JP3993460B2 - 飼料添加物及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、家禽の卵殻強度の向上、卵の品質及び生産性の向上、家畜の肉質及び生産性の向上等を図る飼料添加物及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
家畜の飼料添加物として、アミノ酸、ビタミンの補給、またエネルギー補給として動植物油脂の給与、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、牡蠣殻など無機質の形でのカルシウム源の添加、或いは無機質カルシウムを可溶化させたカゼインホスホペプチドなどの給与が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、現在に至るまで、家禽の卵殻強度の向上、卵の品質及び生産性の向上、家畜の肉質及び生産性の向上のために実用化に結びついている飼料添加物はない。
【0004】
本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであって、安価で安全な家禽の卵殻強度の向上、卵の品質及び生産性の向上、家畜の肉質及び生産性の向上を実現する飼料添加の製造方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、卵、骨の主成分であるカルシウムと、カルシウムの可溶化剤であり、且つ、飼料の消化及び栄養吸収の促進に有効な有機酸の組成物が有効であることを見出した。また、カルシウムは、貝殻から得られるカルシウムが各種ミネラルを多く含み、より効果が大きいことを見出した。更に、カルシウムの可溶化剤であり、且つ、飼料の消化及び栄養吸収の促進に有効な有機酸は、酢酸とクエン酸の組合せが最も有効であることも見出した。加えて、酢酸は食酢等の醸造酢が各種有効成分を含んでいることにより、飼料の消化及び栄養吸収の促進に効果が大きいことをも見出した。本発明者らは、これらの見地に基づいて、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち、本発明の飼料添加物の製造方法は、クエン酸を溶解させた酢酸の溶液中に貝殻の粉末と水を入れ、この粉末を入れた漬液を攪拌して粉末の溶解を促進させ、粉末がほぼ溶解しなくなった時点で溶解を停止し、次いで漬液を濾過し、得られた濾過液を熟成することを特徴とする。この製造方法により得られる飼料添加物は飼料に直接添加するか、又は家畜の飲料水に添加して使用する。それにより、家禽の卵殻強度の向上、卵の品質及び生産性の向上、家畜の肉質及び生産性の向上が可能となる。また、この飼料添加物は可溶性のカルシウムを含み、人体に有効な有機酸を含んでいることから、人間に対しても有効な健康補助食品となる。また、本発明の製造方法によれば、そのような飼料添加物を効率良く製造できる。
【0007】
この製造方法において、貝殻としては特に限定されないが、各種ミネラルを含んでいるあこや貝、牡蠣、帆立貝、赤貝の貝殻が特に有効である。これら貝殻から得られるカルシウムの添加量は、酢酸に対して5〜50%、好ましくは15〜30%である。添加量が5%よりも少ないと、本発明の効果である家禽類の卵殻強化が期待できなくなり、50%よりも多いと、製造時にカルシウムの溶解が不完全となり、製造が困難となるので好ましくない。
【0008】
酢酸は、特に限定されないが、米、小麦、トウモロコシ、サトウキビ、その他種々の穀物を酢酸発酵させた醸造酢が特に有効である。
【0009】
添加するクエン酸は、合成法又は発酵法など、どのような製法で作製されたものでもよい。クエン酸の添加量は、酢酸に対して1〜20%、好ましくは2〜10%である。添加量が1%よりも少ないと、カルシウムの溶解性が減退すると共に、飼料の栄養吸収が低下してしまい、20%よりも多いと、カルシウムが沈殿し易くなり、酸味が過度に強くなってしまうので好ましくない。
【0011】
なお、本発明の製造方法により得られる飼料添加物を適用できる家畜は特に限定されないが、鶏、うずら、アヒル、牛、馬、豚、ダチョウなどに有効である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態により、この発明を更に詳細に説明する。
【0013】
実施形態に係る飼料添加物の製造方法の一例について、図1に示す製造工程のフロー図を参照して説明する。
【0014】
▲1▼ステップST1(貝殻の用意)では、貝身を取り除いた貝殻(例えば赤貝殻)を洗浄し、表面に付着している貝身・泥・異物を除去し、更に、煮沸・殺菌し、乾燥させる。
【0015】
▲2▼ステップST2(貝殻の洗浄)では、貝殻を洗浄水で洗浄する。特に貝殻の表面を流水で綺麗に洗う。
【0016】
▲3▼ステップST3(貝殻の乾燥)では、貝殻を完全に乾燥させる。この乾燥は、天日干し又は乾燥機による加熱により行う。
【0017】
▲4▼ステップST4(貝殻の粉砕・製粉化)では、乾燥させた貝殻をまず粉砕機で粗挽きしてから、更にその貝片を製粉機で粉末になるまで製粉する。
【0018】
▲5▼ステップST5(漬液・攪拌・溶解)では、適当なタンクにクエン酸を溶解させた醸造酢を投入し、この溶液に貝殻の粉末を入れると共に水道水を加える。これにより、アルカリ性の粉末が酸性の漬液により溶解し始めるので、タンクの底部に溜まっている粉末を1時間に1回程度攪拌し、溶解を促進させる。溶解開始後、漬液のpHが約7.2程度になると、粉末の溶解が急激に低下するので、溶解作業を停止する。
【0019】
▲6▼ステップST6(濾過・熟成)では、溶解液を濾過し、その濾過液を約1ヵ月熟成させる。
【0020】
▲7▼ステップST7(調製)では、熟成原液を水と混合し、約2倍に希釈する。
【0021】
なお、この製造工程では、ステップST1〜ST4により、貝殻を用意してから製粉化しているが、これらの工程は無くてもよい。この場合は、例えば市販の貝殻粉末を入手し、これをステップST5からの処理に供することとする。
【0022】
次に、飼料添加物の製造方法の具体例を概説する。まず、貝殻を洗浄・乾燥させた後、粉砕機によりパウダー化し、この粉末15kgを200Lのポリタンクに入れ、更に600gのクエン酸を溶解させた醸造酢(酢酸濃度10%)120kgを加え、水を約90kg投入し、粉末をポリタンク内で漬液する。すると、アルカリ性の粉末と酸性の漬液との化学反応により、ポリタンクの底部に溜まった粉末から気泡が発生し、粉末が溶解し始める。そこで、ポリタンクの底部に溜まっている粉末を時々攪拌し、溶解を促進させる。溶解開始後、数日間で漬液のpHが7.2程度に上昇する。その後、漬液を濾過し、濾過液を熟成させ、pH値、比重、色調、臭い、味覚などを確認し、最終的に飼料添加物を調製する。
【0023】
次に、具体的な実施例について説明する。
〔実施例1〕
生後6ヵ月の産卵鶏(種類:ハイライン77)80羽を開放系畜舎の産卵鶏用5連ケージ内で個体別に収容飼育した。飼料は成鶏用飼料LM17(日本配合飼料株式会社製)を用いた。また、給与方法は不断給餌により自由摂取させた。飲水は自家水道水を給水器で自由摂取させた。馴化期間4週間後、産卵率の良かった30羽を選抜し、各々10羽を3種の試験群に分けて試験を行った。
【0024】
試験条件は、畜舎、飼料、飲水等については馴化期間と同様であるが、飲水については前記調製の飼料添加物1.6%、0.2%添加した2種の添加群及び対照群(無添加)と3群に分け、28日間飼育した。
【0025】
その結果、産卵率、卵重、卵黄係数、ハウユニットは、飼料添加物添加群と対照群に違いが認められなかった。卵殻強度に関しては、図2の表に示したとおり、28日後では対照群の卵は試験開始時の値より2.5%減少した。一方、飼料添加群の1.6%添加、0.2%添加した鶏の卵は、いずれも卵殻強度が5.0%以上増加し、飼料添加物の効果が顕著に認められた。更に、対照群は卵殻強度の値にバラツキがあり、卵殻強度が30%も低下した極端に低い卵が認められた。しかし、飼料添加群の強度はプラス5.0%前後の高い値で安定し、しかも卵表面はキメが非常に細かく、滑らかで綺麗な卵であった。
【0026】
次に、飼料実験終了後、各群の卵10個を用いて味覚テストを行った。テストした食品は茹で卵、目玉焼き及び厚焼き卵である。味覚評価は8人のパネラーによって行い、そのテスト結果を図3の表に示した。
【0027】
それによると、飼料添加物の添加群の卵は、卵黄の黄色調が濃く、卵の生臭さがなく、美味しい卵となった。
〔実施例2〕
体重約100gのブロイラー用雛80羽を各々20羽4区群に分け、開放系畜舎で鶏用ケージ内に個体別に収容飼育した。飼料はブロイラー用飼料を用い、給与方法は不断給餌により自由摂取させた。飲水は自家水道水を給水器で自由摂取させた。この飲水に前記飼料添加物を4.0%、1.6%、0.4%、及び無添加(対照群)と4群に分けて添加し、29日間飼育し、飼料摂取量と鶏の体重変化を調べた。その結果を図4の表に増肉係数の変化として示した。但し、増肉係数は、飼料摂取量/体重増加量で表される。
【0028】
図4の表に示したとおり、飼料添加物を加えた群は、効率良く体重を増加させていた。特に、飼料添加物1.6%の添加群は効果が最も高いことが分かる。
【0029】
次に、29日後の鶏肉を各種食品に調理して肉質の評価を行った。評価した食品は、笹身、湯がき、塩焼き、唐揚げである。評価は8人のパネラーによって行い、結果を図5の表に示した。
【0030】
それによると、飼料添加物を添加した鶏肉は、柔らかく、生臭さがない美味しい肉となった。同様に、牛、豚等の家畜でも、柔らかく、美味しい肉になることが期待できる。
【0031】
また、飼料添加物を添加した鶏舎は悪臭が少なく、作業環境が良く、鶏にとって快適な環境となった。これは、飼料添加物中の酢酸による消臭効果のためである。
〔実施例3〕
夏場の気温の高い時期に、235日令の産卵鶏(種類:ハイライン77)30羽を開放系畜舎の鶏用ケージ内に各々10羽を3群に分け、個体別に収容飼育した。飼料は日本配合飼料株式会社製の成鶏用飼料LM17を用い、不断給餌により自由摂取させた。飲水は自家水道水を給水器で自由摂取させた。この飲水に前記飼料添加物の製造方法で貝殻の溶解用に用いた水を使用せず、溶解用に醸造酢のみを使用した液を2.0%、1.0%添加した群と無添加(対照群)とに分けて飼育し、飼料摂取量と産卵率を調べた。その結果を図6の表に示した。
【0032】
それによると、全ての群は、室温の上昇と共に、飼料摂取量、産卵率の低下が認められたが、特に対照群の低下が激しく、添加群は低下が比較的少なく、この飼料添加物は夏場の高温ストレスに対して有効な物質であった。すなわち、鶏、豚、牛等の家畜に対して夏場の体調維持に効果が高いことが分かる。
〔実施例4〕
産卵鶏は、400日令を過ぎると、産卵率、卵殻強度が低下し、破卵・軟卵が多くなるので、この期間における飼料添加物の効果を確認した。用いた鶏種はジュリアで、羽数は406日令で処理群3899羽、対照群3861羽であり、441日令ではそれぞれ3873羽、3833羽であった。413日令まではいずれの群も飲水は自家水道水を与えたが、処理群は413日令から実施例1と同様の飼料添加物0.2%を添加した飲水に変更した。1週間毎に無作為に30個の卵を採って卵殻強度を測定し、その結果の平均値を図7の表に示した。
【0033】
それによると、対照群は、卵殻強度の低下が見られるのに反し、飼料添加物0.2%を添加した処理群は大きな値の卵殻強度を維持した。産卵率は、処理群、対照群とも全羽数に対して調べた。処理群は安定した値であったが、対照群は徐々に低下が認められた。
【0034】
また、飲水量は、406日令から441日令の期間において、処理群、対照群共に1羽当たりの平均値は190.1mlから202.5mlの範囲となり、大差なかった。また、卵重も上記期間中は処理群、対照群とも64.2gから66.0gの範囲となり、大差なかった。
【0035】
なお、処理群で得られた卵の肌理は、いずれも細かくて滑らかとなり、卵殻を形成している炭酸カルシウムは球状の大きさが均一で、密度濃く緻密に並んでいた。
〔実施例5〕
67週令(469日令)の産卵鶏(鶏種はジュリア)7800羽を2週間の強制換羽(断喰)にかけた。強制換羽後(直後をF1日令という)の鶏は、ほぼF80日令を過ぎると、卵殻強度が低下して、破卵・軟卵が多くなる。強制換羽後の鶏7738羽を処理群3868羽と対照群(無添加群)3870羽に分けて、卵殻強度を高める試験を行った。対照群は引き続き自家水道水のみを与えたが、処理群は実施例4と同様の飼料添加物0.2%を加えた飲水をF84日令(571日令)から28日間与えた。1週間毎に両群から無作為に20個ずつの卵を取り出し、卵殻強度を調べ、その平均値を図8の表に示した。
【0036】
それによると、対照群は卵殻強度が徐々に低下したが、処理群は卵殻強度が上昇し、安定した値が維持された。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の飼料添加物の製造方法によれば、次の効果が得られる。
(1)産出する卵の卵殻強度を大幅に増強できる。
(2)産卵率を向上できる。
(3)強制換羽後の破卵、軟卵の発生を著しく低下できる。
(4)産卵鶏の産卵の期間を長くすることができる。
(5)破卵・軟卵が著しく減少することによって、生産現場の作業能率を向上できる。
(6)流通段階での破損卵の発生を減少できる。
(7)卵殻の厚さが増し、表面が滑らかで美しい卵が産出できる。
(8)卵黄の黄色調が濃く、新鮮度を示す卵黄の盛り上がり(ハウユニット)が良好な、市場性の高い卵が産出できる。
(9)卵の味覚を向上することができる。
(10)卵を長期間、新鮮に保つことができる。
(11)卵の持つ生臭さを無臭化できる。
(12)家畜の肉質が柔らかくなり、美味しい肉になる。
(13)畜舎の消臭効果が認められ、作業環境の改善ができる。
(14)家畜がストレスに強くなり、夏場・冬場でも食欲が旺盛で、病気になり難い。
(15) 上記様々な効果を有する飼料添加物を効率良く製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る飼料添加物の製造方法における製造工程を示すフロー図である。
【図2】実施例1において、飼料添加物の添加及び無添加の鶏卵の卵殻強度を示す表である。
【図3】実施例1において、飼料添加物の添加及び無添加の鶏卵の味覚評価を示す表である。
【図4】実施例2において、飼料添加物の添加及び無添加の鶏の体重変化としての増肉係数の変化を示す表である。
【図5】実施例2において、飼料添加物の添加及び無添加の鶏肉の味覚評価を示す表である。
【図6】実施例3において、飼料添加物の添加及び無添加の飼料摂取量と産卵率を示す表である。
【図7】実施例4において、飼料添加物の添加及び無添加の鶏卵の卵殻強度を示す表である。
【図8】実施例5において、飼料添加物の添加及び無添加の鶏卵の卵殻強度を示す表である。
Claims (3)
- クエン酸を溶解させた酢酸の溶液中に貝殻の粉末と水を入れ、この粉末を入れた漬液を攪拌して粉末の溶解を促進させ、粉末がほぼ溶解しなくなった時点で溶解を停止し、次いで漬液を濾過し、得られた濾過液を熟成することを特徴とする飼料添加物の製造方法。
- 前記熟成期間は1ヶ月であることを特徴とする請求項1記載の飼料添加物の製造方法。
- 前記熟成により得られた原液を水と混合して2倍に希釈することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の飼料添加物の製造方法。
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