて前記各サブイメージブロック内の各ピクセル位置の補償方向を決定する、データ区間を区分する過程を更に含み、
    前記各ピクセル位置は、前記区分されたデータ区間の補償方向に従って補償されることを特徴とする請求項12に記載のホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償方法。
  14. 前記データ区間毎の補償方向は、前記開始点ピクセル又は終点ピクセルの位置値に前記算出された平均配列エラー値を累積した値が0.5×n(nは整数)に達する度に変更されることを特徴とする請求項13に記載のホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償方法。
  15. 前記複数のアラインマークは、前記枠と再生データイメージの境界領域内の所定位置に所定の間隔で形成されることを特徴とする請求項12乃至請求項14の何れかに記載のホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償方法。
  16. 前記複数のアラインマークは、前記枠内の所定位置に所定の間隔で形成されることを特徴とする請求項12乃至請求項14の何れかに記載のホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償方法。
  17. 前記各アラインマークは、4×4のブロックサイズを有し、2×2のオン/オフサブブロックが交互する形態を有することを特徴とする請求項12乃至請求項16の何れかに記載のホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償方法。
  18. 前記算出された平均倍率エラー値は、x方向平均倍率エラー値とy方向平均倍率エラー値を含むことを特徴とする請求項3、請求項4及び請求項12乃至請求項17に記載のホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償方法。
  19. 前記平均倍率エラー値の算出過程は、
    下記の数式に基づいて、x方向倍率エラー値(X_mag_error)とy方向の倍率エラー値(Y_mag_error)をそれぞれ算出する過程と、
    X_mag_error=(x_2−x_1)−X_data_size
    Y_mag_error=(y_3−y_1)−Y_data_size
    下記の数式に基づいて、各ピクセル当りのx方向のミスアライン程度(Δx)とy方向ミスアライン程度(Δy)を算出する過程と
    Δx=X_mag_error/X_data_size
    Δy=Y_mag_error/Y_data_size
    を含むことを特徴とする請求項18に記載のホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償方法。
    (上記の数式において、X_data_sizeはx方向の実際のデータサイズを、x_1はx方向の開始点ピクセルの位置値を、x_2はx方向の終点ピクセルの位置値を、Y_data_sizeはy方向の実際のデータサイズを、y_1はy方向の開始点ピクセルの位置値を、y_3はy方向の終点位置値をそれぞれ表す。)
  20. 前記予め設定された各ピクセルのミスアライン補償値は、予め設定された複数の平均倍率エラー値の参照値にそれぞれ対応するように設定されてテーブル手段に記録された値であることを特徴とする請求項3、請求項4、及び請求項12乃至請求項19の何れかに記載のホログラムデータの再生時のピクセル歪み補償方法。
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