JP3990921B2 - インクジェット記録装置及び該装置の制御方法 - Google Patents

インクジェット記録装置及び該装置の制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報管理方法及び該情報管理方法を用いたインクジェット記録装置に関し、詳しくはインクジェット記録装置の稼動情報を管理する方法及び当該方法を用いたインクジェット記録装置及び該装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
記録装置で記録を行う上で、記録途中でのインク切れは好ましくない事態である。そこで、この事態を防ぐべく、次のようにしてインクの残量管理が行われてきた。例えば、記録ヘッドに配列された複数のノズルからインクを吐出するインクジェット記録装置のうち、各ノズル内部のインクが充填された空間の一部にヒータを配置し、このヒータに瞬間的に電圧を加えることで発生する気泡の圧力によりノズルからインクを吐出させるバブルスルー方式を用いたものでは、特許第2752402号公報に示されるように、吐出するインク滴の数をドット数としてカウントし、このカウント値をインクカートリッジに搭載された書き換え可能な不揮発メモリ(EEPROM)に書き込んで、「1回の吐出量×ドット数」が1回の吐出で消費されたインク量として、前回のインク総量から引くことでインクの残量を求めている。さらに記録ヘッドを常に正常な状態に保つためには、定期的に予備吐出や吸引などの回復処理を行う必要があり、これによってもインクが消費されるため、回復処理でのインク消費量もインク残量管理に反映されている。このようにして求めたインク残量は、インクカートリッジ内のEEPROMに保存されるので、当該インクカートリッジが他の記録装置に付替えられても、常に本体側に自身のインク残量を伝えることができる。一方、インクジェット記録装置本体側も、本体を常に正常な状態に保つために、本体の稼動状況を正確に把握しておかなければならない。そこで、記録ヘッドの総吐出数や回復処理の実施回数などの本体稼動量情報を定期的に本体側に設けられたEEPROMに保存し、この情報をもとにしてユーザに記録ヘッド交換時期を警告したり、廃インク量の管理などを行っている。また、例えば、特開平6−64187号公報に示されるように、記録ヘッドの記録走査回数をカウントし、これが予め設定された設定走査回数を越えた場合には、記録ヘッドの耐久限界が近づいていると判断し、ユーザに記録ヘッドの交換を告知する手段を設けている。
【0003】
ところが、近年では記録ヘッド等の耐久能力が向上しているので、本体側のEEPROMへの本体稼動量情報の書き込み回数も以前の装置に比べて多くなってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、インクジェット記録装置本体側のEEPROMが許容可能な書き込み回数を実際の書き込み回数が上回る、すなわちオーバーフロー状態になると、本体側EEPROMに本体稼動量情報を書き込みきれなくなってしまい、最新情報に更新できないという問題が発生する。この問題を解決するため、今までは1ページ記録するごとに行っていた本体側EEPROMへの本体稼動量情報の書き込みを、例えば10ページ記録する毎に1回書き込むなどして一定周期単位で書き込み回数を間引くことが考えられるが、これにより以下の新たな問題が発生する。
【0005】
記録ページ等が設定した一定量に満たないうちに電源を切ってしまうと、本体側EEPROMに保存されているデータが最新の値に更新されない状態となってしまい、保存されているデータ値と実際の状況との間に誤差が生じてしまう。仮に、10ページに1回記録装置本体側EEPROMに本体稼動量情報を書き込むと設定したとき、1日9ページ記録し、記録終了時に電源を切ってしまうと、EEPROMに保存されている本体稼動情報は更新されずに終了することになり、9ページ分の誤差が発生する。さらにこの行為が10日続くと実際の値から90ページ分のデータ量の誤差が生じてしまうことになる。
【0006】
この問題を解決するために、記録装置本体側EEPROMだけでなく、本体から着脱可能なインクカートリッジに搭載されたEEPROMの未使用の領域を利用することが考えられる。インクカートリッジに搭載されたEEPROMは前述したように、インク残量情報を保存しているが、インク残量情報に要するメモリ量は全体の容量、例えば約1Kバイトのうちの100バイト程に過ぎず、残りは空き容量で利用されていない。この空き容量は、本体に保持される本体稼動量情報を書き込むのに十分な量である。そこで、1ページ記録する毎の本体稼動量情報をインクカートリッジ側EEPROMに保存し、10ページ単位など一定周期毎に本体側EEPROMに保存のデータ値を更新することで前記問題を解決できる。しかし、インクカートリッジは取り外し可能なので、記録装置本体側EEPROMのデータが更新される前にインクカートリッジを交換されてしまうと前記情報が不明となってしまうという問題がある。さらに、常にインクカートリッジ側が保存するデータが本体側に反映されるとすると、新しいインクカートリッジが保持しているデータ値は0なので、交換後、電源が投入され最初の10ページを記録した状態で本体側EEPROMのデータが更新された場合、本来ならば交換前のデータ値に累積されるべき値が、交換後記録した10ページ分しか反映されず、誤差が発生してしまう。
【0007】
本発明はこのような上記従来の問題に鑑みてなされたもので、記録情報において本体EEPROMへの書き込み回数を低減させつつ、AC電源切断時においてのデータの誤差を抑えること、および、インクカートリッジ交換時においてのデータの誤差を抑えることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のインクジェット記録装置は、インクジェット記録ヘッドへ供給するインクを貯蔵するインクタンクと書き込み回数に制限のある第1不揮発性メモリ備えたインクカートリッジが着脱可能に接続され、インクジェット記録ヘッドにより記録を行うインクジェット記録装置であって、書き込み回数に制限のある第2不揮発性メモリと、記録動作を所定量行うごとに、インクジェット記録ヘッドの動作に関する情報を第1不揮発性メモリに記憶させる第1の記憶制御手段と、前記第1の記憶制御手段が所定の複数回記憶させるごとに、前記インクジェット記録ヘッドの動作に関する情報を前記第2不揮発性メモリに記憶させる第2の記憶制御手段と、インクカートリッジが交換されたか否かを判断する判断手段と、を有し、前記インクジェット記録装置が起動されたときに、前記判断手段によりインクカートリッジが交換されていると判断された場合には、第1不揮発性メモリに記憶されている情報を前記第2不揮発性メモリに記憶されている情報で更新することを特徴とする。
【0009】
また、本発明のインクジェット記録ヘッドへ供給するインクを貯蔵するインクタンクと書き込み回数に制限のある第1不揮発性メモリを備えたインクカートリッジが着脱可能に接続されるとともに、書き込み回数に制限のある第2不揮発性メモリを有し、インクジェット記録ヘッドにより記録を行うインクジェット記録装置の制御方法であって、記録動作を所定量行うごとに、インクジェット記録ヘッドの動作に関する情報を第1不揮発性メモリに記憶させる第1の記憶制御工程と、前記第1の記憶制御工程にて所定の複数回記憶させるごとに、前記インクジェット記録ヘッドの動作に関する情報を前記第2不揮発性メモリに記憶させる第2の記憶制御工程と、インクカートリッジが交換されたか否かを判断する判断工程と、前記インクジェット記録装置が起動されたときに、前記判断工程においてインクカートリッジが交換されていると判断した場合には、第1不揮発性メモリに記憶されている情報を前記第2不揮発性メモリに記憶されている情報で更新する工程と、を有することを特徴とする。
【0010】
以上の構成によれば、最新の本体稼動量情報はインクカートリッジ内の記憶部に保存し、一定周期で本体記憶部にも保存することで本体記憶部で消費されるメモリ量を抑えることができ、本体記憶部のオーバーフローを防ぐ。さらに、本体電源切断後、再起動したときに本体記憶部及びインクカートリッジ内の記憶部双方が保存している本体稼動量情報を比較し、より最新のデータを本体制御手段は採用することで、電源切断によるデータの誤差の発生を抑えることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、以下に図面を参照して説明する。
【0012】
(実施形態1)
図1は、インクジェット記録装置の構造を示す模式図である。
【0013】
1はインクカートリッジであり、インクタンク11と不揮発メモリであるEEPROM12を内蔵している。このインクカートリッジ1はコネクタ5を介してインクジェット記録装置本体2と着脱可能に接続される。インクカートリッジ1がインクジェット記録装置本体2に接続されると、インクタンク11は、チューブ6を介して記録ヘッド3と連通し、インクタンク11内のインクが記録ヘッドへ供給される。
【0014】
記録ヘッド3は不図示のキャリッジに搭載されており、このキャリッジが記録媒体上を不図示のガイドラインに沿って一定方向に走査する。この走査の時、記録ヘッド3から記録媒体に対し、インクが滴として吐出されることで記録が行われる。キャリッジが1走査すると、記録媒体はキャリッジの走査方向に対して垂直な方向に一定量だけ搬送される。このようにキャリッジの走査による記録と記録媒体の搬送とを交互に繰り返すことにより、記録媒体全体に記録を行うことができる。
【0015】
記録ヘッド3の記録媒体と対峙する面には複数のノズルが前記記録媒体の搬送方向と平行に1列または複数列で配置されている。各ノズルの一部には電気熱変換体であるヒータが設けられており、吐出口からヒータ配置部分は常にインクが充填されている。記録時にはこのヒータを発熱させ、インク中に瞬間的に気泡を発生させ、該気泡の生成圧力によって一定量のインクを滴として吐出する。
【0016】
4は回復処理部であり、記録ヘッドのノズル面の状態を良好なものとするべく、定期的に記録ヘッドに対して回復処理を行う。本実施形態では回復処理部4は記録領域外のキャリッジが移動可能な場所に設けられている。キャリッジは走査回数が所定回数に到達すると、回復処理部4まで移動し、記録ヘッドが予備吐出を行う。この予備吐出により、ノズル内の増粘したインクを除去することができる。さらに、記録動作を開始する前などには記録ヘッドのノズル面を不図示の吸引キャップによって密閉し、吸引ポンプによってノズル内に圧力をかけることによってノズル部分に固着したインクや塵埃を除去する吸引処理も行われる。これらの回復処理を実施することにより、記録ヘッドのノズルを常に良好な状態に保つことができる。さらに、キャリッジの走査領域に不図示のブレードを設け、記録走査の際にブレードによりノズル面をワイピングするようにしてもよい。
【0017】
次に、インクカートリッジ側のEEPROM及び本体側のEEPROMのそれぞれが保持するデータ及びそのデータの装置内での流れについて説明する。
【0018】
図2は、インクジェット記録装置の電気的構成を示す模式図である。
【0019】
10はCPUで、インクジェット記録装置2全体の各部分を統合的に制御している。したがって、ホストコンピュータ等から画像データが入力されると、CPU10は不図示の画像データ処理部で画像データを記録に即した記録情報に変換させ、この変換した記録情報を記録ヘッド3に送り、記録ヘッド3はこの記録情報に従い、所定のノズルよりインク滴を吐出して記録を行う。
【0020】
13は本体側EEPROMであり、本体内で行われた累積吐出回数、回復処理後に行われた吐出回数、記録ヘッドから記録のために要した累積吐出回数、予備吐において行われた累積総吐出回数等といった本体稼動情報を保存している。この本体稼動量情報は記録動作が行われるたび、あるいは回復処理が行われるたびにCPU10から送られてきて、毎回保存すべきなのであるが、空き容量が毎回の書き込みを許容するには十分でない。なお、この本体稼動量情報をもとにして、CPU10は回復吸引処理の実施指令を出したり、ヘッド交換時期をユーザに警告したり、廃インク量を管理している。
【0021】
一方、インクカートリッジ側EEPROM12は、吐出回数や回復処理回数などを用いて求めたインク残量情報を保持している。インクタンク11内のインク量でA4サイズ普通紙約2000枚が記録可能であり、この枚数分のインク残量情報を保存するために要するメモリ量は、EEPROM12の全体の容量、約1Kバイトのうちの100バイト程に過ぎない。そして、空き容量は、本来ならば本体に保持されるべき本体稼動量情報を書き込むのに十分な量である。そこで本発明では、インクカートリッジ側EEPROM12にインク残量情報に加え、本体稼動量情報を保存するものとする。CPU10は、例えば1ページ記録するごとに本体稼動量情報をインクカートリッジ側EEPROMに書き込み、本体側EEPROMへは10ページごとに行うとする。このようにして、本体側EEPROMへの書き込み回数を低減させている。
【0022】
しかしながら、課題でも述べたように、単に本体稼動情報をインクカートリッジ側EEPROM12に書きこむだけでは、インクカートリッジ1を交換されると、今までインクカートリッジ側EEPROMに保存されてきた本体稼動情報がなくなり、CPU10は正確な本体稼動量情報を得ることができなくなる。本発明はそのような事態による現状値とEEPROM保存値との間の誤差を最小限にするため、インクカートリッジ側EEPROM12でのデータ保存において、次のような処理を行っている。
【0023】
図3は本体稼動情報保存処理の流れを示すフローチャートである。
【0024】
まず、AC電源が投入されると、記録動作を開始する前に、今まで本体側、インクカートリッジ側それぞれのEEPROMに保持されてきた本体稼動量情報のデータ値を比較する(ステップT1)。本実施形態では、ドットカウント値(累積吐出回数)を比較する。本体側のドットカウント値のほうがインクカートリッジ側のドットカウント値よりも多い場合、CPUは本体側の保持データを本体稼動量情報として採用する(ステップT2)。一方、カートリッジ側のドットカウント値の方が多い場合は、カートリッジ側の保持データを本体稼動量情報として採用する(ステップT3)。
【0025】
これは、ドットカウント値が多い方がより最新のデータであるので、AC電源切断直前のデータを保持していたのがどちらのEEPROMであったかを判断し、AC電源切断時における誤差を抑えるものである。例えば、インクカートリッジが新しいものに交換されている場合はインクカートリッジ側EEPROMが保持しているドットカウント値は0となり選択されない。しかしながら、この状態で記録動作に入っても、インクカートリッジ側EEPROMが保持するデータには交換前のインクカートリッジの保持するデータが反映されていないため、誤差が改善されない状態が続く。そこで、本体側EEPROMが保持しているデータでインクカートリッジ側EEPROMのデータ値を更新する(ステップT4)。
【0026】
そして、記録動作を開始し(ステップT5)、1ページ分の記録が終了すると(ステップT6)、ドットカウント値等本体稼動量情報をインクカートリッジ側EEPROMへ書き込む(ステップT7)。そして、このドットカウント値等をインクカートリッジ側EEPROMへ書き込む行為が10の倍数回に到達すると(ステップT8)、すなわち10ページ記録する毎に、CPUは最新のドットカウント値等の本体稼動情報をインクカートリッジ側EEPROMだけでなく、本体側EEPROMにも書き込む(ステップT9)。この処理は画像データ全てを記録し終えるまで行われる(ステップT10)。このようにして、10ページ単位で本体側EEPROMは最新のデータに更新されることになる。
【0027】
このようなAC電源投入後記録開始前までのステップT1からT4の処理によって、データの誤差はどの程度までに抑えることができるか、具体例を挙げて説明する。例えば、10ページ単位での本体側EEPROMのデータ更新が行われた直後にAC電源を切断した場合、本体側EEPROM内に保持されたドットカウント値とインクカートリッジ側EEPROM内に保持されたドットカウント値は等しい値になる。この状態でAC電源を投入すると、「インクカートリッジ側保持値=本体側保持値」となり、本体側データが採用される。なお、どちらのEEPROM内に保持された本体稼動情報を採用しても誤差は生じない。一方、本体側EEPROMのデータ更新が行われる前、例えば9ページ記録した時点でAC電源を切断した場合において、本体側EEPROM内に保持したカウント値には、直前のデータは反映されていないので、9ページ前の状態である。したがって、インクカートリッジが交換されないで電源投入されると、インクカートリッジ側EEPROMが保持するドットカウント値の方が、本体側EEPROMが保持するドットカウント値よりも大きくなり、CPUは値の大きいインクカートリッジ側の保持値を採用するので誤差が発生しない。しかし、新しいインクカートリッジに交換されて電源が投入された場合、新たに装填されたインクカートリッジのEEPROMが保持するカウント値は0となる。したがって、本体側EEPROM内のカウント値がインクカートリッジ側EEPROM内のカウント値より大きくなるので、本体側の保持値が採用されるが、実は9ページ分の誤差があり、電源切断直前の正確な値ではないのは明らかである。しかしながら、ステップT4で本体側のデータ値をインクカートリッジ側へ反映させるので、次回たとえ、10ページ未満の記録で電源が切断されても、本体側EEPROMのデータ値よりも大きくなり、インクカートリッジ側のデータ値が採用される。すなわち、従来はインクカートリッジを交換した後、本体側のデータで更新するステップがなかったため、一度交換すると、それ以降常に本体側のデータ値がインクカートリッジ側を上回るという減少が続く可能性があり、誤差も累積していくこととなったが、本発明では誤差を最大でも9ページ程度に抑えることができ、従来に比べて誤差を小さく抑えることができる。
【0028】
なお、ステップ5からステップ10の処理は本体側EEPROMへの書き込み回数低減のためのものである。本実施形態ではステップ6で1ページごとにデータを更新するようにしているが、1ページ毎という設定は実施例の説明のため適当な情報量として設定した値であり、本発明はこの値に制限されるものではない。また、ステップ8において、本体稼動量情報を10回に1回本体側EEPROMに書き込むとしたが、ここでの10回に1回という設定は実施例の説明のため適当な情報量として設定したものであり、本発明はこの値に制限されるものではない。
【0029】
さらに、実施形態1では本体側EEPROMとインクカートリッジ側EEPROMに保存されている本体稼動量情報のどちらがより新しいかを確認するためにドットカウント値(累積総吐出回数)を比較しているが、本発明はこれに限定されず、回復処理がおこなわれた後、次の回復処理が行われるまでの累積総吐出回数であってもよいし、記録ヘッド交換までの累積総吐出回数であってもよいし、予備吐出処理における累積吐出回数であってもよい。ただし、これらのデータを用いる場合は、回復処理が行われる毎に、または記録ヘッドが交換される毎に、本体側EEPROM及びインクカートリッジ側EEPROMのデータをクリアする必要がある。これらのデータはそれぞれインクジェット記録装置の性能を維持する上で、重要な判断材料となるものであり、これら以外にもこのような趣旨のデータであればいかなるものであってもよい。
【0030】
(実施形態2)
実施形態1では、インクジェット記録装置起動時に、本体側、インクカートリッジ側それぞれのEEPROMに保持されている本体稼動情報のうち、ドットカウント値の大きい方が最新情報であると判断し、そちらのデータを採用することとしているが、本実施形態ではインクカートリッジ側EEPROMに固有IDを設定し、本体側EEPROMにその固有IDを予め記憶しておき、電源投入時には本体側が記憶している固有IDとインクカートリッジ側EEPROMの固有IDとを比較し、両者が一致した場合はインクカートリッジの交換がなかったと判断し、一致しなかった場合はインクカートリッジの交換があったと判断する。
【0031】
図4は、本実施形態のデータ処理を示すフローチャートである。
予め、インクカートリッジ側EEPROMには固有IDが設定されている。この固有IDはインクカートリッジ毎に異なっており、同じ値をとらない十分な数が用意されてあるものとする。また、固有IDはEEPROM内の特定のアドレスに保存されているとする。
【0032】
AC電源が投入されると、CPUはインクカートリッジ側EEPROMの固有IDを読み取り、その値が電源投入前の値と同一か否かを判断する(ステップS1)。同一であった場合は、インクカートリッジは交換されていないと判断し、インクカートリッジ側EEPROMが保持している本体稼動量情報を採用する(ステップS2)。一方、異なる場合は本体側EEPROMが保持している本体稼動量情報を採用する(ステップS3)。さらに、本体側EEROMが保持している本体稼動量情報でインクカートリッジ側EEPROM内のデータを更新する(ステップS4)。そして、記録動作を開始し(ステップS5)、実施形態1と同様に1ページ分の記録が終了するごとに(ステップS6)、本体稼動量情報をインクカートリッジ側EEPROMに保持する(ステップS7)。そして、保持回数が10の倍数回ごとに(ステップS8)本体側EEPROMの本体稼動量情報を更新する(ステップS9)。そして、この動作は画像データをすべて記録するまで繰り返される(ステップS10)。
【0033】
なお、CPUは定期的にインクカートリッジEEPROMの固有IDを読み込み、その値を本体側EEPROMの所定のアドレスに保存しておくものとする。また、ステップS1でインクカートリッジ側EEPROMの固有IDが前回までの値と異なった場合、インクカートリッジは交換されていると考え、ステップS4の処理を行うとともに、新たなインクカートリッジ側EEPROMの固有IDを本体側EEPROMの所定のアドレスに保存すると、インクカートリッジが交換されるごとに、本体側が認識している固有ID値を更新することができる。
【0034】
このように、インクカートリッジ毎に固有のIDを設け、そのIDを確認することで、インクカートリッジが交換されたか否かが分かり、データ管理をする上でより正確にデータを確認することができる。よって、誤差を実施形態1と同様に抑えることができる。
【0035】
(その他)
なお、本発明は、特にインクジェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすものである。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が達成できるからである。
【0036】
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許第4723129号明細書,同第4740796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細書,同第4345262号明細書に記載されているようなものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載されている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0037】
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第4558333号明細書,米国特許第4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59−138461号公報に基いた構成としても本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録を確実に効率よく行うことができるようになるからである。
【0038】
さらに、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのような記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによってその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0039】
加えて、上例のようなシリアルタイプのものでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0040】
また、本発明の記録装置の構成として、記録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できるので、好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げることができる。
【0041】
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対応して複数個数設けられるものであってもよい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるかいずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0042】
さらに加えて、以上説明した本発明実施例においては、インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もしくは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよい。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せしめることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化するインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も本発明は適用可能である。このような場合のインクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明においては、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0043】
さらに加えて、本発明インクジェット記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上に説明した通り、本発明を用いることにより、最新の本体稼動量情報はインクカートリッジ内の記憶部に保存し、一定周期で本体記憶部にも保存することで本体記憶部で消費されるメモリ量を抑えることができ、本体記憶部のオーバーフローを防ぐ。さらに、本体電源切断後、再起動したときに本体記憶部及びインクカートリッジ内の記憶部双方が保存している本体稼動量情報を比較し、より最新のデータを本体制御手段は採用することで、電源切断によるデータの誤差の発生を抑えることができる。
【0045】
また、インクカートリッジが交換されても、データの誤差を抑えることができる。
【0046】
さらに、インクカートリッジそれぞれに識別番号を設け、その識別番号を認識することで、インクカートリッジが交換された事実を正確に把握することができ、データ管理を的確に行うとともに、誤差を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るインクジェット記録装置を示す模式図である。
【図2】実施形態に係るインクジェット記録装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】電源投入から記録終了までの本体稼動量情報のデータの流れを示すフローチャートである。
【図4】実施形態2における電源投入から記録終了までの本体稼動量情報のデータの流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 インクカートリッジ
2 記録装置本体
3 記録ヘッド
4 回復処理部
5 コネクタ
6 チューブ
11 インクタンク
12 インクカートリッジ側EEPROM

Claims (7)

  1. インクジェット記録ヘッドへ供給するインクを貯蔵するインクタンクと書き込み回数に制限のある第1不揮発性メモリ備えたインクカートリッジが着脱可能に接続され、インクジェット記録ヘッドにより記録を行うインクジェット記録装置であって、
    書き込み回数に制限のある第2不揮発性メモリと、
    記録動作を所定量行うごとに、インクジェット記録ヘッドの動作に関する情報を第1不揮発性メモリに記憶させる第1の記憶制御手段と、
    前記第1の記憶制御手段が所定の複数回記憶させるごとに、前記インクジェット記録ヘッドの動作に関する情報を前記第2不揮発性メモリに記憶させる第2の記憶制御手段と、
    インクカートリッジが交換されたか否かを判断する判断手段と、を有し、
    前記インクジェット記録装置が起動されたときに、前記判断手段によりインクカートリッジが交換されていると判断された場合には、第1不揮発性メモリに記憶されている情報を前記第2不揮発性メモリに記憶されている情報で更新することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記判断手段は、第1不揮発性メモリに記憶されている情報と前記第2不揮発性メモリに記憶されている情報とを比較することによりインクカートリッジが交換されたか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 着脱可能に接続されるインクカートリッジはIDが設定されており、
    前記判断手段はインクカートリッジに設定されているIDを確認することによりインクカートリッジが交換されたか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. インクジェット記録ヘッドの動作に関する情報に基づき前記インクジェット記録装置を制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記制御手段は、インクジェット記録ヘッドの回復吸引処理、ヘッド交換時期の警告、廃インク量の管理、の少なくとも一つを制御することを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記インクジェット記録ヘッドの動作に関する情報は、累積総吐出回数、記録ヘッド回復処理後の吐出回数、記録ヘッド交換後の累積吐出回数、予備吐において行われた累積吐出回数、の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. インクジェット記録ヘッドへ供給するインクを貯蔵するインクタンクと書き込み回数に制限のある第1不揮発性メモリを備えたインクカートリッジが着脱可能に接続されるとともに、書き込み回数に制限のある第2不揮発性メモリを有し、インクジェット記録ヘッドにより記録を行うインクジェット記録装置の制御方法であって、
    記録動作を所定量行うごとに、インクジェット記録ヘッドの動作に関する情報を第1不揮発性メモリに記憶させる第1の記憶制御工程と、
    前記第1の記憶制御工程にて所定の複数回記憶させるごとに、前記インクジェット記録ヘッドの動作に関する情報を前記第2不揮発性メモリに記憶させる第2の記憶制御工程と、
    インクカートリッジが交換されたか否かを判断する判断工程と、
    前記インクジェット記録装置が起動されたときに、前記判断工程においてインクカートリッジが交換されていると判断した場合には、第1不揮発性メモリに記憶されている情報を前記第2不揮発性メモリに記憶されている情報で更新する工程と、
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。
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