JP3992813B2 - エンジンのegr装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、排気の一部を吸気中に還流するエンジンのEGR(排気還流)装置に関し、特に吸気系へのEGRガス導入部の形状及び導入方向等を工夫することにより、EGR性能を改善した技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用エンジンでは、一般に大きな出力を要求されない通常の運転時に燃費改善によるCO2 低減あるいはNOx排出量低減のため、排気の一部を吸気系に戻すEGR装置を備えている。このEGR装置に関して、例えば実開昭60−171952号に記載のものでは、図21に示すように、分岐管及びコレクタを備えた吸気マニホールドのコレクタ一端側の上流にスロットルバルブが接続された吸気系に対し、排気の一部をEGRガスとして還流する際に、最上流側の分岐管の結合部よりも上流側のコレクタ内にEGRガスを導入している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来例あるいは通常一般的に用いられているEGR装置においては、EGRガス導入部は配管の形状がEGRガスと新気との混合を促進するための最適な形状となっていない。このために、EGR率を増加した大量EGRを行った場合に、EGRガスと新気との混合が不十分となって各気筒のEGR率にバラツキを生じ、エンジンの安定度が悪化すると共に、エミッション(汚染物質排出量)が増加し、燃費も悪化する。
【0004】
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、EGR率の気筒間バラツキを改善することにより、上記課題を解決したエンジンのEGR装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1、2に係る発明では、分岐管及びコレクタを備えた吸気マニホールドのコレクタ一端側の上流にスロットルバルブが接続された吸気系に対し、排気の一部をEGRガスとして還流し、かつ、最上流側の分岐管の結合部よりも上流側のコレクタ内にEGRガスを導入するエンジンのEGR装置において、コレクタ内へのEGRガス導入部が開放端の直前にアール状に曲げられたアール部を有し、該アール部下流の開放端がEGR配管径よりも大きい径を有することを共通の特徴とする。
これにより、EGRガス導入部の開放端下流には循環域が生成され、EGRガスは前記循環域で新気と混合されるために、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
【0006】
そして、特に請求項1に係る発明では、前記EGRガス導入部は、コレクタでの流れの中心線に対してコレクタでの分岐管の結合部側と反対側に配置し、前記EGRガス導入部は、その開放端が最上流側の分岐管に向いていることを特徴とする。
EGRガス導入部が分岐管と同じ側にある場合、EGRガスは最上流側にある分岐管に入り易いが、導入部を分岐管と反対側に配置することにより、EGRガス導入部と最上流側の分岐管との距離が短い場合においても、EGRガスと新気との混合をより促進できるため、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
また、前記EGRガス導入部は、その開放端が最上流側の分岐管に向いていることにより、過渡状態等で運転条件が変化しEGRガス導入部下流の循環域の状態が変わった場合においても、EGRガスは各気筒に均等に導入され、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
【0007】
そして、特に請求項2に係る発明では、前記EGRガス導入部は、アール部の下流がEGR配管よりも径が大きい管形状となっていることを特徴とする。
これにより、EGRガス導入部にはより安定した循環域が形成されるため、EGRガスと新気との混合が促進され、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
【0008】
また、請求項3に係る発明では、請求項2に係る発明を前提として、前記EGRガス導入部は、アール部下流の管形状部のアールの内側にコレクタ内のガスを導入する穴を開口したことを特徴とする。
これにより、EGRガス導入部に新気が流入し易くなり、EGRガス導入部においてより安定した循環域が形成されるために、EGRガスと新気との混合が促進され、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
【0009】
また、請求項4に係る発明では、請求項2に係る発明を前提として、前記EGRガス導入部は、アール部下流の管形状部の開放端側が斜めにカットされていて、管形状部の長さがアール内側よりアール外側が長くなっていることを特徴とする。
これにより、請求項3に係る発明と同様、EGRガス導入部に新気が流入し易くなり、EGRガス導入部においてより安定した循環域が形成されるために、EGRガスと新気との混合が促進され、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
【0010】
また、請求項5に係る発明では、前記EGRガス導入部は、アール部とアール部下流の管形状部との接合部がテーパを持たないことを特徴とする。
これにより、EGRガスの流れはアール部の下流において曲げアールの外側に寄り易くなる。これにより、EGRガス導入部においてより安定した循環域が形成されるため、EGRガスと新気との混合が促進され、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
【0011】
【発明の効果】
請求項1、2に係る発明によれば、コレクタ内へのEGRガス導入部が開放端の直前にアール状に曲げられたアール部を有し、該アール部下流の開放端がEGR配管径よりも大きい径を有する形状としたため、EGRガス導入部の開放端下流に循環域が生成され、この循環域でEGRガスが新気と混合されるために、EGRガス導入部下流コレクタ内のEGRガス濃度を均一化でき、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
【0012】
そして、特に請求項1に係る発明によれば、前記EGRガス導入部をコレクタでの分岐管の結合部側と反対側に配置したため、レイアウトの制約によりEGRガス導入位置が最上流側の分岐管に近い場合においても、EGRガス導入部下流コレクタ内のEGRガス濃度を均一化でき、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
また、前記EGRガス導入部の開放端が最上流側の分岐管に向いているため、エンジンの運転状態が変化する過渡時において循環域の流れが乱れる場合においても、EGRガス導入部下流コレクタ内のEGRガス濃度を均一化でき、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
【0013】
そして、特に請求項2に係る発明によれば、前記EGRガス導入部のアール部の下流をEGR配管よりも径が大きい管形状としたため、過渡時等コレクタ内の流れが乱れる場合においても、EGRガス導入部に安定した循環域を形成することができて、EGRガス導入部下流コレクタ内のEGRガス濃度を均一化でき、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
【0014】
また、請求項3に係る発明によれば、前記EGRガス導入部のアール部下流の管形状部に穴を開口した形状としたため、開放端の管形状部に新気が流入し易くなり、より安定した循環域を形成できて、EGRガス導入部下流コレクタ内のEGRガス濃度を均一化でき、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
【0015】
また、請求項4に係る発明によれば、前記EGRガス導入部のアール部下流の管形状部の開放端側が斜めにカットされているため、管形状部に新気が流入し易くなり、より安定した循環域を形成できて、EGRガス導入部下流コレクタ内のEGRガス濃度を均一化でき、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
【0016】
また、請求項5に係る発明によれば、前記EGRガス導入部のアール部と管形状部との接合部がテーパを持たない形状としたため、EGRガスが管形状部に広がって流れることを防ぐことができるので、より安定した循環域を形成できて、EGRガス導入部下流コレクタ内のEGRガス濃度を均一化でき、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
図1は第1参考例を示す構成図である。エンジン1は、分岐管2及びコレクタ(サージタンク)3を備えた吸気マニホールドのコレクタ3一端側の上流にスロットルバルブ4が接続された吸気系を有している。そして、排気5の一部をEGRガスとしてEGR配管(EGRパイプ)6を介して最上流側の分岐管2の結合部よりも上流側のコレクタ3内に導入する。ここで図2に示すように、EGRガス導入部7は、開放端8の直前にアール状に曲げられたアール部(R部)9を有し、該アール部9下流の開放端8の径D2はEGR配管径Dlよりも大きい(D2>Dl)。
【0018】
次に、この第1参考例の作用を説明する。
図3に従来例のEGRガスの流れを示す。従来例では、EGRガス導入部がアール部がなくストレートな形状となっている。このため、EGRガス導入部の開放端付近(断面A)の流速分布を見ると、EGRガスは断面全体をほぼ一様に流れている。従って、EGRガスは開放端の出口付近で新気と混合することなく、コレクタ内に流入する。また、EGR率を増加した大量EGRを行った場合、EGRガスの流速が高くなるため、コレクタ内に流入したEGRガスは、容易には周囲に拡散せず、図4に示すように、EGRパイプの向きによっては、特定の気筒の分岐管に入り易くなる。よって、気筒間でEGR率にバラツキが発生していた。
【0019】
図5に第1参考例での流れを示す。図5で実線矢印はEGRガスの流れを、点線矢印は新気の流れを表す。以降の図でも同様である。本実施形態ではEGRガス導入部7の開放端8の直前にアール部9を設け、更にアール部9の下流の開放端8の径はEGR配管径よりも大きい形状となっている。このため、アール部9下流では流れが外側に寄り、従って断面Aの流速分布を見ると流速が外側ほど高くなる。また、開放端8で径が広がっているため、流れは更に外側に寄り、開放端8の下流には新気が循環する循環域が発生する。EGRガスはこの循環域において新気と混合してから下流に流れることになる。
【0020】
図6に従来例のEGRガス濃度分布を示す。前述したように従来例ではEGRガスと新気との混合が進まないために、特定気筒のEGRガス濃度が高くなり、各気筒のEGR率にバラツキが発生する。
図7に第1参考例のEGRガス濃度分布を示す。EGRガスはEGRガス導入部の循環域で強制的に新気と混合されてから、コレクタ内に流入するので、その後の拡散が良好となり、コレクタ内のEGRガス濃度が均一になる。従って、各気筒のEGR率は一様となる。
図8に第1参考例の効果を示す。前述のように、本参考例では、EGRガス導入部下流でEGRガスと新気との混合が進むために、各気筒のEGR率を均一にできる。
【0021】
次に、第2参考例について説明する。第2参考例の基本構成は第1参考例の構成と同様である。
第2参考例の特徴を図9に示す。第2参考例はEGRガス導入位置が分岐管2に近い場合である。レイアウトの関係からEGRガス導入位置が分岐管2に近い場合は、コレクタ3での流れの中心線に対してコレクタ3での分岐管2の結合部側とは反対側に、EGRガス導入部7を配置する。
【0022】
EGRガス導入部が分岐管と同じ側の例を図10に示す。この場合、循環域においてEGRガスは新気と混合するもののEGRガス導入位置が分岐管に近いために、EGRガス濃度の高いガスが上流側の分岐管に流入する。このためにEGR率の気筒間バラツキが増加する。
【0023】
これに対して第2参考例での流れを図11に示す。本参考例では、EGRガス導入位置が分岐管2と反対側になっているために、EGRガスは循環域で新気と混合した後に、分岐管2に流入する前に更に新気の主流と混合するため、EGRガス濃度分布がより均一となる。
よって、第2参考例では、レイアウトの制約によりEGRガス導入位置が上流側の分岐管に近い場合においても、EGRガス導入部下流コレクタ内のEGRガス濃度を均一化できるため、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
【0024】
以上の参考例を基に、本発明の実施形態について説明する。
先ず、本発明の第1実施形態について説明する。第1実施形態の基本構成は第1参考例の構成と同様である。
第1実施形態の特徴を図12に示す。第1実施形態では、EGR導入部7をコレクタ3での流れの中心線に対してコレクタ3での分岐管2の結合部側と反対側に配置すると共に、EGRガス導入部7の開放端8が最上流側の分岐管2に向いており、言い換えれば、EGRガス導入部7の流れの中心線の延長方向が最上流側の分岐管2に向いていることを特徴する。
【0025】
EGRガス導入部の方向が流れに平行な場合の例を図13に示す。この例では、エンジンの運転状態が定常状態にある場合は、EGRガス導入部の循環域におけるEGRガスと新気との混合があるため、EGRガス導入部下流のEGRガス濃度分布は均一となる。しかしながら、エンジンの運転状態が変化する過渡時においては循環域の流れに乱れが生じる。このため、過渡の状態によっては、循環域におけるEGRガスと新気との混合が進まずに、コレクタ内におけるEGRガス濃度分布にバラツキが生じて、EGR率の気筒間バラツキが増加する。例えば図13の場合、EGRガスはEGRガス導入部からあまり拡散せずにほぼストレートに下流に流れる。このため最上流側の分岐管にはEGRガスが流入されにくい。
【0026】
これに対して第1実施形態での流れを図14に示す。本実施形態では、EGRガス導入部7が最上流側の分岐管2に向いているために、過渡時等においてEGRガス導入部7の循環域の流れに乱れが生じた場合においても、EGRガスがコレクタ3内により均一に流れるために気筒間のEGR率バラツキを低減できる。
【0027】
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態の基本構成は第1参考例の構成と同様である。
第2実施形態の特徴を図15に示す。本実施形態ではアール部9の下流がEGR配管よりも径が大きい略ストレートな管形状部10となっており、言い換えれば、EGRガス導入部7の開放端8がある長さ(L)を有する管形状となっている。
【0028】
このようにすることで、EGRガス導入部に形成される循環域はコレクタ内のガス流れの乱れの影響をあまり受けなくなる。このため、図16に示すようにEGRガス導入部に安定した循環域が形成される。また過渡時等運転条件が変化した場合においても常に安定した循環域を保持することができる。従って、過渡時等コレクタ内の流れが乱れる場合においても各気筒のEGR率をより均一にすることができる。
【0029】
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態の基本構成は第1参考例の構成と同様である。
第3実施形態の特徴を図17に示す。本実施形態ではEGRガス導入部7の管形状部10のアール内側に新気を導入する穴11を設けたことを特徴とする。新気導入用の穴11によりEGRガス導入部7の開放端8に新気が流入し易くなる。このため、循環域におけるEGRガスと新気との混合が促進され、EGRガス導入部下流のコレクタ内におけるEGRガス濃度が均一となる。従って、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
【0030】
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態の基本構成は第1参考例の構成と同様である。
第4実施形態の特徴を図18に示す。本実施形態ではEGRガス導入部7の管形状部10の開放端8側が斜めにカットされている。また、管形状部10はアール内側よりアール外側が長くなっている(L2>Ll)。
これにより、管形状部10内に新気が流入し易くなる。その結果、循環域におけるEGRガスと新気との混合が促進される。よって、EGRガス導入部下流のコレクタ内におけるEGRガス濃度が均一となる。従って、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
【0031】
次に、第5実施形態について説明する。第5実施形態の基本構成は第1参考例の構成と同様である。
第5実施形態の特徴を図19に示す。本実施形態ではアール部9とアール部9下流の管形状部10との接合部がテーパを持たないことを特徴としている。すなわち、段差部12を持っている。
【0032】
図20に前記接合部にテーパを設けて、その角αを小さくとった時の流れを示す。テーパ角αが小さい場合はEGRガスが開放端の管内部に広がるために新気が流入し難くなる。その結果、循環域が不安定となり、EGRガスと新気との混合が進まない。
これに対して、第5実施形態(図19)のようにテーパ角がない場合は、EGRガスは開放端管部の外側に偏って流れるために新気が流入し易くなる。その結果安定した循環域が形成されるため、EGRガスと新気との混合が促進され、EGRガス導入部下流のコレクタ内におけるEGRガス濃度が均一となる。従って、EGR率の気筒間バラツキを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1参考例を示す構成図
【図2】 第1参考例のEGRガス導入部の特徴を示す図
【図3】 従来例を説明する図
【図4】 従来例のEGRガス流れを説明する図
【図5】 第1参考例のEGRガス流れを説明する図
【図6】 従来例のEGRガス濃度分布を説明する図
【図7】 第1参考例のEGRガス濃度分布を説明する図
【図8】 第1参考例の効果を説明する図
【図9】 第2参考例のEGRガス導入部の特徴を示す図
【図10】 EGRガス導入位置が分岐管と同じ側の場合のEGRガス流れを説明する図
【図11】 第2参考例のEGRガス流れを説明する図
【図12】 本発明の第1実施形態の特徴を示す図
【図13】 定常時と過渡時のEGRガス流れを説明する図
【図14】 第1実施形態のEGRガス流れを説明する図
【図15】 第2実施形態の特徴を示す図
【図16】 第2実施形態のEGRガス流れを説明する図
【図17】 第3実施形態の特徴を示す図
【図18】 第4実施形態の特徴を示す図
【図19】 第5実施形態の特徴を示す図
【図20】 テーパがある場合のEGRガス流れを説明する図
【図21】 従来例の構成図
【符号の説明】
1 エンジン
2 分岐管
3 コレクタ
4 スロットルバルブ
5 排気
6 EGR配管
7 EGRガス導入部
8 開放端
9 アール部
10 管形状部
11 穴
12 段差部
Claims (7)
- 分岐管及びコレクタを備えた吸気マニホールドのコレクタ一端側の上流にスロットルバルブが接続された吸気系に対し、排気の一部をEGRガスとして還流し、かつ、最上流側の分岐管の結合部よりも上流側のコレクタ内にEGRガスを導入するエンジンのEGR装置において、
コレクタ内へのEGRガス導入部が開放端の直前にアール状に曲げられたアール部を有し、該アール部下流の開放端がEGR配管径よりも大きい径を有する一方、
前記EGRガス導入部は、コレクタでの流れの中心線に対してコレクタでの分岐管の結合部側と反対側に配置し、その開放端が最上流側の分岐管に向いていることを特徴とするエンジンのEGR装置。 - 分岐管及びコレクタを備えた吸気マニホールドのコレクタ一端側の上流にスロットルバルブが接続された吸気系に対し、排気の一部をEGRガスとして還流し、かつ、最上流側の分岐管の結合部よりも上流側のコレクタ内にEGRガスを導入するエンジンのEGR装置において、
コレクタ内へのEGRガス導入部が開放端の直前にアール状に曲げられたアール部を有し、該アール部下流の開放端がEGR配管径よりも大きい径を有する一方、
前記EGRガス導入部は、アール部の下流がEGR配管よりも径が大きい管形状となっていることを特徴とするエンジンのEGR装置。 - 前記EGRガス導入部は、アール部下流の管形状部のアール内側にコレクタ内のガスを導入する穴を開口したことを特徴とする請求項2記載のエンジンのEGR装置。
- 前記EGRガス導入部は、アール部下流の管形状部の開放端側が斜めにカットされていて、管形状部の長さがアール内側よりアール外側が長くなっていることを特徴とする請求項2記載のエンジンのEGR装置。
- 前記EGRガス導入部は、アール部とアール部下流の管形状部との接合部がテーパを持たないことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1つに記載のエンジンのEGR装置。
- 前記EGRガス導入部は、コレクタでの流れの中心線に対してコレクタでの分岐管の結合部側と反対側に配置したことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか1つに記載のエンジンのEGR装置。
- 前記EGRガス導入部は、その開放端が最上流側の分岐管に向いていることを特徴とする請求項6記載のエンジンのEGR装置。
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