JP3992014B2 - プロジェクタ - Google Patents

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Description

本発明は、冷却媒体を用いた冷却装置を備えたプロジェクタに関するものである。
プロジェクタは、近年高輝度化が進み、従来に比べて投写画像が明るく見易くなって来ている。それに伴って、プロジェクタは、会社、イベント会場、学校、家庭など様々な場所で活用されて来ている。そのような場所におけるプロジェクタの設置方法は、机上などに設置してスクリーンに投写させる方法と、天井などの高所に固定用の治具を用いてプロジェクタを固定設置して投写させる方法とがある。ここで、プロジェクタから投写される投写画像のプロジェクタ本体に対する位置関係は、基本的には、プロジェクタを机上に設置した場合を基準に設計されており、投写レンズの「あおり」により、スクリーン上において、設置したプロジェクタ本体より上部の位置に投写画像が投写されるように設計されている。そのため、プロジェクタをプロジェクタの底面が見えるように天井に設置した場合には、投写画像はスクリーンではなく、天井面に投写されてしまうことになる。そのため、プロジェクタを天井などに設置する場合は、プロジェクタ本体の上下を逆(プロジェクタ本体の上面が下方から見える状態)にして設置する必要がある。この場合、使用者は、スクリーンに投写される投写画像に対して、プロジェクタに搭載される操作部および回路部により、スイッチ操作を行うことで投写画像の上下を逆にする処理を行うことができるため、正常な状態の投写画像を投写させることができる。
また、プロジェクタの高輝度化が進んだことで、プロジェクタ内部の光学変換部である液晶パネルは、光源の出射光による発熱量が益々大きくなって来ている。
そうした中、発熱する液晶パネルに対して、冷却媒体を用いて冷却する液冷方式が提案されている。例えば、発熱する液晶パネルに対して、透明部材で形成した容器を固定し、その容器を冷却媒体で充填し、その容器を連結パイプ、液送ポンプおよび放熱器でなる冷却装置に接続して、放熱器を冷却ファンにより空冷することで液晶パネルを冷却することが提案されている(特許文献1)。
特開平6−189240号公報
しかし、プロジェクタ本体を上下逆にして使用する場合、液冷方式による冷却方式を用いると(特許文献1も同様)、構造的に冷却経路の上下が逆になり、発熱部材である液晶パネルなどに対して備えた箱状冷却部の流入方向および流出方向が逆になる。具体的には、机上設置の場合、箱状冷却部の下側から上側方向に冷却媒体が流通するが、天井設置の場合、プロジェクタ本体が上下逆になるため、箱状冷却部での冷却媒体も上側から下側方向に流通することになる。そうした場合に、箱状冷却部において、熱せられた冷却媒体を効率的に流出できず、結果として、冷却効率が低下してしまう課題がある。
また、液晶パネルの発熱により、箱状冷却部に充填された冷却媒体に伝熱されて冷却媒体自体が熱せられるなどにより冷却媒体の内部に微細な気泡が発生する場合があり、机上設置の場合は、気泡の移動方向(下から上に移動)と冷却媒体の流通方向(下側の流入側から上側の流出側に流通)が一致しているため、気泡は、冷却媒体の流れに乗り箱状冷却部から外に移動するため、箱状冷却部には気泡が残留しない。しかし、天井設置でプロジェクタが上下逆になると、箱状冷却部は冷却媒体が上側から下側に流通するため、気泡の移動方向(下から上に移動)と流入方向とが逆方向となるため、発生した気泡は、箱状冷却部の内部に残留してしまう。
また、机上設置の場合は、冷却媒体の下から上への流通によって、箱状冷却部内の冷却媒体の温度分布は乱されることがないため温度分布は一様に変化している。しかし、天井設置でプロジェクタが上下逆になると、冷却媒体が上から下へ流通することによって、箱状冷却部内の冷却媒体の温度分布は乱されることになる。
このように、天井設置でプロジェクタが上下逆になり、発生した気泡が箱状冷却部の内部に残留したり、温度分布が乱されたりした状態で画像をスクリーンに投写した場合、投写画像には、「揺らぎ」などの現象として現れ、投写画像の品質を低下させる原因となっている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、光学変換部を冷却媒体を用いて冷却する冷却装置を備えた構成において、プロジェクタの姿勢が変化しても投写画像の品質を確保したプロジェクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像データを拡大投写するプロジェクタであって、プロジェクタは、光源と、光源からの出射光の変換を行う光学変換部と、光学変換部を冷却媒体を用いて冷却する冷却装置とを備え、冷却装置は、冷却媒体の流通路と、冷却媒体を流通させるポンプと、冷却される光学変換部における冷却媒体の流通方向が上から下に流通する姿勢であることを検出する検出部と、検出部の検出結果に基づいて、光学変換部を冷却する冷却媒体の流通方向が、下から上になるように冷却媒体の流通方向を切替える切替装置とを備えたことを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、冷却される光学変換部における冷却媒体の流通方向が、上から下に流通する姿勢かを検出部で検出できる。そして、検出部で、光学変換部における冷却媒体の流通する姿勢が、上から下に流通する姿勢に変化したことを検出した場合に、切替装置により、冷却媒体の光学変換部における流通方向が、下から上に流通するように切替えることができる。
それにより、プロジェクタの姿勢が上下逆になっても光学変換部の熱を効率的に冷却することができる。また、熱による気泡の発生に関しても、気泡が流通できることで発生場所に残留することを防止できる。そして、光学変換部での温度分布も一様となる。よって、プロジェクタの姿勢が上下逆になり、光学変換部である、たとえば液晶パネルを冷却する冷却媒体の流通する方向が変化する状態でも、スクリーン上の投写画像に「揺らぎ」の現象がなく、投写画像の品質を確保することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、プロジェクタであって、切替装置は、流通路内に設置され流路を切替える弁と、検出部の検出結果に基づいて、弁の切替えを制御する制御部とを備えることを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、切替装置は、流通路内に流路を切替える弁と、検出部の検出結果に基づいて、弁の切替えを制御する制御部とを備えるため、検出部でプロジェクタの姿勢が上下逆に変化したことを検出すると、制御部により、流通路に設置される弁を制御して冷却媒体の光学変換部における流通方向を下から上に流通するように切替えることができる。
それにより、プロジェクタの姿勢が変化しても、光学変換部における冷却効率を維持することが可能となる。また、熱による気泡の発生に関しても、気泡が流通できることで発生場所に残留することを防止できる。そして、光学変換部での温度分布も一様となる。よって、プロジェクタの姿勢が上下逆になり、光学変換部である、たとえば液晶パネルを冷却する冷却媒体の流通する方向が変化する状態でも、スクリーン上の投写画像に「揺らぎ」の現象がなく、投写画像の品質を確保することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、プロジェクタであって、ポンプは、冷却媒体の流通方向を正方向と逆方向とに切替えることが可能に構成され、切替装置は、検出部の検出結果に基づいて、ポンプの切替えを制御する制御部で構成されることを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、ポンプは、冷却媒体の流通方向を正方向と逆方向とに切替えることが可能に構成され、切替装置は、検出部の検出結果に基づいて、ポンプの切替えを制御する制御部で構成されるため、検出部で光学変換部の冷却媒体の流通する姿勢が上から下に流通する姿勢に変化したことを検出すると、制御部により、ポンプを制御して冷却媒体の流通方向を下から上に流通するように切替えることができる。
それにより、プロジェクタの姿勢が変化しても、光学変換部における冷却効率を維持することが可能となる。また、熱による気泡の発生に関しても、気泡が流通できることで発生場所に残留することを防止できる。そして、光学変換部での温度分布も一様となる。よって、プロジェクタの姿勢が上下逆になり、光学変換部である、たとえば液晶パネルを冷却する冷却媒体の流通する方向が変化する状態でも、スクリーン上の投写画像に「揺らぎ」の現象がなく、投写画像の品質を確保することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、プロジェクタであって、ポンプは、冷却媒体の流通方向を少なくとも2方向に切替えることが可能に構成され、切替装置は、検出部の検出結果に基づいて、ポンプの切替えを制御する制御部と、流通路内に設置され冷却媒体の流通による圧力で動作して流路を切替える弁とを備えて構成されることを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、プロジェクタの姿勢が上下逆に変化したことを検出すると、制御部により、ポンプを制御して冷却媒体の流通方向を切替える。その時、流通路内に備えた弁が流通する冷却媒体の圧力で動作して流路を切替えることで、冷却媒体の流通方向を下から上に流通させることができる。
それにより、プロジェクタの姿勢が変化しても、光学変換部における冷却効率を維持することが可能となる。また、熱による気泡の発生に関しても、気泡が流通できることで発生場所に残留することを防止できる。そして、光学変換部での温度分布も一様となる。よって、プロジェクタの姿勢が上下逆になり、光学変換部である、たとえば液晶パネルを冷却する冷却媒体の流通する方向が変化する状態でも、スクリーン上の投写画像に「揺らぎ」の現象がなく、投写画像の品質を確保することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、プロジェクタであって、更に冷却媒体を供給する供給タンクと、供給タンクに放熱部とを備えたことを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、供給タンクにより冷却媒体の供給や流通路としての働きを行うことができる。また、供給タンクに備えた放熱部により放熱面積が広がり放熱効率が向上し、自然冷却によって発熱する光学変換部の熱を十分に冷却することができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、プロジェクタであって、検出部は、プロジェクタを机上設置した場合と天吊り設置した場合の検出を行うことを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、プロジェクタが机上に設置される場合と、天井などに天吊りされて設置される場合との姿勢の変化を検出部で検出できる。そのため、プロジェクタの姿勢が変化することで、プロジェクタに搭載される光学変換部における冷却媒体の流通する姿勢が変化しても、発熱する光学変換部の熱を効率的に冷却することができる。よって、プロジェクタの姿勢が変化しても冷却効率を維持することが可能となる。また、熱による気泡の発生に関しても、気泡が流通できることで発生場所に残留することを防止できる。そして、光学変換部での温度分布も一様となる。よって、プロジェクタの姿勢が上下逆になり、光学変換部である、たとえば液晶パネルを冷却する冷却媒体の流通する方向が変化する状態でも、スクリーン上の投写画像に「揺らぎ」の現象がなく、投写画像の品質を確保することが可能となる。
ここで、天吊り設置とは、天井などの高所に固定用の治具を用いてプロジェクタを固定して設置することであり、この場合、プロジェクタ本体の上下を逆(プロジェクタ本体の上面が下方から見える状態)にして設置する必要がある。
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態のプロジェクタにおける冷却媒体を用いた冷却装置を液晶パネルに用いた場合の概略構成図である。図2は、図1で示すA部、B部の拡大図であり、切替装置を構成する弁の動作を図示したものである。また、図2(a)は、プロジェクタを机上に設置した場合の弁の位置と冷却媒体の流通方向を示した図である。図2(b)は、プロジェクタを天井に設置(以降、天吊りという)した場合の弁の位置と冷却媒体の流通方向を示した図である。図1、図2を用いて構成および動作を説明する。
プロジェクタ1は冷却装置2を備えている。そして、冷却装置2は、冷却媒体が流通する流通路としての流通パイプ21と、冷却媒体を流通パイプ21の中を流通させるための動力源であるポンプとしての流通ポンプ28と、冷却媒体を供給や補充および冷却媒体を循環するための供給タンク27と、光学変換部としての液晶パネル3で発生する熱を冷却するために、液晶パネル3の表示面を覆う面積で備えられた透明部材で構成される箱状の冷却部22とを備えている。図1では、液晶パネル3は1枚のみ示し、3枚の液晶パネル(赤色用・緑色用・青色用)を簡略化し代用している。
そして、冷却装置2は、プロジェクタ1の姿勢の状態を検出する検出部としての検出スイッチ26と、その検出スイッチ26の検出結果に基づき流通方向を切替える切替装置25とを備える。切替装置25は、流通パイプ21に設置された弁252、弁253と、弁252,253を制御する制御部としての弁制御回路251とを備えている。
流通パイプ21を構成する材料は、本実施形態では、熱伝導率の高い銅系の金属で構成された管を用いている。そのため、効率的に冷却媒体の熱を流通パイプ21に伝熱し、外気に放熱することができる。また、ねじれなどによる応力の加わる接続部分などには、耐ねじれ性を高めた難燃性フレキシブルチューブを用いている。また、流通パイプ21の中を流通させる冷却媒体として、本実施形態ではエチレングリコールを用いている。
流通ポンプ28は、冷却媒体を1方向に流通させる単方向流通ポンプ281(以降、流通ポンプ281とする)を採用している。また、供給タンク27は、タンク上部に空気たまり部271を設け、冷却流体の温度上昇により流通パイプ21内の圧力上昇に対して、圧力を緩和する働きを行っている。また、供給タンク27の高さ方向(上下方向)における中間部分に流通パイプ211,218を設けている。供給タンク27は、プロジェクタ1の天地が逆となっても空気たまり271は常に供給タンク27の上部に位置するとともに、空気たまり271が移動しても流通パイプ211と流通パイプ218の間を流動する冷却媒体に支障がない構造となっている。そして、供給タンク27の外周には放熱部としての放熱用フィン273が何重かに接続されており、熱せられた冷却媒体の熱を伝熱し、冷却装置2の外部に放熱することで、冷却媒体を冷却している。この放熱用フィン273により自然冷却を実現させている。
箱状冷却部22は、液晶パネル3の表示面を覆う面積で備えられた透明部材で構成されている、液晶パネル3は、電極を形成した2枚のガラス板に液晶を封入し構成した液晶パネル本体31と、入射側偏光板32と、出射側偏光板33とで構成され、光源4からの出射光を変調している。また、箱状冷却部22は、箱状冷却部22の入射側を液晶パネル本体31の出射側面に接続し、箱状冷却部22の出射側を出射側偏光板33に接続している。また、このような箱状冷却部22が実際には、3枚の液晶パネル3に対応させて3個の箱状冷却部22として直列に流通パイプ21を用いて接続されている。そして、箱状冷却部22は、冷却媒体が充填され、冷却媒体の流通路として、箱状冷却部22の下側は流通パイプ214と接続され、上側は流通パイプ215と接続された構造となっている。
プロジェクタ1の姿勢の状態を検出する検出スイッチ26として、本実施形態では、水銀スイッチを用いて、プロジェクタ1が机上に設置された状態と、天吊り設置(プロジェクタ1を上下逆転させて設置)した状態とを検出している。同時に、検出スイッチ26は、液晶パネル3に備える箱状冷却部22の内部を流通する冷却媒体の流通方向が下から上に流通する姿勢の状態(プロジェクタ1の机上設置の状態に対応する)か、上から下に流通する姿勢の状態(プロジェクタ1の天吊り設置の状態に対応する)かを検出する検出スイッチ26でもある。
そして、切替装置25は、流通パイプ21のA部、B部の内部にそれぞれ設置した弁252と弁253を備えている(図2に、A部およびB部における弁252、弁253を示す)。そして、検出スイッチ26で検出した結果により、弁252,253を制御する弁制御回路251を備えている。本実施形態では、弁252,253として電磁弁を用いており、電磁コイルに通電することで磁力を生じさせて、弁252,253を2通りの位置に切替えることで流通経路を切替えている。
次に、動作を詳細に説明する。
プロジェクタ1を机上に設置して使用する場合の冷却装置2における冷却媒体の流通動作を説明する。
机上に設置した場合は、検出スイッチ26が図1に示す状態になっている。この時、弁制御回路251は、弁252,253に対して図2(a)に示すように、A部の弁252は、252A部を支点として、流通パイプ219を塞ぐ位置に作動している。また、B部の弁253は、253B部を支点として、流通パイプ220を塞ぐ位置に作動している。
この状態で、流通ポンプ281が駆動することで、供給タンク27から流通パイプ211を通して冷却された冷却媒体を流通ポンプ281に吸入させる。そして、流通ポンプ281に吸入した冷却媒体は流通パイプ212に吐出される。そして、冷却媒体は、流通パイプ219が弁252で閉じられているため、流通パイプ213を流通する。そして、冷却媒体は、流通パイプ220が弁253で閉じられているため、流通パイプ214を流通する。そして、冷却媒体は、流通パイプ214に接続する箱状冷却部22にその下側から流入する。
箱状冷却部22に流入した冷却媒体は、プロジェクタ1の光源4からの出射光により入射側偏光板32と液晶パネル本体31とで発熱した熱および出射側偏光板33で発熱した熱を箱状冷却部22に伝熱されることで冷却媒体に伝熱される。そして、伝熱により、熱せられた冷却媒体は、箱状冷却部22の上側に接続する流通パイプ215に流出する。この伝熱による熱の受け渡しにより、箱状冷却部22に発熱した熱を伝熱させた液晶パネル本体31、入射側偏光板32、出射側偏光板33は、夫々冷却されることになる。
ここで、箱状冷却部22の内部の冷却媒体を下から上に流通させる理由は、液体でも気体でも、熱せられると上に移動する性質を利用するためである。冷却媒体を下から上に流通させることで、箱状冷却部22の内部に熱せられた冷却媒体が留まらずに上へ流出できることになる。よって、冷却効率が向上する。これとは逆に、冷却媒体を上から下に流通させた場合には、熱せられた冷却媒体が液体の性質により箱状冷却部22の内部の上に移動するのと逆に流通させることになり、熱せられた冷却媒体が箱状冷却部22から流出しずらくなり、熱せられた冷却媒体が箱状冷却部22の内部に留まってしまい、冷却効率が低下することになる。
液晶パネル3が、光源4の出射光により発熱して、発熱した熱が箱状冷却部22に伝熱し、冷却媒体を熱することになるが、このとき、冷却媒体は、熱せられたことによりに微細な気泡が発生する場合がある。しかし、その発生した気泡は、冷却媒体の流動方向と同じく箱状冷却部22の下側から上側に流れるため、箱状冷却部22の内部に留まることなく流通パイプ215に流出する。また、それにより、箱状冷却部22の内部における冷却媒体の温度分布も、下側から上側に流れるに従い、温度が一様に高くなる状態で安定する。
ここで、冷却媒体は、冷却装置2に充填する前に必ず脱泡処理を行い、冷却媒体の内部に存在する気泡を取去っている。しかし、脱泡処理を行っても完全に気泡を取去ることはできないため、冷却媒体に熱が加わるなどした場合には微細な気泡が発生してしまう。その気泡が、箱状冷却部22の内部に残留することが原因となりスクリーンへの投写画像に「揺らぎ」という現象を生じさせる。
また、箱状冷却部22の内部における冷却媒体の温度分布も、下側から上側に流れるに従い、温度が一様に高くなる状態であるなら「揺らぎ」は生じにくいが、温度分布が乱れると「揺らぎ」が生じ易くなる。
箱状冷却部22から流出した冷却媒体は、流通パイプ215を流通し、A部の弁252により流通パイプ219が閉じられているため、流通パイプ216を流通する。そして、冷却媒体は流通パイプ217を流通する。そして、冷却媒体は、B部の弁253により流通パイプ220が閉じられているため、それに接続する流通パイプ221も閉じられたと同様になるため、流通パイプ218を流通して、供給タンク27内に流入する。
供給タンク27に流入した、熱せられた冷却媒体は、供給タンク27に備えた放熱用フィン273により、放熱することで冷却媒体は自然冷却される。
上述した、机上設置時における一連の冷却媒体の流通経路は、図1および図2(a)の実線矢印で示している。この一連の流通により、発熱した液晶パネル3は冷却されることになる。また、一連の流通により、冷却媒体は、発熱した液晶パネル3から伝熱により熱を奪い、供給タンク27の放熱用フィン273により自然冷却される。
次に、プロジェクタ1を天吊り設置して使用する場合の冷却装置2における冷却媒体の流通動作を説明する。
プロジェクタ1は、天吊り設置した場合、プロジェクタ1の上面を下にした状態で設置されることになる。そして、検出スイッチ26は図1に示したとは逆方向に水銀が移動し、机上の場合の位置とは逆となる。その検出スイッチ26の出力信号を弁制御回路251は受取り、A部の弁252およびB部の弁253を制御する。
図2(b)は、弁制御回路251からの制御を受けて、弁252,253を制御した状態を示す図である。
図2(b)に示すように、A部の弁252は、弁制御回路251の制御を受け、252A部を支点として、流通パイプ216を塞ぐ位置に作動する。また、B部の弁253は、253B部を支点として、流通パイプ213を塞ぐ位置に作動する。
この状態で、流通ポンプ281が駆動することで、供給タンク27から流通パイプ211を通して、冷却された冷却媒体を流通ポンプ281に吸入させる。そして、流通ポンプ281に吸入した冷却媒体は流通パイプ212に吐出される。そして、冷却媒体は、流通パイプ213が弁253で閉じられているため、流通パイプ219を流通する。そして、冷却媒体は、流通パイプ216が弁252で閉じられているため、流通パイプ215を流通する。そして、冷却媒体は、流通パイプ215に接続する箱状冷却部22にその下側(プロジェクタ1の姿勢が上下逆転して設置されるため、冷却装置2や液晶パネル3などプロジェクタ1に搭載される全ての部品が上下逆転することになる)から流入する。
箱状冷却部22に流入した冷却媒体は、プロジェクタ1の机上設置の場合と同様に、光源4からの出射光により入射側偏光板32と液晶パネル本体31とで発熱した熱および出射側偏光板33で発熱した熱を箱状冷却部22に伝熱されることで冷却媒体に伝熱される。そして、伝熱により、熱せられた冷却媒体は、箱状冷却部22の上側(プロジェクタ1が上下逆転しているため)に接続する流通パイプ214に流出する。この伝熱による熱の受け渡しにより、箱状冷却部22に発熱した熱を伝熱させた液晶パネル本体31、入射側偏光板32、出射側偏光板33は、それぞれ冷却されることになる。
このとき、プロジェクタ1の机上設置の場合と同様に、冷却媒体は、熱せられたことにより微細な気泡が発生する場合がある。しかし、その発生した気泡は、冷却媒体の流動方向と同じく箱状冷却部22の下側から上側に流れるため、箱状冷却部22の内部に留まることなく流通パイプ214に流出する。また、それにより、箱状冷却部22の内部における冷却媒体の温度分布も、下側から上側に流れるに従い、温度が一様に高くなる状態で安定する。
箱状冷却部22から流出した冷却媒体は、流通パイプ214を流通し、B部の弁253により流通パイプ213が閉じられているため、流通パイプ220を流通する。そして、冷却媒体は流通パイプ221を流通する。そして、冷却媒体は、A部の弁252により流通パイプ216が閉じられているため、それに接続する流通パイプ217も閉じられたと同様になるため、流通パイプ218を流通して、供給タンク27内に流入する。
供給タンク27に流入した、熱せられた冷却媒体は、供給タンク27に備えた放熱用フィン273により、放熱することで自然冷却される。
上述した、天吊り設置時における一連の冷却媒体の流通経路は、図1および図2(b)の破線矢印で示している。この一連の流通により、プロジェクタ1が天吊り設置され、プロジェクタ1の姿勢が上下逆転して設置されても、発熱した液晶パネル3は、プロジェクタ1が机上設置の場合と同様に冷却されることになる。そして、この一連の流通により、冷却媒体は、発熱した液晶パネル3から伝熱により熱を奪い、供給タンク27の放熱用フィン273により自然冷却される。
上述した、第1の実施形態によれば以下の効果が得られる。
(1)第1の実施形態での冷却装置2は、光学変換部である液晶パネル3部に備えて液晶パネル3を冷却する箱状冷却部22と、箱状冷却部22の内部を流通する冷却媒体の流通方向の姿勢の状態を検出する検出部としての検出スイッチ26とを備えている。そして、冷却媒体の流通方向を1方向に流通する単方向流通ポンプ281を備えている。また、切替装置として、流通パイプ21のA部およびB部に弁252および弁253と、検出スイッチ26の検出結果により流通経路を切替えるために弁252,253の制御を行う弁制御回路251とを備えている。
そのため、検出スイッチ26により、プロジェクタ1を天吊り設置(机上設置時において、液晶パネル3の冷却媒体の流通する方向が上から下に流通するような設置)しても、プロジェクタ1が上下逆転したことを検出できる。そして、弁制御回路251が検出スイッチ26の検出結果により、流通パイプ21のA部およびB部に備えた弁252および弁253を制御することで、液晶パネル3を冷却する箱状冷却部22の内部を流通する冷却媒体の流通方向を下から上に流通させることができるため、発熱する液晶パネル3の熱を効率的に冷却することができる。よって、プロジェクタ1の姿勢が上下逆になり、液晶パネル3での冷却媒体の流通する方向が変化する状態でも冷却効率を維持することが可能となる。それにより、液晶パネル3の信頼性を向上することが可能となる。
また、熱による気泡の発生に関しても、気泡が流通できることで発生場所に残留することを防止できる。また、光学変換部での温度分布も一様となり安定する。よって、プロジェクタ1の姿勢が上下逆になり、光学変換部である液晶パネル3を冷却する冷却媒体の流通する方向が変化する状態でも、スクリーン上の投写画像に「揺らぎ」の現象がなく、投写画像の品質を確保することが可能となる。
(2)供給タンク27に放熱部としての放熱用フィン273を何重かに備えることで放熱面積を拡大したため放熱効率が向上し、液晶パネル3で熱せられた冷却媒体の熱を放熱用フィン273で放熱でき、自然冷却によって十分に冷却媒体の熱を冷却することが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。
図3は、本発明のプロジェクタにおける冷却媒体を用いた冷却装置を液晶パネルに用いた場合の第1の実施形態とは別の実施形態となる概略構成図である。図3を用いて、構成および動作を説明する。
第2の実施形態では、冷却装置2を構成する流通ポンプ28として、第1の実施形態で採用した1方向に冷却媒体を流通させる単方向流通ポンプ281とは異なり、正方向と逆方向とに切替えて冷却媒体を流通させる機能を備えた双方向流通ポンプ282(以降、流通ポンプ282とする)を備える。
また、切替装置25として、双方向ポンプ制御回路256(以降、ポンプ制御回路256とする)を備えて、検出スイッチ26の検出結果に基づきにより、流通ポンプ282を正方向と逆方向とに切替える制御を行う。また、第1の実施形態で採用した弁252,253を用いた構成がなくなったため、流路が異なっている。
箱状冷却部22、検出スイッチ26および放熱用フィン273を備えた供給タンク27は、第1の実施形態の構成内容と同様である。
次に、動作について説明する。
プロジェクタ1を机上に設置して使用する場合の冷却装置2における冷却媒体の流通動作を説明する。
ポンプ制御回路256は、検出スイッチ26の出力信号を受取り、流通ポンプ283の吐出方向(流通方向)を切替える。机上に設置した場合は、検出スイッチ26が図3に示す状態になっている。この状態で、ポンプ制御回路256は、流通ポンプ282に対して、冷却媒体を供給タンク27から流通パイプ228を通して流通ポンプ282内に吸入させる方向に駆動させる。図3の実線矢印の方向に冷却媒体は流通することとなる。
流通ポンプ282に吸入した冷却媒体は流通パイプ222に吐出され、流通パイプ223を流通して流通パイプ224を流通する。そして、冷却媒体は、流通パイプ224に接続する箱状冷却部22にその下側から流入する。
箱状冷却部22に流入した冷却媒体は、第1の実施形態と同様に、液晶パネル3の発熱した熱を伝熱し、熱せられた冷却媒体は箱状冷却部22の上部に接続する流通パイプ225に流出する。この伝熱による熱の受け渡しにより、箱状冷却部22に発熱した熱を伝熱させた液晶パネル3は、冷却されることになる。
また、この時、冷却媒体に微細な気泡が発生しても、一緒に流通パイプ225に流出するため、気泡が箱状冷却部22の内部に留まることがない。また、それにより、箱状冷却部22の内部における冷却媒体の温度分布も、下側から上側に流れるに従い、温度が一様に高くなる状態で安定する。
箱状冷却部22から流出した冷却媒体は、流通パイプ225を流通し、それに接続する流通パイプ226、流通パイプ227を流通し、供給タンク27に流入する。
供給タンク27に流入した、熱せられた冷却媒体は、供給タンク27に備えた放熱用フィン273により、放熱することで冷却媒体は自然放熱される。
上述した、机上設置時における一連の流通により、発熱した液晶パネル3は冷却されることになる。また、一連の流通により、冷却媒体は、発熱した液晶パネル3から伝熱により熱を奪い、供給タンク27の放熱用フィン273により自然冷却される。
次に、プロジェクタ1を天吊り設置して使用する場合の冷却装置2における冷却媒体の流通動作を説明する。
プロジェクタ1は、天吊り設置した場合、プロジェクタ1の上面を下にした状態で設置されることになる。そして、検出スイッチ26は図3に示したとは逆方向に水銀が移動し、机上の場合の位置とは逆となる。その検出スイッチ26の出力信号をポンプ制御回路256は受取り、流通ポンプ282を机上の場合とは逆方向(図3の破線矢印で示す方向)に流通するように制御する。
この状態で、流通ポンプ282が駆動することで、流通パイプ228を流通して、供給タンク27に冷却媒体を吸入させる。そして、供給タンク27の冷却媒体を流通パイプ227、流通パイプ226を流通して、箱状冷却部22に接続する流通パイプ225を流通する。そして、箱状冷却部22の下側(プロジェクタ1の姿勢が上下逆転して設置されるため、冷却装置2や液晶パネル3などプロジェクタ1に搭載される全ての部品が上下逆転することになる)から流入する。
箱状冷却部22に流入した冷却媒体は、プロジェクタ1の机上設置の場合と同様に、液晶パネル3で発熱した熱を箱状冷却部22に伝熱されることで冷却媒体に伝熱される。そして、伝熱により、熱せられた冷却媒体は、箱状冷却部22の上側(プロジェクタ1が上下逆転しているため)に接続する流通パイプ224に流出する。この伝熱による熱の受け渡しにより、箱状冷却部22に発熱した熱を伝熱させた液晶パネル3は、冷却されることになる。
このとき、プロジェクタ1の机上設置の場合と同様に、冷却媒体は、熱せられたことによりに微細な気泡が発生する場合がある。しかし、その発生した気泡は、冷却媒体の流動方向と同じく箱状冷却部22の下側から上側に流れるため、箱状冷却部22の内部に留まることなく流通パイプ224に流出する。また、それにより、箱状冷却部22の内部における冷却媒体の温度分布も、下側から上側に流れるに従い、温度が一様に高くなる状態で安定する。
箱状冷却部22から流出した冷却媒体は、流通パイプ224を流通し、流通パイプ223を流通する。そして、冷却媒体は流通パイプ222を流通して、流通ポンプ282に流入する。そして、流通ポンプ282に流入した冷却媒体は流通パイプ228を流通して、供給タンク27に流入する。
供給タンク27に流入した、熱せられた冷却媒体は、供給タンク27に備えた放熱用フィン273により、放熱することで冷却媒体は自然冷却される。
上述した、天吊り設置時における一連の冷却媒体の流通により、プロジェクタ1が天吊り設置され、プロジェクタ1の姿勢が上下逆転して設置されても、発熱した液晶パネル3は、プロジェクタ1が机上設置の場合と同様に冷却されることになる。そして、この一連の流通により、冷却媒体は、発熱した液晶パネル3から伝熱により熱を奪い、供給タンク27の放熱用フィン273により自然冷却される。
上述した、第2の実施形態によれば前記第1の実施形態における効果(2)が同様に得られる他、更に以下の効果が得られる。
(1)第2の実施形態での冷却装置2は、光学変換部である液晶パネル3部に備えて液晶パネル3を冷却する箱状冷却部22と、箱状冷却部22の内部を流通する冷却媒体の流通方向の姿勢の状態を検出する検出部としての検出スイッチ26とを備えている。そして、冷却媒体の流通方向を正方向と逆方向とに切替えることが可能な双方向流通ポンプ282を備えている。また、切替装置として、検出スイッチ26の検出結果により双方向流通ポンプ282の流通方向を制御して切替える双方向ポンプ制御回路256を備えている。
そのため、プロジェクタ1を天吊り設置(机上設置時において、液晶パネル3の冷却媒体の流通する方向が上から下に流通するような設置)しても、検出スイッチ26によりプロジェクタ1が上下逆転したことを検出できる。そして、双方向ポンプ制御回路256が、双方向流通ポンプ282の流通方向を、正方向に対し逆方向に流通させることで、液晶パネル3を冷却する箱状冷却部22の内部を流通する冷却媒体の流通方向を下から上に流通させることができるため、発熱する液晶パネル3の熱を効率的に冷却することができる。よって、プロジェクタ1の姿勢が上下逆になり、液晶パネル3での冷却媒体の流通する方向が変化する状態でも冷却効率を維持することが可能となる。それにより、液晶パネル3の信頼性を向上することが可能となる。
また、熱による気泡の発生に関しても、気泡が流通できることで発生場所に残留することを防止できる。また、光学変換部での温度分布も一様となり安定する。よって、プロジェクタ1の姿勢が上下逆になり、光学変換部である液晶パネル3を冷却する冷却媒体の流通する方向が変化する状態でも、スクリーン上の投写画像に「揺らぎ」の現象がなく、投写画像の品質を確保することが可能となる。
(2)第2の実施形態の双方向流通ポンプ282を用いた構成は、第1の実施形態で用いる弁252,253を使用せずに、シンプルに流路を構成できるため、冷却装置を小型化できる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図面に基づいて説明する。
図4は、本発明のプロジェクタにおける冷却媒体を用いた冷却装置を液晶パネルに用いた場合の第1および第2の実施形態とは別の実施形態となる概略構成図である。図5は、図4で示すA部、B部の拡大図であり、切替装置を構成する弁の動作を図示したものである。また、図5(a)は、プロジェクタを机上に設置した場合の弁の位置と冷却媒体の流通方向を示した図である。図5(b)は、プロジェクタを天吊り設置した場合の弁の位置と冷却媒体の流通方向を示した図である。図4、図5を用いて構成および動作を説明する。
第3の実施形態では、冷却装置2を構成する流通ポンプ28として、2方向(正逆方向ではない)のどちらか1方向に冷却媒体を流通させる機能を備えた2方向流通ポンプ283(以降、流通ポンプ283とする)を備える。また、切替装置25として、検出スイッチ26の検出結果に基づき流通ポンプ283を制御する2方向ポンプ制御回路257(以降、ポンプ制御回路257とする)を備える。そして、流通パイプ21に設置され、流通パイプ21を流通する冷却媒体の圧力により動作して流路を切替える弁258と弁259とを備えている。また、弁258,259を備える部分の流路が異なり、それ以外は、第1の実施形態の構成と同様である。
次に、動作を詳細に説明する。
プロジェクタ1を机上に設置して使用する場合の冷却装置2における冷却媒体の流通動作を説明する。
ポンプ制御回路257は、検出スイッチ26の出力信号を受取り、流通ポンプ283の吐出方向(流通方向)を切替える。机上に設置した場合は、検出スイッチ26が図4に示す状態になっている。この時、ポンプ制御回路257は、検出スイッチ26の出力信号を受取り、流通ポンプ283に対し供給タンク27から流通パイプ229を通して冷却媒体を吸入させる。そして、吸入した冷却媒体を図4の流通ポンプ283に示す実線矢印方向(流通パイプ230の方向)に冷却媒体を吐出させる。そのとき、吐出した冷却媒体は、流通パイプ230を流通する。そして、図5(a)のB部で示すように、B部の弁259は、冷却媒体の流通による圧力により、259B部を支点として、流通パイプ239を塞ぐ位置に作動する。そのため、冷却媒体は流通パイプ231を流通する。そして、冷却媒体は、流通パイプ232に接続する箱状冷却部22にその下側から流入する。
箱状冷却部22に流入した冷却媒体は、第1の実施形態と同様に、液晶パネル3の発熱した熱を伝熱し、熱せられた冷却媒体は箱状冷却部22の上部に接続する流通パイプ233に流出する。この伝熱による熱の受け渡しにより、箱状冷却部22に発熱した熱を伝熱させた液晶パネル3は、冷却されることになる。
また、この時、冷却媒体に微細な気泡が発生しても、一緒に流通パイプ233に流出するため、気泡が箱状冷却部22の内部に留まることがない。また、それにより、箱状冷却部22の内部における冷却媒体の温度分布も、下側から上側に流れるに従い、温度が一様に高くなる状態で安定する。
箱状冷却部22から流出した冷却媒体は、流通パイプ233を流通し、それに接続する流通パイプ234を流通する。そして、図5(a)のA部で示すように、A部の弁258は、冷却媒体の流通による圧力により、258A部を支点として、流通パイプ238を塞ぐ位置に作動する。そのため、冷却媒体は流通パイプ235を流通する。そして、冷却媒体は、流通パイプ235に接続する流通パイプ236を流通する。そして、弁259により、流通パイプ239及びそれに接続する流通パイプ240が閉じられた状態であるため、冷却媒体は流通パイプ237を流通して、供給タンク27に流入する。
供給タンク27に流入した、熱せられた冷却媒体は、供給タンク27に備えた放熱用フィン273により、放熱することで冷却媒体は自然放熱される。
上述した、机上設置時における一連の流通により、発熱した液晶パネル3は冷却されることになる。また、一連の流通により、冷却媒体は、発熱した液晶パネル3から伝熱により熱を奪い、供給タンク27の放熱用フィン273により自然冷却される。
次に、プロジェクタ1を天吊り設置して使用する場合の冷却装置2における冷却媒体の流通動作を説明する。
プロジェクタ1は、天吊り設置した場合、プロジェクタ1の上面を下にした状態で設置されることになる。そして、検出スイッチ26は図3に示したとは逆方向に水銀が移動し、机上の場合の位置とは逆となる。その検出スイッチ26の出力信号をポンプ制御回路257は受取り、流通ポンプ283に対し、机上設置の場合とは異なった1方向に冷却媒体を吐出させるように切替え駆動させる。そして、流通ポンプ283は、供給タンク27から流通パイプ229を通して冷却媒体を吸入して、図4の流通ポンプ283に示す破線矢印方向に吸入した冷却媒体を吐出する。そのとき、吐出した冷却媒体は、流通パイプ238を流通する。
そして、図5(b)のA部で示すように、A部の弁258は、冷却媒体の流通による圧力により、258A部を支点として、流通パイプ235を塞ぐ位置に作動する。そのため、冷却媒体は流通パイプ234を流通する。そして、冷却媒体は、流通パイプ233に接続する箱状冷却部22にその下側から流入(プロジェクタ1の姿勢が上下逆転して設置されるため、冷却装置2や液晶パネル3などプロジェクタ1に搭載される全ての部品が上下逆転することになる)する。
箱状冷却部22に流入した冷却媒体は、プロジェクタ1の机上設置の場合と同様に、液晶パネル3で発熱した熱を箱状冷却部22に伝熱されることで冷却媒体に伝熱される。そして、伝熱により、熱せられた冷却媒体は、箱状冷却部22の上側(プロジェクタ1が上下逆転しているため)に接続する流通パイプ232に流出する。この伝熱による熱の受け渡しにより、箱状冷却部22に発熱した熱を伝熱させた液晶パネル3は、冷却されることになる。
このとき、プロジェクタ1の机上設置の場合と同様に、冷却媒体は、熱せられたことによりに微細な気泡が発生する場合がある。しかし、その発生した気泡は、冷却媒体の流動方向と同じく箱状冷却部22の下側から上側に流れるため、箱状冷却部22の内部に留まることなく流通パイプ232に流出する。また、それにより、箱状冷却部22の内部における冷却媒体の温度分布も、下側から上側に流れるに従い、温度が一様に高くなる状態で安定する。
箱状冷却部22から流出した冷却媒体は、流通パイプ232を流通し、流通パイプ231を流通する。そして、図5(b)のB部で示すように、B部の弁259は、冷却媒体の流通による圧力により、259B部を支点として、流通パイプ230を塞ぐ位置に作動する。そのため、冷却媒体は流通パイプ239を流通する。そして、冷却媒体は、流通パイプ239に接続する流通パイプ240を流通する。そして、弁258により、流通パイプ235及びそれに接続する流通パイプ236が閉じられた状態であるため、冷却媒体は流通パイプ237を流通して、供給タンク27に流入する。
供給タンク27に流入した、熱せられた冷却媒体は、供給タンク27に備えた放熱用フィン273により、放熱することで冷却媒体は自然放熱される。
上述した、天吊り設置時における一連の流通により、発熱した液晶パネル3は冷却されることになる。また、一連の流通により、冷却媒体は、発熱した液晶パネル3から伝熱により熱を奪い、供給タンク27の放熱用フィン273により自然冷却される。
上述した、第3の実施形態によれば前記第1の実施形態における効果(2)が同様に得られる他、更に以下の効果が得られる。
(1)第3の実施形態での冷却装置2は、光学変換部である液晶パネル3部に備えて液晶パネル3を冷却する箱状冷却部22と、箱状冷却部22の内部を流通する冷却媒体の流通方向の姿勢の状態を検出する検出部としての検出スイッチ26とを備えている。そして、冷却媒体の流通方向を2方向のどちらか1方向に切替えることが可能な2方向流通ポンプ283を備えている。また、切替装置として、検出スイッチ26の検出結果により2方向流通ポンプ283の流通方向を制御して切替える2方向ポンプ制御回路257と、流通パイプ21のA部およびB部に設置され冷却媒体の流通による圧力によって動作して流路を切替える弁258および弁259とを備えている。
そのため、検出スイッチ26により、プロジェクタ1を天吊り設置(机上設置時において、液晶パネル3の冷却媒体の流通する方向が上から下に流通するような設置)しても、プロジェクタ1が上下逆転したことを検出できる。そして、2方向ポンプ制御回路257が、2方向流通ポンプ283の流通方向を切替えて流通させる。その時、流通パイプ21内に備えた弁258,259が流通する冷却媒体の圧力で動作して流路を切替えることで、液晶パネル3を冷却する箱状冷却部22の内部を流通する冷却媒体の流通方向を下から上に流通させることができるため、発熱する液晶パネル3の熱を効率的に冷却することができる。よって、プロジェクタ1の姿勢が上下逆になり、液晶パネル3での冷却媒体の流通する方向が変化する状態でも冷却効率を維持することが可能となる。それにより、液晶パネル3の信頼性を向上することが可能となる。
また、熱による気泡の発生に関しても、気泡が流通できることで発生場所に残留することを防止できる。また、光学変換部での温度分布も一様となり安定する。よって、プロジェクタ1の姿勢が上下逆になり、光学変換部である液晶パネル3を冷却する冷却媒体の流通する方向が変化する状態でも、スクリーン上の投写画像に「揺らぎ」の現象がなく、投写画像の品質を確保することが可能となる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良など加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)前記実施形態では、冷却する光学変換部を、液晶パネル3として実施しているが、これに限らず、光学変換部として、光源4からの出射光を1方向の偏光方向に変換する偏光変換素子に対して実施しても良い。それにより、偏光変換素子を構成する位相差板での発熱に対しても冷却することができ、プロジェクタ1を天吊り設置してもプロジェクタ1を机上設置した場合と同様の冷却効率を維持することが可能となる。それにより、偏光変換素子の信頼性を向上することが可能となる。また、その他の発熱する光学変換部に対して実施することでも同様の効果を得ることができる。
(変形例2)前記実施形態では、箱状冷却部22の内部を流通する冷却媒体の流通方向を変化させるプロジェクタ1の姿勢を検出する検出部としての検出スイッチ26を備えている。そして、その検出スイッチ26として、水銀スイッチを用いて、水銀の移動によってどちら側で「ON」したかで姿勢を検出している。しかし、これに限らず、マイクロスイッチを使用しても良い。この場合、机上設置の場合には、マイクロスイッチが机に当たりスイッチが「ON」され、また、天吊り設置の場合には、マイクロスイッチは何にも当たらないため「OFF」されるように設置することで検出が実現できる。
また、角度センサーを使用しても良い。角度センサーを用いた場合には、プロジェクタ1を傾けて、光学変換部を冷却する箱状冷却部22の内部を流通する冷却媒体の流通方向が下から上に流通する姿勢の状態から、上から下に流通する姿勢の状態になったことをより正確に検出できるため、正確に冷却媒体の流通を切替えるタイミングを取ることが可能となる。
(変形例3)前記実施形態での流通パイプ21や放熱用フィン273を備えた供給タンク27は、なるべくプロジェクタ1の筐体を構成する筐体ケースの内面側に設置する。このことにより、放熱効果を向上することができる。特に、供給タンク27は、筐体ケースの側面側などに、スリット状の穴など設けて、その近傍に配置させることで、放熱用フィン273からの放熱をプロジェクタ1の外部に逃がすことができるため、更に冷却効率を向上することが可能となる。
(変形例4)前記実施形態では、冷却媒体として、エチレングリコールを用いているが、窒素ガス(N2)、アルゴンガス(Ar)などの気体や、純水、フッ素系炭化水素あるいはシリコンオイル等の液体を用いることもできる。この場合、流通ポンプは、エアー用の流通ポンプを用いることで実施できる。これにより、気体の場合にも画質が向上できる。そして、使用する冷却媒体の選択の自由度が拡大する。
(変形例5)前記実施形態では、流通パイプ21や放熱用フィン273の材質に、熱伝導率の高い銅系の金属を用いているが、本発明はこれに限られるものではなく、アルミニウム合金などの熱伝導率の高い金属も使用することができる。
(変形例6)前記実施形態において、プロジェクタ1は、透過型液晶方式の表示デバイスを採用しているが、これに限られるものではない。例えば、DLP(登録商標)(Digital Light Processing)方式、CRT(Cathode-Ray Tube)方式、および、反射型液晶方式であるLCOS(Liquid Crystal On Silicon)方式などを採用したプロジェクタにも本発明を実施することが可能である。これにより、様々な方式を採用するプロジェクタに対しても、光学変換部の冷却効率を向上させることが可能となる。また、「揺らぎ」の現象を防止することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る冷却装置を液晶パネルに用いた概略構成図。 切替装置を構成する弁の動作説明図。 第2実施形態に係る冷却装置を液晶パネルに用いた概略構成図。 第3実施形態に係る冷却装置を液晶パネルに用いた概略構成図。 切替装置を構成する弁の動作説明図。
符号の説明
1…プロジェクタ、2…冷却装置、3…光学変換部としての液晶パネル、4…光源、21…流通路としての流通パイプ、22…箱状冷却部、25…切替装置、26…検出部としての検出スイッチ、27…供給タンク、28…ポンプとしての流通ポンプ、31…液晶パネル本体、32…入射側偏光板、33…出射側偏光板、251…制御部としての弁制御回路、252…切替装置を構成する弁、253…切替装置を構成する弁、256…制御部としての双方向ポンプ制御回路、257…制御部としての2方向ポンプ制御回路、258…切替装置を構成する弁、259…切替装置を構成する弁、271…空気たまり部、273…放熱用フィン、281…流通ポンプとしての単方向流通ポンプ、282…流通ポンプとしての双方向流通ポンプ、283…流通ポンプとしての2方向流通ポンプ。

Claims (6)

  1. 画像データを拡大投写するプロジェクタであって、
    前記プロジェクタは、光源と、該光源からの出射光の変換を行う光学変換部と、該光学変換部を冷却媒体を用いて冷却する冷却装置とを備え、
    前記冷却装置は、前記冷却媒体の流通路と、前記冷却媒体を流通させるポンプと、冷却される前記光学変換部における冷却媒体の流通方向が上から下に流通する姿勢であることを検出する検出部と、該検出部の検出結果に基づいて、前記光学変換部を冷却する冷却媒体の流通方向が下から上になるように前記冷却媒体の流通方向を切替える切替装置とを備えたことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1に記載のプロジェクタであって、
    前記切替装置は、前記流通路内に設置され流路を切替える弁と、前記検出部の検出結果に基づいて、前記弁の切替えを制御する制御部とを備えることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項1に記載のプロジェクタであって、
    前記ポンプは、前記冷却媒体の流通方向を正方向と逆方向とに切替えることが可能に構成され、
    前記切替装置は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記ポンプの切替えを制御する制御部で構成されることを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項1に記載のプロジェクタであって、
    前記ポンプは、前記冷却媒体の流通方向を少なくとも2方向に切替えることが可能に構成され、
    前記切替装置は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記ポンプの切替えを制御する制御部と、前記流通路内に設置され前記冷却媒体の流通による圧力で動作して流路を切替える弁とを備えて構成されることを特徴とするプロジェクタ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のプロジェクタであって、
    プロジェクタは、更に前記冷却媒体を供給する供給タンクと、該供給タンクに放熱部とを備えたことを特徴とするプロジェクタ。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のプロジェクタであって、
    前記検出部は、プロジェクタを机上設置した場合と天吊り設置した場合の検出を行うことを特徴とするプロジェクタ。
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