JP3991019B2 - 塗布具 - Google Patents

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本発明は、塗布具に関する。
従来、塗布用のブラシを備える液状化粧料の容器として、筒状を成す容器の先端からブラシの先端部が突出するように当該ブラシを容器内に保持し、押し出されてくる液状化粧料を、ブラシの後端から途中迄進入しているパイプ内を通して、ブラシの先端部に吐出し塗布可能とするものが知られている。
この容器にあっては、ブラシ先端部で化粧料が固化することがあるため、ブラシの洗浄の要望があるが、ブラシが容器に保持されているため、当該ブラシの洗浄がし難い。
そこで、筒状を成すホルダとしての筆部保持部材の先端から毛筆状塗布部(ブラシ)の先端部が突出するように当該毛筆状塗布部を筆部保持部材内の固定ブロックに固定すると共に、ブラシの後端から途中迄進入しているパイプを筆部保持部材内の固定ブロックに固定し、さらに、この固定ブロックを筆部保持部材に固定すると共に、この筆部保持部材を、容器本体に固定されている筆部取付部材に脱着自在に取り付ける構成を具備し、筆部保持部材を、毛筆状塗布部、パイプ及び固定ブロックと共に、容器本体側の筆部取付部材から取り外すことで、例えば洗浄等を容易とするものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−173139号公報
しかしながら、上記容器にあっては、毛筆状塗布部に埋没しているパイプの先端が、筆部保持部材の先端から突出していると、例えば毛筆状塗布部の洗浄等を始めとして筆部保持部材を容器本体側から取り外して取り扱う際に、当該パイプにより手等を怪我する虞があると共に、パイプが折れ曲がる虞があり、これらの虞は、パイプの突出の度合いが高いほど高まる。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、ブラシの洗浄等を始めとしてホルダ(塗布具)を容器本体側から取り外して取り扱う際に、安全性が高められると共にパイプが保護される塗布具を提供することを目的とする。
本発明による塗布具は、内容物を内部に収容し当該内容物を吐出可能に構成される容器本体に対して着脱可能とされると共に、筒状を成しその先端からブラシの先端部が突出した状態で当該ブラシの後部側を筒内に保持するホルダと、内容物が通過可能とされ、ブラシの後端から途中迄進入するパイプと、ホルダ内に摺動可能に収容されると共に、パイプのブラシに対する進入部分より後部側を保持するパイプホルダと、パイプホルダを後方側へ付勢する付勢手段と、を具備し、ホルダが容器本体に装着されると、パイプの後端が容器本体の内容物を吐出する吐出口に連通すると共に付勢手段が付勢力を蓄え、ホルダが容器本体から取り外されると、付勢手段の付勢力により、パイプホルダが、所定位置迄後退することを特徴としている。
このような塗布具によれば、塗布具が容器本体に装着されている状態では、ブラシの後端から途中迄進入しているパイプのその後端が、容器本体の内容物を吐出する吐出口に連通するため、容器本体から吐出される内容物が当該パイプを通してブラシに吐出されて塗布が可能とされ、この状態にあっては、パイプを保持するパイプホルダを後方側へ付勢している付勢手段が、付勢力を蓄える状態とされる。一方、例えばブラシの洗浄等の目的で、塗布具が容器本体から取り外されると、蓄えられた付勢手段の付勢力により、パイプホルダが所定位置迄後退されるため、パイプホルダに保持されブラシに進入しているパイプも所定位置迄後退され、パイプの先端と手等との接触を回避することが可能とされる。
ここで、ホルダは、その先端部分が、これを除く本体部分に対して着脱自在に構成されていると、このホルダの先端部分に覆われているブラシ部分が露出し、このブラシの露出部分を洗浄することが可能とされると共にその洗浄が容易とされる。特に、ホルダの先端部分に覆われている部分に化粧料が固化してしまうような使用や化粧料の場合には、特に有効とされる。
また、ホルダが容器本体から取り外された状態では、パイプの先端が、ホルダの本体部分の先端と略同じ位置又は本体部分の先端より後方側の位置に後退していると、パイプの先端がホルダの本体部分内に没し、パイプの先端と手等との接触が完全に回避される。
また、内容物は、圧縮ガス又は液化ガスであり、ガスは、パイプを通してブラシに吐出され、このブラシの先端部に染み込ませた液状化粧料がガスに伴って噴霧される構成であると、綺麗なグラデーション等の絵柄が描かれると共に、ホルダの先端部分に覆われたブラシ部分に染み込み固化した化粧料が、ホルダが容器本体から取り外され当該ホルダの先端部分がホルダの本体部分から取り外されることで、確実且つ容易に洗浄可能とされ、この洗浄の際に、パイプの先端がホルダの本体部分に没しているため、パイプの先端と手等との接触が完全に回避される。
このように本発明による塗布具によれば、ブラシの洗浄等を始めとしてホルダを容器本体から取り外して取り扱う際に、安全性を高めることが可能となると共にパイプを保護することが可能となる。
以下、本発明による塗布具の好適な実施形態について図1〜図8を参照しながら説明する。
図1〜図8は、本発明の実施形態に係る塗布具を示す各図であって、図1は、塗布具を備えたマニキュア化粧料噴霧容器を示す斜視図、図2〜図8は、塗布具を詳細に示す各図であり、図1に示すように、本実施形態の塗布具1は、容器本体としてのマニキュア化粧料噴霧容器2に適用されているもので、爪に液状のマニキュア化粧料を塗布するためのものである。
マニキュア化粧料噴霧容器2は、所謂エアゾール容器であり、有底筒状の収容部2aの上部開口にバルブ(不図示)が装着されているもので、収容部2a内に例えば窒素ガス等の圧縮ガスや例えばジメチルエーテル等の液化ガスが内容物として充填され、バルブに連結される上部の押ボタン2bが押圧されることでバルブが開とされ、収容部2a内のガスが、バルブを介し、図2及び図4に示すように、連通孔2cを通して、吐出口2dから噴射されるように構成されている。この吐出口2dは、押ボタン2bの周面の所定位置に開口されている。
また、噴霧容器2には、押ボタン2bの吐出口2dを囲繞するように環状溝部2fが凹設されると共に、この環状溝部2fにより囲まれる突部2gが形成され、この環状溝部2fの外周面に、塗布具1を着脱可能に装着するための雌螺子部2eが形成されている。
噴霧容器2に着脱可能に装着されている塗布具1は、図3に示すように、全体形状が短尺の筆記具の如き丸棒状を成し良好な外観を呈するもので、図1及び図2に示すように、その露出部がキャップ3により覆われ保護されている。このキャップ3は着脱可能とされ、塗布具1の使用時には、図3に示すように取り外される。
この塗布具1は、図2及び図4〜図6に示すように、円筒状のホルダ4と、このホルダ4の先端から突出するブラシ5と、このブラシ5に進入するパイプ6と、ホルダ4内に収容されパイプ6を保持するパイプホルダ7と、このパイプホルダ7を後方側へ付勢する付勢手段としての圧縮バネ8と、を備えている。
円筒状に構成されるホルダ4は、先端部分4aと、これを除く本体部分4bと、に分割されている。先端部分4aは、図2に示すように、その先端側の前半部4cが先細りの中空円錐台状とされ、これに続く後半部4dが円筒状とされ、この後半部4dの内周面に、本体部分4bに着脱可能に装着するための雌螺子部4eを備えている。
本体部分4bは、その先端部4fが小径の円筒状とされて先端部分4aの後半部4dに内挿され、この先端部4fに段差面を介して続く大半部4gが、先端部4fより内、外周面が各々大径とされる円筒状とされている。本体部分4bの先端部4fは、その内径が、先端部分4aの前半部4cの内径と略同一とされ、その外周面に雄螺子部4hを備え、この雄螺子部4hに先端部分4aの後半部4dの雌螺子部4eが螺合することで、本体部分4bに先端部分4aが着脱可能に装着されている。
この本体部分4bの大半部4gは、その後端部の外周面に雄螺子部4iを備え、図2及び図4に示すように、この雄螺子部4iが押ボタン2bの環状溝部2fに進入し雌螺子部2eに螺合することで、塗布具1(ホルダ4)が噴霧容器2に着脱可能に装着されている。
また、本体部分4bの大半部4gは、その外周面の押ボタン2b寄りの位置に環状突部4jを備え、上記キャップ3が、この環状突部4jに突き当てられた状態で、図1及び図2に示すように、ホルダ4に着脱可能に装着されている。
また、本体部分4bの大半部4gは、図2に示すように、その内周面の軸線方向中程の位置に、パイプホルダ7の前進限及び後退限として機能する環状突部4kを備えている。
ブラシ5は、ブラシの各々の後端部を束ねて溶着し纏めたもので、その先端部がホルダ4の先端から突出し、この先端部より後側の部分がホルダ4に内挿され、その束ねた後端部5aが、ホルダ4の本体部分4bの先端部4fと大半部4gとの間の内周段差面4lに突き当てられた状態で、本体部分4bに固着されている。
パイプ6は、例えばステンレス等で構成され、噴霧容器2の内容物が通過可能とされる円筒状の管であり、ブラシ5の後端から途中迄進入するように配置されている。このパイプ6は、ブラシ5に対する進入部分より後部側が、後方側へ延在している。
パイプホルダ7は、円筒状を成し、ホルダ4の本体部分4bの大半部4gに摺動可能に内挿されている。このパイプホルダ7の内周面は、その先端側の前半部が大径孔7aに構成され、これに続く後半部が小径孔7bに構成され、この大径孔7aをパイプ6が通り、小径孔7bにパイプ6の後端部が圧入されて保持されている。
このパイプホルダ7の外周面には、その先端側に、ホルダ4の環状突部4kに当接することでパイプホルダ7の後端限として機能する環状突部7cが形成されていると共に、その後端側に、ホルダ4の環状突部4kに当接することでパイプホルダ7の前進限として機能する環状突部7dが形成されている。
このパイプホルダ7は、その先端側がホルダ4の後側から内挿され、パイプホルダ7の環状突部7cが、ホルダ4の環状突部4kを乗り越えるように押し込まれることで、ホルダ4内に収容されている。
また、このパイプホルダ7を後方側へ付勢する圧縮バネ8は、パイプホルダ7の大径孔7aに内挿されるようにして、ブラシ5の後端面との間に配設されている。
そして、この状態、すなわち塗布具1が噴霧容器2に装着されている図2〜図4に示す状態にあっては、パイプホルダ7の後端面が、押ボタン2bの吐出口2dを含む突部2gに押圧されて、パイプホルダ7は、その環状突部7dがホルダ4の環状突部4kに突き当たる前進限まで前進すると共に、パイプ6の後端が、押ボタン2bの吐出口2dに連通する状態とされている。この状態では、圧縮バネ8は、ブラシ5の後端面とパイプホルダ7との間で圧縮され付勢力が蓄えられ、パイプ6の先端は、ホルダ4の先端と略同じ位置にある。
一方、この塗布具1を噴霧容器2から取り外す場合には、塗布具1を回転し、塗布具1の雄螺子部4iと噴霧容器2の雌螺子部2eとの螺合を解除すれば良い。
このようにして塗布具1が噴霧容器2から取り外されると、図5に示すように、圧縮されていた圧縮バネ8が解放され、この圧縮バネ8の付勢力により、パイプホルダ7が後方側へ摺動し、図5及び図8に示すように、その環状突部7cがホルダ4の本体部分4bの環状突部4kに突き当たる後退限(所定位置)まで後退する。この状態では、パイプホルダ7の後端面はホルダ4の後端面から後方へ突出することはなく、また、パイプ6の先端は、ホルダ4の本体部分4bの先端と略同じ位置又は本体部分4bの先端より後方側の位置に後退している。
次に、このような塗布具1を備えるマニキュア化粧料噴霧容器2の使用ついて以下に説明する。先ず、爪にグラデーション等の絵柄を描く場合について述べる。
この場合には、塗布具1を、図3に示すように、噴霧容器2に螺子込み装着した状態で、マニキュア化粧料が入っているボトル容器(不図示)にブラシ5の先端部を浸け、当該マニキュア化粧料をブラシ5の先端部に染み込ませる。この時、パイプ6の後端は吐出口2dと連通状態にある。
そして、ブラシ5の先端を爪の近くまで持っていき、噴霧容器2の押ボタン2bを押す。すると、噴霧容器2内のガスが、連通孔2c、吐出口2d、パイプ6を通して噴射され、ブラシ5の先端部に染み込んでいるマニキュア化粧料が、噴射されるガスに随伴されて爪に噴霧されて塗布され、グラデーション等の絵柄を描くことができる。
ここで、ブラシ5の先端部に染み込ませたマニキュア化粧料は、ブラシ5の先端部からブラシ5の後端部側へと染み込んでいき、パイプ6の先端から前方側のブラシ部分に染み込んだマニキュア化粧料は、パイプ6の先端から噴射されるガスに押し出されて噴霧され、パイプ6の先端から後方側のブラシ部分に染み込んだマニキュア化粧料は、パイプ6の先端から噴射されるガスに引き出されるようにして(引っ張られて)噴霧される。
このような噴霧の形態にあって、パイプ6の先端が、ホルダ4の先端と略同じ位置にあるため、パイプ6の先端が他の位置にある場合に比して、噴霧される霧の粒子が細かく綺麗な噴霧とされ、綺麗なグラデーション等の絵柄が描かれる。
なお、マニキュア化粧料は、本実施形態のように圧縮ガスや液化ガスによる噴射に随伴される場合で爪にグラデーション等の絵柄を描く場合には、水溶性が特に好ましいが、例えば酢酸ブチル等の溶剤系であっても良い。また、塗布具1によるマニキュア化粧料の他の塗布の形態として、ブラシ5により直接爪に絵柄を描くことも可能である。この場合には、塗布具1を噴霧容器2から取り外した状態で、ブラシ5の先端部にマニキュア化粧料を染み込ませ爪にブラシ5で直接絵柄を描けば良い。
ところで、前述のように、噴霧容器2のガス噴霧によりマニキュア化粧料を塗布する場合にあっては、塗布後に放置しておくと、ブラシ5に染み込んで残るマニキュア化粧料が固化し、綺麗な絵柄が描けなくなる。そこで、ブラシ5の洗浄が必要となるが、本実施形態のような使用の形態にあっては、ホルダ4の先端から突出しているブラシ5の先端部のみを洗浄しただけでは、ホルダ4の先端部分4a(詳しくは先端部分4aの前半部4c)に覆われているブラシ部分に染み込み固化したマニキュア化粧料が洗浄できずに残り、このホルダ4の先端部分4aに覆われているブラシ部分に固着したマニキュア化粧料により、ブラシ5のマニキュア化粧料の含み量が少なくなり、綺麗な絵柄を描けなくなる。このため、当該部分も洗浄することが必要となる。以下に、本実施形態のブラシ5の洗浄について述べる。
先ず、図5に示すように、塗布具1を噴霧容器2から取り外し、次いで、図7に示すように、ホルダ4の先端部分4aと本体部分4bとを相対回転することで、先端部分4aの雌螺子部4eと本体部分4bの雄螺子部4hとの螺合を解除し、先端部分4aを本体部分4bから取り外す。
この状態にあっては、図7及び図8に示すように、先端部分4aにより覆われていたブラシ部分が露出する。従って、この露出するブラシ部分に染み込み固化したマニキュア化粧料が、確実且つ容易に洗浄される。また、洗浄水流や水流に対する角度を調整することで、ブラシ5の付け根の方も容易に洗浄することができる。
また、この洗浄にあっては、前述したように、本体部分4が噴霧容器2から取り外され、図8に示すように、パイプ6の先端が、ホルダ4の本体部分4bの先端と略同じ位置又は本体部分4bの先端より後方側の位置に後退しているため、パイプ6の先端と手等との接触が回避され、安全性が高められていると共に洗浄時の外力からパイプ6が保護されている。
そして、洗浄が終わったら、ホルダ4の先端部分4aと本体部分4bとを相対回転することで、先端部分4aの雌螺子部4eと本体部分4bの雄螺子部4hとを螺合し、先端部分4aを本体部分4bに装着すれば良い。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態においては、ホルダ4の先端部分4aと本体部分4bとの着脱可能な係合、ホルダ4と噴霧容器2との着脱可能な係合を、螺合としているが、例えば凹凸等の係合部によるものであっても良い。
また、上記実施形態においては、噴霧容器2に塗布具1を着脱可能に装着し、噴霧容器2から圧縮ガスや液化ガスを吐出することで、塗布具1を構成するブラシ5のその先端部に染み込ませたマニキュア化粧料を、噴射されるガスと共に噴霧するマニキュア化粧料噴霧容器2に対する適用を述べているが、噴霧容器2内にマニキュア化粧料を充填し、噴霧容器2からマニキュア化粧料を噴射するマニキュア化粧料噴霧容器に対しても適用可能である。また、特に好適であるとして、塗布物をマニキュア化粧料としているが、マニキュア化粧料に限定されるものではなく、塗布物を他の液状化粧料とすることも可能であり、この液状化粧料を噴霧容器から噴射する場合にも適用可能である。
また、上記実施形態では、特に好適であるとして、ブラシ5及びパイプ6を有し、容器本体としての噴霧容器2からの噴射により噴霧容器2内の内容物をブラシ5を通して噴霧する塗布具1であって、特に、ホルダ4により覆われているブラシ部分に当該内容物が固化しやすい塗布具1について述べているが、本発明の塗布具1は、例えば、特開2000−262324号公報に記載されているような液状化粧料押出容器に対して適用することも可能である。具体的には、液状化粧料が充填される充填領域を内部に備える本体筒と、この本体筒の後端部に相対回転自在に設けられる操作筒とを使用者が相対回転すると、筒内に構成される押出機構としての螺合機構及び回り止め機構並びに一方向の回転を許容するラチェット機構に従って、充填領域に配設されるピストンが本体筒の先端に向かって順次繰り出され、充填領域の液状化粧料を先端に向かって順次押し出す容器本体のその先端部に対して適用(着脱可能に装着)することも可能である。また、塗布具1は、筒状の容器本体の後端にノック可能に設けられるノック部のノックにより、液状化粧料を押し出し吐出していく液状化粧料押出容器等に対しても適用が可能であり、さらには、種々の内容物、種々の容器本体に対して適用することが可能である。
本発明の実施形態に係る塗布具を備えたマニキュア化粧料噴霧容器を示す斜視図である。 図1中の塗布具及びこれを装着した噴霧容器の押ボタンを抽出して示す縦断面図である。 図2に示す塗布具及び押ボタンの斜視図であり、塗布具のブラシキャップを外した状態を示す斜視図である。 図3の破断斜視図である。 図4の噴霧容器の押ボタンから取り外された塗布具を示す破断斜視図である。 図5に示す塗布具の分解斜視図である。 図5の塗布具からホルダの先端部分を取り外した状態を示す斜視図である。 図7に示す塗布具の縦断面図である。
符号の説明
1…塗布具、2…マニキュア化粧料噴霧容器(容器本体)、2d…吐出口、4…ホルダ、4a…ホルダの先端部分、4b…ホルダの本体部分、5…ブラシ、6…パイプ、7…パイプホルダ、8…圧縮バネ(付勢手段)。

Claims (4)

  1. ブラシと、
    内容物を内部に収容し当該内容物を吐出可能に構成される容器本体に対して着脱可能とされると共に、筒状を成しその先端から前記ブラシの先端部が突出した状態で当該ブラシの後部側を筒内に保持するホルダと、
    前記内容物が通過可能とされ、前記ブラシの後端から途中迄進入するパイプと、
    前記ホルダ内に摺動可能に収容されると共に、前記パイプの前記ブラシに対する進入部分より後部側を保持するパイプホルダと、
    前記パイプホルダを後方側へ付勢する付勢手段と、を具備し、
    前記ホルダが前記容器本体に装着されると、前記パイプの後端が前記容器本体の前記内容物を吐出する吐出口に連通すると共に前記付勢手段が付勢力を蓄え、
    前記ホルダが前記容器本体から取り外されると、前記付勢手段の付勢力により、前記パイプホルダが、所定位置迄後退することを特徴とする塗布具。
  2. 前記ホルダは、その先端部分が、これを除く本体部分に対して着脱自在に構成されていることを特徴とする請求項1記載の塗布具。
  3. 前記ホルダが前記容器本体から取り外された状態では、前記パイプの先端は、前記ホルダの前記本体部分の先端と略同じ位置又は前記本体部分の先端より後方側の位置に後退していることを特徴とする請求項2記載の塗布具。
  4. 前記内容物は、圧縮ガス又は液化ガスであり、
    前記ガスは、前記パイプを通して前記ブラシに吐出され、このブラシの先端部に染み込ませた液状化粧料が前記ガスに伴って噴霧されることを特徴とする請求項3記載の塗布具。
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