JP3991024B2 - 情報処理方法、情報処理装置 - Google Patents

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本発明は、データベースへのデータの登録処理に係る情報処理技術に関するものである。
従来、文書データを格納しているサーバ装置に端末装置からアクセスするものが知られている
特開2000−347943号公報
しかしながら、登録した文書データへのアクセスを許可していないユーザがアクセスを試みた場合に、当該文書データを登録したユーザは何も対処することができなかった。したがって、アクセスを許可していないユーザが何度アクセスを試みてもそれを止めるよう喚起することができなかった。
本発明は以上の問題に鑑みてなされたものであり、登録データへのアクセスを許可しないユーザによる当該登録データへのアクセスを抑止することを目的とする。
本発明の目的を達成する為に、例えば本発明の情報処理方法は以下の構成を備える。
即ち、印刷装置に接続された外部装置が有するデータベースにデータを登録する情報処理方法であって、
前記データベースに登録予定の登録データを前記データベースに登録する際、当該登録データを特定するための第1データ、当該登録データへのアクセスを許可するユーザを特定するための第2データ、アクセスを許可しないユーザからのアクセスがあった場合に当該アクセスがあったことを通知するための処理の内容を特定するための第3データ、を作成する作成工程と、
前記登録データに従った画像と、前記作成工程で作成したデータに従った画像との合成画像を前記印刷装置によって印刷させるために、当該合成画像を表す印刷データを前記印刷装置に送信する送信工程と、
前記送信工程で送信した印刷データに基づき前記印刷装置で印刷された前記合成画像を読取装置により読み取って得た合成画像データを入力する入力工程と、
前記読取装置による前記合成画像の読み取りを実行させたユーザを特定する特定工程と、
前記入力工程で入力された前記合成画像データを解析することにより当該合成画像データに含まれる前記第1乃至3のデータを識別し、前記特定工程で特定したユーザが前記登録データへのアクセスを許可するユーザに該当する場合、前記第2データに基づき前記登録データを前記データベースから取得し、前記特定工程で特定したユーザが前記登録データへのアクセスを許可するユーザに該当しない場合、前記第3データに従った処理を実行する制御工程と
を備えることを特徴とする。
本発明の目的を達成する為に、例えば本発明の情報処理装置は以下の構成を備える。
即ち、印刷装置に接続された外部装置が有するデータベースにデータを登録する情報処理装置であって、
前記データベースに登録予定の登録データを前記データベースに登録する際、当該登録データを特定するための第1データ、当該登録データへのアクセスを許可するユーザを特定するための第2データ、アクセスを許可しないユーザからのアクセスがあった場合に当該アクセスがあったことを通知するための処理の内容を特定するための第3データ、を作成する作成手段と、
前記登録データに従った画像と、前記作成手段が作成したデータに従った画像との合成画像を前記印刷装置によって印刷させるために、当該合成画像を表す印刷データを前記印刷装置に送信する送信手段と、
前記送信手段が送信した印刷データに基づき前記印刷装置で印刷された前記合成画像を読取装置により読み取って得た合成画像データを入力する入力手段と、
前記読取装置による前記合成画像の読み取りを実行させたユーザを特定する特定手段と、
前記入力手段によって入力された前記合成画像データを解析することにより当該合成画像データに含まれる前記第1乃至3のデータを識別し、前記特定手段が特定したユーザが前記登録データへのアクセスを許可するユーザに該当する場合、前記第2データに基づき前記登録データを前記データベースから取得し、前記特定手段が特定したユーザが前記登録データへのアクセスを許可するユーザに該当しない場合、前記第3データに従った処理を実行する制御手段と
を備えることを特徴とする。
本発明の構成によって、登録データを取得する場合、当該登録データを特定するための第1データ、当該登録データへのアクセスを許可するユーザを特定するための第2データ、アクセスを許可しないユーザからのアクセスがあった場合に当該アクセスがあったことを通知するための処理の内容を特定するための第3データ、が含まれる合成画像を読み取らせ、これらのデータを解析することによって、アクセスを許可しないユーザがアクセスした場合にそれを通知することができるので、アクセスを許可しないユーザによるアクセスを抑止することができる。
以下添付図面を参照して、本発明を好適な実施形態に従って詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図4は、本実施形態に係るシステムの構成を示す図である。本実施形態に係るシステムは画像処理装置401、サーバ装置402、そしてクライアント装置403より構成されている。本実施形態では、クライアント装置403から画像処理装置401が保持する文書データベースに文書データを格納し、更にこの文書データの格納場所等の文書情報を記録した参照文書データを画像処理装置401が有する後述の印刷装置から出力する。
また、画像処理装置401は参照文書データを解析し、この参照文書データと共に格納された文書データを画像処理装置401が有する印刷装置から出力、或いはサーバ装置402に対しての送信や画像処理装置401が有する後述のファクス装置を介して公衆回線に対して送信といった処理を行う。
図3は、画像処理装置401の主要部の基本構成を示すブロック図である。画像処理装置401の主要部は、中央処理装置301、主記憶装置302、表示装置303、入力装置304、外部記憶装置305、印刷装置306、画像読み取り装置307、ネットワーク装置308、電子メール装置309、及びファクス装置310から構成されている。
中央処理装置301は同図に示した各部を制御すると共に、画像処理装置401が行うべき後述の処理を実行する。
主記憶装置302は、外部の機器とデータ通信を行うことで一時的にプログラムやデータを記憶するエリアを備えると共に、中央処理装置301が各種の処理を行うために用いるワークエリアも備える。
表示装置303は画像や文字を表示することのできるもので、CRTや液晶画面、タッチパネルなどにより構成されている。
入力装置304は中央処理装置301に対して各種の指示を入力するためのもので、キーボードやマウス、カードリーダやタッチパネルなどにより構成されている。
外部記憶装置305は、磁気記憶装置や光磁気記憶装置として機能するもので、ここにOSや印刷装置306や画像読み取り装置307といった各装置に対するドライバプログラム(データを含む)、中央処理装置301が行う処理に係るプログラムやデータを保存することができ、これらの一部は必要に応じて主記憶装置302にロードされる。また、この外部記憶装置305には、文書データを格納するための文書データベースが保存されているものとする。この文書データベースについての詳細は後述する。
印刷装置306は図形や文字などを紙やOHPなどの記録媒体上に印刷するもので、中央処理装置301によって変換された印刷データに従って印刷処理を行う。
画像読み取り装置307は、紙やOHPなどの記録媒体上に記録された情報を読み取り、読み取った結果を電子データとして主記憶装置302や外部記憶装置305に読み出す処理を行う。
ネットワーク装置308は、図4に示したコンピュータネットワークに接続するためのもので、画像処理装置401はこのネットワーク装置308によってコンピュータネットワークに接続された各装置とデータ通信を行うことができる。
電子メール装置309は、図4に示したコンピュータネットワークに接続するためのもので、画像処理装置401はこの電子メール装置309によってコンピュータネットワークに接続された各装置とメールの送受信を行うことができる。
ファックス装置310は、公衆回線を介して外部の装置とファックスの送受信処理を行う。
図7はクライアント装置403の基本構成を示すブロック図である。
701はCPUで、RAM702やROM703が格納するプログラムやデータを用いて本装置全体の制御を行うと共に、クライアント装置403が行う後述する処理を実行する。
702はRAMで、外部記憶装置707や記憶媒体ドライブ装置708からロードされたプログラムやデータ、I/F709を介して外部から受信したプログラムやデータを記憶するためのエリアを備えると共に、CPU701が各種の処理を行うために用いるワークエリアも備える。
703はROMで、ブートプログラムや本装置の設定データなどを格納する。
704、705は夫々キーボード、マウスで、各種の指示をCPU701に入力するために用いられる。
706は表示部で、CRTや液晶画面などにより構成されており、画像や文字などを表示する。
707は外部記憶装置で、ハードディスクドライブ装置などの大容量情報記憶装置として機能するものであり、ここにOSやクライアント装置403が行うべき後述の処理をCPU701に実行させるためのプログラムやデータを保存させておく、なお、これらの一部は必要に応じてRAM702に読み出される。
708は記憶媒体ドライブ装置で、CD−ROMやDVD−ROMなどの記憶媒体に記録されたプログラムやデータを読み出して、RAM702や外部記憶装置707に出力する。なお、外部記憶装置707が保持しているプログラムやデータの一部を記憶媒体に記録しておき、この記憶媒体ドライブ装置708によってこの記憶媒体からプログラムやデータをRAM702にロードするようにしても良い。
709はI/Fで、図4に示したコンピュータネットワークに接続しており、クライアント装置403はこのI/F709を介して外部の装置とデータ通信を行うことができる。
710は上述の各部を繋ぐバスである。
次に、以上説明したクライアント装置403において作成した(もしくは予めRAM702にロードされた)文書データを画像処理装置401に登録する処理について説明する。
図1は、クライアント装置403が行う、文書データを画像処理装置401に登録する処理のフローチャートである。なお、同図のフローチャートに従ったプログラムはRAM702にロードされ、CPU701はこのプログラムを実行することにより、クライアント装置403は同図のフローチャートに従った処理を行うことになる。また、以下説明する処理の前段で、既にRAM702には登録する文書データが記憶されているものとする。
まず、CPU701は、RAM702に記憶されている文書データ(以下、アプリケーションデータと呼称する場合もある)を画像処理装置401が有する外部記憶装置305内に設けられた文書データベースに登録する指示を受け付ける(ステップS100)。この指示には、登録しようとする文書データと共に、この文書データの格納場所(例えば画像処理装置401の外部記憶装置305のネットワークアドレス情報など)、文書データの処理の可否情報、及び、格納場所にアクセスできなかった場合の処理方法を含む文書情報を記録した参照文書を画像処理装置401が有する印刷装置306から出力させる指示をも含むものとするが、これらの指示は別個に行っても良く、その場合は両方の指示を行っても良いし、何れか一方だけの指示を行うようにしても良い。
ここで、「文書データの処理の可否情報」とは、文書データに対するアクセス(例えばこの文書データを検索するためのアクセス)の可否を示す情報であって、例えば、所定のグループに属するユーザに対しては、アクセスを許可する等の旨の情報である。このような情報の設定は予め行われており、その設定データはRAM702にロードされているものとする。また、上記「格納場所」の設定も予め行われており、「格納場所」を示すデータについても予めRAM702にロードされているものとする。なお、「文書データの処理の可否情報」、『「格納場所」を示すデータ』を所定のGUIを用いて設定を行っても良い。
また、以下の説明では特に断らない限り、「文章データへのアクセス」を「格納場所へのアクセス」と同じ意味で用いる場合がある。
次に、クライアント装置403のユーザは、格納場所にアクセスできなかった場合の処理方法、即ち、画像処理装置401がこの格納場所に対して(換言すればこの格納場所に登録する文章データに対して)のアクセスを許可しなかった場合に画像処理装置401が行うべき処理方法を入力する(ステップS101)。本実施形態ではこの入力形態としてGUIを用いるものとする。図5は、格納場所にアクセスできなかった場合の処理方法を選択するためのGUIを例示する図である。
格納場所にアクセスできなかった場合の処理方法の選択肢には、「管理者に通知する」、「所有者に通知する」、「なにもしない」が用意されており、ユーザは、この中のいずれかを選択するものとする。選択方法としては、ユーザはキーボード704やマウス705を用いてカーソル510を移動させ、チェックボタン501乃至503の何れかを指示する。チェックボタン501を指示すると「管理者に通知する」を選択したことになり、チェックボタン502を指示すると「所有者に通知する」を選択したことになり、チェックボタン503を指示すると「何もしない」を選択したことになる。同図では503のチェックボタンが選択されているので、即ち「何もしない」を選択していることになる。
そしてこの設定で良ければOKボタン504をキーボード704やマウス705を用いて同様に指示する。指示すると、選択した内容を示すデータはRAM702に記憶される。
上記処理方法を入力する処理が完了すると、次に、文書データベースに格納する文書データから、印刷用のデータを生成する処理を行う(ステップS102)。本実施形態では印刷用のデータの形式としてPDFフォーマットのものを用いるものとするが、以下の説明はこれに限定されるものではない。
次に、ステップS102で生成したPDFデータと、元の文書データ(登録対象の文書データ)とを1つの文書データ(以下、オリジナル文書データと呼称)として合成する(ステップS103)。従って元の文章データに対する可否情報、格納場所などは、換言すればオリジナル文章データに対するものでもある。
合成することで生成されたオリジナル文書データはRAM702に一時的に記憶される。そしてこのオリジナル文書データをI/F709、コンピュータネットワークを介して画像処理装置401が有する外部記憶装置305内の文書データベースに送信する(ステップS104)。
次に、ステップS100で受け付けた指示を解析し、この指示に印刷指示が含まれていた場合には(ステップS105)、処理をステップS106に進め、印刷装置306の為のドライバプログラムを実行することで、登録しようとする文書データから印刷装置306の為の印刷データ(画像)を生成する(ステップS106)。次に、この印刷指示を解析し、この印刷指示に参照文書(上述の通り、オリジナル文章データの格納場所、文書データの処理の可否情報、格納場所にアクセスできなかった場合の処理方法を含む文書情報を記録したもの)をも印刷する指示が含まれているか否かを判断する。含まれていない場合には、ステップS106で生成した画像のデータのみを画像処理装置401の印刷装置306に送信する(ステップS110)。印刷装置306はこの画像データに従った画像を印刷する。即ちステップS110では印刷装置306に
一方、ステップS107で、参照文章を印刷すると判断した場合には処理をステップS108に進め、ステップS104で送信したオリジナル文章データの格納場所、このオリジナル文章データに含まれる文章データやPDFデータの処理の可否情報、ステップS101で入力した「格納場所にアクセスできなかった場合の処理方法」夫々を示すデータを文書情報とし、この文章情報から参照文章の画像データを生成する(ステップS108)。本実施形態ではこの画像データとして2次元バーコードであるQPコードを生成する。なお、所望の情報に基づいた2次元バーコードの生成処理、QPコードについては周知のものであるので、ここでの説明は省略する。なお、文章情報を表現する方法は2次元バーコードに限定されるものではなく、1次元のバーコードを用いても良いし、その表現形態は特に限定するものではないが、この文章情報は画像処理装置401側で復元され、解釈されるものであるので、クライアント装置403側と画像処理装置401側とで対応を取っておく必要がある。
また、ステップS101でユーザにより「管理者に通知する」または「所有者に通知する」が選択されている場合には夫々、管理者、もしくは所有者(ここではクライアント装置403のユーザ自身)のE−mailアドレスも文書情報としてQPコードに埋め込む。これらのE−mailアドレスのデータは予めRAM702にロードされているものとする。
そしてステップS106で生成した文章データの出力用画像データと、ステップS108で生成した文書情報の画像データとを合成する(ステップS109)。即ち、この出力用画像上に2次元バーコードを重ねた画像(合成画像)を生成する処理を行う。
図6は、この合成画像の一例を示す図である。同図において600が合成画像全体で、601が出力用画像データの部分、602で示す点線部分で囲んだ領域内の画像が2次元バーコードである。
そして生成した合成画像を印刷装置306に出力する(ステップS110)。
以上の処理によって、クライアント装置403は、オリジナル文章データの格納場所に対するアクセスを画像処理装置401が許可しなかった場合に、画像処理装置401が行うべき処理方法を特定するデータを文章情報を表現する2次元バーコードでもって設定することができる。
次に、クライアント装置403から文章データを登録された画像処理装置401が行う処理について説明する。この処理は、クライアント装置403による上述の処理によって印刷装置306より印刷した原稿を読み取り、読み取った情報を何れかの装置に出力する処理である。なお、読み取った情報と内容が同じものは上記処理によって外部記憶装置305内の文章データベースに登録されているはずである。従って画像処理装置401は、読み取った情報と同じものをこの文章データベースから検索し、検索したものを何れかの装置に出力する処理を行う。
図2は、画像処理装置401が行うこの処理のフローチャートである。なお、同図のフローチャートに従ったプログラムは主記憶装置302にロードされており、中央処理装置301がこれを実行することで、画像処理装置401は同図のフローチャートに従った処理を行うことになる。
まず、画像処理装置401を使用するユーザの認証を行う(ステップS201)。本実施形態では、入力装置304を用いて、ユーザIDとパスワード(事前に登録済み)を入力させ、事前に登録しておいたものと一致すれば認証成功とする。この一連のユーザ認証処理については周知のものであるので、ここでの説明は省略する。
次に、入力装置304を用いた操作により、後述の電子データの出力先を指定する(ステップS202)。指定した出力先を示すデータは一時的に主記憶装置302に記憶されるものとする。
次に、図1に示した処理によって印刷装置306より印刷した原稿を画像読み取り装置304によって読み込ませ、読み取った情報と同じものを文章データベースから検索し、検索したものをステップS202で指定された出力先に出力する指示(ジョブの開始の指示)の受付を行う(ステップS203)。この指示の入力は入力装置304を用いて行われるものとする。本実施形態ではステップS202で指定した出力先を”a@can.co.jp”という電子メールアドレスで特定される機器とするが、図2に示したフローチャートに従った処理の本質はこれに限定されるものではない。
また、画像読み取り装置304には原稿台が備わっており、上機嫌光はこの原稿台におかれて読み取られるものとする。また、この原稿台にはADF(Auto Document Feeder)を備えており、読み取りの際には全ての原稿を自動的に1枚ずつ読み込めるものとする。
次に、原稿をADFから引き込み、画像読み取り装置307によってこの原稿上の情報を画像として読み込む(スキャン)処理を行う(ステップS204)。読み込んだ画像のデータは主記憶装置302に記憶される。この読み込んだ画像はステップS109で合成された画像と同じものであるので、読み込んだ画像上にはステップS108で生成した2次元バーコードが配置されている。従って次に、この読み込んだ画像上から2次元バーコードを検出する処理を行う(ステップS205)。この検出処理は特に限定するものではないが、例えば、予め2次元バーコードを配置する位置をクライアント装置403、画像処理装置401共に登録しておき、検出の際にはその位置近辺でもって検出処理を行う。また2次元バーコードの画像の色を予め決めておき、その色を検出するようにすれば、2次元バーコードの検出は可能である。
次に、検出した2次元バーコードを解析する(ステップS206)。本実施形態ではこの2次元バーコードは、オリジナル文書の格納場所、このオリジナル文章に含まれる文章データの処理の可否情報、及びステップS101で選択した、「格納場所にアクセスできなかった場合の処理方法」が含まれた文章情報である。従ってこの解析処理により、文章情報を復元する。
次に、復元した文章情報に含まれる上記可否情報を参照して、オリジナル文章データ(2次元バーコードが意味する文章情報に含まれる情報である「格納場所」に格納されているオリジナル文章データ)の処理が許可されているかどうかを判断する(ステップS207)。許可されている場合には、処理をステップS208に進め、2次元バーコードが意味する文章情報中の「格納場所」を検索し、この「格納場所」に格納されているオリジナル文章データを特定する(ステップS208)。
次に、特定したオリジナル文章データに、ステップS201で認証を行ったユーザがアクセス可能であるか否かを判断する(ステップS209)。
ここで、ステップS207で許可されていないと判断された場合、もしくはステップS209でアクセス可能でないと判断された場合の何れの場合であっても、「画像処理装置401はオリジナル文章データへのアクセスを許可しなかった」ことには変わりないので、処理はステップS210に進める。そして、復元した文章情報に含まれる「格納場所にアクセスできなかった場合の処理方法」を参照する(ステップS210)。
「格納場所にアクセスできなかった場合の処理方法」が「管理者に通知する」ことを示すものであった場合には、処理をステップS211に進め、2次元バーコードが示す文章情報中に含まれる管理者のE−mailアドレスにステップS201で認証したユーザの認証情報、及びアクセスしようとしたオリジナル文書に係る情報、アクセスしようとした時刻、及びアクセスできなかった原因を電子メール装置309によって通知する(ステップS211)。
なお、ステップS207で、データの処理が許可されていない場合に処理をステップS211に進めた場合には、アクセスできなかった原因を「文章データの処理が禁止されているにも関わらず、データの検索が行われたこと」として通知する。
本実施形態ではユーザの認証情報としてユーザ名、オリジナル文書に係る情報として、画像処理装置401名、オリジナル文章データ名(ファイル名)とするが、これに限定されるものではない。
「格納場所にアクセスできなかった場合の処理方法」が「所有者に通知する」ことを示すものであった場合には、処理をステップS212に進め、2次元バーコードが示す文章情報中に含まれる所有者(2次元バーコードが意味する文章情報中の「格納場所」に格納されているオリジナル文章データを文章データベースに登録したユーザ)のE−mailアドレスにステップS201で認証したユーザの認証情報、及びアクセスしようとしたオリジナル文書に係る情報、アクセスしようとした時刻、及びアクセスできなかった原因を電子メール装置309によって通知する(ステップS212)。即ち、ステップS211で管理者に対して送信するものと同じものを送信する。しかし、その送信内容は管理者、所有者の夫々で異なっていても良いし、その送信愛用は上記説明に限定されるものではない。
「格納場所にアクセスできなかった場合の処理方法」が「なにもしない」ことを示すものであった場合には、単に、アクセスが拒否された旨のメッセージを表示装置303に表示する処理を行う(ステップS213)。
また、一方で、ステップS219で、アクセス可能と判断した場合には、処理をステップS214に進め、電子メール装置309を用いて、オリジナル文書をステップS202で設定した出力先である”a@can.co.jp”に電子メールの形態で送信する処理を行う(ステップS214)。送信するのはオリジナル文章データに含まれる文章データ、PDFデータの両方であっても良いし、何れか一方であっても良い。
ここで、ステップS202で例えば印刷装置306を指定した場合には、ステップS214ではオリジナル文章に含まれるPDFデータを印刷装置306に出力し、印刷させる処理を行う。
以上の説明により、本実施形態によって、文章データをデータベースに登録する場合に、登録場所に対するアクセスが画像処理装置401によって許可されなかった際に、画像処理装置401によって行われる処理を指定することができるため、文章データを登録するユーザの意図が反映された結果となり、結果として文章データのセキュリティも向上することになる。
また、文書データを検索して出力をする際に、文書データを格納している装置にアクセスできない場合でも、その処理方法が検索時に読み込む原稿に記録されているため、文書データのアクセス拒否時の処理が、文書データを文書データベースに格納したユーザの意思を反映することが可能となる。
また、機器毎に同じ処理方法を記録する必要がなくなる。そのため、格納したユーザの所望の結果を容易に得ることができ、セキュリティの強化や作業効率の向上を図ることができる。
また、文書データにアクセスできない場合の処理方法が、文書データを格納している装置に記録する必要がなくなり、この装置にアクセスできない場合でも、その処理方法が検索時に読み込む原稿に記録されているため、文書データのアクセス拒否時の処理が、文書データを文書データベースに格納したユーザの意思を反映することが可能となる。
この場合にも、機器毎に同じ処理方法を記録する必要がなくなり、格納したユーザの所望の結果を容易に得ることができるため、セキュリティの強化や作業効率の向上を図ることができる。
なお、本実施形態では登録するデータを文章データとしたが、このデータの種類は特に限定するものではなく、他にも例えばCG画像データ等であっても良い。
[その他の実施形態]
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
クライアント装置403が行う、文書データを画像処理装置401に登録する処理のフローチャートである。 クライアント装置403から文章データを登録された画像処理装置401が行う処理のフローチャートである。 画像処理装置401の主要部の基本構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るシステムの構成を示す図である。 格納場所にアクセスできなかった場合の処理方法を選択するためのGUIを例示する図である。 ステップS106で生成した文章データの出力用画像データと、ステップS108で生成した文書情報の画像データとを重ねた画像(合成画像)の一例を示す図である。 クライアント装置403の基本構成を示すブロック図である。

Claims (6)

  1. 印刷装置に接続された外部装置が有するデータベースにデータを登録する情報処理方法であって、
    前記データベースに登録予定の登録データを前記データベースに登録する際、当該登録データを特定するための第1データ、当該登録データへのアクセスを許可するユーザを特定するための第2データ、アクセスを許可しないユーザからのアクセスがあった場合に当該アクセスがあったことを通知するための処理の内容を特定するための第3データ、を作成する作成工程と、
    前記登録データに従った画像と、前記作成工程で作成したデータに従った画像との合成画像を前記印刷装置によって印刷させるために、当該合成画像を表す印刷データを前記印刷装置に送信する送信工程と、
    前記送信工程で送信した印刷データに基づき前記印刷装置で印刷された前記合成画像を読取装置により読み取って得た合成画像データを入力する入力工程と、
    前記読取装置による前記合成画像の読み取りを実行させたユーザを特定する特定工程と、
    前記入力工程で入力された前記合成画像データを解析することにより当該合成画像データに含まれる前記第1乃至3のデータを識別し、前記特定工程で特定したユーザが前記登録データへのアクセスを許可するユーザに該当する場合、前記第2データに基づき前記登録データを前記データベースから取得し、前記特定工程で特定したユーザが前記登録データへのアクセスを許可するユーザに該当しない場合、前記第3データに従った処理を実行する制御工程と
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  2. 前記作成工程では、前記アクセスがあったことを通知する通知先を示すデータを作成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記作成工程で作成したデータに従った画像は、2次元ーコードであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
  4. 印刷装置に接続された外部装置が有するデータベースにデータを登録する情報処理装置であって、
    前記データベースに登録予定の登録データを前記データベースに登録する際、当該登録データを特定するための第1データ、当該登録データへのアクセスを許可するユーザを特定するための第2データ、アクセスを許可しないユーザからのアクセスがあった場合に当該アクセスがあったことを通知するための処理の内容を特定するための第3データ、を作成する作成手段と、
    前記登録データに従った画像と、前記作成手段が作成したデータに従った画像との合成画像を前記印刷装置によって印刷させるために、当該合成画像を表す印刷データを前記印刷装置に送信する送信手段と、
    前記送信手段が送信した印刷データに基づき前記印刷装置で印刷された前記合成画像を読取装置により読み取って得た合成画像データを入力する入力手段と、
    前記読取装置による前記合成画像の読み取りを実行させたユーザを特定する特定手段と、
    前記入力手段によって入力された前記合成画像データを解析することにより当該合成画像データに含まれる前記第1乃至3のデータを識別し、前記特定手段が特定したユーザが前記登録データへのアクセスを許可するユーザに該当する場合、前記第2データに基づき前記登録データを前記データベースから取得し、前記特定手段が特定したユーザが前記登録データへのアクセスを許可するユーザに該当しない場合、前記第3データに従った処理を実行する制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. コンピュータに請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理方法を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  6. 請求項に記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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