JP3992339B2 - 倉庫管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、倉庫に保管された商品を出荷する際に、出荷指示内容の適正化と出荷業務の円滑化を図った倉庫管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
倉庫に保管された商品を顧客の注文等に合わせてピックアップし、配送する場合には、倉庫から該当する商品をピックアップするための指示書を作成する。この指示書には、商品の名称、個数等が記録される。また、一般に、製造年月日の古い商品と新しい商品とが混在して保管されていた場合、製造年月日の古い商品から先にピックアップし出荷するようにしている。これを先入れ先出し管理と呼んでいる。
【0003】
特に、食品等のように、時間の経過と共にその価値が低下するような商品については、こうした出荷指示書によってピックアップ対象を明確化しておくことが重要になる。従って、コンピュータ等を用いて倉庫に保管された商品を管理するシステムにおいては、商品名、商品の数量と共に、商品の製造年月日を指定した作成し、配付するといった方法が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
倉庫に保管された商品は、出荷作業や搬入作業によって常に目まぐるしく増減する。これらの在庫情報は、可能な限りリアルタイムに、在庫管理システム側に取り込み、その内容を管理端末等に表示するようにしている。しかしながら、商品を出荷するための出荷指示書は、顧客から注文を受けた時点の在庫情報に基づいて作成される。
【0005】
従って、実際に倉庫から該当する商品をピックアップしようとする場合には、既に該当する製造日の商品が出荷されてしまった後ということもある。このような場合、出荷指示書の書き直し等が必要となり、出荷業務が煩雑になるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上の点を解決するため次の構成を採用する。
〈構成1〉
出荷指示のために作成され、出荷の対象となった商品を特定する商品の名称を含む属性データを示す出荷指示画面と、倉庫に実際に保管された商品の名称を含む属性データを示す在庫表示画面とを表示するディスプレイと、このディスプレイに表示された画面上で操作対象を指定するポインティングデバイスと、上記出荷指示画面中で指定された各商品の属性データと、上記在庫表示画面中に示された該当する商品の属性データとが相違するとき、上記ポインティングデバイスにより上記在庫表示画面中で指定された商品について、その属性データを、上記出荷指示画面中の該当する商品の属性データに置き換えるとともに、出荷指示のための出荷指示データを生成する、制御部を備えたことを特徴とする倉庫管理システム。
【0007】
〈構成2〉
構成1に記載のシステムにおいて、制御部は、出荷指示データを生成するとともに、その出荷指示データを倉庫で商品をピックアップする作業者が監視する端末に送信して表示することを特徴とする倉庫管理システム。
【0008】
〈構成3〉
構成1または2に記載のシステムにおいて、制御部は、出荷指示データに従って倉庫で該当する商品をピックアップしたとき、その都度認識されるピックアップ情報を集計して、上記出荷指示データと照合し、その照合結果を出力することを特徴とする倉庫管理システム。
【0009】
〈構成4〉
倉庫内部が、商品を保管するための任意の広さの任意の数のロケーションで区分されているとき、各ロケーション毎に、そのロケーションに保管された商品の属性データを示す保管状態表示画面を表示するディスプレイと、このディスプレイに表示された画面上で操作対象を指定するポインティングデバイスと、このポインティングデバイスにより商品の移動元と移動先が指定されたとき、該当するロケーションの属性データを変更するとともに、ロケーション移動データを生成する制御部を備えたことを特徴とする倉庫管理システム。
【0010】
〈構成5〉
構成4に記載のシステムにおいて、制御部は、ロケーション移動データを生成するとともに、そのロケーション移動データを、倉庫で商品を管理する作業者が監視する端末に送信して表示することを特徴とする倉庫管理システム。
【0011】
〈構成6〉
構成4または5に記載のシステムにおいて、制御部は、ロケーション移動データに従って倉庫で該当する商品を移動したとき、その作業中に認識される移動情報を集計して、上記ロケーション移動データと照合し、その照合結果を出力することを特徴とする倉庫管理システム。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて説明する。
〈具体例1〉
図1は、本発明の倉庫管理システム具体例を示す概略図である。
このシステムでは、管理端末1を用いて図示しない倉庫に保管された商品の出荷指示を行う。管理端末1は、キーボード2、ディスプレイ3及び制御部4から構成される。また、ディスプレイ3に表示された画面上で、種々の操作を行うために、マウス等のポインティングデバイス5が設けられている。制御部4は、よく知られたパーソナルコンピュータ等の本体部であって、その中にはCPU(中央処理装置)、主記憶装置、ハードディスクドライブ等、様々な演算処理のための機能が組み込まれている。
【0013】
そのうちの記憶装置6のイメージを図の左側に図示している。実際には、この記憶装置6は、制御部4の内部に内蔵されたり、外付けされたハードディスク等により構成される。この記憶装置6には、在庫データ6Aや出荷指示データ6B等が格納されている。これらはいずれも例えばリレーショナルデータベースの一部により構成されるものとする。ディスプレイ3には、出荷業務のための出荷指示画面1Aと、在庫表示画面1B及び所定の操作終了後にクリックするOKボタン1Cとが表示されている。これらの画面の内容は後で説明する。
【0014】
また、制御部4には送信機7が接続され、アンテナ8を用いて出荷指示データが送信される構成となっている。この出荷指示データは、作業者20の監視する端末10に送信される。端末10には、アンテナ11、受信機12、プリンタ13等が設けられている。アンテナ11と受信機12を用いて受信された出荷指示データは、プリンタ13を用いて印刷される。そして、出荷指示書14が発行される。作業者20は、この出荷指示書14を見ながら、倉庫から該当する商品をピックアップして出荷するという構成になっている。
【0015】
図2には、出荷指示画面1Aと在庫表示画面1Bの具体例を図示した。(a)はドラッグ操作前、(b)はドラッグ操作後を示す。ドラッグというのは、マウスのボタンを押して始点を指定し、そのままポインタを移動させてマウスのボタンを離し、終点を指定する操作をいう。
本発明では、まず、商品を受注した際に作成する出荷指示データに基づく出荷指示画面1Aを用意する。商品受注時に作成された出荷指示データは、その内容でそのまま出荷指示書を作成すると、実際に出荷作業を行う場合に、既に該当する商品の在庫がないといった問題も生じる。そこで、実際に倉庫から商品をピックアップする作業の直前に、この図に示すような画面を表示して、出荷指示データを調整し修正した後に出荷指示書を発行する。
【0016】
在庫表示画面1Bは、リアルタイムで倉庫に保管された商品の内容を示す在庫データ6A(図1)によって生成される。出荷指示画面1Aには、所定の出荷先名と出荷する対象商品の商品名、数量、製造日等の内容を含む属性データが表示される。本発明においては、このように商品に関する関連データを属性データと呼んでいる。この属性データには、商品名、数量、製造日、その他様々な内容のものが含まれる。しかしながら、出荷指示に必要なのは、ここに示す商品名、数量及び製造日であるため、他の属性データの表示は省略している。
【0017】
また、在庫表示画面1Bに示す対応する商品の属性データ2Bも、出荷指示画面1Aと全く同一の形式で表示されている。図1に示す在庫データ6Aには、これ以外の情報も含まれているがここでは表示の必要が無いため、出荷指示画面1Aと全く同一のフォームで在庫商品の属性データが表示されている。
【0018】
例えば、図2(a)に示す出荷指示画面1Aの商品名「AAAAA」の商品は数量が100で、製造日が96年6月のものをピックアップするように要求している。
しかしながら、在庫表示画面1Bに示すように、該当する商品「AAAAA」は、製造日が97年2月のものが160個保管されているのみである。即ち、製造日がこれより古いものは既に出荷済と考えられる。
【0019】
このような場合、図1に示したポインティングデバイス5を用いてディスプレイ3に表示された在庫表示画面1B中で、ポインタ9を該当する商品を指示する位置まで移動する。そして、ポインティングデバイス5のボタンを押したまま出荷指示画面1Aまでポインタ9を移動させる。このような操作をドラッグと呼んでいるが、このドラッグ操作によって在庫表示画面1Bの商品「AAAAA」と出荷指示画面1Aの商品「AAAAA」の両方を操作対象に指定する。
【0020】
図1に示す制御部4は、このように商品を指定されると、在庫表示画面1Bの属性データをその数量の部分を除いて出荷指示画面1Aの該当する商品の属性データに上書きする。即ち、出荷指示画面1Aの該当する商品の属性データを書き換える。これによって、図2(b)に示すように、出荷指示画面1Aの商品名「AAAAA」の数量は元のままの100とされ、その製造日は現実に在庫のある97年2月のものといった内容に変わる。このように、属性データ即ちここでは製造日が書き換えられた出荷指示データが新たに図1に示す記憶装置6に保管される。こうして、図2(b)に示した出荷指示画面1Aと同一の内容の出荷指示書14が図1に示すようにしてプリンタ13から出力される。
【0021】
図3には、図2とは異なる場合の操作画面の例説明図を示す。
この図に示す(a)に、当初の出荷指示データに基づく出荷指示画面1Aと在庫表示画面1Bとを示した。このケースでは、出荷指示の内容が、「BBBBB」の商品を200個、賞味期限が97年11月のものを出荷するように要求している。ところが、実際の在庫は在庫表示画面1Bに示すように、商品「BBBBB」で、97年11月賞味期限のものが100個しかない。また、同一の商品であって、賞味期限が98年8月のものが200個保管されている。
【0022】
このような場合、既に説明した要領で、在庫表示画面1B上の商品をポインタ9で指定し、これをドラッグして、出荷指示画面1Aの対応する商品に重ねると、図3(b)に示すように、実際に在庫のある数だけの数量で出荷指示画面の内容が訂正される。即ち、属性データのうち、商品の数量に該当する部分が、出荷指示画面中で書き換えられ、在庫表示画面のものに置き換えられる。
【0023】
なお、これでは、商品「BBBBB」が100個不足する。そこで、図の(c)に示すように、賞味期限の異なる同一の商品を指定し、これを出荷指示画面1Aにドラッグする。この場合、出荷指示画面1Aには、該当する商品であって、該当する賞味期限の記述がないため、空欄部分にドラッグをして在庫表示画面1Bの内容をそっくりコピーする。その後は、当初の合計数量200と整合させるように、コピーした属性データ中の商品の数量200を100に書き換える。
【0024】
即ち、図3(c)に示す状態から図3(d)に示す状態に書き換えることによって正しい出荷指示データが作成される。なお、この書き換えは、管理端末1を操作するオペレータにより行われる。なお、当初の出荷指示データで指示した数量を予め記憶しておき、不足分の数量を計算することによって、図3の(c)に示すドラッグ操作を行った際に自動的に数量を書き換えるような手順にしてもよい。
【0025】
上記のような処理は、制御部4に格納されたプログラムによって実行される。在庫表示画面1Bに表示された商品を指定し、これをドラッグして出荷指示画面上に表示し、そのデータの内容を書き換える操作自体は、広く普及しているパーソナルコンピュータ等のウインドウを用いた操作と同様で、一般的なプログラムモジュールによって容易に実現できる。従って、その具体的なプログラムのステップやデータベースの構造等については説明を省略する。
【0026】
図4には、ピックアップ作業確認処理説明図を図示した。この図を用いて、上記のようにして出荷指示書を発行し、作業者がその内容に基づいて出荷を行った結果を評価するための手順を示す。
図において、図の左上に示した棚21には商品22が積み上げられている。この棚21は倉庫の壁面等に取り付けられており、商品のピックアップは例えばフォークリフト等によって行われる。また、人手によって行うものもある。この作業がステップS1の処理である。
【0027】
次に、ピックアップした商品23の側面等に貼り付けられたバーコード24をスキャナ25によってスキャンする(ステップS2)。バーコード24には商品の商品名、その他の属性データが書き込まれている。スキャナ25を用いてその内容を読み取ると、読み取ったデータはピックアップ情報として図1に示す管理端末1に送信される。
【0028】
管理端末1では、ステップS3において、受信したピックアップ情報を集計することによって、例えば商品「AAAAA」が100個ピックアップされたというデータを作成する。そして、既ピックアップされた結果値と既に説明した出荷指示データ6Bとの内容照合を行う。即ち、出荷指示書によって指示した内容と実際にピックアップされた内容との比較を行う(ステップS4)。その結果は管理端末1に接続された図示しないプリンタ等によって出力される(ステップS5)。
なお、この照合結果の出力はプリンタに表示する他、管理端末1のディスプレイ3に表示するようにしてもよい。
【0029】
〈具体例1の効果〉
以上説明した倉庫管理システムによれば、属性データの一部に誤りがある出荷指示データをディスプレイ上で在庫表示画面を見ながら自動的に修正できるので、リアルタイムな在庫データに適合した正確な出荷指示書が速やかに作成される。また、こうしてピックアップされた商品を認識してフィードバックし、出荷指示データと照合することで、誤りなく出荷できたかどうかを正確に判断することができる。
【0030】
〈具体例2〉
図5には、具体例2の倉庫管理システム概略図を示す。
上記のように、画面上で商品の属性情報をドラッグすることによって、出荷処理の他に、倉庫内での商品移動を実現することができる。図5の管理端末1は、図1に示した装置と同様の構成をしており、ディスプレイ3には保管状態表示画面1Cが表示されている。また、記憶装置6にはロケーションデータ6Cとロケーション移動データ6Dが記憶されている。
【0031】
倉庫内部は所定の広さのロケーションで区分されている。即ち、例えば倉庫が垂直に組み立てられた棚によって仕切られているような場合、各棚に番号を付け、それぞれをロケーションと呼んで、各商品がどのロケーションに保管されているかといったデータを保存している。そのデータがロケーションデータ6Cである。ここで、ディスプレイ3に表示された保管状態表示画面1Cを使用して、あるロケーションに保管された商品を他のロケーションに移す移動操作を行う。この移動操作の内容は、ロケーション移動データ6Dとして記憶装置6に保存される。
【0032】
このデータは、実際の商品の移動が終了した後、消去されるデータである。このロケーション移動データ6Dが、具体例1と同様に、送信機7を通じて作業者20の監視する端末10に送信される。そして、その内容は、プリンタ13によって移動指示書15としてプリントアウトされる。この移動指示書15を見ながら、作業者20はフォークリフト等を利用して商品の移動を行う。
【0033】
図6には、棚置き時の商品移動操作説明図を示す。
図に示すように、図1に示したディスプレイ3には、移動操作の際、保管状態表示画面1Cが表示される。この保管状態表示画面1Cは、例えば商品がラックに保管されている場合の状態を示している。図に示す格子30によって仕切られたラックエリアがそれぞれ1つ1つのロケーションである。各ロケーションには商品が保管されているが、この保管状態表示画面1Cには、各ロケーションに何パーセントの容積に該当する商品が保管されているかを表示している。
【0034】
即ち、1番左上のロケーションには商品が50パーセント分の容積だけ保管されている。従って、あと50パーセント分の容積の商品が保管できるということがわかる。1番上の左から2番目のロケーションには100パーセントの商品が保管されている。同じく左から3番目のロケーションには20パーセントの商品が保管されている。ここで、ポインタ9を移動し、所定のロケーションを指定してクリックしたとする。この場合、そのロケーションに保管された商品リスト1Dが表示されるように構成されている。この商品リスト1Dには商品名と商品の数量及び保管された商品の容積が表示される。
【0035】
こうした画面を見ながら管理者は商品の保管状態を確認し、商品の移動を検討する。商品移動は、新たな商品を搬入したりあるいは類似商品を1箇所に集めたりというように、各種の目的で行われる。先入れ先出し管理のための配置替えもある。商品の出荷は、商品を倉庫外に移動する処理である。この具体例では商品を倉庫内の別のロケーションに移動する処理に適用される。
【0036】
例えば、図の(a)に示す保管状態表示画面1Cの1番上の左から3番目のロケーションには20パーセントの容積で商品が収納されているが、この商品全てを1番左上の棚に移すといった操作を行うものとする。このとき、図の(b)に示すように、予め該当するロケーション31をポインタ9によって指定した状態でこれをドラッグし、ロケーション32の位置までカーソルを移動させる。このような操作を行うと、画面上ではロケーション31に保管されていた商品が取り出され、ロケーション32に移動し、これまでのデータを書き換える。
【0037】
即ち、50パーセントの状態から70パーセントの状態に書き換えを行う。こうして画面上で商品を自由に移動し、整理することが可能になる。こうして画面上で商品を移動させても、実際の商品はまだ倉庫のこれまでの場所にある。従って、こうして移動させる操作の内容を図5に示すロケーション移動データ6Dに保管する。そして、そのロケーション移動データ6Dの内容が移動指示書15となって実際の移動作業に使用される。
【0038】
棚の上に積み上げられた商品の移動は、図6に示すようにして操作する。一方、床面に適当な仕切りを付けて、各ロケーションの品物を管理することもできる。
図7には、平置き時の商品移動操作説明図を示す。
この場合、ディスプレイ上には保管状態表示画面1Eが表示される。この画面1Eもやはり格子30によって仕切られており、各ロケーションには、それぞれX11,X21,X31,…X44というように領域番号が付けられている。なお、図6に示した棚置き時の場合も、同様に各棚にロケーション番号が付けられているが説明は省略している。
【0039】
ここで、例えばロケーションX24にポインタ9を合わせてクリックしたとする。この場合既に説明したように、商品リスト1Fが表示される。ここでは、例えば商品A1が10個、商品A2が20個、ロケーションX24に保管されているということがわかる。ここで、図6に示した例では、棚に置かれた商品を全て別の棚に移動するといった指示を行った。一方、図7の例では、例えば商品リスト1Fを表示しておき、その商品リストに表示された特定の商品をポインタ9によって指定し、別のロケーションへ移動する。このように、商品単位の移動も可能となる。
【0040】
なお、上記図6の場合及び図7の場合、いずれもポインタにより指定された移動元の商品の属性データが移動先の商品の属性データに含められ、加算されたり追加記入されるといった処理によってロケーションデータ6Cが更新される。ロケーション移動データ6Dの内容は、特定の商品が何個どのロケーションからどのロケーションに移動するといった内容になる。
【0041】
図8には、こうした指示書を用いた商品移動手順とその確認処理の説明図を示す。
例えば、棚21Aに商品22が保管されているものとする。このとき、移動指示書15の内容に従って、その商品22を別の棚21Bに移動させる(ステップS1)。この作業を行うと、移動対象となった商品23の側面に貼り付けられたバーコード24がスキャナ25にスキャンされ読み取られる。商品23が棚21Aに載っている状態でスキャンをし、移動後、棚21Bに載せた状態でスキャンを行うと、どの商品がどの棚からどの棚へ移動したという内容の移動情報が得られる。
【0042】
商品を一挙にある棚からある棚へ移動することができない場合、数回に分けて商品の移動操作が行われる。そして、これらの移動結果を集計する。図に示す25Aは移動元の棚における商品リスト、25Bは移動先の棚における商品リストである。これをロケーション移動データ6Dあるいは図5に示したロケーションデータ6Cと照合する。これによって、ロケーション移動指示に基づいて正確に処理が実行されたかどうかの判断をすることができる。これらの判断の手順やその内容は具体例1と同様である。
【0043】
〈具体例2の効果〉
以上説明した具体例2のシステムによれば、ディスプレイ上に保管状態表示画面を表示し、商品が保管されたロケーションを見ながら画面上で商品の移動を実行し、その結果をロケーション移動データ6Dに保存し、移動指示書を作るようにしたので、倉庫への商品保管状態の見直し、その他の際に、簡便に商品の移動プランを行うことができる。そして、その結果を直ちに作業者に伝達し、移動操作が開始できる。また、その移動操作結果を照合できるので、確実な倉庫管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の倉庫管理システム概略図である。
【図2】操作画面の説明図(その1)である。
【図3】操作画面の説明図(その2)である。
【図4】ピックアップ作業確認処理説明図である。
【図5】具体例2の倉庫管理システム概略図である。
【図6】棚置き時の商品移動操作説明図である。
【図7】平置き時の商品移動操作説明図である。
【図8】商品移動確認処理説明図である。
【符号の説明】
1 管理端末
1A 出荷指示画面
1B 在庫表示画面
2 キーボード
3 ディスプレイ
5 ポインティングデバイス
6 記憶装置
7 送信機
10 端末
13 プリンタ
20 作業者

Claims (3)

  1. 出荷指示のために作成され、出荷の対象となった商品を特定する商品の名称を含む属性データを示す出荷指示画面と、倉庫に実際に保管された商品の名称を含む属性データを示す在庫表示画面とを表示するディスプレイと、
    このディスプレイに表示された画面上で操作対象を指定するポインティングデバイスと、
    前記出荷指示画面中で指定された各商品の属性データと、前記在庫表示画面中に示された該当する商品の属性データとが相違するとき、前記ポインティングデバイスにより前記在庫表示画面中で指定された商品について、その属性データを、前記出荷指示画面中の該当する商品の属性データに置き換えるとともに、出荷指示のための出荷指示データを生成する、制御部を備えたことを特徴とする倉庫管理システム。
  2. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    制御部は、
    出荷指示データを生成するとともに、
    その出荷指示データを倉庫で商品をピックアップする作業者が監視する端末に送信して表示することを特徴とする倉庫管理システム。
  3. 請求項1または2に記載のシステムにおいて、
    制御部は、
    出荷指示データに従って倉庫で該当する商品をピックアップしたとき、その都度認識されるピックアップ情報を集計して、前記出荷指示データと照合し、その照合結果を出力することを特徴とする倉庫管理システム。
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